ブラックペアン治験コーディネーターに批判と抗議はおかしい?ツイッター反響は賛否!

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TBS日曜劇場「ブラックペアン」は二宮和也(にのみやかずなり)さん主演の医療ドラマです。

役者陣の演技が大変好評ですが、ドラマの設定に関して抗議が発生したようです!

加藤綾子(かとうあやこ)さん演じる治験コーディネーターの描写があまりにも現実とかけ離れている!との事。

果たして抗議されるような内容だったのでしょうか?

今回は、日本臨床薬理学会からの意見文の内容、この意見文に対してのツイッターでの賛否をまとめてみました。

 

 

目次

日本臨床薬理学会からの意見文の内容は?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/34246″]

今回問題になったのは、カトパンこと加藤綾子さん演じる木下香織。

治験コーディネーターという職業・・・確かに一般の人には馴染みのないものです。

ちなみに治験コーディネーターとは?

開発された薬が現場でも有用かつ安全かどうか確認するため、事前に人へ治療も兼ねて行う臨床試験を「治験」といいます。治験コーディネーターとはその治験が適切に行われるよう、医師や製薬企業と被験者の間に立って調整する専門職。責任医師などの指示の下、治験までの準備や被験者への対応、検査データの整理、医師への報告などあらゆるサポートを行い、新薬導入を円滑にする上で重要な役割を果たします。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00000029-it_nlab-ent

なるほど~なんとなくわかりますが、ちょっと難しいですね(^_^;)

では、いったい、どのような内容が問題で抗議が来てしまったのでしょうか?

「ブラックペアン」の第1話・第2話では治験コーディネーターがスーツ姿で担当医師を高級飲食店で接待したり、治験を決めた被験者に同意書を取らずその場で負担軽減費として300万円を手渡しするシーンが登場しました。放送後Twitterではこれらの描写に対し、「現実と違いすぎる」「知られる機会がない職種でデタラメを描かれると大迷惑」と批判が相次ぎました。

 日本臨床薬理学会は治験コーディネーターとほぼ同義である「臨床研究コーディネーター」(CRC)の認定制度を運営しており、放送を受けてTBSへの意見文を公式Facebookで公開。「ブラックペアンにおいて登場する治験コーディネーターとは、まったく非なるものであります」「患者さんのために、医療の発展のために真摯に努力しているCRCの心を折り、侮辱するものであった」と描写を非難しました。

 接待シーンについては「CRCは医療機関のスタッフとして患者様をサポートしており、スーツを着てかっこよくこなせる業務ではありません。担当医師を高級レストランで接待するCRCも100%おりません」と否定。患者へ負担軽減費300万円を手渡す場面にも、一般的には一回あたり7000円~8000円であり、「高額の軽減費で治験への参加を誘導することは厳に戒められております」「別の費用を誤解されたのでは」と乖離を訴えています。

 

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00000029-it_nlab-ent

なるほど・・・確かに、聞きなれない職業なだけに「こういうことあり得るんだーー」と勘違いしてしまう懸念はあると思います。

ストーリー的にも木下と医者との関係性が興味深くて、治験コーディネーターという職業に関心を持った人も多いと思います。

 ドラマの公式サイトでは「演出上、登場人物の行動は、治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれています」「演出上、治験をめぐり、多額のお金が動いています」と注意書きがありますが、学会は「これらのことは、ドラマの演出上という言葉で片付けられない」と説明。

 「CRC達が、医師達に高額の接待を行い、人によっては高額の負担軽減費を支払っていると誤解されることはCRCを認定している学会として残念でなりません」「番組により患者さんがCRCという職種に不信感を持ち、治験を通じた新薬・医療機器開発へご協力を頂けなくなるとしたら、それは医療イノベーションを目指す日本にとって大きな損失につながります」とドラマによる誤解を不安視し、「CRCの使命、現状等を正しくご認識頂き、あまりにも現実と乖離した描写を避けて頂くよう希望する次第であります」と申し立てました。

うーん記事を読む限りでは、日本臨床薬理学会の指摘内容もごもっともかもしれませんが、これはあくまでもフィクションを含むドラマです。

公式サイトでも断りを入れているため、私は個人的にはドラマの演出として問題は無いと思いますが・・・。

ただ問題なのが以下の文面。

「番組により患者さんがCRCという職種に不信感を持ち、治験を通じた新薬・医療機器開発へご協力を頂けなくなるとしたら、それは医療イノベーションを目指す日本にとって大きな損失につながります」

確かにテレビの影響はとっても大きいです。

これから病院で治験コーディネーターが出てきたら、なんとも良い印象を受けないなんいうこともあり得ます。

ドラマでも、ヒロインをいじめる役の女優さんが、街で視聴者に「いじめるな!!」と怒られたなんて話も良く聞きます。視聴者はかなりドラマに入り込むこともあるので(^_^;)

さてツイッター上での意見はどうでしょうか。以下でまとめてみました。

 

 

治験コーディネーター描写へのツイッター上での反響は?

 

 

ドラマの放送後にも、医療関係者から以下のような意見は少なからず出ていたようです!

私はCRCだけど、ブラックペアンを見たという同じ職場の看護師さんからですら「CRCの人ってこんな(ドラマのような)仕事してるんですね!」って..

 

ちなみに治験コーディネーターは病院側のスタッフ(看護師とか薬剤師が多いかな?)なので、ブラックペアンみたいに医者に接待したり売り込んだりとかはしないですよ

やっぱりね。CRCってあんな華やかじゃないし、
接待なんてするわけないし。負担軽減費あんなもらえるわけないし。

 

現場をしっかりと確認しないドラマの所為で、また薬剤や医療機器の国内の開発に対して不信感や反発を覚える人たちが増えるの?もうやめてくれないかな

 

だいたいこう言う間違った情報があっても、業界団体が抗議も何もしないから、日本の治験(臨床試験)は認知されない。な、JASMO、JPMA、、、一応JCROAも挙げとこうか

 

ドラマ「ブラックペアン」の「治験コーディネーター」の解釈は間違っていますのでご注意下さい

 

ブラックペアンの治験コーディネーター(CRC)描写が酷すぎますが、決してこんな仕事ではないことをはっきり言っておきます。「フィクションなんだから」とたしなめられることもありますが、実際の業務との乖離が酷すぎます。

 

治験コーディネーターはスーツで患者と接したりしません!!!腹立つ!!!こんな協力費払われません!!!

 

治験コーディネーターの描き方、現実と違いすぎて笑えない。

医療従事者がこのドラマを見ると、現実とドラマ状の乖離を敏感に感じ取ってしまうんですね。

確かに一般に認知されていない職種なので、視聴者に誤解を与えてしまった可能性は否めません。

次に意見文がネット上の記事にあがった後の視聴者の反響をまとめました。

 

意見文に対しての反響は?賛否別れる?

[https://dorama-netabare.com/archives/34126]

まずは抗議に対しての反対意見です。

ノンフィクションがフィクションに絡むなよ。くだらない。

 

ブラックペアンで日本臨床薬理学会の人たちがTBSに抗議したらしいけど、
ドラマの意味よ。確かに治験コーディネーターってあんまり知られてない職業だからドラマを見て誤解を受ける人もいるかもしれないけど、
そんなこと言ってたらきりがないし、かなりの医療系ドラマが制限されると思うけどね。

 

ドラマ「ブラックペアン」の治験コーディネーター 「現実と全く違う」「侮辱」と日本臨床薬理学会がTBSに抗議>>>うん、だから基本「このドラマはフィクションです。」て、出るやろ?

 

西部警察だってその他の刑事ドラマだって、普通あんなに発砲したりしない!!って抗議は聞いたことがないし、それでいいと思う。

 

ドラマだからいいじゃ無いのと思ってしまう。医療従事者は許せないことなのか?私は寧ろスナイプと言う新技術が玩具的に見えるがどうなんだろう。

 

何でも抗議するのがプロ意識だとは思えない。ましてや、フィクション前提の世界に。。認知度向上の好機と捉えて正しい姿をバンバン発信すればいいだけ。

 

ドラマにケチをつける医療業界、本当にクズだ。現実と違うからドラマだろ!頭悪い集団

 

フィクションはフィクション。
ブラックジャックのように暴利を貪る医師はいないし、リーガルハイな悪徳弁護士も、コナンみたいに周囲で不審死が続出する少年探偵もいない。

 

「ブラックペアン」での治験コーディネーターの描写が大きな問題になっています。ドラマ全体の否定にならないように、かつドラマを楽しむ方々にとってマイナスにならないよう、問題の焦点を絞っておきたいと思います。

 

ドラマやん。フィクションやん
イメージだとか、仕事内容違うとか言ってるけど、それは治験関係者だけの問題じゃない
医者がお金受け取ったり、何度も手術失敗してたり、看護師が法的に違反してもその後ふつうに続けてたり
言い出したらキリないわ

 

TBSドラマ「ブラックペアン」見てないけど、医療界隈では大炎上しとる。治験コーディネーターの働き方が本物と違いすぎるんだとか。でもさ、「私失敗しませんので」のとき外科学会は「外科医は失敗してるよ!現実と全く違う!侮辱!」とか抗議しなかったよ。なんでだろう。

 

治験コーディネーターの職業に誤解を生む描写ねぇ、、だったら児童養護施設を陰湿で暗くて可哀想な場所で育てられたみたいな描写をするドラマは全部抗議したいって話よ。でもドラマだからねって私は割り切って見てたな、児童養護施設で働いていた頃。

 

フィクションと現実だと踏まえて観られない人が多いからこうなるのかねえ・・・作り物がどんどん面白くなくなる。

 

さすがにくだらねぇ観てないけど、こんな事言い出したら職業扱ったドラマ、映画、CM全部無理ですよナメんなよドラマと現実、同じだと思ってねぇわ

 

ブラックペアンの治験コーディネーターの件で色々揉めてるけど、私は「じゃあ相棒の視聴者は全員警察が汚職まみれだと思ってんのか」っていうリプに共感できた。みんなフィクション前提に見てるわけであって、それがダメならニノのパワハラ発言も追求すべきだと思う

ドラマを楽しんでいる方々は、抗議に対して否定的ですね。

医療に限らず職業ドラマはこの手の抗議を受けたら、フィクションとして何も描けなくなってしまう・・・と私も感じます。

ツイートにもありました、だったら「相棒」の公安の描写とか警察内部の描き方とか、よく抗議受けないな~と、逆にびっくりします(笑)

「相棒」大好きですが、相棒が抗議を受けたら「それはしょうがないな~やりすぎだもん」と思ってしまいます(笑)

続いて、抗議に賛同する意見です。

ドラマは影響力ありすぎるので演出なので実際と違う描写であるという言い訳は成り立たない
またメディアが医療を悪くする!Welqから何も変わってない

 

このドラマの治験コーディネーターって何者
「演出上という言葉では片付けられない」とも

 

TBSドラマ『ブラックペアン』がエンターテイメント重視でツッコミどころ満載すぎて、
ついには日本臨床薬理学会が抗議文を出す騒ぎになってますが、
原作に出てこない治験コーディネーター(CRC)を不勉強のまま台本にぶっ込んだ脚本家を責めるべきで、
医療監修は何やってんだーって声は違うんじゃないかな

 

これなーーーーー
製薬メーカーの人も「は?」だったよ
あまり知られてないからこそ、ちゃんと調べてドラマ作るべきでしょ…

 

日本臨床薬理学会のTBSへの抗議文、素晴らしい。治験コーディネーターに関する用語の解説から入って、あくまでも業界外の人が読んで理解できるように問題を丁寧に説明している。これを書いた方は優秀だなあ。ぜひ抗議が真摯に受け止められますようにと願う。

 

ブラックペアン、治験コーディネーター抗議きたんだ…
なんであんな丁寧に作ってるのにそういうところには目が行かなかったのかなぁ、なんか悔しい。

 

ドラマに出てくる治験コーディネーターがフィクションなのはわかってる!って人も、薬理学会の抗議文に本当の治験コーディネーターがどんな仕事してるのか書いてあるからぜひ読んで知ってほしい

 

“治験や臨床試験に対して、悪いイメージを植え付けることは…製薬企業陰謀論などの誤解を助長させ、医療否定、インチキ医療屋さんたちがますます元気になってしまいます。

 

ブラックペアンの治験コーディネーターのやつ。学会が抗議文出したのに対してドラマだからとかフィクションなのにって言うやつ。
女性軽視とかセクハラパワハラのドラマあっても抗議しないで楽しく見れるんだよね。ドラマだから。
あとちゃんと抗議文読もうよ。

 

治験コーディネーターの件で、番組に抗議してくれたのは、嬉しい。
CRCが疑われるのは、気の毒。皆、一生懸命やってるのに、接待や小切手なんて有り得ない。
と、元治験事務をしていた私は思う。

 

私まさに治験コーディネーターという仕事をしてるんですけど、本当このドラマに出てくるのと現実の違いがありすぎる
負担軽減費300万とかありえない

 

ほらね、やっぱり抗議が出ると思った。
治験、臨床試験って今後の医学の進歩や、新薬で患者を救うことに対して本当に繊細で重要な部分だから、誤った認識を視聴者に持たせるような描写はしてほしくなかったんだよね。たとえフィクションのドラマでも。

 

治験コーディネーター、抗議出してくれてよかった。接待していろんなとこにいい顔して、っていう職業なんだと何の疑いもなく思ってた。

 

完全なフィクションのドラマとしては成立するんでしょうが、リアルな医療物語としてはまるで有り得ないですね

抗議に賛同する意見も多数ありました。

私の印象ではほぼ半分、半分かなという感じです。

どちらかというと抗議に対して否定的な見解だった私ですが、賛同の声を見てみると、もう少しドラマの作り方に配慮が有っても良かったのかな?と思い始めました。

う~ん、なかなか難しい問題で、簡単には判断できないと思います。

 

まとめ ドラマの方向性は変えないで欲しい

[https://dorama-netabare.com/archives/33969]

抗議の内容は確かに妥当であると感じました。治験コーディネーターを誤解してしまったのも事実です。

この指摘を受けてドラマ制作者はどう判断するのでしょうか?

私の個人的な意見としてはドラマの方向性は変えないで欲しいです。

ただしドラマの最後で、「ドラマの演出上、治験コーディネーターの実態とは異なります」などの断りを入れる必要はある思います。

治験コーディネーターを他の職業と一緒くたに括ってはいけないですよね。職業の知名度が低いのですから・・・。

ドラマはあくまでもフィクションですが、現代の情勢を鑑みた配慮が必要になるのかもしれません。

ただし配慮によってストーリー性が損なわれるのは避けてもらいたいです。うーん難しい問題ですね( ;∀;)

演じる加藤綾子さんの評判が落ちることも心配です。加藤綾子さん自体は悪くないので頑張ってください!!

 

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