2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人(かまくらどののじゅうさんにん)」は、小栗旬さん主演で平安末期から鎌倉初期の武士・北条義時(ほうじょうよしとき)を描いた予測不能のエンターテインメントです!
三谷幸喜さん脚本ということで、多数の登場人物が魅力的に描かれていますが、皆さん特に気になっているのはサイコパス?と行動が度々話題になる菅田将暉さん演じる源義経(みなもとのよしつね)ではないでしょうか?
そんな義経の妻・里(さと)が2022年4月3日放送の第13話から登場します。
史実の里は「郷御前(さとごぜん)」という名前で知られ、義経の正室だったと言われています。
演じるのはアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画「ドライブマイカー」の出演で話題の三浦透子さんです。
しかし有名なのは、郷御前ではなく、愛妾の静御前(しずかごぜん)ですよね(;^_^A
静音前もすでに女優の石橋静河(いしばししずか)さんが演じることが決まっています。
私も正直、静御前は知っていても、郷御前について、あまり知りませんでした。
やっぱり静御前の方が義経に愛されていたのでしょうか?
今回は「鎌倉殿の13人」で義経の妻である里【郷御前】についてご紹介しつつ、静御前の方が有名で愛されていたような印象がある理由について、まとめていきます。
郷御前は、静御前に嫉妬してバトルが勃発する!?
源義経の妻は里【郷御前】!正室で比企家が差し向けた?
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第13回「幼なじみの絆」[総合]夜8時
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公式ツイッターの予告映像の冒頭に登場する女性!
三浦透子さん演じる義経の正室となる「里」です。
何やら、義経が一目惚れしてしまった?って感じがしますね( *´艸`)
そしてこんな写真も公式ツイッターにアップされていました。
\#鎌倉殿の13人 ギャラリー/
【第13回】本日放送!
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二人とも、義経の妻候補の女性ということでしょうか?
第12話で頼朝(大泉洋)の態度に激怒した北条時政(坂東彌十郎)は伊豆に帰ってしまったことで、これを好機と見た比企家の当主・能員(佐藤二朗)は、義経に接近するようです。
里は比企尼(草笛光子)の孫なので、比企家と頼朝の関係をより盤石にしようとする、比企家の魂胆が見え隠れします。
おそらくこの縁組は、政略結婚なんでしょうね。
そして義経は、里とうつつを抜かして寝過ごしてしまったことで、北条義時(小栗旬)たちと共に、木曾義仲(青木崇高)のもとに向かう手はずになっていたにも関わらず、行けずじまいになってしまう展開に(笑)
4月13日放送の第13話でも、菅田将暉さん演じる源義経は物語をかき乱してくれそうですね(^^♪
\#鎌倉殿の13人 ギャラリー/
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そんな源義経の妻となる里こと郷御前についての史実を以降でご紹介したいと思います!
源義経の妻は里【郷御前】は比企の娘で義経の最期まで付き添った女性!
源義経の正室「郷御前(さとごぜん)」は、今の埼玉県川越を中心に活躍した武士・川越重頼(かわごえしげより)の娘です。
母は川越尼で、「鎌倉殿の13人」に登場する草笛光子さん演じる比企尼の娘になりますので、郷御前は比企尼の孫という関係性になります。
/#比企尼(ひきのあま)#草笛光子
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源頼朝の乳母。頼朝が流罪となり伊豆へ流されると同じく都から坂東へ下り、以来、二十年にわたり援助を続ける頼朝の大恩人。#鎌倉殿の13人あすに続きます。 pic.twitter.com/ujEyq3wIJd
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鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」によると1184年に義経に嫁ぐために京に向かいました。
そのために「郷御前」は「京姫」とも呼ばれるそうです。
義経に嫁いでまもなく、屋島の戦いで義経は平家を倒して大勝利を収めます。
その後も義経の快進撃は続き、壇ノ浦の戦いで平家は滅亡。
しかし京都に戻った義経は、頼朝の許可を得ることなく後白河法皇から官位を受けたことで、頼朝との関係性が悪化してしまいます。
義経は弁明のために鎌倉に向かおうとしますが、鎌倉に入る直前の腰越で足止めをくらい結局鎌倉に行くことはできず、京に戻りました。
頼みの後白河法皇からも裏切られた義経は、かつて自らを受け入れてくれた藤原秀郷が治める奥州の地に向かいます。
郷御前も奥州に一緒に向かったとされており、そのとき二人の間には4歳になる女の子もいたのです。
そして最終的には秀衡の死後、奥州藤原氏は義経のこと裏切ります。
死を覚悟した義経は、郷御前と幼い子供を手にかけたのち、自害を図ります。
なんと郷御前は夫である義経によって殺されてしまうんです((+_+))
これは、生き延びたとしても敵の手に落ちるのであればと考えた義経と郷御前の判断だったのかもしれませんが、悲劇的な結末ですよね・・・
このとき義経28歳、郷御前は22歳という若い最期でした。
ドラマではどう三谷幸喜が描くのか?個人的に楽しみは義経の最期のシーンです。
源義経の妻は里【郷御前】だけど静御前の方が愛されて嫉妬?
源義経の妻は里【郷御前】だけど静御前の方が有名?
ここまで義経の正室・郷御前について紹介しましたが、正直歴史的な記録もあまり残っていないためか、知名度が低い女性です。
皆さんが義経の妻と聞くと、思い出すのは「郷御前」ではなく「静御前」を思い出す方も多いのではないでしょうか?
当の私もそうなのですが(^^;)
正直、あまり郷御前のことは知りませんでした。
鎌倉殿の13人がスタートする前でもどの女優さんが演じるのか?注目が集まっていました。
ちなみに過去には大河ドラマで石原さとみさんが演じたことでも知られている「静御前」。
\大河ドラマの #北条政子 /
『鎌倉殿の13人』政子役は小池栄子さん。作品によってさまざまな描かれ方をしてきた北条政子とは?
▼『義経』の政子役は財前直見さん
静御前(石原さとみ)との名シーン動画も!https://t.co/WH4irSUMK9▼政子役の詳細は…https://t.co/NrrZEW3aT2#大河ドラマ pic.twitter.com/3WhHQ2eMj8
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) March 6, 2022
それでは、ここで義経の愛妾として知られる「静御前」についてもご紹介します。
静御前は義経が京で出会った白拍子(しらびょうし)です。
白拍子とは男性の服装で舞を披露する舞手のこと。
義経は、静御前を見初めて愛妾にしたのです。
愛妾とは、今でいう愛人のような存在。
多くの「源義経」を扱った作品では、この静御前がフューチャーされることが多いです。
それがなぜかというと、ドラマチックな展開が義経と静御前の方が多いからなのでは?と個人的には思います。
まずは京で義経が刺客の土佐坊昌俊(とさのぼうしょうしゅん)に襲われた際、危機をいち早く察知し義経を救ったこと。
その後二人は、桜の名所の奈良の吉野山で悲劇的な別れを遂げる。
そして北条時政たちに見つかった静御前は、鎌倉に連れていかれて頼朝の面前で、義経を思う舞を披露した。
さらに静御前はお腹に義経との子を宿しており、生まれた子は男児だったので鎌倉の由比ヶ浜に捨てられた。
など、様々なエピソードに事欠かないんです。
里【郷御前】よりも静御前の方が愛されて嫉妬?
そのためか、静御前の方が義経に愛されていたのでは?という声も多いと思います。
しかし当時は、正室を抱えながら、側室や愛妾を持つことは普通の事です。
義経にとっては、郷御前も静御前もどちらも大事な存在だったのではないかと個人的には思いました。
むしろ、終焉の地まで添い遂げた郷御前の方を義経は愛していたと考えても不思議はありません。
そしてずっと話題になっていた鎌倉殿の13人で誰が静御前役を演じるのは石橋静河さんです。
\第六次出演者発表/#静御前(しずかごぜん)
源義経を虜にした都随一の白拍子。北条時政に捕まり悲劇の待つ鎌倉へ#鎌倉殿の13人 #石橋静河 pic.twitter.com/xJUVTvdaZn— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) March 1, 2022
女優のみならずダンサーとしても活躍している石橋静河さん!
今から静御前の白拍子としての舞のシーンが楽しみですよね!(^^)!
石橋静河さん演じる静御前の登場はもう少し先で、NHK公式ガイドブックには第17回にその名前が登場します。
5月1日放送の第17回が初登場になると個人的には予想しています。
そして、義経の正室の里が静御前に嫉妬して、無頼の男たちに義経と静のいる屋敷を襲わせるなんてシーンもあるみたいです(;・∀・)
このように、静御前に嫉妬したのが実話なのかは不明ですが、鎌倉殿の13人では里と静の義経をめぐるバトルシーンもあるかもしれませんね!
三谷幸喜さんが義経にまつわる女性たちをどう描くのか?期待したいところですね。
源義経の妻は里【郷御前】まとめ
鎌倉殿の13人の意味は?タイトル由来は13人の合議制だけど違う13人?
今回は「鎌倉殿の13人」で源義経の妻・郷御前と静御前についてご紹介しました。
義経の正室が郷御前で、静御前は義経の愛妾です。
これまでの義経を描いた作品では、静御前が注目されることが多いので、静御前のほうが愛されていた?と思う方も多いと思います。
しかし個人的には、最期まで奥州の地に付き添い、共に死んだ郷御前のことも義経は愛していたのではと思いたいですね。
果たして、そんな義経に愛された女・里と静を三谷幸喜さんがどう描いてくれるのか?
まずは三浦透子さん演じる里が4月3日放送の第13話から登場しますので皆さんお楽しみください!