なつぞら舘野仁美がジブリ出身でアニメーション担当

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いよいよスタートしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」。

全編アニメーションというオープニングは、今回初めての試みなんだそうですが、みなさんいかがでしたでしょうか。

 
 
 
 
 
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とってもかわいいアニメーションで、わたしは朝からほっこりさせていただきました(^ ^)

このアニメーションを担当したのがふたりの女性で、ひとりは弱冠22歳の新人アニメーター、刈谷仁美(かりやひとみ)さん♪

そしてもうひとりがベテランアニメーターの舘野仁美(たてのひとみ)さんです!

おふたりとも同じ「仁美」というお名前、これって偶然なんでしょうか?

さて、今回わたしが気になったのがベテランの舘野仁美さん。

これまでの経歴についてまとめてみました。

スタジオジブリ出身ということらしいのですが、本当なのでしょうか?

目次

舘野仁美のプロフィールは?ジブリ出身なの?

なつぞら時代背景と年齢設定を時系列まとめ【朝ドラ】

名前 舘野仁美(たての ひとみ)
生年月日 1960年12月13日(58歳)

舘野仁美さんは福島県出身、東京デザイナー学院を卒業後の1983年テレコム・アニメーションフィルムに入社します。

この「テレコム・アニメーションフィルム」は、アメリカ進出を目指し1975年に設立されたアニメ制作会社。

制作準備中には大塚康生さん、高畑勲さん、宮崎駿さんといったのちの大物が顔を揃え、宮崎駿さんの「カリオストロの城」や、高畑勲さんの「じゃりン子チエ」などが制作されました。

そして1985年に徳間書店の出資の元スタジオジブリが設立され、舘野仁美さんも1987年にジブリに移籍、多くの作品で動画チェックを手がけています。

たとえばこんな作品です♪

となりのトトロ
魔女の宅急便
おもひでぽろぽろ
紅の豚
もののけ姫
千と千尋の神隠し
ハウルの動く城
崖の上のポニョ
風立ちぬ
かぐや姫の物語
思い出のマーニー

ジブリのヒット作がずらりと並びましたね(^ ^)

動画チェックとは、監督と作者の意見のぶつかり合いを調整したり、原画に修正を入れてスムーズな動画になるようにするという、ちょっとやっかいなお仕事(^_^;)

そして2014年、スタジオジブリの映画制作部門が解散し退職します。

このように舘野仁美さんは、スタジオジブリでずっと活躍されてきました!

2014年に飲食店「ササユリカフェ」をオープン、2018年にはアニメーション制作の「スタジオササユリ」を設立しました。

ずっとアニメ畑で過ごしてきた舘野仁美さん、今でもその業界で活躍されています!

「なつぞら」公式サイトにはこのように紹介されていました。

アニメーション監修:舘野仁美(たての・ひとみ) 

「未来少年コナン」に衝撃を受け、アニメーターを志す。
1987年よりスタジオジブリに在籍。
「となりのトトロ」以降、「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「思い出のマーニー」など、ジブリ作品の動画チェックを数多く手がける。
現在はアニメーション制作会社「ササユリ」代表。
タイトルバックではプロデューサーを担当。

引用元 https://www.nhk.or.jp/natsuzora/news/news0305_01.html

ちなみにオープニングの題字とタイトルバックが刈谷仁美さん、そしてアニメーションの時代考証は小田部羊一さんが担当されています。

2015年にはご自身の半生を綴った「エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ」を出版。

現場ならではの視点でいろんなエピソードなどを綴っています。

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そんな舘野仁美さん、書籍にはこんなコメントを。

わたしは宮崎駿と鈴木敏夫のせいで結婚できませんでした

??? 恨み節?笑

舘野仁美さんは、動画の品質を管理するという「動画チェック」という、いわば裏方の作業を担当。

想像するに、仕事が忙しくてお相手を見つける余裕もなかったのではないでしょうか。

鈴木敏夫さんは当時のジブリの映画プロデューサーで、代表を務めていたこともあります。

宮崎駿さんと鈴木敏夫さんの妥協を許さない姿勢の下、かなりご苦労されたんでしょうね。

そんな舘野仁美さんと刈谷仁美さんが中心になって作られた「なつぞら」のオープニング。

どんな秘話があるのでしょうか?

なつぞらタイトルバック制作秘話とは?

なつぞらの原作は?脚本家大森寿美男の過去の作品一覧も

朝ドラ「なつぞら」のタイトルバックは全編アニメーションですが、キャラクターデザインや演出、それに原画などを担当したの若手のホープ、刈谷仁美さん♪

テーマは「なつと動物たちの小さな冒険」、90秒の動画なのに2100枚以上もの作画が描かれるという、劇場版を超えるアニメとなりました。

刈谷仁美さんは1996年生まれの若手ですが、今回の大抜擢には舘野仁美さんとの出会いがあったからです。

もともとNHK側としてタイトルバックの依頼されたのは舘野仁美さん。

以前出版された「エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ」について何度か取材に訪れるうち、タイトルバックの依頼が来たそうです。

舘野仁美さんはとてもびっくりされたそうですが、すぐに刈谷仁美さんを推薦、それにはこんな理由がありました。

刈谷仁美さんはジブリ関連の本を読んで、舘野仁美さんの存在を知り気になっていたそうです。

そして刈谷仁美さんが上京したあと、カフェをオープンさせていることを知り、お店に行ったのがおふたりの出会いでした。

それが今からおよそ3年前、舘野仁美さんは刈谷仁美さんのことを、絵の上手な子だと思っていたそうです。

このときから刈谷さんの実力は認められていたんですね(^ ^)

そして刈谷さんがただものじゃない、と感じたのが卒業制作のときでした。

刈谷さんは原稿、動画、背景を描いたうえ、監督もこなすという才能を発揮、そんな実力を知っていた舘野さんが推薦するのも当然でしょうね。

刈谷さんに絵コンテ、原画、演出などをやってもらうと、きっといいものになる、舘野さんはそう思ったそうです。

刈谷さんの狙いは、シンプルで飽きが来ず、ほっこりするような安心感のあるもので、いわばお味噌汁のようなもの。

具体的なことはまだあまり決まっていなかった段階なので、絵コンテの完成まではかなり悩んだそうですが、そんなときにスピッツの作ったオープニング曲「優しいあの子」のデモができてきたそうです。

刈谷さんが思うオープニングは、音楽と歌詞と動画が合っていること。

曲を聴いて一気にイメージが湧いて来たそうです。

アニメのなつは、子供時代は刈谷さんの頭にあったキャラクターですが、大人のなつは少しだけ広瀬すずさんに寄せているとのこと。

みなさん、この辺もしっかり見てくださいね!

タイトルの文字は、初期のディズニーアニメなどを参考にした飾りのある文字。確かにちょっとノスタルジックな感じがします。

そしてタイトルバックのプロデュースを舘野さんが担当、ちょっと昔のジブリっぽいと思いませんでしたか?

舘野仁美さんはアニメを作るには、とても時間がかかる気の遠くなるような作業であることを知っていただけたら、と語っています。

またこのタイトルバックを見た若い人たちも、自分もアニメをつくってみたいと思う人がでてきたらすごく嬉しい、ともコメント。

そして制作には舘野仁美さんが代表である「ササユリ」のほか、「東映アニメーション」も参加しているので、今後もアニメーションがちりばめられるのではないでしょうか。

なつぞらオープニングにツイッターの反応は?

なつぞらオープニングアニメ制作者は?タイトルバック映像!

「なつぞら」のオーップニング、視聴者のみなさまは、どのようにご覧になっていたのでしょうか。

まずはすべてにOK!というツイート。

昔のアニメを思い出した方も。

オープニングに爽やかさを感じた方も多かったようですね。

そして舘野仁美さんのこともツイートしている方が多かったです(^ ^)

みなさん、本当にお詳しい!

わたしが見たところ、ほぼ100%オープニングに好評価でした。

スピッツの曲も良かったですよね〜♪

まさに飽きのこない、お味噌汁のようにほっこりする、といったイメージにぴったりではないでしょうか。

まとめ

なつぞらの意味とは?タイトル由来が深い?【朝ドラ】

NHK連続テレビ小説「なつぞら」のオープニングは、朝ドラ史上初となる全編アニメーションで作られています。

かわいらしいアニメーションとともに、スピッツのさわやかで壮大な曲が流れます♪

監修をしているのは、数々のジブリ作品の動画チェックを担当されていた舘野仁美さん。

その舘野仁美さんの推薦により、原画や監督、それに題字などを刈谷仁美さんが担当しました。

アニメーション制作は、舘野仁美さんが代表をつとめる「ササユリ」が担当、とってもかわいらしいほっこりアニメーションが完成♪

わたしは毎朝オープニングを見るのが楽しみになりそうです(^ ^)

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