イチケイのカラス最終回ネタバレ結末!HEROみたいな終わり方

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フジテレビ月9「イチケイのカラス」が2021年6月14日に最終回を迎えました!

竹野内豊(たけのうちゆたか)さん演じる型破りな裁判官・入間みちお(いるまみちお)と、黒木華(くろきはる)さん演じる堅物なエリート裁判官・坂間千鶴(さかまちづる)が様々な事件に立ち向かうドラマもとうとうラストを迎えます。

なんと入間みちおが裁判官を辞めさせられる???そして最終回の終わり方は、HEROみたいなラスト!!と話題です。

最終回で対峙する大物政治家役で佐々木蔵之介さんがゲスト出演されます!

そんなドラマ「イチケイのカラス」は最終回あらすじネタバレを結末までご紹介していきます!

続編が期待できる終わり方??それとも???

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目次

イチケイのカラス最終回ネタバレはハッピーエンドだけど熊本に!

 裁判官であるみちお(竹野内豊)が、元同僚の弁護士・青山(板谷由夏)と癒着し、無罪判決を出しているという告発記事が週刊誌に掲載された。そんな折、みちおを呼び出した日高(草刈民代)は、「地裁の裁判官の任期は10年。任期満了後にはほとんどが再任される。問題のある裁判官以外は――」と告げて……。

 坂間(黒木華)は、日高がみちおを呼び出した理由を知ろうとした。しかしみちおは、カレー店を開くという話だけだったと嘘をつく。みちおの任期終了まであと3週間。再任は、最高裁裁判官会議の指名により内閣が任命するが、実質的にはみちおと因縁のある相手、香田健一郎(石丸謙二郎)が事務総長を務める最高裁事務総局の決定によるものだった。坂間や駒沢(小日向文世)は、ゴシップ記事の裏で何か大きな力が働いていると考え、みちおが職権発動している重過失致傷事件を検証し直すことに。

 事件の被告人は大学生の笹岡庸介(菅原健)。自転車競技部に所属する笹岡は、大会に向けて深夜に自主練習をしていた際に、かなりのスピードを出していた上、左側通行を守らず、旅行から自宅へ帰ろうとしていた家族連れと衝突事故を起こす。その事故で、7歳の向井愛が意識不明の重体となっていた。笹岡は、左側通行を守っていたが、角を曲がる際にライトで視界を遮られ、さらに工事用のガードフェンスがあったために右側を走るしかなかったと主張していた。だが、検察の調べによれば、深夜に工事を行っていた記録は一切ないという。坂間は、大きな力で真実を捻じ曲げるなら司法はそれを許さない、と言ってみちおへの協力を申し出る。みちおは、そんな坂間に「この案件が最後になろうとも、僕はいつも通りやるよ」と返すが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/index.html

裁判官を辞めさせようとする大きな力

裁判官であるみちお(竹野内豊)が、元同僚の弁護士・青山(板谷由夏)と癒着し、無罪判決を出しているという告発記事が週刊誌に掲載されてしまいます。

そして、日高(草刈民代)から呼び出されたみちお。日高はなんと現在はカレー屋さんに転身。そして話は、裁判官の任期について。

「地裁の裁判官の任期は10年。任期満了後にはほとんどが再任される。問題のある裁判官以外は――」と知らされます。

そう、なんと今回の週刊誌ネタが大きく関係して、裁判官をやめさせられそうな流れに。

何か大きな力が動いている??と気づいたイチケイの面々。

それは、みちおの担当されたくない事件があるのでは??と思います。

そしてみちおが現在担当している事件がある交通事故の案件。

事件の被告人は大学生の笹岡庸介(菅原健)。自転車競技部に所属する笹岡は、大会に向けて深夜に自主練習をしていた際に、かなりのスピードを出していた上、左側通行を守らず、旅行から自宅へ帰ろうとしていた家族連れと衝突事故を起こす。

その事故で、7歳の向井愛が意識不明の重体となっていた。笹岡は、左側通行を守っていたが、角を曲がる際にライトで視界を遮られ、さらに工事用のガードフェンスがあったために右側を走るしかなかったと主張していた。

だが、検察の調べによれば、深夜に工事を行っていた記録は一切ないという。

坂間は、大きな力で真実を捻じ曲げるなら司法はそれを許さない、と言ってみちおへの協力を申し出ます。

そんな中、ネットでは、今回の被告人がSNSでヒドく叩かれていました。
「親の育て方が悪いんじゃん」などと言われ
実家が特定され、ネットに書かれたり。

みちおは「自分が多数派だと安心してボコボコにする。自覚のない悪意は怖い」と言い、最後の案件になろうとも、いつも通り、真実を追求しすると、涼しい顔で言うみちおでした。

事件の黒幕は佐々木蔵之介?

そして事件現場で同じ時間帯で、実際に自転車に乗って検証をするイチケイのメンバー。

すると坂間が、事件現場が地下鉄の工事エリアであること、労働基準法に違反して、深夜の工事を行っていた可能性があると推測。
しかも、この案件が、坂間が担当している事件と関わってる可能性に気付きます。

その事件とは、この地下鉄の工事で、下請けの「イバタ工業」の現場監督の本庄が命を落としました。
責任は現場監督の本庄と、元受けの鷹和建設の青柳にあると思われていました。
しかし、本庄はシングルファザーで母親と息子の3人暮らしで母親の証言によると、
違法な過重労働を強いられてたという証言が。
この過重労働が原因では??という疑いもありました。

この工事のプロジェクトリーダーは代議士の安斎(佐々木蔵之介)でした。

安斎の父親は大物代議士。
この事件の真相を暴いてしまったら、入間だけでなく、皆の首が飛ぶ・・・とイチケイは微妙な空気に。
しかし坂間はみちおに「入間さん、いつも通りですよね??」と聞きます。
みちおは、笑顔で「じゃあ、2つを併合しましょう」と提案するのでした。

併合裁判とわかりやすい圧力

こうしして、自転車事故による「重過失致傷事件」と地下鉄工事における「業務上過失事件」が併合されるのでした。
弁護士は大物の江原が付きました。

自転車事故が起こった時に、違法労働があったかどうかをどう証明するのかがカギです。
自転車事故の加害者は、何らかの工事があり、事故が避けられなかったと主張します。

鷹和建設の青柳も検察が違法労働があったという証言があったと追及しますが、もちろん否認。
みちおは、地下鉄工事にかかわった、イワタ工業の作業員全員から話を聞きたいと要求。
弁護士は20人を超えると微妙な表情を浮かべますが、もちろん、全員から話を聞くことに。

審理が終わると、イチケイメンバーに弁護士が近づいてきて、このまま裁判を続けると、裁判官を辞めた後に弁護士にも戻れなくなるのでは??とわかりやすい圧力をかけてきます。
圧力をかけなくてはいけない何かが事件にあるということでした。

坂間は日高と会い、日高のカレーを食べながら話をします。

坂間は「以前日高さんが言っていた上とは安斎でしょうか??」と聞きますが、わからない様子。
日高は「ただこれからは、政治と司法の戦いになる。司法は政治のもとにある。歴史が物語ってる。圧倒的に不利になる」と言いつつ、それでも勝てることを期待していると、笑顔で言うのでした。

違法労働はあった???

そして審理が再び始まります。
審理には、本庄の幼い息子が来ていました。
どこにも預けられなかったということで、連れてきた本庄の母親は、元々あまりしゃべらない子だったのに、父親のことがあり、更にしゃべらなくなったと言います。
坂間は本庄の母親に「必ず真実を明らかにする」と誓うのでした。

20人以上のイバタ工業の面々が、裁判所の証人として並んでいました。
「違法な労働があったのか??」と尋ねるみちおに「違法な労働はありませんでした」と答える次々と社員たち。

元受けの会社が、下請けにプレッシャーを掛けていることは、一目瞭然でした。
また本庄の母親の証言は「毎日深夜帰りで、疲れ切っていた。」と
そして孫に「お父さんは悪いことをしたのでは??」と聞かれ「孫には本当のことを知ってほしい」と訴えます。
会社側の弁護人は、本庄の母親がお金に困っているので、過労による事故だと訴えたら、金銭をもらえると思ったのでは?と言います。

それに、社員は全員、違法労働がなかったと主張する弁護士。
しかし、元請けからの圧力では??と駒沢(小日向文世)。

そしてここで、みちおが職権発動。
裁判所始動で改めて捜査をすることに。

そしてまずは
駒沢たちが「労働基準監督署過重労働撲滅特別対策班」通称カトクに話を聞くと
告発はあったけれど、企業への嫌がらせもあるので、断定するのは難しい。
そして告発があったので、調べて、違法労働がないと、判断したと言います。

弁護士は「違法労働がなかった・・・それが国の答えです」と言います。
駒沢は「もうひとついいですか??」と何かを聞こうとします。

一方、みちおや坂間は、東京スクランブルシティ事務局に話を聞きに。
社員たちが、質問に対して、はっきりと答えらえないでいると
安斎の秘書が登場。
秘書は、安斎を裁判に呼んでもいい。安斎も裁判の行方を気にしていると言います。
しかし「ことは大ごとなので、疑うだけ疑っておいて、何もなかったでは、すまされない。いや、済まさない。あなたが相手にしているのは、ある意味国だ」とすごみます。

しかし坂間は「この人に圧力はききません」と答えます。

しかし、みちおは黙っています。

秘書は「よく考えてください。結果によっては、裁判官の再任もあるかもしれないので、懸命な判断を」と言い去っていきました。

みちおの保身

そしてその夜、イチケイのメンバー皆で食事としていると、
カトクの担当者は、安斎の父親と同じ大学の同じ部活だったので、違法労働があっても、なかったことにされたのでは??と話すイチケイメンバー。

そして、最後は安斎を法廷に呼ぶしかないのでは??と聞かれても黙っているみちお。
どうして今さら保身??と驚く坂間に、駒沢は「入間くん以外に皆のために保身しているのでは??」と言います。
みちおは「裁判官の仕事が好きで、坂間さんたちも同じで、書記官の人たちも今の仕事が好きで・・・突き進んだ結果、その好きを奪ってしまうのでは・・・」と言います。
しかし坂間は「正しいことを追求するためには、周囲のことはお構いなしに動いて、正しい判断を下す。それが入間みちお。それに、随分と舐められたもんですね。とっくに、覚悟はできてます。いらない、そんな保身。受け取りません」ときっぱり言うのでした。

他のメンバーも「異議なし」と言い、同じでした。
みちおは「バカだなー君たち」と言い、坂間は「バカにさせたのはあなたです。決着をつけます。」と言い、皆で乾杯するのでした。

そしてみちおは「いつも通り」やることに。

駒沢は、鷹和建設の、人事部長の原口が行方不明になっていることが気になってると言います。人事なので過重労働のことを知っていて、身を隠しているのでは??と言います。

そこで原口を探し出そうとするイチケイメンバー。

そしてみちおは「もう1人、本当のことを知ってるかもしれない人物に話を聞きます。」と言うのでした。

幼い息子との日記

イチケイの書記官のメンバーは行方不明になっている原口の娘に会いに行きます。
連絡を取っているでは?と思ったからです。

すると娘が最後の公判の日が、誕生日だから、会うというのでした。

一方、みちおは、死亡した本庄の息子に坂間と会いにいきます。
「お父さんが頑張ってたことであゆむ君だけが知っていることあるかな??」と聞きます。

息子のあゆむくんはお父さんに「勇気をあげた」と言います。
どうして勇気をあげたの??と聞かれると、日記を見せます。

本庄は忙しくて、話す時間がなかったので、息子と交換日記をしていたのでした。

その日記を読むみちお。
その時、駒沢から電話がかかってきて、「どうですか?勝負に出ますか??」と聞かれると、みちおは「はい」と言います。

すると、駒沢は「ひめの幼稚園」に入っていきます。幼稚園!?

一方、みちおは、本庄の息子に「あゆむくんにお願いがある。君も一緒に戦ってくれないかな??」と言うのでした。

幼い息子の勇気

そして裁判当日。
書記官たちは、みちおに頼まれて、原口とイバタ工業の社員たちを裁判所に呼び、「これはあなたたちのための裁判でもある」と言うのでした。

そして審理がスタート。

証人尋問で安斎が呼ばれます。

検察からは「プロジェクトを予定通り、すすめるために、急ピッチで作業をするようにすすめたのはあなたですね??」と聞かれ「はい」と答えます。

そして遅れが出た時の状況を話し「私は信念をもって進めた」と言います。

するとみちおは「あなたの言う信念とは??」と聞きます。
すると安斎は「国民の利益。国益を守ること。何があっても予定通りやらなくてはならなかった。」
みちお「犠牲が生まれたとしてもですか?」
安斎「誤解を恐れずに言えば、イエスです。1億2千万人国民の利益と天秤にかけた時、覚悟を持って選択しなければならなことがある」と言います。それを聞いて、重い表情の本庄の母親やイタバ工業の社員たち。

みちおはこれに対して「私の使命は真実をすること。そして正しい裁判をすること」と言うのでした。

「これだけは明言しておきますが、違法労働をやれとは言っていません。黙認もしていない。そもそも本当に違法労働があったんですか?私も真実が知りたい。」

するとみちおは、もう1人証人尋問をすると言い、亡くなった本庄の息子のあゆむくんを法廷に立たせます。
5歳の少年が証人ということで、驚く傍聴席の面々。

みちおは、あゆむくんに近づいて、話し始めます。

「お父さんのことを話してくれますか?」
「お父さんはいっぱい働いていました。僕が起きる時間より、早く家を出て、僕が寝る時間には、いつも家にいませんでした。」
「夜、眠っている時、目が覚めました。」

回想シーンです。
泣きながら、息子の頭をなでる本庄。
目を覚ましたあゆむくんは「お父さん泣いてるの??」と聞きます。
本庄は「勇気がないんだ。間違ってることを間違っていると言う勇気が。女の子が、自転車とぶつかって、大けがをした。」
「お父さんのせいなの?お父さん、勇気をあげる。これで大丈夫」と言い、自分の手を本庄の胸にあてます。
すると本庄は泣き出し、あゆむくんを抱きしめます。
「お父さんは言っていました。間違っていることを、ちゃんと言えたって」

5歳の幼児の証言能力は???

そして、法廷では、あゆむくんと本庄の交換日記がスクリーンに映し出されます。

日記には「あゆむへ きのう、あゆむがゆうきをくれたおかげで、まちがっていることをちゃんといえたよ。ありがとう。これで、もっとあゆむとあそべるじかんができるから、ジャスティンヒーローごっこしてあそぼうね」
と書かれていました。

弁護士は、5歳の幼児の証言に証言能力は認められないと言います。
しかし坂間は弁護士を一括「何が茶番ですか?あんたにはわからないんですか?5歳の幼児が、お父さんのことを思い、この場にいることを。勇気をふりしぼって証言していることを」
過去の範例では、5歳の幼児の証言を認めた判例があると、主張する駒沢。
しかし、過去の範例では、今回のような高度な能力を必要としなかったと主張する弁護士。

すると駒沢は、証言能力の有無をあらかじめ調べたと言います。
あゆむくんの幼稚園に行き、あゆむくんが通常の園児よりも、成長が早く、十分な証言能力があると言う保母さんたちの証言を入手していました。

そして検察は、本庄が訴えたのは、カトクではなく、この法廷にいる誰かに訴えたのでは??と言います。

真実の告白

みちおは、立ち上がり皆の前で「裁判は誰のためにあるのか?裁判は常に平等であり、すべての人のためにある。司法は絶対に真実を捻じ曲げない。誰が裁かれるべきなのか??証言をしたい人がいますかね??」と言います。

すると・・・「はい!!」と次々と手を挙げる下請け会社の面々。
そして、原口も「私が代表で証言します」と言います。

原口は「カトクに違法労働を訴えたのは私です。亡くなった本庄さんから直接訴えがった。違法労働で予期せぬ自転車事故が起きた。それに皆限界だと。本庄さんは業務上の過失でなく、過労で事故が起きた。それを社長からの指示で私が偽装した。それが真実です。裁判長。ありがとうございました。これで、誇りを失わなくて済む」と。

そしてみちおは、
「自転車事故の原因、崩落事故の原因は違法労働にあると判断します。責任の所在は、鷹和建設にあります。」と言うのでした。

審理が終わると、安斎に「東京地検特捜部です。鷹和建設が脱税した資金の流れが解明できました。その一部があなたの父親の政治資金団体に流れていました。もちつもたれつの関係だったようですね」と言うと、

「隠蔽したのは私です」と言う安斎の秘書。

検事の城島(升毅)は「秘書がやりました・・・ですか?」と突っ込みます。
しかし安斎は「私は何も知らず担がされていた・・・」と言うと、健二の井出(山崎育三郎)が近づいてきて「全てわかっていて、見て見ぬふりをしていたのでは?もしくは、そう動くように、働きかけた。」と指摘。

安斎は「しかし、それは罪ではない。裁くのであれば、私以外の人を裁けばいい。入間みちお。またいつか会うことになるかもしれないな。その時が楽しみです。」と言い、去っていくのでした。
結局、父親と秘書の責任として処理され、安斎自身は罰せれることはありませんでした。
そして坂間には、みちおは裁判官をクビになったという連絡が入るのでした。

入間みちおはクビ!?

坂間はすぐに「入間さんがクビってどういうことでしょうか?この期に及んで、政治で忖度するんですか?」と香田健一郎(石丸謙二郎)に詰め寄ります。

香田は「確かに、入間君は正しい裁判を行うけれど、問題が多い。本来あなたの責任が問われるべきだった」と言います。
坂間は、テコ入れのために、イチケイに配属されたのに、改善できませんでした。
しかしみちおが「責任は自分にあって、坂間さんのせいではない」と主張したとのことでした。

「君の責任は問わない。彼の最後の願いを受けて、会議で決定したことだ。君がどんな裁判官になるのか?楽しみだと言っていたよ。彼の思いを無駄にしないように。」と立ち去るのでした。
しかし、坂間は食い下がります。
「裁判官にとって大事なことはなんだと思いますか?組織運営において、赤字を出さないことも大事です。もう一つ。話を聞いて、聞いて悩んで一番良い答えを決めること。それも大事なことです。私は入間さんから教わった。私の方こそ、見てみたい。裁判官としての入間みちおを。さんは違うんですか??お願いします。今一度ご検討を」と頭を下げます。

しかし、決定したことだと、冷たく言われます。
ところがそこに野球のユニフォームを着た、イチケイと検察の面々が。
駒沢は「認めませんよ。入間くんがクビなんて。」

そして懲戒処分を受けた息子が、近々復帰する話を持ちだすと、顔色が変わる香田。
「人事のトップがおかしい」「父親の意向が働いた?」「記者に情報を流す」など皆で一斉に追及。

そして駒沢は「ここにいる法曹界に関わる皆に聞きます。入間くんのクビは妥当か?」
「異議あり!!」と皆で叫びます。

坂間は「法曹界も入間みちおを必要としている」と主張。
一方・・・野球場にはユニフォーム姿のみちおが「どうして皆いないの??」とつぶやき、電話が入ります。
電話に出ると坂間で「暖かい場所と、寒い場所どっちがいいですか??」と聞かれます。

入間は熊本でも職権発動

そして・・・入間は、熊本に異動。
坂間は熊本にいるみちおに電話をして、せっかくの恩情人事を無駄にしないように注意事項を並べ立てます
「法廷の秩序を乱す行為。後半の長期化を・・・」とみちおのために、今度こそクビにならないように、約束を守ってほしい言います。

坂間は実家の長崎から熊本が近いから、定期的に視察に行くと厳しい口調でいいます。
笑顔で「監視されているみたい」と言うみちおは「そっちこそ約束を守ってよ」と言います。
坂間「はい。私はイチケイのカラスになります。」と答えるのでした。

その後・・・熊本の事務所に行ったみちおは、そこにいた書記官たちに、さっそくある事件の話をして「その事件で、職権を発動する。裁判所手動で、改めて、捜査をする」と笑顔で言うのでした。

 

イチケイのカラス最終回の感想評判!HEROみたいな終わり方で続編決定?

そんな最終回のネタバレです。

いろいろあったけど、地方に飛ばされちゃうラストは、元々似てる!!と言われていた「HERO」そのもの!!と大盛り上がりでした。

また「HERO」と言えば期待してしまうのがこれですね。

HEROと言えば、映画化、連ドラ続編、スペシャルドラマ版も放送された続編がある作品なので、同じように、地方での続編も楽しみだと思いました。

また最終回で、佐々木蔵之介さんが、また入間みちおに会うようなセリフを言っていて、これって、続編フラグ??と思われました。

ドラマサイドも、絶対に続編を意識してますよね♪

そんなイチケイのカラスの続編に期待して待ちたいと思います。

イチケイのカラス最終回ネタバレ結末が気になる1話~最終回までのストーリーは?

イチケイのカラスは全何話まで?最終回はいつ?

「イチケイのカラス」の原作とは?

原作は浅見理都さんの2018年に発刊された人気同名漫画で、浅見理都さん初の連載作品です。

全4巻発売されていて、完結しています。

実在の法律家を監修に迎えて制作されたリアリティのある内容は評判で、法曹界の中でもファンが多いと言われている作品です。

仕事は人を「裁く」職業である裁判官を主人公に、裁判所で働く個性豊かな刑事裁判官や書記官の人間ドラマを描いています。

漫画の中でいろいろな起きる事件が、いつ自分に起きてもおかしくないようなものなので、引き込まれる内容になっていました。

 

ドラマ「イチケイのカラス」の1話ネタバレあらすじ

そして「イチケイのカラス」第1話のあらすじをご紹介します。

入間みちお(竹野内豊)は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>の刑事裁判官。元弁護士という異色の経歴を持つみちおは、ヒゲを生やし、服装はカジュアル、とぼけた発言もしばしばという、お堅い裁判官のイメージとはほど遠いゆるい空気をまとった男だが、先入観に一切とらわれない自由な観察眼と、徹底的に調べ上げる探究心を持ち、弁護士団や検察官の双方から恐れられているクセ者だ。

 そんなみちおを見守っているのは、イチケイの部長で、有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判において30件あまりの無罪判決に関わっている伝説の裁判官・駒沢義男(小日向文世)と、元傍聴マニアで、みちおのファンを公言している裁判所書記官の石倉文太(新田真剣佑)。また、お人よしの主任書記官・川添博司(中村梅雀)、3つ子の母でもある姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪(桜井ユキ)、物おじしない新人の裁判所事務官・一ノ瀬糸子(水谷果穂)も、しばしばみちおに振り回されつつ、イチケイを支えているメンバーだ。

 そのイチケイに、若くして特例判事補になったエリート・坂間千鶴(黒木華)が赴任することになった。東大法学部出身の坂間は、冗談が全く通じない堅物タイプで、裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている、と強烈に自負している。坂間がイチケイに異動してきた目的は、事件の処理件数が信じられないほど少なく、会社なら倒産レベルの“赤字”状態であるイチケイを立て直すためだった。

駒沢は、さっそく坂間にみちおと組むよう指示する。みちおを裁判長に、坂間と駒沢の3人で審議する合議制で取り組むことになった起訴案件は、大学生の長岡誠(萩原利久)が、代議士の江波和義(勝村政信)に全治1ヵ月のケガを負わせた傷害事件だった。実は誠は、江波の秘書だった洋一郎の息子。洋一郎は、2ヵ月前、不正献金疑惑で東京地検特捜部がマークし始めた矢先に、電車に飛び込んで自殺を図っていた。

 検察側から、みちおのお目付け役として東京地検第3支部に異動してきた井出伊織(山崎育三郎)と、上司の主任検事・城島怜治(升毅)が出廷した第1回公判。誠は江波の方から先に殴ってきたと証言し、父は自殺ではないと主張した。するとみちおは、傷害事件のもとになった洋一郎の死の真相を確かめる必要があるとして、捜査権を発動し現場検証を行うと言い出して坂間や井出たちを驚かせる。

引用元:公式サイト

主人公の入間みちお(竹野内豊)は、ヒゲを生やし、服装はカジュアルな裁判官!

一方、新しく赴任してきたた坂間千鶴(黒木華)は、お堅いイメージの判事補。

全くタイプの違う二人が、通称イチケイで様々な裁判に立ち向かっていくことになるドラマが「イチケイのカラス」です。

第1話では、大学生と代議士に関わる裁判について描かれるようですが・・・

実は原作漫画では、このエピソードは有りません(^^;)

さらに原作漫画の主人公は、入間みちおではなく坂間なんです!

そして坂間は原作漫画では、坂間真平という男性裁判官として登場します。

ドラマと原作漫画は似て非なる別物語として描かれる可能性もありそうなんです。

以降で、あらすじネタバレをご紹介していきます。

主人公の過去

水上バスの上。

入間みちお(竹野内豊)が甲板で弁護士バッジを外します。

みちおの脳裏には裁判の様子と無罪を訴えるメモが蘇りました。

男の遺体を前に泣きじゃくる女性を思い出し、弁護士バッチを落とすみちお。

接見の時のこと、「私は無実です」というメモを思い返し、みちおは立ち尽くします。

現在。

工業地帯の廃ビル。

長岡誠(萩原利久)が江波和義議員(勝村政信)を追いかけていました。

追いつき、何度も江波を殴る誠を警官たちが取り押さえます。

字幕:大学生・長岡誠22歳 傷害容疑で現行犯逮捕

検察庁。

検察官が誠に“誠を起訴する”と告げました。

字幕:傷害罪で起訴

東京地裁 第3支部。

 

坂間千鶴

法衣とトランクを持った坂間千鶴(黒木華)がやって来ます。

建物の前では“高層ビル建設に伴う日照権問題”で再開発への反対を訴える集団がいて、千鶴にもチラシを渡しました。

東京地裁 第3支部 第1刑事部(通称:イチケイ)

書記官・石倉文太(新田真剣佑)が“今日からくる裁判官は「ザ・裁判官」という感じの人らしい”と言います。

書記官・浜谷澪(桜井ユキ)が“女性でしょ?”と言い、主任書記官・川添博司(中村梅雀)が“女性は感情の生き物だからデマだ”と言いました。

事務官・水谷里穂(一ノ瀬糸子)が「男が良かったな~」と言い、文太は“世間のイメージ通りのめんどくさい堅物らしい”と言います。

「私は周囲にそう思われている。そのことは理解しています。正しいこと、それはめんどくさいの同義語。正しいことを言って、めんどくさがられている。つまり、私には避けられない問題だと受け止めています」といつの間にか部屋にいた千鶴が言いました。

そして千鶴は「今日から第1刑事部でお世話になる特例判事補の坂間千鶴です」と自己紹介し、川添たちは慌てて歓迎し、一同を紹介します。

「席はあちらです。千鶴さん」と言う文太に千鶴は「はい?」と引っ掛かりますが、川添が“彼は人との距離を縮めて壁を作らないのがポリシーで”と説明しました。

文太は“中学生の法廷見学の後の質疑応答”を千鶴に依頼します。

「法服を着て201号法廷へ」と言う川添に「公判ではないので法服は着ません」と言う千鶴。

「そこは、ほら、ちょっとした仮装だと思って」と澪は言いますが、「ちょっとした仮装が何故必要なんですか?」と千鶴は言いながら、入り口で受け取った抗議団体のチラシをゴミ箱に捨てます。

法衣を掛けようと部屋の隅に向かおうとした千鶴はみちおの全国の民芸品でいっぱいの雑然としたデスクとデスク周りを見て、顔をしかめました。

「おはようございます」と第1刑事部・部長の駒沢義男(小日向文世)が現れ、千鶴に挨拶をし、「坂間さんは凛としてますから法服が似合いそうですね」と言い、千鶴は「よく言われます」と言い、

「坂間さんに憧れる未来の裁判官、いるかも知れませんね」と言う駒沢の言葉に片方の口角を上げます。

201号法廷。

そこには・・・法服を着ている坂間(^^;

制服姿で傍聴席に座る中学生の前に立つ法服姿の千鶴に男子生徒から“着ている服は何故、黒なのか?”と質問が飛び、千鶴は“法衣は何色にも染まらない裁判官の公正さを象徴する黒に定められている”と答えました。

結局、法衣を着た千鶴さん(笑)。

傍聴席の後方に「見学者」のストラップをつけたみちおがいます。

次に女生徒が“裁判官が一人だったり三人だったりするのは何故か?”と聞き、千鶴は“一人の裁判官で審議するのを単独事件、三人で審議するのを合議事件といい、審議内容によって分かれる”と答えました。

男子生徒が「裁判官ってモテますか?」と聞くと千鶴は「あなたはどういう主旨でその質問をしているのですか?この場でウケを狙っただけなのではないですか?」と両断します。

「・・・すみません」と男子生徒は項垂れて座り、みちおが笑ってその生徒に歩み寄り「裁判官といえば、エリートのイメージがある。だから、実際問題モテるかどうか知りたい。そうだよな?」と言い、千鶴は「引率の教師・・・」と呟きました。

なにか言おうとする川添と文太にみちおは「言うな」と合図をします。

「いいでしょう。私は今までの人生でモテたという感覚は皆無です。裁判官だからモテるかどうかは個人差があると思いますが」と答え、次の質問の手を上げた女生徒を指名し、女生徒は「判決を出す時って悩みますか?」と聞きました。

みちおが「良い質問だよ」と言い、千鶴は「基本、悩みません」と答え、その理由として検察が時間を掛けて疑似裁判的な役割を果たし、99.9%有罪の可能性がなければ起訴しないので、悩む必要はないと言います。

「悩まないんだって。驚きだね」とみちおは言って笑いました。

「裁判官は常に一人で250件前後の事件を担当しています。処理した事件数が新規の事件数を上回っていれば黒字、逆の場合は赤字と呼ばれます。赤字を出さないこと。それが裁判官にとって一番大事なことだと考えます」と言う千鶴。

“サラリーマンみだいじゃない?”“なんかイメージと違くない?”とざわつく生徒たち。

「ある意味、すごい!夢も希望もない。思いっきり現実語っちゃってます」と文太が言い、「これじゃ、生まれないよな、未来の裁判官」と川添が言います。

「僕はこう思うな。・・・裁判官にとって大事なこと。・・・話を聞いて聞いて聞きまくって・・・悩んで悩んで悩みまくって、一番良い答えを決めること。・・・違うかな?」と千鶴に聞くみちお。

「はい?」「面白い仕事」「ふん」「今、鼻で笑った」「法壇のこちら側とそちら側には見えない壁があります。裁判官という仕事を本当の意味で理解して貰えないのは仕方がないことだと思います」「今、下々の者には一生理解して貰わなくても結構って言われてる気がした」

「ねぇ!」とみちおは生徒を振り返り、生徒は大きく頷きました。

「では、説明しましょう!裁判官という仕事は地味で人の目に触れにくい。でも世の中の争いごとに的確な判断を下し、迅速に処理し続ける。裁判官の努力が日本の法律・・・」と述べる千鶴を「そろそろ時間だ」とみちおは遮り、「楽しかったね、じゃ」と去ろうとします。

“話はまだ途中だ”と呼び止める千鶴、みちおは「もし罪を犯して裁かれるときに、みんな、この裁判官どう?」と聞きました。

生徒たちは一斉にみちおを見て、一斉に俯き、みちおは「やだって、みんな」と言います。

「さぁ、帰ろうか、みんな」とみちおは生徒を外へ導き、千鶴を振り返って「君は裁判官としては優秀なんだろうね。でも、悩まないことに悩むことになるよ」と言い、「じゃ」と笑顔で去りました。

入間みちおと傷害事件

第1刑事部。

みちおを引率の教師と思い、学校に抗議すると息まきながら戻って来る千鶴。

千鶴の横のゴミ箱からチラシを拾い上げたみちおを見て、腕を捩じ上げ、「直ぐに警察を!不法侵入の現行犯です!」と言います。

千鶴さん、強い!

文太が慌てて、みちおは引率の教師ではないと告げ、みちおは「同業者だよ、君と」と言い、「入間みちお。君と同じイチケイの裁判官だ」と裁判官バッチを見せました。

資料室。

資料を集めるみちおを不審げに見つめる千鶴。

大学名を尋ねる千鶴に高校中退だから学歴は中卒だとみちおは答えます。

もともと自分は弁護士で面接で裁判官になったと言うみちお。

「坂間さんは東大法学部とか?」と聞くみちおに「そうですが、何故、半笑いなんです?」と千鶴が聞き、みちおは「見るからにそうだもん」と答えました。

第1刑事部。

自分のデスク周りの民芸品のなかから「好きなのがあったらあげる」とみちおは千鶴に言い、駒沢がみちおはふるさと納税が趣味だと言います。

千鶴はみちおに“何故、髭を生やしているのか?”と聞き、“生やしたい気分だから”とみちおは答え「あ、今、裁判官の品位が損なわれると思った?無精ひげじゃないよ、ちゃんと手入れしてるよ」と言い、千鶴は「有り得ない」と言いました。

駒沢は千鶴に“手始めにみちおが裁判長で自分が右陪席で千鶴が左陪席の合議制で”と言います。

そして、みちおが裁判長を務める理由を第3支部で行われている将来のより良い裁判所運営の為の取り組みの一つだと説明しました。

みちおは「これ、合議制でどうかな?」と誠の傷害事件の起訴状を千鶴に見せます。

第1刑事部会議。

みちおが誠の傷害事件について説明し「合議制でやりたい」と言いますが、千鶴は「その必要はない」と主張しました。

そして千鶴は自分はこの支部の赤字を立て直すために派遣されたことを明かしますが、駒沢は「合議制でやってみてください」と押し通します。

合議制の書記官に文太が立候補し、「みちおさんと千鶴さんの組み合わせ、見逃せませんよ」と言いました。

その後。

千鶴の机に次々と滞っていた案件が積まれ、皆が千鶴の歓迎会の話をしていると「差し支えます。仕事をしたいので、私抜きで皆さんでやってください」と言う千鶴。

「仲良くやってくださいね、入間君と」と言う駒沢に千鶴は「予め謝っておきます。申し訳ございません。その期待には応えられないと思います」と言います。

第1回公判。

検察から城島伶治(弁殼)と井出伊織(山崎育三郎)がやって来ました。

井出は“みちおのお目付け役”に選ばれ、城島に野球チームにもスカウトされます。

「エースで4番」と肩を鳴らす井出。

法廷。

入廷してきたみちおを見て、井出が“あの髭の裁判官か?”と確認し、城島が“下手をしたら自分たちの検察官としてのキャリアは終わる”と言います。

裁判の開始を告げ、みちおは最初に自分たち裁判官の自己紹介をしました。

千鶴の声:裁判官が名乗るの、初めて見た。

みちおは誠に黙秘権の説明をし、今までに言えなかったことがあれば言ってくださいと言います。

「警察、検察で調べたことが必ずしも正しいとは私は思っていません」と言うみちお。

千鶴の声:警察、検察から抗議がくるレベルの問題発言。

「僕は悪くない。僕から殴ってないんです。向こうから殴りかかってきた。だから、仕方なく応戦したんです」と誠が言い、弁護士の浅井は慌てて書類を確認しました。

千鶴の声:弁護人は納得していない。被告人の勝手な言動?

 

被疑者の父親の自殺の現場検証

検察が事件の背景について

“誠の父親・洋一郎(松澤一之)は被害者・江波議員の秘書であり、2か月前、不正献金の疑いで検察の特捜部が捜査を洋一郎をマークし始めた矢先、電車に飛び込んで自殺を図った。

不正献金の目的は女性に金品を貢ぐため。

誠は洋一郎が濡れ衣を着せられたと江波を一方的に恨み、江波を呼び出して暴力行為に及んだ。

先程の被告人の陳述は虚偽によるものです”

と報告します。

駒沢が誠に“相手から殴りかかってきたことを、今まで何故、警察と検察に話さなかったのか?”と聞き、誠は「話しても信じてもらえないと思ったからです」と答え、井出と城島が同時に「異議あり!」と立ち上がりました。

城島が井出に譲り、井出は“逮捕した警察官が誠が一方的に殴っているのを目撃している”と言い、誠は「夢中で応戦したんです!2か月前の父の死。僕はその真相を調べてました。江波議員に問い詰めた。向こうは探られるのが嫌で、それで、僕に暴力を・・・」と主張します。

みちおは「死の・・・真相が違うと?」と聞き、誠は被告席を飛び出し「自殺じゃないんです!父さんは自殺なんかしていない!・・・父さんが電車に轢かれた日の朝、僕は約束したんです。就職祝いで次の一緒に飲みに行くと・・・。

父とそんな約束をしたのは初めてなんです。電気の接触トラブルで踏切の遮断機が一時的に故障してたんです!」と言う誠に、ずっと考えていたみちおは「つまり事故だと?」と聞き、誠は「はい」と答えました。

「お父さんが電車に轢かれた場所はどこですか?」とみちおが聞き、「椿原2丁目の踏切です」と答える誠。

城島は“洋一郎が自殺なのは間違いない”と言い、

千鶴の声:証拠からしても被告人の主張に信憑性はない。ただ反省の色が見えない。経緯はともかく懲役1年6か月。執行猶予なしが妥当。

顔を叩き考え込んでいたみちおは「・・・この公判、経緯が大事ですね。被告人と被害者の騒動の大元は2か月前の長岡洋一郎さんの死についてですね。・・・自殺か、事故か。・・・まずはそこをハッキリさせましょう」と言い、

“え?”“は?”“まずい”“来ちゃいましたね”“来るぞ~”と皆の反応。

みちおは立ち上がり、一礼して「職権を発動します。裁判所主導で捜査を行います。現場検証を行います」と言いました。

裁判所が捜査なんてするんですね、初耳でした!

第1刑事部の前の廊下。

みちおの発言に怒り心頭の千鶴。

“有り得ません。あなたの職業は何ですか?警察ですか、検察ですか?裁判官ですよね?この公判を取り仕切る裁判長ですよね?”と基本に立ち返って裁判官の役割を確認し、反対の声をあげる千鶴。

みちおは穏やかに裁判官が捜査をしても良いと法律で認められていると言い、皆から反対の声があがる中、自分は負けた感じになるのが嫌だと言います。

本人が納得しない刑を下すと、出所したら更に重い罪を犯すかも知れない、“自分たちの仕事はなんだったんだ?”と負けた感じがするというみちお。

「伝わってないみたいですよ」と言う文太にみちおは「あ、そう」と言い、

「全て分ったうえで、この事件に関わった人全員にとって一番良い判決を下したい。・・・これは譲れないな」と言いました。

第1刑事部。

文太が「主任、ヘルプを」と言いながら入ってきます。

状況を察してみちおに細々と小言を言う川添。

千鶴は第3支部の赤字の原因がみちおであることを確信しました。

みちおが時計を見て「今ならまだ間に合う」と部屋を飛び出し、文太も後に続きます。

「待ってください。まさかとは思いますが、入間さん、法服を着たまま、外へ行ったりしてませんよね」と言う千鶴を意味深に見つめ、いきなり忙しそうに動き出す事務官たち。

第3支部の前。

法衣姿のみちおが出てきて、どこかへ向かおうとして再開発反対運動員に捕まりました。

文太がみちおを追い越して行き、運動員と法衣姿で話すみちおを見て頭を抱える千鶴。

千鶴は通りすがりの民事の裁判官にみちおのことで苦情を言われ謝ります。

「法服を脱いでください」とみちおの手を引く千鶴ですが、みちおは文太とキッチンカーの店員の「売り切れちゃうよ」の声に千鶴の手を振り払って駆け出しました。

「早く法服を脱いでください!」とみちおを追いかける千鶴。

良いコンビです、みちおさんと千鶴さん。

現場検証。

椿原2丁目の踏切。

一人の少女が折り紙の花を手向けているのを見つめるみちお。

みちおが見ていることに気付くと、少女は駆け出して行ってしまいます。

少女を見送るみちおを不思議そうに見る千鶴。

やってきた城島たちに千鶴が声を掛けますが、車の騒音にかき消されました。

現場検証が始まり、みちおが“気付いた時にはブレーキが間に合わず轢いてしまっていた。自殺か事故か分らない”と言う電車の運転手の供述を延べ、特捜の捜査記録を伝えようとする城島に“先入観を持ちたくないから言わなくていい”とみちおは断ります。

踏切では夕日で電車が来るのははっきりは見えませんが、音には気付くだろうお言う皆でしたが、みちおは車の往来を気にしていました。

「よし!」とみちおが言い、帰り始めた皆にみちおは「日を改めてもう一度調べてみよう」と言います。

 

浦島太郎の乙姫

スーパーの生肉売り場。

大量の肉を買い込む千鶴。

街路。

足早に歩く千鶴。

千鶴の声:有り得ない。有り得ない。有り得ない。・・・

裁判官官舎。

エレベーターの前。

千鶴の声:入間みちお・・・絶対に有り得ない。

エレベーターの前に立った千鶴の背後にみちおが立っていました。

ふと振り返り「なんでここにいるんですか?」と聞く千鶴に“住んでるから”と答えるみちお。

「いい年して裁判官官舎に住んでるんですか?」と千鶴が聞き、「いい年して住んでもいいでしょ。安いし、便利だし」とみちおは言い、千鶴の荷物を見て「すごい肉だね」と言います。

“肉にはストレスの免疫力低下を抑える成分が含まれている。ものすごくストレスの溜まる職場なので”言う千鶴。

千鶴の部屋。

次々と肉を焼き、次々と口に運ぶ千鶴。

一度、ベッドに入るも寝付けずにパソコンでみちおへの抗議文を作成しました。

プリントアウトした書類をホチキスで留め、印を押して千鶴は部屋を出ます。

みちおの部屋。

千鶴が何度もチャイムを鳴らし、「まさかとは思うけど、夜這い?」とドアを開けたみちおが言い、「抗議です」と二度目の検証が必要ない根拠を綴った文書を千鶴はみちおに渡しました。

一度、ドアを締め、もう一度開けたみちおは「浦島太郎の乙姫、君ならどう裁く?・・・甥っ子に聞かれてさ。乙姫は極悪人なんじゃないかって」と言います。

みちおの声で「浦島太郎」の物語が語られました。

「乙姫の罪状はなんだと思う?」と聞くみちおに「答えは明白でしょう。地上とは時の進み方が違う竜宮城に連れて行ったことに関して詐欺罪が適用される。更に玉手箱の煙は明らかに危険物。それをまるでお土産の様に明確な使用目的も告げず持たせた結果、浦島太郎を老化させ甚大な苦痛を与えた。

煙の量を間違えれば死んでいた。殺人未遂も視野に入れるべきです」と一気に捲し立てる千鶴にみちおは「本当にそうかなぁ。いやぁ、決められないなぁ・・・。乙姫は何故、玉手箱を手渡したのか?それ知ってからじゃないとね」と言います。

「とにかく、これを熟読の上、二度目の現場検証、考えを改めてください」と言う千鶴にみちおは「分かった・・・来なくていいよ。こっちでやっとくから」と言って扉を締めました。

証人

第2回 現場検証。

“二度目の同行を拒否しようと思ったが、合議制の裁判官に加わった責任の為に来た。それなのに何故、みちおが来ていないのか?”と熱弁する千鶴。

川添は“みちおの一挙一動になるべく鈍感でいるように”とアドバイスをしますが、文太は“みちおは一部の傍聴マニアからは人気”で自分も好きだとマニアのブログを見せます。

「これ以上は検察が問題にする」と囁く城島に駒沢は「もうすぐ長岡洋一郎さんンが亡くなられた時刻ですね」と言いました。

「あ、みちおさんですよ」と文太が言い、皆が踏切の処に立っているみちおを見ると、みちおは皆に向かって何かを叫びますが、車の騒音で全く聞き取ることが出来ません。

皆が一歩、みちおに近づいたとき、目の前を電車が通過しました。

「近づいたの気付かなかったねぇ」と駒沢が言い、音計測器を持ったみちおが皆に歩み寄りながら「僕の声、聞こえなかったでしょう?」と聞き、「電車の音も消えましたね」と駒沢が言います。

みちおは10か月前にこの辺りで始まった再開発工事で近隣住民が民事で訴えを起こしていると千鶴の捨てたチラシを皆に見せました。

住民たちは日照権だけでなく騒音でも訴えていたのです。

みちおは建設会社の作業記録で2か月前に洋一郎が電車に撥ねられた時刻に重機が稼働していたことを示し、25日には踏切の近くの道の交通量が2倍近く増え、高架下の騒音は110㏈で電車の騒音を越え、二つの音が似ていたことで音が消えていたことを示しました。

事故の可能性が出てきた現場でみちおは“検察側が自殺と断定した理由”と尋ねます。

井出が「洋一郎が電車に飛び込むのを見たという相馬真弓(松本若菜)の撥ねられた目撃証言」だと言い、法廷に呼んで話を聞いてみようとみちおが言い、「それともう一人、江波議員。2か月前のことを直接聞いてみよう」と言うみちお。

東京地検 第3支部。

建物の前にマスコミが集まっています。

第2回公判。

支部に入ろうとしてマスコミに揉みクシャにされる千鶴。

ボロボロで出勤した千鶴の後から弁当屋に扮したみちおが出勤しました。

川添が唖然とする千鶴に“マスコミ対策のコスプレ”だと説明します。

駒沢も傍聴人のコスプレで登場し、双眼鏡で定年後の野鳥の会の会員を装う細かい設定に一同は感心しました。

江波議員はマスコミに「身の潔白を証明する」とコメントします。

法廷。

江波議員の宣誓が行われました。

事件当時、“洋一郎から不正献金を受け取りクラブの女性に貢いでいたことを告白された。
特捜が動いていてもう逃げきれないので死んでお詫びをすると自ら電車に飛び込んで命を絶った”と検察に証言する江波議員。

「嘘だ!ほんとのこと話せよ!」と誠が暴れ、みちおは“被告人は落ち着いて、最後まで話を聞きましょう。真実を知りたいんですよね”と言います。

相馬真弓に対する検察の尋問で“勤務している工場からの仕事帰りに通りかかり、二人の男性が何か話していて、そのうちの一人が踏切の方に向かって歩き出し、遮断機も降りていない踏切で洋一郎が電車に飛び込んだ”と証言しました。

みちおが「こちらで検証を行ったところ、長岡洋一郎さんが亡くなられた時、電車が来ていることに気付きづらい状況だったことが分かっています。長岡さんは電車が来ていることに気付いていましたか?」と聞きます。

真弓は少し視線を泳がせ「気付いていたと思います」と答えました。

ん?なんだか怪しい・・・。

千鶴の声:彼女が偽証する理由はないはず。

井出が“目撃証言からも洋一郎は自殺。被告人は現実を受け入れられず、一方的に江波議員に恨みを抱いた。被告人が主張する江波議員から殴りかかってきた事実は何一つないんですよ”と言います。

「職権発動したのにこれだと・・・」と文太が言い、「まずいですよ」と言う川添。

城島が「裁判長、この裁判は傷害事件の真偽を明らかに逸脱しています」と言い、裁判所の二か月前の事件の調査により江波議員が誹謗中傷の的になっていることを挙げ、検察から正式に抗議をしました。

第1刑事部に戻るみちおたちの前に最高裁事務総局・日高亜紀(草刈民代)が現れます。

川添が文太に亜紀は日本に15人しかいない最高裁判所の裁判官だと言いました。

千鶴が駒沢を亜紀に紹介すると駒沢は亜紀に「ご無沙汰してます」と挨拶し、亜紀は「お元気そうですね、入間くんも」と言います。

「お知り合いなんですか?」と聞く千鶴に駒沢は“本庁で一緒だったことがある”と言い、「僕もちょっとした知り合い」と言うみちお。

「で、君はなんで?」とみちおが千鶴に聞くと、千鶴はお国訛りで“日高さんは地方研修所の上席教官で、田舎も同じ長崎なんです”と答えました。

「長崎なんですか?」と聞く駒沢に満面の笑みで「はい」と答える千鶴。

“笑うと可愛い”“笑わなくても可愛い”と囁き合う川添と文太。

亜紀は千鶴に第3支部を立て直すように依頼したと言い、千鶴に最高裁事務局でキャリアを積んでほしいと期待を寄せます。

“愛弟子の顔を見に来たわけじゃないでしょう。何かお決まりの圧力でもありましたか?”と聞くみちおに亜紀は“江波議員から事務総局に抗議があり、正当な抗議だと判断した。検察からも抗議があり、誰かが納得のいく責任をとる必要がある”と言いました。

「この公判、裁判長を交替してください」と亜紀が駒沢に言い、「僕は拒否しますよ」と言ってみちおは去ります。

第3支部の中庭。

歩いてくる亜紀と駒沢。

「裁判長交替は待ってもらえますか?」と駒沢が言い、亜紀は「次回公判で更に混乱を招くようなら、事務総局に呼び出し、処分となります」と言い、「責任なら私が取りますよ」と駒沢が言いました。

「入間君に肩入れするのは青臭い正義感?同情?それとも、まさか、贖罪?」と聞く亜紀に「・・・怖いですか?入間みちおが。・・・いつか彼が裁くもしれませんよ。あなたを」と言う駒沢。

第3支部の廊下。

苦笑いで歩くみちおの脳裏に亜紀が裁判官を務める裁判の記憶が蘇ります。

一刻後。

橋の上の歩道。

千鶴がみちおに“どうするつもりか?”と尋ね、みちおは“相馬真弓”からもう一度話を聞こうと思うと言いました。

理由を尋ねる千鶴に“ちょっと気になることがあるけど、坂間さん(千鶴)は気にしなくていい”と言い、先に千鶴を歩かせて、自分は左に折れます。

「どこ行くんですか?」と聞く千鶴に「みちこのとこ」と言い、千鶴に「紹介するよ」と言いました。

そば処、いしくらの前。

みちこという表札の前にいたセントバーナードがみちおに歩み寄り、キスをします。

思わず笑顔になる千鶴。

「この店は?」と千鶴が聞くと文太が「僕んちです」と答えました。

いつも間にか来ていた第1刑事部の面々がみちこに歩み寄り、みちおが“昔、弁護士仲間が引き取り手を探していて、会ったら一目ぼれして、官舎で飼えないので、石倉の家に居候中”と言い、文太は「僕、犬、大好きなんで。犬アレルギーなんですけど」と言います。

みちおはみちこと散歩に出掛け、皆は「いしくら」でそば呑みをすると千鶴を誘いますが、「差し支えます。調べたいことがあるので。皆さんでどうぞ」とその場を辞しました。

千鶴を見送る文太に「無意識かも知れないけど、最近いつも坂間さんのこと目で追いかけてますよ」と言う川添。

件の踏切。

少女の供えた折り紙の花に気を取られていたみちおがみちこに引っ張られます。

街路。

みちこに引っ張られるみちお。

公園。

みちこがみちおを引っ張ってきます。

踏切に花を供えていた少女が鉄棒の下に座り込んでいました。

みちおが会釈をすると会釈を返す少女。

第1刑事部。

千鶴が「証言者の相馬真弓さんについて調べてみました」とみちおに言います。

「彼女の周囲の人に話を」と言う千鶴に「やったんだ、聞き込み」とみちおが笑い、“自分もこの審議に関わっている責任があるので”と根拠の法律の説明をしました。

「で、何かわかったの?」と聞くみちおに千鶴は“2年前に離婚して現在はシングルマザー。小学3年生の娘と暮していて、元夫からの生活費がほとんど支払われていない。現在は工場を退職し、大手企業の事務員として働いている”と報告します。

「入間さんが気になっていることって?」と聞く千鶴にみちおは“踏切で花を手向けていた女の子が気になって近所の人に聞いてみたら、名前は相馬奈々(古川凜)ちゃん。小学3年生。相馬真弓さんの娘だよ”と言いました。

文太が“相馬さんにもう一度話を聞けないかと連絡を入れたら「仕事が忙しくて裁判所には来れない」と。断られました”と報告し、みちおは「そっか。・・・あ、坂間さん、逆上がり出来る?」と聞きます。

 

驚きの真実

公園。

鉄棒で逆上がりの練習をしている奈々。

隣で逆上がりをしようとして出来ないみちお。

二人を見守る千鶴。

奈々に歩み寄り、奈々と代わった千鶴は見事に逆上がりをしました。

「どうやるの?」と尋ねる奈々に千鶴が細かく指導をし、奈々は逆上がりを成功させます。

めちゃめちゃ教え方上手です、千鶴さん。

みちおも逆上がりが出来、奈々とハイタッチをしている処へ真弓が来ました。

「相馬さんお忙しくて法廷に来られない旨を聞きました。でも、こちらから出向いてお話を聞く所在尋問という制度があるんです」とみちおが言い、「都合の良い日、場所、時間を指定していただければ・・・」と千鶴が言いますが“お話することはありません”と言う真弓。

真弓が奈々の手を引いて立ち去ろうとすると、奈々は動こうとしません。

「踏切で娘さんが花を手向けていました。・・・近所の人の話だと2か月前、長岡洋一郎さんが亡くなった頃からよく見かけるようになったそうです。僕も何度か見かけました。・・・苦しんでる。僕にはそう見えました。

被告人の長岡さんは、真実が明かされない苦しみ。あなたの娘さんは、真実が言えない苦しみを抱えてるのではないですか?・・・そして、あなたも苦しんでいる。裁判が終わってしまえば、その苦しみは永遠に続きます。

僕はこの審議を担当する裁判長です。放っておけないんです」とみちおが言い、千鶴も「お願いします。もう一度お話を聞かせてください」と頭を下げました。

みちおも深々と頭を下げ、奈々が真弓を見上げて「お母さん・・・」と言います。

第3回公判。

法廷。

誠のいる法廷に江波議員が現れ、みちおたち弁護士も入廷します。

「今回の傷害事件の原因となった2か月前の長岡洋一郎さんの死の真相が分かりました」

そう言うとみちおは立ち上がり、法壇を降りました。

イチケイのメンバーは顔を見合わせ、井出たちは驚きます。

被告人と同じフロアに立ったみちおは「再度、証人尋問を行い、相馬真弓さんが真実を話してくれました」と誠の正面に立ちました。

相馬真弓の部屋(所在尋問)。

宣誓書に拇印を押す真弓。

真弓の前にはみちお、千鶴、文太、井出、弁護士がいます。

「あなたは何故、彼が命を落としたのか知っているんですね?」とみちおが尋ね、真弓はチラリと奈々を振り返り「はい」と答えます。

法廷。

みちおが「自殺ではなく、事故」と言い、傍聴席が騒めきました。

「ただし、電車が来ていることに気付かなかったのは、あなたのお父さんではありませんでした」と続けるみちお。

回想シーン。

自転車を押す真弓と並んで歩く奈々。

真弓が洋一郎と江波に気を取られている間に、奈々はオルゴールを見つめながら歩いていきます。

線路の上でネックレスを取り出した奈々は、オルゴールの中の小物を線路にばら撒いてしまいました。

座り込んで小物を拾い集める奈々に電車が迫り、真弓が大声で呼びかけますが奈々には聞こえません。

奈々に駆け寄ろうとした真弓が転んだ時、洋一郎が鞄を投げ捨てて線路に飛び出し、奈々を電車の前から押し出しました。

法廷。

静まり返った法廷でみちおは「相馬真弓さんは何故そのことを話さず、虚偽の証言をしたのか」

回想シーン。

真弓の部屋。

真弓が「江波議員から長岡さんが自ら電車に飛び込んだと嘘の証言をするように言われました。そんなこと出来るわけがない。勿論、お断りしました」

法廷。

みちおが「でも、相馬さんが勤めていた工場。その主要取引先と江波議員は懇意らしく、取引を中止させることも出来ると言われた。」

回想シーン。

真弓の部屋。

「なんて奴なの、許せない。権力を持つ者が私利私欲の為に権力を行使する。嫌悪感を抱きます」と言う千鶴。

真弓は「逆らえば、私だけでなく他の工場の皆さんも仕事を失うことになると」

法廷。

みちおが「工場を辞めて、紹介する大手企業で働くように、江波議員から言われたそうです」

回想シーン。

真弓の部屋。

真弓が「その誘いに乗れば、嘘に加担することになる。でも、怖くて・・・。それだけじゃない。(と泣き出し)心の奥底で生活が少し楽になるかも、そう思ったのも事実です」

法廷。

傍聴席で不敵に微笑む江波議員を睨む千鶴。

真弓の部屋。

真弓は「命の恩人なのに。・・・その息子さんが苦しんでるのに・・・。それで、娘が苦しんでるのに・・・」と泣きじゃくる真弓にみちおは「でも、あなたはちゃんと受け止めて話してくれた」と言いました。

法廷。

傍聴席の江波議員が「事実無根。でたらめだ!」と叫びます。

「私は被害者だ。問題のある裁判長が明らかに真実を捻じ曲げている。こんなことが司法の場でまかり通っていいのか?私は嘘の証言をしろなどとは一言も言っていない。相馬という女が私を不当に貶めようとしているのは明白だ。証言者は嘘をついている。絶対に嘘だ!」と言う江波議員。

千鶴は立ち上がり「嘘ついてるのはそっちでしょうが!恥を知りなさい!!」と怒鳴りました。

皆が驚いて千鶴を見て、法廷は静まり返ります。

駒沢が「静粛に。坂間裁判官」と言い、我に返った千鶴は「失礼しました」と腰を下ろしました。

千鶴の声:なんで今、私、叫んだとやろ。恥ずかしかぁ。バカバカバカバカ・・・。

みちおはそんな千鶴を見て笑顔を見せ、誠に向き直り「それともう一つ、相馬真弓さんは長岡洋一郎さんと江波議員が争っているのを聞いている」

回想シーン。

2か月前。

洋一郎が江波議員に“自分は今まで先生の不正に気付いていながら、見て見ぬ振りをしてきた。本当に申し訳ない。もう黙っていられない。公表する”と言いました。

江波議員は「なにを青臭いことを。政治には金が掛かる。金がなければ何も変えられない」と言いますが、洋一郎は「息子はこれから社会に出ていく。その息子に顔向けが出来ない!」と言います。

法廷。

城島が「裁判長。検察から宜しいでしょうか?・・・目撃者の証言に基づき、検察は改めて不正献金疑惑の捜査にあたります。江波議員は長岡洋一郎氏が不慮の事故で亡くなったことを利用し、金銭の流れを偽装工作した可能性が高い」と言い、

井出が「長岡氏が女性に金銭を貢いでいたという記事。江波議員が親しい記者に書かせていた証拠をおさえました」と言い、江波議員は法廷から逃げ出しました。

記者が江波議員を追い、呆然とする誠にみちおは取り出した小さい箱を渡し、「踏切近くに堕ちていたのを相馬奈々ちゃんが拾っていました。あなたのお父さんが助けようとした時に落ちたものと思われます」と言います。

誠が箱を開けると、中には腕時計が入っていて、蓋の裏に貼られたメモには“おめでとう!社会に出れば大変なことは山ほどある。でも頑張れ!負けるな!誠 父さん、応援してるからな”と洋一郎直筆のメッセージが綴られていました。

素敵なお父さん、だったんですね・・・。

回想シーン。

2か月前の朝。

長岡家。

起きて台所に来た誠に洋一郎が「就職祝いだ。明日、一緒に飲むか?」と言います。

「いいよ」「店、予約しとくから空けとけよ」「だから、いいって」「俺がよくないんだよ。約束だぞ」

法廷。

そう言って笑った洋一郎を思い返す誠。

「あなたのお父さんは不正に気付いて見て見ぬ振りをしてきた。でも、それを公にしようとしていた。そして、自殺ではなく子供を助けようとして命を落とした。・・・この事実をどう受け止めるかはあなた次第です。

次回、判決を言い渡します。その前になにか、話しておきたいことありますか?」と聞くみちお。

誠は時計を見つめて泣き、顔を上げて「私から殴りました。・・・江波議員を殴りました、私から」と言いました。

回想シーン。

廃ビル。

江波議員が誠に「秘書がやりました。それが本当のことだ」と言い、誠が江波議員に掴みかかり「違う!父さんは不正なんかしてない!」と言います。

江波議員は乱暴に誠を振り払い、「無能だったよ、秘書として。まぁ、死んでくれて一つだけ良かったことは、これ以上、馬鹿に関わらなくて済む」とその場を離れようとしました。

叫び声を上げて、江波議員に殴りかかり、何度も殴る誠。

誠の声:どうしても許せなくて、自分から殴りました。

法廷。

誠は「・・・嘘をついてました。申し訳ありません」と深々と頭を下げます。

みちおは誠の肩に手を触れ「わかりました」と言い、顔を上げた誠に「これで正しい判決が下せます」と言いました。

第1刑事部。

テレビのニュースで江波議員が記者に揉みくちゃにされています。

「それにしても驚いたな。法廷で叫ぶ裁判官」とみちおが笑い、「裁判官に静粛にって言ったの初めてですよ」と駒沢も言いました。

「深く反省しています」と言う千鶴に「いいんじゃないの?スカッとしたよ、僕は」とみちおが言い、文太も「僕もいいと思います」と言いますが、千鶴は「二度とやりません。・・・私のことはともかく、念のために確認しておきますが、法壇をいつも降りたりはしていませんよね?」と聞き、

「いつもですよ」と文太が言い「入間っちゃうと降りちゃうんですよ」と川添が言い、“慣れちゃった”と澪が言います。

里穂が「高いとこからモノを言うより良いんじゃないですか?」と言い、頭を抱える千鶴に「さて、長岡誠さんの判決を決めますか?」と言うみちお。

「判決は求刑通り懲役1年6か月。ただし、心象的にも本人の反省が見られる。執行猶予付きでどうですか?」とみちおが言い、駒沢が「異論ありません」と言い、みちおと駒沢が挙手し、「坂間さんは?」とみちおが尋ねました。

千鶴は「玉手箱・・・。何故、乙姫が玉手箱を浦島太郎に渡したのか?室町時代の御伽草子に後日談があります。・・・玉手箱を開いておじいさんになった浦島太郎は鶴に姿を変える。何故、玉手箱を渡されたのか、浦島太郎は初めて理解する。竜宮城と地上では時間の流れが違う。

本来ならば死ぬはずだった。乙姫のお陰で千年の命を持つ鶴に生まれ変わった。そして、カメに姿を変えた乙姫が現れ、二人は再会を果たし、永遠に結ばれる。

浦島太郎の後日談、なるほどですね~。

被告人の父親が何故、死んだのか?真実を知って受け止めたら、被告人はこれから前を向いて生きていける」

誠が護送車から降りて、空を見上げて微笑み、歩き出します。

千鶴が「入間さん。あなたはそう思って2か月前に・・・」と言いかけると、みちおは「ほんとなの?その後日談」「知ってたんじゃないんですか?」「知るわけないでしょう。そうなんだ。甥っ子に教えてあげよう。あら、そう。ハッピーエンドだったんだ」とみちおはスマホ片手に出ていきました。

「あ」とみちおは戻ってきて「坂間さん、判決どう?」と挙手し、駒沢も挙手し、千鶴も「異論ありません」と挙手します。

千鶴は千鶴を見つめている駒沢に「振り回されて馬鹿みたいだと自覚しています」と言い、駒沢は「彼は誤解されやすい性格です。ただこれだけは間違いない。今回、この案件を入間君があえて合議制にしたのは、あなたに伝えたいことがあったからだと思いますよ」と言いました。

千鶴は初めて会った時にみちおの言った「裁判官にとって大事なこと、話を聞いて聞いて聞きまくって、悩んで悩んで悩みまくって、一番良い答えを決めること」という言葉を思い返します。

駒沢が千鶴に自分が自費出版した本を渡し、戻ってきたみちおが「62歳にしてイチケイの部長どまり。そんな裁判官の心構え、知る必要あるのかっ?今、思った?」と言い、「だから、人の心を読むのは・・・」と言う千鶴にみちおは

“部長はずっと刑事事件担当。30件以上の無罪判決に関わってる。普通なら99.9%決まってしまう裁判を30回ひっくり返してるんだよ”とみちおが言い、「一部2000円なんですけど、いかがですか?」と駒沢が勧めました。

事務官たちが“スマホゲームの課金目的だから気を付けて”と言い、千鶴は駒沢に本を返します。

“特別に姪っ子が書いたランチマップもついている”と駒沢は勧めますが、千鶴は「いりません」と断りました。

終業後。

みちおが帰り支度を終え、千鶴に「終わったらおいでよ。歓迎会。顔出すくらいならいいでしょ?」と言います。

「差し支え・・・ありません」と千鶴が言った時、みちおに荷物が届き、みちおは大きな荷物を運ぶ手伝いを千鶴に頼みました。

大きな荷物を運びながら千鶴は「今回は確かに苦しんでる人が救われた。でも、それは刑事裁判官の仕事でしょうか?更生を考えるのは保護司や刑務官の役割です。裁判官が求められるのはあくまで・・・」「ストップ。議論好きだね。職業病だよ」

大きな荷物はカラスの絵でした。

「なんですか、この絵?」と聞く千鶴にみちおは「カラスになれ。イチケイのカラスになれ。坂間千鶴」と言って微笑み、出ていきます。

千鶴は一人、絵を見つめて「どういう意味?」と呟きました。

本当にどういう意味でしょう?

 

11年前の出来事

11年前。

水上バス。

立ち尽くすみちおに駒沢が「入間君」と声を掛けます。

振り向いたみちおに駒沢は「もし、これを(弁護士バッチを指し)捨てるなら、お願いがあります。・・・裁判官になってくれませんか?・・・あなたには裁判官になってほしい。そしていつの日かあなた自身の手で裁くんです。この国の司法を」と言いました。

みちおは笑顔で「大きく出ましたね」と言い、駒沢は「大きく出ましょう」と言い、みちおは弁護士バッチを川に投げ捨てます。

「入間君。弁護士バッチは日弁連からの貸与品。返さないといけないんですよ」と駒沢が言い、慌てるみちお。

11年前の事件にすべての鍵がありそうですね。

イチケイのメンバーも皆、個性豊かで、事件も見ごたえがあって、これからも楽しみなドラマです!

みちおさんと千鶴さんの恋愛描写はあるのでしょうか?

今までとは異なる感覚のリーガル・ドラマ。

3か月間楽しませてくれそうです。

ドラマ「イチケイのカラス」の2話ネタバレあらすじ

娘への虐待で起訴された人気料理研究家

街頭ビジョン。

人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)の自分の長女への日常的な虐待疑惑が報道され、送検される際に瑤子が笑顔を見せた映像が流れます。

東京地裁 本庁。

法廷。

裁判長・香田隆久(馬場徹)が瑤子に傷害罪で懲役2年6か月を言い渡しました。

グランド。

野球の試合をする城島(弁殼)ら検事チームとみちお(竹野内豊)ら裁判官チーム。

検事チームの攻撃で打順は毎打席ランニングホームランの井出(山崎育三郎)。

駒沢(小日向文世)、文太(新田新剣佑)、そして千鶴(黒木華)はピッチャーのみちおに敬遠を勧め、検事チームは日頃のみちおに対する鬱憤から「チキン」と弁護士チームをやじります。

みちおは“悔いなく全力を尽くした方が楽しい”と井出に渾身の一球を投げ、球は井出の腰に見事に当たりました。

井出が「わざとですか?」と聞き、城島が「わざとだろう!」とベンチから出てきて、検事チームが弁護士チームに詰め寄ると、みちおはセントバーナードのみちこを井出にかからせます。

みちこに追われる井出を見て爆笑するみちおを見ながら千鶴は「問題が多すぎる入間みちお」と呟きました。

そんな千鶴に最高裁・事務総局の日高亜紀(草苅民代)から呼び出しの電話が来ます。

最高裁。

ロビーで亜紀が千鶴に“人事のトップを紹介しておきたかった”と最高裁・事務総長の香田健一郎(石丸謙二郎)を紹介しました。

亜紀は千鶴に“第3支部の問題は赤字と入間みちお”と言い、香田が“人事局でもみちおは問題視されつつある”と言います。

亜紀が千鶴に“みちおの問題行動に改善の余地がなければ処分の対象になる。処分が必要と千鶴が判断したら、人事にあげて欲しい”と依頼し、千鶴は満面の笑みで「はい!」と答えました。

皆さん、みちおさんが煙たいみたいですね。

第3支部 第1刑事部(イチケイ)。

カラスの絵を飾るみちおに“問題行動を自覚してもらうため”にみちおの問題行動を列挙した書類を渡す千鶴。

言葉でもみちおの問題行動を列挙し、みちおには「変わる必要がある」と千鶴は主張します。

みちおは先日の試合が千鶴が抜けてから大逆転で勝ったことに話をすり替えて逃げようとしますが、千鶴は「出来るところから改善を。困るのは入間さん自身なんですよ」と言いました。

「なんで僕が困るの?もしかして、上に何か言われてるとか?」と聞くみちおから「言われてません」と逃げ、「とにかく改善を!」と言う千鶴。

そこへ駒沢が「合議制で扱いたい案件があります。1審で有罪判決が下された差し戻し案件です」と言います。

駒沢は部長室へ向かい、千鶴も席を外し、みちおは開いている千鶴のロッカーを見つめました。

取り扱い要注意案件の差し戻し

第1刑事部。

会議。

駒沢が瑤子の事件の概要“2年前、当時1歳半の我が子に虐待行為を行い、有罪判決が下された”“子供は後遺症なく回復して現在3歳だが、一歩間違えば命を落としていた”“瑤子は送検時に笑っていた様子が「鬼女の微笑み」と呼ばれ、SNS上で誹謗中傷の的になっている”“瑤子は保釈申請が通り、現在、保釈中である”と伝えます。

事務官・川添(中村梅雀)が「母の愛は海より深しのはずなのに」と言うと書記官・澪(桜井ユキ)が“海より深しでも赤ちゃん中心の毎日に周りのサポートがないと追い込まれていくのが事実”と言いました。

「ただ、被告人は虐待を否認して、控訴したんだ?」とみちおが言い、駒沢が「ええ、そして差し戻された」と言い、澪が「虐待による乳幼児揺さぶられ症候群。SBS、シェイクン・ベイビー・シンドロームですか」と言い、

“赤ちゃんの頭を激しく揺さぶることによって脳に損傷が起こる”SBSの説明をする澪。

駒沢は“第1審の裁判長が最高裁の事務総長の息子なので、慎重な審議が必要”と言い、皆も“取り扱い要注意案件”と言います。

千鶴は“合議ではなく、自分を外した単独事件でお願い出来ますか?”と駒沢に願い出て、みちおに「あ、保身だ」と言われますが「ええ、保身です。危険を察知し、事前にわが身を守るため最善の策をとる。裁判官という組織の中で生きていく以上、その人事のトップを敵に回すのは“百害あって一利なし”。100%の保身ですがなにか?」と言いました。

澪が「すごい。保身が正論に聞こえる」と言い、文太が「千鶴さんの言う通りです。サラリーマン以上にサラリーマンなのが裁判官の世界。保身大切!」と言います。

「部長。単独で」と言う千鶴に駒沢は「慎重な審議が必要なので合議で」と返しました。

「あと3年もすれば部長は定年。今更保身したって意味なし。ふざけんな、この狸おやじ!・・・そう思った」と言うみきおに「3秒無言だと心を読むのを止めてもらえますか?」と千鶴が言い、文太も「止めてあげて!・・・ください」と言います。

「なんか、やけに坂間さん、擁護するね」とみちおは文太に言い、「とにかく、合議制で」と裁判長をみちおに依頼する駒沢に「待ってください。慎重な審議が必要と今、言いましたよね?部長が裁判長を務めるべきです」と千鶴は抗議しますが、「僕、やりますよ」と言うみちお。

千鶴の声:猛烈に嫌な予感。

「入間さん、分かっていると思いますが、これは本当に取り扱い要注意案件ですからね。穏便にお願いします」と言う千鶴に「分かりました。いつも通りやります」とみちおが答え「分かってない」と言う千鶴。

10人の専門医

第1回差し戻し公判。

入廷する瑤子に義母・弘子が「鬼よ、あなたは」と突っかかり、瑤子の夫・啓介に止められます。

みちおたちが入廷し一礼したところへ隆久が傍聴に現れました。

駒沢がみちおに「香田裁判官ですね」と小声で伝えます。

千鶴の声:監視されてるみたいでやりづらい。

みちおは「では、始めましょう」と言い、“瑤子がこれまでの裁判で主張していた通り、虐待はしていないということに変わりはないか?”と聞き、「検察の起訴内容が事実と反するなら、被告人はそのことをハッキリ言ってください」と言いました。

「・・・私はやってません。我が子に虐待などやっていません」と言い切る瑤子。

千鶴の声:被告人が否認。さて、どう出る?

と、千鶴がみちおを見ると、みちおは嬉しそうに微笑みます。

千鶴の声:何故、喜ぶ、入間みちお?

検察官・井出が瑤子に“育児で鬱状態だったこと”を確認し、“ようやく仕事に復帰した平成30年11月9日、事件当日、密室で詩織と二人きりだった瑤子は、一向に泣き止まないシオリを・・・”“瑤子が仕事に出掛けた後に詩織を保育園に預けに行こうとした啓介がシオリの手が動かないのに気付き、病院へ緊急搬送”と言い、

「あなたがやっていないのなら、何故お子さんにSBSの兆候が現れたんですか?」と聞く井出。

「分かりません」と答える瑤子と「う~ん」と唸り「私にも分かりません。その、SBSの兆候っていうのは、子育てをしている中で、不可抗力で起こったりしないんですか?」とみちおは尋ねました。

「例えば、子供の髪を乾かしている時に揺さぶってしまうとか・・・」と言うみちお。

千鶴の声:そこに引っ掛かると審議が先に進まない。

検察官・城島が“1秒間に2,3往復以上。それを5から10秒続けるんですよ」と言いますが、みちおは“イメージが湧かないので、実験してみましょう”と言います。

「実験とは?幼児を実際に揺さぶるなん・・・」と言う千鶴に「対象は私で。駒沢裁判官、ゆすってみてください」とみちおが言い、駒沢がみちおを揺さぶり、みちおは「これ位なら故意でなくても不可抗力で起こりうるんじゃないでしょうか?」と言いました。

が、駒沢の揺さぶりを確認していた井出が「いえ、今のは規定の数値に達していません」と言い、千鶴が「代わってください」と立ち上がり、背後からみちおを激しく揺さぶります。

恨みをこめて揺さぶってます千鶴さん。

井出が「規定の数値に達しました」と言い、ダメージを受けたみちおは「これを乳幼児に?明らかに虐待です!!」と言いました。

千鶴の声:だから、最初からそう言ってる!

みちおは「続いて、深瀬詩織ちゃんがSBSだと診断した専門医の証人尋問を行いましょう」と告げ、医師が証人として法廷に立ちます。

傍聴席を気にする小児科医・足達に弁護士は「未診断の疾病などでもSBSに似た症状が起こることが分かってきている」と言いますが、足達は“シオリの症例は当てはまらなかった”と言い、

弁護士は“これまでもベビーベッドからの落下やイスやソファーから落ちた際の頭部外傷でもSBSと同様のケースが起こりうると認められた例があるが、外傷はどうか?”と尋ねました。

井出が立ち上がり「しかし、事件当日、深瀬詩織ちゃんにそんなことは起きていない」と言い、城島が「検察は既にその事実を調べています」と補足します。

駒沢が「裁判所からも宜しいでしょうか?他の医師の見解はどうなんでしょうか?」と尋ね、足達は「10人の専門医がいたら、10人、私の意見が正しいと言うはずです」と答えました。

「なるほど。10人いたら10人ですか」とみちおが言い、

千鶴の声:この流れ、まさか・・・。

川添が挙手し、バツを出し、ジェスチャーでみちおに訴えるのを千鶴が

千鶴の声:10人はやめろ!手配するのは私だ。別の医師は一人でいい。頼む!・・・川添さん、的確なジェスチャー。

みちおは川添に頷き「じゃあ、10人の専門医を呼んで話を聞きましょう」と宣言し、川添は溜息をつき、項垂れます。

裁判所の階段。

 

香田裁判官の圧力

“10人も必要ないでしょう?”とみちおに抗議する川添と応援要請で駆け付けた文太。

“新たな可能性が見つかるかも知れない”と言うみちおの元へ香田隆久裁判官が来て、「私が審議した案件、差し戻しを担当していただきありがとうございます。父も宜しくといっておりました」と言い、

千鶴を見たみちおが「さりげなんくプレッシャーかけやがって。って今、思った?」と言い、千鶴が「何故、今、私の心を読むんですか!」と言い、文太も「そうですよ。心を読んでも口に出しちゃいけない空気、読まないと」と言いました。

“自分はそんなこと思っていない”と隆久に言う千鶴に「絶対思ってたよ。少なくとも僕は思ったよ。いやぁ、圧力みたいなの一番、嫌いなんだよなぁ」と言うみちお。

「入間さん、裁判官に取って一番やってはいけないことは何だと思いますか?」と香田裁判官は尋ね、「難問だな」と言うみちおに「答えは、間違えることです。人が人を裁く。決して間違ってはいけない」と言う香田裁判官にみちおは「そうかなぁ」と言い、千鶴は「そうです!」と言います。

“ほとんど起訴されないのが現実のSBSの案件で裁判所がむやみに動けば、検察は更に起訴を躊躇し、虐待が見逃されてしまう”「間違えないようにお願いします」と隆久はみちおの肩を叩きました。

“今から父と会食なので、皆さんのことを話しておく”と言って隆久は去ります。

「今もさりげなくプレッシャーかけたよね?」と言うみちおに「くれぐれも穏便にお願いします」と言う千鶴に「穏便にね・・・」と呟くみちお。

新たな可能性

第2回差し戻し公判。

法廷。

みちおが10人の医師に「せっかく10人集まったんです。SBS以外の可能性はないか、皆さんでそれぞれ話し合ってみてください”と言い、医師たちは思い思いに話し始めます。

傍聴席の足達の席は空席。

傍聴席のシオリの祖母・弘子が立ち上がり「いい加減にしなさい!あなたがやった!」と叫び、駒沢が「傍聴人は静かにしてください」と注意しました。

医師の代表が「裁判長、レア・ケースかも知れませんが、この患者のケースからして、外傷を負った日から症状が出るまでに3日間程度の幅があったかも知れません」と言います。

「え?3日間の幅?深瀬詩織ちゃんが急性硬膜外血腫を発症したのが平成30年11月9日。しかし、外傷を負ったのは事件当日よりも以前。3日前まで可能性があると?」と尋ねるみちおに

医師は「はい」と答え、川添はみちおを振り向いて、激しく首を横に振りますが、みちおは川添から視線を逸らしました。

千鶴の声:まさか、気付かない振り?

みちおは立ち上がり、一礼して「職権を発動します。裁判所主導で捜査を行います。事件当日から3日間、遡って調べます」と言います。

はい、出ました~!職権!捜査!

会議室。

千鶴はみちおに「まさかこの案件、無理やりひっくり返そうとしてませんか?」と聞き、“児童虐待について調べたが、児童虐待は増加、深刻化している、その中でもSBSは見逃されている”と言い、駒沢や井出も「この裁判の結果」でそれが助長されることを危惧しました。

みちおは“残尿感のようにスッキリしないのが嫌だ”と言い、みちおを「迷探偵」に例え暴挙を責める千鶴にみちおは“スッキリして、50年後になっても正しいと思える判決を下したい”と訴え、皆は言葉を失います。

第1刑事部。

事務官・水谷里穂(一ノ瀬糸子)が“瑤子の夫に連絡を入れ、夫も話を聞きたいと言っている”とみちおに告げました。

“早速会いに行く”と言うみちおにお目付け役として着いていくように千鶴に依頼する駒沢。

「入間さん、私も同行します」と千鶴はコートと鞄を取りにロッカーへ行き、コートを着ようとして不可解な顔をしてコートを離し、ロッカーから取り出した鞄の中から“くさやの干物”を取り上げます。

「ああ、それ、大島のふるさと納税のくさや。・・・開いてたからロッカー。閉めてあげるついでに」とみちおが言い、「閉めてあげるついでに人のロッカーにくさや入れた。(くさやをロッカーに入れてロッカーを閉め)色々言いたいことありますが、それはもう構いません。問題の焦点は何故、封を開けたままのくさやを密閉空間のロッカーに入れるんですか?」

と言う千鶴に「小分けして袋に入れたよ。・・・あれ、封、開いてたのかな?」とみちおが言い、「コートから鞄から全部くさやの匂いが染み込んでいます!」と言う千鶴に「大丈夫だよ」と笑いながら近付いたみちおは近くで「うわっ!くさっ!」と飛び退きました。

「僕は気にしませんよ、千鶴さん」と近付こうとした文太も「くさっ!」と顔を背けます。

皆が鼻をつまむ中、「でも、美味しいから」とみちおが言い、「ダメだ。会話が通じない」と言う千鶴。

確かに美味しいですけど・・・くさや。

深瀬啓介の実家。

みちおと千鶴を招き入れる啓介。

挨拶をする千鶴の前で「くさっ!」と言い、啓介は千鶴を見上げました。

 

夫の元カノ

みちおがシオリと話すのを見ながら千鶴が啓介に「娘さん、お母さんのことは?」と聞くと啓介は“事件があった1歳半から一度も会っていないので覚えていないと思う”と言います。

客間で啓介はみちおたちに“瑤子の育児鬱がひどく社内の託児所に週に何度か預けていたこと”“事件の3日前の11月の6日に預けた託児所の保育士・小野田祥子は瑤子と出会う前の啓介の交際相手で結婚の話もして、別れる時、かなりもめた”と打ち明けました。

そういう託児所に我が子を預けるのもチャレンジャーですよね・・・。

「法廷に小野田祥子さんを呼んで話を聞こう」とみちおは言った時に千鶴の電話に文太から“隆久が千鶴に会いたいそうです”という連絡が入ります。

千鶴の部屋。

帰宅してコートのまま、ソファーに倒れ込む千鶴。

千鶴の回想シーン。

お好み焼き屋のカウンターに並んで座る隆久と千鶴。

警察官の様に捜査をしているみちおのことを“疑わしきは罰せずと無罪にしたら、責任がとれるのか?間違いを犯すなら千鶴が修正してくれ。父も期待しているはずだ”と言いました。

千鶴の部屋。

祖父母との写真を見つめ、考える千鶴。

みちおの部屋の前。

部屋着に着替えた千鶴が来て、呼び鈴を鳴らし、少し待ってその場を離れます。

すると、扉が開き、顔を出したみちおが「ドア・スコープから顔見て、抗議なら居留守使おうと思っていたけど、なにか落ち込んでる?」と聞きました。

千鶴は「祖父母の悲しみ顔が頭から離れなくて眠れません。・・・物心が着く前に私の母は亡くなりました。だから、母親の愛情というのは私には分かりません。父は仕事が忙しく、私と妹は祖父母に育てられました。裁判官になったことを祖父母は誰よりも喜んでくれました。私のことを誇りだといつも言ってくれるんです。

その期待に応える為にも毎日必死に努力して、キャリアプラン通りに進んできました。・・・それなのに・・・このままでは、事務総長を敵に回して、きっと僻地へ左遷。心が折れて、裁判官を辞めることになって・・・地元の漁師と結婚するも価値観の違いから喧嘩が絶えずに離婚。

そして自暴自棄になって、失踪して、日本海へ!(日本海の荒波が映ります)」

めちゃくちゃネガティブな妄想です。

「なんでそうなるかなぁ」とみちおは言い、「単独事件に切り替えて私を外してください。・・・保身を軽蔑するならどうぞ」言う千鶴にみちおは“元アルゼンチン代表・マラドーナの神の手ゴール”の話をします。

マラドーナがヘディングに見せて手を遣ったゴールを裁いた主審は後に「副審もゴールを指していたし、自分にはハンドは見えなかった。それに会場にいた8万人も同じ様に気付いていなかった。間違ったのは僕一人じゃない。会場全体だよ”と言ったと。

“裁判に置き換えたら興味深い”“マラドーナ本人だけは真実を知っていた”と言い「裁判官は真実を知っている被告人に判決を言い渡さなければならない。僕たちは被告人を裁いているように見えて、実は僕たちも裁かれてる・・・。裁判官の仕事、面白いと思わない?こんな面白いこと、抜けるなんて、理解できないなぁ~」と扉を閉めるみちお。

「ダメだ。やっぱり会話が通じない」と言い、部屋に戻る千鶴。

笑った理由

第1刑事部。

自席で仕事をする千鶴に出勤してきた駒沢が「随分、早いですね」と声を掛け、千鶴は「誰かさんが裁判を面白がって一向に処理件数があがらないので、少しでも時間を確保して赤字を解消しないと」と言います。

「今回、被告人が否認した時、坂間さん、入間君を見ていましたよね?どうでしたか?」と尋ねる駒沢に千鶴は「どうって、満面の笑みで喜んでいました。有り得ない」と答え、駒沢は「そうでしょうか。被告人が無罪を主張すれば、より注意を払い、冤罪を防ぐことが出来ますからね。だから、喜んだと思いますよ。

私もこの仕事、面白いと思っています。法廷には様々な正義が飛び交います。今回のケース。確かに虐待は許されない、それと同時に冤罪も許されない。私たちはその中で最善の答えを導き出さなければならない。・・・これほど面白い仕事は他にあるかと思います」

と言った駒沢が「おや、これは被告人が拘留されている時の記録、“被疑者ノート”かな」とみちおの机の上からノートを取り上げ、「入間君が取り寄せたんでしょうね。元刑事弁護士らしいですね」とノートを千鶴の前に置き、珈琲を飲みに出掛けました。

千鶴は「被疑者ノート」を手に取り、読み始めます。

千鶴の声:“子供が嫌いならなんで産んだ?仕事がしたいなら産まなきゃ良かっただろうと言われた。”“夫の母親は私が虐待をやったと思っている。夫も私のことを疑ってる。”“世間では送検の時、私が笑ったことが取り上げられて、「鬼女」と言われていることを知った。違う。あの時、誰かの携帯の着信音が鳴った。シオリが大好きな曲。それを謳ってあげると、シオリは泣き止んで笑う。シオリのことを想って笑みが零れただけ。

ノートには続いて「大人になったとき、どう思うだろう。・・・詩織のためにも、諦めない」と綴られていました。

みちおさんと駒沢部長、素敵なコンビネーションです。

 

見えてくる真実

第3回差し戻し公判。

弁護人の“保育士・小野田祥子”への尋問が始まり、弁護士は“結婚の約束までしていた啓介と瑤子の愛の結晶を見て憎いと思ったのでは?”と聞き、検事側が異議を唱えます。

弁護人が、祥子が瑤子を恨んでいた確証があると言い、みちおは異議を棄却しました。

事件後の瑤子に対するSNSでの誹謗中傷を一番しつこく何度も書き込み、煽っていたのが祥子だという証拠を提出する弁護士。

「虐待なんかやってない!!」と興奮する祥子にみちおは「落ち着いて。ちょっと深呼吸しましょう」と言い、「法廷の皆さんも全員で深呼吸。さぁ、はい」と言います。

千鶴の声:入間みちお。あまりに自由過ぎる。

「全員でやる必要があるかですよね」と川添が言い、「空気を変えたいんでしょ」と言う文太。

落ち着いた祥子にみちおは「やっていないことをやったと言われる。被告人の主張が正しければ、今、あなたが味わった憤りを被告人はずっと抱えてきたことになります。どんな些細なことでもいいんです。11月6日。詩織ちゃんのことであなたが異変に気付いたことがあれば教えて欲しいんです」と言いました。

「そういえば、詩織ちゃんに微熱があり、掛かりつけの病院に念の為に連れて行きました。診察室で仕事の電話が入り、その場を離れたんです。それで戻ったら、まだ診察が続いてて、少し長かった・・・。普通なら10分程度だと思うんですが、結局30分くらいかかったんです」と話す祥子。

「その病院と診断した医師は?」と尋ねたみちおに祥子は「新浦辺総合病院の足達克己先生です」と答えます。

法廷に緊張感が走り、駒沢がみちおに「今回のSBSを診断した医師ですね」と言いました。

「足達医師を法廷に呼び、再度話を聞きましょう」と言うみちお。

新浦辺総合病院。

エレベーターから降りてきた足達を待ち伏せしていた男が足達の前に立ちはだかります。

第1刑事部。

里穂が「足達医師に証人尋問を拒否された」と言い、「所在尋問も忙しくて差し支えると言われた」と報告しました。

新浦辺総合病院。

所在尋問の日程を聞きに突然訪れるみちおと千鶴。

抵抗を示す千鶴に「お腹が痛いついでだから」とみちおは言い、受付で“足達は忙しくて会いない”と看護師に断られる千鶴。

みちおさん、足達医師、小児科では?

「やっぱり何かあったのかもね」とみちおは足達の診察室から出てきた看護師たちを追いかけ、「裁判所の者なんですけど、足達先生、最近どうですか?」と聞きます。

一人の看護師の様子にみちおが「何か気になることが?」と聞くと看護師は“昨日の夜、足達が誰かともめていた”と言い、写真を見せ「それ、この人ですか?」と聞くみちおに「ああ、はい」と答えました。

「ありがとう」と立ち去るみちおに千鶴が「誰ですか?」と聞くと、みきおはスマホで看護師に見せた隆久の写真を千鶴に見せます。

“どうして香田裁判官だと分かったのか?”と聞く千鶴にみちおは“足達が裁判で証言をした時に傍聴に来た隆久が足達の言動をチェックしている感じで、足達も隆久を気にしていたから”と答えました。

足達は香田の高校の剣道部の先輩で逆らえない関係だったこともみちおは千鶴に告げます。

二人の関係と証言前後の行動が分かったみちおは「点と点がどう繋がるかだね」と言い、歩き出しました。

そこへ駒沢から“みちおがアメリカで行われる裁判官の国際交流の代表に選ばれ、長期の海外出張になる”と言う電話が入ります。

そば処 いしくら。

イチケイのメンバーが集まり、駒沢が「各国の裁判官の国際交流は入間君にとっては名誉なことです」と言い、「なんで、僕かな(笑)。いいや、行ってくる」と言うみちお。

「なに、軽率に乗っかってるんですか?!差し支えるところでしょ?!裏があるの見え見えじゃないですか?!拒否してください!!」と千鶴が猛抗議をし、澪が「誰を選ぶかは事務総局決定で行われるのよね」と言い、里穂が「香田隆久裁判官がお父さんのラインを使って働きかけたってことですか?」と聞きました。

「コントロール出来ない入間君を裁判長からなんとしてでも外したいってことでしょ」と駒沢が言い、「海外に行けば次の公判には出られない」と文太が言い、「そこに本庁の息のかかった裁判官が来て裁判長を務めるという算段」と言う川添。

みちおは「いずれにしろ余程触れられたくないことがあるんだろうね」と言います。

「坂間さん、抜けるんだったら今しかないよ。・・・ここから先、結構な闇を掘り起こすことになるかもしれない」とみちおが言い、千鶴は「出世に躓くのは受け入れられません。でも、私は裁判官です。真実から目を背けることはもっと受け入れられません」と言い、文太が「千鶴さん、やっぱりカッコいいです」と言いました。

「さて、これからどう手を打つかですね?」と言う駒沢に「足達医師に連絡して病院で不在尋問を行う用意をして、それともう一人、証人尋問の手続きを」とみちおが言い、「もう一人?」と問う千鶴に「香田隆久裁判官」と言うみちお。

「彼からも話、聞いてみたいんだよなぁ」とみちおが言い、「裁判官を法廷に呼ぶなんて、前代未聞ですよ」と千鶴が言うと駒沢は「いいじゃないですか、前代未聞。足達医師の証言をもって香田裁判官を法廷に呼びましょう」と言います。

ガンガン掘り起こしに行く みちおさん。

新浦辺総合病院。

不在尋問のメンバーで訪れるみちおたち。

「不在尋問に参りました。お伝えした通り、お時間が出来るまで待機させていただきます」と言う千鶴に看護師が「先生ですが、今日からベルリンに」と答えました。

「提携している向こうの病院に急に行くことになって」と看護師は言い、「残念だったなぁ。有力な証言者だったかも知れない人間を逃して」と言う城島。

駒沢が「ちなみに今日からってもしかして今、向かってる処ですか?」と聞くと、看護師は「確か13時の飛行機です」と言い、皆が一斉に腕時計を見ます。

「まだ間に合う。ショウカイに強制的に応じさせる為、拘引状が必要です」と言い、文太が澪に直ぐに礼状を作成してもらうと言い、川添が「後から追いかける」と言い、二人は第3支部に急ぎました。

駒沢が「私たちは空港に」と言って、空港へ向かいます。

第3支部 第1刑事部。

澪が素早く拘引状を作成印刷し、里穂が取ってきて澪が印を押し、里穂は支部の前をタクシーで通り過ぎる川添に書類の封筒を渡しました。

みちおたち裁判官と井出と城島を乗せた車は渋滞にハマります。

文太が拘引状を届け、みちおが井出に「ペースランニング何秒?」と聞きました。

「すごい足速かったよね。走って」と拘引状をバトンの様に井出に渡そうとするみちおたに「なんで私が?」「そうだよ、検察の不利になるかもしれない証人、うちが摑まえる義理ない」と拒否する城島。

駒沢、みちお、千鶴は顔を見合わせ、車を降りるとダッシュで走り始めます。

最初に駒沢が脱落し、次にみちおが後を千鶴に託しました。

千鶴も力尽きそうになった時、駒沢とみちおを猛スピードで追い越す人影があります。

千鶴も追い越した井出が「貸して、拘引状。僕のペースランニングは13秒29」と言い残して走り去りました。

あっという間に空港ロビーに辿り着き、足達を探す井出。

 

裁判官として一番やってはいけないこと

第4回差し戻し公判。

みちおが「証人は証言台の前へ」と言い、香田隆久裁判官が証言台に立ちます。

宣誓をした隆久に「本法廷で足達医師に再度証人尋問を行うと決めた日の夜。病院で彼と言い争っていましたよね?」と尋ねるみちお。

「足達君とは古い付き合いです。たまに喧嘩することもあります」と隆久。

「証人尋問を要請した件ではないと?」「・・・入間裁判長。あなたは私に何が聞きたいんですか?」「では、お聞きします。・・・裁判官にとって、一番やってはいけないことは何ですか?」「それは私があなたに言ったはずです。間違えることです。人が人を裁く。決して間違ってはいけない」

「・・・私はそうは思いません。裁判官だって間違えることはあります。でも、それ以上に大きな罪は、間違いを認めないということではないでしょうか?誰しもが様々な荷物を抱えて生きています。間違いを認めることは、勇気がいります。

しかし、我々は裁判官です。判決によって人の人生を左右することもある。だからこそ、間違えた時に、我々はどう行動するべきなのか?それが大事だと私は考えます」と言うみちお。

千鶴の声:今、ちょっとだけ刺さった・・・。

「香田裁判官。第1審判決で、あなたは間違えていませんか?」「間違えていません」「分かりました。では、ここでもう一人、証人尋問を行います」

法廷に足達医師が入ってきて、驚き絶句する隆久。

「彼はベルリンにいると思っていましたか?」とみちおは隆久に聞きました。

証言台に立つ足達医師。

「事件の3日前、11月6日。深瀬詩織ちゃんが病院に訪れた時のことを話していただけますか?」と言うみきお。

足達は「微熱があるということで、詩織ちゃんは保育士の方と私の処へ来ました。(回想の中で祥子が席を外します)急患のことで緊急の処方の電話があり、私はカルテを確認するためにパソコンに向かいました。

診察台に放置し、目を離した隙に、詩織ちゃんが寝返りをして・・・落ちてしまいました」

床で大声で泣く詩織の映像が流れます。

「直ぐに異常がないか、確認しました。問題はないと判断した。でも3日後、救命に呼び出されて駆け付けると、詩織ちゃんは急性硬膜下血腫で危険な状態でした。詩織ちゃんが診察台から落ちたことが気になった。でも、母親は育児に悩み鬱状態だと・・・。虐待の可能性があると聞きました」

回想シーン。

救命室で「SBSで間違いないだろう」と言う足達。

「SBSだと私は診断した。疑念が生じたのは有罪判決を受けた後も深瀬瑤子さんが無罪を主張し続けたからです」と足達が言い、みちおは「それで、あなたはどうされましたか?」と聞きました。

足達は「思い切って香田裁判官に相談しました」と答えます。

回想シーン。

人気のない建物の中。

足達が「もしかしたら、誤診をしたのかもしれないんです」と言うと隆久は「今更判決を変えるなんて出来ない」と「でも・・・」と抗議する足達の両腕を掴み「いいか。お前は間違えていない。そして俺も!間違えてなんかいない」と迫りました。

みちおは「足達さん、これは深瀬瑤子さんが母親としての誇りを取り戻せるかどうかの裁判です。・・・世間から多くの誹謗中傷を浴びた。それでも無罪を訴え続けた。母親としての人生が懸かっていますよ」と言い、瑤子は号泣します。

瑤子を見つめる足達にみちおは「真実を話していただけますか?あなたがベルリンに行き、1週間で戻ってきた理由を聞かせてください」と言いました。

あの時、井出さん、間に合わなかったんですね~。

足達は「向こうには私の恩師がいる。SBSの分野での第一人者です。深瀬詩織ちゃんが落ちてしまった診察台の高さ、救命に運び込まれた時のCT画像などをすべて診てもらい、世界の様々な症例と照らし合わせて診断して貰いました」と言い、みちおは

「診断結果を教えていただけますか?」と言い、「・・・3日前の外傷が原因。SBSではない。これが真実です」と言いました。

みちおは検察官に「本日、即日で判決を出したいのですが」と言い、井出は「即日?この後にですか?」と聞き、みちおは「はい」と言い、城島が「分かりました」と言います。

「主文。被告人は無罪。あなたが深瀬詩織ちゃんに対して身体を揺さぶって傷害を負わせたとする公訴事実について、様々な角度から検証した結果、詩織ちゃんの傷害の原因はあなたにはないことが証明されたので、無罪とすることに決めました」と告げるみちお。

「裁判長、本当にありがとうございました」と泣きながら深々と頭を下げる瑤子にみちおは、法壇を降りて「あなたが味わった苦痛は、計り知れない。一裁判官として深くお詫びいたします。申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げ、駒沢と千鶴も立ち上がり、深々と頭を下げました。

「罪のない人を罰することのない様、きちんと審議をしなければならない。そのことを強く意識することが出来ました。ありがとうござました」と言うみちおに瑤子は笑顔で頷きます。

裁判所を出て歩く瑤子と弁護士の前に弘子、啓介、詩織が現れます。

「詩織!」と呼びかける瑤子を見つめる詩織。

「覚えてないよね?」と寂しそうに微笑む瑤子に「ママ~」と詩織が駆け寄りました。

しっかりと詩織を抱き締めた瑤子に詩織は「ママ、お歌覚えたよ」と詩織の好きな曲を歌います。

「上手だね、ありがとう」と詩織を抱き締める瑤子。

良かった!本当に良かったです!

 

入間みちおの圧力

第3支部の中庭。

法廷から第1刑事部に向かうみちお、千鶴、駒沢に拍手を送る香田。

「お見事でした。しかし、君たちは終わりだ。裁判官としての未来はない。私を敵に回した。最初に忠告したはずですよね?分かり易いサインも出してあげましたよねぇ。察しろよ!!こっちの要求通り判決を出せば良かったんだ。お前は!間違えたんだよ!」とみちおを指さして隆久は怒鳴りました。

「憲法第76条。すべての裁判官はその良心に従い独立したその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される。あなたにとやかく言われる筋合いはありません!」と言う千鶴。

みちおが拍手をして「その通り!」と言い、隆久が「坂間裁判官、あなたもただで済むとは思わないでください」と言い、みちおが千鶴と隆久の間に割って入り「それはあなたもね」と言います。

第1刑事部。

川添が「大変です。事務総長が・・・」と言いながら駆け込んで来て、千鶴は隠れようして諦め、事務総長と向かい合いました。

「懲戒処分にします」と事務総長は言い、「え?」と言うイチケイ一同に「香田隆久裁判官を」と続けます。

「私が責任をもって処分します。申し訳ない」と事務総長は頭を下げ、「入間裁判官は?」と聞き、文太が“昼ご飯を買いに外へ”と言うと「彼にもくれぐれも謝罪の旨を伝えておいてください」と言って事務総長は去りました。

「事務総長が人格者で良かった」と言う千鶴に「案外、これが効いたのかもしれませんよ」と駒沢がみちおが司法記者クラブに答えた新聞記事を見せます。

そこには「今度の件で審議に関わった裁判官がどこかへ飛ばされるんじゃないかって噂話があるんです。ある訳がない。そんなの都市伝説ですよ。裁判所って、真実に公平な場ですから」と書かれていました。

「確かにこう言えば相手は何も出来ない」と川添が言い、「みちおさん流の圧力か」と文太が言います。

どうやら、みちおさんの作戦勝ちだったようです。

和風居酒屋。

カウンターで亜紀に日本酒を注ぐ千鶴。

千鶴は“みちおに処分は必要ないと判断した”と報告し、“改善すべきところは自分が責任をもって対処する”と言いました。

入間みちおの過去

「失望させないでね。・・・入間みちおに感化されないように」と亜紀が言い、「日高さんが入間さんに拘るのは、これが原因ですか?(と書類を渡し)駒沢部長が30件もの無罪判決を出したというのを聞いて、過去の公判を調べてみたんです。この公判、裁判長が日高さん、右陪席は駒沢部長、そして弁護人は入間みちお。

「殺人事件の公判だった。私は有罪判決を下した。その後、刑務所で被告人は無罪を主張して・・・自殺を図った。入間みちおは弁護士を辞めて、裁判官になった」と言う亜紀に千鶴は「判決は正しかったんですか?」と聞き、亜紀は「私は間違えていない」と答えました。

とっても間違えていそうな亜紀さん・・・。

グランド。

検事チームと裁判官チームの野球の試合。

駒沢が「以前と同じシチュエーションですね」と言い、皆は敬遠を勧め、みちおは「真っ向勝負」と言います。

黙っている千鶴をみたみきおが「あれ、分らなかった。・・・今、坂間さんが何を僕に対して考えてるのか分らなかったなぁ」と言いました。

“なんでもかんでも私の心を読めると思ったら大間違いです。いいから、敬遠してください”と言う千鶴に「今度こそ勝負をして勝ちたいんだよ!」と言うみちお。

千鶴は頷き、皆が守備につき、「まさかと思いますけど、ないですよね?」と言う井出の腰にみちおは再びデッドボールを当てます。

痛がり「わざとですよね?」と聞く井出と「わざとだろう!」と激怒する城島。

「ここでぶつけたらダメだと思ったら緊張して手元が狂いました」とへらへらするみちお。

“謝ってください”とくださいと千鶴が言っても謝らないみちおに「あなた、法廷で言いましたよね。間違えた時こそが大事だって」と言いますが,“わざとじゃない”とかごちゃごちゃと謝りたくない様子のみちおに「謝りたくないんですね!」と切れる千鶴。

みちおは逃げ回り、セントバーナードのみちこに助けを求めますが、みちこは知らんぷりです。

「みちこ~」と逃げ惑うみちおを呆れたように見守る千鶴。

大人なのか子供なのか分からない、とっても魅力的なみちおさん。

被告人役の前田敦子さんの演技も見事でしたね~。

個人的には「あっちゃんもお母さん役をやる年頃になったのかぁ」と感慨深かったです。

このドラマは法廷ドラマですが、言葉のチョイスがとても分かり易く、心に響きますよね。

また「みちお」役の竹野内豊さんの声が癒し効果抜群!なので・・・。

特に「元気!パワー!」と謳うドラマではないのに、元気、パワーが貰えるドラマです。

そんな、ドラマ「イチケイのカラス」の最終回を予想するには、原作漫画の結末が手がかりになると思います。

以降で、原作漫画のネタバレを紹介しつつ、最終回のネタバレ結末を予想していきます。

知りたくない方は閲覧ご注意くださいね。

ドラマ「イチケイのカラス」の3話ネタバレあらすじ

「どうしたらなれるか、アインシュタインに」。ある日みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)たちイチケイメンバーにそう質問する。ヒントは、裁判官にも大事なことだとみちおは言うが……。

そのとき、起訴状を読んでいた部長の駒沢(小日向文世)は、合議制で扱いたい案件がある、とみちおたちに告げる。案件は重過失致死及び死体損壊の事件で、被告人はガラス工房で働く藤代省吾(岡田義徳)、被害者は市役所職員の野上哲司(成松修)だった。その教室には野上の14歳になる娘・碧(渡邉心結)が通っていたが、迎えに来た碧の母で、笹原警察署の警察官でもある奈緒(佐津川愛美)に一方的に好意を抱いた藤代は、「野上哲司は浮気している」「夫と別れなければ罰を与える」等の監視や人格非難にあたる内容の手紙を差し出し人不明で送りつけていた。それが藤代の仕業だと気づいた野上は、事件当夜、藤代と工房で会い、口論からつかみ合いになったという。藤代は工房にあった自転車に乗って逃げようとして野上と衝突。そのまま後ろに倒れた野上は、後頭部を強く打ち命を落としたらしい。犯行の露見を恐れた藤代は、野上の遺体を焼却炉で燃やしていた。

みちおが裁判長を務めた第1回公判、入廷してきた駒沢の姿を見た藤代は驚く。実は駒沢は、18年前に裁判長として藤代を裁いたことがあり……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story03.html

いつもの様子と違う駒沢

ある日、駒沢はオークションサイトに出展した裁判官としての経験を活かして書かれた訴訟についての自費出版本がなかなか売れないことに頭を抱えている。
坂間にも買わないか尋ねるも「そんなにスマホゲームに課金したいんですか?」と軽くあしらわれてしまう。
それよりもと坂間は民事部に異動したい旨を話す。
犯罪者のみを相手にする刑事部より多種多様な事件を扱い高いスキルが求められる民事部の方がやりがいがあると説明する。
そこに「どうしたらなれるか、アインシュタインに」と言う入間がやって来るも坂間は相手にしない。
ふと入間が駒沢の方に目をやると険しい顔をして起訴状を読んでいた。

案件は重過失致死及び死体損壊の事件。
被告人はガラス工房で働く藤代省吾(ふじしろしょうご)で被害者は市役所職員の野上哲司。
藤代は口論から野上を死なせてしまったうえに死体を燃やしたという。
駒沢は坂間の反対を押しのけ裁判長を入間に任命する。
入間は駒沢の様子がいつもと違うことを指摘し今回の事件に何かあるのではと問うも、
「公判前に皆に先入観を持たせてはいけない」
とだけ言い席を立つ。
疑問を抱く一同に入間は、
「刑事裁判官にとって一番きついことかもしれない」
と話す。

第1回公判・駒沢と被告人藤代との関係

第1回公判が開始する。
藤代は駒沢を見るなり驚きの様子を見せる。
どうやら藤代は駒沢を知っているようだった。
検察官の井出が読み上げる起訴状によると藤代は自身が勤務するガラス工房で製品作りに加えガラス工芸を教えていたという。
被害者である野上の娘・碧(みどり)がそこに通い藤代は野上の妻であり警察官の奈緒(なお)に一方的な好意を寄せていたという。
藤代は奈緒に野上への人格非難に当たる内容の手紙を送り付けていた。
それに気づいた野上は事件当日に工房で藤代と会い口論から掴み合いになる。
そばにあった自転車で藤代は逃げようとしたが野上がそれを止めようとし衝突。
野上はそのまま倒れ機械の角に頭部を打って死亡。
それが露見するのを恐れた藤代は死体を燃やしたという内容だ。
そして藤代はその内容に間違いはないと供述する。

駒沢は審理にあたり藤代の前科の過去を共有することを提案。
18年前に駒沢は裁判長として藤代を裁いていた。
つまり、かつて裁いた被告人が再び罪を犯したのだ。

 

藤代の過去と駒沢の判決

18年前バーテンダーだった藤代は当時の常連客が振り込め詐欺グループのリーダーだったことを知る。
心臓に疾患を抱えていた藤代は彼らから金銭を強奪し使い切ったら自ら命を絶つことを決意する。しかし強奪の際、相手に見つかりナイフを突きつけられ揉み合った末、気づくとナイフは相手の胸に刺さっていた。そしてそのまま相手は死亡。

藤代は逃亡を図ったが自首したという。

検察の無期懲役の求刑に対し駒沢は相手の過剰防衛と藤代が自首をしたことから情状酌量し懲役4年の減刑判決を下したのだった。

駒沢は否認事件ではないにも関わらず藤代に「なぜ今回自首しなかったのか」「なぜ罪が重くなると分かっていて遺体を燃やしたのか」など暴走ともとれる様子で質問を続ける。
そんな駒沢に藤代は犯罪者として生きることは困難であると主張。
「人生はやり直せない、1度でも罪を犯せば。それが現実」、
そう言い放った。

果たして本当に駒沢は結果的に誤った判決を下してしまっていたのか…。

第1回公判の後、デスクの中から取り出した手紙を読む駒沢。
それは18年前、藤代から送られたものであった。
坂間はそんな駒沢に被告人に肩入れすべきでないと言うが聞き入れてもらえない。
そこに証拠資料を見直した入間が引っかかる点が見つかったと言う。

第2回公判・職権発動!

第2回公判では入間が藤代に実況見分を行ったことを確認する。
資料としてその時の(同じ風景の)写真が2枚あり片方には水たまりが写っている。
つまり実況見分は2度行っていることになると入間が言う。
入間はなぜわざわざ2度に分けたのかを問うと藤代は自分が犯行時刻をはっきり覚えていなかったからだと証言する。
藤代によると自らの犯行は22時頃だと思っていたがそれだと被害者の行動に矛盾が出来てしまい実際は24時頃だったのではないかと捜査員に言われ思い出したと話す。
駒沢はこれに、犯行を客観的に再現したのが実況見分なのに対し警察の主観が入っているため正しい見分が行われていないのは問題だと主張。
入間は駒沢の発言に3回目の実況見分。検証の検証することを提案。
職権を発動するのだった。

 

実況見分の検証と矛盾点

実況見分の検証にやって来た入間たちは捜査を担当した笹原署の岡崎に話を聞く。
岡崎によれば事件当日20時頃、野上から藤代に電話があり工房で会うことになっていた。そして22時頃、野上と口論になり犯行に及んだと藤代は自供していた。
だが野上の行動に矛盾が生じたという。
野上が車で家から工房へ向かう道が19時から工事をしていて通過できるようになったのは24時頃でそれを藤代に伝えると記憶違いを認めたと言う。
駒沢と警察の聞き込みについて調べていた川添は警察が工房の廃熱用のファンが22時頃使われていたという目撃情報を掴んでいたことを岡崎に確認する。
岡崎は一度は22時頃の犯行の線で捜査していたから…と話す。
入間はそんな岡崎に「実際の犯行時刻が24時頃だったとしてその裏取りは?被害者の足取りはどうなっている?」と聞く。
これじゃ粗探しと言う城島に駒沢は「粗がなくなるまで行うのが実況見分」と主張する。
岡崎は次回公判までに証拠を提出するよう言われると「上司に伝えます」と一言。
そこに工房からガラス細工が割れる音が聞こえ入間たちは中へ向かう。
すると中で荒れた様子の碧が置いてあるガラス細工を次々と落としていた。
岡崎は碧を止める。

被害者の娘

連絡を受け工房へ来た奈緒は碧を優しく落ち着かせる。
駒沢は奈緒に熱心にガラス工芸を学んでいた碧が教室に通うきっかけなったことを聞く。
奈緒によると地元の祭りで藤代が出店し売っていたガラス作品を手に取り魅かれたことがきっかけだったという。
入間が奈緒に碧からも話を聞けないか頼むも、信頼していた藤代にやっとできた父親を殺された娘の気持ちを察してくれと断られてしまう。

第3回公判で藤代は奈緒と碧と家族になる夢を見たと言い、警告した通り野上とは別れればよかったんだと話す
入間は藤代に事件当日の22時頃工房の焼却炉を使ったか質問するとガラス工芸の作業で使ったと答える。
それに坂間は辻褄は合っているがそれも裏付ける証拠はないと考える。
その後、駒沢が検察側に、警察に依頼した被害者の足取りについて聞くと井出は不見当と返ってきたと答える。
それを聞いた駒沢は静かな怒りともとれる態度で「不見当ですか」と一言だけ言うのであった。

 

警察への抗議!

公判後、駒沢は笹原署に抗議に行くと言い入間と坂間も付いて行く。

署長の迫田、刑事部長の堀口、岡崎に話を聞く入間たち。
だが迫田は「藤田の事件でなにか?」
と藤代の名前もろくに覚えていないようである。
駒沢が改めて被害者の足取りの情報を開示するよう言うが警察側は不見当の一点張り。
さらに署長は「警察は全ての情報を開示する必要はない。それぞれの戦略がある」と言いだす始末。
そんな署長に「刑事裁判において我々は二重の不正義を生み出してはいけない。冤罪を生み出してはいけない。真犯人を逃してはいけない。それは警察・検察・裁判所、共通の目的であるはず」。さらに「戦略?駆け引きなんてクソくらえです!」と言い放つ
署長は「そこまで言うなら」と徹底的に調べると吐き捨て部屋を出て行くのだった。

入間は帰る際、岡崎に1冊の本を手渡す。
「大切な所折ってあるんで」
それは誰にでもわかる刑事訴訟法という本だった。

被害者の妻へのDV疑惑

数日後、笹原署から連絡が入るもやはり不見当だという。
「予想通りではありますが」
そう言う駒沢に坂間が「でも予想外なこともありますが」と話す。
そこには岡崎が来ていた。
岡崎は以前、入間からもらった本に「情報提供者の保護、匿名化」について書かれてある項目がありそれを読んで話をする決心がついたという。
入間は駒沢の抗議で心を動かされた岡崎の最後の一押しとして本を渡していたのだ。

岡崎によると藤代の自供と状況証拠以外に犯行時刻を裏付ける証拠はないと話す。
そして裏取りをやっていないことを白状する。
駒沢がどういうことか問うと奈緒の体にアザがあったと同僚の女性警察官から証言があったという。
この話から奈緒は野上からDVを受けていた可能性が出てきたのだ。
なぜ警察官である奈緒は公にしなかったのかという坂間に入間は「警察官だったからだろう。DVの現実を知っている」と話す。
警察に訴えさらにひどいことになった事件があったこと。自暴自棄になった相手が復讐を考え自分だけじゃなく周りの人にまで危害を加えるケースを考え、もし碧に何かあったら…と奈緒は言えなかったのかもしれないというのだ。
ここで奈緒には野上を恨む動機があったということも判明したことになる。
なぜ補充捜査せずに検察に挙げてくるんだと言う城嶋に岡崎は、刑事部長の判断だと言う。
万が一現職の部下である警察官が犯行に関与していたら自分と署長のキャリアに大きく関わることになるからだと説明する。
それを聞いた駒沢は静かに「法をなめるな」と言い放つ。

このことから再び事件そのものを調べなおすことになったのだった。

 

かつて藤代を救った人物

入間、坂間、石倉の3人は佐賀に藤代のかつての保護司に所在尋問(裁判所外での証人尋問)を行うために来ていた。
その道中、坂間は駒沢と入間の信頼関係について言及する。
それに対し入間は駒沢に出会っていなかったら自分は裁判官になっていなかったと語る。

目的地に着いた3人は元保護司の津田に話を聞く。
津田によれば自分よりも藤代には更生を支えてくれた人がいたという。

18年前、殺人を犯してしまった藤代は逃亡しビルの屋上から飛び降り自殺を図ろうとしていた。
それを必死に説得し止めた女性がいたのだ。
彼女の説得で藤代は生きて罪を償うことを決めたのだった。

坂間がそれは誰だったかを問うと津田は教えてくれなかったと答える。
しかし藤代が「誰と出会うかで人生は変わる。生きてみないとそれは誰にも分からない」と言っていたことも教えてくれた。

帰ってきた入間たちは駒沢に藤代には服役中に何度も面会に来ていた女性がいたこと。
そしてそれが野上奈緒であることを伝える。
藤代の自殺を止めたのは当時新人警察官であった奈緒だったのだ。
2人の間には隠された強いつながりがあったと話す坂間。
「なぜそれを隠そうとしたのか。そうせざるを得ない何かがあった。真実は残酷なものかもしれない」
と言う入間だった。

衝撃の告白と真犯人

第4回公判。
奈緒は18年前、警察官として藤代で出会い交流があったことを認める。
そして黙っていたのは、かつて自分が死のうとしていた藤代を止め更生を見守ってきた。その相手が夫の命を奪ったことを娘が知ったらショックを受けるからと語る。

検察は再び捜査をし直した結果、新たな証拠が見つかったと発言。
それは事件当日18時頃、野上の車を捉えた交通カメラの映像なのだが運転しているのは野上ではなく藤代だった。
なぜ野上の車で工房に向かったのかを問われた藤代は何も答えられなかった。
その時、傍聴席で公判を見ていた奈緒は突然泣き出しDVに苦しんでいた自分が野上を殺したと主張する。藤代はそんな自分を庇ったのだと。
藤代も「嘘です」と否定するが、「裁判所からもよろしいですか?」と立ち上がる入間。
入間はかつて罪を犯した藤代に「罪を償う時間があったことについてどう考えているか」「それがなかったら今の自分はありますか?」と問う。
そして奈緒にも起きてしまったことは変えられない、でもこれからのことは変えられる。その分岐点がこの法廷だと話す。
18年前、駒沢もそういう想いで犯した罪に正しい罰を下した、と。
駒沢も「いかなる理由でも罪を償うチャンスを奪ってはいけない」と言う。

藤代は真実を語り始める。

「守ろうとしたんです。碧ちゃんは」

事件当日。
碧は野上になぜ藤代を慕い自分を避けるのか、父親だぞと怒鳴られる。
そんな野上に碧は「あなたが父親なんて認めない。お母さんに暴力振るって!」と反論。
野上は碧の顔を叩く。
その勢いで碧はタンスにぶつかり上においてあったガラス細工(祭りで初めて手に取った)
が落ち割れてしまう。
その瞬間、碧の頭には祭りの時に見た母の笑顔、DVに苦しむ母の姿が浮かび上がり、次瞬間には近くにあった花瓶で野上の後頭部を殴ってしまっていた。
そう、野上を殺したのは藤代でも奈緒でもなく碧だったのだ…。
しばらくして呆然とする碧の携帯に藤代から電話がかかって来る。
「ああ碧ちゃん?今日教室はのほうは休み?」
教室に来ないことを心配して電話をしてきた藤代に碧は助けを求める。

その後、野上家にやって来た藤代は野上の遺体を見つける。
呆然としている碧に藤代は、
「大丈夫。何も心配しなくていい」と言う。

そして藤代は犯行現場をすり替えるために車で遺体を工房に運び20時に野上の携帯から自分の携帯へ燃やしたのだ。
工房に駆け付けた奈緒は止めようとするが藤代は自分が碧にしてあげれる最初で最後のことなんだと説得し罪を被ることになった。
奈緒はそんな藤代の罪を少しでも軽くしようと野上が自転車にぶつかった事故に見せかけようとしたのだ。
これが事件の真実である。

公判後、駒沢は藤代の面会に来ていた。
藤代は最初に法廷で駒沢を見た時、嘘が見破られるのではないか怖かったと語る。
そんな藤代に駒沢もかつての自分の判決が本当に正しかったのか同じく怖かったと話す。
「最初から疑っていたんですか?」と聞く藤代に
駒沢は「いえ。ただ公判の中で藤代の主張には嘘の中にも本音(奈緒を愛していたこと。家族になる夢を見たこと)が零れ落ちていたように感じた答える。
藤代と奈緒との間に隠された繋がりを知り、「碧ちゃんを守ろうとしたのはあなたにとって特別な存在なのだからでしょう?」と語りかける駒沢に藤代は「すべてお見通しなんですね」と言う。

かつて藤代は奈緒から結婚の申し出を受けていた。
そしてそのお腹には子どももいた。
「ありがとう」
藤代は奈緒の膨らんだお腹に手を添え
「これから生まれてくる君。俺をパパにしてくれてありがとう」
そう言いつつも藤代は奈緒が昔からの夢であった警察官でいられるように別れを告げるのであった。

それからも、奈緒は祭りで偶然再会したと言っていたがそれも嘘であり、藤代は常に近くで碧を見守っていたのだ。

駒沢は藤代を疑ったが疑ってよかったと話す。
信じることは相手を知って初めてできること。藤代を疑い改めてどういう人間か知った。
あなたなら人生をやり直せる。信じているとエールを送るのだった。

 

本当の父親

警察に連れられパトカーに乗ろうとする碧を奈緒は呼び止める。
そして「実は藤代さんは…あなたの…」と言いかけると
碧は「分かってた。そうなんじゃないかなって」と言いパトカーに乗るのだった。

アインシュタインに近づくヒント

みちこの散歩をしている入間の横で、碧は家裁で審判に当たり、奈緒は懲戒免職。2人はともに犯人隠避罪・証拠隠滅罪に問われるだろうと話している坂間。
入間は「やったと言う被告人の嘘も見逃さない」駒沢はやっぱりすごいと言う。
そして裁判官として大事なこと、アインシュタインに近づく答えが分かったんじゃないかと坂間に問う。
坂間は「疑うこと。アインシュタインは常識を疑い数々の心理を導き出した」と答える。
そんな入間は「ただ単に信じることは知ることの放棄だからね」と話す。

後日、石倉は坂間に書記官として民事部か刑事部かどちらにするか決めたと話しかける。
自分は刑事部でイチケイにいたいと言いなぜか謝る。
坂間は「なぜ謝るんですか?私もしばらく刑事裁判官を続けることをしました」と答える。
そこに駒沢がやって来て「落札ありがとうございます!」と嬉しそうにお礼を言う。
実は坂間は駒沢の自費出版本を落札していたのだ。
早速読むも「なんですかこれ?」
なんと本は5部作でまだまだ続きがあった。
「残りも全部買いませんか?」
「買いません!」
坂間はキッパリ断りを入れる。

そして入間に騙され激辛サーターアンダギーと激辛ジュースを飲まされた坂間は裁判員として改善すべき点を捲し立てるのであった。

ドラマ「イチケイのカラス」の4話ネタバレあらすじ

みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)を訪ねて裁判官官舎にやってきた彼女の妹・絵真(馬場ふみ)と出会う。大学で考古学の研究に携わっている絵真は、休暇の予定が流れたためしばらく坂間のもとにいるつもりだという。

そんな絵真とすぐに意気投合するみちお。坂間とAI裁判官について話していた際、ふいに絵真から、姉はどんな裁判官なのかと尋ねられたみちおは、裁判を傍聴してみてはどうかと言い出す。

絵真は、みちおと一緒に、坂間が裁判官を務めた美人局行為による詐欺事件や、銃刀法違反など、いくつかの公判を傍聴する。だが坂間の裁判官ぶりは、傍聴マニア「みちおを見守る会」のサイトで、「面白くない」「心がないベルトコンベアー裁判官」などと酷評されてしまう。

すっかりイチケイに溶け込んだ絵真は、サイトの評価を気にする坂間を尻目に、もっと傍聴したいと言い出す。そこにやってきた駒沢(小日向文世)は、家裁から逆送されてきたある少年事件を合議制で扱いたい、とみちおたちに告げる。

被告人は17歳の望月博人(田中偉登)。半年前に高校を中退した博人は、東京ドリームランドというレジャー施設でアルバイトスタッフとして働いていたが、あるとき売上金5000万円を盗んで逃亡。警察に逮捕されそうになった際には、繁華街のビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいていた。

難しい案件だったが、みちおは、裁判長は坂間がいいのではないかと提案する。

そして始まった第1回公判。だが博人は、取り調べ時と同様に完全黙秘を貫く。じっと博人を見つめていたみちおは、まず裁判官のことを知ってもらうのはどうかと言い出し、坂間は優秀だが、心を開かない被告人に戸惑っている、と伝えた。

すると駒沢も、黙秘が不利に扱われることはないが、反省しているかどうかわからないため、正直に話す被告人と比べると相対的に判決が重くなることはあり得る、と続けた。

それに対して、話すように無理に勧めるのは黙秘権の侵害にあたり、弁護士会からクレームがくると抗議する坂間。それでもみちおはお構いなしに、「この裁判官、頭でっかちなところがあると被告人は思いましたね。その通りです」というと、博人はクスッと微笑んだ。

国選弁護人の辰巳(夙川アトム)が博人の周辺調査に注力していないことを知った坂間は、みちおに促され、彼が育った児童養護施設を訪れる。博人は、8歳のころに両親と死別し、この施設で育ったのだ。

そこでみちおたちは、9年前、博人と同じ日に施設にやってきたことから、兄弟になろうと誓い合ったという吉沢未希(ついひじ杏奈)と、滝本陸(細田佳央太)に出会う。陸は、罪を犯した博人に怒りを向け、縁を切ったと言い放つが…。

第2回公判で、坂間は未希と陸について調べたことを博人に告げる。未希はピアノの才能があり、コンクールでも何度も優勝していたが、1年前、東京ドリームランドのジェットコースターで起きた事故で左手を負傷して麻痺が残り、ピアニストになる夢を諦めていた。事故があった日は未希の誕生日で、東京ドリームランドに誘ったのは博人だった。

事故を起こした施設側は起訴されたものの、不慮の事故として無罪。博人は判決後に高校を中退し、東京ドリームランドで働き始めていた。

その最中、坂間は居眠りをしていた辰巳を一喝。そんな坂間を見つめていた博人は、「法律なんてクソだ」とつぶやく。みちおは、やっと君の声が聴けた、といって微笑むと、未だに「なぜ」がたくさん残っている被告人にこのまま判決を下せるか、と坂間に問いかけた。

駒沢、そして検察側の井出(山崎育三郎)までもが、みちおに同調。そこで坂間は、職権を発動し裁判所主導で改めて捜査を行うと宣言する。

みちお、坂間、石倉(新田真剣佑)の3人は、東京ドリームランドの管理責任者だった門田(水野智則)に会いに行く。そこで門田は、博人から妹のような存在が事故に巻き込まれた、本当に不慮の事故だったのか、と尋ねられたことを打ち明ける。

だが、そこに1年前の事故の公判を担当した顧問弁護士の稲垣(前川泰之)が現れる。国内屈指のファームに所属し、主に不祥事で社会的信用を落とした企業の法務を得意とする稲垣は、仕事に戻るよう門田に指示すると、裁判は白を黒に、黒を白にすることもできるオセロだと言い放つ。稲垣にとって裁判はゲームで、そのすべては金のためなのだという。

イチケイでは、川添(中村梅雀)や浜谷(桜井ユキ)、糸子(水谷果穂)に、井出や城島(升毅)、辰巳も加わって、博人が金を強奪し、非常階段からばら撒くまでの空白の3時間について調べるため、膨大な量の防犯カメラ映像をチェックしていた。

すると、その中の一つに、博人が金をばら撒いた場所とは別方向に向かうバスに乗り込む姿が写っていた。

みちおと坂間は、博人に会いに行き、門田のこと、そして空白の3時間のことを切り出す。イチケイから送られてきたバス停の映像を見せられた博人は、動揺を悟られないように耐え、席を立って接見室から出て行こうとした。

坂間は、そんな博人に、あなたの夢はなんですか、と問いかけ、すべてを投げ打っても大切な人のために犯行に及んだ理由があるのではないかと必死に訴えた。だが博人は、遮へい板を叩き、連れ出されてしまう。

その夜、イチケイでは、空白の3時間を埋めるために、博人ではなく、関係者の行動を調べ始める。そこで、ついにある映像を見つけ…。

第3回公判。坂間は、犯行後に陸と会っていた映像を博人に見せる。すると博人は、陸は関係ない、自分1人でやったことだから早く判決を、と言って泣きながら土下座する。

みちおたちは、児童養護施設を訪れ、陸と未希に所在尋問する。そこで井出は、未希の左手は最先端医療で完治する可能性が高いが、高額な医療費が必要であることに触れると、博人の犯行動機について話し始めた。

博人は、5000万円という大金を敢えて盗むと、手術に必要な金額だけ抜いてそれを陸に渡し、その目的を悟られないための偽装工作として、衆人環視の中で金をばら撒いたのだ。金は紛失したり、持ち去られたりして、予め手術費用が抜き去られているとは誰も思わない。博人だけが捕まることで成立する犯行計画だった。

博人と仲違いしているように振る舞うのはつらかっただろう、と陸に声をかけるみちお。陸の目から涙が溢れた。手術費用は奨学金支援制度で集めたと聞かされていたが、それが嘘だと気づいていたという未希は、博人と陸を重い罪にしないでほしい、と何度も頭を下げ…。

坂間は、博人に懲役3年、執行猶予3年と保護観察処分を言い渡す。博人から、陸と未希のことを尋ねられた坂間は、陸は家庭裁判所で審理にあたり、未希の手術は中止になったと告げる。すると激高した博人は坂間に飛びかかろうとして、刑務官に取り押さえられる。

法壇を降りた坂間は、博人を放すよう刑務官に指示すると、自分のことを許さなくてもいい、博人の苦しみ、憤りを受け止めると告げる。「そして願っています。いつかあなたが、あなたたちが手を取り合い、前を向いて生きてくれることを。あなたが逆境を跳ね返し、努力して自分の人生を切り開いてくれることを。そして、つらい経験があったからこそ今があると、いつかそう思える日がくることを」。坂間は、そう博人に伝えて……。

みちおは、判決後も法廷で動けなくなっていた坂間に、誰よりも被告人のことを考えていた、坂間にしかできない裁判だった、と声をかけ、法廷を出て行く。ひとり残された坂間は、涙を流し…。

絵真は、「そば処 いしくら」で「みちおを見守る会」のサイトを見ていた。サイト内でも坂間の今回の裁判は話題になっていた。

そこにやってきた駒沢は、みちおは坂間が「イチケイのカラス」になれると思っているはずだと伝える。みちおが裁判官を志したとき、ワタリガラスの創世神話を話していたことがあるという。

神話の中のカラスは、気まぐれに世界を創っているが、その知恵を駆使して、自ら人間に光や火や水を与えたりもする――神様や英雄のような存在ではないが、何者にも束縛されない個性的で自由の象徴だった。駒沢は、みちおと坂間の化学反応で何か生まれるのか、楽しみだと絵真に告げた。

別の日、みちおは、稲垣に会いに行く。みちおは、オセロの続きがやりたくなった、というと、昔の弁護士仲間の青山瑞希(板谷由夏)を紹介する。青山は、東京ドリームランドの事故の件で、民事で損害賠償請求を出そうと動いていた。

絵真と食事の約束をした坂間は、あるレストランを訪れる。と、そこにはなぜかみちおの姿があった。みちおも絵真に呼び出されたのだという。

するとそこに、「お似合いだと思うよ、お姉ちゃん。私からのプレゼント」という絵真からのメッセージが届く。お互いにデートに見えるから嫌だと言いあうみちおと坂間。その店の前を通りかかった石倉は、そんなふたりの姿を目撃してしまい…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-292056/

ドラマ「イチケイのカラス」の5話ネタバレあらすじ

 みちお(竹野内豊)たちの元へ、あるバレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届く。被告人は、バレエ団代表で振付師の槇原楓(黒沢あすか)。被害者はそのバレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也)だった。2人は口論からつかみ合いになり、槇原は矢口を突き飛ばした。頭を強く打った矢口は一命を取り止めたものの、現在も意識不明の重体だった。その起訴状を見た石倉(新田真剣佑)は驚きを隠せなかった。このバレエ団には、海外からも注目されているバレリーナ・馬場恭子(生田絵梨花)が在籍していた。実は恭子は、石倉の中学・高校時代の同級生で、初恋の相手でもあった。

坂間(黒木華)が裁判長を務めた第1回公判。傍聴席には恭子だけでなく、何故か別の事件の公判を終えたばかりのみちおの姿もあった。冒頭陳述で、検察官の井出(山崎育三郎)は、トレーナーとしてバレエ団に在籍していた矢口が複数のダンサーに対してセクハラを行い、槇原に解雇されたことで一方的に恨みを抱いていたことなどを説明する。すると、『みちおを見守る会』の傍聴マニアから画用紙を借りたみちおが、「さっき、食い逃げの公判をやったんだよ。食い逃げとバレエ団、ふたつの裁判、ひとつにくっつけたいんだよ」と書いた紙を坂間に見せる。別々の事件であっても犯人が共通していたりする場合にまとめて審理する「併合審理」をしたいというのだ。坂間は、そんなみちおを退廷させるが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/ichikei/story/story05.html

イチケイに出勤してきたみちお(竹野内豊)は、デスクの上にあったおもちゃのヘビに驚き、坂間(黒木華)から呆れられる。そのおもちゃは、浜谷(桜井ユキ)の子どもたちが、母を驚かそうとカバンに忍ばせたものだった。みちおは、今度坂間を、子どものおもちゃで驚かせてみせる、と言い出し…。

そんな折、みちおたちの元へ、あるバレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届く。被告人は、バレエ団代表で振付師の槇原楓(黒沢あすか)。被害者はそのバレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也)だった。

槇原と矢口は、口論からつかみ合いになり、槇原は橋の上で矢口を突き飛ばしてしまっていた。頭を強く打った矢口は一命を取り止めたものの、現在も意識不明の重体となっている。

その起訴状を見た石倉(新田真剣佑)は驚きを隠せなかった。それは、このバレエ団には、海外からも注目されているバレリーナ・馬場恭子(生田絵梨花)が在籍していたから。実は恭子は、石倉の中学・高校時代の同級生で、初恋の相手でもあったのだ。

坂間が裁判長を務めた第1回公判。傍聴席には恭子だけでなく、なぜか別の事件の公判を終えたばかりのみちおの姿もあった。

冒頭陳述で、検察官の井出(山崎育三郎)は、トレーナーとしてバレエ団に在籍していた矢口が複数のダンサーに対してセクハラを行い、槇原に解雇されたことで職を失い、一方的に恨みを抱いていたことなどを説明する。

すると、「みちおを見守る会」の傍聴マニアから画用紙を借りたみちおが、「さっき、食い逃げの公判をやったんだよ。食い逃げとバレエ団、2つの裁判、1つにくっつけたいんだよ」と書いた紙を坂間に見せる。

別々の事件であっても、犯人が共通していたりする場合にまとめて審理する「併合審理」をしたいというのだ。

イチケイに戻ったみちおは、坂間たちに自身が担当した食い逃げ事件を説明する。被告人は日雇い労働者の元木次郎(阿南健治)58歳。食い逃げによる前科が2度ある元木は、ギャンブルで大損をした腹いせに、高級すし店で10万円近く食べた後、トイレに行くふりをして裏口から逃走していた。

その途中で、離婚後何年も会っていなかった娘から結婚式に出席してほしいという電話を受けた元木は、すし店に支払う金を前借しようと職場の親方のもとを訪ねる。だが、親方は不在だったため、途方に暮れているところを警察官に見つかって逮捕されていた。

元木は、返済意思があったと主張していたが、それを証明できるかもしれない出来事が一つだけあった。元木は、親方の家の近所にある遊歩道で、男女が言い争っているのを見たというのだ。それが、槇原の事件現場。しかし元木は、男性1人と、女性2人が言い争っていたと主張していた。

坂間や川添(中村梅雀)らは、時間がかかり、スケジュールの調整も困難であるとの理由から、別々に審理を進めるべきだと提案する。しかしみちおは、時間がかかり面倒なのはこちらの都合だとし、見えていなかったことが見えてくるかもしれないと告げる。

すると部長の駒沢(小日向文世)は、やるからには二つの事件に正しい判断を下さなければならない、といって併合審理を認め…。

みちおが裁判長を務め、右陪席に駒沢、左陪席に坂間が座る合議制となった第2回公判。証言台に立った元木は、槇原たちが言い争っていた現場にいたもう1人の女性は、集められたバレエ団関係者ではなく、傍聴席にいた恭子だと証言する。一瞬のことだったから服装は覚えていないが、恭子のことはどこかで見たことがあると思ったというのだ。

そこで駒沢は、情状証人として恭子の証人尋問を行いたいと提案し、検察、弁護人の了承を得る。証言台に立った恭子は、事件が起きた12月20日の夜9時15分ごろは、レッスン場にいたと証言する。団員たちがそれを証明できるという。そこでみちおは、職権を発動し、二つの事件を併合的観点から調べ直すと宣言する。

みちおたちは、事件現場を訪れ、現場検証をする。だが、犯行時刻と同じ時間帯は、灯りがないために顔の識別が難しい状況だった。みちおは、もう少し粘ってみると言って、みんなを帰して現場に残る。坂間は、そんなみちおに付き合うことにする。

同じころ、駒沢たちはバレエ団の団員たちから話を聞いていた。話を聞いた4人は、いずれも恭子がレッスン上で「白鳥の湖」のパートの練習をしていたと証言する。しかし、駒沢だけでなく検察の城島(升毅)も、気になることがあった。駒沢は、証言者を法廷に呼ぶ手続きをするよう、石倉に指示する。

駒沢たちが帰り支度をしているときに、レッスンをしていた恭子の姿が気になった石倉は、彼女に声をかける。恭子の様子はどこかおかしかった。何かを思った石倉は、団員たちから、過去の公演映像を借りることにするが…。

事件現場近くの遊歩道に設置されたベンチに座っていたみちおは、うとうとして坂間の肩に寄りかかる。そのとき、ふいに坂間が立ち上がった。槇原たちが揉めていたという橋の上が、明るくなっていたのだ。

第3回公判。みちおは、事件現場の近くでは月に1度、デコレーショントラックのイベントが行われており、事件当日も周囲が明るくなっていたことを明らかにする。

一方、元木は、恭子のことは、国際文化センターにあった大きなポスターで見て覚えていたことを思い出した、と証言する。以前、そこが現場だったため毎日通っていたのだという。恭子が自分の娘と同じ年頃だったことから、娘が昔バレエを習いたいと言っていたことを思い出していたらしい。

続いて駒沢の提案で、バレエ団の団員たちが証言台に立った。駒沢が、事件当日の午前中、恭子が何をしていたか尋ねると、思案しつつもいつも通りレッスンをしていたと思う、と返す団員たち。そこで駒沢は、恭子が取材のために午前中はレッスン場にいなかったことを指摘。午前中のことは覚えていないにも関わらず、事件が起きた時刻に関しては詳細に記憶し、みんな同じように答える不自然さを浮き彫りにする。

公判終了後、元木は、「余計なことを言ったのかな?」と槇原に声をかける。槇原も恭子もつらそうに見える、というのだ。

公判後、石倉は、恭子から着信があることに気づく。留守番メッセージには、過去の公演の映像を借りた理由が知りたい、会って話がしたい、と残されていた。恭子に会いに行った石倉は、「今でもバレエを愛しているの?」と話を切り出し…。

みちおは、戻ってきた石倉が、大切な人を守りたいという思いと、書記官としての職務を全うしたいという思いの間で迷っているであろうことを指摘する。「僕たちは、人の人生の分岐点に立ち会う仕事をしているんだよね。どうするかは君が決めればいい」。みちおは、石倉にそう告げる。

ギャラリーリンク
第4回公判。元木は、実は現場にいなかった、言い争っているのを見ていない、と突然言い出す。事件を知って、それが使えると思ったという元木。そこでみちおは、石倉を証人喚問する。本人の希望でこの審理から外れて証言したいと申し出があったのだという。

恭子がバレエの練習の後、痛みに耐え、薬のようなものを服用していることに気づき、過去の公演映像を借りたことを明かす石倉。その映像には問題なかったが、半年前、恭子が出ていない公演があったことに言及。その公演では、当日のリハーサルで恭子が左の股関節を痛めて舞台に立てなくなったため、急きょ代役が立てられていた。

石倉は、恭子が通っていた整形外科医からも話を聞き、彼女が公演の1週間前から踊れるような状態ではなかったという証言を得ていた。つまり、それが公になればチケットの払い戻しなどの損害が出てしまうため、意図的に当日までその事実が伏せられていたというのだ。

医師によれば、恭子の診断名は変形性股関節症。病状はかなり進行しており、このままだといずれ人工関節にしなければ歩けなくなるほどらしい。恭子にとって槇原は恩師だからもう踊れないとは言い出せない。石倉は、恭子から重過ぎる荷物を降ろさせてください、と訴えた。

石倉の証言を経て、槇原は真相を話し始めた。恭子のケガを公演当日まで隠したことで矢口から強請られていたこと、払う金がないとわかると矢口は恭子にも手を出そうとしたことを。槇原と恭子は、矢口ともみ合いになり、2人で彼を階段下に突き飛ばした。槇原は、救急車を呼ぼうとした恭子を制し、バレエ団と団員たちのためにその場から去るよう命じたのだ。

法壇を降りたみちおは、呪いが解けずに命を絶つラストと、呪いが解けて幸せになるラストがある「白鳥の湖」になぞられて、どちらになるかはこれからのことにかかっている、と槇原に告げる。

公判後、恭子は石倉に「文ちゃんのせいで、私、何もなくなっちゃった。責任とってよ」と冗談めかして告げる。石倉は、高校時代、最後まで思いを告げられずにいたが、実は恭子も同じ思いだった。

恭子が起訴されたため、次は槇原と恭子の併合審理が行われることになった。そこに、被害者の意識が戻ったという知らせが入る。と、ここしばらく、いつも坂間のことをじっと見つめていたみちおが、彼女に書類へのサインを求めた。すると、ペンをノックした途端、うめき声をあげる坂間。それは、みちおがこっそり忍ばせておいた、ビリビリペンだった。

同じ日、日高(草刈民代)は、最高裁判所事務総局の幹部たちの前にいた。そこで日高は、幹部たちから次期最高裁判所長官に内定したことを告げられる。

みちおは、スマートフォンである記事を見ていた。それは、国税庁OBの志摩総一郎(羽場裕一)の自宅から金銭が盗まれたという事件で…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-295539/

イチケイのカラス最終回ネタバレ結末予想を原作から!弁護士を辞めた過去??

イチケイのカラスは原作と違いすぎるキャスティングとイケメンキャラ?

入間みちおと坂間の出会い!

武蔵野地方裁判所の第1刑事部、通称イチケイに赴任してきた特命判事補の坂間(黒木華)!

部長裁判官の駒沢義男(小日向文世)から、さっそく法廷見学に来ている中学生の対応をして欲しいと言われます。

中学生からの質疑応答に、まじめに返答する坂間の姿に中学生たちは若干不満そう・・・

そこで中学生の引率の先生らしき男が口をはさみ、裁判官とは何なのかと言う事を熱く語り始めました。

坂間は当然面白くありません(~_~;)

部屋に戻ると、そこには何故か引率の先生らしき男が座っていました。

そう、この男こそ坂間と一緒に今後仕事をすることになる、入間みちお(竹野内豊)という裁判官だったのです!

こうして、坂間は、入間、駒沢と共に様々な裁判に携わっていくことになります。

 

裁判官はカラスになれ!

入間を要注意人物だと思った坂間は、同期のツテを頼りその経歴を調べてみると、入間がもともと刑事弁護を中心にやっていた弁護士だったことを知ります。

その後三人でいくつかの裁判をこなしていく中で、入間や駒沢が被告人の思いに寄り添って判断をしている姿を目の当たりにした坂間。

ある日、入間から思わぬことを言われるのです!

「裁判官はカラスになれ!」

意味の分からない坂間でしたが、後にカラスの意味を知ることになります。

神話の中のカラスは自由奔放で身勝手だが、その知恵を駆使して人間に光や火や水を与えたりする。

裁判官は、知恵を駆使して人々に光を与える存在でなければいけないと入間は言いたかったのでしょう。

そんな入間の思いに感化されて、徐々に坂間は変っていくことになるんです!

 

入間の気になる過去とは?

その後、万引きを繰り返す主婦に対して、小さな子供を抱えていることを斟酌し寛大な判決を出した坂間。

確実に入間の影響を受けて変わってきつつあります。

そして、裁判員裁判を三人で経験することになり、裁判員との評議の難しさを感じた坂間。

そんな中でも、正当防衛で人を殺してしまった被告人に無罪判決を出します。

参加した裁判員たちからの「面白かった」と言うアンケートをみて、いつか自分も裁判官という仕事を面白いと思える日が来るのだろうか?と自問自答する坂間。

そして、坂間は遂に入間みちおの過去を知ることになるんです!

入間は冤罪を出さないという大きな覚悟を抱いた熱い刑事事件を担当する弁護士でした。

しかし、心無い裁判官の態度や、有罪の被告人を弁護する自分への世間からの非難を受けて、弁護士としての仕事に絶望してしまっていたのです。

そんなときに出会ったのが、部長裁判官の駒沢でした。

駒沢は、入間が弱い立場の人と向き合っている姿を知っており、裁判官としての資質があると入間を裁判官の道に誘います。

こうして、入間は弁護士から裁判官へ転身を果たしたのです。

実は、弁護士から裁判官になるにはかなりの狭き門。

入間みちおがどれだけ優秀な人物なのかがここで判明したんです(^^)/

 

坂間は裁判官の仕事に面白みを見出す?

その後も坂間は、入間と共に様々な裁判を経験していきます。

そして再び、中学生が法廷見学にきて対応することになった坂間。

とある生徒から「裁判官という仕事は怖くないか?」と問われこう答えました。

地味で世の中にイノベーションも起こさない。何かを生み出して人を感動させるわけでもない。

ですが、僕にとっては面白い仕事です!

この発言をする姿を、入間も駒沢部長も陰ながら見ていました。

冗談が通じない堅物な判事補だった坂間も、入間たちと一緒に裁判をすることで、人情味の有る裁判官に成長した(^^)/

そんなラストで原作漫画は締めくくられました。

より詳しい原作漫画のストーリーを知りたい方は以下の記事にまとめているので是非ご覧ください!

【イチケイのカラス】ネタバレ原作!入間の過去の事件とは?

 

イチケイのカラス最終回ネタバレ結末予想は原作と違う草刈民代との対決?

今回は「イチケイのカラス」の原作結末をご紹介しました。

原作漫画は、坂間が主人公なので入間みちおと出会って裁判官として成長していったということが描かれるラストでした。

しかしドラマは、入間みちおが主人公なので、漫画とは異なった結末になりそうな気がしますよね〜(^^)/

気になるのは入間みちおの過去です!

原作通りに行けば、過去に刑事弁護人としての仕事に絶望するという展開になります。

おそらくそのきっかけになった人物が、ドラマ版に登場する草刈民代さん演じ草刈民代亜紀になるような気がします。

この女性は原作漫画には登場しない、ドラマオリジナルの人物です!

最終回では、草刈民代さん演じる日高VS入間みちおの構図が描かれ、入間みちおが見事彼女を見返し、裁判官として今後も歩み続けるというラストを予想します。

そのような展開であれば、評判が良ければ続編が作れる可能性もありそうですよね(^^♪

イチケイのカラスのキャスト一覧は?

そんな「イチケイのカラス」のキャストをご紹介します。

入間みちお :竹野内豊

絶対に冤罪を生むことの無いよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官。ひげを生やし、服装はカジュアル。ゆるい空気をまとい、とぼけた発言をすることもしばしば。お堅い裁判官のイメージとはほど遠いですが、しがらみや偏見、先入観に一切とらわれない自由な観察眼と、徹底的に調べ上げる探究心を持ち、弁護士団や検察官たち両方から恐れられているクセ者。

坂間千鶴 :黒木華

男性社会の法曹界において若くして特例判事補になった優秀な女性。東大法学部出身で将来を約束されたエリート中のエリートですが、冗談が全く通じない堅物なタイプで、「裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている」と強烈に自負している。

石倉文太 :新田真剣佑

裁判所書記官。書記官になる前からみちおのファンであることを公言しており、自由奔放なみちおをしっかりとサポートしながら、みちおに振り回されるイチケイメンバーとの間で橋渡し役として活躍。

駒沢義男 :小日向文世

東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の部長。任官してから30年以上ずっと刑事裁判官一筋のベテランで、いつもニコニコと笑みを絶やさず、ユーモアに満ちた温厚な人物で、マイペースなみちおを温かく見守り、時にはみちおに反発する坂間を諭し導いていく存在。

日高亜紀 :草刈民代

最高裁判所判事。最高裁判所長官1名、最高裁判所判事14名の計15名で構成される最高裁判所裁判官において、女性初となる最高裁判所長官のポストに最も近いと言われている超エリートです。坂間の司法研修所時代の上席教官であり、同じ長崎県出身の女性裁判官として、何かと坂間のことを気に掛けています。坂間にはいずれ、司法のトップである最高裁事務総局でキャリアを積んでほしいと考えており、事件の処理件数が信じられないほど少ないイチケイを立て直すために坂間を送り込んだのです。坂間もそんな日高のことを尊敬し慕っており、彼女の前ではつい長崎弁が出てしまうほど気を許しています。

 実はこの日高こそが、みちおが弁護士バッジを捨てるきっかけとなった裁判で裁判長を務めていた人物。長い月日がたった今でもなお、みちおにとって日高は因縁の相手。一方、日高にとってもみちおの存在は目障りであり、坂間を使ってみちおに関する情報を収集しようとするなど警戒心を抱いています。

裁判所書記官役で、中村梅雀さん、桜井ユキさん、水谷果穂さんが出演。

そして検察官役で、山崎育三郎さん、升毅さんの出演も明らかになっていますね。

以上の豪華キャストが最終回まで盛り上げてくれるだろう「イチケイのカラス」は4月5日夜9時からスタートです。

笑って泣けるこの春一押しのリーガルエンターテインメントを皆さん是非ご覧くださいね(^^)/

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