探偵由利麟太郎ネタバレ原作!あらすじキャスト【横溝正史作品】

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「探偵・由利麟太郎(たんてい ゆりりんたろう)」とは、あの「八つ墓村」や「犬神家の一族」などの生みの親、横溝正史(よこみぞせいし)さんが金田一耕助(きんだいちこうすけ)よりも前に出した作品です。

由利麟太郎は金田一耕助と同じ探偵ですが、かつて警視庁にいたという人物。

犯罪心理学者として活躍する異色の名探偵です。

この由利麟太郎を演じるのは、地上波で初の主演となる、ミュージシャンで俳優の吉川晃司(きっかわこうじ)さん♪

アラフォーアラフィフ世代が大喜びの吉川晃司さん、そして助手役には若手大人気俳優の志尊淳さんなど、楽しみなキャスト陣になっています。

さて、この「探偵・由利麟太郎」とはどんなドラマになっているのでしょうか。

今回はドラマ「探偵・由利麟太郎」の原作やあらすじ、キャストをまとめました。

最後に「探偵・由利麟太郎」第1話【花髑髏(はなどくろ)】の原作ネタバレあります。犯人、結末までご紹介しています。知りたくない方はご注意ください!

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また以下に第4話、最終回の原作ネタバレをご紹介しています。

由利麟太郎マーダーバタフライのネタバレ!犯人は誰?【蝶々殺人事件】

目次

探偵由利麟太郎の原作は横溝正史!ネタバレは恐ろしいミステリー

悪魔の手毬唄の鬼首村の場所は実在?ロケ地やモデルは?【金田一耕助】

「探偵・由利麟太郎」はフジテレビ系で6月16日(火)から放送されるホラーミステリーの連ドラです。

主人公の由利麟太郎を演じるのは、地上波で初の主役を演じる吉川晃司さん。

そしてドラマのメインテーマとエンディングテーマも吉川晃司さん♪オール吉川晃司といったところですね(≧∇≦)

他に志尊淳さんや田辺誠一さんらがメインキャストとして出演します。

「探偵・由利麟太郎」の原作は横溝正史さん!金田一耕助シリーズでおなじみの、ミステリー作家の巨匠です。

長編小説の「蝶々殺人事件」や「憑かれた女」などの短編が原作となっています。

 

由利麟太郎が主人公の連ドラは今回が初めて。

金田一耕助が有名すぎて、こちらの由利麟太郎は少し影をひそめてしまったかも・・・(^_^;)

金田一耕助は親しみやすい人物でしたが、由利麟太郎は頭脳明晰な、物静かで冷静沈着な人物です。

捜査一課の課長でしたが、ある事件をきっかけに退職。

学生時代を過ごした京都で、骨董品屋が家主の部屋に暮らすようになりました。

由利を先生と慕う、ミステリー作家志望の三津木を演じるのが志尊淳さん。このふたりがバディを組み、事件の謎を解いていきます。

その事件や横溝正史ワールド全開の恐ろしいホラーテイストなものばかり。

由利は犯罪心理学者として活躍しながら、警察から依頼された難事件の捜査の手伝いもしています。

そんな由利麟太郎の活躍を描いたのが、このドラマです。

脚本は「ウルトラマンシリーズ」などを手がけている小林弘利さん。

それではキャストをご紹介しましょう。

 

 

 

探偵由利麟太郎の原作と全話のゲストキャスト一覧!

まずは全話共通のキャスト一覧です。

 

キャスト引用元 公式サイト

由利麟太郎(ゆり りんたろう):吉川晃司

 

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元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵。
先端恐怖症だが、弓道の心得もある。

吉川晃司さんといえば、1984年に「モニカ」で鮮烈なデビューをしたロックシンガー♪

わたしのような古い人から見れば(^_^;)ミュージシャンですが、若い人は俳優のイメージが強いかもしれませんね。

「下町ロケット」や「八重の桜」など渋い演技が光ります。

今回オファーされたことについて、主人公が白髪の紳士だったので「ああ、それでか」と納得されたとか(笑)

原作はかなり古く、人力車なども出てくる時代。麟太郎も現代風にアレンジされているそうです。

吉川晃司さんは、思い付きで動くタイプなんだそうで、繊細に見えるように努力したとか(^_^;)

また麟太郎は足首まであるようなロングコートを着用、普通に歩くとコケてしまうそうです(笑)慎重に歩く吉川晃司さんが見れるかもしれませんね(笑)

横溝作品の犬神家の一族で、湖から2本の足が出ているような、インパクトのある画像にもテレビ枠で挑戦しているそうです。

どんなシーンがあるのか、みなさんも楽しみにしていてください!

三津木俊助(みつぎ しゅんすけ):志尊淳

ヘブン河合くんイライラする!志尊淳の演技とキャラがある意味すごい?

自身の小説を執筆しながら、WEBサイト「由利麟太郎の事件簿」を運営している。
由利を先生と呼ぶ。

若手俳優の中でもちょっと群を抜いている志尊淳さん。美しい顔立ちで、中性的な魅力も持っています。

最近では「女子的生活」「ドルメンX」などで主人公を演じました。

寡黙な由利に対し、おしゃべりな三津木。由利を崇拝しすぎて、自分の小説よりも由利の活躍を配信する方に夢中です(^_^;)

そんな三津木を志尊淳さんが演じます。

体育系で食事にも気を使っている吉川晃司さん、志尊淳さんの食生活が気になり、いつも何を食べたか気になっているとか。まるで小姑のよう、と笑っています(^^)

ふたりの息の合ったバディにご注目ください!

等々力警部(とどろきけいぶ):田辺誠一

刑事7人田辺誠一がいないし出演してない理由は?吉田鋼太郎もいない!?

 

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由利の大学時代の同期。
たい焼きが好物。

由利とは同じ弓道部で仲間だった等々力。由利の並外れた事件解決能力を頼り、捜査の依頼をします。

ちょっと抜けた愛嬌のある等々力。実はこのあとの「金田一耕助シリーズ」にも登場します(≧∇≦)

演じる田辺誠一さんはそんな役にピッタリな俳優さん。

最近では「アライブがん専門医のカルテ」「探偵が早すぎる」などに出演しています。

吉川晃司さんと志尊淳さん、それに田辺誠一さんの3人のコントのようなほっこりシーンも見どころだとか。

ホラー要素の強い作品なので、3人の会話に癒されてください。

波田聡美(はだ さとみ):どんぐり

ルパンの娘おばあちゃん役はどんぐり!キャストはカメラを止めるな女優

 

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骨董品屋店主。
由利の部屋の家主であり、由利のファン。

聡美は愛嬌たっぷりのかわいいおばあちゃん。どうやら由利に恋してる?(笑)

演じるどんぐりさんは『カメラを止めるな!』で注目された元お笑いタレント。

カメ止めのあと、ドラマ「リーガルV」「ルパンの娘」などのドラマに出演しています。

山岸克平(やまぎし かっぺい):木本武宏

 

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出版社の編集者で、俊助の編集担当。
俊助の才能を認めている。

筆が進まない三津木を叱咤激励する編集者。聡美と絡むシーンも多く、ドラマのブレイクタイムになっているそうです。

演じる木本武宏さんは、お笑いコンビTKOのひとり。

これまでにも多くのドラマに出演しています。

朝ドラ「スカーレット」では歌声まで聞かせてくれました♪

そんな木本武宏さん、とにかく志尊淳さんが「美しい!」と絶賛。

志尊淳さんの美しさを、もう一度確認してみましょう。

以上がメインキャストです。

次は1話から最終回までのゲストキャストと原作についてのご紹介です。

 

 

 

「探偵・由利麟太郎」は全部で5話です。

第1話 花髑髏(1937年)ゲスト:新川優愛

いつまでも白い羽根1話ネタバレ感想は新川優愛がスカっとする?ラストの写真に注目

 

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新川優愛さんは、遺伝子研究者の幼女で、イラストレーターの日下瑠璃子を演じます。

花髑髏(はなどくろ)と名乗る人物から殺人予告のメールが届くことがから始まるミステリー。

原作は1937年「富士」の6月号と7月号に掲載されました。

第2話 憑かれた女(1933年)ゲスト:水上京香

わろてんかつばき役の水上京香は週プレが話題?仰げば尊しなど出演ドラマは?

 

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水上京香さんはクラブのホステス、吉岡エマを演じます。

エマは不気味な洋館の暖炉で、女の腕を見つけます!エマは日夜恐ろしい夢を見続けていて、それが実際の事件となり・・・。

原作は1933年「大衆倶楽部」の10月~12月号に掲載されました。

第3話 殺しのピンヒール(1939年)ゲスト: 村川絵梨・浅利陽介

中学聖日記橘あやのの母親役は村川絵梨!シングルマザー役女優はグッドドクターが話題?

 

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おふたりは夫婦役。村川絵梨さん演じる名越優美はファッションモデルで、浅利陽介さんはその夫、恭介を演じます。

映画を観ていた三津木に、上から銀色の舞踏靴が落ちてきて、三津木は持ち主を探しますが・・・。

原作はタイトルが違います。「銀色の舞踏靴」というタイトルで、1939年「日の出」3月号に掲載されました。

第4話~第5話 マーダー・バタフライ(1946年)ゲスト:高岡早紀・大鶴義丹ほか

リカ2話動画を無料視聴する見逃し公式の見放題【10月12日高岡早紀】

 

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高岡早紀さんはソプラノ歌手の原さくらを。そして大鶴義丹さんはその夫、聡一郎を演じます。

原題は「蝶々殺人事件」で1946年から「ロック」で1年間掲載されました。

この「蝶々殺人事件」だけ2夜放送されますが、実はこの作品は長編となっていて、他の作品は中短編。

探偵小説の依頼を受けた三津木が、由利の承諾を得て過去に二人が扱った事件を元にして小説を書くというお話。

「蝶々夫人」の東京公園を終えた原さくら歌劇団の一行が大阪に向かいますが、さくらが行方不明に・・・。

このように「探偵・由利麟太郎」は5夜に渡り、4作品が放送されます。

では第1話の原作ネタバレをご紹介しましょう!

 

 

探偵由利麟太郎原作ネタバレまとめ!犯人と結末は?【閲覧注意】

そして、以降で、全話分、原作小説のネタバレをご紹介していきます。

探偵由利麟太郎第1話の原作ネタバレ!【花髑髏(はなどくろ)】

金田一耕助シリーズ歴代俳優一覧は?古谷一行から稲垣吾郎と木村拓哉も?

「探偵・由利麟太郎」第1話【花髑髏(はなどくろ)】のドラマのあらすじです。

由利麟太郎(吉川晃司)は、元捜査一課長の経歴を持つ名探偵。頭脳明晰(めいせき)で「警視庁にその人あり」と言われるほど優秀な人物だったが、ある事件をきっかけに退職。現在では、学生時代を過ごした京都に住まいを移し、骨董品屋を営む波田聡美(どんぐり)が家主となる部屋を拠点にしている。

 

また、由利を「先生」と呼んで慕うミステリー作家志望の三津木俊助(志尊淳)を助手に従え、犯罪心理学者として活躍する一方、警察からの依頼を受け事件の捜査を手伝っている。

ある日、“花髑髏”と名乗る人物から殺人予告のメールが届く。

「挑戦状だ!」と息巻く俊助と共に、指定された場所へ向かった由利は、そこで血が滴る冷凍庫を発見。

中には、遺伝子研究者として知られる日下瑛造(中村育二)の養女・日下瑠璃子(新川優愛)が全身を縛られ、血を流した状態で閉じ込められていた。

瑠璃子にまだ息があることを確認した由利は、救急車を呼び、冷凍庫の持ち主である日下の屋敷へと急ぐ。

 

そして、由利の旧友でもある京都府警の等々力警部(田辺誠一)と合流し、俊助が人影を見たという2階へ駆け上がると、瑛造の息子・瑛一の部屋と思われる一室で、致死量に達するほどの大量の血が付着したダウンコートを発見。

さらに研究室では、日下が胸に短刀を突き立てられ、無残な姿で見つかる。

由利は、遺体の傍らに不気味に置かれた、血で真っ赤に染まった頭蓋骨が気になり―

引用元 公式サイト

ここから原作ネタバレです!

容疑者は実の息子

瑛造の血に染まった真っ赤な頭蓋骨。

囲むように白い野菊が置いてありました。

そして「八十川藤松 享年35歳」と書かれたラベルが・・・。

瑠璃子は襲われる前に、研究室から悲鳴が聴こえたので行ってみると、養父の瑛造の死体が・・・。

その後誰かに刺され、気が付くと病院にいた、と語ります。

この家にはもうひとり、知的障害のある宮園魁太も住んでいました。

犯人は、少し前に瑛一と喧嘩をしていたところを目撃されていた息子の実の子である瑛一ではないかー?みんながそう思っていました。

 

もう一人の容疑者は精神科医の湯浅博士

そこに怪しい人物がいたことがわかります。

その怪しい人物とは、精神科医の湯浅博士。由利の友人でもありました。

日下瑛造が殺害された当日、日下瑛造と会う約束をしていた湯浅博士が、由利たちと一緒に日下瑛造が殺害されているのを発見します。

その後、周辺で目撃された怪しげな男が湯浅博士と似ていたことからも、湯浅博士に疑惑が。

瑠璃子をめぐって親子喧嘩!?

湯浅は瑛造と瑛一が、瑠璃子を巡り親子喧嘩をしていたことを知っていました。

瑛一は瑠璃子を愛してしまい、結婚したがっていたのです。

瑠璃子は養女なので、結婚できる相手。

ですが瑛造は大反対。これが原因で親子げんかに発展しました。どうやら瑛造はこのことを湯浅に相談しようとしていたようでした。

 

湯浅と瑛造の恐ろしい過去とは?

また現場にあった「八十川藤松」という名前から湯浅は「あいつが犯人だ・・・」と犯人に心当たりがあるよう。

由利たちは、湯浅を追求し、過去のある出来事を話します。

湯浅は20年ほどまえ、瑛造と同じ精神病院で働いていたことがありました。

ラベルにかかれていた八十川藤松は、そのときの患者で、素行も悪く、殺人(複数の被害者)を犯した後、病院に入院。

看護師など周囲に暴力的な行為をする八十川藤松に周囲は困り果てていました。

湯浅は瑛造に安楽死させた方がいいのでは?となんとなく話します。その話を聞いて、思いつめた様子の瑛造。

そして・・・なんと数日後八十川藤松は心臓まひで亡くなります。当日の八十川藤松の担当は瑛造でした。

皆瑛造が殺害したことをなんとなくわかっていましたが、誰も追及しようとしません。むしろ皆「八十川藤松」の死を喜んでいました。厄介払いできたと。

八十川藤松に身内がいなかったので、瑛造はその頭蓋骨を保存しますが、だんだんと罪の意識に苛まれるように・・・。

八十川藤松の息子が復讐?

瑛造は遺族を探し始め、とうとう妻と赤ん坊がいることを突き止めました。

居場所はわかりませんでしたが、数年後診療所で妻を見つけます。子供は里子にだされていました。

子供は男の子でアサオといいます。

犯人は瑛一かアサオか。どちらも瑛造に恨みがあります。

三津木はアサオが宮園ではないかと推理しました。

その後瑛一も宮園も行方をくらましています。

宮園は偽名で宿に泊まっていましたが、宿主が人探しの広告を見て宮園だとわかり、由利に連絡します。

 

第二の殺人!宮園魁太も殺害

由利がやってくると・・・死体となった宮園が!死因は毒によるもの。

瑛造を殺害したあと、服毒自殺したとされました。

数日後、また花髑髏を名乗るものから由利に手紙が届きます。

そこにはこんなことが書かれていました。

瑛造を殺したのは宮園ではなく、宮園はアサオではない
犯人はまた関係者を殺害しようとしている

そのころ、湯浅と瑠璃子は鎌倉の別荘にいました。それを聞いた由利と三津木はその別荘へ向かいます。

また瑛一も二人の後を追っていました。

 

犯人アサオの正体とは?

由利は2人を探しているとき、瑠璃子と湯浅はある場所で真剣な表情で対峙していました。

そしてなんと・・・瑠璃子は銃を持っていた、湯浅を殺そうとしていました。

でもなぜ!?

実はアサオの正体は瑠璃子だったんです。

瑠璃子は八十川藤松の頭蓋骨を持っていました。

アサオは男ではなかった???そして瑠璃子が犯人!

というビックリ仰天な犯人でした。これは出生届が出された役所が勘違いをして男と思いこんだからです。

瑛一は瑠璃子のことが好きになり、父親に結婚したいと懇願。しかし、八十川藤松の血が流れている瑠璃子と息子を結婚させるわけにいかないと猛反対。

そして、しょうがなく、息子に八十川藤松の話をしてしまい、偶然瑠璃子はその話を聞いてしまいます。

そして・・・ここが昭和の横溝正史の不思議ワールドなのですが、幼いころから、養女としてかわいがられきた父親の瑛造を、その話を聞いただけで、会ったことのない実の父親の復讐として恨み・・・そして殺害してしまうのです。

宮園魁太殺害方法とは?

また宮園魁太は瑠璃子のことが好きでした。

瑠璃子が日下瑛造(中村育二)を殺害したとき、外出していた魁太が帰ってきてしまいます。

そこで、魁太に「事件が無事に終わったら夫婦になる」と約束して、身を隠すように言いました。

 

殺害方法は、身を隠していた宿に手紙を送った瑠璃子。

その手紙に愛の言葉をたくさんしたため、宮園魁太をメロメロにさせて

「私と夢で逢えるように、ある呪いを教えてあげる。この手紙を読んだら、それを焼き捨てて。そしてその灰を少しとって、それと一緒に手紙の中に入れておいた薬と飲んで。そして寝床の中に横になって手紙の中に同封している白い封筒を胸の上に置いて、静かに目を閉じるのよ」と。

もちろん、紙には毒が仕込んであったので、宮園魁太は毒を自ら飲んで死んだのでした。

 

衝撃のラスト結末とは?

またそもそも、父親をたきつけたのは湯浅教授であると恨み、殺害しようとしていました。

湯浅が殺害されてしまう!!と思ったその時

ふたりの近くに隠れていた瑛一。

瑠璃子からピストルを奪い、瑠璃子を撃ちました!

そして瑛一は自分をも撃ちます。。。

こうなっても瑛一は瑠璃子を愛していたのです。

一緒に暗い道を歩んでいこう

瑛一は瑠璃子にそう言い、ふたりとも息を引き取りました。

そして湯浅も間もなく心臓まひで亡くなり、関係者はみんな死んでしまいました。

という悲惨なホラーミステリーです。

 

 

探偵由利麟太郎第2話の原作ネタバレ!【憑かれた女(つかれたおんな)】

祇園のクラブでホステスとして働く吉岡エマ(水上京香)は、近ごろ得体の知れない“黒い影”に襲われる悪夢に悩まされていた。店にいるときも部屋で休んでいるときも、恋人の五月翔太(赤楚衛二)の腕の中にいるときでさえも、“黒い影”は突如目の前に現れ、そのたびにエマを恐怖に陥れていた。心をむしばまれたエマは、やがて何かにつかれたように意味不明な言動を繰り返し、天井から切り落とされた女の腕が落ちてくる幻覚まで見るように。五月はそんなエマを心配するが、一方で、五月の元恋人で同じホステスの神崎美沙子は、気味が悪いとエマを激しく敵視する。

その頃、学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間だった井出圭一(尾上寛之)と会っていた俊助(志尊淳)は、道端で放心状態のエマに遭遇する。井出が店の常連客だと知ったエマは、突然「女性の死体を見た」と言い出し、聞けば、ドラマのオーディションで連れていかれた洋館で、バスタブの中で死んでいる美沙子を見たという。しかし、日ごろから幻覚に悩まされていたエマは、それが現実だという確証が持てない。

真相を確かめるべく由利(吉川晃司)に助けを求めた俊助は、早速洋館の場所を突き止めるが、そこには死体どころか殺人が行われた痕跡も見当たらない。さらに翌日には美沙子が店に来たとママの梶原絹江(山口香緒里)が証言。やはりエマの幻覚だったのか——。そう思った矢先、エマが見たという凄惨(せいさん)な光景、洋館のバスタブから美沙子の死体が発見される……!

引用元:https://www.ktv.jp/yuri/story/

クラブでホステスとして働く吉岡エマ(水上京香)は、得体の知れない“黒い影”に襲われる悪夢に悩まされていました。

その悪夢は井出圭一(尾上寛之)が仕組んだものでした。

エマの住んでいるアパートの上の階に住んでいた井出圭一(尾上寛之)。

井出は、お金持ちのお坊ちゃま。過去に映画製作をしたことがあり、その時に小道具として使用した、手足など体がバラバラになったマネキン人形などホラーな映像を吉岡エマの部屋の壁に映していました。

そしてこの映像をエマが幻想だと思い込んでしまい、精神的に崩壊し、重い病になってしまいました。

井出圭一はいたずら心でエマを精神的な病にしてしまいました。

しかし、のちにエマが井出圭一が自分にしたことに気付きます。

怒りに震えたエマは、井出圭一に復讐しようとします。

そして、井出圭一がエマを更にだまそうとして用意した洋館に遺体のマネキン人形を置いて驚かそうとしていました。

しかし、エマが後にその洋館を探し出し、本当の遺体を置いて、今度は井出圭一を精神的に追い詰めようとしました。

また殺害した神崎美沙子(柳ゆり菜)には恨みを持っていたので、殺害。一番の動機は井出圭一への復讐でしたが、ついでに嫌いだから殺したのでした。

また第二の被害者の女性については・・・

また、働いていた店のママの梶原絹江(山口香緒里)が事件について、エマの犯行だと後に気付かれる恐れが出てきたことから、ママの梶原絹江も殺害して、洋館に置きました。

井出圭一(尾上寛之)はただのいたずらだったにもかかわらず、自分の用意した洋館に2人の女性の遺体が見つかったことから、精神が崩壊してしまいます。

このことにより、吉岡エマ(水上京香)の復讐は見事果たせました。

※第3話~最終回までの原作のネタバレは随時更新していきます。

 

 

探偵由利麟太郎第3話の原作ネタバレ!【殺しのピンヒール】

仮装パーティーに出演したモデルの名越優美(村川絵梨)は、出番を終えて戻ってきたVIPブースで、サンプルと思われる香水の美しい小瓶を持ったピエロに遭遇。思わず手に取った優美だが、モデル仲間の白川珠喜(島居香奈)にその小瓶を取り上げられてしまう。その直後、優美に代わって香水を浴びた珠喜は突然、けいれんを起こし、倒れてしまう。優美が慌てて助けを呼びに行くと、すれ違うようにやってきたのは俊助(志尊淳)。出版社の編集担当・山岸(木本武宏)に誘われパーティーに参加していた俊助は、偶然にも珠喜が履いていたピンヒールを拾い、持ち主を探していたのだ。そして、行きついたVIPブースで眼から血を流して死んでいる珠喜を発見。俊助は殺人容疑で逮捕されてしまう。一方、店の裏口では、モデル仲間・川瀬文乃(阿部純子)が、踊りながら歩き去るピエロを目撃していた——。

帰宅した優美は、パーティーで起きた惨劇を料理研究家志望の夫・恭介(浅利陽介)に話す。恭介はショックで打ちひしがれている妻をなぐさめようとするが、優美はうんざりした様子で恭介にきつい言葉を浴びせる。

翌朝、等々力(田辺誠一)から俊助逮捕の知らせを受けた由利(吉川晃司)は、早速、珠喜を毒殺した真犯人を捕まえるべく殺人現場へ。「久しぶりのタッグだ」とどこかうれし気な等々力とともに、犯人が残した痕跡を追っていく。一方、ピエロの目撃者である文乃の家には何者かが忍び寄っていて……。

また、留置場の俊助は由利との出会いを思い出し、今回の事件を整理していた。そして由利は、壊れた懐中時計を見ながらある過去の事件を思い出していた。それは警視庁捜査一課長を由利が退職する原因となった事件で…。

引用元:https://www.ktv.jp/yuri/story/

原作とドラマは多少設定など変わっていますが、犯人は同じです。

以下、原作のあらすじをご紹介します。

ズバリ!犯人は、恭介(浅利陽介)です。ただ、原作小説では、最初に殺害された白川珠子の夫が恭介(浅利陽介)でした。なぜかドラマでは、名越優美(村川絵梨)の夫になっています。

原作では恭介が自分にひどい態度をする妻の白川珠子を殺害する計画を立てます。

ただ、普通に妻を殺害するだけだと、自分が疑われてしまいます。

なので、自分が疑われないために、自分と関係のない女性たちを一緒に殺害する連続殺人事件を起こそうと思い、疑いを自分にかからないようにしようと思いました。

そして原作では以下の3人が雑誌の美人投票企画で選ばれたモデルでした。

①鮎沢由美(ドラマの名越優美にあたる人物だと思われます)
②白川珠子
③河瀬文代

この3人を一緒に殺害しようと考え、3人に匿名で同じ靴をプレゼントし、その靴を履いた状態で殺害しようとしました。

異常者の犯行に見せるためです。

ちなみに原作では、河瀬文代は白川珠子が殺害される前に、自動車事故で見せかけて、殺されていました。もちろん、その時はプレゼントした靴を履いていました。

 

 

探偵由利麟太郎第4話・最終回の原作ネタバレ!【マーダーバタフライ】

以下に詳しくまとめてありますが、以降でごく簡単に紹介します。

由利麟太郎マーダーバタフライのネタバレ!犯人は誰?【蝶々殺人事件】

オペラ界のスターでソプラノ歌手の原さくら(高岡早紀)は、弟子で若手歌手の相良千恵子(吉谷彩子)、テノール歌手の小野竜彦(佐野岳)、マネージャーの土屋恭蔵(鈴木一真)と助手の雨宮順平(水沢林太郎)、そのほかオーケストラの楽団員らとともに、東京での公演を終え、次の舞台・大阪へと向かっていた。

ところが翌日、会場に集まった一同は、さくらがいないことに気付く。さらに、見知らぬ女の子に手紙を渡された小野が中を見た瞬間、顔色を変えて出て行ってしまう。そんななか、一行のもとには東京からの荷物が届き、コントラバス奏者の川田良介(佐渡山順久)が自分の楽器が見当たらないと騒ぎだす。しばらくして川田のコントラバスは無事に見つかるが、ケースの中にはバラの花びらに覆われたさくらの遺体が入っていた——!

さくらの夫・聡一郎(大鶴義丹)に誘われ、俊助(志尊淳)とともに会場を訪れていた由利(吉川晃司)は、絞殺されたさくらの遺体から砂が落ちたことに気付く。また前日の夜、千恵子がさくらに頼まれて代わりにホテルにチェックインしたことも判明。さらに、さくらの持ち物には、暗号化された読めない楽譜が。それは、同じ楽団のバリトン歌手・志賀笛人(水橋研二)の弟子で、当時新人歌手だった藤本章二(池岡亮介)が殺害された際に、楽譜を手にしていたという事件をほうふつさせた。

スター歌手だったさくらの死にショックを隠せない楽団員たち。すると、メンバーの間ではたびたびさくらの亡霊が目撃されるようになる。そして犯人が分からないまま、一行にはさらなる悲劇が迫っていて…!

引用元:https://www.ktv.jp/yuri/story/

以下原作のネタバレですが、ドラマの内容と大幅に異なる可能性もあります。

さくらを殺害した犯人はマネージャーの土屋でした。

土屋は、気性の激しいさくらから、ヒドい扱いを受けていたことが動機で、さくらの殺害を計画しました。。

まだ土屋の殺害動機を更に強くしたことがありました。

過去にはさくらが無名歌手だった時代、土屋は帝劇歌劇部出身の人気歌手でした。

しかし、現在では、さくらと土屋の立場が逆転。土屋のプライドはズタズタです。

このことが、土屋のさくらへの恨みが大きくなった要因となっていました。

土屋はさくらが舞台のために、大阪に来るときに、1人で来るように言葉たくみに誘導。一緒に大阪に行く予定だった相良千恵子(吉谷彩子)と別々に大阪に行くように指示したのでした。

そして大阪に1人で到着したさくらを、あるマンションにおびきよせ殺害しました。

そして、土屋は自分の犯行だと思われないために、さくらを大阪で殺害したのに、さくらが東京で殺害されたように、トリックを使いました。

このことから、警察は一時期は土屋を容疑者から外しました。

しかし由利麟太郎が土屋の計画とトリックに気付いてあえなく、犯人だと気づかれてしまいました。

でも、どうしてさくらは、土屋に騙されて誘導されたのでしょうか??

さくらは虚言壁があり、また人を驚かせることが大好きでした。

土屋にみんなに黙って一定の時間、行方不明になり、そして舞台がスタートする直前に姿を現し、みんなを驚かせようといたずらを提案。

このようないたずらが大好きだったさくらは土屋の提案に喜んで乗ってしまい、逆に東京で殺害されたと思わせる土屋のトリックを手伝うことになってしまいました。

 

探偵由利麟太郎の原作ネタバレまとめ!

加藤シゲアキの金田一耕助の髪型が変で似合ってない?犬神家の一族

「探偵・由利麟太郎」はフジテレビ系で6月16日から放送される連ドラで全5回の放送です。

原作は横溝正史さん。金田一耕助シリーズの前に書かれたシリーズでで、連ドラ化されるのは初めてです。

主人公の由利麟太郎を演じるのは吉川晃司さん。他には志尊淳さんや田辺誠一さんが登場します。

渾身のホラーミステリー、どうぞご堪能ください!

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