キックジャガーはタイガーマスクがモデル?なつぞらの漫画は実在?

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朝ドラ「なつぞら」でヒロインなつ(広瀬すず)たちが今制作しているのが、テレビアニメ「魔法少女アニー」です(^^)

なつたちが働く東洋動画のモデルは東映動画ですが、この頃東映動画には「東映魔女っ子シリーズ」と呼ばれる3作品があります。

「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」「魔法のマコちゃん」です(^^)

この中で「魔法少女アニー」に近いのが「魔法使いサリー」でしょうね。

さて、これからなつが作画監督をすることになりますが、作品のタイトルが「キックジャガー」というアニメ。

今回はこのモデルについて考察してみました(^^)

東映動画のどんな作品をモデルにしているのでしょうか?

ネタバレありますのでご注意ください!!

目次

なつぞらでこれからなつが作画監督をするキックジャガーとは?

東洋動画モデルは東映動画アニメーション?【なつぞら】

ネタバレです!

なつ(広瀬すず)が作画監督をすることになるテレビアニメは「キックジャガー」です。

これはキックボクシングを題材にした漫画が原作。

1969年に制作が決まり、1972年に最終回を迎えます。

この「キックジャガー」は、ジャガーの覆面をつけたキックジャガーが、孤児たちのために戦う、というお話。

んん? やっぱりあの作品がモデルかな???

この「キックジャガー」は大ヒット♪最終回をどうするか悩んでいました。

なつはそのころ4歳になっていた娘の優(ゆう)にこう尋ねます。

いろんな敵と戦ってボロボロになった、キックジャガーにあったら何て言う?

すると優はこう答えました。

え~っとね~。もういいよって言う

この言葉になつは閃きました!

そう、もう闘わなくてもいいんだよね!

原作には詳しいディテールはありませんでしたが、なつの提案で「キックジャガー」は感動的な最終回になりました。

さて、感動的な最終回とは???

みなさんはどんなラストを思い描きますか?

もしかしてキックジャガーは死んでしまう?いや、感動的ということは、ハッピーエンドで終わる?

となると、キックジャガーは孤児たちのためにいろんな敵と戦ってきたので、もう戦わなくてもいい、ということは敵が全滅する?

もしくは敵と和解する?

いずれにしてもキックジャガーはリングを去るということでしょうね。

さて、どんな感動的なラストを迎えるのか、今から楽しみです♪

キックジャガーのモデルはタイガーマスクなの?

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なつが作画監督を務めるテレビアニメ「キックジャガー」についてわかっていることをまとめました。

放送されたのは1970年前後

原作はキックボクシングを題材にした漫画

キックジャガーはジャガーのマスクをかぶったキックボクサー

キックジャガーは孤児たちのために敵と戦いボロボロになる

ラストはキックジャガーがもう闘わなくて良くなる感動的なもの

これらのヒントにほぼ当てはまるのが「タイガーマスク」ですね!キックボクシングとプロレスの違いくらいです。

タイガーマスクの原作はプロレス漫画。1969年にアニメ化され、主人公の伊達直人はタイガーのマスクをつけたプロレスラーです。

伊達直人は孤児院出身で、自分が育った孤児院に寄付を続けています。

ね?そっくりでしょ?

ジャガーのマスクをつけてるってだけで、わたしは「タイガーマスク」だ!とピンときましたが、タイガーマスクをご存知ない世代の方も多いと思いでしょうね(^_^;)

なのでタイガーマスクについてご紹介します。

タイガーマスクってどんなお話?

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「タイガーマスク」は梶原一騎さん原作、辻なおきさん作画で、1968年から1971年まで全125話連載された漫画です。

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そして東映動画がテレビアニメ化、1969年から1971年までで全105話となりました。ドラマの年代とだいたい同じですね(^^)

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原作の漫画の連載とほぼ同時進行だったため、途中でアニメが原作に追いついてしまい(^_^;)、終盤は原作とは違ったストーリーとなっています。

タイガーマスクはキックボクシングではなく、プロレスのお話です。当時はプロレスが大人気だったこともあるのでしょう。

それではストーリーです。

主人公の伊達直人は、孤児院「ちびっこハウス」で育ちましたが、子供のときに悪役レスラーを養成する「虎の穴」にスカウトされ入門。

ここでは反則おかまいなしの悪役レスラーを育てるところなので、タイガーマスクも反則をバンバン使うレスラーでした。

ですがレスラーとしてデビューしてからは収入の一部を孤児院へ寄付する優しい青年でもあります。

ところが自分が育った孤児院「ちびっこハウス」が借金で閉鎖の危機にあることを知り、本来虎の穴に払わなければならないお金に手をつけてしまいます。

裏切者と認定されたタイガーマスクは、虎の穴が次々と送り込んでくる敵のレスラーと戦うこととなりました。

最初は反則を使っていたタイガーマスクでしたが、応援してくれる孤児たちのためにも、正統派のレスラーへと転身していきます。

タイガーマスクには、ほかにも魅力的な(?)キャラが登場します。リアルで見ていた(デヘッ笑)わたしが印象に残っている人物をご紹介しますね。

まずは伊達直人と共にちびっこハウスで育ったルリ子です。兄の若月先生とともにちびっこハウスを守っていて、子どもたちからも慕われている存在。タイガーマスクが伊達直人ではないかと思っています。

怖かったのがミスターX。タイガーマスクに次々と刺客を送り込む虎の穴のマネージャーです。

そしてちびっこハウスの一番の元気印、健太。タイガーマスクに憧れている男の子。

タイガーマスクといえば、当時人気だった実在のレスラーが登場するのも楽しみでした。

ジャイアント馬場、アントニオ猪木、坂口征二(坂口憲二さんのお父様です)などが登場しています。

そして気になるラストですが、このようにアニメは終わりました。

なんと虎の穴のボスが、マスクをかぶって最強の悪役レスラーとして登場します!その名も「タイガー・ザ・グレート」。

反則技を使わないタイガーマスクに対し、殺意をもって挑んでくるタイガー・ザ・グレート。

相手の鋭い反則技をかわしたとき、なんとマスクがとれてしまいます!

伊達直人とわかってしまったタイガーマスクは、反則技で猛反撃、とうとうタイガー・ザ・グレートにとどめを刺してしまいました。

試合後このことを反省した伊達直人が、日本を去ってゆく・・・

というお話でした。

マスクをはがされ、怒り狂った伊達直人が反則技で相手を仕留めてしまうー。

ドラマはキックボクシングという設定なので、このラストはちょっと無理がありそうですね。

さて、ドラマで描かれる「キックジャガー」は内容は「タイガーマスク」とかなり似ていますが、東映動画ではキックボクシングを扱ったテレビアニメも制作されています。

タイトルは「キックの鬼」。タイガーマスクのあとに放送された作品で、実在した沢村忠さんというキックボクサーの半生を描いたアニメです。

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主人公の白羽秀樹は、空手界のホープ。もちろんマスクはつけていません(笑)

ですがキックボクシングとの対戦で惨敗し、そこから厳しいしゅぎょうをしてキックボクシング界の英雄になるまでを描いたお話です。

この作品も原作はタイガーマスクと同じ梶原一騎さん。

キックボクシングを扱っているということで、この作品もモチーフになっているのかもしれませんね。

さて、「もう戦わなくてもいい」というドラマの感動的なラスト、どう描かれるのか楽しみです。

まとめ

マコプロダクションのモデルは?なつぞら貫地谷しほりの会社は実在?

NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、ヒロインなつ(広瀬すず)が作画監督を務めることになるテレビアニメが「キックジャガー」です。

ジャガーのマスクをかぶったキックボクサーのお話ですが、モデルとしては同じようなストーリーの「タイガーマスク」が考えられます。

また同時期に放送されたキックボクシングを扱った「キックの鬼」もモデルとしたのかもしれませんね。

ちなみにどちらもなつのモデルとされる、奥山玲子さんは関わっていないようですが(^_^;)

さて、これから制作がスタートするなつが作画監督をつとめることとなるテレビアニメ「キックジャガー」。

完成が楽しみです!

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