なつぞらは実話?元ネタモチーフは実在のアニメーター?

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4月1日(月)からNHK連続テレビ小説の朝ドラ「なつぞら」がスタートします!

 

 
 
 
 
 
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ヒロイン奥原なつを演じるのは広瀬すずさん♪

毎回朝ドラの放送の際に話題になるのが、登場人物キャストが実在するのか??モデルがいるのか??実話なのか??と言うことです。

今回はこのNHK朝ドラ「なつぞら」のヒロインが実在するのか、元ネタ【モチーフ】について調べてみました(^ ^)

広瀬すずさん演じる奥原なつとは、実在のアニメーターって本当???元ネタモチーフはあるのでしょうか??

 

 

目次

朝ドラ「なつぞら」ってどんなドラマ?

なつぞらの意味とは?タイトル由来が深い?【朝ドラ】

「なつぞら」はNHK連続テレビ小説のちょうど100作目という節目の作品。

こんなドラマです(^ ^)

ときは戦争が終わったあとの1946年。

戦争で両親を失った少女が、北海道の十勝で優しい大人たちによってたくましく育っていき、やがて十勝で育まれた豊かな想像力と開拓者精神を生かし、日本アニメの草創期に携わっていきます。

あらすじ

昭和21(1946)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9)は柴田剛男に連れられ、北海道・十勝にやって来た。
戦災孤児のなつを受け入れた酪農一家・柴田家は、北陸からの開拓移民。
剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。

剛男の父・泰樹は偏屈者で知られていた。
泰樹は、なつを厄介者と言いながらも内心、不憫に思っていた。
子供ながらに覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳絞りを懸命に手伝う。
なつの頑張りに心を動かされた泰樹は、生きる術をとことん叩き込む。
なつも天真爛漫な子供らしさを取り戻していく。

やがて、なつは素敵な馬の絵を描く少年・山田天陽と出会う。
天陽から当時、アメリカで流行っていた漫画映画の魅力を教えられ、〝絵が動く“夢のような世界があるのかと感動する。
高校生になり、なつは天陽の影響で、絵を描く仕事に夢を持ち始めていた。
そんな折、生き別れていた兄が東京で働いていると知らされ…。
なつに旅立ちの日が近づいていた―。

引用元 https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/1000/296281.html

この作品は脚本家、大森寿美男さんによるオリジナル作品。

正式なモデルの発表はありませんが、おそらくヒロインはアニメーターの奥山玲子さんをモデルにしているのでは?と思います。

理由についてはのちほどご紹介します!

 

脚本の大森寿美男ってどんな人物?なつぞらは実話で元ネタ【モチーフ】がある?

なつぞらでなつの子役は粟野咲莉!べっぴんさんなど出演作品は?

「なつぞら」の脚本を担当する大森さんは、1967年生まれの51歳です。

10代から演劇活動をスタート、劇団「自家発電」を旗揚げして演出を手がけるようになりました。

脚本家としてデビューしたのは1997年の「新・静かなるドン」。

また2009年には「風が強く吹いている」で映画監督デビュー、ヨコハマ映画祭や日本映画批評家大賞で新人賞を獲得するという華々しいデビューをしています。

主な脚本作品を少しご紹介しましょう。

【映画】

お墓がない!
くり家
星になった少年
風が強く吹いている
アゲイン28年目の甲子園
悼む人

【ドラマ】

夜逃げ屋本舗
泥棒家族
君を見上げて
時空警察2
てるてる家族
クライマーズ・ハイ
風林火山
黒部の太陽
悪魔ちゃん
精霊の守り人
フランケンシュタインの恋
どこにもない国

NHK作品がとても多い大森さん、大河ドラマは2007年の「風林火山」を、朝ドラは2003年の「てるてる家族」も手がけました。

作品を見てもお分かりいただけると思いますが、大森さんはジャンルを問わないようです。

コミカルな作品から歴史もの、青春もの、ファンタジー、それに時代劇など本当に作風は幅広いですよね。

大森さんのすごいところは、社会に対する鋭い視線。2000年には向田邦子賞を当時最年少で受賞しています。

こんなマルチな大森さんが描いた今回の朝ドラ「なつぞら」。

さて、これは実話なのでしょうか?

おそらく実話をモチーフにしたフィクションなのだと思います。

大森寿美男さんはこのように語っています。

製作陣と企画を検討する中で浮かんできたのが「アニメーション」。

大森さんがアニメーションに惹かれた理由は、スタジオジブリなどで活躍していた方たちの本が面白かったからなんだそうです。

日本のアニメ黎明期はどうたったのかと興味が深まっていったのと同時に、「北海道の開拓民」という題材にも興味を持っていた大森さん。

黎明期のアニメーターこそ開拓者であるーと気づいたそうです。

この物語を貫くテーマは「開拓者精神」!

そんな思いを込めつつ、帯広の菓子店、新宿のカフェ、浅草の劇場、声優の草分け、学生運動など、時代を象徴するモチーフをたくさん盛り込んだストーリーになっているそうです。

 

 

なつぞらで広瀬すずが演じる奥原なつのモデルは奥山玲子?

なつぞらモデルは誰?広瀬すずは奥山玲子で宮崎駿と関係?【朝ドラ】

公式サイトでは「脚本家・大森寿美男によるオリジナル作品」となっていますが、大森さんご自身は「スタジオジブリ」などで活躍した方たちの本が面白かったと語っているので、この辺がキーワードになっているのではないでしょうか。

またモデルの参考として、こんなこともインタビューに答えていました。

好きだった「あしたのジョー」「アルプスの少女ハイジ」などは主人公に親がいません。

その奥には戦災孤児が多かった当時の社会背景が想像でき、そのころのアニメーションの世界はどうだったのかと、興味が湧いてきました。

なので、やはりアニメーション草創期や、スタジオジブリに関係している女性がモデルだと考えるのが自然ですよね。

そしてもうひとつのキーワードが「北海道の開拓民」ということで、そのふたつをリンクさせたものがモデルのようです。

そこで浮かんできたのが奥山玲子さん♪

大森さんは今回アニメーションの取材でジブリ出身の舘野仁美さんや、東映動画で日本アニメーションの黎明期を支えた宮崎駿さん、それにレジェンドといわれる小田部羊一さんたちに取材をされています。

この小田部羊一さんこそ、モデルと噂されている奥山玲子さんのご主人♪この「なつぞら」で時代考証をされています。

ここで奥山玲子さんについてご紹介させていただきますね(^ ^)

奥山玲子さんは仙台で生まれ育ち、病弱だったこともあり文学少女だったそうです。

その後東北大学教育学部に進学します・・・が、途中でやめて上京、デザイン会社へ入社しますがその会社が不景気のあおりを受けたため、叔父のすすめで東映動画に入社しました。

東映動画の長編1作目となる「白蛇伝」の動画を担当、4年後には「アラビアンナイト シンドバッドの冒険」で原画を担当し、女性アニメーターのリーダー的な存在に。

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そして1963年、後輩だった小田部羊一さんとご結婚♪ 出産後また東映動画に復帰します。

当時から地味な世界だったアニメ界(^_^;)ですが、そんな中奥山玲子さんはファッショナブルな洋服で出勤していたそうです。

その後夫の小田部羊一さんとふたりだけのスタジオ「アトリエ羚」を主催したり、共通のペンネーム「あんていろーぷ」を使うなど、おしどり夫婦として知られていました。

小田部羊一さんは宮崎駿さん、高畑勲さんとともにのちのシンエイ動画となるAプロダクションに移籍し、その後そのふたりとともにのちに日本アニメーションとなるズイヨー映像に移籍。

奥山玲子さんも小田部羊一さんの誘いを受け、ズイヨー映像に入社していますが、その後フリーとなりました。

そして2007年、肺炎により71歳でお亡くなりになっています(T . T)

このように日本にアニメーションが広まろうとしていたとき、第一線で活躍されていた女性が奥山玲子さん。

モデルにするにはぴったりだと思いませんか?

なつぞらのヒロイン奥原なつはどんな人物?

なつぞら題字デザインは刈谷仁美!タイトルバックアニメも

では「なつぞら」のヒロイン、奥原なつについてご紹介します。

 

 
 
 
 
 
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奥原なつ:広瀬すず(ひろせ すず)

昭和12(1937)年生まれ。
両親を戦争で亡くし、兄妹と別れ、父の戦友・柴田剛男(たけお)に引き取られ、十勝に移り住む。

剛男の義父・泰樹(たいじゅ)のもとで、牧場を手伝ううちに、持ち前の明るさを取り戻す。

高校卒業後は上京し、草創期を迎えていたアニメーション業界に飛び込む。
アニメーターとして、大自然の中で育まれたみずみずしい感性を発揮していく。

引用元 https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/1000/296281.html

脚本家の大森さんのイメージにあった「両親がいない」という設定がここにありますね。

そしてなつが引き取られることになった柴田家は、北陸からの開拓移民でした。

ここにも構想にあった開拓民が登場。

ただ奥山玲子さんは孤児ではありません。ただ大学を中退したあとは家出同然で上京したらしいので(^_^;)ある意味親がいない?というのも遠からずでしょうか。

ただ、ここまでに舞台が北海道の十勝である理由が出てきていません。

それにはこんな理由がありました。

奥原なつには奥山玲子以外にもモデルが?

anoneで広瀬すずの演技が意外に上手い?影のある役に絶賛の声?

そう、もうひとりモデルに近い人物の存在があったのです。

それは画家の神田日勝さん。

大森寿美男が好きな画家で、舞台の題材にしたこともあるほど。

この神田日勝さんは空襲を避けて、一家で東京から北海道の十勝に移り住んでいたそうです。

ちなみに北海道の「柳月」というお菓子屋さんでは、神田日勝さん絶筆の「馬」をモチーフにしたお菓子を発売♪

この柳月はドラマに出てくる小畑雪之助(安田顕)が経営する「雪月」のモデルだと、わたしは勝手に思っています(笑)

ちなみにこの柳月の人気商品は「三方六」、みなさんは食べたことがあるでしょうか?

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さて、このように北海道の十勝が物語に組み込まれた理由は、大森さんが好きな画家、神田日勝さんが疎開していた場所。

そこに親のいないヒロイン、そして開拓民というキーワードが合わさって構想ができました。

なつにとって家族は大切にしないと失ってしまう存在・・・家族の思いを人一倍受け止め、大事にしながら自分の道を見出していくことが生きるための戦いであり、それがなつの”意思”。

大森さんは、そんなヒロイン像を描いたそうです。

ドラマでは高畑勲さんや宮崎駿さんなどのモデルも登場するので、まったくのフィクションではないと思いますが、ヒロインは奥山玲子さんと神田日勝さんをモチーフに、大森さんが考え出した人物。

ただ、ドラマには馬の絵が得意でベニヤ板に絵を描く少年も登場するので、実際の神田日勝さんのモデルはその少年、山田天陽(青年になってからは吉沢亮さんが演じます)だと思いますが、ヒロインにも神田日勝さんの何かが投影されているのだと思います。

大森さんはこのようにコメントしていました。

なつの恋愛や結婚も含めた人間模様を、是非楽しみにしていてください!

今日本のアニメが世界で認められているのも、酪農の土地が銘菓の里になったのも、当時の人々が未来へつなげてくれたから。

朝ドラも100作目をいい形で未来につなげたいと思います。

まとめ

朝ドラ広瀬すず起用発表が早すぎる?ヒロインは若手無名を使うべきと批判も?

NHK連続テレビ小説「なつぞら」は4月1日(月)からスタートする、朝ドラ100作目となる記念の作品です。

原作は脚本家の大森寿美男さんのオリジナルですが、ヒロインのモデルとされているのが、日本のアニメーション黎明期に活躍した奥山玲子さんと、画家の神田日勝さん。

日本アニメーションの草創期を、フィクションを織り交ぜながら作られていくのではないでしょうか。

開拓者精神があってこそ未来があり、今の自分たちにつながる

そんな思いが込められているそうです。

スタートが楽しみです!

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