【群青領域】ネタバレ!原作あらすじキャストまとめ

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2021年10月からNHKドラマ10では「群青領域(ぐんじょうりょういき)」がスタートします。

主演は、韓国出身の女優、シム・ウンギョンさんです。主演した映画「新聞記者」でアカデミー賞で最優秀女優賞に輝いた注目の女優さんですね。

過去の挫折と深い傷を負ったバンドメンバーの主人公が、狭い価値観の世界から脱出して「1人の人間」として力強く生きながらも、それでも誰かを求めて、生きていくのに欠かせない繋がりをつかむまでを描いたドラマです。

主人公の逆境を乗り越えていく姿に、癒しと勇気を与えられます。

今回はドラマ「群青領域」の原作ネタバレやあらすじ、キャストなどをご紹介します。

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目次

【群青領域】原作ネタバレと脚本家は?

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【群青領域】原作とネタバレは?

「群青領域」は、原作がない、脚本家のオリジナルドラマです。

このドラマは、絶大な人気を誇る5ピースバンドのメンバー、キム・ジュニが、過去の挫折と深い傷、さらに恋人でもあったボーカルが脱退宣言するというショッキングな出来事に喪失し、SNSや音楽など、狭い価値観の世界から脱出し、「1人の人間」として再生していく物語です。

「誰にも侵されない領域」を得るため、ジュニが逃げ出した海では、新たな出会いがありました。

力強く生きていくために必要なことは?もう一度、音楽を取り戻すにはどうする?

以下は、「群青領域」を手がけた脚本家をご紹介します。

【群青領域】の脚本家は?

脚本は、長田育恵(おさだいくえ)さんが手掛けました。

長田育恵さんは、舞台やミュージカルを中心に手がける脚本家・劇作家です。

現在44歳で、1996年から、早稲田大学で脚本や演出活動を始めています。

2016年の「蜜柑とユウウツ-茨木のり子異聞-」では、鶴屋南北戯曲賞を受賞。

過去に手がけた「砂塵のニケ」や「海越えの花たち」「豊穣の海」の3作は、紀伊國屋演劇賞で、個人賞を受賞するなど功績を残しています。

昨年には、舞台「ゲルニカ」が上白石萌歌さん主演で公演されました。

また、ドラマでは、今年NHKで放送された「流行感冒」の脚本を担当。

さて、今回の「群青領域」では、どんな物語を描いていくのでしょうか?

以下で、あらすじをご紹介します。

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【群青領域】1話あらすじ!恋人の裏切りからの逃避

まずは、10月15日に放送される初回第1話のあらすじです。

キム・ジュニは挫折した過去を持つが、ピアノの超絶技法を武器にロックバンドのメンバーとなった。今や、ファン公認の恋人でボーカルの陽樹と共に憧れの存在。しかし陽樹は、ハリウッドデビューを果たした女優と親密になり、そのうえ世界配信のオンラインフェスで突然の脱退宣言をする。恋が終わっても、二人の間には音楽の絆があると信じていたジュニだが、SNSの標的になる。力をなくしたジュニは海へ逃げるが、そこには…

引用元:NHK公式サイト

ロックバンド「Indigo AREA」で、ピアノを担当するキム・ジュニは、ボーカルの陽樹と恋人関係で、それはファンも公認するほど、憧れの存在でした。

しかし、陽樹は、別の女優と親密な関係であることが明らかになり、さらに世界配信では、突如、脱退宣言をします。

翌日から、SNSやメディアの標的となったジュニは、心ない報道に傷つき、東京の街から逃げることを決意。

やがて、海辺の町へと行き着き、新たな出会いをきっかけに、ジュニは新しい世界を知っていきます。

そして、ジュニは、SNSも音楽もない世界で、「普通の暮らし」をして癒されるように。

「1人の人間」として力強く生きていくために成長していく姿と、そこには欠かせない繋がりをつかむ勇気を与えてくれるドラマになっています。

永遠のままでいたかった

海底に寝そべるキム・ジュニ(シム・ウンギョン)は、心の奥に誰にも触れられたくない領域がある、と思います。
バンドでパフォーマンスをするジュニは、技術を褒められていると、ジュニとボーカルの陽樹(柿澤勇人)は別の仕事によばれ、取材の写真の撮影が始まります。
インタビューに代わり、バンドについて聞かれ「僕がこのバンドに入ったのはジュニのピアノがあったから」と陽樹が答え、恋人としての今後も聞かれ「変わって行かないとダメでしょ」と陽樹が答えます。
撮影後、陽樹が何気なく資料を見つけると、ハリウッド女優・緋山のもので、日本版の主題歌が決まったことを告げられます。
解散後、先に行く陽樹はスタジオに来た緋山と仲が良さそうに、ジュニはその様子を見てしまいます。
次の仕事に向かうジュニは、宮野(板谷由夏)から「最近陽樹の様子がおかしい、何か知らない?」と聞かれ「いや、やっぱり永遠はない」と呟き、「なんでもない」と誤魔化します。
インタビュー記事の確認をお願いされたジュニは、手帳に書かれたいつかやりたいことに「バンドを続ける」と書き込みます。

飛び立とうとする陽樹

音の確認をする陽樹以外のバンドのメンバーは、ジュニたちが到着すると、宮野が陽樹が来ていないことに怒ります。そして、他のメンバーが新曲の作詞を「ジュニにしてほしい」と言います。
ジュニは「それって宣伝のためだよね。私陽樹のことよくわからない。陽樹は私のピアノが必要だって」と言います。ジュニ自身ではなく、ピアノが必要??
他のメンバーはさりげなく励ましますが、ジュニは「今ピアノを弾くだけで精一杯」と言い断ります。
その頃、外で陽樹の到着を待っていた宮野は、電話が鳴ったので、陽樹と思い電話に出ると、別の人でした。

宮野は喜んでみんなの元に向かい「アメリカのオンラインフェスに、東京ショウケースと出ないかって連絡きた」と言います。
盛り上がるメンバーたち、陽樹が来るまでと曲の練習をしていましたが、陽樹は最後まで到着しませんでした。
拓真(落合トモキ)は「陽樹が以前ラジオで自分たちのこと、バックメンバーだって言ってた」と言われ怒っています。

実際バンドはボーカルの陽樹の人気が圧倒的でした。

そして、本人が来てから、その発言について聞いていることにします。
ジュニはみんなと解散すると、陽樹がパフォーマンス中に目を合わせるとそらされてしまったことが気にかかり、陽樹に「会って話したい」と連絡をしますが、返信は来ません。
インディゴのアメリカフェスの出場が決まり、ファンを含めて日本中が盛り上がり、フェスの当日なかなか陽樹が来ません。
「必死に探してる」と言う宮野、ジュニはスタジオを出て、インタビューを受けた際、陽樹を「天才で孤独な人」と言ったことを思い出していると、陽樹がやって来ます。
なんとか陽樹が間に合い、無事にパフォーマンスを始め、その頃緋山がスタジオに到着します。

そして無事にパフォーマンスを終えると、陽樹が「俺はバンドを辞めます。止まらないためソロとして活動する」と言い、会場を出てしまうのでした。

自分勝手な演奏

緋山と落ち合う陽樹は止めにきたジュニに「恋人として終わりでも、2人でしか作れない音あったでしょ」と言われ「あんたのピアノがなくても飛べる。
気づいてた?あんたは俺のために引いてなかった。自分のために引いてた。自分の技術ばかり見せる演奏で俺が歌い出して、思い出す。
わかるか、俺がどんなに惨めなのか。エゴがあってもいい、ならそれを認めろ。」と陽樹は怒りつつ言い、ジュニは否定しようとしますが「俺はそう感じてない」と言い、みんなが止めるのを振り払い立ち去ります。
時間が経ち、ベッドにまるまり寝そべるジュニは、みんなから連絡が来ますが無視すると、母親からのしつこい電話にようやく出ます。

逃避行

ジュニはテレビをつけると陽樹のニュースでジュニとは破局していたことになっていて、どこのチャンネルにしても同じで、ジュニは泣き出します。
事務所では宮野たちが心配し、家に向かうとついて行こうとする拓真を、他のメンバーが止めます。
ジュニが外に出ると、カメラに追われ困っていると、宮野の車が来て助けられますが、目が合うと思わず逃げてしまいます。
タクシーに乗り込み逃げると、運転手に「海に行きたい」と伝え、運転手に正体がばれそうになり、電車でも乗客の触っている携帯に怯えてしまいます。そして乗客がこっそり撮影していました。
宮野が事務所に戻ると「ジュニは逃げた」と伝え、ジュニは駅を降りバスに乗り込むと、たくさんの人からこっそり撮影されてしまいます。
ジュニは海にたどり着くと、近所の少年に正体がばれ、S N Sを見ると自分の記事がたくさん出ていることに驚きます。
岩場を逃げるジュニは海に飛び込もうとすると、釣りをしていた小木(若葉竜也)がその様子を見て駆け寄ると、ジュニは海に落ちてしまいます。

【群青領域】2話あらすじ

海へ落ちたジュニ(シム・ウンギョン)を助けた男は、荷物も流されたジュニを自分の下宿に連れていく。熱を出したジュニは布団の中で目覚める。何も聞かず朝ご飯を出し、畑仕事など手伝わせるのは下宿の主で年老いた、たえだった。男はただ一人の下宿人の蓮(若葉竜也)。素性を明かさず、ピアノのない穏やかな普通の暮らしのなかで、自分を責めるジュニをたえは「そのままのあんたでいい」とその手を優しく包む。が、たえは倒れ…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/5NPRJV64XM/

蓮とたえとの出会い

陽樹と決別し、ある街にたどり着き、海に落ちたジュニは、蓮に助けられ蓮の下宿先にお風呂に入るため誘われますが、ジュニは荷物のハンカチを使うため断ろうとして、荷物が海に流されていることに気づきます。

ジュニは蓮の家に行き陽樹とのことを考えつつお風呂を借り、お風呂から上がると服が選択されていて、仕方なく用意されていた洋服に着替え、窓から庭を見て綺麗な景色に目を奪われます。
下宿の管理人のたえが来てジュニはお礼を言うと、蓮が庭に水をまきそこにできた虹をジュニは見つめます。
ジュニは昼寝をするからとたえが部屋を離れたため、一人部屋に残ってしまい居心地が悪く感じつつ、陽樹のことを考えていると寝てしまいます。
ジュニの様子を心配した蓮がジュニの顔に触れると、熱があり驚きます。

ジュニを心配するメンバー

一方、ジュニの事務所では「ジュニは悦子さんからも逃げた」と話す五十嵐たちに、悦子は陽樹をバンドのメンバーに入れたせいだと謝ります。
「気にすることない。ジュニは責任感が強いから疲れただけだ」という充たちに、五十嵐は「ジュニには、普段助けてくれる人がいたのかな?」「僕たちは何も知らない、日本に来る前のことも」と話し、孤独だったのかもしれないとしないするのでした。

一方、布団の中で目を覚ましたジュニは洗濯され整えられた服が枕元にあり、着替えて部屋を出ると誰もおらず、ようやく現れたたえにお礼と謝罪をすると、たえの用意した朝食を食べます。
食べ終えた食器を台所に運んだジュニは、帰ることを伝えようとしますが、のど飴にも使われる果物を酒で漬けて、以前漬けていた物を飲ませてもらいます。
「何も聞かないんですね」と言うジュニに「あんたみたいな人(死のうとした人)初めてじゃない。好きなだけいて少し元気になったら出ていけばいい」と言います。
ジュニは蓮がたえの孫だと思って話していると、「蓮は最後の下宿人。私も爺さんに会いたくて。蓮があんたを助けたって聞いて安心した」と言われます。
たえに言われ、野菜の収穫や料理を手伝うと、包丁の使い方から教えてもらい、一緒に夕飯を食べます。

自分を殺そうとしていた

ジュニは、たえから猫手の猫と呼ばれ「電話したい時は使っていいよ」と言われ、名前を聞いてなかったと話す蓮たちに「キム・ジュニです」と言うと、日本人でないことに驚かれます。
ジュニは紹介された部屋に行くと蓮の写真が飾ってあり「前の仕事、もうここにはいけない。」と言われ、ジュニは助けてもらったお礼を言います。
すると蓮に「あの時あんたは自分を殺そうとしてた、そんなことできるもんじゃない、もうするなよ」と言われます。
ジュニは寝ながら陽樹のことを考えてしまい、涙を流してしまいます。

陽樹の葛藤

一方陽樹はソロデビューのレコーディングをしていました。しかし、レコーディングを急ぎたい陽樹とプロデューサーは揉めます。

「ソロデビュー曲がどんな曲にするのかを慎重に検討しないと。」とプロデューサーに言われイライラする陽樹。

そこに、陽樹を引き抜いた社長がきて「リスクを負った今、焦るな。ライブ配信であれだけのことをやったんだ。世間はジュニの味方についた。」と言われるのでした。

のどかに暮らすジュニは、たえの書斎の整理を手伝いクックシリーズの絵本を見つけ喜んでいると、たえの旦那さんが作者であることを知ります。
クックの庭の絵本の絵が、たえの家の庭であることを知り、庭にさく草の名前を知っているたえに全部知っているのか聞くと「鳥が運んでくるのもあるから、全部は。毎日変わり続けてるんだよ」と言われます。

人を傷つけた

たえに料理を教わるジュニは「なんでそんなに優しいんですか?」と尋ねると「他人だからだよ。悪者でなければ誰でも、今日1日が楽しければ」と言われます。
「私はいい人間じゃない。欲張りな自分に気づかずにいて、人を傷つけました」とジュニは言うと「大切な人だったんだね。未練かい」と言われ「今は誰とも関わりたくない」と答えます。
「また人と関わりたくなったら、自分を許せばいい。人生の真ん中にいる時は辛いんだよ。どう生きるかは自分で決めればいい。一生懸命正直に生きてきたんだろ?」とたえに言われ、ジュニは静かに泣き出してしまいます。
ジュニは作ったクッキーを蓮のところに届けに行くと、水族館のような場所でシャッター音に怯えてしまいます。
魚を見ていると蓮が話しかけてきて、蓮がバイトをしていることを知りクッキーを渡すと、家賃について尋ねると「俺から言えることじゃない。俺がいくら払っているかも言えない。」と言われてしまいます。
「なんで」と聞くジュニに蓮は「本当に帰らなくていいの」と聞きます。

蓮の家賃

ジュニがたえの元に帰ると、たえが倒れていて救急車を呼び、置き手紙を残して病院に付き添います。
陽樹は恵と一緒にいると「ジュニが消えた」と言われ、恵にキスすると「余計なものはいらない、独占とか執着とか、愛とか恋とか」と言われてしまいます。
玲二・拓真・充の3人で、今後のバンドについて話していくと、ジュニがいなくなってもやっていこうとする充、ジュニのキーボードでないとやりたくないと言う拓真、ジュニしだいで決めたいと玲二が言いました。
それぞれの思いもあり、今後はジュニ次第で決めることにしました。

ジュニは病院で待っていると蓮がきてお礼を言われ「ばあちゃんがんで、俺が葬式を出すことを頼まれてた。それが、家賃。どっかにばあちゃんの家族がいても、今は俺が本当の家族だ」と話を聞きます。
ジュニは「血が繋がってるから家族じゃないですよね。」と言い、母親に強くピアノを教えられたことを思い出し、ジュニはたえから言われた言葉を蓮に伝えます。
たえが目を覚ますと、ジュニと蓮が声をかけ、たえはジュニに驚きつつ状況を聞きお礼を言います。
ジュニは家賃の話を聞いたと言い「私にも同じ家賃を払わせて欲しい」とたえに言います。

蓮は病室を出るとスマホでジュニについて検索し、正体を知るのでした。

【群青領域】3話あらすじ!

ジュニ(シム・ウンギョン)は蓮(若葉竜也)と手分けして、入院中のたえの世話をする。

持ち物すべて海でなくしたジュニは、近くのスーパーのパート従業員でシングルマザーのつぐみに誘われ、働くことに。

ピアノ以外何もした事のないジュニは奮闘しながら、それぞれに事情を抱えながら笑顔で働く姿に触れる。つぐみなど弱い立場の従業員にハラスメントを繰り返す店長の根にある差別意識に、ジュニは我慢できずついに…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/3LM1GLGXL5/

ジュニの新しい出会い

ジュニと蓮は自宅に戻り作り置きの料理を食べながら、たえの世話の確認をすると、ジュニは蓮に「ぬか床は生き物なんだって、一日一回かき混ぜる」と教わります。
蓮は仕事にジュニはたえのお見舞いに行き、ジュニは他の人との関わることに怯えてしまいます。
一方、東京では、悦子が充から「ジュニしだいで決めたい」と言われ「一週間以内。私はジュニが帰ってくるって信じてる。こんなことで諦めない」と伝えます。

ジュニはオムツが必要だと言われ購入すると、蓮からもらった5000円の余りが少なくなってしまい、買い物に行ったスーパーでバイト募集の記事を見つけます。
記事を見ているとつぐみに引き摺り込まれ面接をすることになり、正体を知られないようにキム・ソラと名乗り、高圧的な態度の店長に経歴も適当に答えていきます。
実際にバイトとして働くことになり、仕事を始めるとつぐみが「子供が熱を出したから」と言われ、「帰らないと」と伝えるとつぐみがすぐに帰ってしまい、別の人から仕事を教えてもらいます。
蓮が家に電話すると誰も出ません。そしてジュニのことをSNSで検索するのでした。

誰か心配している人

ジュニは仕事が終わると、パートの同僚から「未経験者雇うなんて、品出しに時間がかかって・・・」と嫌味を言われてしまいますが、謝って自宅に帰ります。

自宅には、蓮が帰ってきていて、バイトを始めたことを伝えます。
ジュニは状況を説明すると、蓮からレンタルの携帯を受け取り、蓮が「他人同士だからうまく暮らしていけるってばあちゃん言ってた。
だから、踏み込むつもりはない。でも、誰か心配してくれる人がいるなら、連絡しとけよ」と伝えます。
その頃、インディゴのメンバーは玲二の家でジュニの心配をし、ジュニと初めて会った時の話をしながら飲んでいました。それぞれの思いを話して「どこにいるのか??」と心配していると、玲二がルームシェアしている後輩が帰ってきて、ジュニがどこにいるのか?知らないのか?と聞いてきたので、玲二がジュニの話をしないように止めます。
帰り道謝る玲二に「俺たち大事なこと何も話してこなかったな、バンド続けるために。誰かの想いに気づかないふりして。」と充が話します。
ジュニは、たえの見舞いに行き眠っているたえに、今の状況を話し、バイト先に向かうと店長がつぐみに対しセクハラをしようとしているのを見て、声をかけ、さりげなく助けます。
その後、店に出たジュニは、文句を言うパートのおばさんに指示を受けて仕事を覚えていくのでした。

人と関わり始めたジュニ

帰り道、子供の世話で忙しそうなつぐみを見かけ、自宅まで付き添うと鍵盤のオモチャがあり戸惑っていると、「家に上がって、話してみたいし」と言われ、子供と一緒に遊ぶことになります。
「鍵盤を弾いて欲しい」と言われ、さりげなく断りますが、少し苦しくなってしまいます。
ジュニはレトルトのカレーをご馳走になり楽しく食事をします。
一方陽樹は、ネットでジュニの消えたという記事を見て暗い表情になっていると、恵がやってきて「食事に行こう」と言いますが、今2人でいるところをマスコミに取られたらマズイと、社長に外食を止められてしまいます。
社長は、陽樹のファンまで攻撃されているマズイ状況だと言います。「今の状況ではまずい。でも世論を操るのは簡単だ。ネタが一つあればいい。ジュニが出てくれば打つ手がある」と言われ、ジュニの居場所について聞きますが、「捜索中」と言うのでした。

子育てについて悩みを話すつぐみに、ジュニは「あなたはすごい。生きる勇気をもらった」と励まします。
「そんなこと言われたことなかった。お前はなんの取り柄もないって言われてたから。旦那の元を飛び出したことも悩む時あって」とつぐみは喜びつつ話します。
励ますジュニに、つぐみは嬉しくなって泣き出してしまい、ジュニはたえの言葉を思い出して、人との関わりを持ち始めたことに気づきます。
ジュニは蓮と畑の野菜を収穫したりして過ごし、たえのお見舞いに行くと偶、然たえが目を覚まし、クックの絵本を渡します。
ジュニはたえに謝られますが、そんなことないと言い状況を話すと、「蓮を頼むね。あの子があんたを助けたって知って嬉しかったんだ。
あの子も海に戻れるかもしれない。朝窓を開けて、ご飯を食べて夜ぐっすり眠る、それだけできれば上等だ。ちゃんと暮らすんだよ」と言われます。
ジュニはたえに「本当は逃げてきました。もう音楽の仕事には戻れないかも」と話すと、「大丈夫、本当に大切なものなら戻りたくなる。だからあんたの手は綺麗だ、大事に育てられた手」と言ってもらいます。
ジュニはたえが目を覚ましたことを蓮に報告し、バイトに向かうと常連のお客で対応に困っていると、つぐみに助けてもらいます。

私はキム・ジュニです

パートのおばさんもきて仲良く話していると、店長が来てつぐみにパワハラまがいの文句を言いだします。そしてその挙句、肩を抱いてセクハラしているのを見て、ジュニは店長に「何してるんですか?それはセクハラです」と言います。
「私には働く力が欲しい」と伝えるつぐみに、否定する店長に「男も女も関係ない」と言うジュニは「何様だ」と言われ、店長・ジュニ・つぐみと言い合いになり、お客が騒ぎに気付いて、3人を見ます。

そんな中、携帯のカメラが自分たちに向いているのを見て怯えるジュニ。
しかし、たえの言葉を思い出し「私はキム・ジュニです」と言います。

それを聞いて、驚きザワつく、お客さんたち。

そしてカメラを向けていた客たちが「ジュニ!!」と言いながら、ジュニに寄ってくるのでした。

【群青領域】4話あらすじ

バイト先の店長を糾弾し、Indigo AREAのジュニだと名乗ったキム・ジュニ(シム・ウンギョン)。下宿の蓮に別れを告げ東京へ戻る。一週間の失踪についての投稿で再び話題の人となったジュニたちメンバーに、音楽番組への出演依頼がくる。ボーカルの抜けたIndigo AREAを存続させるには、その生中継での演奏を受けざる得ない。しかしピアノの前に座ることさえ出来ずにいたジュニは、弾けるのか決断を迫られ…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/WLJM1QZ54J/

ジュニの正体がバレ騒動に

バイト先で自分の正体を明かしたジュニ。お客のカメラに的になったジュニをつぐみが助け、ジュニの怒った動画が拡散されてしまい、蓮もその動画を見てしまいます。
一方、事務所ではジュニの拡散された動画を見た宮野がジュニを迎えに行く準備をします。

ジュニはつぐみに謝罪をし、店長にやめることを伝えると「クビだ」と言われ店を去ります。

しかし、店を出ると、ジュニを撮影しようと多くの人が押し寄せていました。
しかい、つぐみが撮影する人達の盾になり、追跡を逃れたジュニ。

一方、店長はなじみの客からジュニの住所を聞かれます。
ジュニは「東京に戻る。必ず連絡を取る」と置手紙をして家を出ようとしますが、庭でたえの面影を見ていると、外から住所を聞いたなじみの客に写真を撮られていることに気づき家の鍵を閉め、裏から出ていきます。
すると、戻ってきていた蓮に会い「迷惑をかけるから。戻る」と伝えると「悪いことしてないだろ」と言われ、断ると「貸すだけだ」と言い、タクシー代を渡され「返しに来ます」と伝えます。
蓮にお礼を伝え鍵と携帯を返そうとしますが、「ばあちゃんに会わないつもりか」と言われ「いずれ会いに来る」と言い出て行きます。
ジュニのために、タクシーを呼ぼうとする蓮に「表に人がいるので一人で行く」と伝えます。蓮は庭から表に行き見えた人に「警察に通報するぞ」と叫ぶと、常連客は立ち去るのでした。

東京で新たなトライ?

逃げ出したジュニが通りかかった若者たちに絡まれていると、バイト先で少し意地悪だったおばさんが車で助けてくれます。店長につぐみのために詰め寄ったシーンを見て「見直した」というおばさんに、東京まで送ってもらえることになります。

宮野は、ジュニのバイト先に行くと「迷惑だった」と文句を言う店長。そんな店長に宮野は謝罪をしつつ、店長につぐみの件で、パワハラと批判されている動画を見せ、お互い事を荒立てないようにしましょうと言うのでした。
蓮はジュニの置手紙を見つけます。

一方、ジュニは東京に戻るとキーボードを見て、陽樹のことを思い出してしまい少し苦しくなってしまうのでした。

翌日、ジュニはメンバーに「迷惑をかけた」と謝ると「かけられたのは心配。動画見てジュニらしいと思った。連絡は欲しかった」と言われます。
ジュニはネットニュースで蓮との同棲疑惑記事を、宮野に見せられ動揺していると「どれだけ迷惑をかけたかわかる?バイト先と下宿先には挨拶に行った、騒ぎがおさまるまで連絡しないで」と言われます。
宮野は新生インディゴとして音楽番組の出演オファーが来てる、「視聴者は陽樹がいないバンドが今後どうなっていくのかを期待してる。あなたたちだけでやっていけるって、ジュニのピアノがすごいって思い知らせるチャンスだよ」と伝えます。
「それ次第で今後が変わる」と言われ、二日間でみんなで話し合って決めることになるのでした。

苦悩するジュニ

そして、楽曲の内容をメンバーで話し合います。
ジュニは茫然としていると「実際に演奏をやってみよう。また四人から始めよう」と言われますが、ピアノを弾けないジュニは謝ると、スタジオを立ち去ります。
一方、陽樹は事務所に行き、社長からジュニの同棲疑惑記事を見せられ、ジュニの今後を気にしていると、ジュニの逃避先で同棲していたと聞かされると「そんな奴じゃない」と言います。
浮かない顔の陽樹に、社長が何を心配してるのか聞くと、答えない陽樹に「バンドとジュニを潰す準備はできてる」と言い、玲二の同棲相手の情報などを渡します。

一方、ジュニが帰ってしまったことでバンドのメンバーたちは・・・

玲二は同棲している後輩が帰ってきて、ジュニが戻ってきた話をした後、部屋で一人考え込みます。

充と拓真は2人で飲みに行き「ジュニがピアノを弾かなかったのか、弾けなかったのか??どっちだろう?ジュニを特別にして孤独にさせてたのは自分たちだったのかも、ジュニのピアノを終わらせちゃいけない」と話すのでした。
ジュニは一人家に帰ると、暗い気持ちのままで置いてあるキーボードに近づけないままでした。

それぞれの抱える思い

翌日事務所でスタジオに下りてこないジュニを心配するメンバー、拓真はジュニが屋上にいるのでは??と思い向かうと、ジュニを見つけます。
拓真はジュニに声をかけると「みんなちゃんと生きてるのが分かるようになった」と言われ「ジュニのピアノを音楽にするって聞いたときに、ドラムを弾きたいって思って音になりたいと思った」と答えます。
意味を聞くジュニに「ジュニに関わって悩みとかを聞きたい。仲間としてじゃなく、踏み込むって決めた」と伝え、スタジオに戻ろうとすると玲二がいて目を合わせるのでした。

一方、蓮は入院していて、苦しそうな、たえのもとに行くと、「ばあちゃんのおかげで、ジュニは自分の居場所に戻れた。」と伝えます。そして、一人で家に帰りぬか漬けの手入れをします。
陽樹は運転で回り道をしてジュニの家を見つつばれないようにしていると、助手席に乗っていた恵に「四人だけでもバンドは成功するかもね」と言われてしまいます。
ジュニは家にあったクックの庭の絵本を取り出したえを思い出し、キーボードに近づくと、多恵の言葉たちに勇気づけられキーボードの前に座ることができ、メンバーのことを考え弾こうとしますが、弾けずに叩いてしまいます。

ジュニの過去と決意

翌日宮野が返事を聞くと、ジュニ以外が「やりたい。終わらせたくない」と言い、充は「子供ができた。聞かせたい音楽はインディゴの音楽なんだ」と話します。
返事を求められたジュニは、微笑み「やるよ」というと「みんなに会わなかったらピアノを憎んでた。三歳で訓練が始まって、やらないといけないものだった。
でも、ジュリヤードの受験に失敗して日本に逃げて、幸せそうなみんなに会って始めて音楽が楽しいと思えた。
だから、みんなとやりたい、終わらせたくない」と話すと、大丈夫か聞かれ「私も一生懸命正直に生きたい」と伝えます。

 

陽樹はレコーディングが終わると、恵に呼ばれサウンドキャラバンにインディゴが出ることを知らされ、ネットではインディゴの情報が次々に拡散されます。
その情報をネットで見るだけの蓮は、ジュニからの連絡がないことに寂しく思っているようでした。

復帰ライブのまさかの展開

インディゴが出演当日、蓮は病院から連絡がきます。

ジュニはバンドのメンバーに励まされながら控室で練習をして、本番に向かう前にクックの絵本を取り出し見つめます。
蓮が病院に到着すると、たえは危険な状態でジュニがテレビに出ることを伝えています。

ジュニは緊張しながら本番を迎え、何とか気持ちを落ち着かせピアノを弾き始めることができます。
SNSではジュニの技術が評価されていました。一方、蓮はジュニが演奏している映像を苦しそうにしている、たえに必死に見せ話しかけます。
すると・・・ジュニは演奏途中で陽樹の幻が見えてしまい、演奏が止まってしまいます。

映像を見ていて驚く蓮。

スタジオでは、バンドメンバーが必死にジュニに演奏を続けるように言いますが、ジュニはピアノが弾けなくなってしまうのでした。

【群青領域】5話あらすじ

生放送中に演奏出来なくなったジュニ(シム・ウンギョン)は、再びどん底を味わう。メンバーたちもジュニの心の傷の深さに愕(がく)然とする。一方海辺の町では、下宿の主のたえが危篤状態に。ジュニの到着を待っていたかのように、たえは息を引き取る。その夜、たえの亡骸(なきがら)の前で、蓮(若葉竜也)は下宿に来た時のことを初めてジュニに話す。5年前の海での出来事に絶望を味わった蓮の心に触れたジュニは…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/KGW28VMQW8/

どん底のジュニに届く悲報

バンドを続けることを決心したジュニでしたが、音楽番組の本番中にピアノが弾けなくなってしまい、その様子をつぐみや蓮・陽樹たちがそれぞれ見ていて皆が心配します。

蓮は医師から「呼びたい人がいたら呼んでおいた方がいい」と言われ、ジュニに連絡するか悩みつつ自宅に帰ると、SNSで自分とジュニの同棲の疑惑が出てしまっていることを知ります。
それを見て驚いているところにつぐみが子どもを連れてやってきて、お互いにジュニに対して何もできないことに悩み相談しあいます。
本番の後、ジュニたちは、用意されたホテルに戻ります。

一方おばあちゃんのことを話した蓮は「知らせた方がいい」と言われるのでした。

そしてジュニは一人部屋に泊まり、他の別の部屋でインディゴのメンバーはジュニに陽樹以外に何か重なるものがあったのかもと話します。
充は「なんとなくわかってたのに、やらせたのは間違いだった」と言い、宮野にお礼を言います。

たえの元へ!

自分の部屋に戻った宮原は蓮からおばあちゃんの危篤?の連絡をもらい「考えます」と答えますが、実際にはいかせるのは無理だと思っていて、インディゴのバンドを見つけ社長に頼み込んだ頃を思い出します。
宮原はジュニにたえの危篤を伝え「会いに行きたいなら」と話すと、時間が欲しいというジュニに対し、メンバーに伝えるとみんなは「精神的な問題なだけで行った方がいい」と言います。
ジウという人物が自己にあったことがフラッシュバックし、落ち込んでいたジュニはメンバーに会いに行くと「たえに会いに行きたい」と伝えると、宮原が「検査入院ってことにしとくから」と言います。
ジュニはメンバーに謝りますが、「俺たちは大丈夫だから行っておいで」と言われ、宮原がジュニをたえのもとへ送り届けます。

メンバーの抱える思い

残ったメンバーは、ジュニがピアノを弾けるようになるのか?と話し合います。玲二は「この間話してくれた以外にも何か溝がある気がする」と答えます。
「あっちには分かり合える人がいてくれるのかもな。大切な人の死に目に会いに行っただけなのに、向こうの人に嫉妬してる」という拓真を玲二は励まそうとしますが、充に声を掛けられ玲二は寂しい思いになります。
玲二が家に帰ると、雄輔がいてジュニの悪口を言われ、嫌な思いになった玲二は「バンドに口出すな」と言いますが、「大事な人が傷つくのは見たくない」と言われます。
しかし、「口を出さないでほしい」という玲二に対し「バンド軟化解散すればいいと思ってた」と雄輔が言うと、玲二は「家を出てってほしい、お前が出ていかないなら俺が出ていく」と言います。
別れ話?と尋ねる雄輔に「付き合ってないだろ」玲二が答えると、2人が同棲を始めたのは雄輔が「次の彼氏を見つけるまで泊めてほしい」という条件で家に来たからでした。
「今まで楽しかった。このままでいいのに」と話す雄輔に「嘘はつけない」と玲二が謝ると、雄輔は刃物を握るのでした。

ジュニと蓮で見届けるたえの最後

宮原はジュニを病院に送ると、蓮とつぐみと息子が出迎えてくれて、たえに会いに行くと宮原から「必ず連絡は入れてほしい」と言われます。
病室につくと蓮とジュニだけが入り、蓮の呼びかけにわずかに反応したたえ、ジュニの呼びかけにも反応し手を必死に動かしてジュニが手を握ります。
ジュニはたえに「せっかく信じてくれたのに全然ダメだった、ごめんなさい」と謝ります。
一方、レコーディングをする陽樹は、ジュニのことが気になり思うように歌えなくなり自分でもいら立っていると、恵に「なんで陽樹まで歌えなくなってんの?自分のせいだと思ってる?」と言われ「ジュニは俺のせいであんなことにはならない」と答えます。
「楽になるために逃げたはずが、ジュニに縛られてるよ」と恵に言われてしまいます。
宮原は事務所の上層の会議で、ジュニのアクシデントについて説明し、インディゴのメンバーはそれぞれ今後どうしていくべきなのか悩んでいました。

一方、玲二は雄輔が自殺しようとしたのを止めて手に怪我をしてしまっていました。
雄輔は玲二がギターを弾けなくなったのではないかと思い、震えながら家を飛び出し玲二は自分のせいだと思ってしまいます。

ジュニと蓮は静かにたえが息を引き取るのを見届けると、家に戻り蓮はたえからの連絡の紙を見て、つぐみが料理を作ってくれていました。
蓮は「遺言書は弁護士に預けられていて連絡を取ること、たえの旦那の遺灰と一緒にたえの遺灰を海にまくこと」と紙を読み、ジュニは庭でたえの面影を見ます。
宮原は事務所に戻ると玲二の手を見て心配しますが、大丈夫だといわれ「レコード会社からは契約を切られた」と話し、充と宮原が謝ると「そんなことはやめよう誰かのせいじゃない」と玲二と拓真は言います。
「私たちはよわい。いまはそれだけ」と宮原は言い、そのころ陽樹は社長から「インディゴがレコード会社からきられた」と話を聞き部屋を出ていきます。
陽樹の様子を心配する恵に「あいつは化ける。自覚させるよ、自分で後戻りできない道を選んだことを」と話します。

蓮の過去

そのころジュニは仲良く眠るつぐみたちを見て、たえのもとにいくと蓮とジュニでたえの遺体を挟んで座ります。
蓮が「ジュニは謝ってたけどばあちゃんは怒ってないよ。俺は五年かかったから。同じだったんだ、相棒と一緒に海に潜って写真を撮った時に、一瞬相棒を見失って。
相棒は海底で見つかって、溺死だった。みんな俺に責任はないって言ったけど、あいつがいなくなった時の海の青さだけが目に残って、海に潜れなくなった。
死に場所を探してここにきて、いつ死んでもいいと思ってた俺にばあちゃんがご飯と居場所をくれた。
生きていてくれればいいって、そしたらいつか海に潜れるからって、信じてくれたんだ。あの日ジュニを助けられたのもばあちゃんのおかげなんだ。
ばあちゃんが俺を信じてくれたから」と涙ながらに話します。
ジュニは少し戸惑いつつ「助けてくれてありがとう。蓮さんのおかげで、私は今生きています」と蓮に伝えます。
後日、喪服に身を包んだジュニと蓮はたえの遺骨をもって家に戻ると、庭にたくさんの花が咲いていました。
ジュニは「おばあちゃん、クックの花咲いたよ」と声をかけ、たえにかけてもらった言葉の数々を思い出します。
ジュニと蓮で花を目にしながら、涙を耐えながら微笑むと、お互いに支えあうのでした。

【群青領域】6話あらすじ

「送る会」の最中に、たえの遺言が届けられ、青木荘を蓮に遺(のこ)していたことが明かされる。下宿を相続するも、手放すも、蓮に託された。スーパーでジュニと一緒に働いたひとりで息子を育てるつぐみや、ある事情から声が出せず話すことが困難な少女、映里など、居場所を奪われた人たちとの出会いが、ジュニにも変化をもたらす。ジュニと蓮のこれからは…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/4JZR8KX3GN/

たえのお葬式

たえ(樫山文枝)の火葬を終えたジュニ(シム・ウンギョン)と蓮(若葉竜也)、たえの残した手紙の発送の用意をする蓮は、「この手紙を読んだらみんな会いたくなるかも」と言い、家で葬式をすることを決めことをジュニに伝えます。
手紙を出すのは過去に青木壮に住んでいた人達で、一番長く住んでいた人と蓮は連絡を取っているため、蓮は「ジュニのことも話しておくから一緒に見送ってほしい」と伝えます。
事務所では、記者対応を行う宮野(板谷由夏)のもとに拓真(落合トモキ)が来て、「ジュニに心を治してほしい」という宮野に「ジュニの傷は陽樹じゃないと思う。向こうに行くジュニの背中を見送った時、本当に帰りたいんだって思った。」と話します。
宮野は「それでいいの?」と拓真のジュニを好きな気持ちを知りながら聞くと「いろいろ考えて、やめることもジュニのためになると思ったけど。ピアノを弾けないことは幸せじゃないんじゃないかと思って」と拓真は言うのでした。
一方、陽樹は「歌に心がこもってない」と社長に言われ、いらだつ気持ちを抑えていると「ジュニのピアノがないと弾けないなんて言うなよ、インディゴはレコード会社に切られた。お前で支えてたんだって思い知らせろ。あいつらと覚悟が違うとこを見せてやれ」と言われます。
そして、自宅でギターを弾く玲二(細田善彦)は裕介と喧嘩をしたことを思い出して曲をうまく作れず思い悩み、裕介は週刊誌の記者から話しかけられます。
その頃ジュニは、つぐみ(徳永えり)に手伝ってもらいながら、葬式の料理の準備をしていると、長年住んでいた奈央(臼田あさ美)が来て、たえに線香をあげジュニが準備をしに来ると手伝う奈央に「今大変なんだよね、知ってる。私ジュニちゃんのピアノが好き」と言われます。
奈央は青木荘に0さいから18歳まで住んでいて、今日の葬式に人を集めるため連絡をし「ジュニのことを外では絶対に口外しない」と約束したことを伝えてくれていました。
ジュニは次々来る青木壮の元住人達に挨拶をしていきみんなが集まると、蓮は「最後までばあちゃんはいつも通りで、最後もいつも通り見送りたい」と挨拶をし、食事を食べ始めます。

たえと住人たちの過去

そこに弁護士が蓮のことを訪ねてきて、蓮が自分の部屋で対応すると、たえからの遺言で青木荘を蓮が譲り受けることを知り、蓮は戸惑っていると「三か月以内であれば相続放棄ができる。たえさんはどちらでもいいと」と弁護士から話を聞きます。
「少し考えさせてほしい」と蓮は言うと、遺言書のコピーをもらいます。

ジュニは奈央に呼ばれると庭に行き「私にとってここが実家で、ばあちゃんに嫌がられても、お盆とお正月は帰ってきてて、最初の三年は蓮と会ってなかった。
居るにはいたんだけど、出てこなくて。それがだんだん会うようになって。今日、あんな挨拶までできるんだなってうれしくなった」と話を聞きます。
ジュニは気まずく思いつつ、奈央がここにいた理由を聞くと「母親が高校でぐれて家出して、レイプを受けて臨月まで生む場所を見つけられなくてここにたどり着いた。
ここの居間で生まれて、ばあちゃんが取り上げてくれた。でも中学にひどい反抗期で、なんで生んだのって母親にあたってたら、ばあちゃんにあの時生んでくれたことに感謝しなさいって怒られて。
それ以来ばあちゃんが怒ったとこ見たことなくて。それで心入れ替えて、お母さんに親孝行できるって時に亡くなった。

でも、ばあちゃんのおかげでお母さんに最後に「生んでくれてありがとう」って言えた、ここにいるみんなはおばあちゃんと秘密がある。
ジュニちゃん、ちゃんと泣けてる?すごい頑張り屋さんに見える。無理してそう」と話しを聞きます。
ジュニが「私には悲しむ資格がない」というと「そんなものいらない。あんなにすごいピアノを弾ける人が弾けなくなる時って、相当なことがあるんだと思う。素人なのにごめんね」と奈央が言うと、ジュニは静かに涙を流しお礼を言います。

青木荘の相続に苦悩する蓮

葬式の片付けをするつぐみと奈央と蓮とジュニ、片付け後にはつぐみが帰り、三人でたえの作ったお酒を飲んで見送ると蓮とジュニが「ばあちゃんが来てた気がする」と話します。
弁護士が来てた理由が「青木壮の相続だった?」と聞く奈央に、蓮が驚きつつ「今日言われたからまだ決められてない」と話すと「ゆっくり悩めばいい」と言われます。
その後縁側で、遺言書を読む蓮は「青木壮の最後を蓮が決めるべきだと思った。ここを残してほしいと思ってるわけじゃない。最後まで蓮がいてくれてよかった」とのたえの言葉に相続を悩み、その様子をジュニは心配そうに見つめます。
翌日ジュニと一緒に海に散骨に行き、家に戻るとジュニのもとに宮野から連絡が来て「心因性のもので休養するってマスコミ発表することにした。」と言われ「明日帰ります」とジュニは伝えます。
すると宮原は「写真を撮った人と手を打って、その場所がマスコミにばれることはない。ジュニが嫌じゃないならそこにいて」と伝え、ジュニは蓮が相続を悩んでいることで困りつつもお礼を言い電話を切ります。

庭を眺める蓮のもとに行くと、庭に咲くコスモスを眺めるジュニは蓮に声をかけると、蓮に相続で迷っているのか尋ねます。
「こんなに迷ったことない」という蓮に「自分のしたいことをしたらいい」とジュニが返すと「それが分からないよね」という蓮に「わかります。どうして自分のことが一番わからないんでしょう」と言います。
悩む蓮にジュニは「蓮さんが決めるまでここにいていいですか?」と言うと「ジュニがしたいことを選べばいい」と言われます。

インディゴの新たなスキャンダル!!

一方、宮野のもとには週刊誌の記者から連絡がきたと知らせが入り電話をすると、玲二に電話を掛けます。
つぐみは息子と蓮のいる水族館に行き挨拶をして、その後掃除をする蓮はつぐみの「離して!」という叫び声が聞こえかけよると、元旦那が無理やりつぐみを連れ戻しに来ていて、警備員と一緒に引き離すと、蓮はつぐみを青木壮に連れて帰ります。
つぐみは「養育費の振り込みが遅れてる話をしたら戻って来いって言われて、その時は断ったんだけど」と話すと、蓮が「ここに泊まればいい」と言いジュニも納得すると「遺言書を届けてくれた弁護士に(元旦那のことを)相談するといい」と蓮が言います。
一方、インディゴの事務所で宮野と玲二が張り詰めた空気で一緒にいると、拓真たちが来て宮野は「雄輔君が玲二のことを週刊誌に売った」と言い、玲二が拓真を好きだという記事を見せます。
玲二が雄輔君と同居して体の関係はあったものの好きなのは拓真だったという記事の内容で、驚き戸惑う拓真に謝る玲二、宮野が「乱暴とは思ったけど、記事が出てからでは遅いと思って」といきなりメンバーを集合させたことを謝ります。
宮野は玲二に「記者会見でカミングアウトする自信ある?」と聞くと、充(田中俊介)は「そんな突き放すようなこと!ちゃんとしてくれよ」と怒り出します。
すると冷静に戻った宮野は「時間が欲しちゃんとするから」と言い、充と外に出た宮野は「知ってたの?」と聞きます。
「なんとなく。でも、隠してたんだと思う」と話す充に「何見てたんだろマネージャー失格だね」と宮野は言うと立ち去ります。

青木荘を必要とする人々

海の写真を眺め悩む蓮のもとに奈央から連絡が入り「後から行ってもいい?」と聞かれます。
奈央たちが青木壮に行くと「映里と言う耳も聞こえて話すこともできるけど声を出せない、夜間学校に通う住む場所のない女の子をここにおいてほしい」と相談します。
「青木壮の存続をまだ決めてないけど」と蓮は答えると「えりちゃんには安心する場所があってほしい」と奈央が言います。
悩む蓮に「とりあえず今日は帰る」と奈央が言い、突然来たことを謝りつつ「どっちにしても会って決めてほしかった」と蓮に言い立ち去ります。
そのころ陽樹は、恵に「スキャンダルが出るって」と言われ「元メンバーのもめごとに興味ない」と言いますが「気にして歌えないと思われてるよ」と言われます。
そのころ充は陽樹の映った事務所から「子供が生まれるならお金が必要でしょ」と言われスカウトされていました。

一方に矢野は週刊誌に「今はセクシャルティは自由です。そちらが適当に書くならこちらも手を打ちます」と一喝。そして・・・泣きながら苦しむ玲二。拓真はドラムを一心不乱にたたき続けます。
一方、ジュニは、庭に咲く花を眺め悩む蓮に声をかけると「私が言える立場じゃないけど、この場所がまだ必要だって言われてる気がする。
なくしていいって蓮さんは思いますか?ここにきてあばあちゃんに言ってもらった。一生懸命生きてきたなら、自分で将来を決めればいい。
ご飯を食べて過ごしたらそれだけでいいって。でも、生きていく場所さえない人がいる。私今まで考えたこともなかった。
今度は私たちがその言葉を言ってあげない取って思うんです」と言い、蓮はジュニの言葉に納得し何度もうなずきます。

以下では、「群青領域」に出演するキャストをご紹介します。

【群青領域】7話あらすじ!

つぐみは、元夫から養育費が払われず、仕事もなくして、息子を一人で育てていた。そして夜間高校に通う映里は、家族との暮らしを拒んでいた。彼女たちや蓮との暮らしがジュニを癒やす一方で、バンドは再び存続の危機に。メンバーのレイジは、同棲していたパートナーの裕介の暴露を発端に、隠し続けていた秘密のすべてが公表されてしまい、自分を見失う。レイジを救うため、ジュニは東京に戻ろうとするのだが…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/1215VJ5V7Q/

青木荘の必要性

つぐみは弁護士に相談した結果「旦那は養育費をきちんと払ったら私たちが帰ってこないと思ったみたいで」と蓮たちに報告。

今後のことを心配されたつぐみは「養育費がないときついので東京で住み込みで働きます」と言います。ジュニは自分のせいでつぐみがスーパーのバイトを辞めたと思い謝ると「どのみちやめたかったから、東京では夜の仕事をしようと思って」と言われます。

どんな仕事をするのか??と聞かれ「夜の仕事」と答えるつぐみに困惑する2人。しかし、住み込みで働けるのは、そういう仕事だけだと言い、もう時間がない、切羽詰まっていると言います。
すると、蓮は「食事を作ってもらう代わりに、家賃がいらないとかだったらここに住める?」と尋ね「青木荘は必要だと思うんだ」と話し、つぐみに残るように言います。
ジュニは蓮と二人になりお礼を言うと「つぐみさんと映里ちゃんのことを見てると相続しないのが変に思えて。悩んだ自分に驚いてて」と蓮が答え「海に戻りたいですか?」とジュニは聞きます。
「相続か海か迷ってる」と答えた蓮がライブのことをジュニに話すと「あの時霧がかかったみたいで」と言われ「俺もそうだ。魚は育てられても、海の中でシャッターは切れないだから、青木荘が必要だってことを認めるとこから始めることにした」と言い二人で笑いあいます。
蓮は電話で青木荘を継ぐことを奈央に伝えると、奈央はえりに青木荘に住めることを伝えます。

頑張りすぎだった

一方陽樹は恵と飲んでいると充を社長・佐野が誘ったことを知り、「そんなこと頼んでないのに」と言うと「助けが必要にみられたんだよ」と恵は言うと、映画のためにアメリカに行くことを伝え「移籍後の陽樹がつまらない。もう一緒にいられない」と言うのでした。
青木荘にやってきた奈央と映里、ジュニと蓮が布団の掃除などをしていて、ジュニが奈央の住んでいた部屋まで案内します。
奈央は「きっと元気になれる」と言い、つぐみたちもバイト先にいた小言のおばさんが手伝い、引っ越してきてお互いに自己紹介します。
蓮が息子・将大を迎えに行き、みんなで引っ越し作業をし、ジュニとつぐみで荷解きをしていると「蓮さんに言われて限界だって気づけた」と話すつぐみに「頑張りすぎです」とジュニが言うと、笑顔で「そのまま返す」と言うつぐみでした。

それぞれの抱える苦悩

一方、充は陽樹から連絡をもらい会いに行くと「会える立場じゃないのはわかってるでも一つだけ言っておきたくて、俺が引き抜こうとしたんじゃない」と言われ「お前が災厄な形で引き抜いたんだろ。もう会いたくない」と言い帰ろうとします。
すると陽樹は「歌えば歌うほどなんであんなことしたのかと思う」と言い「金と女に逃げたんだろ」と充が怒ると「否定はしない。でも日に日にジュニのピアノが追いかけてくるんだ」と言います。
「ほんとは殴ってやりたいけど、お前も不安だったんだろ。でも、もう逃げる場所はない。腹をくくれ、お前にも才能はある。だから甘えるな」と充は陽樹を励ますように突き放し、春樹は嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちでいらだってしまいます。
その頃、拓真は玲二の自分への思いに悩み、みんなで演奏していた楽しかったころを思い出します。

新しい青木荘での生活

つぐみやジュニは青木荘で家事をし、蓮が息子の面倒を見て、みんなで仲良く食事をとります。
息子が見たいアニメがありテレビをつけると、ニュースで玲二のスキャンダルが放送されていて、ジュニは驚き急いで宮野に連絡を取ります。
宮野は「玲二のことは大丈夫。記事が出ることはわかってた。でも、何もできなくて。玲二も覚悟はできてたはずだから」というと「自分のせいで・・・」と謝るジュニに「いろんなことが重なったせいだから」と宮野は言います。
何かできることはないか聞くジュニに「その言葉をもらえただけでうれしい」と宮野は言うと電話を切るのでした。
ジュニは玲二に連絡を取りたい気持ちはあるもののとれず、宮野は部下からジュニの母親から心配の電話があったことを聞き「治療中だから心配しないように伝えて」と話していると拓真がやってきます。
拓真は「あの報道はひどすぎる、玲二が一方的に悪いみたいで」というと宮野は「自分の名前が出ててもそんなこと言ってくれるんだね。変わったね」と言うと「インディゴは変わらないとやっていけない。音楽で話題にしてもらえないと」と拓真は言うのでした。
「こんなことが起こってインディゴの音楽が大切だって思うなんて皮肉だね」と言う拓真に「インディゴを守るのが私の仕事だから。まだあきらめてない」と宮野は言い、拓真を励まします。

ジュニの過去

ジュニは一人散歩をしつつ、インディゴのことを考えていると学校に向かう映里に会い、少し話していると映里から「少しお話しませんか?」と聞かれ筆談をします。
「ここにいれるのがジュニさんのおかげだって蓮さんが言ってた。ジュニさんのピアノ聞いた。あのピアノのみたいに話したい。」とジュニは言われ、恥ずかしく思いつつお礼を言います。
ピアノが弾けなくなったのは初めてか聞かれ頷くと、映里は父親が怖くて小学校四年生で話せなくなり、話したいけれど恥ずかしくて話せないという思いを知ります。
簡単なのにできないという映里に「簡単じゃないよ」とジュニが励ますと、「だからわかるジュニさんはピアノを弾きたいんでしょ?心が求めてる」と確信をつかれます。
ジュニは子供のころに弟から「お姉ちゃん、ピアノを弾いて」と言われたことを思い出し戸惑っていると、映里が学校に行く時間になり見送るのでした。

レイジを迎えに行きたい

その頃玲二は、S N Sの玲二に対する批判的な意見を見て落ち込んでいると、父親から連絡が来て電話に出ると泣きながら謝ります。
充も玲二に対する批判的な意見を見ていると、奥さんに「私子供産んでも大丈夫?今それどころじゃないかなって。充に音楽を諦めてほしくない」と言われ、「心配しなくていい、子供に恥じない生き方をしたい」と充は伝え、励ますのでした。
拓真はスタジオに行くと玲二が来ていて、二人で話をすると「拓真に謝らないと思って。迷惑かけたし」と言う玲二に拓真は「迷惑とかは、わからない」と答えます。
「あそこに書かれてることほとんど事実、裕介のことどうしても愛せなくて」と玲二は話すと「きついでしょ?」と気遣ってくれる拓真に「覚悟してたけど、記事が出てちょっと。親に言えてなかったから、父親から連絡帰依」と話すと、拓真は心配してくれます。
拓真の心配に嬉しく思いつつ、申し訳ない気持ちの玲二は泣きたくなるのを抑えつつ「俺みんなに迷惑かけたのに」と言うと「好きだって言ってくれる気持ちを否定できないし、俺が玲二を愛せない気持ちも変えられないことだ。
けど、裕介に玲二がしたことはどうにもならないことじゃない。自分のために相手を使ったんだ。だから玲二は裕介に謝った方がいい」と拓真は言います。
「そんなことわかってる」と玲二が言うと、拓真は玲二を気遣い先に帰ると、玲二は自分の気持ちにうまく整理をつけられずうろたえます。
一方ジュニは玲二の批判的な意見を見て心配していると、蓮が玲二を心配する声をかけてくれて「東京に戻る。玲二を迎えに行きたい。苦しんでると思う、許せない」と言い、玲二を連れてきてもいいか蓮に聞くと「いいと思う」と蓮は答えます。
そして、ひとり雨に濡れる玲二、充は佐野の名刺を破り捨て、陽樹は自分の現状に苛立ちながら雨の中歩いていきます。
ジュニは東京に戻るため、玲二に電話を掛けますが出てもらえず、傘を持って一人家を出ていき、蓮は一人部屋に飾った海の写真を呆然と眺めるのでした。

【群青領域】8話あらすじ!

ひたすら自分を責めるレイジに、ジュニは優しく語り掛ける。蓮(若葉竜也)やつぐみも寄り添うなか、何気ない一言がレイジの心をとらえる。もう一人の下宿人、映里は、ある時から声が出ず話が出来ない。しかし、そんな映里がかすかな声で歌う姿をジュニは見かける。秘密を打ち明ける映里に、ジュニにある記憶がよみがえる。そんななか、平和な青木荘に不穏な情報がもたらされる。この場所を守るためジュニは…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/P34G1R6PJM/

レイジが青木荘に!

雨の中、びしょ濡れになりながら、自分を責め呆然とする玲二はジュニから「今から会いに行く」と電話を受けていると、心配した拓真が玲二の元に来きます。そして、反応しない玲二の代わりにジュニの電話に出て、お礼を言い「玲二は大丈夫」と伝えます。
ジュニが来るまで側で待つ事にした拓真は「ここまで玲二が苦しんでるなんて考えられなかった。僕、玲二の作る音楽をしたい。玲二の曲が好き。
玲二が必要なんだ、玲二にもすごい曲を作る自分を好きになってほしい。玲二の作る曲を全力で大切にする」と玲二に伝えます。
二人の元に駆けつけたジュニは、玲二を青木荘に誘います。
ジュニと玲二が青木荘につくと、ちょうどつぐみたちが出てきて、お互いに挨拶をします。
一方、拓真は充と会い、今後のバンドについて話し合うと、充は「このあいだ陽樹とやらないかって誘われた。断ったけどそんな隙があるって思われたのが悔しくて。
陽樹にもあった。もがいてた。あんなことしておいてっても思うけど、わかる気がした。あんなみっともない陽樹を見たのも初めてで、自分の鏡みたいに思えた」と陽樹とあった時のことを話します。
「僕も同じかも知れない。でも、ようやくスタートラインにたてた気がする。でも、どうしても僕らの音楽をつかみたいんだから。みっともなくてしょうがない」と拓真が言います。
玲二は楽しそうにみんなと食事の用意をするジュニたちを見て、気まずく思い部屋に戻ると、つぐみたちも玲二の様子を心配してくれます。
一方宮野(板谷由夏)は社長に「もう限界だろ」と言われますが「もう少しだけ時間をください。あの二人は今変わろうとしてる。今玲二を切ったら批判を受ける。曖昧にさせたのは私で、見捨てられません」と話します。
すると社長は「陽樹を引き抜いたやつはインディゴを潰そうとしてる。あいつらが隠れている場所もバレるかも知れない。あまり時間はない」と話すと、宮野が10日間だけ待ってもらえるように話をつけるのでした。

レイジを待つジュニ

その頃ジュニは微かな声で歌う映里を見かけ、見惚れてしまいます。
雑誌記者の元に玲二たちの隠れ場所を教えるメールが届いていました。

陽樹は恵と充から言われた言葉を思い出し、ピアノを弾きながら歌いますが思うように行かず苛立ってしまいます。
ジュニはなかなか食事を食べない玲二心配し、翌朝みんなを見送っているとその様子を、メールをもらった記者が撮影していました。
花のお世話をする映里にジュニはクックの庭の絵本を持っていくと、映里のうたを聞いたことを話し「すごかった」と伝えると、映里が作ったで、クックの絵本が大好きであったことがわかります。
映里は「歌を歌えるから嘘つきって思ったのでは?」と心配していると、ジュニは「そんなことない」と答えると、映里の表情から父親からの言葉であると悟り、謝りつつ「歌声だけは消えてなかったんだね。嬉しい」と伝えます。
「歌声だけは消したくない」と言う映里に「わかるよ」とジュニは伝え励ましていると、その様子を玲二は部屋から見ていました。
その頃陽樹は、何度も歌う練習をするもののジュニのピアノを思い出してしまい、満足に歌えない状況が続いていました。
ジュニは食事を食べない玲二を心配し、玲二の部屋まで食事を届けると「玲二わかるよ。ご飯置いとく、待ってるから」と伝え、みんなの元に戻るのでした。

皆の過去

玲二は食事を食べ食器を下げにいくと、つぐみがいて「お茶を飲みませんか?」と誘われ、ジュニと3人で話し始め、蓮は見えない場所に隠れ様子を伺います。
「連れてきてくれたのに、ごめん。あったかい家みたいなの、縁遠くて場違いな気がして、部屋から出られなかった。
自分のこと親にだけ話してなくて。母がなんでも責める人で、家族が壊れる前に家を出た。大事に思うものを壊すのが、怖いんだ」と玲二が話します。
するとつぐみは「優しんですね」と答え、ジュニはご飯が美味しかったか尋ねると「うん」と答えた玲二に「よかった」と言い微笑みます。
3人の話を聞いていた蓮は部屋に戻りカメラを手にすることができ、ジュニは砂浜にいると蓮が来て、蓮の友達について尋ねます。
蓮は「サバサバしていいやつだった。今の俺を見たら、いつまでクヨクヨしてんだって言われる。わかってるんだけどね」と答えます。
すると、ジュニは「私も大切な人がいた。もういないけど、ピアノを弾くことでその子に謝っていたのかも。すごく会いたい」と涙を堪えながら言います。

充と拓真は宮野からインディゴの今後について言われ、「明日二人の元に行って話してくる」と言っていると、玲二たちの居場所が特定された記事を受け取り慌てて二人の元に向かいます。
その頃青木荘では、つぐみが息子に呼ばれ玲二が食器の片付けを任されると、にぎやかな声に嬉しくなったから?楽しくなっていると、食器を割ってしまい片付けるジュニに「全部裕介にやってもらってたんだな。最低だな」と呟きます。
玲二の気持ちをほぐそうとしたジュニは、糠漬けを玲二にかき混ぜてもらい、二人は楽しそうにします。

みんなで決める

するとそこに、元バイト先の花山が「ピアノを受け取ってほしい」と言いピアノ持ってくると、戸惑うジュニに対し蓮は快く引き受け「ジュニの部屋に置いておけばいい」と言います。
その時宮野の車も到着し、宮野は「青木荘の存在がバレてしまった」と報告し蓮に謝り「ジュニたちを別の場所に」と話します。
宮野の話を「迷惑をかけるとしても自分で決めたい」とジュニが断ると、宮野はジュニの思いを受け入れ「決めたら連絡して。どうなっても来週の頭にはバンドをどうするのか決めなきゃいけない」とジュニに伝え帰っていくのでした。
その頃映里は帰り道記者に会い、青木荘に戻ると「外に隠れてる人がいた」と蓮たちに報告すると、蓮が慌てて外を確認しに行きますが、記者はいなくなっていました。
「どうしてジュニさんたちが・・・」と言うつぐみに「記者は状況なんて考えてくれない。何度も叩かれたけど、慣れることはない。みんなを守れるなら、私ここを出ます」とジュニが伝えます。
しかし、みんなは「二人が犠牲になってまで、ここを出て欲しいなんて考えない」と言い二人を止めようとすると、玲二は「もう十分です。俺たちのせいでここを壊したくない」と言います。
しかし、つぐみが「みんなで決めましょう。ここはみんなの場所です」と言うと、ジュニは「私はもう、逃げたくない。ここにいる誰も間違ってない。」と言い残ることを決めます。

【群青領域】9話あらすじ!

ジュニも、そして下宿人となったレイジも買い物や保育園の送り迎えなど分担し、この海辺の町で堂々と生活することに。そんな日常を破るように、青木荘に来訪者が。蓮(若葉竜也)にはかつての同僚が。ジュニとレイジには、拓真とヤナが、Indigo AREAのこれからを話し合いに。少しずつ心のほどけてきたジュニだが、まだピアノには向かえない。そんな時、映里がいなくなり……

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/GL5P12ZP54/

青木荘を守りたいジュニの思い

週刊誌にばれても青木荘に残る決断をしたジュニと玲二。2人が生活している情報が雑誌に掲載されてしまい、映里の送り迎えを蓮がすることにします。
映里から歌詞を書いた手紙を受け取ったジュニ、「クックの庭を守りたい」とのメッセージも受け取ります。
陽樹は佐野に雑誌の記事を持っていくと「これもだしたのか。こんなことでさげすまないでくれ」と伝えると「お前の強引さにみんなが魅了される。それを引き出したいだけだ」と言われます。
「俺は自分の歌に自信がなくなった。でも、もがいてるうちに気づいた、俺の目の前にいたのは歌を聞きたいと思ってくれてる人たちだった。もう一度俺の歌を聴いて欲しい」と陽樹は言うのでした。

蓮が青木壮に戻ると、たくさんの記者がいて質問攻めにされますが「帰ってくれ」と答えていると、ジュニが家から出てきて記者たちに謝り「お話することがあればこちらから連絡するのでお引き取りください。
ここは私たちの大事な場所で、守りたいです。ファンの方々にはご心配をかけていますが、時間をください。きちんと自分の言葉で説明します」と伝えます
「それで納得できますか?」と答える記者に、ジュニは怒りを込めて「何をですか?私たち何か悪いことしました?」というと家に戻り、戸惑うジュニに蓮は「間違ってない」と励ますのでした。
その時のジュニの動画はネットで拡散され、宮野(板谷由夏)も無礼な記者の対応に追われていると、SNSではジュニたちを応援する声が徐々に増えていきます。

蓮に水中カメラマンの仕事が

映里が家に戻ったころには記者がいなくなっていて、ジュニと玲二はつぐみに「家事とか将大君のこと手伝わせてほしい」と言います。
映里の歌をジュニが歌っていると、蓮の友人・木村が訪ねてきて、ジュニは蓮を呼びに行きます。
蓮は「海洋調査のカメラマンをしてほしい」と仕事の話がします。誰でもできる訳ではない、蓮の実力を見込んでのオファーでした。海域について尋ね失わせてしまった仲間の行きたかった場所でした。

しかし、三年間行くことになるため蓮はためらうのでした。
将大を迎えに行った玲二のもとに拓真と充が来て、一緒に青木壮に行きますが、ジュニは買い物で家を空けていました。
知恵の輪をほどいてほしいと将大に頼まれ三人で遊んでいると、ジュニと蓮が買い物から帰ってきます。

過去のトラウマ

蓮が将大の相手をして四人で話すことになり、ジュニは少し緊張してしまいます。
充が「二人にインディゴをどうしたいのか聞きたい」と尋ね、拓真は「四人で決めたい」と伝えます。
ジュニが悩んでいると奈央(臼田あさ美)から「映里ちゃんがいなくなった。苦情にきた人の対応で映里ちゃんしかいなくて、必死で謝るメモを書いたみたいだけど、どなられてお父さん思い出しちゃったかもしれない。」と電話を受けます。
家にはつぐみが残り、残りの大人たちで映里を探し回ると、ジュニが映里を見つけると逃げ出してしまい車にひかれそうになり、ジュニは妹のジウが事故にあってなくなった時を思い出し、震えだしてしまいます。
蓮と奈央は映里に駆け寄り声をかけていると、蓮がジュニの様子に気づき慌てて駆け寄ります。
映里が生きていることを確認できたジュニはそのまま泣き出してしまいます。
青木荘に戻りそばに居れなかったことを奈央は謝り「工場の人たちもみんな映里ちゃんの味方だから。待ってるね」と伝え部屋を出ていき、一緒にいたジュニがお礼を言います。
奈央が映里の様子を蓮たちに伝え、ジュニは映里にどう接するべきか悩み「ごめん」と何度も呟き、映里と妹を重ねてしまうのでした。

ジュニの妹の過去

ジュニは部屋を出ると、自分の部屋に行きピアノを弾き始めます。
ジュニのピアノの音に一同は驚きつつ嬉しくなっていると、ジュニは映里に語り掛けるように映里の歌ピアノで弾き、映里が部屋から出てきてジュニのもとに行きます。
微笑むジュニが映里に微笑むと、映里が歌い、その声を聴いた一同は微笑み、歌い終わるとジュニは映里を抱きしめます。
その後外で話すインディゴのメンバー、ジュニは「もう一度弾いてみる」と話し、玲二も「ここで感じたことを歌に書きたいと思った」と話し、バンドを継続することを決意します。
部屋に戻り歌を作る玲二、ジュニは庭を眺める蓮のそばに行くと「もう一度ピアノを弾く。メンバーとライブをやる。なくしたのは妹です」と伝え、妹の話をします。
妹・ジウは絵里と同い年でピアノをやっていたけど、母が望む実力には足りず寂しい思いをしていて、ジュニはジウの気持ちに気づけなかったこと、ジウをひとりで事故に遭わせて亡くならせてしまったと後悔していました。
そんなジュニに蓮は「でも映里ちゃんは救った、ジュニにしかできない方法で」と励まします。

インディゴのライブ開催

青木荘で生活をしながら「あいのうた」と題し歌詞を書いていくジュニ、蓮は仕事をしながら、海底調査に行くか悩みます。
その頃陽樹は大きなスタジオで、佐野を含めたたくさんのスタッフの前で完璧に歌を歌いあげます。
海のそばの岩場でライブの準備をするインディゴのメンバー。

ジュニは母親にライブをやることを電話で伝え「心配かけてごめんね」と謝ります。
ライブが始まる前、充たちはジュニに「このライブの結果がどうであれ、ここで一区切りつけよう。今後四人でバンドをしてもいいし、別々にしてもいい。
ここにいるジュニが今まで見たことがなくて、自分で選んでほしいと思った。俺たちのことは考えないで。悦子さんには話した。今日は楽しもう」と伝えます。
ライブの直前に宮野に電話をしたジュニは今までのお礼を伝えると「何もしてないよ」と答える宮野は、今までが報われたようでうれしくなります。
それでも「ライブの後にそれぞれがどういう気持ちになるのか。思いっきり頑張って」と伝えます。
青木荘のメンバーとリオ・花山は直接ライブを見に来て、蓮はカメラを構え写真を撮り、蓮とジュニはお互いに緊張するのでした。

【群青領域】最終回あらすじ!

これからどう生きていこうか。ジュニが考え始めた時、蓮(若葉竜也)にも変化の時が訪れていた。仲間の死を乗り越え、かつてのように水中カメラマンとして、海に戻ることを考え始める。青木荘は守るからと、旅立ちの背中を押すジュニ。この場所があるから旅立てる。ジュニもまた、新たなスタートを切ろうとしていた。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/26R5RYX9NR/episode/te/3K2Q5PJP3Q/

海でのライブ

海辺の岩に楽器を準備し、ライブの本番直前インディゴのメンバーそれぞれがこれまでのことを思い出し、充(田中俊介)が「これからのことはまだ決められてないけど。この演奏を四人で乗り越える。俺たちの原点です」と話し演奏をスタート。

ジュニが歌いながら演奏をします。
その様子を陽樹(柿澤勇人)や宮野(板谷由夏)も観てジュニの復活に嬉しそうにします。

配信動画のアクセス数は上がり、注目度がわかります。
ライブが終わり打ち上げをするインディゴのメンバー、玲二(細田善彦)は東京に戻ることを伝えます。
ジュニは「みんなのおかげで何とかピアノを弾けた」と話すと「自分を犠牲にすると周りが傷つくってしったから、ジュニには自分の思うことをしてほしい」と玲二は伝えます。
するとそこに将大がきてみんなで花火を始めます。

蓮にあきらめてほしくない

花火の最中にジュニは蓮に「海の事決めましたか?お友達の話聞こえて」と話すと「いかないよ」と言われ「蓮さんにあきらめてほしくない、両方をうまくいく方法を探しませんか?」と伝え、つぐみ(徳永えり)もその様子を聞いていました。
翌日、つぐみは料理をしていると蓮とふたりになり「海のお仕事行かないんですか?ずっと行きたかったんですよね?」と尋ねると「青木壮が大事だし、映里ちゃんが学校を卒業するまではここにいる」と言いいます。すると、映里(伊東蒼)も廊下でその話を聞いてしまいました。

インディゴの今後

その頃ジュニを除くインディゴのメンバーは宮野から「ジュニありきでレコード会社からオファーが来てる。ジュニを口説く?」と言われ断わります。

すると宮野は「あえてきつく言うと、次の話が来るとは限らない、だからみんなでよく考えて」と言うのでした。

三人はどんな結果でも「三人で続ける!」と決意を決め、玲二は拓真(落合モトキ)と二人になると自分を励まそうとしてくれたことにお礼を伝えます。
「ドラムって一人じゃ何にもできないんだよ」と伝える拓真に、玲二は「拓真が頑張ってくれたから俺たちはバラバラにならなかった。俺が失いたくないものだって気づけたから。俺、ちゃんと向き合うから」と伝えます。

レイジ決意

つぐみはスーパーで一緒に働いていた花山から卵をもらうと、料理を作ってることをほめられます。

「こういう地元の野菜使ってやるカフェみたいなのあればいいのにね!ここでやればいいよ」と言われ、つぐみは自分の家じゃないと否定的でした。
ジュニは買い物の帰り道不動産屋にいる映里を見つけます。

「青木を出たいの?」と聞くと、映里は「蓮さんに行ってほしい」と伝えます。
蓮のために家を探していた映里は「蓮の心が海にいる、大切にしてほしい」と自分の思いをジュニに伝えます。

その頃玲二は、裕介の会社で待ち伏せすると「ちゃんと話さないといけないと思って」と伝えます。「謝らせたいの?俺のせいで玲二が困ったから」と言われ「俺がやらせたことだから。つらい思いさせてごめん」と話します。
「楽になりたいの?」と言われた玲二は、否定しますが「言う資格ないよね。でも、裕介に助けられたことに気づいた。もう一度始められないかな?」といい、驚くレイジでした。

以外ですが、レイジは、離れてみて裕介が自分につくしてくれていたことに気づいたんですね。

ジュニの決意

青木荘ではみんなで仲良く夕飯を食べ、翌日庭の手入れをする蓮にジュニは「釣りを教えてほしい」と言い岩場に一緒に行きます。
ジュニは「蓮さんに海に行ってほしいって、映里ちゃんが家を探してた」と伝えると「ジュニはどうするの?」と聞かれます。
「まだ、怖いです。でも、ピアノをやらないと、ピアノをやってない私は、私じゃないから。明日東京に行ってきます。」と伝えます。
そして翌日、東京に来たジュニはメンバーに「一人でやってみようと思ってる」と話したジュニは、「陽樹が辞める際に責められたとき何も言えなくて、それでも弾き続ける自分が許せなくて、だれのためでもなく自分のためにひきたい。自分で選んだと思えるように一人でやる」と決意を話します。
「僕らはジュニの結果がどうでも決めてた。どうなっても音楽に繋がってたい」と拓真たちも思いを伝え、ジュニは宮野に話すと「もう音楽を手放さないで、ジュニのピアノ信じてる!」と応援してもらいます。

青木荘の人たちの決意

青木荘に戻るとジュニは音楽を1人でやることをメンバーに伝えたと報告。

そして「青木荘はなくしたくない」「ピアノと青木荘のあるこの町の両方が必要なんです」と伝えます。

すると、つぐみは「管理人をやりたい。私にここが必要だって思えたから」と話すと、ジュニは「みんながやりたいことが私のやりたいことだから、蓮さんに海に行ってほしい」と言います。
つぐみは青木荘でカフェをやることを蓮に許可を取ると、映里に「手伝ってくれる?」と尋ね「みんなの場所」と映里は答え、「いつでもみんなが思い出せる場所にしたい」とジュニは言います。
みんなの決意を聞いた蓮は頭を下げて「ありがとう」とお礼を言うと「俺、海に行く」と話し、みんながそれぞれの道に進んでいくことを決めるのでした。

ジュニと陽樹

ジュニがやりたいことを考えていると、青木荘に陽樹が訪ねてきます。
海辺に行き「ライブ見たよ。すごかった。謝って住むことじゃないけど、ジュニを傷つけたこと謝りたくて。俺の歌はずっとつまんないと思ってた。ジュニを通してしか自分を認められなくて。ジュニがすごすぎて逃げた。そのあとも、ジュニの才能に嫉妬する自分をごまかして歌えなかった。」と言われます。
ジュニも「私も陽樹のためって思わないと弾けなかった」と話すと「ジュニの深い傷があること気づきながら、見ないふりしてた」と言われ「ずっとそれでいきれると思ってたから。でも限界だった。ようやく自分に向き合えた。ピアノを弾きたい」と伝えます。
2人はお互いに離れたことで自分を認め合え、ジュニは陽樹にお礼を伝え、別れるのでした。

ジュニと蓮のスタート

青木荘ではジュニが歌を作り、それぞれが思いのまま過ごし、インディゴのメンバーは新しいボーカルをオーディションで見つけることにします。
蓮が海に行くための荷物をまとめる中、ジュニにライブのときのジュニの写真を渡すとおたがいに「ここからだね」と話し、翌日蓮は海に、そしてジュニはライブに出かけます。
歩きながらライブを見れないことを謝る蓮に「同じ日に旅立ちたかったから」とジュニが伝え、2人は握手をして別れるのでした。
街でジュニがピアノを設置していると、ジュニに気づいた人たちがSNSで拡散したりして、たくさんの人が集まり歓声があがります。

ジュニは笑顔で「気付いてくれてありがとうございます。私はキムジュニです。私の音楽を聴いてください。」とあいさつをして
ジュニは自分の作った歌を歌い始めるのでした。

インディゴはオーディションを行っていました。陽樹も歌の収録を行い、蓮は空港に向かいます。
ジュニは歌いながらピアノを弾き終えると拍手が起きました。

そして・・・海底のシーンで倒れていたジュニは静かに立ち上がるのでした。

【群青領域】のキャストは?

野ブタをプロデュースでシッタカ役の若葉竜也の現在は?菅田将暉と関係?

「群青領域」のキャストをご紹介します。引用元:NHK公式サイト

キム・ジュニ役 シム・ウンギョン

超絶的な人気を誇る5ピースバンド「Indigo AREA」のキーボード。 聞くものをひきつける超絶技法の持ち主。過去に挫折と深い傷があり、恋人でボーカルの陽樹にも裏切られてしまう。ショックを受け、SNSの標的にもなり、さらに音楽さえも怖くなり、全て投げ出し海へ逃げる。

シム・ウンギョンさんは、韓国出身で、2004年に子役としてドラマデビューしました。

韓国ドラマでは、主人公やヒロインの幼少期役を多く演じ、韓国の人気子役として活躍していました。

その後、韓国の映画やドラマでヒット作の主演を数々務めるなど大活躍。

2017年からは、日本でも女優活動を始め、2019年の松坂桃李さんとW主演を務めた映画「新聞記者」では、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得しました。

現在は、日本と韓国、両方で女優活動を続けています。

今回の「群青領域」では、主人公のキム・ジュニを演じます。

ジュニが抱える過去の挫折や深い傷とは?海辺の町で癒され、人として成長していく姿は勇気と活力をもらえます。

小木曽蓮(おぎそれん)役 若葉竜也

海辺の町にある下宿「青木荘」の住人。 現在は近くの水族館で働いているが、昔は水中写真家として世界中の海を潜っていた。5年前「青木荘」の家主、たえに救われた過去を持つ。ふとしたきっかけで海へ逃げてきたジュ二と出会う。

若葉竜也さんは、9歳のころから子役としてドラマや映画で活動。

2006年には、「野ブタ。をプロデュース」で、主演の亀梨和也さんと山下智久さんのクラスメイト・シッタカ役を演じ、広く知られるように!

これまで出演した作品は、「マイ★ボス マイ★ヒーロー」「ごくせん」「愛がなんだ」「罪の声」など。

根暗な青年役から不良役まで、幅広い役を演じ、注目を集めています。

さらに、昨年の朝ドラ「おちょやん」では、芸歴30年にして初出演を果たし、ヒロインの初恋相手を演じました。

今回の「群青領域」では、主人公・ジュニが海辺で出会う小木曽蓮を演じます。

逃避行で海にやってきたジュニを下宿先に誘いますが、そんな蓮自身も過去に、「青木荘」に救われていました。

河西陽樹(かさいはるき)役 柿澤勇人

「Indigo AREA」のボーカル。 圧倒的な歌声を響かせる。元々インストバンドだった「Indigo AREA」のボーカルとしてメジャーデビューをする際に加入。ジュ二の恋人だったが、突然脱退宣言を行い、ソロアーティストとして勝負することを告げる。

柿澤勇人さんは、高校時代に劇団四季に憧れ、家族の反対を押し切り、2007年に劇団四季の研究所に入所します。

その後、2年間劇団四季が主宰する舞台で主演を務め、活躍しますが、2009年に退団。

2011年からは、ドラマデビューを果たし、俳優として活動しながら、今では数々のミュージカルで主演俳優として大活躍されています。

最近では、朝ドラ「エール」で歌手の山藤太郎を演じ、今月スタートの「真犯人フラグ」にも出演しています。

そして、今回の「群青領域」では、主人公・ジュニの恋人・河西陽樹を演じています。

「Indigo AREA」のボーカルとして人気を集めますが、陽樹の脱退を機に物語が始まります。

望月玲二(もちづきれいじ)役 細田善彦

「Indigo AREA」のギター。 バンドの作曲を担当。クールな一面もあるが、「Indigo AREA」の存在が心の支えとなっていると語ることも。大学時代のサークルの後輩と一緒に暮らしている。

細田善彦さんは、2004年、当時高校生のときに、NTT東日本のCMでデビューしました。

翌年には、フジテレビのドラマで俳優デビューを果たし、以降、映画やドラマで活躍!

2007年には、北乃きいさん主演のドラマ「ライフ」で優等生ながら悪人な裏を持つ役を演じ、注目を集めました。

最近では、「3年A組-今から皆さんは人質です-」や「共演NG」に出演。現在放送中の「青天を衝け」では、奥医師の高松凌雲を演じています。

今回の「群青領域」では、ロックバンド「Indigo AREA」でギターを担当する望月玲二を演じています。

いつも冷静な玲二は、突然のメンバーの脱退にどんな思いを抱くのでしょうか?

 

五十嵐拓真(いがらしたくま)役 落合モトキ

「Indigo AREA」のドラム。 学生時代ジュ二をバンドメンバーに勧誘し、それ以来ジュ二のことを思い続けている。メンバーの中では弟的な存在で、思ったことを率直に口にし、時に熱くなることも。

落合モトキさんは、4歳から子役としてデビュー。

「やっぱりさんま大先生」にレギュラー出演しながら、ドラマや映画にも数々出演していました。

中学生の頃には、俳優として本格的に活動することを決意し、「ごくせん」や「生徒諸君!」などに出演。

今年公開の映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」では、スキージャンプ選手の葛西紀明さんを演じました。

「群青領域」では、「Indigo AREA」でドラムを担当する五十嵐拓真を演じています。

ジュニをバンドに誘った張本人の拓真は、逃避したジュニを探すのか??

柳原充(やなぎはらみつる)役 田中俊介

「Indigo AREA」のベースでリーダー。 通称はヤナ。リーダーとしての責任感が強く、バンドの未来に思いを巡らせ、存続させたいと願っている。長年付き合っている彼女がいる。

田中俊介さんは、大学在学中にスカウトがきっかけで地元・名古屋でモデルとして活動を開始。

2010年には、東海地方出身のアイドルグループ「BOYS AND MEN」の初期メンバーとして活動します。

2019年、体調不良をきっかけにグループを脱退し、現在は俳優として、映画やドラマ、舞台で活躍されています。

昨年放送の「この恋あたためますか」では、森七菜さん演じる樹木の元恋人役を演じました。

今回の「群青領域」では、バンドでベースとリーダーを担当する柳原充を演じています。

責任感が強い充は、グループを存続させるためにどう動くのでしょうか?

宮野悦子(みやのえつこ)役 板谷由夏

「Indigo AREA」のマネージャー。 当時学生バンドだった「Indigo AREA」を発掘し、数年で日本を代表するバンドに育ててきた。メンバーを思う気持ちが強く、姿を消したジュ二を信じて、対応に奔走する。

板谷由夏さんは、1994年からモデルとして活動を開始。

1999年に映画で女優デビューを果たし、同年の月9「パーフェクトラブ!」では福山雅治さんの元恋人役でドラマデビューをしました。

以降、数々のドラマや映画で女優として活躍しながら、「NEWS ZERO」では、11年間キャスターを務めていました。

最近では、映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、ドラマ「イチケイのカラス」などに出演していました。

ドラマ「群青領域」では、「Indigo AREA」のマネージャー・宮野悦子を演じます。

バンドの育ての親でもある宮野は、失踪したジュニをバンドに呼び戻すことはできるのか?

緋山恵(ひやまめぐみ)役 SUMIRE

世界で活躍する女優。 出演したハリウッド映画の日本版主題歌も歌うほど多方面で注目されている。「Indigo AREA」のボーカル陽樹の新恋人として話題になり、更なる世界進出を狙っている。

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SUMIREさんは、浅野忠信さんとcharaさんの長女です。

2013年にcharaさんの「やさしい気持ち(Special Kiss ver.)」のMVに登場し、話題になりました。

その後、「装苑」の専属モデルとして活動をスタート。2018年には映画「サラバ静寂」で演技初挑戦にしてヒロイン役で女優デビューを果たしました。

今年には映画「裏アカ」、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」、「ボクたちはみんな大人になれなかった」の3作品に出演しています。

地上波ドラマ初出演となる「群青領域」では、ハリウッド女優の緋山恵を演じます。

ジュニが裏切られるきっかけになる人物で、芯のブレない強さを持ったキャラクターを演じるSUMIREさんの演技にも注目です。

青木たえ(あおきたえ)役 樫山文枝

海辺の町にある下宿「青木荘」の家主。 40年前に絵本作家だった夫を亡くし、下宿を営んできた。これまでたくさんの下宿人を受け入れてきており、傷ついてやってきたジュ二を温かく迎えいれる。ぬか床が自慢で、他にも家庭菜園や庭木を大切に手入れしている。

樫山文枝さんは、1966年に女優デビュー。

その年の朝ドラ「おはなはん」で主役に抜擢され、一躍注目を集めました。

2000年代には舞台を中心に活動しながら、ドラマ「3年B組金八先生」などに出演。

最近では、2019年の松本穂香さん主演映画「わたしは光をにぎっている」に出演しました。

「群青領域」では、海辺の町の下宿の家主・青木たえを演じます。

蓮が連れてきたジュニを快く迎え入れ、ジュニの知らない世界を教えていき、心を癒していきます。

藤崎つぐみ(ふじさきつぐみ)役 徳永えり

海辺の町にあるスーパーのパート従業員。 5歳の息子を育てるシングルマザーで、店長の悪質なセクハラに合っている。スーパーを訪れたジュ二と出会い、やがてジュ二の友人となっていく。

徳永えりさんは、2004年にフジテレビのドラマで女優デビュー。

同年代の女優には、戸田恵梨香さんや蒼井優さん、新垣結衣さん、堀北真希さんなどがいて、作品では親友役を多く演じていました。

2018年、30歳のときにドラマ「恋のツキ」で連ドラ初主演を果たしました。

最近では、朝ドラ「エール」や「ハコヅメ」、「推しの王子様」など話題作の出演が増え、ブレイク女優として注目されています。

今回の「群青領域」では、海辺の町のスーパーで働く藤崎つぐみを演じます。

ジュニと出会い、友達となった2人は、お互いの苦悩を打ち明け、助け合っていく?

【群青領域】の主題歌は?

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主題歌は、ビッケブランカの「北斗七星」です。

ビッケブランカは、2016年にavexから、ミニアルバム「Slave of Love」をリリース。

2018年には、ドラマ「獣になれない私たち」の挿入歌に、「まっしろ」が起用され、人気を集めました。

最近では、バラエティ番組「アウトデラックス」に出演。独特な睡眠サイクルで生活をしていることを明かし、さらに自身がツアーの打ち上げでやっているクイズ大会をスタジオで開催し、番組を盛り上げました。

今回の「北斗七星」は、ビッケブランカが書き下ろした新曲で、ストレートな歌詞とピアノバラードの美しい曲調になっています!

【群青領域】ネタバレ!原作あらすじキャストまとめ

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今回は「群青領域」の原作あらすじ、ネタバレキャストをご紹介しました。

原作はなく、オリジナルのドラマで主演はシム・ウンギョンさんです。

ドラマは、過去に挫折や深い傷を負った主人公が、海辺の町で「1人の人間」として再生していく姿を描いた物語。

主題歌は、ビッケブランカの「北斗七星」で、どんな曲になっているのかドラマと合わせてお楽しみに!

「群青領域」は、10月15日、NHKドラマ10で放送開始です。

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