連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」が最終回に向けて結末が気になる時期に突入しました!
このドラマは実在の植物学者・牧野富太郎(まきの・とみたろう)さんがモデルの主人公の物語。
主演の神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんが演じる槙野万太郎(まきのまんたろう)の妻で、浜辺美波(はまべみなみ)さんが演じている槙野寿恵子(まきの・すえこ)は、家では内助の功で万太郎を支え、働いている料亭「巳佐登(みさと)」では、持ち前の度胸と頭の良さで大奮闘。
ドラマでは何度もトレンド入りするほど、万太郎を凌ぐ人気になっていますね。
そんな寿恵子ですが、叔母のみえ(宮澤エマ)から商売をしないか、店を出さないかと打診され待合茶屋(まちあい・ちゃや)の店を出すことになります!
寿恵子の店の名前は「山桃(やまもも)」です。そんな待合茶屋「山桃(ヤマモモ)」モデルは寿恵子のモデル、牧野壽衛子(まきの・すえこ)さんが経営していた「いまむら」です。
今回は朝ドラ「らんまん」で寿恵子の店・待合茶屋の「山桃(やまもも)」のネタバレと、モデルだと思われる待合「いまむら」の史実についてご紹介していきます。
この待合の経営、実話ではどうだったのでしょうか?また開店後「いまむら」はどうなったのでしょうか?
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待合茶屋「やまもも【山桃】」渋谷・寿恵子の店が開店!のネタバレとは?
らんまん渋谷編キャスト!荒谷のおじさん役やフミ役の那須凛など
寿恵子が始める商売・待合茶屋とは?
待合(まちあい)とは明治維新のあとに流行した貸席業のことです。主に芸妓を呼んでの遊興や、会議や密談などに利用されました。
料亭に近いですが、待合は料理を作る板場がないので、料理などは仕出しを使い、その手数料も売り上げのひとつとなっています。
板場がないのは、素人にとっても経営を始めやすい形態ですね。
始まりは江戸時代にあった、男女の密会に使われた出合茶屋で、その後芸妓を呼んで飲食をさせる待合茶屋が流行。
この待合茶屋が略されて、待合と呼ばれるようになりました。
待合茶屋は明治時代から流行し、どんどん件数を伸ばしていき、昭和の初期には2500軒を超えていたそうです。
待合は料亭、芸妓置屋とともに、風俗営業であり、警察の許可が必要です。さらに指定区域以外での営業は禁じられていました。
待合茶屋「山桃」渋谷・寿恵子の店が開店のネタバレとは?
料亭「巳佐登」の経営者で、寿恵子の叔母であるみえから、商売を始めないかと誘われた寿恵子。
夫とともに駆け上がってみなさいよ!と、やや強引に(;^^)説得するみえ。
ある日、みえは寿恵子に商売の話を持ちかけました。
「万太郎さんは、必ず大成しますよ」
「だったらあんたも、いっしょに駆け上がってみなさいよ」#朝ドラらんまん#浜辺美波 #宮澤エマ #遠山俊也 pic.twitter.com/weuEVHA0JR— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) August 30, 2023
菊鑑賞会で1等を取れなかった寿恵子の「ノジギク」を300円で買い取った岩崎弥之助(皆川猿時)。
【NHK人x物x録】 #皆川猿時
独占インタビュー&出演動画
『連続テレビ小説 らんまん』
僕が演じた岩崎弥之助は、三菱財閥の創設者である岩崎弥太郎の弟で、そりゃあもう、偉大な人物です。オファーが来たときは「俺でいいのかい?」って…続きは https://t.co/GXtB83B9IN#朝ドラらんまん— NHKアーカイブス (@nhk_archives) August 28, 2023
この弥之助の知人が、120円で渋谷の空き地を譲るとの話がありました。
当時の渋谷はすんごい田舎(;^^)で、寿恵子もその存在を知らなかったほど。どうやら田んぼしかないようです。
今でこそ一等地の渋谷。当時が田んぼだったって、想像できないですよね!
そこに弘法湯(こうぼうのゆ)という、大きなお湯屋があり、そこに陸軍の練兵場ができるらしいとの情報を、みえは聞いていました。
練兵場とは、兵士を鍛えるところです。
超田舎だった渋谷に人が集まる!?おいしい土地だと思ったみえですが、自分たちは権威もある「巳佐登」の経営者。
あっちこっちに手を出すわけにもいかないため、寿恵子にその土地を買って商売をしてみなさい、と勧めたのです。
みえの夫は、これから人が集まることになるので、その人たちを繋ぐ場所が必要との理由で、待合茶屋を勧めました。
寿恵子はこのことを万太郎に相談し、万太郎は寿恵子を応援します。
第113話
大学に辞表を提出した野宮(亀田佳明)は、東京を去る前に長屋を訪れ、生まれたばかりの千鶴を含む槙野家の肖像画を描く。寿恵子(浜辺美波)は、図鑑作りの夢をかなえるため商いを始めたいと万太郎(神木隆之介)に話す。万太郎は、新しい冒険に出る寿恵子を応援。寿恵子は、以前みえ(宮澤エマ)に勧められた地、渋谷へと向かう。
引用元 ヤフーテレビガイド
第114話
寿恵子(浜辺美波)は初めて渋谷に降り立つ。農村地帯が広がり、通りは汚く、居酒屋の店主・荒谷(芹澤興人)にここに来るのはやめた方がいい、と言われてしまう。しかし、荒谷の店で買ったお握りがとてもおいしく、りん(安藤玉恵)や子どもたちにも大好評。その夜、万太郎(神木隆之介)が植物と向き合う姿を見て、寿恵子は、渋谷をもっと観察しようと心に決める。
引用元 ヤフーテレビガイド
第115話
再度、渋谷へ向かった寿恵子(浜辺美波)。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞いて、渋谷の町に魅了されていく。そして、弘法湯の佐藤(井上順)、荒谷(芹澤興人)らを座敷に呼んだ寿恵子は、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。
引用元 ヤフーテレビガイド
わかっているあらすじでは、まだ寿恵子は待合をオープンさせていませんが、下見をしていくうちに、渋谷に魅せられていくんですね~。
第115話が放送されるのは、2023年9月7日(木)。もしかしたら8日(金)でオープンするかもしれませんね(≧∇≦)
「山桃」の由来・ヤマモモとは?
朝ドラ「らんまん」第23週のサブタイトルは「ヤマモモ」!こんな花です。
あちこちで、ヤマモモ(山桃、楊梅、学名: Morella rubra)の実がなっています。ヤマモモは日本に自生する植物で栽培しやすい植物です。
『和名類聚抄』(源順・平安中期)
「楊梅 爾雅注云楊梅<和名夜末毛々>。状如苺子赤色味甜酸可食之。七巻食経云山桜桃。有二種黒桜子<和名上同>味甜美可食矣。」 pic.twitter.com/o8plF1nYEN— 八條忠基 (@EeoduLzbYVjTprk) June 10, 2021
ヤマモモは夏に赤い果実が実ります。この果実は甘酸っぱく、生食可能。ジャムや果実酒にも利用されているそうです。
中国や日本が原産で、日本では関東以南の山地の暖地に自生しているとのこと。
朝ドラ「らんまん」では、上京して屋台を始めた綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)が、高知のヤマモモを出したことから、お店の名前となるようです。
<きょうの #朝ドラ #らんまん >
ラスト30秒で登場!#志尊淳 “竹雄”& #佐久間由衣 “綾”
「すっかりパパの顔!」期待の声▼記事の続きはこちらhttps://t.co/vTfGmAYHko
— ザテレビジョン (@thetvjp) September 1, 2023
「山桃」と名付けられた寿恵子の待合。その由来がどう描かれるのか、楽しみです♪
待合茶屋「やまもも【山桃】」渋谷・寿恵子の店は「いまむら」がモデルで実在!
槙野寿恵子が待合茶屋「山桃」を渋谷に!商売の実話とネタバレ【らんまん】
朝ドラ「らんまん」寿恵子(浜辺美波)のモデルは、万太郎(神木隆之介)さんのモデルである、牧野富太郎(まきのまんたろう)さんの奥様、牧野壽衛子(すえこ)さんです!
壽衛子さんは、実際に待合を経営されていました!
ということで、朝ドラ「らんまん」寿恵子の店「山桃」のモデルは、壽衛子さんが経営されていた「いまむら」です!
「山桃」のモデル待合茶屋「いまむら」を始めた理由
「らんまん」と同じように、牧野ご夫妻もとても苦しい生活をされていました。
牧野富太郎さんも東京大学の助手になりましたが、当時でも薄給の15円で、子どもは毎年のように生まれたそうです。
高利貸しにも手を出し、借金は当時で2000円にもなったとか。
いっとき壽衛子さんは今の文京区湯島で、お菓子屋さんを経営していたこともあったそうですが、お金の工面には苦労されたそうです。
壽衛子さんはいっとき知り合いに頼まれ、仲居として働いていたのですが、その場所が風営法により営業ができなくなってしまいます。
収入が途絶えてしまった壽衛子さん。
そこで壽衛子さんは待合を経営する、という英断をします。資金はたったの3円!渋谷の荒木山にある小さな一軒家を借り、そこで待合を始めました。
「らんまん」では土地を買い取りますが、史実では借家だったんですね。
待合は、実家の別姓である「いまむら」という名前が付けられました。
壽衛子さんは単身赴任で経営に乗り出します。
弘法湯
朝ドラ「らんまん」に、渋谷弘法湯というお湯屋が出てきます。
現在はラブホテル街として知られる円山町ですが、ここで風俗営業が許可されたため、待合や置屋、料亭などが立ち並ぶようになりました。
その昔は荒木という人物が受け継いだところだったので「荒木山」といい、ここの神泉谷に神泉水という湧泉があったそうです。
その水を使って経営していたのが「弘法湯」!江戸時代からあった、老舗のお湯屋です。まわりは廃屋と藪だらけだったそうなので、ポツンと一軒家(笑)的な感じで存在していたのかもしれません。
1900年ころから芸妓屋組合や料理屋組合などができ、渋谷三業株式会社が発足しました。
朝ドラ「らんまん」で万太郎が台湾に行ったのは、1896年ころだと思われるので、やはりこれから渋谷は大きく花街として発展していくのでしょう。
時代はもう少し後になりますが、実際に練兵場も作られています。この軍人たちが、大きな客となったそうです。
円山町はこのように、古くから花街として存在していたのですね。
待合「いまむら」の順調な経営
さて、壽衛子さんが経営を始めた「いまむら」ですが、最初は順調な運びだったそうです。
壽衛子さんの人柄や、接客なども評判となりました。
牧野富太郎さんによると、もともと壽衛子さんには商才があったそうです。
朝ドラ「らんまん」は、時代設定が少し違うようです。
牧野富太郎さんは待合の経営は大正半ば過ぎ、と自伝で書いていらっしゃいました。
西暦に直すと1920年ころ。牧野富太郎さんが台湾に行かれたのは1896年なので、20年以上もあとになります。
順調に経営していた待合ですが、妙な噂が立ち始めます。
待合茶屋「やまもも【山桃】」渋谷・寿恵子の店「いまむら」のその後はどうなった?
山元虎鉄の大人役は濱田龍臣【らんまん】キャスト俳優の出演作品は?
待合は料亭や置屋と並んで、風俗営業に属します。当時の感覚としては、いかがわしい商売・・・のような感じだったのでしょう。
牧野富太郎さんの周りでも、妻がそんな商売をするとはけしからん!といった誹謗中傷が出るようになりました。
牧野富太郎さんにしてみれば、家族のために働き、大学にも迷惑をかけてないてのに、何が悪い?と思われていたそうですが、大学からこのことで呼び出しを受けてしまいます。
壽衛子さんは別居していたことや、理学部長が同情してくれたこともあり、大事には至りませんでしたが、壽衛子さんも胸を痛めたそうです。
1923年、関東大震災が起こりました。今ニュースにもなっていますが、今年がちょうど100年目になります。
「いまむら」は辛うじて震災からは逃れたそうですが、このころから景気が悪くなり、悪い客による貸し倒れが生じるようになりました。
これを受け壽衛子さんは「いまむら」を廃業します。
廃業したのは1933年でした。実質10年と少しくらいの営業だったと思われます。
廃業はしましたが、おそらく壽衛子さんは蓄えを残していたのでしょう。東大泉に一軒家を建てることになります。
壽衛子さんは都会は火事が多いので、東大泉の雑木林の中に、標本館としての一軒家を建て、植物園を作りましょう、と提案しました。
これには牧野富太郎さんも大いに張り切り、植物採集に熱中されたそうです。
このころ牧野富太郎さんは64歳、壽衛子さんは52歳です。
ところが家ができて、喜ぶ間もなく壽衛子さんは病気で亡くなってしまいました (T_T)享年55歳。まだお若いのに。。。ご苦労がたたったのでしょうか。
このときに建てた家は、現在も「練馬区立牧野記念庭園」として存在しています。
本日8月26日は100年前に牧野博士が羽村市に採集に訪れた日になります。それを記念して羽村市郷土博物館では、31日まで当時採られた標本パネルや牧野博士が命名した植物の標本を展示しています。ぜひご覧ください。詳しくは↓https://t.co/8IsgEWG6Wq pic.twitter.com/Kq91t3ovP7
— 練馬区立牧野記念庭園 (@makinoteienJP) August 26, 2023
住所 東京都練馬区東大泉6-34-4
電話 03-6904-6403
開園時間 午前9時から午後5時
※ただし、企画展と講習室での映像視聴は午前9時30分から午後4時30分まで
休園日 火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合は、その直後の祝休日でない日)
年末年始(12月29日〜1月3日)
公式サイトはこちらです。
入場料は無料です!ぜひ訪れてみてください!
待合茶屋「やまもも【山桃】」渋谷・寿恵子の店のモデルは「いまむら」で実在!
らんまん恩田役は近藤公園!陸軍大佐で里中と一緒に台湾行をすすめる!
NHK連続テレビ小説「らんまん」浜辺美波さんが演じる寿恵子は、これから貸席業である待合「山桃」の経営に乗り出します。
叔母のみえにこれから人が増える渋谷の土地が、安く手に入るので、商売を始めてみてはと勧められ、始めることになります。
これは史実と同じです!寿恵子のモデル、壽衛子さんも待合を経営していました。
壽衛子さんが仲居として働いていたお店が、風営法によりその土地での許可が下りなくなり、困った壽衛子さん。
許可が下りる渋谷で一軒家を借り、待合「いまむら」を始めました。
ですがおそらく10年ほどで廃業となってしまいます。関東大震災で景気が悪化し、貸し倒れが生じて営業できなくなってしまったのです。
ということで、寿恵子の店「山桃」のモデルは「いまむら」です!
寿恵子の経営手腕、どうぞ楽しみにしていてください!