「世にも奇妙な物語2023秋の特別編」の溝端淳平さん主演のエピソード「トランジスタ技術の圧縮」は小説が原作です。「トランジスタ技術の圧縮」の原作あらすじネタバレを結末までご紹介します。「トラ技圧縮コンテスト」は実在の本当のコンテスト・大会なの?
【トランジスタ技術の圧縮】原作と世にも奇妙な物語のあらすじは?
トランジスタ技術の圧縮のあらすじ感想とオチは意味不明で賛否【世にも奇妙な物語】
原作は小説の人気作品。
世にも奇妙な物語2023年秋の特別編の1つのエピソード「トランジスタ技術の圧縮」原作は、宮内悠介さんの短編小説「トランジスタ技術の圧縮」です!
記事になっておりました。/『世にも奇妙な物語』(フジテレビ)でドラマ化決定!「トランジスタ技術の圧縮」を収録した宮内悠介の傑作短編集『超動く家にて』は好評発売中! https://t.co/BNdO52UA1j @PRTIMES_JPより
— 宮内悠介 (@chocolatechnica) November 7, 2023
宮内悠介さんの2021年4月9日発刊短編集「超動く家にて」に収められていて、この短編集のなかでも一番の人気作が、この「トランジスタ技術の圧縮」です。
世にも奇妙な物語のあらすじのストーリーは?
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そんな人気作品の実写化の世にも奇妙な物語でのストーリーです。
この物語では、実在するエレクトロニクス専門誌「トランジスタ技術」の圧縮に命を賭けた男たちの戦いを描く。「トランジスタ技術」は本としてはかなり分厚い部類に入る。まるで辞書だ。毎月発刊される「トランジスタ技術」。分厚いが故に保存するには日本の家屋は手狭だった。そこで人々は考えた。「トランジスタ技術」を圧縮しようではないかと。それはいつの日か、生活の知恵を越え、世界的な競技となった。“圧縮の神”と呼ばれた男を師匠にアイロンを用いた圧縮技術を受け継いだ男・梶原倫夫(溝端淳平)。そこに立ちはだかるのは脅威の握力でページをむしり取り圧縮する男・坂田成美(阿部亮平)。勝利を手にするのはアイロンか握力か。熱き男たちの奇妙な戦いが今幕を開ける!!
引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimyo/topics86.html
『トランジスタ技術』という専門誌の「記事のページのみを残して薄くする(=圧縮する)」という、謎の競技に熱き情熱を傾け、死闘を繰り広げるストーリーという、なんともシュールすぎるお話ですが、一体どんな展開・結末を迎えるのでしょうか?
以降では、原作小説のネタバレを結末までご紹介していきます。
【トランジスタ技術の圧縮】は実在の本当の大会なの?
そんな「【トランジスタ技術の圧縮】」に登場する専門誌・トランジスタ技術ですが、なんと実在の雑誌なんです。
「トラ技」と言われている日本でもっとも多くの人々に読まれている エレクトロニクス技術の専門月刊誌です。
引用元:https://toragi.cqpub.co.jp/
ということは、謎の雑誌「トランジスタ技術」を圧縮する大会は実在する、本当にある大会!?
残念ながら、大会は架空のものです。
『トランジスタ技術』という専門誌の「記事のページ」のみを残して薄くすることを「圧縮する」言い、その速さや綺麗さを競う大会。
大会で勝ち抜くために、死闘を繰り広げる男たち。その方法はアイロンで背表紙の糊を溶かし分解する「アイロン派」と腕力でむしり取る「むしり派」があり、技を競い合っています。
原作によると・・・「トラ技圧縮コンテスト」は広告ページを取り除いて、収納しやすいように小さく圧縮する技術を競う大会。1998年に第一回開催されていっときはゴールデンタイムで放送されるまでになった。しかし電子書籍の台頭に伴って衰退。2022年を最後に中断されてしまった。
ファンからの強い要望を受けて運営側は2036年に「最後の大会」を開催する旨をアナウンスした。
と言うことで・・・物語は2036年の「最後の大会」での熾烈な戦いです。
そんなシュールすぎるストーリーの原作のネタバレを以降で詳しくご紹介します。
【トランジスタ技術の圧縮】原作ネタバレ結末!シュールな戦いの勝敗とは?
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「トランジスタ技術」を圧縮する大会「トラ技」はアイロン派と毟り派に!
物語は、もうすぐ「トラ技」の決着が、つこうとしているところから始まります。
エレクトロニクス総合雑誌「トランジスタ技術」は1964年に創刊し、広く愛されてきました。
「トランス技術」は辞書並みに厚いため、広告部分を取り除き、厚さを半分にして圧縮して保管する技術が発達しました。
このように「トランジスタ技術」を薄くする、技術を競い合う大会が通称「トラ技」。
背表紙にアイロンをかけ、キレイに剥がし取るアイロン派と、破りちぎる毟り派に分かれました。
1998年に第1回目が開催され、いっときはゴールデンタイムで放送されるほどの人気となりましたが、電子書籍に越され、やがてブームは終焉を迎えます。
最後の大会で不敗の王者・坂田に戦いを挑む「梶原」
2022年にラストとなりましたが、ファンからの要望もあり、2036年に「最後の大会」が行われることになりました。
この大会に出場している毟り派の坂田(阿部亮平)は、27歳のときにこの大会で優勝し、その後7連続防衛した猛者。不敗の王者と呼ばれました。
そのとき幼かった梶原(溝端淳平)は、テレビで坂田を見て、胸を高鳴らせていました。
坂田が7連勝した次の年、この大会は終了。そして今回の大会がラストということで、梶原にとっても最初で最後の挑戦でした。
坂田にはアイロン派の師匠がいました。師匠はアイロンで大会に優勝してきましたが、大会のルール改正が続き、美しさよりも速さが勝負の大会に変わっていきます。
大会がつまらなくなり、人気が落ちていきました。
坂田はアイロン派として大会に初参加しましたが、若手選手に圧勝され、それ以来毟り派に転向したのです。
そして坂田と師匠の勝負!一瞬のスキをついた坂田が勝利し、アイロン派は廃れていきました。
梶原はアイロンはの師匠に弟子入り!しかし坂田の妨害に
1年前、梶原はその師匠・関山利一(せきやま・りいち)のところに行き、弟子入りを志願。
当初は「弟子は断っている。もう終わったことだ」と言われてしまいますが、梶原の熱意と最後の大会があることを知り、弟子になることを許されます。
厳しい修行を師匠のもとで積んだ梶原。
しかし・・・坂田は梶原の修行を妨害するために、練習のために取り寄せていたトランジスタの雑誌が配送されないように操作するという卑怯なことをしていました。
一方で、梶原も妨害されたことに気づいた時、印刷所に手を回し、坂田が受け取る雑誌の台割を変えてしまいました。
圧縮には雑誌の中身、内容を把握することが大事で、その把握していた内容を変えるために、工作して妨害をやり返していたのでした。
坂田と梶原の熾烈な戦いの結末とは?
そして大会当日!最後のアイロン派として注目のなか、勝ち進んでいきます。
そしていよいよ坂田と梶原の決勝戦。順調な梶原に焦る坂田。
なぜか圧縮作業がうまくいかない坂田。
実は、圧縮の訓練を重ねていた坂田でしたが、雑誌の経年劣化を考慮していなかったのでした。
今年に限っては、アイロンが必要だったのでした。
そこに坂田の弟子が、アイロンを渡しにきました。
坂田は毟り派に転向しても、ずっとアイロンの練習をしていたのです。
梶原は3本のアイロンを使い分け、坂田は1本のアイロンでの勝負。
ですが坂田が梶原に追いつきます!
「俺が師匠の一番弟子だ!」
ついに梶原を追い抜いた坂田。諦めず追いかける梶原。少しずつ差が縮まっていきます!
ほんのわずかの差で梶原が優勝!坂田は梶原の右手を高く掲げました。
そこに師匠の関山利一がやってきて、抱きしめたのは坂田!
梶原は「あばよ」と言い残し、会場を後にしました。
会場の歓声はいつまでも鳴りやみませんでした。
と言うように、かなりシュールすぎる、冷静になるとばかばかしいような戦いを真剣に行う男たちが面白くも感想する?ストーリーです。
【トランジスタ技術の圧縮】キャストは?
梶原倫夫(溝端淳平)
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トランジスタ技術を圧縮することに、人生をかけている青年。
坂田成実(阿部亮平)
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驚異の握力の持ち主。トランジスタ技術圧縮の絶対王者。梶原に立ちはだかる。
実況(福澤 朗)
今夜8⃣時5⃣4⃣分#開運なんでも鑑定団
きょうのゲストは #東京ホテイソン さん✨
岡山出身のたけるさんのお宝が登場します。
🍑岡山🍑らしいお宝が登場するのか…
番組📺にご注目を😳#今田耕司 #福澤朗#石田靖 #ナジャ・グランディーバ#片渕茜 pic.twitter.com/0NrsUVbNMW— TSCテレビせとうち (@TSC_TVsetouchi) November 7, 2023
※画像左
トランジスタ技術の実況アナウンサー。
溝端淳平さんのコメント
・本作への出演について 「幼いころから見ていた自分にとっては憧れの番組に出演することが出来て、すごく光栄です」 ・脚本について 「すごく熱い少年漫画のような世界観という印象でした。コアでトガっているモノに人生をかけている人たちの物語なので、とても面白いと思いました」 ・ご自身の役を実際に演じてみていかがでしたか? 「雑誌の広告部分が全体の3分の2を占めていた時代に、広告にも感謝しつつ本編のみを残していく、という技法に人生をかけている役です。とにかく熱く、コアなものにのめり込んで人生をかける男の話はとても面白く、この世界観にどっぷりはまって演じました」 ・視聴者の方へのメッセージ 「『世にも奇妙な物語』は時代に合わせた色んなチャレンジ的な作品が多いと感じていました。この作品も、今の時代、これだけ選択肢があり、デジタル化も進む中で、雑誌の広告を省いていかにキレイに収納して保存するかという、今では誰も考えないようなことに人生をかけている男たちの話です。懐かしいと思ってくださる方もいれば、逆に新鮮に思う方もいると思います。ツッコミどころ満載で老若男女どの方にもクスッと笑ってもらえるような作品になっていると思います。ぜひ、お楽しみください!」