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千鶴丸【頼朝の息子】の死・暗殺や生存説の実話とは？

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
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2022年1月からスタートするNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人（かまくらどののじゅうさんにん）」。

主演の小栗旬（おぐりしゅん）さんで、平安末期から鎌倉時代に活躍した武士の北条義時（ほうじょうよしとき）を演じます。

三谷幸喜さんが脚本を手掛けることで注目の大河ドラマですが、ガッキーこと新垣結衣さんが出演することでも話題ですね。

ガッキーが演じるのは、大泉洋さん演じる源頼朝の最初の妻「八重（やえ）」を演じます。

この八重ですが、悲しい出来事が起こります。

頼朝との間に息子「千鶴丸」が誕生するのですが、なんと幼いころに殺害されてしまうんです。

「千鶴丸」の読み方は（せんつるまる）です。

「鎌倉殿の13人」でも描かれるのですが、なんと実話なんです((+_+))しかも「千鶴丸」を暗殺するのは、八重にとって驚きの人物でした。

今回はドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する源頼朝と八重の息子の「千鶴丸（せんつるまる）」の死についての史実と生存説など、詳しくご紹介していきます。

ドラマでのネタバレもご紹介するので、先を知りたくない人は閲覧注意です。

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目次
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千鶴丸【頼朝の息子】の死・暗殺のネタバレとは？

鎌倉殿の13人とは誰のこと？キャスト俳優は？

【鎌倉殿の13人】とは？

まずは、ドラマ「鎌倉殿の13人」について簡単にご紹介です。

三谷幸喜が贈る予測不能エンターテインメント！平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打ばくちに乗った。頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂のとき、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。“飾り”に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿すげ替えられていく。義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵かじを取る。源氏の正統が途絶えたとき、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ──。

引用元：公式サイト

主人公は北条義時（ほうじょうよしとき）。

平安時代末期に生まれた武士で、姉の政子は、のちに頼朝の妻となる北条政子。

勝手に、政子のイメージは「超強い女！！」という印象で小池栄子さんは、ぴったりのキャスティングだと思いました。

そして姉の夫である源頼朝に気に入られた北条義時は、二代目執権として鎌倉幕府の重鎮として権力を持ち、頼朝のあとを継いで鎌倉幕府の実権を握っていく人物です。

そんな義時の初恋の人が、ガッキー演じる八重。そして八重が源頼朝と恋をして結婚してしまう・・・という切ない関係性が初回1話で描かれるようです。

千鶴丸の父親と母親の源頼朝と八重とは？

そして問題の千鶴丸です。

まずは、お母さんは八重。

義時の初恋の人にして、源頼朝の最初の妻。平家を恐れる父・伊東祐親と愛する頼朝との間で板挟みとなり、苦悩する悲運の美女。

引用元：https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/yae.html

ガッキーがキャスティングされたこともあり、美しい女性だったと言われている八重。

そして夫がこの人！

源頼朝。歴史の中で、誰が悪役、良い役というのは、難しいと思うのですが、悪役として描かれることが多い人物という印象です。

千鶴丸とは？ネタバレは幼いころに殺害される悲しい運命

鎌倉殿の13人とは意味は？タイトル由来は13人の合議制だけど違う13人？

そしてそして千鶴丸についてのご紹介です。

なんと・・・こんなに超かわいい子役の「太田恵晴 」くんが演じます！

演じる太田恵晴くんが超かわいいだけに悲しくなってくる切ない衝撃の死。

以下、簡単にドラマ「鎌倉殿の13人」1話のネタバレです。

鎌倉殿の１３人　前編 /ＮＨＫ出版/三谷幸喜

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まずは1話のあらすじ予告です。

北条家が暮らす伊豆国は太平洋に向かって張り出す半島であり、五畿七道の東海道に含まれる国です。“最北部を除く大半の地域が都と坂東をつなぐ交通路から外れる”という地理的な条件により、古来、伊豆国は中央政治から隔離しやすく、都から政治犯が流される流罪の地として利用されてきました。
北条氏の本拠・北条は、中央にそびえる天城山系の西側、現在の静岡県伊豆の国市韮山にありました。駿河湾に注ぐ狩野川沿いに位置し、伊豆国内の政治・経済の中心地である国府三島との往還には舟を用いることも可能な土地です。

一方、天城山系の東側には、伊豆国で最も有力な伊東氏の本拠・伊東がありました。現在の静岡県伊東市です。物語が始まる安元元年(1175)、都では治天の君・後白河法皇と良好な関係を築いた平家が隆盛を誇り、平家の総帥・平清盛の嫡男・重盛家の家人であった伊東祐親が、その威光を背景に勢力を伸ばしていました。そして、平治元年(1159)の平治の乱で捕らえられ罪人となった源頼朝は、平家の息のかかった祐親の監視の下で流人生活を送っていました。

引用元：https://www.nhk.or.jp/kamakura13/story/01.html

平家の総帥・平清盛の嫡男・重盛家の家人であった伊東祐親の監視のもとで、流人生活を送っていた頼朝ですが、なんと祐親の留守中に娘の八重と恋をして・・・2人の間には子供ができてしまいます。

平家に知られたら大変！？ということで、伊東祐親は頼朝を殺すように家人に命じました。

それを聞いて八重を心配する義時。

義時の兄の宗時（片岡 愛之助）は頼朝をかくまっていました。

その後、頼朝が北条にかくまわれていることがバレてしまい・・・その後、なんと八重と頼朝の息子の千鶴丸は殺されてしまいます。殺害したのは・・・この人物です((+_+))

俳優の梶原善さんは悪くないのですが、嫌いになってしまいそうな、ヒドすぎるシーンです。

そして公式ではそのシーンの残酷さが更にきわだつ、背筋も凍るこんなツイートが。

ドラマでは、善児が千鶴丸の濡れた着物を手にたたずんでいる・・・というシーンになりそうです。

この衝撃の出来事・・・もちろん実話です。

以降では、詳しく千鶴丸の悲しい死・暗殺についての史実をご紹介していきます。

千鶴丸【頼朝の息子】の死・暗殺の実話の史実とは？

【鎌倉殿の13人】北条家のロケ地は静岡の伊豆の国市！

源頼朝と八重の息子の千鶴丸は、八重の父親で伊豆の東海岸で勢力を持っていた伊東祐親が大番役で京都に行っている時に、もちろん父親に内緒で出産した子供です。

伊東祐親は、平家から罪人としての源頼朝の監視を任されていたのですが、これは大失態です。

しかも大番役を終えて帰宅したときには、なんと千鶴丸は3歳に！？

これは、驚きますよね(^^;

そして千鶴丸を殺害するように部下に命じたのは、伊東祐親。

そう、八重はなんと父親によって、幼い息子を殺害されてしまうという、悲しすぎる史実だったんです。

しかも殺害方法は、伊豆の松川に沈めてしまうという残忍なもの。

『源平盛衰記（げんぺいせいすいき）』で記されている内容で、伊東祐親は

「伊豆のまつかわの奥、白滝の底に簀巻きにして沈めよ」

と家人に命じたとされています。

千鶴丸が沈められてしまった川は現在「稚児ヶ淵」という名で知られた場所です。

また「源平盛衰記」は3歳であっても、その意味がわかり、泣いて逃げ回った・・・という更に残忍な記述も((+_+))

完訳源平盛衰記 ２（巻６～巻１１） /勉誠出版/中村晃

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源平盛衰記絵本をよむ 源氏と平家合戦の物語 /三弥井書店/石川透

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昔の話だとしても、残酷で悲しすぎる史実ですね。

千鶴丸【頼朝の息子】の死・暗殺に生存説があった！？

千鶴丸の死後ですが、頼朝は伊東を脱出。逃亡する際には、一杯水で喉の渇きを潤した・・とされる「一杯水」と千鶴丸の供養の「地蔵尊」が「頼朝ライン」沿いにあります。

また八重は江間小次郎を婿にとったという話がありますが、諸説あり、入水自殺したという説も。

千鶴丸が殺されたことだけでなく、政子と源頼朝が結ばれたことを聞いたショックからの自殺でもあるという話もあります。

そして千鶴丸の暗殺・死については、諸説あり「曽我物語」では生存説も記されています。

引用元：https://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/licsxp-opac/WOpacTifTilListToTifTilDetailAction.do?urlNotFlag=1&tilcod=1009410042428

「殺害を命じられた家人が助けた」「乳母が逃がした」などなどいろいろな説がありますが、どれも立証できていません。

そんな悲しい史実の実話が描かれる「鎌倉殿の13人」の千鶴丸の死。

どのように描かれるのか？注目です。

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