2023年4月からスタートしたNHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」は神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さん演じる、主人公の槙野万太郎(まきのまんたろう)がついに上京し東京大学へ!
「らんまん」は実在の植物学者の牧野富太郎(まきのとみたろう)をモデルにした物語で、万太郎が東京にやってきて植物学の研究をスタートし、植物学雑誌を制作することに。
そして植物学雑誌の製作するために、なんと自ら「石版印刷(リトグラフ)」の印刷技術を学ぶために訪れたのが「大畑印刷所(おおはたいんさつじょ)」で俳優の奥田瑛二(おくだ・えいじ)さんが演じる大畑義平(おおはた・ぎへい)に会いに行き、自分の思いを伝え、働くことに。
そんな大畑印刷所ですが・・・なんと実在の印刷所がモデルになっているんです。
万太郎のモデルの牧野富太郎さんも通った石版印刷所なんです。
今回は朝ドラ「らんまん」で万太郎が印刷技術を学ぶために訪れた「大畑印刷所」の実在モデルの石版印刷所について、史実をご紹介していきます。
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らんまん大畑印刷所で万太郎が石版印刷技術を学ぶ!
らんまん大畑印刷所のキャスト!強面の職人や絵師の岩下役の河井克夫など
まずは、朝ドラ「らんまん」で万太郎が大畑印刷所に訪れた6月5日放送の46話のストーリーです。
第10週「#ノアザミ」
🌸────────🌸印刷所で見習い?!
万太郎が店に来なくなってヤキモキする寿恵子…
次週予告をチェック!
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— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) June 2, 2023
植物学雑誌の創刊に向け、万太郎(神木隆之介)は大畑(奥田瑛二)が営む印刷所へと向かう。描いた絵の筆遣いをそのまま印刷できる“石版印刷”の技術を習得したい万太郎は、大畑と妻・イチ(鶴田真由)に働きながら学ばせてほしいとお願いする。授業料も支払うという万太郎に、大畑とイチは驚きながらも承諾するのだった。一方、寿恵子(浜辺美波)は、白梅堂にはしばらく来ないと言った万太郎のことが気になっていて…
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/113326242
「大畑さん。わしをここで働かせてください」
「はぁ!?」
描いた絵の筆遣いをそのまま印刷できる #石版印刷 の技術を習得するため、働きながら学ばせてほしいと、大畑に頼み込む万太郎。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #奥田瑛二 #鶴田真由#山根和馬 #阿部亮平 pic.twitter.com/znrQcjCr5z
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) June 4, 2023
印刷所では、東京大学で出会うことのないような、強面の職人や、個性的すぎるけど優秀な画工の方などがいました。
そして、いきなり「ここで働かせてください!」と印刷技術を教えてくれという万太郎に、怒り出す大畑義平。
ところが、教授料を払って、見習いから働くと言う万太郎に、困惑しながらも、了承する大畑義平。
というか・・・その授業料は、誰から出るのでしょうか??もしかしたら竹雄の働いたお金((+_+))
こうして万太郎は、昼間は大学で研究をして、夜は、印刷所で働く忙しい生活がスタートして、竹雄との関係性も変わることになります。
#石版印刷 は、図版描写に優れた画期的な印刷方法として大きな話題になっていました。
竹雄の心配をよそに大畑印刷所での修業を始めた万太郎。今後どうなっていくのでしょうか…?#朝ドラらんまん #神木隆之介 #奥田瑛二#山根和馬 #阿部亮平 pic.twitter.com/MNSoFPNZJH
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この様子だと、寿恵子を迎えに行くのが、かなり後になりそうですが、大丈夫なのでしょうか(^^;ちょっと心配になってしまう寿恵子事情。
――『愛する者なくして、誰が、たったひとり、生きられようか』
万太郎の面影を振り払おうとしてもできない寿恵子。
「…なんで来ないなんて言うの…?」#朝ドラらんまん #浜辺美波 pic.twitter.com/HZ0fPnaYA2
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) June 5, 2023
らんまん大畑印刷所のモデルは実在の石版印刷所!牧野富太郎が無給で働いた!
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らんまんに登場した「大畑印刷所」ですが、実在する印刷所がモデルになっています。
牧野富太郎さんも万太郎と同じように、石版印刷の技術を学ぶために、印刷所で無給で働いていたんです。
牧野富太郎さんが石版印刷技術を学ぶために、神田の錦町にある石版印刷所に行き「印刷技術を学びたいので給料はいりませんから、夜間の見習いとしてやとってほしい」と言います。
ドラマでは、お金を払うと言った万太郎ですが、個人的に何冊か読んだ牧野富太郎さんについての書籍には、印刷所にお金を払ったという記述はなく、真偽は不明です。
印刷所の主人・太田義二さんは、富太郎さんの申し出を受けて驚いたものの「植物の本を出したい」という青年を応援したいと思い、受け入れたようです。
こうして、富太郎さんは昼間は植物画を描いて、夜は印刷所で石版印刷を学ぶ、忙しい日々をなんと1年ほど続けたそうです。
植物が大好きだからできたことだと思います。
この技術は、牧野富太郎さんのその後の出版物に大いに生かされることになります。
ちなみに印刷所の主人の太田義二さんは、ドラマの奥田瑛二さん演じる大畑のモデルになった方だと思います。
余談ですが、太田義二さんは、富太郎さんに印刷技術を教えるだけでなく、妻となる小沢寿衛子(後の・牧野寿衛子)さんとの結婚の間を取り持った方でもあるんです。
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そんな話題の石版印刷を富太郎さんが学ぶきっかけとなったのが「植物学雑誌」の創刊作業を進める過程で、ぶつかったある問題です。
植物の図や文章を書くことは習ったわけでもなくい、写生の腕には自信があった富太郎さん。
今朝のらんまんは、印刷所が出てきましたね
石版印刷はいつ出てくるかとドキドキしながら見守っていたのですが、ついに登場!
来週からは印刷所のシーンが多そうで、とても楽しみです
来週の常設展紹介は、万太郎もかかわった #石版印刷 に関する資料を紹介していく予定です#朝ドラらんまん pic.twitter.com/KDP1Emqq0M— 印刷博物館 PrintingMuseum (@PrintingMuseumT) June 2, 2023
ところが精魂こめて描いた植物図がその通りに印刷されていないことに気づきました。
この時代の印刷の主流は石版印刷(リトグラフ)でした。
平版印刷の一種。版材に炭酸カルシウムを主成分とした石版石を使うもので,1796年ドイツの A.ゼネフェルダーによって発明された。石版石の上に脂肪性を含んだインキを落し,それをふき取ったところ,その跡が水を反発する層になっていることを発見,それが発明のきっかけになったという。その原理は製版用インキ (解墨〈ときずみ〉) の中に含まれている石鹸分が加水分解によって脂肪酸分子を遊離し,その一端のカルボキシル基で石版石表面に吸着して画線の基礎をつくる。これに使う専用印刷機もあるが,特殊な工芸印刷以外はほとんど金属平版に変った。
引用元:https://kotobank.jp/word/%E7%9F%B3%E7%89%88%E5%8D%B0%E5%88%B7-86920
水と油が反発する性質を利用するため、木版や銅板のように彫る作業が不要で描いた文字や図柄をそのまま印刷できるものでした。
再現性は高いものの、どんなに精緻に描いても、印刷技術の良し悪し次第でせっかくの原図が台無しになってしまいかねません。
こうして自分で印刷技術を学び、自分で印刷から手掛けたいと思うようになったのでした。