書けないッ!?最終回ネタバレ結末予想!ハッピーエンドのラスト?

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テレビ朝日の土曜の深夜の新ドラマ枠「オシドラサタデー」の第一弾のドラマ「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」が2021年1月16日からスタートしました。

主人公は生田斗真(いくたとうま)さん演じる売れない脚本家の吉丸圭佑(よしまるけいすけ)。

吉瀬美智子(きちせみちこ)さん演じる妻が売れっ子小説家だったことから主夫生活を送っていたのに、なぜかゴールデンドラマの脚本の依頼がきて、人生が一変するストーリーです!

ライバル、そして同志でもあり、才能も差がある凸凹夫婦の日常をコミカルに描いたマイホームコメディ!

1話を見たのですが、もしかして脚本家さんあるあるなのでは??と思えるようなリアルっぽいストーリーになっていました。

今回は原作のない脚本家のオリジナルストーリーということで、最終回の結末はまだわかりません。

しかし・・・どんな結末なのか?気になりますよね。

今回はドラマ「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」最終回ネタバレ結末はどうなるのか?予想していきます。

一体どんな結末を迎えるのでしょうか?ハッピーエンドそれとも??ゴールデンのドラマの脚本は成功するのか??

個人的に実話もかなり入って来ているのかな?と思うので、その辺りもご紹介していきます。

目次

書けないッ!?最終回ネタバレ結末!ハッピーエンドのラスト?

9話はベテラン脚本家が担当!?

東西テレビ・会議室。

東海林P(北村有起哉)、めぐみ(長井短)、角監督(小池徹平)、圭祐(生田斗真)と9話の脚本を書くことになった脚本家が打ち合わせをしています。

角や圭祐からおおまかな9話の構想を聞き、“結末がまだ決まっていない”と言う圭祐に「では、どうとでもなるようにしておきましょう」と脚本家は余裕で答え、二日で脚本をあげると言って帰っていきました。

米虫メンタルクリニック。

ぐったりと椅子に横たわる圭祐に米虫(矢柴俊博)が「正に救世主現る・・・ですか?」と言うと、圭祐は「でも7話まで書いたんですよね、僕。最初は連ドラなんて絶対無理だと思ってたけど、なんとか7話までクリアして今8話、書いてるんですよ」と言う圭祐。

「あれ?このまま最期まで行けるかもって思ってるんですか?・・・ああ、欲が出てきちゃったんだx」と米虫が言い、“脚本家として実績のない圭祐と心中したいとは誰も・・・”と言います。

圭祐が“何故、自分が落ち込むようなことをいうのか?”と聞くと、米虫は“自分は圭祐に共感している”と言い、圭祐は「共感なんかいりません」と言いました。

米虫は、最近来た物書き夫婦の奥さんの“奥さんの方が作家としては売れているが、最近の旦那さんの仕事ぶりを見て、旦那さんの仕事の方が人々を喜ばせているのではと疑問に感じてきている。自分は小さな山の大将だったのではないかと・・・。ある意味、圭祐と一緒だ”と言います。

「今まで他人のことなんて気にしなかったのに、突然現れたライバルに動揺してらっしゃる。・・・順位なんかつけられない仕事でしょ?小説家も脚本家も。他人と比べても仕方がない。吉丸さんはあなたの世界を、あなたのオリジナリティを追及するべきです」と言う米虫。

暫し、見つめ合う圭祐と米虫。

米虫はふと「私は今、良いこと言った」と言い、圭祐も「いいました。びっくりしました」と言い、米虫は照れて笑い、「ところで、最近、ツルツルは?」と聞きました。

最近は時々、的を得たことを言う米虫先生です。

圭祐は“今、先生の椅子に座ってます”と言い、米虫は驚いて椅子を見ます。

ツルツル(浜野謙太)は「自分の世界を追及したいなら俺に聞け。俺がお前のオリジナリティだ」と言いながら米虫の席で圭祐の似顔絵を書いています。

「そんなわけないだろ?」と圭祐が言い、「俺はお前の分身だぞ」と言うツルツルに「僕を脅かしに出てくるだけじゃないか?あなたの存在する意味が分かりませ~ん!」と言う圭祐。

米虫が圭祐に「ツルツルと喋ってるんですか、あなた?」と聞き、圭祐は米虫に礼を言い、「ちょっとスッキリしまった」と鞄を持ち、「待て」と圭祐の肩を掴んだツルツルに「ついてくんなよ~!」と思い切り言い放って診察室を出ていき、米虫は「ツルツルは置いていくんですかっ?!」と叫びました。

吉丸家。

奈美(吉瀬美智子)の書斎。

編集者のゆかり(野村麻純)が奈未のデスクで“米虫メンタルクリニック”の名刺を見つけ、「ダメでしょ!勝手に見ないで!」と取り上げた奈美に“心療内科に通っているのか?”と聞きます。

奈美は“最近眠れない日があって、一回行っただけ”と言い、しつこく問い質すゆかりに“睡眠薬もらって、ぐっすり寝たらスッキリした”と言いました。

ゆかりは、奈美が今、書いている小説「ブラッディ・ミュージック」を絶賛し、同じバンパイヤものでも「富豪教師Q」とはレベルが違うと言いながらも、圭祐がショックを受けてドラマが面白くなくなると困るので、ドラマが終わるまでバンパイヤの小説を書いていることは圭祐には言わないで欲しいと言います。

その様子を外からじっと窺う空(潤浩)。

吉丸家のリビング。

パソコンを見ていた仙川(菊池風磨)が「セリフが変わってる・・・シーン全部変わってる、知らない、これ」と言いました。

「僕が・・・一人で直したんだよ」と圭祐が言い、仙川は「僕がいなくても書けるんだ・・・」とひどくショックを受け、圭祐は“たまたま気分が乗ってただけだ”と言い「ほんとに?」と聞く仙川に「仙川君がいなきゃ、書けないよ!」と言って仙川の肩を叩きます。

「仕事しましょ~う!!」といきなり元気になり、張り切る仙川。

その様子を漫画を読む振りをしながら、外からじっと窺う空。

絵里花の部屋。

絵里花がDJYOOから届いた「絵里花に会いたかった・・・残念」というメッセージを見て、「うそ~!」とベッドにひっくり返りました。

絵里花の部屋のドアに聴診器をつけて「うそ?」と言う空。

公園。

空の友達のチハルが滑り台を滑り降り、電話に「つまり、吉丸家は3つの問題を抱えてる訳ね。お母さんはお父さんに内緒でバンパイヤの小説書いてる。お父さんは家族にも仙川くんにも内緒で若い女の人に仕事を手伝わせてる。お姉ちゃんはこっそり本当のお父さんと会おうとしてた」と言います。

吉丸家の隅。

空が電話で「そして、その秘密を知っているのは僕だけ。どうしたらいいの、チハルちゃん?」と言い、

公園。

チハルは電話で“個別に処理していくしかない”“空が一人一人に忠告して秘密を秘密のうちに解決する”とアドバイスしました。

吉丸家の隅。

空は「秘密を秘密のうちに・・・」と電話を切り、奈美、圭祐、絵里花それぞれに凛々しく「やめときな」忠告をする自分を思い描き、「わ~っ!出来るわけないじゃん、そんなこと!」と言います。

吉丸家のリビング。

仙川と第8話を書き上げた圭祐にキッチンに来た奈美が「調子はどう?」と聞き、圭祐は“今、丁度、第8話の直し終わったところ。でも、あと何稿かは書き直さないといけないと思う”と言いました。

奈美は“絵里花が今の一番の楽しみは富豪教師だと言っていた”と言い、圭祐が喜んで去った後、「私にはそんなこと言ってくれたことありません」と呟きます。

リビングに戻った圭祐は仙川に「絵里花、なにかあったのかなぁ?」と聞き、仙川はドキッとしながら「さぁ・・・」と答え、“昨日くらいから自分に優しい”と言う圭祐に「へぇ~~~」と言っていると、ガラスを叩く音がして、仙川は視線を向けました。

窓の外で絵里花が“上に来い”とジェスチャーし、仙川は“りょ”とジェスチャーします。

絵里花の部屋。

絵里花が仙川にDJYOOの「絵里花に会いたかった・・・残念」というメッセージを見せました。

「どう思う?」と聞く絵里花に「どう思うって・・・スルーしていいんじゃない?」と仙川は絵里花にスマホを返します。

仙川は「だって言ってたじゃん。“私のお父さんは一人だけだ”って。だから会うのやめたんでしょ?」と言い、絵里花は「そうだけど~」と言い、「ダメダメダメダメ、もうこの人のことは忘れるって決めたんだから、絵里花ちゃんが」と言う仙川。

頷く絵里花を見ながら仙川はレストランでDJYOOと会った時のことを思い返します。

レストラン。

DJYOOが“ドキドキしながら来たのに、誰だよ、お前は?”と言い、仙川は「仙川です」ど言いました。

“絵里花が、会いたいとは言ったものの、いざ、その時が来たら怖くなったのは分かる。”とDJYOOは言い、「分かるだろ?誰だ、お前?」と聞き、仙川はもう一度「仙川です」と言います。

「絵里花の彼氏なのか?」「残念ながら違います」「なんでお前が代理なんだよ?」「それは僕にもアイ・ドン・ノー」「アイ・ドン・ノー?」「アド・ドン・ノー」「アイ」「アイ」「アイアイアイアイ」「アイ・ドン・ノー」

とDJYOOと仙川はハイ・タッチをしました。

絵里花の部屋を出て階下に下りた仙川にDJYOOから「また会おうYO!」とメッセージが来て、「はい」と返信しています。

メッセージ画面を見て「なんで俺が繋がってんだよ」と呟く仙川。

バイブスが合ってしまったようです、仙川君とYOOさん。

東西テレビの会議室。

東海林P、めぐみ、角監督、圭祐。

東海林が「OK、これで決定稿だ」と言い、角も「もう直すとこないですもんね」と言いました。

圭祐が「まだ3稿なのに」と言うと角が「凄いじゃないですか、吉丸さん」と言い、「信じられない」と喜ぶ圭祐に東海林が“早速、最終回に取り掛かって貰いましょうか?9話を呼んでラストの展開を考えて”と言います。

「9話読んで?」と聞く圭祐にめぐみが9話の第1稿を渡し、東海林が“決定稿”だと言いました。

圭祐の憂鬱

東西テレビのカフェ。

9話の脚本を読む圭祐。

圭祐の声:神宮寺が、え?うそ?いきなり殺された!

「え・・・あ、レイコ先生の夢か。びっくりした~」と圭祐は言います。

圭祐の声:衝撃のオープニングから始まった第9話は、僕たちが打ち合わせで出した、ぼんやりしたアイデアを全部活かして、見事に展開させたストーリーだった。

「これを二日で・・・」と圭祐は呟き、

圭祐の声:しかも第1稿で決定稿って・・・。

圭祐の斜向かいの席にツルツルが現れ、ウイスキーを注ぎながら「これがプロの仕事だよ。売れっ子脚本家とそうじゃない奴の差なんだよ。(と酒を飲み干し)最後まで全部一人で書けかも、欲が出てきてた自分が恥ずかしい。お~、恥ずかしい!」と大笑いするツルツル。

圭祐は、ツルツルを無視して遠くを見つめて溜息をつきました。

「リアクションしろよ~!!」とツルツルは言いますが、圭祐はツルツルとは違う方角を見つめて溜息をつきます。

「こっち見ろ~!!」とツルツルは必死に圭祐の視界に入ろうとしますが、圭祐はその度に視線を逸らして溜息をつきました。

八神隼人(岡田将生)の楽屋。

隼人に8話と9話の脚本を渡す東海林。

「もう9話まで出来ちゃったの?凄いじゃん、吉丸さん」と脚本を開いた隼人は「脚本・原口正宗」という名前に目をとめます。

東海林は「神宮寺、めっちゃカッコいいから読んでみて」と言いました。

吉丸家のリビング。

「もう、どうすればいいんだよ~!」と柱に巻き付いて回る圭祐。

パソコンの前の仙川が「もう最終話ですよ。あと一回じゃないすか」と言うと、圭祐は「分かってるよ、そんなことは。でも、なんにも思い浮かばないんだよ」と言います。

仙川は9話の脚本を見ながら“9話は打ち合わせ通りに出来てるんでしょう?”と言い、圭祐に「この続きを考えればいいんですよ」と言うと、圭祐は“だから!そんなこと・・・そうだよ。普通に続き考えればいいんだよ、結末を考えれば」と言い、仙川は戦闘態勢に入りました。

「どうぞ!・・・いつでも、どうぞ!」と待ち構える仙川に「脳冷却、行ってくる」と言って、圭祐は出掛け、仙川は「え~~、ちょっと待ってくださいよ~」と圭祐を追います。

整体B&Bラボ

桜子(土村芳)が「自信なくした?」と脳冷却中の圭祐に聞き、圭祐は“9話の本を読んで自信を失くしたから何も思い浮かばないんだ”と言いました。

桜子は「私がアシスタントになります、吉丸先生。なんにも聞かずに口述筆記のお手伝いします。第8話はサクサク進んでたじゃないですか?桜子ちゃんのお陰だって言ってくれたでしょ?仙川君なんかもういらないって」と言い、圭祐が「なんかとは言ってないよ」と言った時にタイマーが鳴ります。

「言ってましたよ。仙川君なんかもういらな~いって」「え?言った?仙川君なんかいらないって?」「言ってましたよ、仙川君なんか・・・」という会話を処置室の扉の外で聞いている仙川が激しくショックを受けました。

着いてきちゃったんですね、仙川君。

吉丸家のリビング。

奈美が「富豪教師Q」第9話の脚本を開き、脚本者が「原口正宗」になっていることに気付きます。

吉丸家の夕食の食卓。

圭祐、奈美、絵里花、空がテーブルについて夕食を食べていました。

絵里花が圭祐に“ドレッシング取って”と言い、圭祐がドレッシングを絵里花に渡すと、奈美が溜息をつき、続いて空が溜息をつきます。

絵里花が溜息をつき、圭祐も溜息をつきました。

奈美が「なんでみんな溜息つくの?」と聞くと、空が「お母さんだって、溜息ついたじゃん」と言い、絵里花も「ついた」と言います。

圭祐が奈美に「なんか悩み事でもあるの?」と聞き、奈美は「それは・・・圭ちゃんでしょう?・・・9話、原口さんて人が書いたのね」と言いました。

「見たの?」と圭祐が言い、絵里花が「原口さん?」と聞き圭祐は“間に合わないから助けて貰った”と言います。

“全部お父さんが書くんじゃないの?”と聞く絵里花に「だから・・・もういいじゃない?!最終話は僕が書くんだから」と声を荒げる圭祐。

「でも、行き詰ってるんでしょ、仙川君から聞いたよ。・・・やっぱり途中で他の人が入ったからよ。圭ちゃんのイメージに全然ないものが、いきなり入ってきちゃったから」「僕のイメージなんて、そんなの」

「絶対にある。その回その回書くのが必死で、先のことなんて考えてなかったかもしれないけど、やっぱり圭ちゃんの中にはこんな風にしたいっていうイメージがあったのよ」という奈美に「だとしても、どうしようもないだろう?9話はもう出来ちゃったんだし、それで撮影の準備進んでるんだから」と圭祐は言いました。

そこへ玄関チャイムが鳴り、奈美が「どちら様でしょう?」と聞くと「どうも~」と言う返事があり、奈美が圭祐を手招きして、文句を言いながら圭祐がモニターを見ると、「どうも八神隼人です」と八神隼人がサングラスを外し、圭祐は口からお茶を垂れ流します。

独特の驚き方です、圭祐さん(笑)。

圭祐と東海林の決断

リビング。

コーヒーを出す奈美を隼人が褒め称え、正装した絵里花と空にも声を掛けました。

「どうして、僕の家を?」と聞く圭祐に「だから、八神隼人ですよ、俺は」と答えます。

そして隼人は「第9話はあなたが書いてください」と“原口の脚本は本人が面白がって書いていないから魅力がない。圭祐の脚本には神宮寺への愛、登場人物全員への愛がある”と言いました。

めちゃくちゃ嬉しいと言いながらも圭祐は“現実的は自分が今から9話を書いていたら最終回に間に合わないので無理です”と言いますが、隼人は“圭祐が書かないならやらない”と言います。

「吉丸さん、俺たちの仕事は面白いドラマを作ることでしょ?」と隼人は立ち上がり、「東海林さんに電話してください。今」と言いました。

庭に出る圭祐。

圭祐の声:今から9話を僕が?絶対、間に合わない。絶対、間に合わないけど」と部屋の中の隼人を見ると、隼人は頷きます。

リビング。

隼人が空に「それにしても無口だね、空くん。君の声をまだ聞いてないぞ、俺」と言い、奈美が「普段はよく喋るの」と言い、絵里花が「おじさんみたいな子供なんです」と言いました。

奈美が“八神隼人とお喋りしないと一生後悔する”と空に言い、隼人が空に目線を合わせ、「そんなに緊張すんなよ、なんでもいいから喋ろうぜ」と言うと、空は「僕は・・・僕の・・・」と立ち上がり「僕のお父さんは若い女の人と会ってます。お母さんは内緒でバンパイヤの小説を書いています。お姉ちゃんは本当のお父さんと連絡とってます」と言います。

奈美と絵里花は唖然とし、隼人はきょとんとして「なんの話?」と聞きました。

確かに、隼人には「なんの話?」ですよね~。

庭。

東海林に電話を掛けている圭祐。

「はいはい、どうしたの、吉丸君?」と電話に出た東海林に圭祐は「東海林さん・・・あの・・・第9話も僕に書かせてください!最終話も僕が書きます!!絶対、間に合わせますから、全部僕に書かせてください!お願いします!!絶対、絶対、間に合わせますから!死んでも間に合わせますから!お願いします。東海林さん」と訴えます。

東海林は「分かったよ。・・・君と心中するよ」と言いました。

これまでの圭祐の努力が認められたのですね。

吉丸家のテラス。

口述筆記をする圭祐と仙川。

圭祐の声:今、書いているのは第9話。4日で9話と最終話を決定稿にしなきゃいけない。どっちも自分が書くって言い出したからには、何がなんでも間に合わせなきゃ。

「ダメだ、ダメだ、脳冷却行ってくるわ!」と飛び出していく圭祐。

吉丸家のダイニング。

奈美、絵里花、空、仙川がテーブルを囲んでいます。

空が“圭祐が喫茶店で若い女の人と一緒にいたのを見た”と言い、「あ、あ、あ、それは脳冷却の女っすね・・・いるんっすよ。桜子って女が!富豪教師にも出てくるでしょ、一条桜子。私の名前使ってくれって、あの女がいったんすよ!」と仙川が言いますが、

“ドラマの桜子は敵キャラだし、圭祐はなんとも思ってないんじゃないか”と絵里花、空、奈美は言いました。

仙川は“桜子は仙川のポジションを奪おうとしている”と言いますが、奈美は「この話はもうお終い」と言い、絵里花は空に“お父さんは浮気なんてする訳ないから大丈夫”と言います。

絵里花が「次の議題」と言い、奈美に“バンパイヤの小説を書いているとはどういうことか?”と聞き、仙川は「バンパイヤ?!」と驚きました。

“ブラッディ・ミュージック”と空が言い、「出版社からのリクエストよ。お父さんのことは気になったんだけど、どんどんイメージが湧いてきちゃって」と奈美が言い、絵里花が「ブラッディ・ミュージックに比べたら、富豪教師なんてもう・・・」と言い、

「ダメなの?」と仙川が聞き、「面白いじゃない、富豪教師だって」と言う奈美に「お父さん、絶対に落ち込む」と言う絵里花。

“これは物書き同士のデリケートな問題だから、自分がちゃんと話すので、この話は今はここでお終いにして”と奈美は頼みます。

絵里花も空も「分かった」と言い、奈美が「最後の議題」と言い、絵里花に“いつからあの人と連絡をとっているのか?”と聞くと、仙川が「まさか」と言い、空が「本当のお父さん」と言うと、仙川は「え~~~っ!!」と言いました。

奈美が仙川に“知っているのか?”と聞くと絵里花が「知ってるよ。仙川君が私の背中押してくれたんだもん」と言い、「会ったのあの人に?」と聞く奈美に、皆が「会っていない」と言い、空が“あの人が来る前に絵里花が店を出るのを見ていた”と言います。

「どうして?」と聞く奈美に絵里花は「だって・・・」と黙り、代わりに仙川が「絵里花ちゃんはやっぱり自分のお父さんは今のお父さんだけだって。だから、会わないって」と言い、絵里花が「だから、これももう終わった話。忘れて、お母さん」と言いました。

公園。

全力でブランコを漕ぐチハルが電話で「じゃあ、全ての問題が解決したのね」と言います。

吉丸家の玄関の外。

空が電話で「チハルちゃんのお陰だよ」と言い、

公園。

ブランコのチハルが電話で「空くんが勇気を持って告発したからよ。良かったね。吉丸家は腐った組織じゃなかった」と言い、

吉丸家の玄関の外。

空が電話で「うん」と答えると、電話の向こうのチハルが「空くん、好き!」と言いました。

絵里花の部屋。

絵里花と向かい合って座る仙川。

メッセージを入力していた絵里花が「これでいいよね?」と仙川にスマホを渡します。

仙川は絵里花の入れたDJYOOへのメッセージ「ごめんなさい。勘違いしていました。私はDJYOOさんの娘ではありません。」を読み、絵里花はメッセージを送りました。

すると、仙川のスマホに着信があり、仙川は絵里花に断って、玄関の外に出て、DJYOOからの着信に出ます。

「勘違いしてましたって、どういう意味よ?!」と言うYOOに「だから、やっぱりお父さんには会わないって決心したんですよ、絵里花ちゃんは」と仙川が答えるとYOOは「なんでだよ~。俺の気持ちはどこにぶつけりゃいいんだよっ!」と言いました。

「僕じゃないです」と仙川は言います。

思い切り巻き込まれてます、仙川君。

八神隼人の楽屋。

9話の脚本を読み終えた隼人に東海林が「どう?八神くん?」と聞くと隼人は「やっぱり吉丸さんに書いて貰って正解だったな」と満面の笑みで答えました。

吉丸家。

リビング。

一発で決定稿の報せに驚く圭祐に東海林は「まだ最終話残ってるんだから、余裕が出来た訳じゃないんだよ。よろしくね。」と言って電話を切ります。

コーヒーを持って入ってきた奈美が「決定稿?じゃ、あと1話じゃない。頑張って」と言うと何やら思案顔の圭祐。

奈美が理由を聞くと圭祐は“9話を書いているうちに、神宮寺が桜子をやっつけて、学校に平和が戻りましたっていうハッピーエンドが違う気がしてきた。でも、どう直していいか、全然わからない”と言いました。

奈美は“自分も小説のラストで悩むことはあるが、そういう時は自分に「どうしてこの物語を書いているのか?どうして書こうと思ったのか?」と問い掛ける”と言います。

圭祐は“最初、刑事ものだと言われたのが、隼人が嫌だと言って、学園ものになり、吸血鬼の話になり・・・そもそも自分のアイデアではない”と言いますが、奈美は「そこから先のストーリーは圭ちゃんが考えたんじゃん。

・・・登場人物のセリフは全部、圭ちゃんの中から出てきたものよ。物語の展開だって無限にある選択肢の中から、圭ちゃんが一つを選んで、それを繰り返しながら作ってきた訳でしょ。・・・選ぶからには理由がある。

こんなドラマを作りたいっていう圭ちゃんの世界観が必ずそこには入ってるのよ」と言う奈美に圭祐は「僕の世界観なんて」と言いますが、奈美は断固として「ある。ドラマの結末だって、圭ちゃんの中に絶対ある!書きながら探していけば、きっと見つかるって」と言いました。

夜。

吉丸家のテラス。

口述筆記をする圭祐と仙川。

奈美と圭祐の寝室。

本を読みながら圭祐の口述を聞いている奈美は、米虫メンタルクリニックでの米虫とのやり取りを思い返します。

奈美の回想シーン。

米虫メンタルクリニック。

米虫が奈美に「私が思うにあなたは、ご主人が突然面白い脚本を書き始めたことに。小説家として戸惑っている。ご主人に“自分も認められたい”という気持ちがあったことに妻として戸惑っている。・・・あなたの戸惑いは、ご主人の中にそれほどまでに強く激しいものがあることに、今まで気付かなかった自分自身に対する自己嫌悪です」と言いました。

寝室の奈美は微笑み、「そうよね」と言います。

絵里花の部屋。

絵里花がベッドで圭祐の口述を聞いていると、ノックの音がして、奈美が入ってきました。

「まだ起きてた?」「どうしたの?」

奈美は絵里花のベッドに腰かけ「やっぱりちゃんと話さなきゃと思って」と言います。

「あの人に会いたいと思うなら、私は止めない。あなたの本当の父親だもの。家庭には向いてない人だったけど」「向いてなかったの?」「いきなり保険会社辞めて、DJなっちゃったのよ。・・・ほんとは俺はこれがやりたかったんだYO!って。でも、今は待って欲しいの。お父さん、まだ何も知らないでしょう。こんな大事なこと黙ったままで・・・」

「分かってるよ。お母さん」と絵里花が言い、二人は微笑んで見つめ合いました。

リビング。

圭祐が「ごめん、仙川君、ちょっと考えさせて」と入ってきて、仙川がコーヒーを入れにキッチンへ向かいます。

階段に腰かけ「ここからどう展開すればいいんだ?」と呟いた圭祐は、奈美の「私も小説のラストで悩むことあるよ。“どうして私はこの物語を書いてるの?”“どうして書こうと思ったの?”って」と言う言葉を思い返し、

「自分に問い掛ける」と言うと「はい!自分出ました!お前の分身だよ~!」とツルツルが現れました。

「どうしてお前がこのドラマを書いているのか、それは、売れない脚本家に突然大きな仕事が入ってきて、起死回生のチャンスだと思ったから、以上~!」とツルツルが言うと、「でも、今は違う」と圭祐は言います。

「なにが?」と聞くツルツルに圭祐は「今の僕は、神宮寺に何か託そうとしている」「自分がヒーローになったつもりか?」「神宮寺はヒーローじゃない。スーパーマンじゃない。自分の存在する意味をずっと探し続けてる男だと思う」

と、ツルツルと話す圭祐に「え?誰と話してるの?」と聞く仙川。

「自分の存在する意味・・・(笑)俺に言ったくそ台詞か?あなたの存在する意味が分かりましぇ~ん!」「それは、君が僕だから。僕自身がずーっと思っていたことだからだよ。・・・・・・そうか、僕が神宮寺だったらどうするか、そう考えれば良いんだ。ツルツル!」「なにっ?!」

圭祐はツルツルに握手の手を差し出し、「ありがとう。ツルツル」と言い、「え?・・・ツルツル・・・スキンヘッドだこれは・・・」としゃがみ込むツルツル。

圭祐は仙川に向き直り、「よし!仙川君。続き書くよ!」と言い、仙川は苦笑しました。

朝。

吉丸家のリビング。

仙川がパソコンに突っ伏して、圭祐がソファーの手前の床で眠っています。

奈美と絵里花が階段を下りてきて、奈美が「徹夜したんだ」と小声で言いました。

絵里花が「せめてソファーで寝ればいいのに」と言い、目を覚ました圭祐に「何時まで仕事してたの?」と聞くと圭祐は「5時くらいかなぁ。全部、書き上げたの」と言います。

「書けたの、最終話?」と聞く奈美に圭祐は頷いて、伸びをしました。

最終回の結末

東西テレビの会議室。

東海林、めぐみ、角、圭祐がデスクを囲んでいます。

「ストーリー案と違うんだけど」と東海林が言い、圭祐は「すみません」と謝りました。

東海林は「まず、神宮寺と桜子の決闘シーンがない。桜子が早々に学校から消えちゃってる」と言い、圭祐が「敵側とはいえ、主人公が女の人を力づくでやっつけるっていうのは、やっぱり、どうかなぁと思って」と言います。

東海林が「紳士だね」と言い、“で、残されたのは桜子に血を吸われてバカになっちゃったA型とAB型とO型の生徒たち。神宮寺は彼女たちを助けるために全員の血を吸っちゃう?”と聞き、「神宮寺に血を吸われた生徒は成績が上がりますから」と答える圭祐。

めぐみが「でも、神宮寺はそもそもB型オンリー」と言い、角が「違う血液型の血を吸うことは吸血鬼にとって致命的なことだった」と言い、東海林が「神宮寺のお陰で彼女たちは救われ、全員成績アップ」

めぐみが「校長先生、大喜び」、角が「勅使河原は校長に懺悔し、正しい教師になると誓う」めぐみが「でも、そこにはもう神宮寺はいない。執事の漆原に見守られ、永遠の眠りにつく神宮寺」

東海林が「理由も告げぬまま消えた神宮寺を・・・想い続けるレイコ先生」、角が「レイコと生徒たち全員の心の中で神宮寺は生き続けていく」と言い、めぐみが「ジ・エンド」。

東海林が「こんな最終回になっちゃうとはね」と言い、「ダメですか?」と聞く圭祐に「ダメとは言ってないよ」と東海林が言い、めぐみは「私はこっちの方が好きです」と言います。

角が「お気楽なハッピーエンドより全然良い。切なくて」と言い、東海林が「まぁな」と言いました。

「東海林さん?」と言う圭祐に“東海林は読みながら泣いていた”と言う角。

本当に良かったです、圭祐さん、東海林さん。

皆に「泣いてた」と冷やかされた東海林は「泣いてないよ!!」と席を立ち、「尺は?」と聞きます。

めぐみが「ぴったりです。このまま行けます」と言い、東海林が“よし!あとはあいつだけか・・・“と言うと、めぐみが“隼人はもう読んで大絶賛だった”と言い、東海林が「決定稿!」と言いました。

「最終話 これでOK!」と東海林が言い、めぐみと角から労いの言葉を貰う圭祐。

吉丸家のリビング。

圭祐が飾り棚に「富豪教師Q」の最終話を飾ります。

圭祐の声:そして、「富豪教師Q」最終回の放送日が来た。

テレビの前で前祝いの宴を始めている重幸(小野武雄)、芳恵(梅沢昌代)、奈美、仙川、絵里花、空。

ぞの時、呼び鈴が鳴りました。

奈美がモニターに「どちらさまでしょう?」と言うとモニターの八神隼人がシャンパンを掲げて「八神隼人で~す」と言い、圭祐はシャンパンを口から垂れ流します。

だから、驚き方が独特過ぎです、圭祐さん(笑)。

少し後。

八神隼人が空を膝の上に乗せて、テレビの前で“最終回は一人で観るより、誰かと喜びを共有したい”と言い、浮かれる仙川と芳恵ですが、重幸だけ“誰だ?”と言っています。

「喜びを共有したくて、うちに?」と聞く圭祐に“ふと圭祐の顔が浮かんだ”と言い、皆が感動しますが、重幸だけ「こいつは友達いないのか?」と言いました。

そして、ドラマが始まります。

圭祐の声:最終回のストーリーは分かってる。最後の結末まで全部知ってる。だって、僕が書いたんだから。でも、僕は画面から一瞬も目が離せなかった。このドラマの全てが愛おしくて、これを自分が書いたことが誇らしくて、。これで終わってしまうことが寂しかった。

その後。

吉丸家の庭。

主夫に戻り、植物に水をあげ、空を見上げて「良い天気、最高~」と言う圭祐。

圭祐の声:怒涛の日々は終わった。「富豪教師Q」の評判は上々で、視聴率も・・・

東西テレビの会議室。

東海林が電話で「個人8.2、世帯視聴率14.1。大健闘だよ、吉丸君。・・・オペラ座の愛人に勝てなかったのは、悔しいけどな」と言いました。

吉丸家のリビング。

圭祐が「東海林さん、ありがとうございました」と言います。

圭祐の声:でも、ショックなこともあった。・・・奈美が書いた“ブラッディ・ミュージック”。奈美の新作は凄すぎて、面白過ぎて、僕は暫く立ち直れなかった。そして“ブラッディ・ミュージック”は、ベストセラーになり、東西テレビのワクモトさんがやって来た。

吉丸家のリビング。

ワクモトが“ブラッディ・ミュージック”に対する熱い思いを語り、「連ドラにしたい」と言いました。

奈美は「ドラマ化するなら一つ条件が。脚本は吉丸圭祐さんで」と言います。

圭祐の声:僕の次の仕事は、“ブラッディ・ミュージック”に決まった。

「富豪教師Q」の最終回の日に撮った家族+隼人の写真に「お母さんに仕事貰っちゃったよ~」と言う圭祐。

圭祐の声:そう言えば、もう一つ、びっくりしたことが。先週放送されて高視聴率をとった単発ドラマ“コールド・ブレイン”の脚本が、なんとあの桜子ちゃん。

東西テレビの視聴率が貼り出された壁の前でハイ・タッチをする角と桜子。

桜子は角に色目を使い、ランチに誘って、腕を組んで歩いていきました。

強かな女性でした、桜子さん。

吉丸家のキッチン。

食事の支度をする圭祐。

圭祐の声:僕が一回、監督に会わせただけで、いきなりデビューしちゃうなんて、桜子ちゃんは凄い。でも、僕は僕だ。他人と比べても仕方がない。脚本家は順位なんてつけられない仕事だって、米虫先生も言ってたし。・・・それに・・・

吉丸家のリビング。

圭祐が電話で東海林に「僕は、あの・・・僕は、才能はあるんでしょうか?」と聞き、東海林は「才能?」と聞き、「脚本家としての才能です」「そんなこと、俺に聞かれたって」

「そうですよね・・・」「10年後だな。・・・君が10年後もちゃんと仕事やってれば、吉丸圭祐は才能があったってことになるんじゃないの?」と東海林は言います。

整体B&Bラボ

脳冷却中の圭祐が「10年後か・・・」と呟き、「え?」と聞く女性に「なんでもありません」と答える圭祐。

女性は圭祐に「あの・・・吉丸圭祐さんて、脚本家の?」と聞き、圭祐が「はい」と言うと、女性は「やっぱり」と嬉しそうに笑い「私、脚本家志望なんです」と言い、圭祐は引き攣って笑いました。

吉丸家のキッチン。

圭祐が「僕は僕だ」と言った時、呼び鈴が鳴ります。

モニターでは仙川が「仙川で~す。こんちは」と言っていました。

吉丸家のリビング。

人物相関図を書いたボードの前で口述する圭祐。

書斎から出てきた奈美が「良い脚本書いてよ、圭ちゃん。原作は面白いんだから」と言い、圭祐は「プレッシャーかけないでよ、もう」と言います。

圭祐は「ミサキの前にローラが立ちふさがったぁ・・・何言えばいいんだよ・・・」と言い、仙川が「落ち着いて考えましょう!脳冷却はダメですよ!」と言い、圭祐は「あ~!ん~!」と悩み、「圭ちゃん!」と奈美が言いますが、「あ~、あ~、あ~」と歩き回り、

「書けないっ!!」と言いました。

とっても楽しいドラマでしたね~!

是非、“ブラッディ・ミュージック”版の「書けないっ!」も制作して頂きたいです!

生田斗真さん、やっぱりお上手ですよね~。

脇を固めた俳優さんたちも皆さん、魅力的でした。

八神隼人役の岡田将生さんは楽しんでやってる感じが、こちらにも伝わってきて、幸せな気持ちになりました。

また繰り返して観たくなる名作です!!

 

書けないッ!?最終回ネタバレ予想は口述筆記など脚本家の実話が影響?

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書けないッ!?の脚本家は誰??口述筆記で創作?

「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」の脚本家は福田靖(ふくだやすし)さんです。

1995年に脚本家デビューした福田靖さんは、ドラマを中心に脚本家として活躍しています。

福田靖さんは自ら取材して脚本を書くことを重視している為、漫画などの原作がある作品の脚本は基本的には執筆しないようです。

なのでこれまで数多くのオリジナルストーリーの作品を世に送り出しています。

また福田さんは口述筆記で脚本を創作するタイプの脚本家さんだと言われています。実は1話では、口述筆記で脚本を創作するシーンが出てくるんです!

口述筆記とは「他の人が述べることを、その場で書き記すこと。」です。

以下、福田さんの公式HPからの引用です。

福田の口述筆記とは
登場人物の台詞や動きを“口頭”で表現し、それをアシスタントにタイプさせる「口述筆記」で脚本を完成させていく。パソコン画面へ向き合う時間はそう長くない。時に歩き回り、時に景色を眺めながら、口頭で会話劇を作りあげる。台詞を声に出してアウトプットすることで、より自然な言い回し、テンポ感のある会話を生みだす。また、第三者の客観的な視点を介すことで、短期間に精度の高い台本を書くことができる。

過去から続く脚本作りのスタイル
福田が執筆する際に向き合う対象は“原稿”ではなく、頭の中に待機する“登場人物”である。彼らに合う動きや台詞を選びながら、口頭でシーンを完成していく。劇団時代、短いスパンで次々と新しい舞台を作る必要があった。そこで、稽古場に並ぶ役者に、場当たり的に台詞や動きの指示を出し、口頭で舞台を完成させていた。かつての劇作の姿勢が、現在の執筆スタイルへ通じている。

引用元:http://crg.jp/creators/yasushi_fukuda

福田さんの作品は良く拝見していたのですがこのように作品を作っていたなんて、びっくりです。初めて知りました。

なので今回は、主人公が脚本家なだけに、福田さんの実体験がかなり盛り込まれているのでは??と思い、最終回のラストでも福田さんの実話も絡んでくるのかな??と勝手に予想しています。

そんな福田靖さんがこれまで脚本を書いた作品は

「救命病棟24時」

「HERO」

「ガリレオシリーズ」

大河ドラマ「龍馬伝」

「先に生まれただけの僕」

「DOCTORS~最強の名医~」

連続テレビ小説「まんぷく」

「ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜」

など多数のヒット作を生み出しています。

ってか、このラインナップ、絶対面白いじゃん!!!と思った人も多いと思います。

1話を見たのですが、テンポが良く、非常に面白かったのですが、福田靖さんの過去の作品を見て納得ですね。

 

 

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以下は1話のあらすじです。

売れない脚本家の吉丸圭佑(生田斗真)は、「香坂りり子」というペンネームで活躍中のベストセラー作家の妻・奈美(吉瀬美智子)、娘の絵里花(山田杏奈)、息子の空(潤浩)と家族4人で平穏な日々を送っている。そう、圭佑は奈美の執筆をサポートするため、家事全般、子どもたちの世話を一手に担う脚本家兼主夫なのだ。
 細々と執筆を続けながらも、どこかで「自分には大きな仕事なんてくるはずない…」と思い込んでいる圭佑に、ある日1本の電話が…。その電話の相手は、東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)。なんと、圭佑にゴールデンタイム枠で放送する連続ドラマのメインライターを依頼したいというのだ!
 翌日、さっそく東西テレビに向かった圭佑は、東海林、監督・角隆史(小池徹平)、アシスタントプロデューサー・松尾めぐみ(長井短)から、もともとメインライターに決まっていた有名脚本家がケガで降板することになったため、急きょ自分に白羽の矢が立ったことを聞かされる。さらに、ストーリーはおろか、企画内容、タイトルすら何も決まっていない状況にも関わらず、主演俳優だけは、すでにトップスターの八神隼人(岡田将生)に決定していると聞き、あ然とする圭佑…。そんな圭佑に、東海林は「時間がないから明日までに刑事ドラマでストーリー案を考えてきて!」と、いきなりのむちゃブリ!
 突然の大抜てきに大喜びする奈美を横目に、大変なことになってしまったと頭を抱える圭佑――。奈美にお尻を叩かれ、なんとか階段下の執筆スペースに向かうが……何も思い浮かばないッ!
 圭佑は忙しくなることで、愛する家族や娘・奈美のサポートができなくなるのではないか、と心配する義父母・篠田重幸(小野武彦)と芳恵(梅沢昌代)、そして絵里花目当てに毎日のようにやって来る空の家庭教師・仙川俊也(菊池風磨)らに見守られながら悪戦苦闘! しかも、どんどん追い詰められていく圭佑の前に、謎めいたスキンヘッドの男(浜野謙太)まで現れて…!?
 のんびりと穏やかに暮らしていた圭佑の生活が一変、ドタバタの毎日が幕を開ける――!

引用元:公式サイト

生田斗真さん演じる主人公吉丸圭佑は細々と執筆活動をしながら、吉瀬美智子さん演じるベストセラー作家の妻奈美や子どもたちの為に家事を担当する脚本家兼主夫です。

そんな圭佑のもとになんとゴールデン帯のドラマの脚本の仕事が舞い込みます。

大きなチャンスに張り切る圭佑ですが、ドラマの内容は何も決まっていないうえに、関係者はクセ者ばかりで振り回されていくことになります。

脚本を執筆しながら家事に育児に奮闘し、圭佑とそれを支える奈美。

立場は違うけどお互いにリスペクトしあう凸凹夫婦の家族愛をコミカルに描いたストーリーになっています。

売れない脚本家の専業主夫に驚きの依頼!

主夫として売れっ子小説家の妻を支えている圭佑の毎日は穏やかだった。

都内にある4LDKのテラスハウスに住んでいて、もちろん自宅の購入は妻の収入から。

高校2年生の娘と小学3年生の息子がいる。

自宅の掃除をして、スーパーのチラシをチェックしながら、お茶を飲む。

家事として、食事を作り、美味しそうに食べる。

売れない脚本家の圭佑だけど、奈美(吉瀬美智子)との仲は良好。

脚本家といっても、今までやった仕事は、脚本家が間に合わなかった連ドラの2話分だけなど、ピンチヒッターで書いたりするくらい。

自分で売り込んだりするほどの熱意はない。

そんな中、突然、電話が「今忙しいですか?連ドラ企画があって、脚本家さんを探している。木曜9時枠。メインライターとして」依頼が。

びっくりする圭佑は、すぐに打ち合わせに。「何かの間違いだ。ゴールデンなんて。。どう考えてもあり得ない」と期待半分で行くと・・・

すぐに落胆することに。

打ち合わせで東海林(北村有起哉)監督・角隆史(小池徹平)、アシスタントプロデューサー・松尾めぐみ(長井短)に会います。

とりあえず、東海林は感じが悪いいかにもん、業界人って感じのしゃべり方、監督はやる気はあるけどたよりなさそう、ADの松尾は、やる気がなさそう(^^;

そして案の定「すでに決まっていた有名脚本家がゴルフで腰の骨を折って入院」したことを聞かされ、時期的に無理なスケジュールで、売れっ子の脚本家は誰も空いてなく・・・。空いていても「今から間に合う訳ない」と断ってきたといいます。

「誰でもいいから」連絡したという3人。

3人とも「誰もいいから」を連発する失礼な人たち(^^;

「本来なら今の時期、4話くらいまで出来上がっていないといけないだけど・・・」と言いつつ、何も決まっていないと、訳のわからないことを言う3人。

「話の流れ、企画も決まってない」と言います。

唖然とする圭佑。しかし主演は人気俳優の八神隼人(岡田将生)であるとだけ決まっています。

またびっくりする圭佑。こんないすごいキャストでこんなことあるのか・・・と困惑します。

そんな圭佑に「とにかく大至急、ストーリー考えて、1話を1週間であげたもらいわけよ」と感じの悪い言い方をする東海林。

そして思い付きで監督・角隆史(小池徹平)が「刑事ドラマがいいんじゃないか?」といい、東海林も「ありだな、刑事もの

男くさくて、女が1人も出てこないダーティーハリーみたいな刑事ドラマ。当たってバスればいいんだよーーー」と言ったので、刑事ドラマと言うことに決定。

「結局事故物件か・・・こういうことか・・・。」とがっかりする圭佑。

「それじゃ、明日までにストーリー案考えてきてくれる」言い残し、その場を去っていく3人。心の中で「僕では無理だって!!」と叫ぶ圭佑でした。

 

苦悩する脚本家の前にスキンヘッドの男が・・・

自宅に帰ると妻奈美は「すごいじゃん!大抜擢じゃん」と喜んでくれます。

しかし「そんなことないよ・・・0から考えないといけないんだよ」と愚痴る圭佑。

家事のことを気にする圭佑に奈美は「これは大チャンスなのよ!」と本気を出すようにいいます。

家事は奈美が引き受けることに。

しかし・・・なかなか案が浮かばない圭佑。

「ありだな、刑事もの男くさくて、女が1人も出てこないダーティーハリーみたいな刑事ドラマ」

煮詰まる圭佑。いつもように、空の家庭教師・仙川俊也(菊池風磨)が家の中に入ってきて、片思い中??の娘の絵里花(山田杏奈)のことを気にしています。

何も思い浮かばない・・・と圭佑は外に散歩。

そしてなぜか、妄想タイム!そこにスキンヘッドの男登場!!!

スキンヘッドの男について解説すると・・・

スキンヘッドの男(浜野謙太)

 ドラマ関係者たちに振り回され、追い詰められた圭佑の前に突然現れる謎めいたスキンヘッドの男。
 ある意味、圭佑の分身ともいえる存在で、ほかの人には見えない。圭佑の胸の内を見透かしたかのような発言で、どんどん追い込んでいく。圭佑いわく「ツルツルの男」。

スキンヘッドの男は、なぜか銃で女性を殺害。すると・・・そこに刑事(八神隼人:岡田将生)が顔を古フェイスで隠し、バイクで登場。

「お前を退治する!」といい、スキンヘッドの男を銃で撃ち、殺害します。

タイトルは「刑事ウルフ」。

これだ!!と自宅に戻り、ストーリーをやっと書くことができた圭佑でした。

 

無茶ぶり

苦労してやっとストーリーを書き上げて打ち合わせに行った圭佑に3人は恐ろしいことを言います。

「さっき、八神隼人のマネージャーから電話があって、刑事ものはだめ!女性社会にふさわしい、女性も活躍するものをつくれ」と言われたと言われます。

えーーーー真逆じゃん(^^;

呆気にとられる圭佑の前で「じゃあ、学園ものがいいじゃん」と勝手に盛り上がります。

「じゃあ、明日までに学園ものでストーリー考えてきて・・・」という東海林。

かわいそすぎる((+_+))

しかも、打ち合わせは明日の午前中の10時。それだけ言って3人は忙しそうに、現場に戻っていきました。

圭佑は心の中で「この人たちは鬼だ!!!」と叫びました。

 

 

妻との出会いは?

ここからなぜか圭佑の過去の説明。

子供のころからテレビドラマが大好きだった圭佑。

将来はドラマを作る仕事をしたいと思っていた。

例えば、脚本家、でも、就活でテレビ局も映画会社も全部落ちて、結局不動産屋に就職。

そこで、3歳の娘えりかと一緒に部屋探しをしていたシングルマザーの奈美に一目ぼれして、結婚して家族なります。

その後、空を妊娠して産休中に、小説を書いた。それが新人賞を取り、小説家に。子育てしながら書いた2作目、3作目も売れ、あっという間に売れっ子作家になった。

その活躍を見ているうちに、圭佑の中でかつての気持ちが蘇ってきます。

仕事の合間にシナリオコンクールに応募しつづけたけど、落選ばかり。

32歳のときに、ついに佳作をとることができた。

そして会社を辞めて、脚本家に。しかし・・・仕事はこなかった。そしてたまに、脚本をかきつつ、主夫になった。

 

富豪刑事に決定だけど・・・

学園もののストーリーを娘にアイデアを聞いたり、妻の書いた女子高生の小説を読んで・・・書こうとするけれど・・・書けないアイデアが出ない圭佑。

一方で妻の奈美は、取材をしないで想像力だけで、高校バトミントン部の小説を書いたりしている。すごいと感心する圭佑。「どうして書けるんだ・・・」とつぶやく圭佑。

高校イケメン教師に取材をしようか・・・と思ってもそんな人知らないし、そんな時間もないと、苦悩します。

そして再びドラマが見えた!!と書き始める圭佑。

タイトルは「富豪刑事」。イケメン教師は実は、財閥の御曹司。

打ち合わせで東海林は「なかったっけ??」と聞きます。圭佑は「生徒は御曹司っていうのはあったけど、教師はまだ」と言います。

監督は「ベタかもしれないけどボクはいいと思います。」

時間がないということで、微妙な反応だった東海林はOKをだします。

そしてまたまた理不尽な要求。

「2日で書いて。登場人物表も」と。

「2日!?」唖然とする圭佑でした。

そして、ほとんど寝ないで脚本を書いている圭佑。

裏では東海林が、圭佑だけでは無理だとわかっていて、他の脚本家を手配していました。

 

再び無茶ぶり!

東海林たちが、主演の八神隼人にストーリー案を見せていました。

ストーリーは気に入った様子。

しかし「良い考えがある!!」とある提案をします。

その後、一生懸命脚本を書いている圭佑に東海林から電話が。そこで驚くべき要求が

八神隼人くんがさ、吸血鬼にしてほしいんだって」と言います。

茫然とする圭佑。

「女子高のイケメン教師は御曹司で、実はB型の血液しか吸わない吸血鬼」と言います。

困惑して「なんで吸血鬼ですか?」「どうしてB型!?」と聞くと「そんないちいち説明し始めたらきりないじゃん。当たってバズればいいんだよ」と言い電話を切ります。

そこに現れたスキンヘッドの男が「外すぞ!このドラマ、絶対に外す。そもそもお前なんかにゴールデンタイムの連ドラの話がくるなんて、おかしいだろ」とネガティブなことお言います。

苦しそうに叫ぶ圭佑。

びっくりした妻の奈美がかけつけ「どうしたの??」と言います。

スキンヘッドの男がいると言う圭佑ですが、もちろんそんな男はいません。

そして心配して「休んだ方がいい。ちゃんと睡眠取らないと」と奈美。

しかしもちろん時間はありません。

「奈美みたいにスラスラ書けないんだ!!!ボクしかいないんだーー」と奈美に言います。

奈美は「こういう時は、落ち着いて客観的に考えないと。今何に行き詰っているの??」と言います。

さすが、売れっこ小説家です。

そして圭佑は、主演俳優が無茶ぶりしてきたことを説明。

すると、奈美は「じゃあ、一緒に考えよう」と言ってくれます。

しかし圭佑は「駄目だよ。奈美がどんどんアイデアだして、奈美のドラマになっちゃう」と断ります。

奈美は「じゃあ、けいちゃんが考えたことをしゃべってくれたら私がパソコンでうつ」と言います。

これにはやっと納得して圭佑。ってか奈美さん・・・超やさしい((+_+))

圭佑がしゃべって、奈美がうちはじめます。

そんな2人が懸命に脚本を書いているとき、東海林と、松尾はある脚本家に会っていました。

新進気鋭の大学生の脚本家です。

そのイケメンで金髪の大学生は笑顔で「はじめまして。脚本家の如月翔です」と言います。

嫌な予感がするラストでした。

 

 

書けないッ!?2話ネタバレあらすじ!若手脚本家の出現でピンチ!?

 ゴールデンタイムの連続ドラマのメインライターに抜てきされた脚本家兼主夫・吉丸圭佑(生田斗真)は、『富豪教師』というタイトルで人気俳優・八神隼人(岡田将生)主演作の執筆を始める。第1話の締め切りまで時間がなく、追い詰められた圭佑は突然現れたスキンヘッドの男(浜野謙太)に失敗を予言されるという妄想に取りつかれ大パニック! そんな圭佑の姿を見た妻でベストセラー作家の妻・奈美(吉瀬美智子)は、口述筆記での手伝いを申し出る。

 しかし、それを知った奈美の秘書・秦野ゆかり(野村麻純)は、小説執筆のさまたげになると猛抗議! また、家事を手伝うはめになった娘の絵里花(山田杏奈)や息子の空(潤浩)も不満タラタラ…。一方、吉丸家にやって来た空の家庭教師・仙川俊也(菊池風磨)は、夕飯作りを手伝いながら気になる絵里花とおしゃべりができて、ひとり有頂天…と、なんだかんだ言いながらもフォローしてくれた家族&仙川のおかげで、圭佑はなんとか第1稿を書き上げる。

 完成した脚本を手にいざ東西テレビへ向かった圭佑だが、プロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)、監督・角隆史(小池徹平)、アシスタントプロデューサー・松尾めぐみ(長井短)の「予想より面白い」という感想にホッとする間もなく、翌日締め切りという鬼のスケジュールで修正を指示されてしまう。さらに如月翔(小越勇輝)という将来有望な若手脚本家が第2話から執筆に加わると告げられて…?

 なんだかモヤモヤした気持ちのまま帰宅した圭佑が、洗面台で顔を洗っていると、突然浴室からスキンヘッドの男が! 男はパニックになる圭佑の痛いところをようしゃなく突いてくる…。
 心身共にギリギリの状態でようやく第1話の脚本は大詰め、ドラマの撮影に向けて動き出そうとしたその時! 八神の思いつきによって、圭佑は大きな修正を強いられることになり…?

 

 

書けないッ!?3話ネタバレあらすじ!

 4月期の連続ドラマ『富豪教師Q』の第2話を執筆するはずだった若手脚本家・如月翔(小越勇輝)が降板。東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)から、大至急2話も書くよう連絡を受けた吉丸圭佑(生田斗真)は、がく然…。そんな圭佑の前に、またもや不敵に笑うスキンヘッドの男(浜野謙太)が現れて…。
 メンタルクリニックの医師・米虫憲治郎(矢柴俊博)に言われたとおり、スキンヘッドの男を受け入れようと試みた圭佑だが、事態は悪化。米虫に、ベストセラー作家の妻・奈美(吉瀬美智子)や、娘・絵里花(山田杏奈)、息子・空(潤浩)までツルツルになってしまったと訴える。取り乱す圭佑に、米虫は「次にツルツル男が現れたら戦いましょう!」と提案するのだが…?

 締め切りが迫る中、如月が書いた第1稿を手直ししてとにかく第2話を完成させようと焦る圭佑の前で、突然奈美が倒れてしまう…! 病院に駆けつけた義父・篠田重幸(小野武彦)や、奈美の秘書・秦野ゆかり(野村麻純)から、なぜこんなことになったのかと激しく責め立てられた圭佑は、今後は奈美に頼らず一人で脚本を書くことを決意する。しかし、いざパソコンに向かうと再びスキンヘッドの男が現れてしまい…?

 そんな中、吉丸家にやって来た空の家庭教師で絵里花に恋する大学生・仙川俊也(菊池風磨)は、圭佑らに“ある”提案をするのだが…?

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/kakenai/story/0003/

書けないッ!?4話ネタバレあらすじ!

奈美の新作

CG合成の為の撮影スタジオ。

スタッフが「八神さん、入られま~す!」と声を掛けています。

吉丸圭祐(生田斗真)の声:一か月前にクランクインした“富豪教師Q”の撮影は、順調に進んでいるらしい。

グリーンバックのセットに人気俳優・八神隼人(岡田将生)が入り、角監督(小池徹平)と話し合いながら、屋上の避雷針の上に立つシーンの撮影に臨みます。

本番になり、角が「スタート!」と声を掛けると、有り得ない強風が隼人を襲いました。

「カーット!」とカットを掛けて、隼人に走り寄り、“身体が揺れちゃった”“瞬きし過ぎかなぁ”とダメ出しをする角。

「風が強いんだよ」と隼人が訴え、角は「風弱めて」と言いますが、スタート前から巨大扇風機の風が隼人を襲います。

プロデューサー・東海林さんが何故か風に乗せてティッシュペーパーを飛ばしています。

圭祐の声:順調とは言っても、一週間遅れのクランクインだったから、撮影スケジュールはパンパンらしく、現場は大変らしい。

圭祐の書斎。

栄養ドリングを一気飲みする圭祐。

圭祐の声:僕は脚本を書くのにいっぱいいっぱいで撮影を見に行く余裕なんて全然なかったが。

圭祐の口述:え~、二人の会話を天井裏で聞いている神宮寺。「妬まれるのは慣れてるよ。だって僕は大富豪の吸血鬼なんだもん。

パソコンで口述筆記をしている仙川(菊池風磨)が、「ちょっと待って」と声を掛け、待ちながら、菓子ポットからあたりめを一本取りだして口に運ぶ圭祐。

圭祐の声:今、書いているのは第5話。なんとか4話の決定稿まで漕ぎつけたけど、もうへとへと。

圭祐の口述:とにかく噂の段階では何も出来ませんから。

圭祐の声:だから僕は全然気付かなかった。奈美(吉瀬美智子)が抱えた問題に。

“つるつる”が出てくる位いっぱいいっぱいなので、仕方がありません。

奈美の書斎。

奈美が担当編集者・秦野ゆかり(野村麻純)からの電話を受けています。

ゆかりは「今の連載が終わった次の仕事です。タジマ編集長からサスペンスホラーにして欲しいって言われました」と言い、「サスペンスホラー?そんなの書いたことない」と言う奈美。

「だからこそ読者は読みだがってるって。香坂りり子のバンパイヤもの」とゆかりが言い、「バンパイヤ。・・・吸血鬼?!」と奈美は言いました。

今、流行ってますものね、バンパイヤ。

書斎で飲み物を手に溜息をつく奈美。

その後の奈美の書斎。

訪れたゆかりが「次の仕事まで少し休めそうですね」と言い、奈美は「次の仕事ね」と呟きます。

もうバンパイヤもので決まったとゆかりは言い、圭祐のことを気にしているのかと奈美に聞きました。

「でも向こうはテレビドラマですよ。大体、イケメン教師で財閥の御曹司が吸血鬼って、もうなにがなんだかって感じじゃないですか?」とゆかりは失笑し「先生はそんなの書きません。編集長も言ってたでしょ?香坂りり子なら今までにない新しいバンパイヤを作れるって」と言います。

「新しいバンパイヤ?」と聞く奈美にゆかりは「そっち系の資料買ってきましたんで参考にしてください」と奈美の机に買ってきた資料を山積みにしました。

奈美はゆかりに“連ドラが終わるまでは、圭祐に余計な事を考えさせたくないので、この仕事のことは圭祐には内緒にしてほしい”と頼みます。

ゆかりは「分かってます。いいません」と言い、奈美は資料を見ながら「吸血鬼かぁ」と言いました。

圭祐の書斎。

机に突っ伏していつ圭祐。

圭祐の口述:ナツキ。私も信じられない。てんてんてん。ぴえん。

「女子高生のセリフになってる?」と仙川に聞く圭祐に「JKっぽいです。でも、今はもう“ぴえん超えてパオン”ですけどね」と仙川は答えます。

“ぴえん超えてパオン”を熱演してみせる仙川に「いいよ、もう、ぴえんで」と言い、原稿をチェックし、「それを第5話第5稿でメールしちゃって」と言うと、圭祐は「あ~、もう疲れた~!頭パンパンだ~!」とソファーに倒れ込みました。

仙川くんとの口述筆記は気分転換にもなりそうですね、圭祐さん。

奈美の苦悩

奈美の書斎。

バンパイヤの資料を読んでいる奈美。

資料を音読する奈美「バンパイヤを題材にした小説や映画は昔から数多くあり、既にアイデアは出尽くしている」

「新しいバンパイヤか・・・」と遠くを奈美は遠くを見つめます。

そこへノックの音がして、奈美は読んでいた資料を隠しました。

ドアが開き、顔を出した圭祐が「東西テレビ行ってくる。第5話の打合せ」と言います。

今日で決定稿になってくれると良いねと奈美が言い、「ほんとうだよ、頼むよ、もう」と言いながら圭祐は出掛けました。

圭祐が去ったドアを見つめ、バンパイヤの資料を見つめ、溜息をつく奈美。

吉丸家のキッチン。

仙川が料理をしています。

帰ってきた絵里花が仙川に“今日は私が食事当番でしょ?”と言い、そうだっけ?と仙川。

だから早く帰ってきたという絵里花に仙川は“もう作り始めちゃった”と言い、メニューは絵里花の食べたがっていた“本格酢豚”だと発表しました。

仙川は絵里花に「一緒に作ろうか?」と言い、絵里花は笑顔で「着替えてくる」と自室に向かいます。

喜びに踊る仙川に空(潤浩)が「最初っからそのつもりだったんだ」と言い、腑抜けた調子で「なにが?」と言う仙川に「見え見えなんだよ」と言い、更にあほ面で「なにがぁ?」と聞く仙川にあほ面を返しました。

並んで料理をする仙川と絵里花。

「仙川先生、今日もお父さんの仕事手伝ってたの?」と聞く絵里花に、自分は空の家庭教師で絵里花の先生ではないので、“先生”と呼ばなくていいと仙川は言い、「もう下の名前でいいよ。シュウヤで」と言います。

絵里花は「じゃあ、仙川君」と笑顔で言って料理に戻りました。

空が「中々、距離が縮まりませんね」と言います。

仙川は、絵里花の父・圭祐が若いことに触れ、年齢を聞き、「え?20歳の時の?」と言う仙川に、絵里花は自分は母の連れ子で圭祐は本当の父親ではないことを明かしました。

「本当のお父さんのことは覚えてるの?」と聞く仙川に「覚えてない」と答え、写真も全て母が処分したので顔も見たことないと答える絵里花。

「絵里花ちゃん、寂しかったら僕に言って。お父さんの代わりにはなれないけど」と言う仙川に絵里花は「いや、お父さんはいるから」と言い、「だよね~!」と言う仙川。

「またしても距離が縮められない」と嬉しそうに空が言い、皿を取りに行った絵里花は少し考え、じっと仙川を見つめるのでした。

空くんの突っ込み気質は誰譲りでしょうか?(笑)

東西テレビの会議室。

プロデューサーの東海林(北村有起哉)、プロデューサー補の松尾(長井短)、監督の角、そして圭祐がテーブルを囲んでいます。

“ちょっと尺が長い”と東海林が言い、“3ページ位オーバーだ”と松尾が言い、“3ページはキツイ”と角が言いました。

東海林が“ところどころ無駄なやり取りがある”と言い、松尾や角も口々に削ったほうが良いシーンを言います。

圭祐の声:間に合わないんだったら・・・。

圭祐の隣に現れた“つるつる”(浜野謙太)が「もうこれを決定稿にしてください。(圭祐に)そう言ってやれよ。もう僕、限界です、って」と言います。

圭祐は「あの・・・直して貰っていいですよ。時間無いんだったら、あとは現場で直してもらえれば」と言い、東海林に「脚本がそんなこと言っちゃダメだろう。脚本はドラマの設計図だぞ。不完全な設計図、現場に投げて後はよろしくって」と言われました。

角にも「無駄なシーン撮っちゃって、時間を無駄にしてしまいます」と言われ、松尾にも「そっちの方がスケジュールオーバー」と言われてしまいました。

「そうですよね」と言う圭祐に「ほぉら、言わんこっちゃない」と“つるつる”が言い、「お前!」と言う圭祐に東海林が「お前?」と聞き返します。

「あっ、いや、なんでもないです」と圭祐は頭を掻き、東海林たちは不審そうな顔をしました。。

「あと~」と松尾が圭祐の原稿の「資質」が「脂質」になっている誤字を指摘します。

「すみません」と詫びる圭祐を目の前で大笑いする“つるつる”。

「何笑ってんだよ、どけよ。やめろ」と皆には見えない“つるつる”に声を掛け、退けようとする圭祐に怯える松尾たち。

米虫のメンタルクリニック。

医師・米虫(矢柴俊博)に縋り、“心が折れそうだ、もう折れてるかもしれない”と訴える圭祐。

米虫は「落ち着いて」と言いながら「やっぱり僕一人じゃ無理だったんですよ」と言う圭祐を椅子に座らせます。

圭祐は“プロデューサーは若い脚本家・如月が辞めてしまったから仕方なく自分に任せているだけだ”と“とても弱音を吐けるような雰囲気じゃない”と言いどうすればいいんですか、先生?とぐったりと椅子に座る圭祐。

米虫はレコードをかけながら、“ロッキー”という映画を知っているかと圭祐に聞きました。

そして米虫は、スピーカーから流れる”ロッキーのテーマ”をBGMに“圭祐をロッキーに例え、“ロッキーの様に倒れても最後まで書く!””圭祐にとってもチャンスで、人生が変わるかも知れない。ここが踏ん張りどころだ”と熱く語るのでした。

「先生は心療内科医なんですよね?」「メンタルカウンセラーです」「心療内科医じゃないんですか?お医者さんじゃないんですか?」「医者です。でも、私は薬に頼らず、様々な角度から患者さんにアプローチするメンタルカウンセラー」

「ただ励ましてるだけじゃん」と圭祐が言い、「米虫は「ところで“つるつる”は?まだ出てきますか?」と聞きます。

「普通に出てきますよ」と圭祐は打合せで“つるつる”の唆されて余計な事を言い、プロデューサーに軽蔑されたことを話しました。

すると米虫は「それは軽蔑されていっそのこと僕を降ろして欲しいというあなたの願望です」と言い、「今一度、ロッキーを観て、ポジティブになりましょう」と言い、「エイドリアーン!」と叫ぶ米虫と真似をさせられる圭祐。

明らかに怪しい米虫先生。でも通い続ける圭祐さん(笑)。

吉丸家。

奈美が廊下に飾ってあった圭祐の書いた「富豪教師Q」の台本を手に取り読み始めます。

絵里花の実の父

絵里花の部屋。

ベッドに横になり、昼間の祖父・重幸(小野武雄)との会話を思い返している絵里花。

絵里花の回想シーン。

絵里花は吉丸家の居間で重幸とオセロをしていました。

重幸に「おじいちゃん、私、3歳までムラセ絵里花だったんでしょ?」と絵里花は聞きます。

保育園の時の写真の名札に「むらせえりか」と書いてあったと言う絵里花。

「お父さんの名前は?ほんとのお父さんの名前。お母さん、教えてくれないの」と聞く絵里花に重幸は「ヨウタロウ」と答えました。

「漢字は?どう書くの?」と絵里花が聞き、重幸は「太陽の陽に、普通の太郎」と答えます。

現実のベッドの上で起き上がった絵里花はネットで「村瀬陽太郎」を検索しました。

すると“DJ YOO”という男がヒットして、スマホを見ながら「DJ YOO?」と嫌な顔をする絵里花。

うん、確かにこの人がお父さんは嫌かも・・・。

吉丸家のリビング。

圭祐の書いた「富豪教師Q」の台本を読んでいた奈美は、帰宅した圭祐に「奈美」と声を掛けられて、飛び上がります。

圭祐は笑って「なんだよ」と言い、奈美は慌てて、圭祐の台本を集めました。

「全然気付かなかった」と言う奈美に「脚本読んでたの?どうしたの?ドラマ観るまで読まないって言ってたのに」の圭祐は聞きます。

奈美は「ああ、我慢できなくて。面白いじゃない、圭ちゃん。面白い」と言いながら、台本を元の場所に戻しました。

そして「私は仕事に戻らなきゃ」と言う奈美に、連載終わったんじゃないの?と聞く圭祐。

奈美は「・・・エッセイが」と言い、納得する圭祐に「頑張ってね」と言い残し、急いで部屋に戻ります。

圭祐の書斎。

台本が面白いに何故、決定稿じゃないのかと納得のいかない仙川に、まだ余計なやり取りが多いと言い、「ししつ」間違いを指摘する圭祐。

本気で間違えていたらしく「すみません。直します」とパソコンに向かう仙川に、見直さなかった自分も悪いので、怒ってはいないと圭祐は言いました。
「直しました」と言う仙川が直した原稿を圭祐が確認すると「歯質」になっています。

「仙川君」と言う圭祐に「なぁ~んちゃって、ボケてみました」とおどける仙川。

「正解はこれです」と“資質”に修正する仙川に「なんでボケたんだよ?」と圭祐。

「てへぺろ」と舌を出す仙川に「なにがてへぺろだ、仙川~!!空気を読めよ、空気を!!もう、こっちはいっぱいいっぱいなんだよ~!!」と圭祐は叫びました。

仙川は「ごめんなさい。怒ってないって言ってたから」と言うのでした。

絵里花の部屋。

ベッドの上で重幸と電話をしている絵里花。

重幸が「本当のお父さん?」と言い、絵里花は「うん、何してた人?」と聞きます。

「どうしてそんなこと聞くんだ」「別に。どんな仕事してたのかぁって思って」「普通のサラリーマンだよ。いいじゃないか、そんなこと」「普通のサラリーマン?」「保険会社の営業だよ。絵里花、知らなくていい。お前のお父さんは圭祐くんだろ?」「そうだよ。ちょっと聞いてみただけだって。じゃあね」

電話を切られた重幸は、妻の芳恵(梅沢昌代)に“絵里花に聞かれても父親の名前を教えないように”と念を押しました。

陽太郎はフェイクだったようです。

絵里花の部屋。

“DJ YOO”のSNSを見ながら「やっぱりこの人じゃない」と呟く絵里花。

ノックの音がして「はい」と言いながら絵里花はスマホを隠しました。

「ちょっといい?」と奈美が入ってきて、絵里花に圭祐の脚本の感想を聞きます。

“面白かった”と答える絵里花に何処が?と聞き、絵里花は“主人公の先生がイケメンで財閥の御曹司で吸血鬼ってとこ”と答えました。

「B型の血しか吸わない吸血鬼?」と聞く奈美に「血吸われたら成績アップするって面白いじゃん」と絵里花は言います。

「そっか」と言う奈美に「どうして?読めばいいじゃん」と聞いてくる絵里花を胡麻化して、部屋を出ようとする奈美を「お母さん」と絵里花が呼び止めました。

「“DJ YOO”って知ってる?」と聞く絵里花に「知らない。なに、ハマってんの?」と聞く奈美。

「そうじゃないけど。なんでもない。じゃあね」と絵里花は言いました。

富豪教師Q ついに放送開始!そして視聴率は・・・

東西テレビ。

打合せをしている東海林、角、松尾、圭祐。

問題が解決し、今日の打合せでの修正で決定稿となりました。

明日の打合せをする東海林たちに「明日、何かあるんですか?」と聞き、“「富豪教師Q」の初回放送日”であることを改めて告げられ、思い出す圭祐。

視聴率の話で盛り上がる東海林たちの中で「明日!」と気合が入る圭祐でした。

翌日。

パジャマ姿の空が「新聞来たよ~!」と玄関から新聞を持って駆け込んできました。

リビングで家族揃って、テレビ欄を見て、空がどうしてテレビ欄に圭祐の名前がないのかと聞きます。

皆は空の質問を無視して、友達に連絡したり、録画の準備をしたりしていました。

圭祐の声:そして、ついに第1話の放送が始まった。

重幸と芳恵、仙川も一緒にリビングで食い入るようにテレビを見つめる圭祐たち。

圭祐の声:僕が書いたセリフを八神隼人が喋ってる。木下まりあが、段田段三郎が喋ってる。(皆の様子を窺い)みんなが僕のドラマを観てくれてる。こんなにドキドキすることが、こんなに幸せなことが、今まであっただろうか?それは、あっという間の、夢のような1時間だった。

テレビ画面のテロップに“脚本・吉丸圭祐”と流れ、興奮する一同。

皆が口々に「面白かった」と言い、圭祐は「ありがとう~!!」と言い、奈美が「今夜はお祝いだ!」と言います。

一旦は席を外した一同が次週の予告編で再び、テレビの前に駆け付けました。

圭祐の声:その夜、僕は気持ち良く酔っ払った。

ん?なんだか嫌な予感が・・・。

翌朝。

圭祐と奈美の寝室。

スマホの着信音が鳴り、圭祐がベッドの中で電話を取り、着信の名前を見て飛び起きて電話に出ます。

相手は東海林で「昨夜の数字出たよ。個人視聴率2.8」と言い、圭祐も「2,8%」と繰り返し、雄鶏が時を告げました。

 

書けないッ!?5話ネタバレあらすじ!

低視聴率でのスタート

東西テレビの会議室。

東海林プロデューサー(北村有起哉)が窓から外を眺めながら、「世帯視聴率5.2、個人視聴率2.8」と言い、角監督(小池徹平)が“F2(女性35歳~49歳の視聴者層)とキッズ(男女4歳~12歳の視聴者層)は数字とってるのに、それ以外は駄目”と言います。

「F2とキッズ?」と聞く吉丸圭祐(生田斗真)に“要するに子供向け番組だと思われたんだろう”と言いました。

“初回でこれじゃあ”と落ち込む東海林と角に思わず「すみません」と謝る圭祐。

そこへ思いっきり暗くプロデューサー補の松尾めぐみ(長井短)が入ってきて、「八神さんが楽屋から出てきません!」と叫びます。

八神隼人(岡田将生)の楽屋。

クッションを抱えて、力なくソファーに横たわる八神。

東海林は“裏でやっていた卓球が大接戦だったからで八神のせいではない”と言い、「当たり前だよ、なんで俺のせいなんだよ」と言う八神に“責任を感じる必要はない”と言い、めぐみも賛同しました。

八神は「脚本(ほん)が悪いんじゃないの?結局、ドラマは脚本だもん」と言い、東海林が「八神君、面白いって言ってたじゃない?」と言うと「吉丸さんだっけ?最後までその人に書かせるの?」と憮然として言うのでした。

いやいや、ほぼ、あなたが決めた脚本ですよ~。

会議室。

神妙な顔で座っている圭祐。

角が「実は僕、初めてなんですよ。・・・ゴールデンの連ドラ。チーフ監督、任されたの。・・・だから無茶苦茶、気合入ってるんです。ぜっ!たいにコケたくないんです」と言い、「すみません」と謝る圭祐に角は

「めぐみが言ってたでしょ?吉丸さんの名前を思い出したのは、“ギャル谷ギャル男”が面白かったからって。あの後、僕、見ました。・・・吉丸さんが書かれたのは、ギャル男が実家出て、一人暮らしを始める回ですよね?・・・でも、ギャルだから中々部屋借りれなくて、やっと決まった時に大家が言いましたよね?

“人間、見た目が9割。でも俺は、残りの1割の方が大事だと思うぞ”。あの台詞は良かった。・・・あんな良い台詞書けるんだから大丈夫ですよ!(と圭祐の手を取り)自信持ってください!(すみません、と手を放し)・・・じゃ、僕、撮影行ってきます」と会議室を出て行きました。

圭祐の声:励ましてくれてありがとうございます、監督。でも、あの台詞は・・・俳優さんのアドリブなんです・・・。

マジですか?圭祐さん・・・。

東西テレビの廊下。

東海林がめぐみに、“実は八神隼人は数字を持っていなかった。じゃなきゃ、監督の演出が悪かった。いやいや、やっぱ脚本が駄目だったんだ”と言いながら歩いてきます。

そこへ正面から東海林のライバルの女性プロデューサーがやって来て、東海林とめぐみは踵を返しましたが、東海林はライバルに捕まって、視聴率の件でネチネチといびられてしまいました。

吉丸家。

奈美(吉瀬美智子)の書斎。

奈美と編集者の秦野ゆかり(野村麻純)が窓から圭祐の書斎のソファーで悩む圭祐を見ています。

ゆかりが“そんなに視聴率が悪かったのか?”と聞き、「圭ちゃんは正直ピンと来ないんだって。でもプロデューサーさんたちが落ち込んでるの見るから、“そんなにヤバいのか”って」と奈美が言い、「テレビは大変ですね~」とゆかりが言いました。

圭祐の書斎。

現れた空(潤浩)の家庭教師兼圭祐の口述筆記担当の仙川(菊池風磨)がご機嫌に「さぁ!第6話のストーリー案を考えましょう!」と言います。

“何でそんなに張り切っているのか?”と仙川に聞く圭祐に仙川は「だって、自分が打った台詞を俳優さんが喋ってくれるんすよ。想像しただけで感動しちゃいますよ、俺」と言う仙川に「実はね、僕も感動した。八神隼人だもんなぁ」と圭祐が言い、「木下まりあっすよ」「段田ダンザブロウだよ」と二人で言い合いました。

「早く6話のストーリー作りましょうよ!」と仙川が言い、えっと、と立ち上がり、これまでのストーリーを整理する圭祐。

“第1話で神宮寺がセイラン女学院に来て、第2話で神宮寺が財閥の御曹司だと知るが、吸血鬼だとはまだ知らない。そして神宮寺に血を吸われた生徒がテストでいきなり高得点を採り始める”。

”第3話で保健のレイコ先生がその生徒たちの血液型が全てB型だと気付くが、神宮寺が吸血鬼だとは夢にも思わず、神宮寺に恋心を抱く。第4話で学校に逃げ込んできたテロリストがレイコ先生を人質にして立て籠もり、特殊部隊が突入して銃撃戦になる。

「よくこんな展開思いつきましたね」と言う仙川に「夢でみちゃったんだよね~」と圭祐は言います。

圭祐の夢。

奈美の頭に銃を突きつけているツルツル(浜野謙太)。

「この女が人質だ」と大笑いするツルツル。

そこへ特殊部隊が突入し、圭祐がツルツルから奈美を引き離しました。

奈美はソファーに倒れ込み、圭祐と揉み合い、圭祐を振り払ったツルツルに沢山の銃弾が撃ち込まれます。

書斎の圭祐が「あ」と言い、「あの展開思いついたのは、ツルツルが夢に出てきたお陰っちゃあお陰なんだよな」と言うと「ツルツル?」と聞く仙川。

“それはもういい”と圭祐が言い、「えっと、結局、レイコ先生を救い出したのは神宮寺」というと仙川が「しかし、レイコ先生は怪我をして病院に運ばれる」と言い、重ねて圭祐が「ところがその病院に輸血用の血液がなかった」と言い、

仙川が「レイコ先生はB型」、圭祐が「執事の漆原が神宮寺の部屋からB型の血液バックをヘリで運んできてレイコ先生は助かる」、仙川が「ここまでが第4話。第5話どうぞ」

圭祐が「レイコ先生は命を救ってくれた神宮寺に感謝」、仙川が「益々、好きになっちゃう~!」、圭祐が「しかし、神宮寺に自分は吸血鬼だと打ち明けられ、激しく戸惑うレイコ先生」、仙川が「でも、ふと気が付く。何故、神宮寺先生はB型の私を襲わなかったの?」

圭祐が「そこに神宮寺の愛を感じ取るレイコ先生!」仙川が「そして、さぁ!第6話!」
圭祐が「第6話!」

仙川がパソコンの前でキーボードに指を置き「どうぞ」と言います。

何も言わない圭祐に更に「どうぞ!」と言う仙川に「何が起こるんだよ?!」と言う圭祐。

“先のこと、なんにも考えてなかったから・・・。何が起こるんだよ?!”と言う圭祐に仙川は「神宮寺とレイコ先生が結ばれる」と言いました。

次に仙川は「校長先生とレイコ先生が結ばれる」そして「神宮寺と校長先生が・・・」と言うと「なんでだよ?!」と切れる圭祐に「すみません」と謝ります。

仙川くん、どうしても結ばせたいらしいです(笑)。

“もう、ちょっと黙っててよ”と言った圭祐は頭を押さえ“頭痛くなってきた。脳味噌がぱんぱんに膨張してきた”と言いました。

圭祐は「脳がオーバーヒートした感じ”と言い、仙川はネットで“脳がオーバーヒート”と検索します。

“脳冷却療法”というサイトを見つける仙川。

「脳冷却療法?」と圭祐が言いました。

絵里花の思いと脳冷却

吉丸家。

絵里花(山田杏奈)が「ただいま」と帰宅し、リビングで空に勉強を教えてる仙川と空がが「おかえりなさ~い」と言います。

リビングでさきいかを食べながら空の勉強をみている仙川に絵里花は「お父さんは?」と聞き、仙川は「出掛けてる。頭冷やして来るって」と答え、「視聴率悪くてショックだったの?」と聞く絵里花に「いや、いや、そういうんじゃないんだけどさ」と仙川が言い、「先生、出来た」と言う空。

絵里花が改まって「仙川君、・・・空の勉強終わったら私の部屋に来てくれない?・・・相談したいことがある」と聞きました。

「いいよぉ。行きます」と答え、絵里花が2階に上がると、空を揺さぶりながら「なんで?なんで、なんで、なんで?」と言い、「いいから答え合わせして」と言う空の回答を見もせずに丸をつけ、「終わり」と席を立つ仙川の手を空が掴み「手ぇ抜くな!仙川!」と言うのでした。

米虫メンタルクリニックのビル。

米虫メンタルクリニックの前に整体B&Bラボの看板があります。

「あれ、ここ・・・」と圭祐が看板の裏を見ると、“米虫メンタルクリニック”の看板になっていました。

「えっ?どういうこと?!」と言い、恐る恐る扉をノックして開ける圭祐。

中には女性が一人いて、“米虫が月・水・金で、火・木・土がB&Bラボだ”と説明し、圭祐を迎えます。

女性は「お待たせしました」と昔の美容室のお釜ドライヤーの様なものを持ってきました。

ご存じじゃない方も多いですよね?説明下手で申し訳ございません。

圭祐の頭に器械を装着した女性は“中に水が入っていて、その水を冷やして循環させることで頭部を集中的に冷却します”と説明し、「30分経ったらタイマーが鳴りますから、このままくれぐれも動かないでくださいね」と言って席を外します。

一人、器械を付けられ、“脳のオーバーヒート”の説明のポスターを見ながら「おぉ、冷たい、おお~、冷たい」と言う圭祐。

絵里花の部屋。

絵里花が仙川に「仙川君!絶対誰にも言わないでね」と言い、仙川は「はい」と言います。

“この前、お父さんは私が3歳の時に死んで、本当のお父さんの事は知らないって言ったでしょう?”と言う絵里花に仙川は「はい」と言い、絵里花は“実は本当のお父さんを知っている。村瀬ヨウタロウ”と言う絵里花。

「ちょっと待って。そっち系の相談?なんで、僕に?」と聞く仙川に絵里花は「他にいないからよ」と答えました。

“おじいちゃんから名前を聞いて、検索して見つけ出した”と絵里花は「はい、この人」と仙川にスマホを渡します。

“同姓同名の人は他にもいたが、年齢的にこの人しかいない”と言う絵里花のスマホには“DJ YOO”のSNSが表示されていました。

「DJ YOOです!24時間グルーブしてるぜ!」と紹介文を読んだ仙川が「いや、これは違う・・・」と言い掛けると、絵里花が「違うかどうかは確かめてみなきゃ分かんない」と言い、「この人に“友達申請”して良いと思う?」と聞きます。

「そこですか?!」という仙川に「仙川君が賛成してくれたら」と言う絵里花から仙川は「いやいやいやいや」と離れ、「真面目に答えて!私は真剣なの!」と迫る絵里花に「“友達申請”してこの人が承認してきたらどうするの?“あなたは私のお父さんですか”って聞くの?」と聞きました。

「・・・多分」と答える絵里花に「もしそれで“そうだ”って言われたら、どうすんの?」と仙川が聞くと絵里花は「分かんないけど、でも、ほんとのお父さんの事知りたいって気持ちは仙川君にだって分かるでしょう?」

「分かるけど!今、僕はお父さんの仕事手伝ってるからさぁ。・・・この事知ったら、お父さん・・・」と仙川が言うと「私がほんとのお父さんのこと知りたいって思ったのは、お父さんがゴールデンの連ドラ書き始めたから」

と、絵里花は言います。

“今までなら本当のお父さんに「今のお父さん、どんな人?」って聞かれても答えられなかったけど、でも今はゴールデンの連ドラ書いてる脚本家ですって堂々と紹介できる。「符号教師Q」が私の背中を押してくれた”と言う絵里花。

仙川が「だったらぁ、いいかもぉ」と言うと、絵里花は「分かった!」と“DJ YOO”に友達申請をしました。

絵里花ちゃん、仙川くんに知っていて欲しかったんですね。

整体B&Bラボ。

かなり頭が冷却されている圭祐。

「ちょっと、もう」と言った時に、器械が停まります。

圭祐が「終わりました~!」と叫び、「は~い」と女性が現れ、圭祐から器械を外しました。

整体B&Bのソファーで温かいお茶を飲む圭祐と受付表の名前を見比べていた女性が「あの~」と圭祐に声を掛けます。

「もしかして、吉丸圭祐先生ですか?脚本家の・・・」と聞く女性に「はい」と答える圭祐。

すると女性は嬉しそうに“やっぱり!受付表の名前を見て、もしかしたらと思った”と大喜びし、「どうして僕の事を?」と聞く圭祐に“「富豪教師Q」を観た。すごく面白かった”と言う女性。

圭祐は「そんなこと言われたの初めてだなぁ」と言い、「でも僕、先生じゃないから」と言うと、女性は“私は脚本家を目指していて、シナリオスクールに通っているので、ゴールデンの連ドラを書いている先生に会えて感激している”と言いました。

女性は“一条桜子って言います”と名乗り、「先生の事、応援してます。頑張ってください」と握手を求めます。

「ありがとう!」とご機嫌に桜子の手を握り、満面の笑みを交わす圭祐と桜子。

こらこら、圭祐さん。羽目を外したら駄目ですよ。

圭祐の書斎。

圭祐が「第6話で神宮寺尊が危機に陥る。世界的金融危機が起こって、神宮寺財閥の株が暴落。さらに、生徒の血を吸う神宮寺を勅使河原が動画に撮ってネットに流す!」とスラスラと語り、「いきなりイメージ湧いてきた。脳冷却、効いたんすか?」と仙川が聞き、圭祐が「まあ、効いたっていうか、まあ、行った甲斐はあったね」と桜子のことを思い出して、ニヤつきました。

仙川は絵里花と絵里花の本当の父親について話したことを思い返しています。

「でもレイコ先生とのラブも進展させたいよな~」と圭祐は言い、「恋敵登場させよう。神宮寺には実は親が決めた婚約者がいたんだ。名前は・・・(桜子を思い出し)一条桜子」と言う圭祐に「いや、すっごい名前」と言う仙川。

いいんですか、実名?!

「彼女も大財閥の娘なんだよ!」と圭祐が言い、「ちょっと盛り過ぎじゃないすか?」と言う仙川に「作るよぉ。ストーリー案」と圭祐が言いました。

奈美の書斎。

「なぁんか書きづらいのよねぇ、バンパイヤ物は」と言う奈美。

“まさか「富豪教師Q」を観て、プレッシャーを感じているのか?”と聞くゆかりに奈美は“違う。そういうプレッシャーじゃない。「富豪教師Q」は確かによく書けてるけれども、私が書いたらあんなもんじゃない。私が書いたバンパイヤ物読んだら、圭ちゃん、絶望しちゃう”と言います。

「ああ、そっち」と言うゆかりに「だから、書きづらいのよ」と奈美が言いますが、ゆかりは“創作というフィールドに立ったら、妻と夫ではなく、一流小説家と二流脚本家。情けは無用。実力を見せつけてやるんです”と言い。奈美は「分かった」と言いました。

恐るべし、一流小説家の妻!

圭祐の声:そんな残酷な会話が交わされているとは、まったく知らず、僕は「富豪教師Q」の第6話を書いていた。

神社。

東海林が「数字が上がります様に。そして「オペラ座の愛人」の数字が下がりますように」と祈念しています。

圭祐の声:そして、「富豪教師Q」第2話が放送された。

圭祐、奈美、絵里花、空、重幸(小野武雄)、芳恵(梅沢昌代)、仙川がテレビの前で画面を凝視していました。

圭祐の名前のテロップが出ると「出た!脚本・吉丸圭祐!」と盛り上がります。

重幸はストーリーについていけていない様ですが、奈美が圭祐に「面白かったよ、圭ちゃん」と言い、仙川も圭祐に「第2話も面白かったです」と言い、芳恵も「面白かった。面白かった」と言いました。

絵里花が「でも世の中的にはどうなんだろう?」と言い、仙川が「あぁ、視聴率ね」と言い、皆で視聴率の話をしている圭祐のスマホに桜子から“吉丸先生。第2話も凄く面白かったです!一条桜子♡”とメッセージが届きます。

皆で談笑し、奈美が「今日もお祝いしよう」と席を立ちました。

東西テレビ。

東海林が貼り出された視聴率を指差し、圭祐が「5.6?」と言い、東海林が「世帯視聴率は10.1!」と言います。

圭祐が「10.1%!二桁?!」と言うと東海林は「いや、いや、世帯視聴率10.1で喜ばない!素人じゃないんだから、吉丸君。今はね、個人視聴率だよ。5.6は初回の倍!」と言い、「良かった~!」と言う圭祐に「浮かれてる暇はないからね!」と言いました。

角が“第1話を観た人の“面白い”という声がSNSで広まった”と言い、めぐみは“「富豪教師Q」がトレンドワードの8位に入った2と言います。

そこへ八神がご機嫌に現れ、「おはようございます!やりましたね!10.1!二桁!」とはしゃぎまくり、監督にお礼を言い、圭祐に気付き「もしかして、吉丸さん?」と聞き、東海林が紹介すると、八神は「ありがとうございました」と圭祐の手を握り、「て、まだ終わってないけど」と笑い、「吉丸さん、分かってるなぁ。八神隼人の生かし方。もしかして、俺のファンだったとか?」と聞きました。

圭祐は「ああ、はい」と答え、八神は“脚本から愛が滲み出てる”と喜びます。

「最後まで宜しくね」と八神は圭祐に言い、メイクへと向かいました。

圭祐の声:八神隼人と握手しちゃった。「ありがとう」って言われちゃった。

東西テレビの一角。

圭祐が桜子に「ありがとう」と返信をしました。

圭祐の声:これは・・・奈美には黙っとこう。

う~ん、今は言う必要はないとは思いますけど・・・。

奈美の書斎。

奈美が小説のプロットの“ブラッディ・ミュージック 血の旋律”の処で指を止め、「ごめんね、圭ちゃん。凄いの出来ちゃう」と呟きます。

絵里花の部屋。

勉強をしている絵里花のスマホに“DJ YOO”から“友達申請”の承認メッセージが届きました。

「承認来た」と絵里花がサイトを開くと、DJ YOOから“えりかちゃん。どこで俺のこと知ったのYO?もしかして俺のファン!?だったら嬉しいYO!”とメッセージが届いています。

メッセージをじっと見つめる絵里花。

思った以上に受けの良い「富豪教師Q」。

逆に破天荒すぎる設定が受けたのかも知れませんね。

奈美の小説の発表で一波乱・・・その前に、絵里花の実の父親のことで一波乱ありそうです。

予告編では八神隼人が怪我をするような・・・?

ちょっと浮かれ気味の圭祐にも試練が訪れそうです。

細部まで観れば見るほど、笑いの種が散りばめられている「書けない」。

書けないッ!?6話ネタバレあらすじ!

脚本家兼主夫・吉丸圭佑(生田斗真)が手掛けるドラマ『富豪教師Q』は、初回の視聴率こそ振るわなかったものの、回を追うごとに右肩上がり!
ついに世帯視聴率が2ケタを突破し、東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)は浮かれに浮かれていた。しかし、東海林のように大喜びする余裕すら圭佑はなく、7話の執筆が一向に進まず、相変わらず追い詰められる日々…。

 すっかり行きつけとなった『脳冷却』でクールダウン中に、東海林から呼び出され東西テレビに駆けつけた圭佑は、衝撃の事実を告げられる。なんと主演俳優・八神隼人(岡田将生)が、撮影中にケガをしたというのだ!1週間の松葉づえ生活を強いられることになったため、急きょ“マッチョな変質者に襲われそうになった女子生徒を救う”というアクションシーンの脚本を修正しなければならないという。しかも、恐ろしいことに締め切りは明日…!このアクションシーンが見せ場だと意気込んでいた八神を納得させるだけの代替案を考えなければならなくなり、圭佑は大パニック!ますます追い込まれてしまう――。

 一方、“バンパイアもの”の書き下ろし小説の構想を練っているベストセラー作家の奈美(吉瀬美智子)は、気が進まないながらも才能が大爆発!同じテーマのドラマを執筆中の圭佑を絶望の淵に追い込むであろう名作誕生の予感に、複雑な思いを抱えていて…?
 また、娘の絵里花(山田杏奈)は、SNSで繋がったDJ YOOなる人物が、実の父親だと確信。弟の空(潤浩)の家庭教師兼圭佑のアシスタント・仙川俊也(菊池風磨)に、家族には内緒で「会いたい」とメッセージを送ってもいいか…と、相談を持ち掛ける。圭佑に言えないまま、絵里花の秘密を共有してしまったことに胸を痛める仙川は…?

 さらに、仙川から圭佑が『脳冷却』に通い詰めるほど切羽詰まっていることを聞いた奈美は、自分に悩みを打ち明けてくれなくなったことに寂しさを感じ始めて…?

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/kakenai/story/0006/

書けないッ!?7話ネタバレあらすじ!

吉丸家の不協和音と探偵の空

圭祐(生田斗真)の家のリビング。

奈美(吉瀬美智子)、絵里花(山田杏奈)、空(潤浩)、仙川(菊池風磨)、重幸(小野武雄)、芳恵(梅沢昌代)、そして圭祐がテレビを観ています。

圭祐の声:今日は「富豪教師Q」第6話の放送日。この回はレイコ先生の恋敵になる一条桜子が登場し、更に女子生徒の血を吸う神宮寺の動画を勅使河原がネットに流してしまうという衝撃的な展開だ。

真剣にテレビに見入る一同。

圭祐の声:でも衝撃的と思っているのは僕だけで、観てる視聴者はどう思うか?ドラマよりみんなの顔が気になる~!

と皆の表情を盗み見る圭祐。

満足そうに微笑む圭祐と「そう来たか~」と言う空。

絵里花がテレビを切り、圭祐が奈美に「どうだった?」と聞くと、奈美は一瞬言葉に詰まり「全部、圭ちゃんが考えたの?」と聞きます。

「“私は神宮司先生と結婚します”って桜子がレイコ先生のフェイスノートに書き込むのも面白い。あれも?」と聞く奈美に圭祐は「あれは仙川くんが。知らない人からいきなりメッセージ来たらびっくりするって言うから」と言い、絵里花が仙川を鋭く見ました。

絵里花の部屋の回想シーン。

絵里花がDJ.YOOに“私はあなたの娘だと思います”というDMを送ろうと仙川に相談しています。

「いいよね、仙川くん?」「だから、僕に聞かないでよ」「送っていいでしょ?!」「いいです」

「はい」と絵里花はDMを送り、「あ~、もう後戻り出来ない」と言い、仙川も「あ~」とベッドに倒れました。

現実の居間でもソファーに凭れかかる仙川を空が怪訝な目で見て、溜息をつく絵里花も怪訝な目で見ます。

名探偵の視線です、空くん(笑)。

奈美は編集者のゆかり(野村麻純)の「面白いですよ、“富豪教師Q”。あの馬鹿馬鹿しさが段々くせになってきちゃって。圭祐さん、実は才能あったのかも?」と言った言葉を思い返し、溜息をつきました。

様子のおかしい奈美の様子を空が気にかけた時、圭祐のスマホにメールの着信があり、圭祐は外へ出ます。

圭祐の家の庭。

圭祐が周りを気にしてから、メールを読みます。

桜子の声:いきなり私の名前が出てきてびっくり!ドラマに登場させてもらえるなんて、感激です。

圭祐の声:素敵な名前だから、使わせて貰っちゃった。

微笑んでスマホを見つめる圭祐をブライドの陰から見つめる空。

かなり探偵モード入ってます、空くん。

街路。

空が友達に家族の雰囲気がおかしいと相談し、友達は「そういうのほっといちゃだめよ、空くん。問題の芽は早いうちに摘んでおくのが組織運営の鉄則よ」と言いました。

ん?組織運営?

整体B&Bラボ

脳冷却をする圭祐の前で桜子(土村芳)がバランスボールに乗っています。

「余裕なんて全然ない。今8話書き始めたばっかりなのに、来週もう7話放送だからね。ずっと追いまくられてるよ」と零す圭祐に「大変ですね~。でも、すっごく勉強になります。先生のお話」「桜子ちゃんも、絶対なれるよ、脚本家」「頑張ります!」

「ドラマの中の一条桜子も頑張っちゃうからね~。期待してて。どんどん素敵なキャラにしてくから」と言う圭祐に「嬉しい!ありがとうございます、吉丸先生」と笑顔を見せる桜子。

圭祐の脳みそがキンキンに冷やされていきました。

 

誤算!?

東西テレビ、会議室。

渋い表情で机を囲む東海林(北村有起哉)、めぐみ(長井短)、角(小池徹平)、そして圭祐。

東海林が“個人視聴率が伸びない”と言い、めぐみが“世帯視聴率は伸びている”と言い、角も“12.0は上出来ですよ。ねぇ、吉丸さん?”と言います。

東海林は“6話の展開が客に刺さらなかったのでは?神宮寺が絶対にレイコ先生を選ぶと分かっているのに桜子を出したのは失敗かも?”と言い、めぐみと角も“桜子は下手すると鬱陶しいだけの存在になっちゃうかも?」と言いました。

「でも・・・」と抗議する圭祐に角は“出しちゃったからにはちゃんと生かさなきゃ”と言い、“じゃ、思い切ってめちゃめちゃ悪女にしちゃおう!桜子は神宮寺に振られた腹いせに勅使河原と共謀して神宮寺の秘密を暴く!”と言い、角とめぐみも賛同し「悪女で!」と言い残して部屋を出ていきます。

悶える圭祐。

本当に自由な製作陣(笑)。

圭祐の家の居間。

パソコンに向かう仙川に“今更、桜子のキャラを変えられない”と言う圭祐に仙川が「でも登場したばっかなんだらどうにでもなるで・・・」言い掛けると、「僕の中ではね、もうイメージが出来てたんだよ。こんなことになるんだったら桜子って名前にするんじゃなかったよ」

「名前の問題なんすか?」「名前の問題なんすよ」「名前なんかーい!」

二人の会話をブランドの隙間から覗き、聞いていた空が「なんかトラブったな」と呟きました。

奈美が通りがかるといきなり、仙川に会話を止めさせる圭祐。

そこへ「おはようございまーす」とゆかりが現れ、圭祐の「富豪教師Q」を絶賛します。

ゆかりが原稿のチェックを奈美に頼むと、奈美は「ここじゃ気が散るから」と書斎に向かいました。

外から部屋の中を覗き込み「お母さん、何感じてんだ?」と呟く空に絵里花が声を掛け、「ダメだ!休憩!仙川くん、30分後に起こして~」と言う圭祐の声を聞き、部屋の中の仙川に窓を叩いて合図し、“上に行け”とアクションする絵里花。

DJ.YOOは父親!?

絵里花の部屋。

絵里花が「返事が来た」と仙川にDMの画面を見せます。

DJ.YOOから「会いましょう。場所と時間を指定してください」とDMが来ていました。

“会おうYOO!から態度が変わったってことは認めたってこと?”と言う仙川に「私、会う。いいよね、仙川くん?」と絵里花が聞き、

「ダメって言ったって会うんでしょ?」「いいよね?」「いいです~」「今週の日曜の14時。日曜日」「日曜で良いと思います」「場所は渋谷のつるやレストラン」「誰でも知ってるから良いと思います」

「仙川くんも一緒に来て」「はぁ?」「ここまで付き合っといて一番大事な時にいないの?」「でも、僕は関係ない・・・」と仙川が言い掛けると舌打ちをして睨む絵里花。

仙川は泣きそうになりながら「立ち会わせていただきます」と言うのでした。

絵里花の部屋のドアに聴診器を当てて聞いていた空が「うっそぉ」と言います。

本物の聴診器、どこでゲットしたのでしょう、空くん?

公園の滑り台の上。

空の友達が電話で「内緒で本当のお父さんに会わせるのはまずいと思う」と言います。

子供部屋の隅。

空が電話で「そんなこと言ったって、チハルちゃん」と言い、チハルは「お母さんに言った方が良い。お姉ちゃんのこと」「お母さんに?」「悪い知らせほど早く報告するのが組織運営の鉄則!でも、お父さんはダメよ。知ったらショックが大きすぎる」「分かった」

居間。

奈美がゆかりと脳科学者の“サイジョウキイチロウ”との対談に出掛がに圭祐に「対談終わったらちょっと寄るとこあるから、少し遅くなるかも」と言って出掛けます。

パソコンを打つ圭祐のところへ空が来て「秦野さん、もう帰った?」「秦野さん?ああ、今」と言う圭祐に「冷蔵庫に入ってるプリン、僕のだけどお父さん食べていいから」と言いながら空は奈美の書斎へ向かい、圭祐は「ありがとう」と言いました。

奈美の書斎。

空がドアを開けて入ってきて「マジか?お母さんもいないじゃんか」と言います。

「いつ、お姉ちゃんのこと言えば・・・」と言いながら奈美のデスクに座った空は、奈美の新作「ブラッディ・ミュージック 血の・・・」に気が付き、手に取りました。

ページをめくり「え?!バンパイヤ?!」と声をあげる空。

公園の滑り台。

チハルが電話で「バンパイヤ?」と言っています。

奈美の書斎。

空が電話で「バンパイヤの小説書いてたんだよ。お父さんに内緒で」と言うとチハルは「富豪教師と被ってんじゃん」「これだったんだよ。お母さんが微妙な表情してたのは。お父さんが知ったら大ショックだよ」

「落ち着いて、空くん。この問題は取り合えず、様子見した方が良い。今はお姉ちゃんの方が先。分かった?」「分かった」

空くんのお友達、何者なんでしょう???

 

全編ラップ!?

東西テレビ。

八神隼人(岡田将生)が「どうなってんのよ、東海林さん?」と東海林に言い、「ごめん」と言う東海林に「謝って欲しいんじゃなくて、どうなってんのって聞いてんの。なんで数字伸びないの?」と聞きました。

「やっぱり本が悪いのかな?」と言う東海林に「そこなんだけどさ。俺の意見言っていい?・・・第5話でフリーラップのシーンあったじゃん。カッコよかったよねぇ、俺。あれは俺の魅力を120%引き出してたと思うわけ。今、何話書いてるの、吉丸さん?」

東海林が「第8話」と答え八神は「吉丸さんに提案してみてよ」と言います。

圭祐の家の居間。

圭祐が電話で「全部ラップ?」と言います。

どういうドラマですか?!全部ラップって・・・。

東西テレビの廊下。

東海林が“第8話は最初から最後までラップがいいんじゃないかと八神が言っている”と電話の向こうの圭祐に言いました。

圭祐の家の居間。
「そんなの・・・」と言う圭祐に東海林は“無理なのは分かっているが、実際何とかしなくてはいけない。8話は思い切って弾けないと。一条桜子を思いっきりキレキャラにして・・・”と延々としょうもない設定を述べる東海林の電話を耳から外し、圭祐はソファーに寝そべり、頭を抱えます。

仙川が災難すぎる!?

米虫メンタルクリニック。

訪れた奈美に米虫が“問題は何か?”と聞いていました。

「最近、ちょっと眠れなくて・・・」と言う奈美に「その理由はご自分で分かっていらっしゃるんですか?」と聞きます。

“自分と夫は似たような仕事をしていて、能力は自分の方が上で夫もそれは認めているが、今、自分が抱えているプロジェクトが成功したら夫はショックだろうなと”と言う奈美。

“私のせいで夫が初めて任された大きな仕事がおかしなことになっちゃったら”と言う奈美に米虫は「それが心配で眠れない。・・・本当にそうなんですか?実は、逆だったりして」
と言います。

つるやレストラン。

DJ.YOOを待つ仙川と絵里花。

“まだ30分もあるから。・・・来たら何話すつもりなの?”と聞く仙川に、「わかんない」と答える絵里花。

仙川は“顔見たら色々聞きたいこと出てくると思うよ”と言い、“小さい頃の私はどうでしたか?”とか“なにがあってお母さんと・・・”それは聞かなくていいっか、と言いました。

「僕はどっか離れた席にいるから、二人でお喋りして。親子水入らずで」と仙川が言い、絵里花は頷きます。

隣のエリアとの境の窓から空とチハルが覗き見ていました。

「ここじゃ話が聞こえないよ」とチハルが言いますが、「でもこれ以上近づいたらバレちゃう」と空が言います。

とある喫茶店。

桜子を前にした圭祐が“アシスタントの男の子が急用で来られないので”と桜子に口述筆記を頼み、桜子は“先生のアシスタントが出来るなんで嬉しい!”と喜びました。

作業を始める前に桜子の名前のキャラクターを悪女にしなければならなくなったことを桜子に詫びる圭祐。

「全然、かまいませんよ、そんなの。私の中にもそういう処、あるかも知れないし。先生のドラマなんだから、気にしないでください、本当に」と桜子が言い、圭祐は「良かった~!」と安心し、執筆作業に取り掛かります。

桜子との口述筆記にウキウキの圭祐。

つるやレストラン。

約束の14時になり、席を移ろうとする仙川を絵里花が押しとどめ、「仙川くんが、会って!私、会えない!私のお父さんはお父さんだもん。ずっとお父さんだったんだもん。・・・私のお父さんは一人だけ!」と絵里花は店を飛び出しました。

空達も「えっ?」と絵里花を見送り、仙川は「僕が会う」と呟き「え~~っ」と言っている処へDJ.YOOが現れ、仙川が声を掛け、「誰?」と聞くDJ.YOOに「絵里花さんの代理で来ました」と言い、「代理?」と言うDJ.YOOに「仙川で~す!こんちは」と言います。

いくらなんでも、絵里花ヒドイ・・・仙川くんをなんだと思っているのでしょうか(^^;かわいそすぎる展開でした。

 

奈美のモヤモヤの理由

圭祐の家の居間。

奈美がソファーで物思いに耽っています。

奈美の声:確かに夫の脚本は面白く書けてると思いました。

米虫メンタルクリニックでの回想シーン。

奈美が椅子に腰かけ、立っている米虫に話しています。

「正直びっくりしました」「あなたの予想を超えていたんですね」「でも、負けたとか、嫉妬を感じたとかそういうことではないんです。ただ・・・主人公が格闘家を口げんかでやっつけるシーンがあったんですけど、私が出したアイデアより」

「ご主人が書いたものの方が良かった」「最初はそこまでは。でもドラマになったものを観た時、面白かったんです。勿論、小説と脚本は違います。でも、その時から、気になりだしちゃって・・・」「何が?」「だから、小説と脚本ていうか、テレビドラマとの違い?」

“圭祐のドラマはいつも家族そろって、実家の両親も仙川も一緒に観ている。でも小説はそんな風に皆と一緒に楽しめない”“9歳の息子は夫のドラマを喜んで観ているが、奈美の小説をまともに読んだことはない”“視聴率が良くないと言っても、1%は100万人で、100万部売れる本は超がつくくらいベストセラーだ”

「なんなんでしょうね。私は何に悩んでるんだろう?私の中に生まれた感情に上手く対応出来ないんです」と言う奈美に米虫は「なるほど」と言い、

奈美の名前を改めて見て「うん?あなたは吉丸奈美さん。・・・私、脚本家の吉丸さんって人、知ってます」と言う米虫に「もしかして、“富豪教師Q”というドラマを?」と奈美が聞くと、米虫は居住まいを正し「観てます!」と言い、“画面に出てくる名前を御覧になったんですよ。脚本、吉丸圭祐って”と奈美は言い、

続けて「私の夫です」と言い、「ええっ~」と言う米虫に「香坂りり子って知ってます?」と奈美が聞くと「だぁれ?」と言い、奈美は「ほら。こういうことなのよ」と言いました。

なるほど。なんとなく、分かりました。

圭祐の家の居間。

深い溜息をつく奈美。

「ただいま!」と絵里花が帰宅して、奈美は“早かったじゃない?友達と遊んでたんじゃないの?”と聞きますが、絵里花は「もう帰ってきちゃった~!」とキッチンへ入り、今夜は自分が夕飯を作ると張り切って言います。

「なんかいいことあったの?」と聞く奈美に「別に~」と絵里花は素敵な笑顔を見せました。

 

新たな苦悩

街路。

チハルと並んで歩いていた空が喫茶店の中に圭祐と桜子の姿を見付けます。

喫茶店の中。

圭祐の口述筆記が一段落し、「どうかな?」と聞く圭祐に「良いシーンだと思います。流石、吉丸先生です」と桜子が言い、「ほんとに?」と喜ぶ圭祐。

喫茶店の外。

圭祐と桜子の様子を見ていた空が座り込み「お父さんが女の人と一緒」と言う空にチハルは「こそこそメールしてる相手かも?!」と言いました。

喫茶店の中。

圭祐が次のシーンに進もうとした処で東海林から電話が入ります。

桜子に断って電話に出た圭祐に東海林は“第9話他の人に書いてもらうから。ラス前の大事な回はベテランさんにお任せしようと思って。取り合えずそれだけ伝えておこうと思って。8話の締め切り、明後日までだから宜しく~”と捲し立てて電話を切りました。

「え?」と切れた電話を呆然と見つめる圭祐に「どうしたんですか?」と心配そうに声を掛けた桜子の横にツルツル(浜野謙太)が現れます。

「やっぱり連ドラ一人で書くのは無理でした!」と大笑いするツルツルを呆然と見つめる圭祐。

最後の最後でそれはないでしょう、東海林さん!

果たして、本当に9話は違う人に書かれてしまうのでしょうか?

奈美のモヤモヤは解消されるのでしょうか?

その他にも桜子さん絡みで一波乱ありそうな予感がするのは私だけでしょうか?

どうか、圭祐さんがめげずに「富豪教師Q」を書ききれます様に!と一週間、祈り続けたいと思います!

書けないッ!?最終回ネタバレ予想!ラストは売れっ子脚本家に転身?

まだ始まったばかりなのですが、毎回毎回、他方面から、無茶ぶりをされ、苦しい状況になってしまう吉丸圭佑(生田斗真)が描かれていくと思いますが最終回結末ポイントです。

妻との関係

1話をみて思ったのが、夫婦の仲がすごくいい!!

小説家の妻と一緒にやっていくって、実はすごい大変だと思うんです。しかし妻も夫もどちらも素敵な人間なので、うまくいっている気がします。

特に妻は売れっ子小説家なのに、うまく脚本がかけずに、てんぱってしまう夫に超やさしい!!素敵すぎる女性です。

そんな妻との関係が最終回に向けてどうなるのか?気になるところです。

苦しんでいる夫のために、口述筆記をかって出た妻の奈美ですが、自分だって売れっ子小説家で締め切りがあります。

今までは夫の圭佑が、仕事をしていなかったので、うまくいっていった2人が、圭佑が脚本家として苦悩することによって、2人の関係も変わってくる、一度は喧嘩したり、微妙な関係になってしまうのでは?と思います。

しかし、木曜日のゴールデンのドラマを書き上げることで、再び更に夫婦の絆が強まって、良い家族関係になるハッピーエンドでは??と予想します。

 

スキンヘッドの男

スキンヘッドの男。謎ですよね。苦しんでいる圭佑の前に現れ、更に、苦しめられるのですが、これって、もしかして脚本家の福田さんの実話なのでは??と思わずにいられません。

書く仕事は非常に辛いと聞きます。

もちろん「スキンヘッドの男」でないにせよ、睡眠不足で締め切りに追われる作品を抱え、同じように、妄想のような状態に苦しめられる脚本家入るのでは何か?と思いました。

そんなもしかしたら脚本家あるあるの「スキンヘッドの男」が最終回の結末までには、消えて、決別して、圭佑が苦しみから解放されるのでは??と思います。

売れっ子脚本家 or  主夫に戻る

最終回の結末ポイントですが

・木曜日のゴールデンのドラマは成功する?失敗する

・脚本家としての実力は認められる?

・脚本家として活動する?専業主夫に戻る?

と言うところだと思います。

個人的には紆余曲折あるも、周囲の協力を得て、どうにか圭佑の書いた作品は、高評価を得ることになると思います。

そして、やろうと思えば、脚本家として活動できそうな雰囲気になるのですが、専業主夫に戻るのではないか?と思いました。

自分の脚本家としての栄光よりも、妻との幸せな生活を維持することを選ぶラストになるのかな?と予想します。

書けないッ!?のキャストは?

その女ジルバネタバレ!原作あらすじキャスト脚本家まとめ

吉丸圭佑:生田斗真

子どもの頃からテレビドラマが大好きで脚本家を志すが、コンクールでは落選ばかり。脚本家の夢は諦め、不動産会社に就職した。部屋探しに来たシングルマザー・奈美に一目ぼれし、交際を経て結婚。妊娠中に書いた小説が新人賞を獲得、人気作家となった奈美の執筆活動を応援するうちに、忘れかけていた脚本家への夢が再燃、再びコンクールに応募するのだが、ここでも落選続き…。
 しかし32歳の時、ついにコンクールで受賞! テレビ局から細々と仕事が来るようになり、脚本に専念しようと退職するが、仕事はほとんどなく、子どもたちの世話や家事を担当することになる。
 5年が過ぎ、脚本家としての道は開けない…が今の生活にもなんとなく満足していた…その矢先、突然ゴールデンタイムの連ドラの仕事が舞い込む。期待に胸を膨らませて執筆を始めたものの、いきなり無理難題が山積み! 次々に降りかかる災難、好き勝手言う人々に振り回されながらも必死に執筆を続けるが…?

引用元:公式サイト

 

吉丸奈美:吉瀬美智子

「香坂りり子」のペンネームで小説やエッセイ集を出版しているベストセラー作家。
 大学3年生の時に妊娠しシングルマザーになった。両親の助けもあり、大学を無事卒業、書店で働いている時に、部屋を紹介してくれた不動産会社の圭佑と結婚した。妊娠中に書いた小説が新人賞を獲り、小説家デビュー。一躍人気作家の仲間入りを果たす。
 現在の吉丸家は奈美の収入で生活している。基本的に家事は圭佑に任せている。圭佑への愛情は変わらないが、ゴールデンタイムの連続ドラマのメインライターを引き受けたことには、「本当にちゃんと執筆できるのだろうか…」と、戸惑っている。しかし、悩みながらもゴールデンタイムの連ドラを必死に執筆する圭佑を見ているうちに、どんどん応援する気持ちが強くなっていく。

引用元:公式サイト

 

仙川俊也:菊池風磨

空の家庭教師。大学3年生で大手外食チェーンに内々定をもらっているが、すでに長続きしない気がしている。大人びた絵里花に好意をもっているため、やたらと吉丸家にやってくる。勉強を教えながらも上の空で絵里花を気にしているため、空にあきれられている。執筆に追われる圭佑の代わりに、夕食作りを手伝うこともあるのだが、バイト経験を生かして、素晴らしい腕前を披露する。“そこそこイケメン”なのに、好きな女の子の前では浮足立ってしまうクセが災いし、絵里花との距離は縮まらない。

引用元:公式サイト

 

八神隼人:岡田将生

今をときめく大人気俳優。しかし、とにかく注文が多い。
 「設定を変えて」「ラブシーンを入れて」「大勢の女の子に囲まれたい」など、思いつきでのムチャぶりやワガママで圭佑を翻弄する。自分の主演ドラマに無名の脚本家・圭佑が起用されたことが気に入らない…が、脚本が面白ければ素直に喜ぶ純粋な一面ももち合わせている。

引用元:公式サイト

 

松尾めぐみ:長井短

東西テレビのアシスタントプロデューサー。バラエティー番組を作りたくてテレビ局に入社したのに、ドラマ制作に配属されてしまった。最初はイケメン俳優や美人女優に会えると興奮していたが、面倒なことも多いと気づき、今は関心ゼロでやる気ナシ。内心では東海林のことをちょっとバカにしているし、角は暑苦しい、圭佑はまったくの無名…ということで、このドラマは適当に流して仕事をしようと思っている。

引用元:公式サイト

 

角隆史:小池徹平

圭佑が書くことになったこのドラマで初めてチーフを任された監督。
 ポジティブな性格で、どんな状況に陥っても常に前向きでやる気満々。その前のめり感で周囲の人々からはちょっと暑苦しいヤツと思われている。笑顔で圭佑を励まし、打ち合せでも撮りたいイメージがどんどん湧いてきてアイデアを出すのだが、それが逆に圭佑を追い詰めることに…。

引用元:公式サイト

 

東海林光夫:北村有起哉

東西テレビのプロデューサー。ここ数年ヒット作がない自分とは違い、後輩のプロデューサーが評価されていることに焦りを感じている。木曜9時というゴールデンタイム枠の連続ドラマを担当することになるが、脚本家がケガで降板。しかもタイトルはもちろん内容すらまったくの白紙だった…という不運に見舞われる。放送スタートまで時間がなさ過ぎるため、おじけづいて誰も脚本を引き受けてくれず、無名の圭佑に依頼せざるを得なくなる。特に具体的なアイデアをもっているわけではないため、ふんわりした雑な発注と無謀な締切設定で、圭佑をとことん振り回す。口グセは「当たってバズればいいんだよ」。

引用元:公式サイト

 

吉丸絵里花: 山田杏奈

吉丸空:潤浩

篠田重幸:小野武彦

篠田芳恵:梅沢昌代

秦野ゆかり:野村麻純

スキンヘッドの男:浜野謙太

書けないッ!?ネタバレ!原作あらすじ脚本家キャストまとめ

ウチの娘は彼氏が出来ないネタバレ!原作あらすじ脚本家と彼氏候補キャストも

「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」はヒットメーカー福田靖さん脚本のオリジナルストーリーです。

売れない主人公脚本家圭佑が大きな仕事を任され奮闘していく姿と支える家族を描いたホームドラマです。

脚本家の主人公を取り巻く関係者とのやりとりも見どころで、ドラマのリアルな裏側が見れる内容になっています。

深夜ドラマにしてはキャストが豪華すぎて、放送前から楽しみです。

「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」は1月16日より放送です。

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