この世界の片隅に漫画原作ネタバレ結末!戦争を生き抜くすずのあらすじ

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7月15日スタート! TBS日曜劇場「この世界の片隅に」。

松本穂香(まつもとほのか)さん、松坂桃李(まつざかとおり)さん演じる夫婦を中心に描かれる戦時中を舞台にした人間ドラマです。

「私はここで生きる。あなたと暮らす、この場所で」

この夫婦は厳しい戦時下の日本で生き抜くことが出来るのでしょうか?

今回は「この世界の片隅に」の結末を、原作からまとめて紹介します。

※ドラマのネタバレを含むため、結末を見たくない方は閲覧注意です。

 

 

目次

「この世界の片隅に」のあらすじは?

[https://dorama-netabare.com/archives/37794]

まずはドラマのあらすじから見てみましょう!

昭和9年のある日、広島県広島市江波に住む少女・浦野すず(幼少期:新井美羽、大人時代:松本穂香)はお使いに出た帰り道、川原で絵を描いていたところを人攫いに捕まってしまう。しかし、先に捕まっていた少年・周作(幼少期:浅川大治、大人時代:松坂桃李)の機転で逃げ出すことに成功する。無事自宅に帰りついたすずだが、今日の出来事が夢のように思えて…。

時は経ち昭和18年秋。妹のすみ(久保田紗友)とともに祖母・森田イト(宮本信子)の家で手伝いをしていたすず(松本穂香)のもとに叔母が駆け込んできた。江波の自宅にすずを嫁に欲しいという人が来ていると連絡があったのだ。事情がよくわからないまま自宅へと急ぐ道すがら、すずは海軍兵学校へ進んだ幼なじみ・水原哲(村上虹郎)と出会う。てっきり哲が相手の人だと思っていたすずはさらに混乱する。

その頃、浦野家では北條周作(松坂桃李)とその父・円太郎(田口トモロヲ)がすずの帰宅を待っていた。すずの父・浦野十郎(ドロンズ石本)と母・キセノ(仙道敦子)は突然の来客に恐縮しながら会話をつなぐ。周作は以前にすずを見初めたというが、こっそり家の様子を覗いたすずには見覚えが全くなく…。

引用元:http://www.tbs.co.jp/konoseka_tbs/story/

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/42059″]

このドラマは、こうの史代さんの「この世界の片隅に」という漫画が原作です。

戦争を描く作品では珍しく、市井で生きる女性の日常を丁寧に描いている作品なんです。

広島県呉市を舞台に、戦争が激しくなるなか、おっとりした性格の主人公「北條すず」が嫁ぎ先で健気に頑張り、生きていくんです!

さて、どのような日常が待っているのでしょうか?

以下で原作ネタバレをまとめていきます!

 

すずと周作の出会い

 

 

昭和9年1月。主人公の小学生、浦野すずは、家の手伝いで「のり」を町に届けに行く途中に、「ばけもん」にさらわれてしまいます! 

ばけもんは明らかに人間ではない、人食い鬼?のような風貌。すずを夕飯にするつもりのようです!

ばけもんの背中の籠に入れられたすずは、そこで周作に出会います。周作も、ばけもんに捕まってしまっていたんですね(笑)

すずは、持っていた「のり」を使って、ばけもんを眠らせることに成功! 

橋の上で二人は無事に逃げることが出来ました。周作は、ばけもんの手にキャラメルをそえてあげます。何気に優しい周作!

将来結婚する二人は子供のころに、夢とも現実ともつかない出来事の中出会っていたんです(*´▽`*)

昭和10年8月、すずは祖母の家で、不思議な体験をします。

天井から降りてきた謎の少女と遭遇! 

すずは少女のためにスイカを取りに行くとその隙に少女はいなくなっていました(/ω\)

兄の要一は、「座敷わらしを見たのでは?」と言いますが、果たして誰だったのでしょうか? 

実は漫画の後半でこの少女の正体は明らかになります!!

昭和13年2月 すずは幼なじみの水原哲のために学校の課題の絵を描いてあげます! 

実はすずは絵を描くのが得意なんです。

所々で絵を描くシーンが今後も出てきますよ。

そんなすずの幼少時代が描かれ、時代は昭和18年に移っていきます!

 

広島から呉に嫁ぐすず!

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/41706″]

昭和18年、すずは成長し18歳になっていました。祖母の家で手伝いをしていると、突如縁談の話が舞い込みます。

戸惑うすずは、相手が幼なじみの水原哲かと思いましたが、違います(笑) 

水原の事を少し意識している様子のすず。この二人、お互いほのかに思い合っていたみたいです。

相手は呉から来た、北條周作という青年。昔、一緒にばけもんに捕まった少年ですね(笑)

昭和19年、とんとん拍子に結婚の話は進み、無事両家の対面を果たし二人は結婚。

すずは、周作にどこかで会っている?と思うのですが、どうしても思い出せない( *´艸`)

すずの嫁いだ北條家には、父の円太郎、足が不自由な母のサン、そして他家に嫁いでいる径子という姉が居ます。

「周作にはもっと慎重に嫁を選んで欲しかった・・・」そんなことをすずに言う径子は少し意地悪な小姑です。

そして初夜! 

すずは周作に尋ねます。「うちらどっかで会いましたか?」

「うん、会うたで。えらい小さいころに。昔もここへほくろが有った!よう来てくれたの!」

そう言うと、すずに口づけをする周作。

無事初夜はすんだみたいですね( ´∀` )

 

白木リンとの出会い

 

 

ぼんやりして不器用なすずですが、次第に北條家や近所の住民にも受け入れられていきます。

そんな中、周作の姉径子は娘の晴美を連れて、実家に帰ってきました。

旦那は病死してしまい、嫁ぎ先と折り合いが合わず、長男の久夫を実家に残して離縁してきたようです。

径子に小言を言われながらも、晴美には懐かれて、上手く生活している様子のすず。

ある日、砂糖を闇市に買いに行ったすずは、迷子になってしまいます(笑)

途方に暮れ、地面にスイカとキャラメルを描くすずに、声をかける女性が!

その女性こそ「白木リン」

帰り道を教えてあげる代わりに、アイスクリームの絵を今度書く約束をしました。

リンは「二葉館」の遊女でした。

すずは遊郭に知らず知らずに迷い込んでいたんですね(笑)

そんな出会いから、リンと交流を続けるすず。

しかしリンが持っていたメモやリンドウ柄のお茶碗などから、周作とリンが過去に付き合っていたのでは?という疑念が沸きます。

「自分は代用品なのか?」という思いを感じ、周作とは微妙な関係に・・・

そんなときに、幼なじみの水原哲が水兵となってすずに会いに来ました。

気を利かして周作はすずと哲を二人きりにします。

お互い思い合っていた二人ですが、「この世界で普通で、まともでおってくれ、わしが死んでも笑うてわしを思い出してくれ、それが出来んようなら忘れてくれ」

そんな言葉を残し旅立つ哲。やっぱり哲はすずを好きだったんだと思います(/ω\)

その後すずはリンに会いに行くも不在。その代わりにテルという病床の遊女に会い、絵を描いて励まします。

後日桜の咲く時期にリンと再会。病床のテルは亡くなったと聞きます。

「人が死んだら、秘密は無かった事になる。それは贅沢なことかもしれない」と意味深に語るリン。

テルの遺品の紅を渡して二人は分かれるのでした。

 

戦争が激化 家族の死

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昭和20年4月、日本の戦況は劣勢となり、各地で空襲の被害が広がります。

それでもすずは、明るく過ごそうとし、周作への愛もより深まってきました。

6月、呉にも空襲の被害が!そして時限爆弾の爆発により、すずと一緒に居た姪の晴美が死亡。

すずも右手を失ってしまいます(/ω\)

晴美を守れなかったことを径子に責められたり、死が日常的なものになってしまった事で、自分自身が歪んでいるのではないか?という思いを抱くすず。

7月の空襲で、呉の街は焼け野原になります。

すずを心配した妹のすみが広島から見舞いに来て、「広島に帰ってくるよう」誘われますが・・・

迷うすず。リンの事で周作とは微妙な関係が続き、北條家にも居づらくなり、一度は広島へ帰る決断をします。

しかし8月6日の朝に径子と和解した事で、北條家に残る事を決意!その後運命の日が来てしまいます。

広島への原爆投下。故郷の広島を臨むと、巨大な雲が立ちのぼっていました。

8月15日。玉音放送で終戦を知ると泣き崩れるすず。

「この国の正義は何だったのか? この国の正体を知らずに死にたかった・・・」

 

戦後のすずと周作

 

 

11月、リンのいた遊郭を見に行くすず。

空襲によってひとたまりも無い状態となっていました。

リンの言葉「人が死んだら、秘密は無かった事になる。それは贅沢なことかもしれない」を思い出すスズ(/ω\)

ここでリンの生涯が明かされました。

子だくさんな家に育ったリンは子守要因として売られてしまうが、そこから逃げ出しました。

食べ物に困ったリンはある家の屋根裏に侵入していました。そこで過去にすずと会っていたんです。

なんとすずが幼少時に会っていた座敷わらしの正体はリンだったんです!!

そして放浪の末に行きついた先が遊郭だったんですね( ;∀;)

12月、すずは呉の港で晴美が好きだった壊れた軍艦を見ていると、幼なじみの水原哲を見かけます。しかしすずは声をかけません!

「この世界で普通で、まともでおってくれ、それが出来んようなら忘れてくれ」という言葉を思い出し、すずは、自分自身が記憶の器としてこの世界に有り続ける決心をするのでした。

「笑うたびに晴美さんを思い出す!たぶんずっと何十年経っても!」

昭和21年 1月、広島に足を運ぶすずと周作。

祖母の家に身を寄せる妹のすみと再会。

すみには原爆の影響が体に出始めており、すずの両親は亡くなっていました(/ω\)

そして、幼いころに二人で出会った橋で、すずは周作に言います!

「この世界の片隅にうちを見つけてくれてありがとう周作さん」

「ほいで離れんで、ずっとそばに居てください」

そのときすずが握った手は周作ではありませんでした(笑)

毛むくじゃらの爪の長い手、黒ずくめで籠を担いだ男。まさか「ばけもん」??

最後に、すずは原爆で母親を失った女子に懐かれちゃいました。

女子の母親は右手を失っていたため、すずの姿と母親が重なったんだと思います(≧▽≦)

その子を連れて呉の北條家に連れ帰るすずと周作!

ここで漫画は終了となります!

 

まとめ 原作に無い現代のキャラが登場する?

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今回は「この世界の片隅に」の原作漫画のネタバレを紹介しました。

実は、新キャストとして榮倉奈々(えいくらなな)さん、古舘祐太郎(ふるたちゆうたろう)さんが発表されましたよね!

このお二人は、現代編に登場するキャラクターのようなので、原作漫画には登場しません。

もしかしたらドラマは結構展開を変えてくるのかもしれませんね。

原作では結構白木リンが活躍しています! 

リンを演じるのは二階堂ふみさんですので、ドラマでもかなり出番が有るかもしれませんね(*^▽^*)

今週日曜日、7月15日の放送開始が待ち遠しいです!

 

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