複雑な人間模様と、本格ミステリーで話題の『愛してたって、秘密はある。』ですが、人気がうなぎのぼり中の賀来賢人さんの演じる暁人に注目が集まっているようです。
そこで今回は、『愛してたって、秘密はある。』の暁人の追っている事件について考察、ネタバレ予想をしていきたいと思います。
さらに6話で解った、明らかになりつつある真相についても追記していきます。
愛してたって秘密はあるの兄・暁人とは?
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今春の『スーパーサラリーマン左江内氏』で、超自意識過剰男子「池杉」役を演じ、一皮むけた感のある賀来賢人(かくけんと)さんが演じるのは、池杉とは180度違う、ワイルド系のジャーナリストで、爽(川口春奈)の兄でもある立花暁人です。
暁人は・・・
週刊誌に出入りするフリージャーナリスト。
幼い頃から、厳格でエリート思考の強い父の期待を一身に受け、検事を目指していた。しかし、ある事件をきっかけに父に反発、権力の闇を暴く仕事を選ぶ。
両親とは絶縁状態だが、妹の爽とは連絡を取り、可愛がっている。
引用元 http://www.ntv.co.jp/aishitetatte/images/chart/character_07.png
ここまでの流れでは、まだ登場シーンが多い方では無かった暁人ですが、街で反発している父・弘晃(遠藤憲一)にバッタリあってしまった時の暁人の態度を見る限り、尊敬していた父親に裏切られた息子という感じでしたね。
ある事件というのが鍵になってくるとは思いますが、その事件とは一体何なのでしょうか?
さらに5話では、爽を見つけ追いかけた黎(福士蒼汰)をストーカーと勘違いして捕まえたり、不信感のある黎に対して、爽を気遣う言葉を浴びせたりと、決行「シスコン」めいた一面も覗かせていました。ちょっと可愛かったですね(笑)
まぁ、川口春奈さんほど可愛い妹なら解らなくも無いですがwww。
愛してたって秘密はあるの暁人の追う事件の内容とは?
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公式サイトでは、「権力の闇」を暴くとありますが、実際に最初のうちは何を追っているのかわからない状態でしたね。
3話のラスト、雑誌社の依頼で張り付くことになった政治家(東国原英夫)の汚職事件で、大きく動きが出てきました。
本人に直撃した結果、軽くあしらわれてしまいましたが、5話で政治家の秘書を追う機転を利かせた取材が功を奏し、新たな展開になってきました。
秘書は、晶子(鈴木保奈美)の務める病院の院長室に向かい、図らずも晶子や風見(鈴木浩介)と接触することに成りました。
公式サイトの人物プロフィールにある、晶子と皓介(堀部圭亮)の「ある時期」と弘晃と暁人の「ある事件」の繋がりが解き明かされる第一歩となるんでしょうか?
愛してたって秘密はあるの暁人の追う事件のネタバレ予想とは?
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それでは、改めて暁人の追う事件についてネタバレ予想をしていきたいと思うのですが・・・その事件とは、問題の「ある時期」「ある事件」であることは間違いないですね。
そしてその時期とは、皓介が黎に殺害されてしまう少し前の10年前・2007年ということになります。
では、その時期に一体何があったのか?
暁人が弘晃を軽蔑するような事件であり、皓介が晶子にDVを振るうきっかけになるような事件ということですね。
そう考えると、答えは一つ「晶子と弘晃の不倫」ということしか出てきません。
しかし、不倫だけでは事件と呼ぶには少し力不足ですし、弘晃はその事件に起訴している事実も5話では出てきました。
ということは、何らかの事件性を孕んだ事象が起きているということです。
事件ということは、誰かが死んだり、障害を起こす、失踪、強姦などなど色々ありますが、起訴しているということは、刑事事件に発展したということのように思います。
単純に考えるならば、晶子と弘晃の不倫に気付いた皓介が、弘晃に暴行を加え、弘晃が怪我をしたことでの起訴というところでしょうね。
ただ、事はそんなに簡単なことなのでしょうか?まぁ、暁人にしてみれば、妻子有る身の父・弘晃が不倫していたという事実だけで軽蔑に値するとは思いますが、10年以上経過した現在、暁人が追うべき事件では無いはずです。
暴かなければならない何某かの事件性が有るのは間違いないのです。
ジャーナリストとして暴くということは、隠蔽や汚職などの権力絡みの事件が多いというのは皆さんご存知だとお思います。
黎の殺人の隠蔽に関しては、黎と晶子意外は知り得ないことと認識していますので、殺害事件意外ということになりますが、そうなると弘晃の汚職という線が色濃くなってきますね。
不倫の線でいくと・・・晶子との不倫が明るみになってしまった弘晃は、皓介に暴行を受けた結果、刑事訴訟を起こそうとした。皓介は医師として成功していた事もあって刑事訴訟を起こされてしまうのは世間的にマズイことになる。一方、弘晃も家族が有りますし、検事という立場からも大々的に騒ぎ立てるのは、世間的に思わしくないという結論に至ったのではないかと考えます。
そこで、弘晃は起訴を取り下げる代わりに、皓介に多額の示談金を請求したのでは無いかと思いました。示談金なので相応であれば何の問題も無いでしょうが、その額が一般的で無いのではないかと思います。
もう一方で、不倫ではない場合に考えられるのは・・・病院の院長と政治家の癒着があったのではないかという考えです。
病院側の窓口もしくは精通者として皓介が院長とグルになって行っていた癒着を知ってしまった晶子が告発してしまった。当然の如く大物政治家と大学病院の癒着問題ですから、大きく取りだたされたことでしょう。
裁判が行われ、担当検事になった弘晃ですが、何らかの要因で病院側が勝訴するように仕向けたのではないかと思います。もちろん告発した晶子は、裏工作があったであろう弘晃を許すはずもありません。
それであれば、晶子の弘晃に対する一連の強気な態度も頷けますし、夫を裏切った形になる晶子に対する皓介のDVも納得がいきます。さらに病院絡みの事件ですので、風見も知っていることでしょう。
弘晃の裏工作にお金が絡んでいるのかは定かではありませんが、おそらくソコに爽の過去が絡んでくることと思います。
爽が何らかの人には知られたくない事情で患者として入院していて取引材料にされたとか・・・そのあたりはまた別の記事で!
暁人は、権力に屈し汚職に手を染めた弘晃が許せず、事実を突き止める為に孤独な戦いをしているのでしょう。
愛してたって秘密はあるの暁人の追う事件のネタバレ予想とは?(追記)
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/22100″]8月20日に放送された第6話と次回予告で、暁人の追う事件がかなり明らかになりいましたね。
簡単に言うと、10年前に起こった政治家の「贈収賄疑惑」事件です。ソコには晶子の務める病院と病院に出入りする医療機器メーカーが絡んでいるようでした。
しかし、その疑惑は裁かれること無く終息してしまっているのでしょう。そしてその事件の終息に大きく関係しているのが弘晃ということですね。
そこで、第6話と7話の次回予告を見た上でのネタバレ予想ですが・・・11年前、皓介は晶子が贈収賄事件に関与している事に気づいた事で、告発してしまう。何故、看護師である晶子が関与しているのかというと、不倫相手でもある風見が贈収賄事件の病院サイドの窓口だったからで、風見の父は医療機器メーカーの窓口をしていたのでは無いかと思います。
風見親子は、政治家とズブズブの関係にあり、そのことに関わっていた晶子を皓介は許すことができなかった。
そんな矢先、黎が父のDVと勘違いした皓介を殺害してしまって、証人不在になってしまったが、すでに告発されているので、裁判は継続という形になったのでしょう。
検察官はやり手検事の弘晃が担当。証人不在であっても事件の真相をつき贈収賄疑惑が事件へと近づきつつあった。
なんとか事態を収めたい風見は、当時まだ幼かった爽を誘拐し弘晃に圧力をかけようとした。結果的には逃げられてしまったが、爽が襲われた事実が、弘晃に二の足を踏ませ無罪判決が下ったのでは無いかと思います。
暁人は、最愛の妹・爽を仕事で危険に晒し、なおかつ検事でありながら事実を曲げ権力に屈してしまった弘晃に絶望し、自身は検事の道を脱しジャーナリストとして悪を正すという道を選んだのではないでしょうか?
というのが現在までの私のネタバレ予想です。予告を見る限り次回の7話では、かなり真相に近づくようです。
ただ、それでも依然7話という中盤のストーリーです。「黎の事件」「爽の事件」ときて最終章が2人の結婚に向けた最終試練に繋がっていくのでしょう。
暁人の気持ちも弘晃の気持ちも解らなくはないですが、2人が和解して黎と爽の結婚を祝福するエンディングなら良いですね。
まとめ
今回『愛してたって、秘密はある。』で賀来賢人さん演じる暁人の追っている事件についてネタバレ予想をしてみましたが、なかなか情報の少ない中、確信についているのでは?と思っています。
当たるかどうかはまだ解りませんが、今後の展開が非常に気になりますね!