エールでキリスト教の古関金子の実家の戦争のエピソードは実話?

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NHK朝ドラ「エール(えーる)」で窪田正孝(くぼたまさたか)さん演じる主人公の古山裕一(こやまゆういち)は、作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)さんをモデルにしています。

裕一の妻で、二階堂ふみ(にかいどうふみ)さんが演じる古山音(こやまおと)のモデルは、古関裕而さんの妻の古関金子(こせききんこ)さんです。

「エール」も戦争時代に突入、裕一に召集令状が来たり、周囲の人たちも戦地に行くようになり暗い影をおとしています。

そんな中、古関音の実家はクリスチャンで、キリスト教徒であることで、特攻に目をつけられて、監視されています

「エール」で音の実家はキリスト教徒ですが、実際に金子さんの実家はキリスト教だったのでしょうか?

そして朝ドラ「エール」の音の実家、関内家とキリスト教、そして戦争に関するエピソードをネタバレします!

またキリスト教に関するドラマの撮影秘話なども、一緒にご紹介させていただきます!

エールの原作の今後のネタバレもしているので、先を知りたくない場合は閲覧注意です。

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目次

古関金子の実家はキリスト教徒だった?エールのエピソードは実話?

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ズバリ、古関金子さんの実家はキリスト教徒・クリスチャンではありませんでした。

なので「エール」の関内家のキリスト教のエピソードは、オリジナルの設定で、実話ではありません。

古関金子さんについて、調べたところ、キリスト教徒であるという事実は見つかりませんでしたし、以下の、エールのキリスト教考証を担当された方の記事でも、古関さんのご実家は、キリスト教徒ではんかったことを言われています。

http://www.kirishin.com/2020/04/30/42687/

古関金子さんの旧姓は内山です。「エール」の音と同じ豊橋にありました。

金子さんの家族は、長男の下に妹が10人という女系。金子さんは6番目の女の子として誕生。

父親の安蔵さんは「エール」と同じく馬具などを納入する商売をしていました。

ですが金子さんが12歳のときに亡くなり、その後は母親が家業を営んでいたそうです。

兄妹の多さ以外は、ほとんどドラマは実話どおりに描かれたんですね。

ということで、古関金子さんの実家はキリスト教徒ではなかったので、ドラマはオリジナルということになります。

 

 

エールでキリスト教設定の考証担当の秘話とは?

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「エール」でキリスト教考証を担当されたのが、立教大学院副院長の西原廉太(にしはられんた)さん。

「エール」で関内家は聖公会のクリスチャンという設定。

聖公会は英国教会の系統。西方キリスト教会にはローマ・カトリックとプロテスタントがあり、聖公会はその中間の位置づけとなるそうです。

日本には1859年に米国聖公会から宣教師がやってきて、その基礎を作りました。

キリスト教といえば教会ですよね。

ドラマの最初の方で教会が何度か出ています。

まずは子どもだった裕一と音が、初めて出会った教会ですが、ここは日本聖公会東北教区・福島聖ステパノ教会というところです。

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聖歌隊も出てきましたが、立教大学の聖歌隊だったそうです。

そして豊橋の教会で、柴咲コウさん演じる双浦環に出会った教会は、日本聖公会の京都聖ヨハネ教会でした。

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このとき双浦環が歌ったオペラは「私のお父さん」という曲でした♪

関内家では食事の前に祈りを捧げます。

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「エール」ではこのように唱え、十字を切りました。

「主よ、この食卓を祝し給え。アーメン」

当時の本当のお祈りはもっと長かったそうですが、長すぎたため短縮されたそうです。

このとき考証の西原先生は、十字の切り方や唱え方などを指導。

子どもたちに「アーメン」の語尾を下げすぎると「ラーメン」になっちゃうよ、という楽しい指導をされたとか。

アーメン・・・ラーメン・・・確かに似てます(笑)

そして西原先生がもっとも伝えたかったことが、薬師丸ひろ子さんが演じた光子のセリフ。

光石研さんが演じたお父さんの安隆が亡くなったあと、光子は子どもたちにこう言いました。

お父さんは目に見えないけど、ずっとあなたたちのそばにいる

これは光子の深い信仰が現れている表現。

祈祷書の中に「肉体は滅んでも魂は主とともに永遠」という内容のものがあるそうです。

ちなみにその祈祷書は、ドラマのセットとして登場しましたが、なんと西原先生の私物。

また撮影に使うかもしれない、ということでまだNHKに預けてあるとか。

ぜひその祈祷書にも注目してみてください。

関内家では白布の上に置かれた、安隆の遺影が出てきます。

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制作サイドがどうしても入れたかったのが、その遺影に光子がお団子を供えるシーンだったそうです。

キリスト教にはお供えの伝統がないので、自然に白布の右側に置くというシーンになりました。

本当に細かいところまで検証しながら作っているんですね~。

時間がかかるのも当然です。

セットといえば、関内家にはキリスト教に関わるさまざまなものが使われているのをご存知でしたか?

そのひとつに「敬神愛人」という額がありました。

これは「扁額」というもので、高い位置につけらます。

「敬神愛人」は「神を愛し、髪を敬い、人を愛せよ」という意味でイエス・キリストの大切な教えです。

撮影で使われた「扁額」は、NHK美術の方が作られたそうで、あまりの出来栄えに感動された西原先生は、できれば頂きたいと思ったそうです。

さて、「エール」ではキリスト教であるがゆえ、大変な状況となりつつある関内家。

実際にはキリスト教徒は戦争時にどうしていたのでしょうか?

 

 

エールのキリスト教徒は弾圧は実話?戦時中はどうだった?

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キリスト教は敵国の宗教とみなされ、戦争協力を拒否すると徹底的に弾圧されました。

これはキリスト教だけではなく、ほかの仏教などでも同じことです。

第二次世界大戦が終わると、信仰の自由が認められ、またキリスト教の布教が再開されました。

キリスト教は1549年にフランシスコ・ザビエルによって日本にもたらされました。

織田信長の援助により勢力を拡大。

ところがキリスト教徒が神道や仏教を迫害?するようになったとして、豊臣秀吉が宣教を禁止します。

次に政権を握った徳川家康は一度布教を認めましたが、また禁止され鎖国の時代へとなりました。

そして明治維新によって信教の自由が約束され、また布教が始まります。

ところがまた第二次世界大戦になると、戦争協力をしない宗教団体は特高(特別高等警察)からマークされるようになります。

「エール」で関内家がマークされていましたね。

教会や団体だけではなく、個人への弾圧もするようになりました。

神父なども逮捕されるようになり、信者であることがわかると逮捕されたりもするように・・・。

なので自分がキリスト教徒であることは、隠しながら生活しなければなりませんでした。

では関内家はこれからどうなっていくのでしょうか?

 

 

エールでキリスト教のネタバレ!関内家は戦争でどうなる?【閲覧注意】

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ここから原作の今後のネタバレをするので、閲覧注意です。

豊橋の関内家は、現在母親の光子(薬師丸ひろ子)と末娘で作家の梅(森七菜)、そして7年越しでようやく結婚できた五郎(岡部大)の3人で暮らしています。

関内家はキリスト教徒でしたが、戦争によりキリスト教への取り締まりが厳しいものに。

梅は書いた原稿すら受け取ってもらえませんでしたよね(>_<) 信者たちによる礼拝もできなくなっていました。

こっそり開いた信者たちの集まり。 そこで関内家はちょっとした非難をあびることに(>_<)

軍の仕事をしていることや、徴兵されるはずの五郎は軍の仕事をしているので、免れているというものです。

そういわれ悔しい思いをした五郎。

五郎はみんなが危険を冒してまで信仰しているものを知りたくなり、熱心に聖書を読むようになりました。

それから梅と五郎は結婚の報告に古山家を訪ねます。

五郎は幸せな生活を送っていますが、作った馬具が軍に納めるものであることに悩んでいました。

先生・・・胸が苦しくなります。先生はなりませんか?

五郎は裕一(窪田正孝)にそう尋ねました。

裕一が作曲した曲で、軍に志願した若者がたくさんいたことに、五郎は戦争に協力するようなことはしてほしくない、と訴えたのです。

戦争に行く人が増えたら、無駄に死ぬ人が増えるだけです

その五郎の言葉に裕一は珍しく声を荒げました。

命を無駄と言うな!

この国を思う人たちを応援するのが僕の役目だ!

激怒する裕一を見て、音(二階堂ふみ)と梅は心配します。

また梅も五郎を心配していました。

五郎もキリスト教に入信したのですが、夢中になりすぎているようなのです。

結局五郎と裕一は和解しないまま、五郎と梅は豊橋に帰って行きました。

それから戦況はさらに悪化して行きます。

やめるって決めたでしょ

信者の集まりに行こうとする五郎を光子が止めます。

馬具は戦争の道具であり汚れている、と言う五郎。お義母さんのようには割り切れないと。。。

戦争の道具を作っているという苦しみから逃れるため、五郎は信者たちと会っていたのです。

その集まりに特高がやってきて、五郎は連行されてしまいました(T_T)

戻ってこない五郎を心配していた梅と光子。

そこに空襲のサイレンが鳴り響きました。

炎が関内家まで迫ってきて、ふたりは逃げ出しますが、梅は原稿を取りに家に戻ってしまいます(>_<)

そこに馬具職人の岩城(吉原光夫)がきて、自分が助けると言い水を被り炎の中へ・・・。

1945年戦争が終わりました。

釈放された五郎は、梅と岩城が入院している病院へと急ぎます。

バカだった!大事なのは君だったのに

そう言う五郎に梅も「わたしもバカなの」と、原稿が入っている焼けた缶を見せました。

岩城がいなければ死んでいた梅。

岩城には光子が付き添っていました。

岩城は長いこと脚気を患っていたましたが、それを隠して働いていたのです。

その当時脚気は結核と並ぶ国民病で、多くの患者が亡くなりました。

もう長くはない

光子からそう聞いた五郎は泣きました。

というのがキリスト教と戦争に関するネタバレです。

やはりキリスト教信者たちは、厳しい弾圧を受けるようですね。

五郎は真っすぐすぎる性格なので、よけいキリスト教にのめりこんでしまいました。

メインとなるのは五郎のようですね。

岡部大さん、ほんとうに演技が素晴らしい!

最後は梅とともに幸せになって欲しいです。

エールでキリスト教の古関金子の実家の戦争のエピソードは実話?まとめ

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金子さんはキリスト教徒ではありませんし、古関裕而さんにもそのような情報はありません。

金子さんの実家についても、信者だったという情報はないので、ドラマとしては宗教弾圧を描きたかったのでしょうか。

実際に戦争では、戦争に協力しない宗教団体は弾圧され、それは信者個人にまで及びました。

「エール」では関内家もマークされ、のちに五郎も逮捕されてしまいますが、終戦で保釈されます。

そんな関内家とキリスト教についてこれから「エール」で描かれます。

関内家のセットに出てくる、キリスト教に関するアイテムをぜひ探してみてください。

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