4月1日からスタートする新朝ドラ「なつぞら」。
どんなオープニングなのか気になりませんか? わたしは今からワクワクしています(^ ^)
そこで「なつぞら」のタイトルバック映像について調べてみました!
どんなスタッフが制作したのか、そしてどんな裏話があるのかも知りたいですよね。
どうやら全編アニメーションになるようですが、いったいどんなオープニングになるのでしょうか?
ついにキャストが公開されましたね^ ^自分はタイトルロゴのデザインと最初は台本の表紙で使われるだけだったイラストを描かせていただきました。他にも色々やります(これから)
微力ながらこれから頑張ります!https://t.co/xgFhe9oLi8— かりや (@KRY_aia) 2018年4月26日
なつぞらってどんなドラマなの?
NHK連続テレビ小説「なつぞら」は4月1日(月)からのスタートです!
こんなあらすじです。
1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9)は柴田剛男に連れられ、北海道・十勝にやって来た。
戦災孤児のなつを受け入れた酪農一家・柴田家は、北陸からの開拓移民。
剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。剛男の義父・泰樹は偏屈者で知られていた。
泰樹は、なつを厄介(やっかい)者と言いながらも内心、不憫(ふびん)に思っていた。
子どもながらに覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを懸命に手伝う。
なつの頑張りに心を動かされた泰樹は、生きる術(すべ)をとことん叩き込む。
なつも天真らんまんな子どもらしさを取り戻していく。やがて、なつはすてきな馬の絵を描く少年・山田天陽と出会う。
天陽から当時、アメリカで流行(はや)っていた漫画映画の魅力を教えられ、" 絵が動く" 夢のような世界があるのかと感動する。
高校生になり、なつは天陽の影響で、絵を描く仕事に夢を持ち始めていた。
そんな折、生き別れていた兄が東京で働いていると知らされ…。
なつに旅立ちの日が近づいていた―。
引用元 https://www.nhk.or.jp/natsuzora/about/
この「なつぞら」は、戦後の広大な北海道の大自然と、日本アニメの草創期を舞台にしています。
戦争で両親を失った奥原なつ(広瀬すず)は、北海道十勝の大自然と、開拓精神にあふれた強く優しい大人たちによって、たくましく育てられます。
そして成長したなつは、十勝で育まれた豊かな想像力と根性を生かして、当時はまだ「漫画映画」と言われていたアニメーションの世界にチャレンジ!
十勝は年間を通じて雨雪が少なく「十勝晴れ」と呼ばれる晴天が多い地域。
そんな十勝の突き抜けた青空のような、すがすがしいなつの冒険、そして愛と感動を描いた作品です。
なつぞらのオープニングはアニメーションなの?主題歌は?
朝ドラのオープニングについて制作統括の磯智明プロデューサーはこのようにコメントしています。
実写なしで、一枚一枚絵を使って動かしていく全編がアニメーションというのは記憶にない
そうなんです!
なんと今回は全編がアニメーションで作られているんです。
1969年代〜1970年代の日本のアニメーションのテイストに寄せた作りになっているそうです。
主題歌を担当したのはスピッツ♪
#なつぞらの主題歌は、スピッツの「優しいあの子」に決定♪♪ボーカルの草野マサムネさんは、舞台である十勝を訪ね、その土地で感じたことを曲にしたそうです。放送をお楽しみに♪
草野マサムネさんのコメントはコチラ↓https://t.co/mjRIrneoAi#スピッツ pic.twitter.com/Hwal7OMJPh
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年2月19日
歌のタイトルは「優しいあの子」で、楽曲を担当した草野マサムネさんはこのようにコメントしていました。
記念すべき“朝ドラ”100作目、大好きだった「おしん」や「あまちゃん」のようにインストがいいのでは? とも考えましたが、今回は歌ありです。
ドラマタイトルが「なつぞら」なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます。
これには理由がありまして、お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。
「なつぞら」は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です。広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました!
引用元 https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17819
なんとも言えない詩の世界観をお持ちの草野マサムネさん、なんと今回は「なつぞら」なのに冬のイメージ!
スピッツらしい壮大な楽曲になりそうですね♪
それに草野マサムネさんが歌うやさしいボーカル、どんな曲なのかとても楽しみです!
スピッツについてはみなさんご存知かと思いますが、カンタンにご紹介しておきますね。
【スピッツ プロフィール】
草野マサムネ(Vo/Gt)、三輪テツヤ(Gt)、田村明浩(B)、﨑山龍男(Dr)の4人組ロックバンド。1987年結成、1991年メジャーデビュー。
1995年リリースの11thシングル「ロビンソン」、6thアルバム「ハチミツ」のヒットを機に多くのファンを獲得し、以後、楽曲制作、全国ツアー、イベント開催など、マイペースな活動を継続している。
結成30周年を迎えた2017年には、バンド史上最大規模の記念ツアーを開催し、デビュー・シングルから最新曲までを網羅したコンプリート・シングル・コレクションをリリース。
引用元 https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17819
制作統括の磯智明さんは、ずいぶん早くから主題歌はスピッツに決めていたそうで、その理由がこちら。
一昨年の秋、十勝にある帯広空港に初めて降り立ったとき、目に入ったのは圧倒的な青空でした。
そのときスピッツのメロディが空から舞い降りてきました。
このときから主題歌はスピッツに、と決めていたと思います。
そして草野マサムネさんは朝ドラの大ファンだといいます!
ドラマとともにすてきな1日の始まりを演出してくれると思います。
こんなことってあるんですね〜。まさに運命といえるのではないでしょうか。
そしてスピッツが朝ドラの主題歌を担当するのは今回が初めてなんだとか!これもまた意外でした。
さて、どんなオープニングになったのでしょうか?ますます興味が湧いてきました(^ ^)
なつぞらのタイトルバック映像は誰が担当?
なつぞらでなつの子役は粟野咲莉!べっぴんさんなど出演作品は?
「なつぞら」のタイトルバックは、ふたりの女性が中心となって制作されました(^ ^)
舘野仁美(たての ひとみ)
1960年生まれで現在58歳の舘野さん。
東京デザイナー学院を卒業後、作画スタジオなどを経て「テレコム・アニメーション」に入社したのが1983年でした。
このテレコムは、「カリオストロの城」や「じゃりン子チエ」など、その後のスタジオジブリに橋渡しをするようなきっかけになった会社。
その後スタジオジブリに移籍し、多くの作品で動画チェックを手がけました。
「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「思い出のマーニー」などなど・・・多くのジブリ作品が並びます。
スタジオジブリの映画制作部門が解散したのが2014年。
それにともないジブリを退職、その年に飲食店「ササユリカフェ」をオープンさせました。
そして2018年にはアニメーション制作部門「スタジオササユリ」を設立しています。
刈谷仁美(かりや ひとみ)
刈谷仁美さんは1996年生まれで、現在23歳でしょうか。若いですね〜。
高校生の時に「高校生マンガ・イラスト」でグランプリを獲得、東京デザイナー学院在学中に制作した短編アニメが「カレッジ・アニメーション・フェスティバル2017」で観客賞3位を受賞。
才能溢れる女の子だったようですね(^ ^)
こんな画風です♪
クリームソーダが好き pic.twitter.com/DNaM7UB5sM
— かりや (@KRY_aia) 2019年3月22日
こんなに年の離れたお二人ですが、実はこの「なつぞら」に起用される前からのお知り合いなんだそうです。
刈谷さんは高校生の時に読んだジブリ関係の本を読んで以来、舘野さんのことがとても気になっていたそうです。
上京したときに舘野さんが引退してカフェを開いていると知って、お店に行ったのが始まり。
今から3年くらい前だそうで、当時専門学校に通う学生だった刈谷さんのことをこんな風に思っていたそうです。
席でよく作品を描いていて、絵が上手い子だって思っていた
舘野さんに認められるなんてやっぱりすごいですよね!
しかもお名前も同じ「仁美」。偶然とは思えません。
今回の「なつぞら」では、舘野さんにNHK側から「タイトルバックをお任せしたい」と依頼され、ご本人がびっくりしたそうです(笑)
そこですぐに舘野さんから刈谷さんを推薦!
刈谷さんもかなりびっくりされたそうです。そりゃあそうですよね!だって、朝ドラのタイトルバックですから!
舘野さんは刈谷さんのことをこんな風に評価していまし。
卒業制作のときも、自分で原画、動画、背景を描いて、しかも監督までしていた。そのときからこの子はただものじゃない、と思っていた
舘野さんは今回のタイトルバックも、絵コンテ、原画、演出すべてを刈谷さんがやったら、きっといい作品になると思ったそうなんです。
こんなに信頼されるってすごいですよね〜。それだけ刈谷さんに力があるってことなんでしょう。
またW仁美のお二人はこんなこともしていました。
舘野さんは出演者のアニメ制作の指導にもあたり、エンピツの削り方まで教えたそうです。
また刈谷さんは出演者のみなさんに喜んでもらえるように、毎週台本の表紙を描き下ろししています。
おふたりの心がこもった制作現場、さてどんなオープニングになったのでしょうか?
なつぞらタイトルバックの制作秘話や裏話は?
なつぞらモデルは誰?広瀬すずは奥山玲子で宮崎駿と関係?【朝ドラ】
「なつぞら」のオープニングについて、刈谷さんはこのようにコメントしています。
朝ドラは日本中で幅広い世代の人が毎朝見るので、毎朝飲んでも飽きないお味噌汁のようなアニメを作ろうと思ったんです。シンプルでほっこりするような、安心感のあるものに。
お味噌汁!確かに飽きない日本食、食べると安心しますよね。
でも絵コンテの完成まではかなり悩んだとか。
というのも、そのときに決まっていたのが「北海道に住んで酪農をしていた女の子が、東京でアニメーターを目指す物語」しか決まってなかったんだそうです(笑)
たしかにイメージが湧きにくいかもしれませんね。
そのときにスピッツのデモを聴いて、一気にイメージが湧いてきたそうです。
刈谷さんの中には、音楽と歌詞と動画が合っていることが大切、という思いがあり、曲を聴いたときにとてもすてきな歌だと感じ、そこからイメージが広がったそうです。
ちょっとだけオープニングのヒントをご紹介すると・・・
まず青空に鳥とタイトルが現れて・・・。
そのタイトルの題字が初期のディズニーアニメなどを参考にしたカリグラフ(装飾された描き文字)ふうの題字なんだそうです。
アニメーション作りには多くの人たちの力が必要です。「なつぞら」でも当時のアニメ制作を再現するため、ドラマの中に登場するアニメをつくるために、たくさんの方々にご協力頂いています。本日はそのコアになる3名の方をご紹介いたします!#なつぞら #いそP
詳細はコチラ↓https://t.co/QavBYWuT8p
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年3月5日
テーマは「なつと動物たちの小さな冒険」!となりのトトロっぽい感じになるのでしょうか?
子供のなつは刈谷さんのイメージのキャラクターで、大きくなったなつは少し広瀬すずさんに寄せたそうです。
残念ながらオープニングのネタバレはこれだけです。
さて、どんな映像になっているのでしょうか、とても楽しみです(^ ^)
まとめ
NHK連続テレビ小説「なつぞら」のオープニングは、全編アニメーションで描かれます♪
ヒロインのなつと動物たちの小さな冒険がテーマ。
このタイトルバック映像を担当したのは、元スタジオジブリにいた舘野仁美さんと、舘野さんたっての希望で若き天才、刈谷仁美さんが中心となりました。
タイトルバックに流れる主題歌はスピッツの「優しいあの子」♪
なつと動物たちの冒険に、スピッツならではの美しく心地よいメロディが、夢と希望に満ちた世界観を演出します。
NHK連続テレビ小説「なつぞら」は4月1日スタートです♪