2018年の新しい大河ドラマ「西郷どん(セゴドン)」が1月7日から始まります。
話題になっているのが、毎回書家だったものから、新しい雰囲気になった題字。
ドラマの顔になる重要な題字タイトルですが、この題字を担当したのはL.S.W.Fというクリエイティブ集団とのこと。
今回は「西郷どん」の題字タイトルを制作した「L.S.W.F」についてと、題字の意味についてまとめてみました。
西郷ドンの題字の画像は?書家でない理由は?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28681″]すごい躍動感があって、今までの大河にはないイメージの題字になっています。
この斬新な題字を作成した「L.S.W.F」にドラマプロデューサーから「大河イコール書家のイメージから外れてみて欲しい」というリクエストがあったとのことで、油絵の具で制作したそうです。
ドラマサイドも題字に新しい風を吹き込みたかったようです。
今回の大河は原作者が林真理子さんで女性目線の「西郷隆盛ストーリー」ということで、今までとは違う大河ではないかと注目されています。
そん中、この題字にインパクトは視聴者に大きく響くのではと思います。
西郷ドンの題字制作担当のL.S.W.Fとは?
題字&メインビジュアル&タイトルバックの制作を手掛けたL.S.W.F(LAND SKY WATER FILM)によるコンセプトは、「大地のエネルギーに満ちた鹿児島、そしてその象徴とも言える桜島にてまだ見ぬ未来に向かって、桜島に負けないエネルギーをほとばしらせる若き西郷どんを表現しました」。
L.S.W.Fは、海を中心とした自然をフィールドとして活動し、アートディレクション・撮影・デザイン・空撮・水中撮影などを武器に個々の持っている独自な観点とスキルを生かした作品を創るクリエイティブ集団。
引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2100257/full/
今回L.S.W.Fは題字だけではなく、オープニングのタイトルバックも担当。こちらのタイトルバックもすごいらしいと話題です。
L.S.W.Fは違ったスキルを持った7人で構成されているクリエイティブ集団。
7人いるメンバーの中で題字を担当したのは小泉遼(こいずみりょう)さんです。
小泉 遼 / GREEN AND BLACK SMITH
カリグラフィー、レタリングを軸にロゴデザイン、壁画デザインなどを手がける。文字に迫力させ感じる骨太なレタリング、洗練されたカリグラフィースタイルを得意とする。
手描きの魅力を伝えるためワークショップも開催している。
引用元:https://www.lswf.co/ryo-koizumi
以下のようにインスタに公開している作品のセンスも素晴らしいです。
題字に込められた意味とは?エピソードも
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28655″]「西郷どん 完全読本」のムック本の取材で題字担当の小泉 遼さんは題字を油絵具で制作した理由について「枠に収まらない時代の変革者・西郷の魅力と女性脚本家が描く作品らしい品格や重圧感を常に意識しながら今回は墨でなく油絵具にしました」と語っていました。
「どん」の文字には「西郷どん」という愛称で呼ばれた西郷の親しみやすさとエネルギッシュな躍動感を込めました。
とのこと。
また「西郷」の文字の配色は桜島の赤土を表現するというコンセプトを他のメンバーとともに話し合って決めたそうです。
そしてポスターを担当したのももちろんL.S.W.F。題字と同じ世界感をポスターにつなげる試みに挑戦。
題字に桜島の画像をより引き立てるため、余白を入れたことで絶妙なバランスが生まれたそうです。
また躍動感をもたらしているのが、主演俳優の鈴木亮平さんの大きなジャンプ。
撮影時に鈴木さんが「この岩いいね、ここから跳んでみよう」とおしゃったとのこと。
ちなみに以下のツイートの動画はおそらくこの時のものかな??と思います。
\西郷どん、本日放送スタート!/
みんなの思いを背負って、
大きく翔べ!吉之助!#NHK #大河ドラマ #taiga #西郷どん #せごどん#鈴木亮平 #西郷隆盛 #吉之助#西郷どんカウントダウン最終日#ついにこの日がやってきもした#午後8時に全員集合じゃ pic.twitter.com/DfgkmHPfwz— 大河ドラマ「西郷どん」 (@nhk_segodon) 2018年1月7日
さまざまなポーズを何度もとってくれたとのこと。
また青空も合成ではなく、そのままの景色とのこと。
運も味方した撮影によって、このようなステキなポスターができあがったんですね。そんな「L.S.W.F」の制作したポスターもステキですが、個人的にオープニングも楽しみです。