厨房のアリス最終回ネタバレの原作と考察!父親と真犯人は木村多江で母親を火事で殺した?

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門脇麦さん主演のドラマ「厨房のありす」は自閉スペクトラム症の料理人・ありすと周囲の人々の物語で過去が波乱を起こす物語原作ネタバレはある?「厨房のありす」の原作ネタバレと母親と本当の父親の謎、そして火事やこうせいの父親を殺した犯人など考察します。

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※上記の情報は2024年1月20日の情報です。以降も最新情報は、公式サイトでご確認ください。

目次

【最新追記】厨房のありす最終回ネタバレ予告!本当の父親は誠士(萩原聖人)だった!

残酷な事実、やさしい真実
「誠士さんは、私の本当のお父さんなんですか?」――自分の過去と向き合うことに決めたありす(門脇麦)は、倖生(永瀬廉)と一緒に五條製薬の創立記念パーティー会場へ出向き、誠士(萩原聖人)から真実を聞き出そうとする。ありすの実の父親は本当に誠士なのか?だとしたら、母・未知子(国仲涼子)が1人でありすを産んで育てていたのはなぜ?25年前に研究所に火をつけて未知子の命を奪い、倖生の父・晃生(竹財輝之助)に横領の罪を着せたのは、一体誰…?「誠士さん、あなたはそれが誰だか知っていますね?」。ありすと倖生に、誠士はついに真犯人の名を明かす…!

一方その頃、心護(大森南朋)も大きな決心をしてパーティー会場に現れた。蒔子(木村多江)と道隆(北大路欣也)がいる控室のドアを叩いた心護は、驚く2人の前で、真実を打ち明けようとする…「あの25年前の火事、あれは事故じゃないんです。実は…」――。その言葉に蒔子は動揺して…!?

明らかになる衝撃の真実!全てを知ったありすと倖生が選ぶ道とは…!?
どんな壁だって一緒に乗り越えられる…ありすのおいしい料理がみんなをつなぐ、胸いっぱいの最終回!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/

最終回目前で父親が誠士(萩原聖人)だったことが判明した9話。

そして放火をしてアリスの母親を殺害した真犯人がついに明かされます。

最終回の見どころポイントとしては、放火事件と横領事件の真犯人は誰なのか?

そして父親代わりの心護が犯人をかばっている!?理由とは?

またアリスと倖生の恋の結末も気になるところです。

【最新追記】厨房のありす最終回考察!真犯人は木村多江で母親を火事で殺した?

真犯人は木村多江?

そして最終回で明かされる真犯人は誰なのか?

木村多江さん演じる蒔子か誠士(萩原聖人)のどちらかなのかな?と思っていたのですが、蒔子が犯人であると予想します。

では一体動機は何なのでしょうか?なぜ殺害したのでしょうか?

動機は嫉妬か五條製薬を守るため?

妹であるアリスの母親に嫉妬していたと言う蒔子。

また蒔子は当時、誠士(萩原聖人)のことが好きだったと思うので、仕事or誠士(萩原聖人)のこと両方の嫉妬から殺害してしまった。

または、正義感の強いありすの母・未知子(国仲涼子)が、五條製薬の不正を見つけてしまい、それを告発しようとしていて、会社を守るために、殺したなんてこともありあそうです。

 

厨房のありす原作ネタバレはミステリー要素も!

厨房のありす子役の虎之助役の三浦綺羅と銀之助役の湯本晴!キャストまとめ

日本テレビ日曜ドラマ「厨房のありす」が2024年1月21日から、門脇麦さん主演でスタートします!自閉スペクトラム症を抱える料理人・ありすを主人公に、彼女を取り巻く”生きづらさ”を抱える人々との交流を通じて変化していく生活を描いたハートフルミステリー。

今回はドラマ「厨房のありす」の原作があるのか?あらすじネタバレや脚本家、キャストについてご紹介します。

原作ネタバレはミステリー要素も!

「厨房のありす」は、原作のない脚本家によるオリジナルストーリーです。

主人公は、社会的コミュニケーションの困難さや、空間・人・特定の行動に強いこだわりが見られる発達障がいの一つ『自閉スペクトラム症』を抱える料理人・八重森ありす(門脇麦)。

そんな彼女は『料理は化学です』が口癖で、驚くほど美味しくて、優しい料理を作ります。

物語は、ありすとありすの幼馴染・三ツ沢和紗(前田敦子)が二人で切り盛りする料理店『ありすのお勝手』を舞台に、住み込みバイトを希望する謎の青年・酒江倖生(永瀬廉)と、過保護なゲイの父・八重森心護(大森南朋)、それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちが、明るくお互いの凸凹を埋め合い、支え合い、あったかい言葉とごはんで絆を結ぶ心温まるヒューマンドラマ。

一方で、ありすの家族や出生の秘密と深く関わる、『過去のある事件』の謎を解き明かすミステリー要素も!

心護はなぜありすを一人で育てることになったのか?そして突然店に現れた倖生にも”ある目的”がある?

以下は、そんな「厨房のありす」を手掛けた脚本家についてご紹介します。

脚本家

「厨房のありす」の脚本を手掛けたのは、玉田真也さんです。

劇団『玉田企画』を主宰し、すべての作品で作・演出を担当。

その後は、ドラマや映画などの脚本を手がけるほか、ゾフィーの上田航平さんらお笑い芸人とユニット『弱い人たち』を組むなど、幅広い分野で活躍しています。

ドラマ「女子高生の無駄づかい」第6話、「40万キロかなたの恋」、「青野くんに触りたいから死にたい」、「かしましめし」、「スイートモラトリアム」などの脚本を担当。2020年の「JOKER×FACE」では、市川森一脚本賞を受賞した功績を持つ注目の脚本家です。

また、奈緒さん・渡辺大知さん主演映画「僕の好きな女の子」や、2022年公開の三浦透子さん主演「そばかす」では監督を務めています!

以下は、そんな玉田真也さんが手がける「厨房のありす」のあらすじについてご紹介します。

【最新追記】ありすの本当の父親は誰?

そしてまだわかっていないので、ありすの本当の父親です。

一体だれなのか?これは、消去法なのですが、他にそれらしき人物がいないとういこともあり、父親は萩原聖人さん演じる誠士。

このあたりの事情が、以降で考察しているこうせいの父親の死、火事に関係しているのかな?と予想します。

五條蒔子(木村多江)が、誠士のことを好きだったことから、火事に見せかけて、妹であるありすの母親を殺したなんて驚きの真相もあるかもしれません。

【最新追記】こうせいの父親は心護の恋人で横領の罪をなすりつけられ自殺した!真犯人は木村多江?

こうせいの父親は心護の恋人で横領の罪をなすりつけられ自殺した

こうせいの謎がついに判明しました。

こうせいの死んだ父親は、なんと竹財輝之助さん演じる心護の元恋人・十嶋晃生でした。

心護と晃生はゲイの恋人同士でしたが、周囲には言えず、すすめられるままに女性と結婚。

おそらくその結婚した女性との子供が酒江倖生だと思われます。

倖生は父親の恋人だった心護に会うためにやってきたのでは?と思います。

そして十嶋晃生の墓参りで遭遇した2人。

心護は倖生に「晃生を殺したのは」自分だと言う衝撃の展開。

殺したの意味とは??おそらく、心護への思いに悩んで自殺してしまったなどの理由で、心護が自分を責めているのでは?と予想します。

そして晃生が死亡したのは、五條製薬で横領をした犯人として報道され(真偽は不明)自殺したことが判明。

倖生は、絶対に横領したはずないと、葬儀に来た五條蒔子と誠士(萩原聖人)に訴えますが、2人は調べてみたところ、晃生が犯人だったと言うのでした。

そして心護の話によると、晃生が横領をしておらず、罪を擦り付けられたと言います。

一体だれが真犯人なのか?なぜ自殺したのでしょうか?

真犯人は誰?萩原聖人はミスリードで木村多江?

今のところ、萩原聖人さん演じる五條製薬の五條蒔子(木村多江)の夫・五條誠士が怪しい展開ですが、逆に怪しすぎるのでミスリードの可能性も高い気がします。

最初は五條道隆(北大路欣也)だと思っていたのですが、晃生のことを裏切者のようなことを言っていたので横領をしたと思い込んでいるようです。

そうなると、該当者がいない気が。まさかの意外な人物として、関係者の1人で五條蒔子が真犯人で、嫌な奴だと思った誠士は妻をかばっていた可能性もある?

真犯人について新たなことがわかりましたら情報更新します!

厨房のありすネタバレ考察!火事の過去の犯人は誰?

先ほども紹介したように、ドラマ「厨房のありす」では「ありすの家族にまつわる過去の事件」が波紋をもたらすことがわかっています。

過去の事件ですが、ドラマスタート前の予告の動画からも火事であることがわかっていました。

ありすの母親が火事で死亡したことはわかったのですが、火事の原因はまだ不明でただの事故ではないことが判明。

一体どんな理由で火事が起きてしまったのか?心護が火事のことを蒔子の夫・誠士(萩原聖人)に問いただしていたので、五條製薬が関係しているのでは?と思われます。

そして火事の真犯人もですが、怪しいのは萩原聖人ですが、やはり実は木村多江さん演じる蒔子だと予想します。

【追記】厨房のアリスの母親は五條蒔子(木村多江)じゃなかった!

ありすもテレビに出ている五條蒔子を見て「お母さん」と言っていました。

また、五條蒔子と夫が五條製薬が新薬を発表することで「あの火事から頑張ってきた」と話していました。

回想シーンでアリスが経験した火事だと思うのですが、この火事の原因と五條蒔子や五條製薬の関係とは?

番宣の予告では、アリスの祖父にあたる道隆(北大路欣也)が、五條蒔子がアリスらしき子供のことを話そうとすると「忘れなさい」と厳しく諭すシーンが。

そして4話で判明した驚くべき事実は、蒔子(木村多江)は母親でなく、母親の姉でした。

母親は国仲涼子さん演じる五條未知子。アリスが幼いころ、アリスをかわいがっていて、いとおしく思っていて、未知子も心護と蒔子の同僚で一緒に働いていた。

25年前の研究所の火事で、最期の力を振り絞って、ありすを火の手から逃がし、死亡してしまったのでした。

ちなみに、心護はゲイなので、おそらくアリスの実の父親ではないと思われますが、本当の父親は誰なのか?不明です。

【最新追記】酒江倖生(永瀬廉)がアリスのお店で住み込みで働く理由とは?父親が犯罪者だった

またもう一つの謎は、アリスのお店で住み込みで働くことになった酒江倖生(永瀬廉)。

何やら目的があってやってきたようですが、その目的が気になるところです。

アリスの父親の心護が勤める大学で、酒江倖生が清掃アルバイトをしているのは、なぜなのか?一方で倖生の過去が明らかに。

父親が犯罪者だったことから、職場で起きた窃盗事件の犯人と疑われて、相手を殴ってしまったことから、逮捕されてしまった倖生。

窃盗では不起訴になったものの、そういう目で見られる自分は恋愛なんてする資格はないと思っていました。

しかし、心護との関係は不明なままです。

厨房のありすの母親と父親の考察!ゲイの心護【大森南朋】は父親じゃない?

ゲイの心護【大森南朋】は父親じゃない?

そしてきになるのがありすの両親です。おそらく先ほどの情報から、ゲイの父親の心護は本当の父親でない可能性があります。

「3歳でありすを引き取り」とあるので、ありすは知人の娘、もしくは、自分が火事に関係していて、そのことがきかっけで、アリスを引き取って育てることにしたのではないでしょうか?

また「母親は亡くなった」と説明していますが、両親はどうなっているのでしょうか?

母親・もしくは実の父親はすでに火事で死亡した?

もしかしたら母親、もしくは父親は火事で死んでしまったいるかもしれません。

そして火事について心護は大学でその原因を調べているのかもしれません。

母親は五條蒔子(木村多江)の可能性?

母親は死亡している可能性もあるのですが、気になる人物が。木村多江さん演じる五條蒔子。

以下が人物紹介です。

五條製薬のCEOの娘。
研究開発担当取締役で新薬の開発に情熱を注ぐ創薬化学者でもある。
夫・誠士が五條製薬のCEOに就任することが内定している。
真面目で責任感が強い。誠士のことを心から愛しており、頼もしく思っている。
心護の古い同僚でもあり、ありすの過去を知っているようで…?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/chart/

ありすの過去を知っているといことですが、心護が働いていた五條製薬のCEOの娘。

もしかしたら、ありすの実の母親なんてことはないでしょうか?

またありすの母親と近しい関係にある友達である可能性も。

ありすの過去にとってキーパーソンの1人だと思われます。

厨房のありすはあな番【あなたの番です】スタッフ集結で伏線が張り巡る?

そんな最初から謎が気になる「厨房のありす」ですが考察で盛り上がった田中圭さん主演のドラマ「あな番」こと「あなたの番です」のスタッフが集結していることでも話題なんです。

と言うことは、考察は伏線回収などが盛り上がる可能性もありますよね。

今までにない、ハートフルなサスペンスということで、1話から細かいシーンにも注目してチェックしてみてください!

ドラマ「厨房のありす」最終回までのあらすじネタバレ

【逃亡医F】最終回ネタバレ結末!黒幕は烏丸【前田敦子】だった!

1話あらすじネタバレ

「料理は化学です」――街の小さなごはん屋さん『ありすのお勝手』の店主・八重森ありす(門脇麦)は、マイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)。大きな音や強い光が苦手だし、人に近寄られるのも怖いし、物は何でも真っすぐにそろえないと気が済まない。でも…ひとたび包丁を握れば、とってもおいしい料理を作る天才料理人!一度覚えたことは忘れない驚異的な記憶力と大好きな化学の理論を基に、最適で最高の献立を導き出す。店にやってくるお客さんは十人十色。二日酔いのサラリーマン、子どものお受験につきっきりで寝不足気味の主婦、好きな女の子に告白するため緊張している男子学生…ありすはお客さんの好き嫌いやその日のコンディションに合わせて即興で料理を考える。故に店のメニューは“店主のおまかせ料理”のみ。幼なじみで元ヤンのホール担当・三ツ沢和紗(前田敦子)と2人で切り盛りする『ありすのお勝手』は、ランチ時には客足が絶えない人気店だ。

そんな『ありすのお勝手』に、住み込みのバイトを希望する青年・酒江倖生(永瀬廉)がやって来る。口下手で不器用そうで、おまけに家がない倖生のことを和紗は警戒するが、ありすが珍しく合格点を出したことから、とりあえずバイト採用は決定。しかし、住み込みで働くためには、ありすの父親・心護(大森南朋)の承諾が必要。25年前にありすを引き取って以来、男手一つでありすを育て、溺愛してきた心護。一筋縄ではいかなそうだが、倖生には心護との意外な接点があって…。
そんな中、和紗の次男・銀之助(湯本晴)の誕生日会が近づいて、ありすは野菜嫌いの銀之助にたくさん野菜を食べてもらおうと思案する――。

好きなものには一直線!超マイペースな天才料理人ありすが、みんなの心をおいしくて優しいごはんで温める!そんな彼女の生い立ちと家族には、本人も知らない重大な秘密があった――。

ミシュランでも老舗でもない…だけど一度食べたらやめられない!?切なく心温まる謎多きごはん屋さん、ついにオープン!!

引用元:公式サイト

ありすは店の営業が終わると、父・心護が大学から帰ってくるまでの間、和紗の家で息子・虎之助(三浦綺羅)と銀之助(湯本晴)に勉強を教える。もうすぐ6歳になる次男の銀之助が野菜を全く食べないことを知ったありすは、健康のため「あさっての誕生日会では野菜を食べてもらいます」と宣告。銀之助が食べたくなるような野菜料理を考え始める。

一方、ありすの店で住み込みのバイトを希望する倖生。住み込みで働くためには心護の許可が必要だが、実は倖生と心護には接点があった。倖生は、心護が勤める大学で清掃のアルバイトをしているのだ。倖生は心護の研究室を訪ねるが、心護はゲイの学生カップル・礼央(橘優輝)と栄太(堀野内智)の恋愛相談に乗っていたり、高校時代の同級生・百花(大友花恋)とバッタリ再会。結局、心護に打ち明けるタイミングを失ってしまう。
帰りの駅で心護と鉢合わせた倖生は、心護の後をついて歩くが、無言でついてくる倖生を心護は不審者だと勘違い。逃げる心護、追う倖生、2人の無言の追いかけっこが始まって…。
心護の誤解を解いて家に上げてもらった倖生は、ありすと心護の心をガッチリつかもうとして、自ら夕食を作り始める。ところが、不手際で鍋から火柱が上がり…!途端に、ありすの脳裏に幼い頃の記憶がよみがえる――3歳のありすが、激しい炎に囲まれて泣いている。炎の中を飛んでいくウサギのぬいぐるみ・ヘンリーの姿――パニックになるありすは、「ヘンリーはどこですか!ヘンリーはどこですか!」と叫びながら部屋を飛び出し、廊下の隅でうずくまってしまう…。心護はありすにヘンリーを抱かせると、元素記号を一緒につぶやく。「1番H水素、2番Heヘリウム…」これが、ありすが落ち着く行動なのだ。

心護は倖生に、ありすとの過去を話す。「母親は事故で死んだんだ」…まだ幼かったありすを、心護は1人で引き取り、それからずっと2人で暮らしてきた。「僕にとっては大切な、かわいい娘なんだ」…倖生は、家を出て行ってしまう。

一方のありすは、せっかくの食卓を自分が台無しにしてしまい、落ち込んでいた。「私は自閉症なので、私のせいでお父さんはいつも迷惑しています」と自分を責めるありすに、心護は言う。「お父さんは、ありすからしかもらえないものをたくさんもらってきたんだよ」。…25年前、幼いありすを引き取って1人で育て始めた心護。何もしゃべらないし笑いもしないありすは、突然、かんしゃくを起こすが、その原因さえ分からない。これが一生続くのか…と心が折れそうになった時、驚くべきことが起こった。ありすは、心護が大学生のために用意した化学の課題をいとも簡単に解いてしまったのだ。感動する心護に、ありすは初めて笑顔を見せてくれた。苦労も多いが、人一倍の喜びを与えてくれるかけがえのない娘なのだ。

翌朝、ありすに謝りに来た倖生は、作ろうとしていた料理について話す。昔、親が作ってくれた料理で、外は衣がサクサクで、コロッケかと思ったら、中にはトロトロの卵が…。すると、ありすは突然何かをひらめいた!

次の日、『ありすのお勝手』で銀之助の誕生日会が開かれる。野菜嫌いな銀之助のためにありすが用意した料理は、たくさんのコロッケや肉まん、春巻き。一見、銀之助が好きそうなものばかりだが、実は中身は野菜だけのものもある。お肉か野菜か、食べてみるまで分からないロシアンルーレット。銀之助は強気にコロッケをかじるが、中身がピーマンだと分かるとすぐにギブアップ…。
野菜を食べないプロサッカー選手だっているのに、なんで俺は食べなきゃいけないの?と駄々をこねる銀之助は、和紗から「そんな一部の天才のまねしてどうすんの?」と叱られ、「どうせ俺は普通ですよ」とふてくされてしまう。すると…「“普通”は素晴らしいです!」とありす。どんなに化学に詳しくて天才と言われても、自分は大きな音がしただけで動けなくなるし、お客さんの注文を取ることもできないし、鍋から火が上がっただけで頭が真っ白になってしまう。和紗や心護、たくさんの人がいるおかげでようやく生きていける。だから…「普通の銀之助さんは素晴らしいんです!」…ありすの言葉に奮起した銀之助は、ピーマンコロッケを思い切って口の中に放り込む。ありすの絶妙な調理により、野菜の苦みが薄らいでいた。「この料理は倖生さんのおかげで思いつくことができました」とありすからお礼を言われた倖生。心護の信頼も得て、住み込みで働く許可をもらうのだった。

その夜、ありすは一人、テレビのニュースにくぎ付けになる。大手製薬会社・五條製薬が新薬を発表。その会見に臨んだ五條蒔子(木村多江)の姿に、ありすは目を奪われ――「お母さん…」。その瞬間、テレビ画面がプツンと切れる。テレビを消したのは心護だ。いつもとは全く違う、険しい表情…。そんな2人を、倖生は無言で見つめていて――。ありすの母親は生きていた!?しかも五條蒔子!?心護が母親の存在を隠すワケ…倖生がありすの店にやってきた目的とは…!?謎だらけの『厨房のありす』は第2話へ!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/01.html

2話あらすじネタバレ

誰かと共に生きること
化学の知識を基においしくてやさしいごはんを作る自閉スペクトラム症の料理人ありす(門脇麦)と、ありすを男手一つで育ててきた心護(大森南朋)。ずっと2人で暮らしてきた家に、ありすの店でバイトすることになった倖生(永瀬廉)が転がり込んできて、3人での新生活が始まった。
こだわりが強すぎるありすの生活は、調味料の並べ方からテーブルの拭き方、使う物の色や順番までルールだらけ…。覚えることが多すぎて混乱する倖生をよそに、ありすは至ってマイペース。夫婦ゲンカに悩む常連客のためにストレス解消メニューを提供する。一方の心護は、ありすと倖生が急接近しないか不安で右往左往…!そんな中、ありすの“ルール”を覚え切れない倖生は頭がパンク寸前。ルールを守りきれない倖生にありすは…。
誰かと一緒に暮らすのって大変。他人と生きていくってどういうこと?ありすが見つける答えとは…?そして、倖生はありすの家である物を発見して…!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/

“ありすのルール”を覚え切れず頭がパンク寸前の倖生は、和紗に相談。何をやっても裏目に出てしまうし、そもそもありすは目も合わせてくれない…「俺、嫌われてんすかね」という倖生に、和紗は「ありすは本当に信頼した人としか目を合わさない。信頼されるには努力が必要」とアドバイス。実際、ありすが目を合わせるのは和紗と心護くらいなもの。その代わり、一度心を許したら、その人をとことん信頼するのがありす。ありすは、優作のいじめから救うなど幼い頃から守ってきてくれた和紗に、高校までぴったりとくっついて過ごしてきた。その信頼に応えようと、和紗も向き合ってきたという。「人と人とは信頼関係だよ」と倖生を諭す和紗。

そんな和紗に由々しき事態が発生。夫・金之助(大東駿介)がキャバクラ嬢と2人で飲みに行ったらしいのだ。「あいつとは一緒に暮らせない!」と怒り心頭の和紗。一方、雅美もついに夫と大ゲンカ。家事は夫婦で分担しようと決めたはずなのに、夫は何もしなくなり、夫婦関係は破綻寸前。もはや「夫のやること全てにむしずが走る」と言う雅美。“むしずが走る”というのは、“気になって仕方がないこと”だと教えられるありすは、とうとう教えた調味料の並べ方を間違えた倖生に、「むしずが走っています!倖生さんとは暮らせません!」と家を飛び出してしまう。
和紗の元に転がり込んだありすは、胸の内を吐露する。倖生は好きだし一緒にいるのはとても楽しい…でもどうしても倖生に自分のルールを押し付けてしまう……「私はすごくわがままな人間です」…。悩めるありすは和紗から、人と一緒に暮らすには“譲り合い”と“努力”が必要だと教わる。思い返せば、ありすは今まで“人と一緒にいるための努力”をしてこなかった。子どもの頃、料理が下手な父・心護のおかげで料理は大好きな化学で出来ていると知ったありす。料理人になるものの、就職した店ではお荷物扱い。3軒クビになり、見かねた心護が『ありすのお勝手』を開いてくれた。そこに和紗が来て、今は倖生もいて…。自分が努力しなくても、みんなが助けてくれる…なんとか“やれて”しまっている…私はこのままで良いのか…?と考えるありす。

一方、ありすのルールを一生懸命覚えようとする倖生に、「何でこんなにありすに寄り添ってくれるの?」と心護。倖生は、ぽつりと答える。「気持ち分かるんで」。助けが必要な時に誰もそばにいてくれなかったり、つらい時に周りに味方がいなかったり、「そういう時の気持ち、分かるんで」…その言葉に複雑な表情の心護…。

翌日、開店前の『ありすのお勝手』に、雅美の夫・敬(近藤公園)が現れる。家出した雅美が店に隠れているのでは?と詰め寄る敬に、ありすは「私は月曜日、赤色のコップを使います。火曜日は…」と、自分のルールを列挙する。意味が分からずイラ立つ敬におびえ、何も言えなくなるありす。すると、「たぶん、奥さんのことです」と倖生がありすの気持ちを代弁する。雅美にとって夫婦のルールはすごく大事だった、それをありすは伝えたかったのだと。頭を殴られたように言葉を失い、椅子にへたり込む敬…。昨日から何も喉を通らないという敬に、ありすは『食欲不振を吹き飛ばす薬味たっぷりのアジの雑炊』を作る。あったかい雑炊を食べた敬は、涙して…。

その夜、「昨日言ったことは撤回します。これからも倖生さんと一緒に暮らしていきます」と宣言するありす。そして、倖生の目をまっすぐ見て、自分のルールを一部、倖生に合わせると提案。ありすと初めて目が合って動揺しながらも嬉しい倖生と、2人の様子に少し複雑な心護…。

一方、五條家。創業250周年を目前に五條製薬の経営は順調で、道隆(北大路欣也)は上機嫌。蒔子(木村多江)と誠士(萩原聖人)に子どもがいないことを残念がる。蒔子が「お父さん、うちには…」と言いかけると、道隆は遮る。「忘れろ、あの子のことは。どうせ何の役にも立たん」―――。
その頃、八重森家で古いアルバムを漁っていた倖生は、一通の封筒を見つける。中には、白衣を着た研究員たちの集合写真が。若き日の心護が写っている。すると、ありすがやって来て、写真の中の1人を指す…「この人は、私のお母さんです」。それは、蒔子だった。ありすは、実の父親ではないのに心護が自分を育ててくれたから、「母親は死んだ」という嘘を信じたフリをしていると言う。ありすの秘密を知った倖生は――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/02.html

ありす家族と一緒に暮らし始めた倖生(永瀬廉)は、ありすの細かすぎるこだわりに苦戦しながらも、メモを取って合わせていきます。

そんな中、『ありすのお勝手』の常連客の雅美と夫・敬(近藤公園)とのトラブルと和解を見て、倖生と一緒に暮らすために、ルールを妥協することを提案するのでした。

一方、ありすは倖生に蒔子(木村多江)が自分の母親であることを告白するのでした。

3話あらすじネタバレ

親友・和紗(前田敦子)の生まれてくる赤ちゃんの名前を一緒に考え始めるありす(門脇麦)。和紗の母・明希子(阿南敦子)が言うには、親は“こういう子に育ってほしい”という気持ちを名前に込めるようだけど…「私の名前には、どんな気持ちが込められたんでしょうか…」。ありすは、自分の名前を付けてくれた母親の思いが知りたくなってしまう…。

スーパー三國谷で買い出しをするありすと倖生(永瀬廉)は、店の常連客・優奈(新井郁)の家族とバッタリ鉢合わせ。厳しい義母・陽子(円城寺あや)の前で萎縮している優奈…。一方、店長・優作(前原瑞樹)は、ありすの正直すぎる言動に困惑し、倖生に八つ当たり。「愛想が悪い」「ありすの店で足手まといになっている」と言いたい放題の優作に、何も言い返せない倖生だったが、ひょんなことからホールをひとりで回すことになり、汚名返上しようと奮起する。
そんな中、ありすは優奈の体調の異変に気付き、あるメニューを考案。息子のお受験に思い詰める常連客・優奈(新井郁)に、心護(大森南朋)は苦労だらけの子育ての思い出を話す。心護はひとりで、どうやってありすを育ててきたのか?

頑張る倖生に思わぬ疑惑がかけられる!その時、ありすは…!?
ひとりで抱え込みすぎる人の心を軽くする心護の言葉とは?
そして、五條製薬の意外な人物が、心護に会いに来て――!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/

「いつまでも足手まといじゃないっすから」と奮起する倖生は、和紗が店を休む間、1人でホールを回そうとするものの、次から次へと来店する客に対応しきれず、てんてこ舞い…。そんな中、優奈が来店すると、ありすは何も聞かないまま、疲労回復効果のある『ニンニクたっぷり担々麵』を用意する。三國谷で会った時、ありすは優奈の顔色の悪さに気付いていたのだ。優奈は息子・空(石塚錬)のお受験の準備と家事に追われて毎日クタクタ。その上、教育熱心な義母・陽子のプレッシャーもあって精神的にも一杯一杯。「空がお受験に失敗したら、私なんて親として何の価値もない」と自分を追い詰めていて…。

蒔子(木村多江)が心護を五條製薬に復帰させようと考える中、心護の研究室に、蒔子の夫・誠士(萩原聖人)が訪ねて来る。素っ気ない心護に、蒔子からの誘いを「断るよな?」と聞く誠士。心護は、二度と五條家に関わるつもりはないと誠士を追い返す。2人の間には、何やら因縁があるようで…。

翌日も倖生は1人で店のホールに立つ。…が、お皿を割ったりグラスを割ったり…。おまけに、店の大事な通帳をなくしてしまい、三國谷への支払いを滞らせて大ピンチに…。
一方、和紗の赤ちゃんの名前を考えるありすは、自分の名前の意味が気になって心護に聞いてみる。心護が言うには、“ありす”の由来はアリス・ボールという化学者の名前だという。ハンセン病に有効な治療法を開発し、アフリカ系アメリカ人、さらには女性として初めてハワイ大学の教授になった化学者。“逆境に負けない強くて立派な女性になってほしい”という願いを込めて、ありすの母親が付けたらしい。自分は母の願った通りになっているだろうか…そうでありたいとありすは思う。

そんな中、ついに限界の優奈が、ありすたちの前で倒れてしまった。家事とお受験を1人で抱え込んで誰にも頼ろうとしない優奈を、心護が優しく諭す…「助けてって言っていいんだよ」。かくいう心護も、25年前、ありすを3歳で引き取った時、1人で頑張ろうとしてしまった。でも、子育て経験のない心護がASDのありすを育てるのは並大抵のことではなく、保育園でも迷惑をかけてばかり。周りの保護者からは「普通じゃない子が同じ園にいたら悪影響」「同性愛者に子育てできるのか」などと心無い言葉を浴びせられた。このままでは、ありすとの幸せな暮らしを失ってしまう…。心護は、ゲイである自分を“親”にしてくれた愛しい娘・ありすへの想いを訴え、助けを求めた。その声に真っ先に耳を傾けたのが、和紗の父・定一郎(皆川猿時)。それ以来、定一郎は和紗にありすを守るよう言い聞かせ、八重森家と三ツ沢家は家族ぐるみで付き合うようになった。そして徐々に、理解が広がっていったのだ。心護の言葉が、優奈に、そして倖生の胸に響く…。するとその直後、空が「さようなら」という書き置きを残して姿を消してしまった…!うろたえる優奈は、ずっと言えなかった言葉をようやく口にする…「お義母さん…助けてください」…!

その頃、空は、スーパー三國谷でお菓子を万引きしようとして倖生に止められていた。空を公園へ連れ出し、話を聞く倖生。空は、自分が捕まればお母さんは頑張らなくて良くなると思ったという。そこへ、空を捜していたみんなが駆け付ける。なぜ空と倖生が一緒にいるのか、問い詰められた倖生は、空の万引きを隠すため、「俺が誘拐しました」とウソをつき、立ち去ってしまう…。
愛想もないし態度も悪い、おまけに通帳も盗んで誘拐まで…「あいつ、もう辞めさせた方がいいよ」と息巻く優作だが、実は倖生がなくしたと思っていた通帳は、心護が持っていた。そして、「倖生さんは辞めません」とありすはキッパリ宣言。倖生は不器用で無愛想かもしれない。でも、いつも朝早くから店の掃除をしたり、常連客の特徴をメモして頑張っている…「そんな倖生さんを私は信じています。倖生さんと一緒に働けて私は幸せです。これからも、私は倖生さんに幸せにしてもらいます!」…って、まさかのプロポーズ!?ありすの大胆発言にみんながザワついて…。

翌朝、倖生が大きな発砲スチロールを抱えて帰って来た。倖生は、ありすが優奈に『精力完全回復アンコウ鍋』を食べさせたい、と言っていたのを思い出し、大洗までアンコウを買いに行っていたのだ。「やっぱり倖生さんは、人を幸せにする人です」と喜ぶありす。倖生の名前に込められた親の想い…それは、“人を幸せにして生きていってほしい”だった。
その夜、ありすは三ツ沢家と優奈の家族、さらに優作も呼んでアンコウ鍋を振る舞う。スタミナ満点の温かい鍋を囲んで和気あいあいの一同。空が万引きしようとしたことを素直に告白し謝ると、疑いの晴れた倖生に、「ちょっと言い過ぎた」と反省する優作。そしてありすは、和紗の赤ちゃんの名前を発表!『虎虎愛』と書いて、『ココア』!…賛否両論が巻き起こる三ツ沢家をよそに、優奈は空と陽子と3人で、これから仲良く助け合っていこうと約束する。

これで一件落着、大団円。…と思ったのもつかの間、ありすの前に突然、蒔子が現れて、波乱の予感――!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/03.html

優奈と息子、そして義母との問題を解決したありすと倖生。

そんな中、ありすたちの前に訪れたのは、ありすの母親かと思われる、蒔子(木村多江)でした。

4話あらすじネタバレ

実の母と、火事の真相
ありす(門脇麦)の店に、蒔子(木村多江)が突然やって来た。再会に緊張するありすだが、心護(大森南朋)は蒔子をすぐに追い返して…。
実の親に捨てられた自分には誰かに愛される資格も、誰かを愛する資格もない。ましてや恋愛なんて、ASDの自分には無縁のこと。そう思いこんでいるありす。そんなありすを前向きにしようと、倖生(永瀬廉)は五條製薬へありすを連れていく。一方、2人の外出をデートだと勘違いした和紗(前田敦子)と三ツ沢家の面々は、大騒ぎ。心護を巻き込み、事態は思わぬ方向へ…!!
ついに、ありすの母親とあの火事の夜の出来事が明らかに!!そして倖生も、自分の過去を告白して…!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/

倖生に連れられ、五條製薬にやってきたありす。2人は、ありすを手放した本当の理由を聞くために蒔子に会おうとするが、アポも取っていないため受付で連絡先を渡すのが精一杯。しかも、そのメモも誠士(萩原聖人)に廃棄されてしまい…。
心護は、金之助(大東駿介)から「倖生くんとありすちゃんが付き合うかも」と聞いて放心状態!一方、百花(大友花恋)は、バレンタインに倖生にチョコを渡そうか迷っていて…。
そんな中、和紗に背中を押された明里は、バレンタイン当日の花火フェスに圭介を誘い、OKをもらう。明里は、おいしいチョコの作り方を教えてほしいとお願いするが、蒔子から連絡もなく落ち込んでいるありすは、断ってしまう…。
ありすに前向きになってほしい倖生は、ひとり五條製薬に向かうが、現れた誠士から「蒔子は会わない。二度と来ないでくれ」とクギを刺されてしまう。和紗から「ありすのこと好きだろ」と指摘される倖生だが、自分は人を好きになってはダメなんだと答える。父が犯罪者で、自分にも逮捕歴があるのだという。5年前、父親が犯罪者というだけで、倖生は職場の同僚から財布泥棒の濡れ衣を着せられた。“犯罪者の息子”として、ずっと白い目で見られ後ろ指をさされ、倖生も自分を諦めていたのだ。だからこそ、せめてありすには自分を諦めないでほしい…。

ありすと倖生が五條製薬に行ったことが、心護の耳に入ってしまった。2人の勝手な行動に憤る心護。ありすは「私は、お母さんに会いたいです。ちゃんとお母さんと話したいです!」と訴えるが、心護は全く聞き入れず、ありすと倖生が付き合っていると思い込み、倖生にもキツく当たる。心が折れたありすは、倖生との交際も、蒔子に会うこともないと言い、全てを諦めてしまう。ありすの気持ちが痛いほど分かる倖生。ありすが褒めて認めて、信頼してくれたから、自分は少し前を向けた。それを思い出した倖生は、ある作戦を決行する。

『ありすのお勝手』に、大きな会社から仕出し弁当の大量注文が入り、ありすはたくさんの弁当を作って、倖生と一緒に発注元の会社に向かう。…が、そこは、五條製薬。実は弁当の発注は、倖生が百花に頼んで手配してもらったことだったのだ。「嫌です。帰ります」と踵を返そうとするありすに、倖生は、「ありすにも、自分のことを諦めてほしくない」。倖生の思いが、ありすに伝わり…。
弁当販売で五條製薬に潜入したありすと倖生は、蒔子と面会を果たすことに成功する。「お母さんは、なんで私を捨てたんでしょうか?」…ありすは持ってきたヘンリーを見せながら、蒔子に問う。すると、蒔子の口からは意外な答えが返ってきた…「私はね、お母さんじゃないの」。
ありすの本当の母親は、蒔子の妹・未知子だったのだ。五條製薬の研究者だった未知子は、ありすのことが大好きで、毎日のようにありすを研究所に連れて来ており、ありすは心護たち研究仲間たちにも大切にされていたという。だが、未知子は亡くなってしまったのだ…。
…と、そこまで聞いたところで、蒔子の父・道隆(北大路欣也)が険しい顔で乗り込んでくる。ありすを「役立たず」と言い、追い返そうとする道隆に立ち向かい、ありすは素晴らしい人だと食い下がる倖生。そこへ、心護が2人を迎えに来る。

「もっと早くに話せばよかったね」…心護はありすに、未知子の死の詳細を初めて打ち明ける。ありすが3歳の頃、研究所で大きな火事があった。火元は実験室。隣の部屋にいた未知子は、気づくのが遅かったのか、逃げ遅れて命を落とした…。その時、未知子と一緒にいたはずのありすは、なぜか1人で廊下に出ていたため、奇跡的に助かったのだという。すると、ありすの脳裏に、火事の記憶がよみがえる――。あの日、燃え盛るオフィスで、棚の下敷きになって動けなくなった未知子は、「ありす!行きなさい!」と必死に叫んだ。しかし、ありすはヘンリーを振り回しながら泣きじゃくるばかりで、動こうとしない…。未知子は、ありすからヘンリーを奪うと、廊下に向かってそれを投げた…!“白ウサギはアリスを素敵な場所へ連れて行く”――そんな想いを託したのだ。ヘンリーを追いかけ廊下に出たことで、ありすは助かったのだ。
「お母さんが、私を助けてくれました」――。

お母さんが私を好きでいてくれた…。それを知れただけで幸せな気持ちのありすは、「私も誰かを好きになって、幸せな気持ちにしたいです」と、倖生を真っすぐ見つめる。「俺も、そうしたいと思ってる」と倖生。その瞬間、窓の外に花火が上がる――。今日は、バレンタインデーだ。

翌日、倖生が大学で清掃のバイトをしていると、百花がチョコを持って近づいてくる。だが、倖生は「この間ありがとう。ありすもすごい喜んでた」。…あの弁当発注がありすのためだったと知った百花は、ショックでチョコを渡すタイミングを失ってしまう…。
チョコを持て余したまま廊下をぼんやり歩く百花は、教室で心護と誠士が2人きりで話しているのを目撃。とっさに身を隠す百花の耳に、心護の声が聞こえてくる。
「あの火事が事故じゃないこと、おまえは分かってるだろ」――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/04.html

倖生のおかげで五條製薬に強引に潜入したことから、驚くべき事実が判明した4話。

ありすの母親だと思っていた蒔子(木村多江)は、母親の姉で、実の母親は、蒔子の妹・未知子(国仲涼子)。ありすのことを心から愛していたが、五條製薬にの研究員で心護(大森南朋)の同僚だった未知子は、仕事中の火事で、ありすを助けたものの、自分は逃げきれず死亡してしまったのでした。

ありすを見た、未知子と蒔子の父親の道隆(北大路欣也)は、「役立たず」とヒドイ言葉を投げかけます。

そこに心護が迎えに行くのでした。

5話あらすじネタバレ

恋とはナンダ…!?
本当の母に愛されていたと知って吹っ切れたありす(門脇麦)。でも、心護(大森南朋)と誠士(萩原聖人)は、25年前の火事は“事故ではない”と知っていて…。
ありすは倖生(永瀬廉)と和紗(前田敦子)に、これからは恋にも前向きになると宣言。しかし、「そもそも好きってどういう気持ちなんでしょうか?」…恋愛の好きと、それ以外の好きの違いが、ありすには分からない…。一方、常連客の明里(金澤美穂)は会社の先輩・圭介(渡辺大知)に告白できず、ウジウジしてばかり。ありすは、倖生とカップルを装って、明里の恋に脈があるのか大調査!!
恋心とは一体ナンダッ!?心護の過去の悲恋…悩めるありすに新たな気づきが…!?
そして、明らかになる倖生の秘密とは―――?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/

ありすと倖生はカップルを装って、明里と圭介が勤める不動産屋を訪ね、圭介の気持ちを探ろうとする。でも、いくら観察しても圭介が明里を好きかどうかはサッパリ分からない…。
人は誰かを好きになるとどうなるの?三ツ沢家やネットで調べたありすは、いろんなパターンがあることを知る。相手とのメールのやりとりを何度も見返してしまったり、相手のことをもっと知りたいと思ったり、相手のことを目で追ったり…。どれも、ありすにはピンとこない…。

翌日、ありすの店に蒔子(木村多江)と誠士がランチを食べにやって来る。誠士は倖生に、先日、五條製薬で冷たく追い返してしまったことを謝罪する。蒔子が道隆(北大路欣也)とありすとの間で板挟みになってしまうのが嫌で、会わせたくなかったと言う誠士。一方の蒔子も、道隆が“役立たず”とののしったことをありすに詫びる。しかしありすは、「私は料理人です。私のやるべきことはおいしい料理を作ることです。ですからおじいさんの言う“役立たず”でも全く問題ありません」とケロッと言ってのける。蒔子には眼精疲労に効果てきめんの『ホタテと茄子のコチュジャン炒め』、誠士にはイライラの解消に効く『とろふわ卵の彩り野菜ガーリック炒め』を用意。客の体調を一瞬で見抜くありすの観察力に蒔子も誠士も舌を巻き…。
明里の恋のことで頭がいっぱいのありすは、「お2人の恋はどんな恋でしたか?」と、蒔子と誠士になれそめを聞いてみる。元々2人は五條製薬の研究員で、蒔子はいつも支えてくれる誠士に好意を寄せていた。そんなとき、見合い話が来た蒔子は、想いを断ち切ろうと誠士に告白。驚いた誠士だが、お見合い相手に嫉妬している自分に気付き、2人は想いが通じ合った。好きな人ができると、モヤモヤしたり嫉妬したりする…また1つ学習するありす。
その夜、倖生は心護の部屋にこっそり忍び込んで、棚の中をあさり、手紙の束を見つけ出す。手紙の差出人は『十嶋晃生』…。

翌日、ありすと倖生は明里のために、圭介のモヤモヤ検証作戦を決行。物件の内見中、明里と倖生が仲良く振る舞うことで、圭介が嫉妬するかを確認するのだ。明里はありすの指示通り、内見中にわざと転びそうになって倖生に支えてもらう演技を連発するが、不自然すぎて逆に圭介を戸惑わせてしまう。作戦失敗か…と思った矢先、明里が本当に階段を踏み外した!危ない!と気付いた倖生が反射的に明里を支えて…。これにモヤモヤしたありすは、倖生に素っ気ない態度をとってしまう…。一方の倖生は、ありすに複雑な恋心を抱いていた。ありすが大切な分、自分が関わってはいけないという気持ちが膨らんでいて…。

その夜、ありすにアドバイスを求められた心護は、昔大好きだった恋人・晃生の話をする。晃生は子どもが大好きで、男同士でも子どもが持てる未来を信じていた。結局、晃生は自分がゲイだとカミングアウトできずに親が薦める人と結婚したが、心護が親になろうと思えたのは、晃生のおかげ。今、ありすと一緒にいられるのは晃生がいたから…。心護の話に黙って耳を傾けるありす。そんな2人の会話を、倖生がこっそり聞いていて…。

そんな中、倖生が発熱でダウンしてしまう。前日、倖生から上着を借りたありすは、自分のせいで風邪をひいたと動揺してしまう。さらに、店にやって来た明里をまともに励ますことができず、結局、自分に恋愛は一生分からない…すっかり落ち込むありす…。

ところが、ありすは圭介とバッタリ鉢合わせ、明里と2人で店に来ると聞かされる。実は圭介は、倖生がとっさに明里を助けたところを見て嫉妬してしまったらしい。「あれからずっと考えちゃうんですよ」と圭介。面白い本を読んだ時も、おいしいものを食べた時も、きれいな景色を見た時も、その感動を一番最初に伝えたいのが明里だということに、圭介は気づいたのだと言う。ありすは驚く。「それって好きってことなんですか?」なぜなら、ありすも倖生に対して同じ思いを抱いていたからだ。新しい料理を思いついた時も、新しい化学の知識を得た時も、優作に腹が立った時も、いつも一番に倖生に伝えたくなる。
「私は、倖生さんのことが好きなんですね!」
この気持ちが恋だと気づいたありすは、さっそく和紗に報告!「倖生さんに伝えてきます!」と勢いのまま告白しようとするが、和紗から「恋は駆け引きだ。まずは作戦を立ててから」と止められてしまう…。

翌日、ありすは、店にやって来た明里と圭介に、恋を後押しするとっておきのビーフシチューを振る舞う。圭介は明里に思いを伝え、明里の恋はめでたく成就するのだった。

その日の午後。ある墓地で――。心護が、墓の前で手を合わせる。かつて愛した晃生の墓だ。ふと気配がして振り返ると、背後に倖生が花を持って立っていた…。無言で立ち去ろうとする倖生の背中に「ごめん」と心護。
「晃生を…お父さんを殺したのは俺だ」――。倖生と心護の間に、一体何が…!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/05.html

6話あらすじネタバレ

ごめんなさい、好きです

「お父さんを殺したのは、僕だ」――心護(大森南朋)が、倖生(永瀬廉)の父・晃生(竹財輝之助)を殺した…!? 晃生は心護の恋人だったが…衝撃の告白に、倖生は…。

一方、倖生への恋心を自覚したありす(門脇麦)は、和紗(前田敦子)の家で作戦会議。すぐに告白したいと暴走気味のありすに、待ったをかける和紗。交際に発展するためには、まず自分から積極的にアプローチをして、倖生に好きになってもらわないと…。アプローチなんてしたことがないありすのために、三ツ沢家のみんながアイデアを出し合う。
家に帰ったありすは、教わったアプローチの方法をさっそく実践!あの手この手で倖生の心をつかもうとするが…。

その翌日、『ありすのお勝手』は開店前からなぜか大行列。ひっきりなしにお客さんがやって来て、ホールの倖生と和紗はてんてこ舞い。お店始まって以来の盛況ぶりに、ありすは大張り切りで腕を振るう。しかしこの繁盛が、後に思わぬ事態を招いて…!?倖生だけはダメ…ありすの恋に心護が猛反対!心護と倖生の過去に一体何が!?大切な人を守れる強い人になりたい…あふれる想いに涙が止まらない第6話!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/

『ありすのお勝手』が急に繁盛した原因は、明里(金澤美穂)のSNSだった。圭介(渡辺大知)と付き合うことになった明里が『恋が実るごはん屋さん』として、ありすの料理を投稿。さらに常連客の翔太郎(佐久間悠)も『彼女が出来た』と投稿しバズったようだ。倖生と和紗はこれから毎日忙しくなるのかと複雑な心境だが、ありすは大勢の人に自分の料理を食べてもらえることがうれしくて、やる気満々。

その一方、恋の作戦は大いに空回り。ありすの的外れなアプローチに倖生は戸惑うばかり。落ち込むありすは、和紗に38回目もフラれた金之助(大東駿介)から「失敗するのが恋だ。押して押して押しまくれ!」と勇気をもらう。ありすは心護に、倖生が好きで交際したいと思っていると宣言。しかし心護は、ありすが恋をするのは大歓迎だが、倖生だけは駄目だと反対する。理由を聞いても心護は言葉を濁すだけ…。納得できないありすは「お父さんは黙って見ていてください!」とタンカを切る。かたや倖生は、ありすの気持ちをうれしく思いつつ、素直に喜べない事情があり…。

ありすと倖生が付き合ってしまうのでは…と心配する心護のために、礼央(橘優輝)と栄太(堀野内智)が『ありすのお勝手』に偵察にやって来る。店の前は長蛇の列で、店内もてんやわんや…。見るに見かねて手伝いを買って出た2人は、行列の中に百花(大友花恋)の姿を発見。
営業後、3人に料理を作ろうと厨房から出てくるありす。礼央と栄太が化学の話を分かってくれるのがうれしくて「クルクミンC21H20O6がエイコサノイド類の生成を阻害し、鎮痛効果を…」とマシンガントーク。そんなありすを見た百花は安心したように、「…なんだ、そっか」。ASDのありすを倖生が好きになるワケがない…という百花の口ぶりに、和紗はもちろん、礼央と栄太も我慢できず、無意識ににじみ出た差別意識を指摘する。ゲイである2人は、そういう“線引き”を身をもって経験してきたのだ。百花は、居たたまれなくなって帰ってしまう…。

翌日の夕方、大学で清掃のバイトをする倖生の元に、ありすがお弁当を持って現れる。お弁当の中身は倖生の好物ばかり。倖生から「うれしい」と言われて満足するありすは、昨日途中で帰ってしまった百花にもお弁当を渡すが、「倖生も迷惑だと思っている」と言われ、ASDの自分には言葉と違う気持ちはよく分からないと説明する。百花は思わず「いいよね、そうやってかわいそぶってれば、みんなから守ってもらえるんだから!」と言い放ち、ありすは肩を落として帰って行く…。
そんな2人のやりとりを見ていた心護は、百花を責めることなく、ありすの成長に微笑む。そして、「ありすがやっと人とつながれたものが料理なんだ。それだけは否定しないで」と百花に伝える。

その夜、和紗の父・定一郎(皆川猿時)が『ありすのお勝手』の立て看板を作り、ありすと倖生は2人で仲良くペンキを塗る。はたから見ても良い感じの2人。和紗は、倖生がようやくありすと付き合う気になったかと聞く。しかし倖生は、自分の気持ちにふたをする決心をしていて…。

翌日、『ありすのお勝手』の繁盛を聞きつけたウェブ雑誌の記者がやって来て、ありすは1人で取材を受ける。予定では心護が立ち会うはずだったが、「みんなに守られてる」と百花に言われたことから、ありすは自分も大切な人を守れる強い人になりたい、と1人で取材を受けることにしたのだ。しかし、記者の小林(村岡希美)はありすが作った料理には目もくれず、ASDの質問ばかり…。

その夜、ありすは倖生に、むなしい胸の内を吐露する。ASDの自分にも出来ることでみんなを喜ばせたい、そう思って料理を作ってきた。だけど、食べてもらえなかった…。すると倖生は、取材時から放置され冷めきった料理を食べ始める。「めちゃくちゃうまい」と食べ続ける倖生の笑顔を見て、ありすはついに想いが抑えられなくなり…「ごめんなさい。私は倖生さんが好きです」――。私の気持ちは迷惑だろう…でも、こんな自分を理解し守り励ましてくれる倖生のことが大好きで…。懸命に想いを伝えるありすを、倖生は思わず抱きしめる…「俺もありすのことが好きだ」――。

しかしその頃、倖生の知られたくない過去が、SNSで拡散されてしまっていた…『噂のイケメン王子様店員は横領犯の息子。窃盗で逮捕歴もあるやばいやつでした』
やっと想いが通じ合った2人の運命は――!?

 

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/06.html

7話あらすじネタバレ

生まれてくれてありがと
「俺もありすのことが好きだ」――。倖生(永瀬廉)に抱きしめられて、ありす(門脇麦)はドギマギ…。次の日、なんだか気まずいありすと倖生。察しのいい和紗(前田敦子)は「お前ら、なんかあったな?」とニヤニヤ。が、幸せもつかの間。倖生の過去がSNSで拡散されて…。『横領犯の息子』『窃盗で逮捕歴もあるやばいやつ』――。

「俺がいたらみんなの迷惑になるから」と、荷造りを始める倖生。必死に引き留めるありすを突き放し、倖生は出て行ってしまう…。ホール担当がいない『ありすのお勝手』は休業することに。心護(大森南朋)も学会のためしばらく出張で、ひとりぼっちになったありすは、何も手につかない。来週は倖生の誕生日、どう過ごすのか…忘れようとしても倖生のことばかり考えてしまう。そんなありすを心配した和紗は、2人で店を再開しようと提案。忙しく仕事をして忘れるのが一番!背中を押されたありすは、身重の和紗を心配しつつ、店を再開。さらに、新しい恋を求めて恋活パーティーに参加。店を回したり、パーティーに付き添ったりと、ありすのために動く和紗を金之助(大東駿介)は心配して…。
一方、倖生がありすの家を出たと知った百花(大友花恋)は、倖生の誕生日に礼央(橘優輝)と栄太(堀野内智)を誘ってご飯に行こうと提案。倖生も断り切れず、行くことになるが…。

和紗の体に異変が!! ありすと倖生との恋の行方は!?そして、心護が晃生(竹財輝之助)の死について語る事実とは――!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/

倖生の父・晃生は、五條製薬の研究所長だったが、研究予算を横領した罪で追い込まれ、自殺していた。五條家では、倖生の素性を知った道隆(北大路欣也)が、誠士(萩原聖人)に倖生の監視を命令し…。

ありすは提案されるまま、倖生を忘れようと恋活パーティーに参加。しかし、男性参加者から声をかけられて空回りした上に、会場内で響いたクラッカーの音に驚いてパニックになってしまう…。
店でも失敗続きですっかり落ち込むありすに、心護と同じ学会に参加中の蒔子(木村多江)から電話が。好きな人を諦めるにはどうしたらいいのか?というありすの問いに、「本当に大切な人だったら、諦めちゃダメだよ」と蒔子。それを聞いたありすは意を決して、倖生に会いに大学へ向かう。好きだと言ってくれたのは嘘だったのか?自分の悪いところはどこか?…立て続けに質問するありす。倖生は「ありすは悪くない。心護さんが、俺の父さんを殺したんだ」――。
倖生は、ありすに話し始める。父・晃生と心護は五條製薬の同僚で、恋人でもあった。倖生は父の葬儀の夜、母からその事実を聞かされたという。晃生は、結婚後も家族に内緒で心護との関係を続けており、心護から金を無心されていた。ついには心護に横領をさせられて、死を選ばざるを得なかったというのだ。父の死後、倖生の母は無理をして働き続け、体を壊して他界。
「俺は心護さんに復讐するために、ありすの家に行ったんだ」。
もし倖生の言うことが本当なら…『ありすのお勝手』もそのお金で作ったのか?だとしたら、自分は倖生の不幸の上で恵まれた生活をしていたのか…?ありすは食事も喉を通らなくなってしまう。

一方、三ツ沢家では、和紗と金之助が大ゲンカ。身重の体を顧みずありすを支える和紗に、「自分だけの体じゃないんだぞ。もっと家族のことも考えろよ」と怒る金之助。こんな時に放っておけない、「ありすも家族だろ!」と言い返す和紗。
強気の和紗だったが、翌日、ありすの家で倒れてしまう。ありすがなんとか救急車を呼び、病院に運ばれた和紗は、緊急手術をすることに。胎盤が剥がれ、母子ともに危険な状態だ。駆け付けた三ツ沢家の一同は、和紗が死んでしまうのではと狼狽。みんなを落ち着かせようと明るく気丈に振る舞う金之助だが、「私のせいです」とオロオロしているありすのことが心配で…。

ちょうどその頃、倖生は百花たちに誘われた誕生日ディナーのためレストランへ。ところが、店に居たのは百花だけ。百花は、礼央と栄太が来られなくなったことを黙っていたのだ。2人での食事が始まるが、倖生はずっと上の空でほとんど食べていない。と、倖生のスマホに金之助からメールが。『和紗たおれた。ありすちゃんがやばい』。倖生はすぐさま席を立ち、店を出ていこうとする。「行かないで。…好きなの!」想いを告げ引き留める百花。しかし、倖生は「ありすのそばにいてあげたい」と店を飛び出していく。

病院に着いた倖生は、混乱しているありすを抱き締め、“ベンゼン”をする。その顔を見て、「倖生さんが、ベンゼンをしています…変な顔です」と、ようやく落ち着くありす。そして、和紗は元気な女の子を出産。母子ともに無事であることが伝えられ、三ツ沢家は安堵に包まれる。倖生は和紗から、「しばらくありすのこと頼んだぞ」と託されて…。

家に帰ったありすは、誕生日の倖生のため、思い出の味であるスコッチエッグを作る。しかし、祝わなくて良いと言う倖生。自分は、ゲイの父親が世間体のために結婚して生まれた子ども。いわばウソをつくための道具。自分が生まれてきて幸せになった人なんていない…。だから誕生日が嫌いだと言う倖生に、ありすは言う。
「倖生さんが生まれてきてくれて、今まで生きてくれて、すごくうれしいです」
和紗が死の淵に立たされ、ありすは大切な人を失う恐怖を味わった。倖生がいなくなるのは、同じように怖い。仮に心護が晃生に横領をさせていたとしても、それは倖生だけの問題じゃない、「私も、一緒に向き合いたいです」。ありすの真っすぐな思いに思わず涙した倖生は、「…ありがとう」と、スコッチエッグを食べ始める。「倖生さん、お誕生日おめでとうございます」――。

翌日、学会から帰った心護に、ありすは「お父さんが横領をさせたんですか?」と問いただす。そんなお金で開いた店なんかいらない、と追及するありすに心護は言う。
「晃生は、倖生くんのお父さんは、横領なんかしていない…全部濡れ衣なんだ」――。
倖生は絶句して…。

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/07.html

8話あらすじネタバレ

きみも大事な“家族”
「倖生くんのお父さんは、横領なんかしていない…全部濡れ衣なんだ」――心護(大森南朋)の告白に、ありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)は驚き言葉を失う。9年前、五條製薬の研究所の所長だった晃生(竹財輝之助)は横領の罪をなすり付けられ、自ら命を絶ったというのだ。だとしたら、心護が「殺した」と言った意味は?晃生が死を選んだワケは? 全てを知った倖生はショックを受け…。

倖生のことが心配で仕方がないありすは、なんとか励まそうと奮闘。一方の倖生は、和紗(前田敦子)に「元気よく振る舞ってみれば?」と言われて空回り…。すれ違う2人は、初デートに出かけた水族館で、初めてケンカに…!!
そんな中、三ツ沢工務店に、虎之助(三浦綺羅)とクラスメートたちが社会科見学にやって来る。息子の前でいいところを見せたい金之助(大東駿介)は、腕のケガを隠して大張り切り。さらに、小学校の飼育小屋の建設を頼まれ、息子のためならと、1人で造り始めるが…。
一方、蒔子(木村多江)の前には、横領事件の真相を知る人物が現れて…!?

好きな人の支えになりたいのに、空気が読めないし、気も使えない…。そんなありすが見つける答えは…?そして、25年前の火事と横領事件、2つの事件がつながり始める――!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/

9年前、五條製薬の研究所長だった晃生は、自分の知らない所長名義の隠し口座に研究費を横流しされ、真犯人に“バラせば家族の安全は約束しない”と脅されていた。自分を尊敬し、同じ創薬化学者を夢見る息子・倖生に失望されたくなくて、無実の罪をかぶることができず、かといって真実を明かすこともできず、晃生は死を選んだのだった…。

知らないうちに自分が父を追い込んでいた…父が死んだのは自分のせい…そう考えて落ち込む倖生を、ありすは水族館デートに誘う。クラゲを見たり、イルカを触ろうと誘ったり、無理して元気に振る舞う倖生をなんとかリラックスさせようと一生懸命なありす。しかし倖生は、ありすに心配かけまいと作り笑顔ばかりで…。ありすは「ウソの笑顔は嫌いです。うれしくありません」。すると倖生も「俺の気持ちなんかありすに分かんないだろ!」と大声をあげて、2人の間に気まずい空気が漂ってしまう…。

一方、和紗を見舞う金之助は、腕のケガを和紗に見抜かれてしまう。検査の結果、骨にヒビが入っていたためギプス生活になった金之助に、定一郎(皆川猿時)は「腕が治るまで休んでろよ」と飼育小屋建設をやめるよう忠告するが、金之助は最後まで自分でやると言って聞かない。止める定一郎と、やりたい金之助、2人の押し問答が始まると、話を聞いていた倖生が「なんなんすかそれ」と金之助に食ってかかる。息子のために父親が無理することで、息子がどれだけ傷つくか分かっていない…自分の境遇を重ね、つい熱くなってしまう倖生。金之助は何も言えなくなり…。

翌日、『ありすのお勝手』閉店後、ありす1人になったタイミングを見計らって百花(大友花恋)が店にやって来る。「ありすさん、ごめんなさい!」…以前、お弁当を持って来てくれた時の暴言を謝罪する百花。ありすは、百花は正しかったと言う。自分は空気も読めないし、気も使えない…「私は倖生さんにふさわしくないかもしれません」。後ろ向きな発言をするありすを、「バカじゃないの?」と一蹴する百花。自分は空気も読めるし、気も使える。でも倖生が選んだのは、それができないありすだ。ありすは自分の思ったことを言えるし、やりたいことをやり通せる。百花にないものをいっぱい持っている。と、ここで初めて百花の恋心に気づいたありすは、自分の方が倖生を好きだと主張。百花も、自分の方が倖生を好きだと言いだし、互いに譲らない言い争いは延々続いて…。やがてすっきりした百花は、ありすの料理を食べる。「おいしいよ。これが作れれば十分じゃん」。空気を読んだり気を使ったりするのは他の人に任せればいい。倖生の世界にはありすしかいないわけじゃない――百花の言葉が、ありすに気づきをもたらして――。
ありすの店を出た百花は、優作(前原瑞樹)と鉢合わせる。百花のことが気になっていた優作がダメ元で飲みに誘うと、百花は意外とあっさりOKして…。

ありすはおでんの屋台を開き、倖生と金之助を招待する。2人が暖簾をくぐると、すでに心護と定一郎が待っていた。なぜ呼ばれたのか分からない男たちに、ありすはおでんの魅力を説き始める。いろんな具材が合わさって1つの世界を作っているのがおでん。大根だけでも、たまごだけでも、はんぺんだけでもおでんにはならない。それぞれの具が、良い味を出し合って、おいしいおでんになるのだと。人間も、助け合えばいいのだ。ありすの言いたいことを理解した金之助は、飼育小屋を完成させるために、定一郎や倖生、みんなの力を借りることに決める。

みんなで力を合わせ、飼育小屋は無事完成。すると虎之助は「ごめんなさい」と金之助に謝る。自分が友達の前で大工の父を自慢しちゃったから無理をさせてしまった…と反省する虎之助の頭を、金之助は笑顔でなでてやる。「バーカ。めちゃくちゃうれしかったよ」。息子に期待されることが嫌な父親なんていない…。そんな親子の光景を見たありすは、「倖生さんのお父さんも、かっこいいって言われることが何よりもうれしかったんじゃないでしょうか?」。倖生の脳裏に、子どもの頃、頭をなでてくれた晃生の笑顔がよみがえる。ありすが言う…「倖生さんは1人じゃないです。私たちの家族のようなものです」。ありすの思いが倖生の心に染み込んで…。

晃生に横領をなすり付けた人を探し出して、懲らしめよう、とありすに提案される倖生。そんな2人の前に百花が深刻な顔をして現れる。「ありすさん。あのね、さっき…」。百花は数時間前、大学で恐ろしい会話を聞いてしまった…。それは、心護と誠士(萩原聖人)の密談…「もう隠し通せない。横領のことも。火事のことも」と迫る心護に、誠士が言い返す…「未知子が殺されたって知ったら、ありすはどうなる?」――。2つの事件はつながっている…!?火事の中、命がけで未知子を運び出したのは、誠士だが…。
その頃、蒔子は、人けのない場所でひっそりと、“罪の証拠”を燃やしていた――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/08.html

9話あらすじネタバレ

お母さんは殺された…!?ありす(門脇麦)は、心護(大森南朋)と誠士(萩原聖人)の会話を盗み聞きした百花(大友花恋)から、思いがけない話をされて驚愕する。25年前の五條製薬の火事は放火殺人だった!?しかも犯人は、倖生(永瀬廉)の父・晃生(竹財輝之助)に濡れ衣を着せた横領犯と同一人物…!?

真実が知りたいありすは心護を問い詰めるが、心護はごまかすだけで、本当のことを教えてくれない。もしかして、お父さんがお母さんを…?不安になるありすに、倖生は2人で調べることを提案。未知子(国仲涼子)を殺し、晃生を追い詰めた真犯人を突き止めるため、ありすと倖生は動き出す!

そんな不穏な空気が漂う八重森家とは打って変わって、三ツ沢家では和紗(前田敦子)と赤ちゃんの退院パーティーがにぎやかに開かれる。幸せな家族の姿を見たありすは…。

ありすと倖生は、百花からの情報で、25年前の火事を知る重要人物の元を訪ねる。そこからたどり着いた、まさかの真犯人の手がかりとは…!?そんな2人の動きを察知した心護は、不審な行動を始めて…。

最終回直前、ミステリーが大きく動く!
ありすの母と倖生の父、2人を死に追いやったのは一体誰!?その目的は…!?
ともに真実に向き合う、ありすと倖生の関係にも変化が!
そして、ついにありすは、実の父親が誰かを知ることになり――!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/alice/story/

厨房のありすキャスト・登場人物は?

俺のスカートどこ行った明智役は永瀬廉でキンプリ!出演ドラマ映画は?

引用元:日本テレビ公式サイト

八重森ありす(やえもり ありす)〈28〉:門脇麦

小さな料理店『ありすのお勝手』の店主。
自閉スペクトラム症の特性のため、頑固でこだわりが強く、コミュニケーションは苦手。だが、驚異的な記憶力の持ち主で特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせる。
3歳の頃から、有機化学者の父・心護と2人暮らし。心護の影響で化学にハマり、5歳で大学生の課題を解くまでに。やがて食材の栄養素や調理工程を、化学式や化学変化で理解するようになる。「料理は化学です」が口癖で、ひとたび料理の解説をし始めると止まらない。お客さんの健康状態や精神状態から、その人に合った“やさしいごはん”を作る天才料理人。

門脇麦さんコメント

小さな料理店『ありすのお勝手』の店主。
自閉スペクトラム症の特性のため、頑固でこだわりが強く、コミュニケーションは苦手。だが、驚異的な記憶力の持ち主で特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせる。
3歳の頃から、有機化学者の父・心護と2人暮らし。心護の影響で化学にハマり、5歳で大学生の課題を解くまでに。やがて食材の栄養素や調理工程を、化学式や化学変化で理解するようになる。「料理は化学です」が口癖で、ひとたび料理の解説をし始めると止まらない。お客さんの健康状態や精神状態から、その人に合った“やさしいごはん”を作る天才料理人。

引用元:公式サイト

酒江倖生(さかえ こうせい)〈24〉:永瀬廉

『ありすのお勝手』に、住み込みバイト希望でやってくる。
住所不定のフリーターで、一見すれていて無愛想なため、周囲から怪しまれるが、ありすが気に入り、ホールスタッフとして雇われることに。
自閉スペクトラム症のありすの行動や言動に戸惑うことも多いが、その才能やひたむきさに次第に惹かれ、支えるようになっていく。
ぶっきらぼうだが、根は優しい。
実は、ある目的で店にやって来ていて…!?

永瀬廉さんコメント

昨年の「新・信長公記」に続いて、また日曜ドラマに出演できるのが嬉しいです。
僕は全く料理をしないのですが、台本を読んで、“化学”という目線で料理を捉えているのが、とても新鮮でした。たくさんの料理が登場するので、撮影中はドラマの料理だけでおなかいっぱいにできそうで、楽しみです(笑)!
僕が演じる倖生は、ありすの元に住み込みバイトとして現れるミステリアスな青年。人との距離の取り方が不器用で、不愛想に見られがちな感じですね。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑)。でも、寄り添いたい気持ちが相手にうまく伝わらなかったりするところが、倖生と似ているかもしれないです。
初めてご一緒する門脇さん、一度共演させて頂いている大森さんとのお芝居を、そして美味しい料理を、精一杯楽しみたいと思います!
温かい気持ちになれてクスッと笑える作品ですので、倖生はなぜ、ありすの元にやって来たのか? という謎に注目してもらいつつ、皆さん楽しみにお待ちください!

引用元:公式サイト

八重森心護(やえもり しんご)〈51〉:大森南朋

ありすの父親。未婚でゲイ。
大学で有機化学を教える教授。かつては大手製薬会社・五條製薬で創薬研究をする化学者だったが、25年前に大学の研究室へ戻る。
ゲイであることを公言し、ご近所さんに助けられながら、男手一つでありすを育ててきた。
温厚で心優しく、ありすを深い愛情で見守っているが、娘に関してはかなり心配性。
ありすには「母親は亡くなった」と説明しているが、多くは語らず…。

大森南朋さんコメント

このドラマはユニークな角度から、様々な特性を持った人たちに踏み込んでいくお話です。“化学者でゲイ”という役柄は、自分とは異なる部分も多くありますが、人間的に持っている大きく深い部分での共通点を大切に演じていけたらと思います。
ドラマに出てくる料理も楽しみにしていてください!料理は普段あまりしませんが、食べる方では、サバの塩焼き、お蕎麦などが好きで最近はヘルシー路線です。強いて言うなら得意料理は餃子。といっても包むことに特化しているので、これを料理と呼んでよいものか分かりませんが(笑)。
素晴らしい面白いキャストが集まっています。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、とてもワクワクしています。
色々な謎が途中で明かされていくところも大きな見どころになりますので、ぜひ楽しみにしていてください!

引用元:公式サイト

三ツ沢和紗(みつざわ かずさ)〈28〉:前田敦子

ありすの幼なじみで、唯一の友達。
近所の『三ツ沢工務店』の一人娘で、地元では有名な最強の元ヤン。
幼い頃から気もケンカも強いが、心根は優しく、その拳でありすをいじめから守り抜いてきた。
2人の息子のママで、只今、第3子を妊娠中。
『ありすのお勝手』のホール係として、ひとりで接客を担当するが、出産に合わせて代わりのバイトを募集している。
倖生に、仕事とありすとの接し方をレクチャーしていく。

前田敦子さんコメント

ありすが作るおいしくて やさしいごはんは、私もとっても気になり食べてみたいです! 天才料理人ありすと幼なじみで親友の役ということで楽しみな想像しかできません!
私が演じる和紗はやんちゃな元ヤンなので性格は真逆かもしれませんが、大切な家族や親友を思う気持ちは一緒ですね。
作品の中ではありす達と家族ぐるみで関わっていくので、撮影現場でも実際に大家族のように、みんなで仲良く撮影ができたらと楽しみにしています。
和紗は2人の息子のママで第3子を妊娠中というパワフルなお母さんです。私も日常的に息子に料理を作っていて、息子の好きなオムライスの中に入れる野菜や具材の最高の組み合わせを、反応を見ながら追求したりしています!
このドラマはみんながいろいろな想いを抱えながら生きています。私もありすやみんなを守れるたくましい人になれるように、物語の展開を楽しみにしながら頑張ります!

引用元:公式サイト

五條蒔子(ごじょう まきこ)〈51〉:木村多江

五條製薬のCEOの娘。
研究開発担当取締役で新薬の開発に情熱を注ぐ創薬化学者でもある。
夫・誠士が五條製薬のCEOに就任することが内定している。
真面目で責任感が強い。誠士のことを心から愛しており、頼もしく思っている。
心護の古い同僚でもあり、ありすの過去を知っているようで…?

木村多江さんコメント

面白い作品を生み出す制作陣と、またご一緒できることがとても嬉しいです。
今回、演じる蒔子さんは理系の研究者。私は理系の頭を全く持ち合わせていない文系タイプですが、ミステリーの部分で、どう彼女が関わっていくのか私自身も今から楽しみです。
ありすちゃんの作るおいしいご飯が出てくるシーンがたくさんあると思います。そこに参加してキャストの方々と一緒に食べたい! そんなシーンがあると良いなぁという個人的願望です(笑)。
それぞれが思いやりながら、助け合いながら生きている愛おしい人たち。
心温まりながらも、隠されたミステリーが!
新年、このドラマをみなさまと一緒に、楽しめたら嬉しいです。

引用元:公式サイト

五條道隆(ごじょう みちたか)〈74〉:北大路欣也

蒔子の父。日本屈指の大手製薬会社・五條製薬のCEO。まもなく娘婿の誠士にCEOの座を譲り、会長に就任する。創業250年の五條製薬を守ることを、何よりも大切にしている。経営者としては、ドライでクール。老舗の看板のためなら、どんなに恨みを買おうと手段は選ばない冷徹さを持つ。

北大路欣也さんコメント

ありすが自身を取り巻く環境に順応していこうと必死で生きる姿にとても共感しました。
色んな壁を乗り越えていってもらいたいと個人的に応援する気持ちです。
そして、視聴者の方々にも共感を覚えていただけるのではないかと期待しております。
ぜひお楽しみください!

三ツ沢金之助(みつざわ きんのすけ)〈34〉:大東駿介

和紗の夫。和紗の実家『三ツ沢工務店』の婿で腕の良い大工。愛妻家で子煩悩。アツくてまっすぐで、底抜けに良い奴。思ったことがすぐ口に出たり、おだてられたり頼られると調子に乗りやすい単純さが長所でもあり、短所でもある。

大東駿介さんコメント

日々忙しく生きていると、食べることが、ただお腹を満たすことになっているなぁと感じるときがあります。
そりゃ、お腹がすいたら食べるし、食べなきゃ死んじゃうから食べるんですが、『食事』ってただ食べる行為ではなくて、今の自分の体調や気分と向き合ったり、大切な人に作ったり作ってもらったりテーブルを囲んだり、想いを分かち合う時間のことなのかもなぁと『厨房のありす』の台本を読んで感じました。
そんな日の夕食はいつもより、心も身体もお腹も満たされた気持ちになります。
明日の食事がより豊かになるドラマになると思います。

五條誠士(ごじょう せいじ)〈52〉:萩原聖人

五條蒔子の夫。まもなく五條製薬のCEOに就任する。もともとは、妻・蒔子や心護と同僚の創薬化学者だったが、現在は婿として、道隆の下、経営側に専念している。穏やかで妻思いのスマートな実業家。

萩原聖人さんコメント

新しい年の始まりに、この作品に参加させてもらえることに感謝と共にとても興奮しております! 誠士がどのように物語に絡んでくるのかは、まだまだ未知数ですが、誠実にそして楽しく演じられたらと思っています。
初めて出会う人達や再会出来る皆さん、そして観てくださる方々に愛してもらえるように頑張ります!

三ツ沢定一郎(みつざわ じょういちろう)〈55〉:皆川猿時

和紗の父。『三ツ沢工務店』社長。一流の大工で職人らしい一本気だが、明るく牧歌的。誰にでも優しく、公平。幼い頃から、和紗に「ありすを守ってやれ」と教えるなど、25年間、八重森親子を一番近くで支えてきた。孫たちを溺愛し、お酒が大好き。最近は、腰痛に悩まされている。

皆川猿時さんコメント

おつかれさまです。皆川猿時、52歳、103キロです。私が演じる三ツ沢定一郎は、明るく牧歌的な飲んべぇで、最近は腰痛に悩まされているそうです。ええ。地で行けそうです(笑)。あ、そうそう、美味しい料理がたくさん登場するのでしょうね。ええ。怒られない程度につまみ食いしたいと思います(笑)。よろしくお願いします。

三國谷優作(みくにや ゆうさく)〈28〉:前原瑞樹

ありすと和紗の幼なじみ。今では真面目でしっかり者だが、昔はガキ大将。
ありすが野菜を仕入れる『スーパー三國谷』の店長。
幼い頃、いじめていた事を覚えられており、ありすからは敬遠されている。

前原瑞樹さんコメント

ずっと作品を一緒に作ってきた、玉田真也さんの脚本で、日曜ドラマに出演させてもらえるのがとっても嬉しいです。心温まる優しい物語の中で、三國谷優作はややクセのある人物ですが、優作なりの正義感というかお節介さで、みんなとうまく関われたらいいなと思っております。ありすの美味しいご飯を食べられるチャンスが少なそうな優作ですが、常にチャンスをうかがって待機しておこうと思います。

引用元:公式サイト

松浦百花(まつうら ももか)〈25〉:大友花恋

心護の大学の有機化学研究室に出入りする稲城化成の営業担当。
倖生の元同級生で好意を寄せていた。
女子力が高く、明るく社交的。

大友花恋さんコメント

初めてこのお話を伺ったとき「このドラマはきっと日本の日曜日の夜を温めてくれるだろう」と心がわくわくしました。
温かな食事、温かな友人、温かな家族、温かな恋。
この物語が描く世界は、誰かのことを想う温もりいっぱいの愛情に溢れています。
そんな世界の中を、百花として生きることができるのがとても嬉しいです。
百花の視点と彼女なりの考え方を持って、ありすをはじめとする皆さんと向き合ってまいります!
一生懸命に生きる登場人物の姿が、月曜日を前にした皆さんの心の栄養になりますように。

山口礼央(やまぐち れお)〈22〉:橘優輝

心護の研究室に所属する大学生。恋人の栄太とともに、同じゲイの心護に恋愛相談している。クールだが優しい。

橘優輝さんコメント

初めて企画書を読ませて頂いた時、それぞれ抱えているものはあるけれど温かい作品になるだろうなという印象を受けました。自分の演じる役柄はクールな大学生ですが、今まで経験したことのないテイストの作品で初めてのタイプの役柄を演じさせてもらえることが今から楽しみです。視聴者の方々が毎週楽しみになる作品を届けられるように頑張ります!

野村栄太(のむら えいた)〈22〉:堀野内智

心護の研究室に所属する大学生。礼央の恋人。ヤキモチ焼きで乙女チックな性格。

堀野内智さんコメント

このドラマには料理がたくさん出てきます。観ていたらお腹も空くし、きっと心が温まります! 僕が演じる野村栄太は、礼央の事が大好きで、『恋する乙女』な性格のゲイの大学生です。礼央への気持ちや好きな人に一直線というところを少しでも共感していただけたら嬉しいです。皆さんに愛される可愛いカップルを演じていけたらと思います! とても温かい気持ちになれるドラマです。日曜の夜にご家族や、恋人、友人と一緒に楽しんでください!

厨房のありす主題歌は?

ナギサさん年齢設定!年齢差のメイ【多部未華子】と大森南朋は恋愛はあり?

「厨房のありす」の主題歌は、miwaさんの『それでもただ』です。

miwa(みわ)さんは、現在33歳のシンガーソングライター。

2010年にドラマ「泣かないと決めた日」の主題歌『don’t cry anymore』でメジャーデビューを果たし、その後は多くの楽曲リリースやライブ、フェス、音楽番組の出演などを精力的に行なっています。

2013年には、月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の主題歌『ヒカリへ』がヒットし、年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場!以来、2016年まで4年連続紅白出場を果たしています。

また、女優としても活躍していて、映画「君と100回目の恋」では坂口健太郎さんとW主演を務めたことも話題になりました!

今回の「厨房のありす」の主題歌『それでもただ』は、そんなmiwaさんがドラマのために書き下ろした新曲で、物語に合わせて”人に寄り添うこと、ひとりじゃないこと”をテーマに作られた、ちょっぴり切なくも温かい楽曲となっているそう。

miwaさんコメント

主題歌を担当させていただき、大変光栄です。
人に寄り添うこと、ひとりじゃないことをテーマに、大切な人を全て肯定できて心がじんわりとあたたかくなるような楽曲を作りたいと思い、制作していきました。主人公ありすのことを思う視点、そしてありすから周りの人への思い、どちらにも「それでもただ」と願う気持ちを感じていただけたらと思います。時にもどかしく切なくも、誰かを思う気持ちのあたたかさによって、この楽曲がドラマと共に皆様の心を溶かしてくれますように。

引用元:公式サイト

楽曲のリリース日などはまだ解禁されていないので、今後の情報を待ちましょう!

miwaさんは女優業もやっているので「厨房のありす」では、お客さん役として出演する可能性もあるかも??

楽曲はもちろん楽しみですが、miwaさんの登場も期待したいですね♪

まとめ

リモートで殺される犯人ネタバレは前田敦子の演技が怖い!古郡一馬は生きてる?

今回は「厨房のありす」の原作あらすじや脚本家、キャストについてご紹介しました。

「厨房のありす」の原作はなく、ドラマ「JOKER×FACE」や映画「僕の好きな女の子」などを手がける脚本家・玉田真也さんのオリジナルドラマです。

生きづらさを抱える登場人物たちが、明るくお互いの凸凹を埋め合い、支え合い、あったかい言葉とごはんで絆を結ぶ、切なくも心温まる謎多きハートフルミステリー。

主演は門脇麦さん。永瀬廉さんや大森南朋さん、前田敦子さん、木村多江さん、北大路欣也さんなど豪華キャストが脇を固めます!

美味しそうなご飯にお腹が空くこと間違いなし!ミステリー要素ありで考察も楽しめる内容になっています。

「厨房のありす」は日本テレビ系毎週日曜夜10時30〜放送です!お楽しみに♪

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