犯人が犯人として描かれておらず、犯人を追い込むキャストが犯人扱いされるという、今までにないミステリードラマ『愛してたって、秘密はある。』ですが、そのストーリーが複雑すぎるからか今更ながら原作に注目が集まっているようです。
そこで今回は、改めて『愛してたって、秘密はある。』の原作や脚本家などをご紹介していきたいと思います。
愛してたって秘密はあるの原作とは？
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母にDVをする父親を殺してしまった黎と、過去に闇を抱える爽の結婚に向けた恋愛を描いたドラマではありますが、ソコには様々な横やりが入ってきます。
そんな『愛してたって。秘密はある。』には、果たして原作はあるのでしょうか？
公式サイトなどを調べてみると・・・原作は存在していないようです。
ただ、『企画・原案 秋元康』の文字が！
そうです。『夕焼けニャンニャン』に始まり、今では『AKB48』などのアイドルグループの総合プロデュースで知られる、かの『秋元康（あきもとやすし）』氏です。
今では、アイドルのヒット請負人的なポジションで認識されている方が多いかもしれませんが、秋元康氏は元々は「放送作家」として業界に入った経歴を持ちます。
放送作家デビュー後はプロデューサーや作詞家、企画プロデューサー、演者など非常に多彩な一面を持つ秋元康氏ですが、今回のように「企画」や「原案」を手掛けた作品は数知れず、「ヒットの影に秋元有り」と世間に言わしめる存在ですね。
放送作家ということで、テレビのお仕事のメインはバラエティ番組が多く、代表作は『ひらけ！ポンキッキ』や『夕焼けニャンニャン』『とんねるずのみなさんのおかげです』などなど、10年を超える長寿バラエティ番組も多く排出している傍ら、最近では、「AKBグループ」や「坂道シリーズ（乃木坂46・欅坂46）」関連のバラエティ番組の総合プロデュースも手がけています。
今回のようにテレビドラマの企画・・原案を手がけるのは最近では、自身の総合プロデュースするアイドルグループの出演ドラマがメインになっていましたが、『マジすか学園シリーズ』や『私立バカレア高校』『徳山大五郎を誰が殺したか？』など、深夜ドラマながら高視聴率を記録している作品も多く、今回の『愛してたって、秘密はある。』の企画・原案のオファーが行ったものと考えられます。
過去には、ロックの神様・矢沢永吉さんの楽曲をドラマ化した『アリよさらば（1994年）』も手がけています。
愛してたって秘密はあるで秋元康のコメントとは？
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ドラマのコンセプトは、『恋人のことをどれくらい知っていますか？』ということです。
きっと、誰もが何らかの秘密を抱えながら生きているでしょう？
では、恋人が抱えている秘密をどれくらいまでならあなたは耐えられますか？
もし、婚約者が“母親を守るために実の父親を殺してしまった”と知ったら？
自首を勧めますか？
二人の秘密にしますか？
恋人がいる人もいない人も、真実の愛の答え合わせをしてください。
参照元 http://www.ntv.co.jp/aishitetatte/comment/index.html
コメントを拝見する限り、最近『欅坂46』に提供している連続ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか？』や『残酷な観客達』のミステリーロジックの印象を強く受けますね。
両ドラマとも視聴者は非常に人気が高く、最後まで、意図や犯人が分からない複雑に絡み合ったストーリーが高評価を得ていました。
バラエティ番組に力を入れていた秋元康氏の新たな投げかけに世間の反応はどうなるのか非常に見ものですね。
愛してたって秘密はあるの脚本家は？
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さて、そんな強烈なイメージのある秋元康氏の企画・原案を受け持つ脚本家の方はどんな方なんでしょうか？
公式サイトの公表では、桑村さや香（くわむらさやか）さんと言う方のようです。
桑村さんは、35歳と脚本家の中では、まだ若手に分類される年齢ではありますが、2008年に『輪廻の雨』というドラマで「フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞。
『恋仲（2015年）』『好きな人がいること（2016年）』などフジテレビの月9の脚本も担当している期待の若手脚本家ですね。
さらに2013年の『So long!』を始め、秋元康氏のプロデュースするアイドルグループのメンバーが出演するドラマの脚本も手がけているということで、秋元氏とのパイプもしっかりしているものと考えられます。
まとめ
今回、『愛してたって、秘密はある。』の原作や脚本家についてまとめてきましたが、誰がなんと言おうと「錚々たる顔ぶれ」と言わざるをえないですね。
ドラマとしては、まだ序盤が終わったくらいでなんとも言えませんが、衝撃なクライマックスが訪れることを期待させてくれますね。
