純情きらりモデルは誰？原作は太宰治の子供？

朝ドラ「純情きらり」とは？モデルが太宰治の画家が登場！

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「純情きらり」は2006年4月3日から9月30日まで放送された朝ドラです。

NHK連続テレビ小説としては74作目となり、平均視聴率は19.4％でした。

本日午後4時20分から #純情きらり の再放送が始まります( *´艸｀)✨

音楽をこよなく愛する主人公… #エール にも通じるものがあるかもしれませんね🎵
毎週月～金に1日2話ずつ放送なのでみなさん一緒に実況ツイートしましょう👍#宮崎あおい #寺島しのぶ #西島秀俊 #井川遙https://t.co/352objtN4O pic.twitter.com/ZFQkT0FTIx

— NHK スクエア【公式】 (@NHK_DVD) July 6, 2020

ヒロイン桜子はふたりの姉と弟の4人姉弟。桜子が4歳のときに母親マサ（竹下景子）を亡くします。

ちなみに竹下景子さんはナレーションも担当されました。

子供たちのために再婚を考えて父親の源一郎（三浦友和）でしたが、大反対の桜子が見合いの席をメチャクチャに・・・(^_^;)

そして桜子は16歳になり、ピアノを習いたくて音楽学校に進学したいと言います。

そんなとき源一郎が事故で亡くなってしまいます。

周囲から反対されるも音楽学校を受験。ですが落ちてしまいます(>_<)

やがて戦争に。戦争に翻弄され、数々の障害を乗り越え、ジャズピアニストを目指した桜子のストーリーです。

脚本は「ラブジェネレーション」「大奥」「八日目の蝉」などの浅野妙子さん。

今回原作となった「火の山」を読んだとき、ぜひドラマにしてみたいと思ったそうです。

夢に破れ、恋人も失い、それでも懸命に生きた女性たちの生命力、あたたかさ、明るさを映像化することは、きっと意味ある試みになる、と期待もあった、と浅野妙子さんは語っています。

ちなみに「純情きらり」では、あのあまりにも有名な太宰治をモデルとした画家の杉冬吾（西島秀俊）が登場！同じ芸術家仲間として桜子が相談をできる兄のような存在なんです。

そんな桜子の波乱万丈な人生を描いた「純情きらり」。

ヒロインの有森桜子とはどんな女性だったのでしょうか？

 

 

純情きらりでヒロイン有森桜子とは？

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「純情きらり」で宮崎あおいさんが演じたヒロイン、有森桜子とはこんな人物です。

有森家の三女で、4歳の時に母を病気で亡くして以来、父の手で育てられる。

明るく、感受性豊かで、自由な発想と行動力があり、姉弟思いでもある。

幼い頃からピアノが大好きで、周囲の反対を押し切って、東京の音楽学校を受験する。

東京でジャズの生演奏にふれ、将来、ジャズピアニストになることを夢見るが…。

引用元　公式サイト

母親を小さいときに亡くし、父親、源一郎（三浦友和）に育てられた桜子。

4人姉弟で上から順番に、笛子（寺島しのぶ）、杏子（井川遥）、桜子（宮崎あおい）、そして一番下が長男の勇太郎（松澤傑）。

ちなみに子供のころの桜子は、当時9歳の美山加恋ちゃんが演じていました。

今ではこんなに大きくなりましたが。。。

最近全然ツイートしてなかったから、写真貼っておこう…！笑☺︎

元気ですよ。

髪切ったよ。 pic.twitter.com/hzmcxfksAo

— 美山加恋 (@karen_miyama) June 24, 2020

桜子はのちに八丁味噌蔵元の跡取り、松井達彦（福士誠治）と結婚します。

桜子の姉、笛子（寺島しのぶ）は杉冬吾（西島秀俊）と結婚しますが、この冬吾のモデルが太宰治です。

ちなみに冬吾は「純情きらり」では画家です。

笛子と冬吾には加寿子・亨・由紀子という3人の子供がいますが、原作の作者も同じく3人姉弟の次女です。

そんなヒロインにモデルがいるのか？気になりますよね。

ますは、この原作『火の山―山猿記』のストーリーと、原作のモデルについてご紹介していきます。

 

 

純情きらりの原作のモデルとは？「火の山―山猿記」

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「純情きらり」の原作『火の山―山猿記』は津島佑子さんの小説。

津島佑子さんの父親は作家の太宰治さん。「走れメロス」や「人間失格」などの作者です。

津島佑子さんは1歳のときに父親（太宰治）を亡くし、12歳のときには兄も病死。母と姉の3人で暮らしていました。

津島佑子さんも国際的に評価が高い小説家。

『火の山―山猿記』は、第34回谷崎潤一郎賞と第51回野間文芸賞を受賞しました。

火の山 山猿記 上 /講談社/津島佑子

火の山 山猿記 下 /講談社/津島佑子

「群像」にて1996年から1997年まで連載された小説です。

モデルとなったのは、津島佑子さんの母方の家族。津島佑子さんの母方の祖父で、地質学者だった石原初太郎さん一家です。

小説では、石原初太郎さんをモデルにしたのが有森源一郎。その有森家の8人の子供たちの壮大なストーリー。

「純情きらり」でも源一郎、マサ夫婦はそのままの名前です。

原作の語り手となるのは勇太郎です。ドラマでは存在感が薄かったですね(^_^;)

8人の子供も、ドラマでは3人に。

さて、では桜子のモデルは誰？

 

 

「純情きらり」モデルは？ヒロイン有森桜子は太宰治の妻？

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「純情きらり」のヒロイン、桜子のモデルは、調べてもよくわかりませんでしたm(__)m

先ほどご紹介した、太宰治さんがモデルとなる杉冬吾（西島秀俊）は、姉である有森笛子（ありもり ふえこ）の夫になるんです。

ちなみに笛子は女優の寺島しのぶさんが演じています。

原作では杉冬吾は、放蕩者？のように描かれていますが、実際に太宰治さんは浮気と自殺を繰り返す、いわば破滅型の人物でした。

実際には太宰治さんは津島佑子さんの父親。

なので津島佑子さんは、笛子と冬吾の子供にあたります。

桜子は津島佑子さんにとって叔母にあたる人物。桜子と太宰治さんのモデル、冬吾は義理の兄妹ということです。

実名は、笛子は津島美知子さんですが、桜子と杏子に関してはよくわかっていません。

美知子さんの姉妹には、京城帝国大学助教授の男性と結婚した喜代子さん、それに東京火薬工業に勤める男性と結婚した宇多子さんがいます。

ですが八丁味噌蔵元の跡取りで、ピアニストを目指す男性と結婚した、という実話は見つかりませんでした。

ノンフィクション小説ではないので、桜子に関してはフィクションで描かれたのだと思います。

ということで、原作者の津島佑子さんは太宰治さんの娘ですが、「純情きらり」のヒロイン、有森桜子ではありません。

 

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純情きらりヒロインのモデルは太宰治の子供で原作者の津島佑子なのかのまとめ

朝ドラエール撮影休止で今後の放送が心配！けど良かった安心の声も

「純情きらり」の再放送がスタートしました。

「純情きらり」は2006年に放送された朝ドラで、ヒロイン桜子は宮崎あおいさんが演じています。

原作は「火の山―山猿記」で、作者は太宰治さんの子供、津島佑子さん。

「純情きらり」では太宰治さんは桜子の姉、笛子の夫。

もしかしたら津島佑子さんが桜子のモデル？と思いましたが、津島佑子さんにとって桜子は叔母にあたります。

「純情きらり」のヒロイン、桜子のモデルは笛子の妹で実在はするかもしれませんが、その人生についてはフィクションかな？と思いました。

「純情きらり」の再放送、14年ぶりにお楽しみください！