フジテレビのドラマ「大奥華の乱」の主人公は内山理名さん演じる牧野成貞の娘・安子です。母親の阿久里とともに悲しい運命を辿るのですが実在する?「大奥」の安子は実在の徳川綱吉の側室なのか?史実やネタバレをご紹介します。
ドラマ「大奥」の安子は綱吉に母親の阿久里を自殺に追い込まれ復讐を誓う!
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安子が主人公のドラマ「大奥~華の乱~」とは?
🌸 大奥プレイバック 🌸
つづいてご紹介しますのは
👘「大奥 華の乱」<2005年>
👘 第2話「伏魔殿」にございます…📺 「大奥 華の乱」#フジテレビ で本日より再放送
※関東ローカル📱 「大奥 華の乱」#FOD では全話配信中 ※1〜3話は無料https://t.co/5ruMS1mLnl
**…
— 『大奥』毎週木曜よる10時<フジテレビ> (@ohoku_fujitv) January 25, 2024
ドラマ「大奥華の乱」は5代将軍・徳川綱吉の側室として大奥入りする、主人公の安子の物語です。
安子は大奥入りするきっかけには、衝撃のネタバレが。
安子は綱吉に母親の阿久里を自殺に追い込まれ復讐を誓い大奥入り!
まずは、初回1話のストーリーをご紹介です。
時は元禄元年。徳川家繁栄の陰で、五代将軍綱吉(谷原章介)は、歌舞音曲に浮かれる享楽の日々を過ごしていた。心配といえば世継ぎの問題だけである。正室・信子(藤原紀香)に子はなく、側室・お伝の方(小池栄子)との間に一男一女をもうけたものの、お伝が卑しい血筋の出身であることが、綱吉の母・桂昌院(江波杏子)の気に入らぬ点であり、また、お世継ぎ候補が一人では不安もあった。桂昌院は、大奥の女性に飽きつつあった綱吉について、切れ者の側用人・柳沢吉保(北村一輝)に相談した。吉保は不敵な顔で一計を案じた。それは側用人の先輩であり、中でも忠臣の鑑・牧野成貞(平泉成)の屋敷への綱吉の御成りを実現させることであった。
牧野家では、成貞のほかその妻・阿久里(萬田久子)とその一人娘・安子(内山理名)、その夫・成住(田辺誠一)が仲良く幸せに暮らしていた。そこへ綱吉一行が現れ、舞など舞って遊興する。綱吉は、成貞の禄を激増させると言い渡し、成貞に向かって阿久里に夜伽の世話をさせるように申し付ける。愕然とする牧野家一同。実は阿久里は大奥の元女中で、幼い綱吉のあこがれの女性であったのだ。
思いをとげた綱吉はご機嫌で、それ以降も幾度となく牧野家を訪れることになり、牧野家はそのたびに震撼する。だが、宮仕えの成貞は唇をかんでそれを忍ぶしかなかった。
ある日、綱吉は、阿久里あてに金員を取らせ、立ち去る。明けぬ闇夜が去ったように安堵する牧野家の人々。しかし、悪夢はこれで終わらなかった。
成貞が綱吉に謁見すると、綱吉はなんと安子を側室に差し出すよう命ずる。絶句する成貞。「安子には夫が……」。「離縁させればよい。まさか家臣の分際で主君に口答えいたすつもりではあるまいの」。家臣の成貞に拒否できるはずもなかった。
しかし、納得がいかないのは安子の夫・成住である。安子は渡さないと屋敷で成貞と言い争っている矢先に、なんと阿久里が自害してしまう。泣き崩れる成貞。成住は上様のご翻意を促すため切腹しようとするが、安子は飛びついてそれを止めた。「あなたが死んでなんになります。これ幸いと上様は私をお召し上げになるに決まっています」。母の亡骸を3人で囲みながら、安子は大奥行きを決意する。それは「復讐」のためであった。
二カ月後、安子は母の形見のかんざしを手に城に向かう駕籠に乗った。
大奥では、信子やお伝の方が、値踏みするが如く冷たい目で安子を見据える。桂昌院も安子の意図を探ろうとする。母が自害して間もないというのに、奥に来たばかりの安子の落ち着きぶりを桂昌院は警戒するのだった。
そしてついに、安子が綱吉を迎える夜がやってきた。綱吉の背中を見据えつつ、刀掛けに目を配る安子であった…。
引用元 フジテレビ
牧野成貞(平泉成)の娘の安子は、両親と夫の成住(田辺誠一)と幸せに暮らしていましたが、ある日突如、五代将軍綱吉(谷原章介)が自宅にやってきて、なんと、綱吉の憧れの女性だった母親の阿久里と関係を持ちます。
ちょっと現在ではありえない設定ですよね(^^;
しかも、綱吉は娘の安子も気に入り、側室に求めてきます。無理やり夫と離縁させられて、母親の阿久里は自害。
復讐を誓い、大奥入りする主人公の安子の物語です。こんな衝撃的な大奥入り前のエピソードを持つ主人公の安子ですが、実在の人物なのでしょうか?
「大奥」の安子は実在モデルは綱吉側室?母親の阿久里との仰天の実話とは?
大奥の主人公の安子ですが関宿藩主・牧野成貞の次女の牧野安がモデルだと思われます。
成貞に男子が生まれなかったため、安の婿に黒田用綱四男の成時を迎えたそうです。
この成時が田辺誠一さん演じる牧野成住のモデルだと思います。
ところが、5代将軍・徳川綱吉が牧野邸を訪れた際に、安に惚れ込み手を出したとされています。なんと大奥で描かれていたのは、実話だったと言われています。
そして夫の成時はその際に切腹したと言われていて、ドラマよりも辛い顛末を迎えた安。
しかも牧野家では娘の安だけでなく母親の阿久里も綱吉のお手付きになってしまったそう。ドラマで描かれた地獄絵図は実話として語られているものだったんですね。
母親の阿久里は『幕府祚胤伝』などに側室として記録されています。ところが、安は綱吉の側室としての記録がないそうです。
このあたりは史実にはない創作になっているようですね。
また母親の阿久里と安が大奥へ入ったという話は後世の創作という説があり、成時の死因についても食傷とする説もあり、どこまでが実話で創作なのか?はっきりしたことはわからないようです。
ただ、ドラマで描かれた綱吉が親子どちらにも手を出したと言う驚きのエピソードは、完全なるオリジナルではないようです。
そんな安は元禄2年(1689年)に21歳という若さで死亡しています。
「大奥」の安子のその後のネタバレは?子供が誕生で衝撃展開【閲覧注意】
ドラマ「大奥」では安子は、大奥の人間関係に巻き込まれ、さらに辛い境遇に置かれてしまいます。
京から招聘された才色兼備の常磐井の局改め右衛門佐(高岡早紀)は、大奥を激震させた。女中たちは雅な京菓子をほおばりながら、右衛門佐の噂話で持ちきりである。一方で桂昌院(江波杏子)は音羽(余貴美子)を前に、右衛門佐を招いた信子(藤原紀香)の真意を訝っていた。そこへ右衛門佐が菓子を手土産にご挨拶のため訪ねてきた。恭しく挨拶し、柳島妙見堂にお参りした際、桂昌院が寄進した参道の敷石に感服した話などを持ち出して機嫌をとる右衛門佐。思わず上機嫌になる桂昌院、しかし、その隙のない振る舞いに、ますます猜疑心を募らせるのであった。また、お伝の方(小池栄子)は、右衛門佐が自分だけに挨拶に来ないことに、ひがみと劣等感を深くする。
桂昌院は、綱吉(谷原章介)や安子(内山理名)らがいる前で、右衛門佐の話を持ち出した。綱吉の出方を見ようとの策である。お伝の方は自分にだけ挨拶のなかった件を綱吉に言いつけるが、安子が「ご側室様にご遠慮して距離をお取りになるのは、むしろ奥ゆかしさの現れかと」と助け舟を出し、信子を安心させる。綱吉は、ただ右衛門佐とやらの美しさを見てみたいと思うだけであった。
右衛門佐は廊下を歩きながら安子にふと漏らした。「信子様は、私を桂昌院様、お伝の方様と張り合うための道具にしようとしておられる。なれど大奥は、おなごがこの世を動かすことができる唯一の場所」と言ってのけたのだ。物陰からその言葉を聞いていたのは音羽であった。音羽からその話を聞いた桂昌院は「大奥総取締の座を狙うておるのか。この桂昌院が認めぬ限り、大奥総取締などあり得ぬわ」と不快感をあらわにした。同席していた柳沢(北村一輝)は、「確か、ご側室は総取締にはなれぬ…そういう取り決めが」と知恵を授ける。桂昌院はその言葉の意味をすぐに理解し「上様をけしかけてみるかの」とほくそ笑むのだった。
右衛門佐は、大奥で和歌や源氏物語の講義を始めた。女中たちはそれに夢中になった。教養のないお伝の方は、対抗意識を燃やし、必死になってにわか勉強を始める。そんな折、やくざ者の兄が無心しにやって来た。お伝の方は、悲しくも我が身の生い立ちを呪わざるを得なかった。
右衛門佐による源氏物語の講義の日。なんとお伝の方も参加している。講義中、外の廊下を通り掛った綱吉は美しい朗読の声に足を止め、襖の隙間から中を覗く。見目麗しい右衛門佐にたちまち釘付けとなった。覗き見しているところを中の女中たちに気付かれ、引っ込みのつかない綱吉は講義部屋に入るしかない。右衛門佐は綱吉に畏まって挨拶するが、綱吉は「苦しゅうない。朗読に感じ入った。講義を続けよ」と奥に座り込むのだった。
右衛門佐は、ある問いを出題した。お伝の方が名乗り出て、源氏の解釈をスラスラと答えた。一同感心した様子で、右衛門佐もまずはほめるのだが、実は正しい解釈ではないと指摘する。満座の席で恥をかかされたお伝の方の顔色は変わり、隠し持った解釈本の写しを丸める手が悔しさに打ち震えるのだった。その時、綱吉が正答を口にした。右衛門佐は綱吉を大きく持ち上げた。これをきっかけに、綱吉も桂昌院にそそのかされるまま、右衛門佐を側室に迎えるべく動き出す。
その動きを聞いた安子は、「御台様付きの御上臈を側室にしたのでは、御台様に対して申し訳が…」と思い留まるように綱吉に懇願するが、綱吉は「差し出がましい」と激怒する。一方、柳沢は、これで染子(貫地谷しほり)のもとに綱吉が訪れないであろうと、安堵の思いで染子の肩を抱きしめるのだった。
桂昌院は信子に右衛門佐を側室に差し出すよう申し入れた。信子は断るが、なんと、右衛門佐本人が「桂昌院様、ひいては上様の御意とあらば、御台様の御意も同じと心得ます。私に否やがございましょうか」と言い放った。愕然とする信子と安子に、右衛門佐は考えあってのことと伝えるのだった。
ある日、右衛門佐と綱吉は二人きりで城内のあずまやに入った。裏には信子と安子が隠れて聞き耳を立てている。
右衛門佐は「論語に『難きを先にし獲るを後にす』とあります。上様の側室にしていただくことは、私にとっての幸せ。ならばそれは後回しにせねば」と、巧みにじらす。綱吉はばかにするな、と怒りを露わにし始めた。右衛門佐はすかさず綱吉の手を取って自分の胸に当て「肌にかかる情けは一時のこと。政の道でも陰となって上様をお支えし、他のいかなるご側室をも凌ぐ勢いで、上様と結ばれていたい」と訴えるのだった。綱吉も右衛門佐の野心を見抜き、「申してみよ。何が望みじゃ」と右衛門佐の才覚に降参せざるを得なかった。右衛門佐は微笑んだ。
翌日、大奥大広間で綱吉は宣言した。「今日より右衛門佐に大奥総取締の任を申し渡す」。どよめく一同。右衛門佐は野望に向けての第一歩を踏み出したのだった。
安子はお伝の方に呼び出され、突然湯殿に押し込まれた。お伝の方は何かに憑かれたような様子である。「右衛門佐や御台と示し合わせて、徳松を追い落とし、その腹の子を世継ぎにしようと考えておろう! この疫病神!」と安子に迫る。勢いに気圧され、後退さった安子は水風呂に落ちてしまう。お伝の方はそれを見ると湯殿に閂をかけ出て行ってしまった。水から上がった安子は腹を押さえて苦しみ始めるのだった。
引用元:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/oh-oku_hana/backnumber/505000005-4.html
安子は復讐を遂げようと大奥入りを果たしますが、綱吉の弱い本音と性格がわかり、気持ちが揺らいでいきます。
そして安子の本音を知らない綱吉は、安子を寵愛し、安子は子供を身ごもります。
そんな安子は側室のお万などからの嫉妬を受けることに。そして妊娠している安子が襲われそうになります。
また、無事に男の子を出産した後も、後継ぎ争いで愛する息子の長丸の命を狙われる展開に。
そしてなんとまだ幼い長丸が何者かに殺害されてしまう展開です。
子供を殺した犯人は物語の顛末については、以下の記事にまとめてあります!