NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」が、神木隆之介さん主演で2023年4月からスタートし、主人公の槙野万太郎と寿恵子(すえこ)が結婚し新章がスタートしました。
このドラマは、植物学者・牧野富太郎(まきの・とみたろう)をモデルに植物に一途に情熱を注ぎ続けた主人公・槙野万太郎(まきの・まんたろう)の波乱万丈な人生を描いたドラマです。
ついに結婚した寿恵子(スエコ)と万太郎。かわいい女の子・園子が誕生し、プライベートでは幸せな万太郎ですが、植物学の研究では大事件が起こります。
東京大学の教授の田邊彰久が「ムジナモ」の論文をきっかけに、万太郎の東京大学植物学教室への出入りを禁止する事態に。この後万太郎はどうなってしまうのか??
そして万太郎モデルの牧野富太郎さんが、田邊教授のモデルと言われている矢田部教授から東京大学の出入りを禁止された実話をご紹介しつつ、植物学教室を出入り禁止になってしまった理由についてもご紹介していきます。
田邊教授が万太郎を東京大学出入りにした理由はなぜ?実話の史実ではどうだったのでしょうか??
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田邊教授が万太郎を東京大学出入りを禁止に!ムジナモの論文で事件が!
徳永政市助教授のモデルは松村任三!牧野富太郎とは確執があった?
まずは、万太郎が田邊教授に東京大学植物学教室を出入り禁止された衝撃の事件についてのネタバレをご紹介です。
ムジナモの開花から4か月―。徳永(田中哲司)はドイツへと旅立ち、大窪(今野浩喜)は助教授となった。田邊(要潤)は、恩人である森有礼(橋本さとし)が文部大臣になったことで、女学校の校長に就任。槙野家では、寿恵子(浜辺美波)が第2子を授かり、園子が元気に動き回る中、万太郎(神木隆之介)はムジナモの研究に没頭。そしてついに、精密に描かれた植物画と論文が完成。それを見た田邊(要潤)は…
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/115236056
「では #ムジナモ の花は世界の誰も知らない――ありえなかったはずの花…!?」
「ああ。槙野は、咲かない花さえも咲かせてみせた…」
万太郎を見つめ続けた田邊。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #田中哲司#前原滉 #前原瑞樹 #要潤 pic.twitter.com/G5MPu2vUld
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 27, 2023
万太郎が寿恵子と結婚して、実家から東京大学に戻った後から、田邊教授の気持ちに変化が表れていました。
万太郎が学歴がないことから、私のものになれと言い、教授直属の「プラントハンター」になるように要求。
この申し出を断ってから、田邊教授・万太郎それぞれが苦悩することになります。
そんな中、万太郎が「ムジナモ」を発見。ところが、万太郎はその植物画何なのか?最初はわかりませんでしたが、田邊教授のおかげで「ムジナモ 」であることがわかり論文を書くことを許されます。
家庭を顧みず、懸命にムジナモ の植物画と論文を作成し、万太郎の描いた論文と植物画が載った植物学雑誌が制作されました。
しかし・・・その雑誌を見て驚く田邊教授。
その内容は、万太郎1人の功績としての内容で、ムジナモだと教えてくれた田邊教授の名前が記載されていなかったのです。
怒り出す田邊教授に意味がわからない万太郎。窪田助教授が、田邊教授の名前を入れるべきだったことを、説明します。
しかし時既に遅し・・・おそらく「ムジナモ」のことだけでなく、今までの万太郎に対する思いが爆発したのか・・・田邊教授は万太郎に植物学教室の出入りを禁じるのでした。
田邊教授が万太郎を東京大学出入りを禁じた理由はなぜ?きっかけは「ムジナモ」だけど嫉妬?
らんまん森有礼のモデルは実在の文部大臣!矢田部教授との関係とは?
ドラマでは、田邊教授が万太郎の出入りを禁じたきかっけが、ムジナモの論文の内容で田邊教授に敬意を表さなかったことだと描かれていました。
しかし「出入りを禁止する」という前には、今までの田邊教授の思いがあふれ出るように、回想シーンが。
その回想シーンから、田邊教授が万太郎を東京大学の出入りを禁じた本当の理由は、嫉妬のようでしたね。
植物学教室の仲間たちからも絶賛され、ロシアのマキシモヴィッチ博士まで万太郎のことを絶賛。最初は万太郎の敵だったはずの、徳永教授も万太郎の味方に。
才能もあり、周囲から好かれている万太郎に嫉妬した・・・というのが、東京大学の出入りを禁じた理由となっていると思います。
そんな万太郎の東京大学植物学教室の出入り禁止ですが、万太郎のモデルの牧野富太郎さんも同様に、田邊教授のモデル・矢田部教授から東京大学の出入りを禁止された事件が起きています。
万太郎の東京大学出入り禁止は実話なんです。
以降では、そんな万太郎と矢田部教授との東京大学の出入り禁止事件の実話をその理由についてご紹介していきます。
田邊教授が万太郎を東京大学出入りを禁じたきっかけは「ムジナモ」ではなかった?
要潤さん演じる田邊教授のモデルは、牧野富太郎さんが出入りしていた東京大学植物学教室の教授だった矢田部良吉教授だと思われます。
牧野富太郎さんは、万太郎と同様に、上京した時に東京大学の植物学教室に行き、そこで矢田部教授に面会。
またその時、松村任三、大久保三郎という2人の助教授がいました。
らんまん:田中哲司が登場 東京大学植物学教室の助教授役 万太郎の“障壁”に? #朝ドラ #朝ドラらんまん #徳永政市 #田中哲司 https://t.co/E8rcNGex7W
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) May 14, 2023
ちなみに、松村任三は、朝ドラ「らんまん」では、田中哲司さん演じる徳永政市助教授のモデル、そして、大久保三郎は今野浩喜さん演じる講師(後に助教授に)の大窪昭三郎だと思います。
【そこに愛はあるんか?】NHK朝ドラ「らんまん」今野浩喜演じる講師の大窪登場 ネット「すっかり役者さん」「そこにアポはあるんか!?」https://t.co/4RUiTFpUdw#朝ドラらんまん の第32話(16日放送)。今野浩喜演じる大窪昭三郎が登場した。
— イザ!編集部 (@iza_edit) May 16, 2023
そして矢田部教授から植物学教室への出入りを許可され、東京大学にある、専門書籍や植物標本を自由に利用できるようになりました。富太郎さんは植物学の研究に没頭します。
そして「らんまん」と同様に、植物学教室の東大生たちや、助教授たちとともに、植物学雑誌を制作。
また自分でも植物学図鑑を制作して出版し、希少な食中植物を発見して、ムジナモと名付けたりと、その名は日本だけでなく世界で知られるようになりまり、植物学で大きな評価を得ることになります。
もちろん、最初は良好だった富太郎さんと矢田部教授。ところが、矢田部教授は富太郎さんに東京大学の出入りを禁じます。
1890年・明治23年に富太郎さんは、「日本植物志図鑑」の第6集を出版します。すると、矢田部良吉教授から突如、植物教室への出入りを禁じられてしまったんです。
その時、富太郎さんに矢田部教授が説明した理由は富太郎さんが出版を続けていた「日本植物志図鑑」と同様の本を植物学教室で出版することにしたので、所管する書物や標本を部外者には見せられないと言うものでした。
ドラマではムジナモの論文がきかっけでしたが、牧野富太郎さんに関する様々な本を読んでみたのですが、ムジナモの論文がきかっけであると記載されているものはありませんでした。おそらく「ムジナモ」の論文がきっかけとなったのは、ドラマオリジナルだと思われます。
田邊教授が万太郎を東京大学出入りを禁じた本当の理由の実話は諸説ある?
ドラマでは田邊教授の万太郎への嫉妬が、東京大学の出入りを禁止した大きな原因となっているように描かれていました。
実際の牧野富太郎さんと矢田部教授の史実・実話はどうだったのでしょうか??
当時、矢田部教授から東京大学の出入りを禁じられた後、納得がいかない富太郎さんは困惑します。
そして豹変してしまった矢田部教授の富士見町(現在の千代田区)の自宅を訪ねて、改めて真意を聞いたそうです。
富太郎さんは「自分は私利私欲で植物の研究をしているわけではない」「先生のような大先輩が数少ない後輩研究者を引き立ててくれることが植物学の発展につながる」と必死に言葉を尽くし出入りを許してくれるようにお願いしました。
しかし、聞く耳を持ってくれなかった矢田部教授。出入り禁止を繰り返しただけだったそうです。
実は、当時、矢田部教授が牧野富太郎さんを東京大学を出入り禁止にした真意は本人の口から語られなかったことで、はっきりとわかっていなかったようです。
ただ、多くの本で唱えられている説は、ドラマと同様に、矢田部教授の富太郎さんへの嫉妬でした。当時、牧野富太郎さんが植物学者として注目されていたことが理由となっていたのでは?というもの。
そう唱えている書籍には、矢田部教授がやったことは、アカデミックハラスメントで許されることではないと強く批判している内容が書かれていました。
ちなみに、牧野富太郎さんの自伝ではこのことを恨みに思っていたこともあり、のちに矢田部良吉教授が非職となったことについて、牧野富太郎さんは著書にこう記載していました。
「その原因は権力争いであったといわれる。遠因として、矢田部良吉教授は西洋かぶれで鹿鳴館でダンスに夢中になったり、兼職で校長をしたり、雑誌への投稿が物議をかもしたことなどがある」
矢田部良吉教授は日本人離れした思考や、マイペースな性格などで、今でいうお騒がせ人物だったともいわれているのですが、そんな矢田部教授を痛烈に批判するような書き方でした。
しかし、他の説も唱えている書籍もありました。
当時、牧野富太郎さんが植物学教室だけでなく下宿でも研究を続けていたため、大学の貴重な標本や書類を大量に借り受けて下宿に持ち帰ってしまい、長期にわたって返却が滞ってしまったこと、大量の資料を富太郎さんが持ち出していることで、研究が遅延してしまっていると、しばしば苦情が寄せられた事実が書かれていました。
また、大学生でもない富太郎さんの東京大学の植物学教室への出入りを良く思っていない周囲からの苦情を受けての宣告だったと言う話もあり、そのことが理由だったと語られていました。
また、植物学に夢中で周囲が見えない富太郎さんが、矢田部良吉教授に対して、失礼な言動を繰り返していた可能性もあるのでは?という声もあったそうです。
そのあと、富太郎さんは矢田部教授の心無い仕打ちに対抗心を燃やして、「日本植物志図鑑」の更新を続けていき、2人の確執は続いていきます。
矢田部教授が、はっきりとその理由について語っていないので、そのはっきりとした理由は残念ながら判明しないのでは?と思われます。