藤原竜也さん主演のドラマ「リバース」が、4月14日(金)よる10時からスタートします!
テーマが「親友を殺したのは誰だ?10年たって何者かが告発」。
原作がイヤミスの女王・渚かなえさんとあって、今期のドラマでも注目度が高いと評判です!
今回はそんなドラマ「リバース」の「原作のあらすじ」や気になる「犯人」についても詳細にまとめました。
ネタバレ満載なので閲覧注意です!
リバースのドラマのあらすじとは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13340″]公式ホームページではまだ第1話のあらすじしか載せていませんでした。
以下の内容です。
あらすじ story
第一話 4月14日(金)よる10時~
深瀬和久(藤原竜也)は、冴えない男だ。有名大学を卒業しながらも、地味でつまらないほど普通の人生を送ってきた。
唯一の彼の取り柄は、美味しいコーヒーを淹れること。そしてその度に彼の頭をよぎるのは、たった一人の親友・広沢由樹(小池徹平)を失ったことだった。
それは10年前、大学のゼミ仲間5人とのスノボ旅行中に起きた悲しい事件、それは――。
いつもの仕事帰り、深瀬は行きつけのコーヒー店へ寄ると、そこには懇意にしてくれる乾恭子(YOU)と圭介(バッファロー吾郎A)夫婦の、いつもと変わらない笑顔があった。
そんな恭子の計らいにより、深瀬は越智美穂子(戸田恵梨香)という女性と運命的に出会う。 頼りない自分にも明るく接する彼女の姿に、いつしか強く惹かれてゆく深瀬。
そんな深瀬の自宅に「人殺し」という張り紙がされていた。驚きを隠せない深瀬だったが、そんなとき深瀬は、10年前に起きた広沢の事故死の秘密を墓場まで持っていくという、ゼミ仲間との約束を思い出していた。
そんなある日、深瀬が通った大学の、教授の退官祝賀会を知らせる手紙が届いた。広沢のことを思い出すのを恐れながらも会場へ向かった深瀬は、10年前の旅行メンバーである、社会科教師の浅見康介(玉森裕太)や、県議会議員秘書の村井隆明(三浦貴大)、村井の妹・明日香(門脇麦)の夫で大手商社マンの谷原康生(市原隼人)らゼミ仲間と再会する。
また、その会場には広沢の母・昌子(片平なぎさ)も訪れていた。広沢の死後、8年ぶりに会う昌子に対し気まずさを覚える深瀬たち。一方、そんな深瀬たちを遠巻きに見つめる一人の男、ジャーナリストの小笠原俊雄(武田鉄矢)の姿が……。
引用元:http://www.tbs.co.jp/reverse_tbs/story/
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13338″]10年前のスノボ旅行で起きた、広沢の事故死の秘密とはなんなのでしょうか?
「墓場までもっていく秘密」ということから、ただならぬものを感じます!
そしてジャーナリストの小笠原(武田鉄矢)は何を探って深瀬(藤原竜也)達をつけまわしているのでしょうか?
ゼミ仲間以外誰もしらないはずの秘密をどこからか嗅ぎつけたのでしょうか?
リバースの原作とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13331″]原作は、湊かなえさんのの同名小説(講談社、1,400円+税)です。
湊かなえさんは、イヤミスの女王(読んで嫌な気分になる小説の女王)と言われています。
代表作は数知れずの人気小説家さんで、「告白」、「贖罪」、「Nのために」、「夜行観覧車」、「往復書簡」、「白雪姫殺人事件」と実写化されたものが本当に多いのです。
そんな湊作品で初の男性主人公の物語というのでこれは気になりませんか?
湊かなえさん自身も「(ドラマが)楽しみで仕方ありません!」とコメントされているそうです。
リバースの原作のあらすじのネタバレ!結末から犯人まで!
謎の「告発文」が送られてくる!
主人公・深瀬和久(藤原竜也)は地味でパッとしない男です。
ニシダ事務機株式会社の入社3年目の社員です。
そんな深瀬が期待されているのは「仕事」ではなく、「コーヒーを淹れること」です。
他に取り柄のない深瀬ですが、「コーヒー」で自分の居場所を得ることが出来るのです。
深瀬のコーヒーは大好評なのです!
コーヒーが美味しく淹れられるなんてすごい取り柄だと思うのですが・・・なんだか卑屈な性格の主人公ですよね、内向的というか・・・^_^;
そしてそんな深瀬が師匠とあおぐマスターのいる「クローバー・コーヒー」という喫茶店に毎日通っています。
この店は、深瀬の大切な「行きつけの店」であり、「コーヒー」と同様に人生を濃く薫り高いものにしてくれているのです。
そんな中、深瀬には忘れられない友人・広沢吉樹(小池徹平)がいました。
深瀬は昔から運動が不得意で友人が出来なかったのです。
それは中学生になってもたいして変わることはなく、高校は父の病気のせいで私立に行きたいとは言いだせず、家から近い公立高校にとどまったのです。
そしてやっと田舎のバカなやつらとおさらばできると都会の偏差値の高い「明教大学」に進学することができます。
そんな新天地で初めてで来た友人が「広沢」だったのです。
人生・初の親友のことを思いだしているのですね~
そして深瀬には4か月まえからつきあっている越智美穂子(戸田恵梨香)という彼女がいます。
深瀬にとってはなんと、人生初彼女ということなのですΣ(・ω・ノ)ノ!
広沢が人生初・親友で、美穂子が人生初・彼女なんですね(笑)
行きつけの素敵な喫茶店があって、彼女が出来て・・・昔はともかく今はそこそこ悪くない人生のようにみえますね。
ところがある日、美穂子は待ち合わせのクローバー・コーヒーには来ないで深瀬のアパートでいつもとは違う様子で待っているのです。
深瀬は部屋に美穂子を入れてコーヒーを淹れようとしますが、「いい」と遮られてしまいます。
そして美穂子は、職場「グリムパン」に夕方送られてきた告発文を見せます。
「深瀬和久は人殺しだ」という衝撃の内容です!!!
うわ~~~(;゚Д゚)こわいですね!!!いったい誰がこんなひどいことを?
深瀬は激しく動揺します。
美穂子はじっとそんな深瀬を見つめています。
これはなにか「後ろ暗いこと」がある人間の反応ですね(;゚Д゚)
深瀬は「本当に幸せになりたいのならすべて打ち明けなければいけない」と思って
美穂子に全てを話す決意を固めます。
過去にリバース(逆戻り)&美穂子への激白
第二章では深瀬の過去回想が描かれています。
具体的には大学のゼミ仲間で行った旅行のことを思いだしています。
そして同時にその内容を今目の前にいる美穂子に話しています。
それは三年前の夏の出来事でした。
ゼミ仲間の村井隆明(三浦貴大)は斑丘高原(まだらがおかこうげん)に別荘をもっていて
「そこに来ないか?」という話になるのです。
父親が県会議員をしているため村井はお金持ちなのです。
斑丘高原(まだらがおかこうげん)とは長野県と新潟県の堺に位置するスキー場で有名なのです!
素敵な場所に別荘があるのですね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
当時から「自分は色をもたない空気人間なのだ。おもしろそうな話が聞こえてきても反応してはならない」と卑屈な深瀬ですが、なんと誘われてびっくりします。
狭いゼミの中なので誘われたのだなと後で納得する深瀬です。
それにしても深瀬の考え方はいつもネガティブですね。
しかし親友の広沢が行くことになり「じゃあ、俺も・・・」と返事をして行くことに決まります。
他のメンバーは教師を目指している浅見康介(玉森裕太)、大手商社に就職が決まっている谷原康生(市原隼人)です。
ちなみに村井隆明(三浦貴大)は、ゆくゆくは県会議員である父の後を継ぐ立場であります。
深瀬は大手企業の採用が全滅であり、ここでも劣等感をおぼえています。
広沢も深瀬と同じく就職は決まっていませんが焦っている様子はありませんでした。
広沢はなにか他にやりたいことがあるのかもしれませんね・・・
しかし深瀬はどこまでも卑屈で冴えないですね~^_^;
旅行当日、発案者の村井はこれなくなります。
昨夜、事故を起こしてしまい、一緒に乗っていた彼女が怪我をしたのです。
しかし村井は車を貸してくれて、バーベキューの材料も用意してくれます。
みんなは音楽を聴きながら楽しく出発します!
途中のサービス・エリアで深瀬が事前調査していたご当地グルメなんかをほうばってご機嫌です。
そんな中、カレーが大好物の広沢はみんなが蕎麦を食べる一方、ひとりだけカツカレーを食べに行ってしまいます。
蕎麦がきらいなのでしょうか?(´・ω・`)?
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そんな中、広瀬は「気の置けない仲間と見知らぬ土地を車で走るだけでこれほど気分が高揚するものか」と頬が勝手に紅潮していくのを感じます。
友人の少ない人生だった広瀬にとってははじめての感覚だったのかもしれませんね。
そしてそのうち黒い雲が空にあらわれてきます。
山の天気は移り変わりやすいのです。コワいですね~
そしてそして!目的地に近付くにつれて、先の予測できないカーブがあらわれて、道幅も狭くなっていきます。
大きなカーブをゆるやかに曲がると眼下に切り立った崖が広がります。
こんなところを運転だなんて一瞬たりとも気は抜けませんね(ノД`)・゜・。
崖にそった側にガードレールはありますが車がぶつかった跡があってあちこちへこんでいます。
ますますこわ~(;゚Д゚)
別荘に到着したとたんに雨が降り出してきます!!!
みんなで乾杯のときに深瀬と広沢は酒が飲めないと断ります。
谷原は「あーつまんねえ!」と不服の色を見せます。
そこで深瀬は自分が20歳のときにはじめて酒を飲んだ時のことを告白します。全身にランダムに赤いまだら色が浮かんで電流が走ったようなかゆみが襲ってきてのたうちまわったことを。
さすがにこれにはみんな同情します。そりゃそうですよね(ノД`)・゜・。
広沢は「やっぱ、俺飲むよ。」とビールを手に取ります。
深瀬のはなしを聞いて同じ理由で断るのが申し訳なくなったというのです。
広沢についたは全く飲めないわけではなくて飲んだら寝てしまうだけということです。
つまり広沢は酒に弱いということですね。
バーベキューの肉もたれも野菜もことのほか美味しくてみんなで楽しい時間を過ごします。
それぞれの子供の頃の夢を語り合います。
谷原は「金持ち」になることが夢だといいます。
広沢は「プロ野球選手」と言います。(高校ではバレー部ですが、中学までは野球部だったそうです。)
そんななか、深瀬は自分はただ田舎に帰りたくないという理由から大手企業を目指していただけでたいした夢などもっていないことに気が付きます。
ことあるごとに深瀬は自己嫌悪に陥っていますね^_^;
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そのうち、村井から電話がかかってきてなんとこの雨の中、「迎えにきてくれ!」というのです。
村井からの「おまえら、誰の車でそこまで行ったつもりでいるんだ!高級肉まで用意してやったのに!」発言の前に、誰かが迎えに行かなくてはならなくなります。
浅見か広沢しか免許は持っていません。
浅見は大量のビールとワインを飲んでいて無理だと言います。
そして浅見は教職を目指していて採用試験の最中だったため、「将来を棒に振るのはまっぴらだ!」と叫びます。
そして「広沢、おまえ行ってくれないか」と言うのです。
信じられない!自分は将来を棒に振りたくないとか言ってるのに、逆に広沢の将来はどうでもいいのかよ?!てはなしですよね(# ゚Д゚)
深瀬は浅見が広沢を見下していることに気が付きます。
俺とちがってオマエには失うものがないからイイだろう?と言っているも同然なのです。
ところが広沢は「俺、行くわ。」と言います。
谷原は「サンキュ」と言って「ゆっくり行けばいいから。」と言います。
深瀬は自転車じゃないのだから・・・とため息をつきたい気分になります。
深瀬はサーモカップにコーヒーと蜂蜜を入れて広沢に渡してやります。
コーヒーなんかより、「行くな」と止めないといけないんじゃないの(;゚Д゚)?!
そして広沢は嵐のなか、でかけていきます。
ところが一時間待っても迎えに来ないと村井から電話が入ります。
みんなは不安になります。
「エンスト起こしたとか・・・」
「もしかして谷底に・・・・・・」
浅見と谷原は自転車で探しに出かけます。
そんななか、村井から「俺もうタクシーで行くわ」という連絡が入ります。
最初っからタクシーにしろよ!!!ってはなしですよね(>_<)
そして浅見から深瀬に電話が入ります。
事故の現場に遭遇したというのです。
自動車が崖をつきやぶって転落した痕を見つけた、と。
谷の底でなにかが燃えている、と。
広沢かどうかわからないけれど、どちらにしてもしばらくは帰れないと。
そして深瀬は「俺も今からそこに行くよ」と別荘を飛び出しますが、いくら歩き続けても
広沢に会うことはできませんでした。
結局広沢の遺体確認にすら立ち会うことはできませんでした。
広沢くん、死んでしまったのですね(>_<)
深瀬は3年前にリバースして、美穂子にすべてを話し終わりました。
そして言われてしまいます。
「友達がお酒を飲んだことも、運転に慣れてないことも、天気が悪いことも、走りにくい道だってことも、全部わかったうえで送り出した、ってことだよね。わざわざ珈琲まで淹れて。それは・・・・・・、無罪って言わないと思う。」
深瀬は言い返します。
「でも人殺しよばわりされることじゃない。」
美穂子「広沢君のご両親はどこまで知ってるの?」
深瀬「ビールを飲んだこと以外は全部話した。」
美穂子「隠していることがあるのが罪がある証拠だよ。」
深瀬は「おまえになにがわかる!」と思い、広沢の事故が起こってからの大変な出来事の数々を回想します。
そしてそのことを目の前の美穂子に伝えたいとも思わず、冷たい態度をとってしまいます。
そして美穂子は「ごめんね、カズくんの言って欲しい言葉を返してあげられなくて。」と言って出て行ってしまいます。
深瀬は美穂子との出会いのクローバー・コーヒーにもいかなくなってしまいます。
居場所と恋人の両方をなくすのは辛いですね(>_<)
そして、深瀬は自分以外のゼミのメンバーにも「脅迫文」が届いているのではないかと思います。
そんななか、浅見の同僚の教師から、浅見の車にやはり「人殺し」の脅迫文が貼られていて、上からビールもかけられていたことを知ります。
そしてまた村井にも魔の手は迫ってきていました。
父親の選挙事務所のガラス窓に貼られていたということです。
村井に居酒屋に呼び出された深瀬ですが、村井が「後悔してるけど、一生背負わなきゃなんない罪じゃねーだろ。」と言ってビールをあおる姿にむっとします。
そりゃそうです・・・広瀬は、飲酒運転で死んだのに酒を飲みながらそんなことを言うなんて反省が足りません。
そしておそらく谷原にも被害はあるはずだと推定します。
村井は、おそるべき発言をします。
「おれたちのなかに犯人はいると思うか?」
深見は激しく動揺します。
村井は浅見があやしいと言います。
浅見は昔家庭教師の仕事を首になったことがあって、その後任が広沢だったのです。
その子は広沢のおかげで高校受験に成功したのです。
さらに村井は谷原もあやしいと言います。
2人は一緒に野球をやっていたからトラブルがあったのかもしれない、と。
深瀬は自分の知らないところで広瀬が他のメンバーと深いかかわりがあったことにショックを受けてしまいます。
自分だけの広沢だと思っていたのでしょうね。
広沢だけは自分側だと思っていたのに実は違った・・・と落ち込みます。
村井は「浅見と谷原が到着したときに本当に車は谷底に落ちていたのかな?」
と言います。
さすがにその発言には深瀬は黙ってしまいますが、後で考え込んでしまいます。
もしかしたら広沢が飲酒運転で事故を起こしたことを知られたくないがために2人で
谷底に突き落としたのかもしれない・・・・・・と。
そんななか、谷原が線路に突き落とされるという事件が起きます。
谷原の場合は会社の総務部宛に、告発文は届いていました。
幸い、かすり傷程度ですみましたが、精神的ショックを受けているとのことです。
そりゃそうですよ・・・(;゚Д゚)
そして村井と浅見と深瀬は居酒屋に集まります。
村井と浅見は飲酒のことは墓場までもっていく秘密だ!と言います。
そして自分たち4人を恨んでいるのは誰なのかについて話します。
そして「広沢の両親」や「広沢の彼女」が犯人かもしれないと考えます。
しかしひとの顔を覚えるのが得意な谷原が、広沢の両親が近くにいて気が付かないはずはない、と思い直します。
あとの可能性は広沢の彼女ということになりますが、深瀬達は全く知らないのです。
そして深瀬は言います。
「犯人捜し、俺にさせてもらえないかな。」
本当は犯人捜しなどどうでもよくて、広沢のことを知りたかったのが本音でした。
ずっと広沢を親友だと思っていたのに何も知らなかったのですから。
いよいよ深瀬が本格的に動き出すことになります!
始まる犯人探し!
そもそも深瀬は大学4年生になるまで学内で広沢をみかけたことすらあまりなかったのです。
研究室ではじめて広沢を見たときに「自分と同類の人間がいる」とほっとしたのです。
そうであっても、自分と広沢が共有した時間は広沢の人生の中ではわずかな時間だったのです。
広沢のことを深く知るために、深瀬はまず広沢の両親に会いに行きます。
すると広沢の母親は酒の飲めない自分のためにコーラを買ってくれていたのでした。
深瀬はこのひとは犯人ではない、と確信します。
また、父親と話しているうちに広沢が卒業後に海外に行きたいと言っていたことを知ります。
深瀬はまた自分の知らない広沢の一面を知り、どうして海外に行きたかったのだろう?と考えるのでした。
そしてご両親から広沢の友人の情報を教えてもらいます。
ここから、深瀬は広沢の友人にたくさん会っていきます。
松永陽一という近所に住む幼馴染にまず会います。
松永と広沢が地元の少年野球チームのサニーズに入ったのは、小学校4年生のときだです。
ひとりで入るのが嫌だった松永が広沢を誘ったのです。
広沢は断らないだろうという自信もありました。
あまりにもあっさりOKしたのでサッカーでなくていいのか?と聞くと「サッカーも野球もどっちも好きだから。」
広沢って誰の「申し出」も断らないのですね。だから事故の日も飲酒していたけれど浅見に言われて受け入れたのでしょうね・・・
そして初めての公式試合で広沢は大活躍したという。
松永はそんな運動神経抜群の広沢が「運転ミス」をしたなんていまだに信じられないと言います。
深瀬は、広沢は自分同様、運動神経が悪いのでは?と思っていたのでまたしてもショックを受けてしまいます。
そして中学に入ってからは疎遠になったといいます。
松永はあっさりサッカーに転向したということなんです。
そして広沢は野球。
広沢の両親から、少し前に広沢の友人を名乗るものから大学のゼミの人の連絡先を教えて欲しいと電話があったので、谷原の住所を教えたのだけどもう手紙はとどきましたが?と聞かれて愕然とします。
いったい誰だ?もしかしたら告発文の犯人か?と思います(;゚Д゚)
その電話してきた人間の名前は「古川」といって広沢とは高校3年間同じクラスだったと言っていたそうです。広沢の両親は高校からの友人には会ったことがなくて顔は知らないといいます。
古川、気になりますね・・・
そして松永から教えてもらった、広川の女友達の上田麻友と吉梅あおいと会います。広沢は勉強がものすごく出来たのに、それをアピールする人間ではなかったといいます。
深瀬は「広沢らしいな」と思います。
広沢が無視の対象になった子にふつうに挨拶して、「裏切り者」とつかみかかられたけれど、その体格のせいで相手がひるんだという話も聞きます。
深瀬は自分ももう少し体格が良ければ勇気が持てたかも・・・いや、卑屈にはならなくてすんだかもと思います。
あおいがいじめっこをかばって机を蹴られたときに落ちた荷物を、広沢が全部拾ってくれたことがあるといいます。それ以来、誰もあおいをからかうものもいじめを継続するものもいなくなったということです。
すごいひとですね。
知れば知るほど「広沢」ってなにもかもがデカい!
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/12933″]
深瀬は、広沢は善悪をさばきたいという気持ちなど全然ないのだと思います。
ただ争い事やイジメをおさめたいだけ。
そのために自分が受け止めることで解決するなら迷わず一歩を踏み出す、そんなヤツなのだと。
だからあのとき、ビールを飲んだ。
だから、あのとき、村井の迎えを引き受けた。
あおいは、広沢は最初自分と同じ色だと思ったけれど最終的に「無色透明」だと思い、
広沢から離れたと言います。
無色透明だからなんでも受け入れるひとだと思ったのです。
結局、最後にはみんな広沢から離れていくのですね・・・
そして最後に深瀬はあおいに言われてしまいます。
「地元の知り合いはみんなあなたたちのせいで由樹(広沢)は死んだと
思っているのだよ。」と。
ひとのいい広沢に迎えを押し付けたことを見抜かれていますね(>_<)
でも責められるのはやはり辛いですね(´;ω;`)ウッ…
次にバレー部のキャプテンの岡本翔真に会います。
アイドルのようなイケメンの岡本を目の前にして深瀬は委縮してしまいます。
そして話してくれます。
広沢は高校時代、地味な人間とつるんでいたこと。
広沢はひとがいいから突き放せなかったこと。
その地味な友人は地味な者同士で仲良くすれば良かったのに、「俺は他のヤツとは違う」みたいな顔をして親友気取りで、広沢をいわばブランドバッグのかわりのようにしていたということ。
深瀬はまるで自分のことを言われているような気持になって辛くなります。
まさか、広沢は本当は自分のような人間といるのが嫌だったのではないか?と思えてきます。
そして深瀬はその地味な友人の名前が「古川」だと知ります。
深瀬とそっくりな人間・古川大志と会う
広沢の友人の古川大志に会いに行きます。
古川に電話しますが、深瀬の会社が「ニシダ事務機」であることを言い当ててきます。
どうやら向こうもこっちのことを調べていたようです。
古川はもしかしたら脅迫文を送り付け、谷原を線路から突き落とした犯人かもしれません・・・深瀬は緊張します。
古川に会って、深瀬は自分にそっくりだと思います。
見た目がパッとしないことと、性格が屈折していることが似ているのです。
まず深瀬に対して「広沢の友達は自分だけだと思っていたんじゃないの?」と挑発的ではないけれど気になる言い方をしてきます。
そして自分と広沢は同類だと思っていた、と話します。
つまらない価値観じゃなく本質的にひとを見抜ける者同士だと思っていた、と。
深瀬はまるで自分のことを言われているような気分になります。
何もかもが酷似しているのです。
高校からの友人で、大学に入ってからも毎日のように会っていたといいます。
そのうち、広沢には彼女ができたのだが、そのデートに自分を誘ってきて3人で出かけていたと言います。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/12753″]でもその彼女と2人でいるときに周りから不似合いなカップルと笑われたことで、自分は広沢と同類などではないと気が付き、離れる決意をしたのです。
古川は嘆きます。
俺と広沢はおなじなんかじゃなかった。
ひとのいい広沢が俺と同じ目線に立ってくれていただけ。
広沢と一緒に高いところにいるつもりでいたけど、本当は、本来高いところにいるはずのヤツを、人のよさにつけこんで引きずりおろしていただけなんだ、と。
まわりのヤツらは気付いていたのに自分だけが勘違いしていたのだと。
すごい悲しい(T_T)そんな考え方悲し過ぎます(T_T)
広沢は本当にそんなふうに思っていたのでしょうか?
同情されないように、わざと酷いことを言って突き放したのです。
「おまえみたいな偽善者とつきあうのは、もうまっぴらだ。」と。
なんて悲しい別れ方(T_T)
そして深瀬たちを調べていた理由は「広沢の最後の1年が知りたかったから」で、そんなところまで深瀬そっくりなのでした。
いつのまにか深瀬は古川に嫌悪感を抱かなくなっていました。
そして谷原の野球のチームメイトの池谷博之に会います。
広沢は打っても投げてもすごかったと言います。
ずっと野球を続けていたら「甲子園」にでも行けてたんじゃないかな?とまで言います。
ほんとうに広沢ってなんでもできたのですねΣ(・ω・ノ)ノ!
そして広沢に対して悔しがっていた谷原に気を使って、ピンチヒッターのときしかこなかったということも聞きます。
話は谷原が線路に突き落とされた日のことに変わります。
谷原はその日マネージャーの女の子と一緒に帰ったのです。
深瀬は念のために広沢の高校卒業アルバムのなかにその女性はいるかと聞きますが・・・
なんといたのです!
いよいよクライマックス!犯人は誰?
深瀬はクローバー・コーヒーに美穂子を呼び出します。
そして貸し切りにしてもらいます。
大事なはなしがあるのです。
マネージャーの女の子とは美穂子だったのです!
美穂子は広沢と同じ高校で、彼女だったのです!
ただ、復讐しようとはまったく思っていなくてただ「最後の広沢を知りたい」と思って深瀬たち4人に近付いたということでした。
美穂子と広沢は大学4年生になってから関係はぎこちなくなっていたのです。
その理由はわからないけれど、当時広沢は古川から一方的に別れを告げられて落ち込んでいたのです。
美穂子は自分と別れることになってもここまでは落ち込まないだろうと思うほど広沢は落ち込んでいたといいます。
広沢は古川をちゃんと親友として認識していたのですね。
そしてある日広沢が、卒業後に海外に行きたいという話をしたときに、「就職しないなら別れる。」と言ってしまったのです。
美穂子は、いきなり広沢の世界から自分が放り出されたような気持ちがしたのです。
深瀬は美穂子も自分と同じ気持ちだったことを知ります。
自分とは不釣り合いだとずっと思ってきた美穂子が、いまは同じ色に見えます。
そして広沢の死後、深瀬たち4人に接触して広沢について知ろうとしたのです。
しかし深瀬だけは別で、特別だったから付き合ったと言います。
その理由は広川にとって深瀬が特別な友達だと聞いていたから、だと。
美穂子はちゃんと深瀬のことが好きだったのですね(T_T)ヨカッタ
深瀬はそんなはずはないだろう、と思います。
どうしても自信が持てないでいます。
美穂子は言います。
「由樹(広沢)は、自分が空っぽなんだって言ってたことがある。いっぱい詰め込んでみたいけど、何を詰め込んでいいのかわからない。野球もバレーもそれほど好きじゃないんだろうな。ものすごく好きだと思える人も自分には現れないだろうって思っていた。・・・・でもそんな中にも、確実に、一緒にいると居心地がいいと思えるヤツが現れた。それが古川だったし、今は深瀬ってヤツなんだ。」
深瀬は思わず「広沢!」と叫びます。
あついなにかが、体を突き破ってあふれ出ようとしたのです。
それにしても広沢ってなんでもできてイケメンで背も高いのに・・・
性格まで素晴らしいのに・・・実は彼なりの劣等感をもっていたのですね。
そして古川や深瀬をほんとうに必要としていたのですね。
そして深瀬にとどいた告発文はただの嫌がらせ(おそらくは美穂子のストーカーからの)であり、図らずしも美穂子はそれが原因で広沢の死因を知ることになってしまったのです。
そのあと3人に同じ告発文を送ったのは美穂子でした。
許せなかったからだといいます。
そして谷原を線路に突き落とした日のことを話します。
谷原はまず飲酒運転をしようとしましたが、美穂子がそれを止めて、2人で電車で帰ることになりました。
この事実だけでも深瀬はハラワタが煮えくり返ります!
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/12284″]
さらに、谷原はホームで電車を待っている時に、酷いことを美穂子に言ったのです。
「あいつ、野球は上手かったんだよな。まあ、運が悪かったってことかな。」
美穂子は必死で怒りをこらえていましたが、「美穂ちゃんごめん」と言いながら谷原が抱きついてきたので思わず突き飛ばしたのです。
もう!最悪ですね(# ゚Д゚)
深瀬は「美穂ちゃんが人殺しにならなくてよかった。」
「美穂ちゃんは俺らがどうしたら許してくれるの?」と言います。
美穂「酷いことをしておいて今更だけど、わたしにはそういうことを決める権利なんてない。」
深瀬は、美穂ちゃんは受け身の広沢が唯一自分から求めた人間なんだよ、と言います。
そして深瀬は言います。
「他の3人は反対すると思うけど、俺は広沢の両親に本当のことを話そうと思う。」
まさに大決意ですが、美穂子はかえって傷つけてしまうのでは?と恐れます。
重石を差し出されたひとはどうすればいいのだろう?と言います。
深瀬は広沢ならどうするだろう?
広沢由樹ならどうしてほしいと思うだろう、と考えます。
背筋が凍る?衝撃の真実と結末とは?
深瀬と美穂子はまた以前のように、クローバー・コーヒーで会うようになります。
マスターや奥さんは2人が仲直りしたと思います。
そして深瀬は美穂子から、広沢が実は蕎麦アレルギーだったことを聞かされます。
ここにきてまた広沢新情報ですね!
マスターが蜂蜜入りのコーヒーを淹れてくれます。
深瀬は、斑丘高原の道の駅で買った蜂蜜と同じ味だと気が付きます。
それはなんと蕎麦の蜂蜜だったのです!!!
え・・・?それって・・・?まさか・・・?
深瀬は、コーヒーのどろりとした液体とともにあの夜の光景に逆戻り(リバース)します!
広沢「俺、行くわ。」
深瀬「これ。」
広沢「コーヒー、淹れてくれたのか?」
深瀬「こんなことしか出来なくてゴメン。」
広沢「ありがたくいただくよ。」
深瀬の耳に「じゃあ、行ってくる。」という広沢の言葉がこだまします。
深瀬は愕然とします。
広沢を殺したのは・・・俺だったのか。
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13336″]ドラマ「リバース」では、原作のその後が描かれるそうで、そこはドラマでの大きな見どころになるのは間違いありません!
自分こそが広沢を殺した犯人だと気が付いた深瀬は、いったいどんな行動にでるのでしょうか?
もしわたしが深瀬の立場だったらどうするのか?と考えてもすぐには結論は出せません!!
ドラマ「リバース」は原作のその後を知るためにもどうしても見ないといけないように思いました。
そんな藤原竜也さん主演のドラマ「リバース」は、4月14日(金)よる10時からスタートです!お見逃しなく!