NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんが演じる主人公、槙野万太郎(まきのまんたろう)のモデルは、日本の植物学の父、と呼ばれる牧野富太郎(まきのとみたろう)さんです。
最終回に向けて、万太郎はさらにさまざまな人たちとの出会いがあるようです。
そんな「らんまん」の24週「ツチトリモチ」では万太郎に、南方熊楠(みなかた・くまぐす)と言う人物から標本が届けられます。
そんな南方熊楠のモデルは同名の人物で、博物学者や生物学者などとして知られている方です。
今回は朝ドラ「らんまん」に登場する南方熊楠さんと牧野富太郎さんの接点や関係について調べてみました!
史実でおふたりは、どのような関係にあったのでしょうか?槙野万太郎と南方熊楠とのやり取り、関係性は実話?ドラマのネタバレもありますので、ご注意ください!
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南方熊楠から標本が槙野万太郎の元に届く!神社合祀令が関係のネタバレとは?
相島圭一のモデルは五島慶太で実在の渋谷「東急」創業者【らんまん】
朝ドラ「らんまん」に南方熊楠の名前が登場するのは、2023年9月12日(火)放送の第117話からです!
万太郎とは手紙のやりとりだけなので、今のところ南方熊楠という人物は登場しません。なので誰かが演じるのか判明していません。
標本の完成が近づく万太郎は、少し怖いと弱気になっていました。
「この図鑑は…愛されるじゃろうか」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #濱田龍臣 pic.twitter.com/YYkeTE4kO5
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 10, 2023
今後も登場するかどうかは、まだわかっていません。なので、もしかしたら誰も演じることがなく、手紙だけの登場かもしれません。
第24週「ツチトリモチ」(117)
らんまん渋谷編キャスト!荒谷のおじさん役やフミ役の那須凛など
寿恵子(浜辺美波)が待合茶屋を、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が屋台を始め5年。農科大学に通い、酵母菌の研究をしている藤丸(前原瑞樹)は、成果を竹雄と綾に発表する。一方、万太郎(神木隆之介)の元には、新種かどうか検定してほしいと標本が届く。送り主は南方熊楠。ただならぬ情熱に、虎鉄(濱田龍臣)は苦手意識をもつが、万太郎はいつか会ってみたいと喜ぶのだった。
引用元 ヤフーテレビガイド
第24週「ツチトリモチ」(118)
熊楠から送られてきた標本の中には、120年に一度しか咲かないと言われているハチクの花の標本があった。翌年、日露戦争が勃発。渋谷は、電車の開通で交通の要所として発展を遂げ、寿恵子(浜辺美波)の店は、ますますにぎわうようになる。ある日、植物学教室にも熊楠から手紙が届く。万太郎(神木隆之介)が、熊楠から手紙をもらったことがあると徳永(田中哲司)に伝えると…
引用元 ヤフーテレビガイド
第24週「ツチトリモチ」(119)
徳永(田中哲司)から、国が推し進める神社合祀令に反対している熊楠に深入りするなとくぎを刺された万太郎(神木隆之介)。しかし、野宮(亀田佳明)から神社の森の悲惨な現状を伝える手紙が届き、居ても立っても居られなくなる。 一方、寿恵子の店には逸馬(宮野真守)がやってくる。逸馬は、万太郎に資産家の青年・永守徹(中川大志)を紹介する。
引用元 ヤフーテレビガイド
第24週「#ツチトリモチ」#朝ドラらんまん https://t.co/Gx1jGY8eOz
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 10, 2023
南方熊楠は、植物学にとても熱心な人物のようです。きっと送られてきた手紙の文面からわかるのでしょうね。
万太郎にとって、とても興味深い人物です。
南方熊楠は国が推し進める、神社合祀令に反対している人物なので、深入りするなと徳永(田中哲司)に言われてしまう万太郎。
神社合祀令は、明治末期に多く行われた政策です。
複数の神社をひとつにまとめ、全体数を減らすというもの。
目的は神社の数を減らすことで、残った神社が設備や財産を蓄えられるようになり、神社の威厳が保てるようになる、というものです。
財政が負担できるくらいまで、神社の数が減らされたといいます。
「らんまん」で南方熊楠は、この政策に反対しているんですね。
徳永教授が知っているくらいなので、有名な反対派の人物なのかな?と思います。
いつの時代も国の政策に反対する人物は、危険人物とみなされるのですね(;^^)
ですが万太郎は野宮(亀田佳明)から、神社の森の惨状を知らされ、神社合祀令をやめさせたいと思うようになっていきます。
ということで、南方熊楠はとても熱心な植物学者?のようです。
そして国の政策である、神社合祀令の反対派の重要人物でもあるのかな?と思います。
年代や暮らしているところなどは、まだわかっていません。
ではモデルである南方熊楠さんとは、どのような人物だったのでしょうか!
南方熊楠と牧野富太郎との接点・関係はあった?
来週のらんまんに大物、2人
来週火曜日くらいの放送から物語に南方熊楠が絡んでくる。
史実では牧野と南方が会ったことは無いのでドラマに南方が出てくるか?は不明。
そんな南方の話をする万太郎に徳永は深入りするな、と釘をさす。そんな頃、寿恵子が渋谷に開いた店に早川逸馬がやってくる。 pic.twitter.com/EQmVEDVVac
— 花乃ひととき (@OuxOpuZbuIDk3O6) September 6, 2023
南方熊楠とは?
上のツイートにあるように、牧野富太郎さんと南方熊楠さんは、実際に会ったことはないそうです。
おふたりの接点は手紙でした。
南方熊楠さんは1867年に和歌山県でお生まれになりました。牧野富太郎さんより5歳年下になります。
東京で学生生活を送ったのち、アメリカ、そしてイギリスに渡り大英博物館で研究をされました。
当時の留学には莫大な費用がかかったそうですが、実家の財力で問題なかったそうです。
実家が裕福、というのは牧野富太郎さんと似ていますね。
19歳からの14年間の海外留学で、10か国語を理解したとか!
研究は博物学や植物学のほか、民俗学、生態学、人類学など多様に渡り、ほとんど公職にはつかず、民間の団体などで活動をされています。
帰国後は和歌山県の田辺に住み、民族などの研究や、菌類の研究などをされ、ネイチャーなどに多くの論文を発表されました。
菌類では新種70種を発見するなど、植物学の先駆者のひとり。
南方熊楠さんの生涯のなかで、もっとも時間を費やしたのは、顕花植物の研究だったそうです。
顕花植物とは、花を咲かせ実を結び、種子によって繁殖する高等植物のこと。
渡米前には日光で、渡米後もアメリカ各地で採集し、帰国後もおもに和歌山県南部の各地で大量の植物採集をされました。
また粘菌や隠花植物全般など、とても多くの標本を製作し、図として残されたそうです。
南方熊楠さんは1941年、74歳のとき自宅にて永眠されました。
南方熊楠と牧野富太郎との接点・関係性は手紙
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牧野富太郎さんと南方熊楠さんは、実際に会ったことはなかったそうです。
牧野富太郎さんからすると、自分が師匠なので、南方熊楠さんから挨拶に来るのが当然だ、と思っていたとか。
手紙でも南方熊楠さんは「牧野氏」、牧野富太郎さんは「南方君」で、南方熊楠さんが牧野富太郎さんを尊敬している心情も読み取れるそうです。
南方熊楠さんも牧野富太郎さんが田辺に来た時、会おうとされたそうですが、家の事情で会うことができなかった・・・そんなことでお二人の対面は実現されませんでした。
南方熊楠さんが植物鑑定の依頼を手紙でするなど、書簡でやりとりする関係でしたが、南方熊楠さんが亡くなったとき、牧野富太郎さんは雑誌に追悼文を載せています。
日本の植物学の黎明期に、個性的なふたりが現れたことで、おふたりともお互いに意識されていたそうです。
鑑定依頼
南方熊楠さんが知人を通じ牧野富太郎さんに送った、鑑定依頼の植物標本は実に400点以上!
南方熊楠さんが初めて和歌山で発見された「リュウビンタイ」や、120年に一度しか咲かない「ハチク」という竹の花などもそのひとつです。
小石川植物園にもリュウビンタイいるよ pic.twitter.com/WN67qHFHzr
— ゆるふわ生物学ロッキー (@rocky_yrfw) March 29, 2023
ハチクの花は1903年9月の地元紙の新聞紙に包まれていたそうで、当時南方熊楠さんはロンドンから帰国し、和歌山県で植物採集をしていたときでした。
不思議すぎる。いったい何のための開花。「花を咲かせたというのに、タネはまったくできず、タコノコすら育たなくなった。不吉なことに、その後竹林が再生する気配はまったくない」/広島でハチク(淡竹)が120年ぶりに開花。咲けば竹はすべて枯れ、自己破滅への序章となる https://t.co/ebrjZNk9MN pic.twitter.com/Wi8RTPHLiE
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) September 9, 2023
ハチクの花が咲くと、周りの竹もすべて枯れてしまう・・・?ちょっと怖いですね~。
ですが竹は開花後に一斉に枯れて、また新たな竹林を再生する、ということを繰り返しているんだとか。
その周期が120年・・・人の一生より長いんですね。
牧野富太郎さんからの回答は、それから7年後の1911年2月の書簡に同封されていたそうです。
お返事がくるまで、こんなに時間がかかるんですね!
専用の紙に「南方君ノ分」と書かれ、12点の鑑定結果が記されていました。
牧野富太郎さんも南方熊楠の意外な共通点とは?
牧野富太郎さんも南方熊楠さんも、実家が裕福だったというのが共通点ですが、ほかにもいろいろ共通点がありました!
家が酒蔵だったのも同じ!そしておふたりとも絵や語学に長けていた。
一番大きな共通点は、おふたりとも多くの植物を標本にして残したことです。
南方熊楠は神社合祀に反対していた?
ドラマでは南方熊楠は神社合祀に反対していましたが、実話ではどうだったのでしょうか?
神社を統合させる、政府による神社合祀反対運動は、1906年ころから行われるようになりました。
合祀された神社林は伐採されたため、自然景観や生物の保護のため、南方熊楠さんは反対していました。
各地で身近な神社がなくなっていくのを嘆き、新聞に反対意見を発表し、政府を批判しました。
批判の投稿は他の新聞でも発表されるようになり、中央の学者たちにも協力の働きかけをします。
なかでも東京大学の植物の権威だった松村教授には、神社合祀の批判を述べた長文の手紙を送っています。
この松村教授をモデルにしたのが、「らんまん」の徳永教授(田中哲司)です!
<来週の #らんまん>#神木隆之介“万太郎”、#田中哲司“徳永教授”の助手として
7年ぶりに植物学教室へ戻る
さらに学術調査団の一員として
台湾へ派遣されることに▼記事の続きはこちらhttps://t.co/MipLXnh2pW@asadora_nhk
— ザテレビジョン (@thetvjp) August 26, 2023
このことがあったから、「らんまん」で徳永教授は万太郎に、南方熊楠さんに関わるな、と忠告したんですね!
また文通していたという、民俗学者で当時内閣法制局参事官でもあった柳田國男さんも、反対運動に協力しました。
神社合祀反対運動は世論も味方し、次第に不合理な神社合祀はなくなりました。
南方熊楠さんは反対運動のほか、天然記念物の指定を働きかけたりして、自然保護に晩年までご尽力されています。
このことからエコロジーの先駆者とも呼ばれるようになりました。
ということで牧野富太郎さんと南方熊楠さんは、共通点も多くあり、植物学においてはいいライバル関係にありました。
南方熊楠さんは牧野富太郎さんを尊敬し、多くの標本を送り鑑定依頼をしています。
ですが実際に会ったことはなく、ふたりの接点は手紙のみ。
でもふたりの交流により、日本の植物学の礎ができたともいわれています。
南方熊楠と牧野富太郎の接点・関係のまとめ
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NHK連続テレビ小説「らんまん」に、南方熊楠が登場します!といっても演者の名前もないので、名前だけの登場になります。
ただ、今後登場する可能性はあると思います!
「らんまん」ではこれから万太郎のところに、南方熊楠から標本が送られてきますが、徳永教授から南方熊楠とは関わるな、と言われてしまいます。
その理由は政府が推し進める神社合祀に、南方熊楠が強く反対していたからです。
これは実話です!南方熊楠の同名モデルは19歳から14年間海外留学し、10か国語を理解できるようになり、博物学や生物学、民俗学など多くの分野で研究をしました。
帰国後は多くの植物採集をし、いろいろな論文を掲載。
そんなときに始まった、神社を統合する神社合祀に、猛烈に反対します。
徳永教授のモデルである、松村教授にも反対意見を述べた、長文の手紙を送っています。
「らんまん」でもおそらくこのことが描かれ、万太郎は徳永教授から、南方熊楠とは関わるな、と言われるのだと予想しています。
実際に牧野富太郎さんと南方熊楠さんは会ったことはなく、手紙だけの接点でしたが、ふたりはいいライバルでもあり、お互いを意識していたそうです。
南方熊楠さんが発見した、120年に一度だけ咲くというハチクの花。2023年に全国各地で開花が始まっているそうです!
南方熊楠さんが開花したハチクの標本を、牧野富太郎さんに送ったのが1904年。
およそ120年が経ちましたね。
「らんまん」で南方熊楠さんが、どんなふうに描かれるのか、とても楽しみにしています!