2023年4月から始まった神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さん主演のNHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん(ランマン)」。
主人公・槙野万太郎(まきのまんたろう)は、世界に誇る日本植物学の父と言われた実在の植物学者・牧野富太郎(まきのとみたろう)がモデルです。
万太郎が激動の時代を天真爛漫に駆け抜け、明るく草花と向き合い続けた波乱万丈な人生の物語です。
4月3日放送の1話では万太郎の幼少期の子役パートからスタートしました。
そんな中、ある設定が話題に。それは万太郎の「病弱設定」です。万太郎は体が弱く、病気がちですぐに熱を出す・・・と言う展開に「また病弱?」「また発熱設定!?」と多くの反響が。
実は前回の朝ドラ「舞いあがれ!!」そして「ちむどんどん」と3作続けての子供時代の病弱・発熱設定だったんです。
しかし・・・実はモデルとなった牧野富太郎の史実通りで病弱だったのは実話なんです。だったら仕方ないですよね(^^;
今回は朝ドラ「らんまん」で万太郎の病弱・病気設定について、実話の史実や反響についてご紹介していきます。
らんまん万太郎の病弱・病気で発熱設定に「また??」「飽きた」の声
朝ドラ【らんまん】のモデルは誰?牧野富太郎は実家を破産させた!?
らんまんで万太郎の子供時代が病弱で発熱しがち?のネタバレとは?
まずは、1話のストーリーのご紹介です。
慶応3年(1867)土佐・佐川村。造り酒屋の跡取り息子として生まれた槙野万太郎(森優理斗)は草花が大好きな男の子。生まれつき病弱ですぐに熱を出して倒れてしまうため、祖母のタキ(松坂慶子)や母ヒサ(広末涼子)に心配をかけてばかり。春、万太郎が楽しみにしていた酒蔵の祝宴の日がやってきた。立派なごちそうの数々を目にして嬉しくなった万太郎は…
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/110997429
1話は万太郎が5歳の時からスタート!
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造り酒屋「峰屋」の跡取り息子として生まれた槙野万太郎は・・・なんと病弱で分家の男たちに「弱みそ」と陰口をたたかれています。
すぐに熱を出してしまう体質でお手伝いさんからも「走ったら熱出ますき」と心配されます。姉の綾も母親に万太郎が熱を出しやすい体質だと話していました。
そして、友達の堀田寛太の家に走っていくと、体の弱い万太郎は倒れてしまいます。寛太の父親である医師は、走って心臓がびっくりしたけれど、もう大丈夫と言われます。
心配した祖母には、走ったことを怒られる万太郎。
更に万太郎の不幸が続きます。分家の男たちが「(万太郎が)どうせ長くは生きられない。生まれてこなければよかったのに」と笑いながら言っているのを聞いてしまいます。
ヒドい・・・ひどすぎる・・・。
そんな万太郎の病弱・発熱設定にある声があがっています。
万太郎の病弱・発熱設定に「飽きた」「また?」の反響
万太郎も幼少期発熱…
発熱続くなぁ
お母さんも療養してるみたいだしこの先いろいろありそうね
#らんまん— ヨフ (@yh0fn) April 3, 2023
3作連続で発熱設定😂
万太郎も五島に行こう!笑
あいみょんが歌う主題歌最高〜😊#らんまん— まる☻2y🎀 (@minidora25251) April 3, 2023
らんまん、始まりましたね。またまた発熱設定でしたけど😅
— まこ (@PGfV67HZHGSal8f) April 3, 2023
ここのとこの朝ドラは、幼少期に謎の発熱をするキャラを一人入れないと誰か死ぬ呪いにでもかかっているのかな #らんまん
— 土 (@ketsuago) April 3, 2023
「幼少期は病弱」という設定はもうお腹一杯です#らんまん
— 紫煙紫煙気鋭体位 (@syensyenkeitai) April 3, 2023
#らんまん スタート。
朝ドラは冒頭に病弱キャラを出さないといけない決まりでもあるのか?(笑)
幕末スタートはあさが来た以来かな。
オープニング、神木きゅんしか出てないけど浜辺美波も出してくれないだろうか……。
とりあえず子役期間は評価の対象外と思ってるので、しばらくは気楽に見ます~。— まぐなむ庄屋 (@mag_sho) April 3, 2023
病弱設定・発熱設定にうんざりという声が多数でした。一体どういうことなのでしょうか??
らんまんだけじゃない!病弱・発熱設定は朝ドラ名物?
実は、「らんまん」の前の朝ドラ「舞いあがれ!!」もヒロインの舞が幼少期に原因不明の発熱に悩まされて学校を休みがちだったんです。
#浅田芭路 さん、#野原壱太 さんの「舞と一太」「歩と進」のシーンは本当にかわいらしかったですね😊
歩ちゃんと進くんが大人になる頃には、もっと気軽に空を飛ぶことができているかもしれないですよね…ふたりそろうと「進歩」です!#舞いあがれ #五島 #オフショット pic.twitter.com/yrSHBfnOda— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) April 1, 2023
そして東大阪の自宅を離れて、祖母の住む五島列島で過ごすことで、なぜか健康になるという展開でした。
そして更にもう一つまでの朝ドラ「ちむどんどん」でもヒロインの妹の歌子が原因不明の発熱に苦しめられるストーリーだったです。
【コラム】『ちむどんどん』前田公輝×上白石萌歌の焦れったい恋模様 善一のアドバイスも響く#ちむどんどん https://t.co/vuMyjgiRnS
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) August 30, 2022
舞は病気を克服したので良かったのですが、歌子は歌手の夢を断念という悲しい結果に・・・。
確かにここまで続くと、また!発熱・病弱設定!?と言いたくなる気持ちもわかります。
以下などネット記事でも盛り上がっていますが・・・
引用元:Yahoo【らんまん・ネタバレ注意】主人公・万太郎が病弱で「3作連続発熱設定?」「飽きてきた」の声
実は上記のヤフーニュースのヤフコメを見ると、相反する意見が。
「いやいや今回は、幼少時に病弱であったというのは、実話なので。 そこを否定されてもなあ。」
「実際の人をモデルにしている話なので幼少期に病弱だったというのは史実に基づいているんじゃないんですか? 本当にそんな「発熱設定」を批判してコメントしている人がいるの? そこまで視聴者は馬鹿じゃないと思いたいんですが。」
「モデルのいない作品が連続で病弱設定ならわかるけど モデルがいて事実病弱だったならそこを言ってもしょうがないでしょうに。 どうせ描かなかったらなんでモデルにしてるのに病弱を描かないんだ って人が絶対いるだろうけどな、っていうか飽きたって言ってる人も 病弱じゃなかったらそれはそれで文句言いそうな人いそう。」
そうなんですよね(^^;実は、万太郎のモデルとなった牧野富太郎さんの子供時代も病弱だったんです。
なので史実通りのストーリーなんです。以降で詳しくご紹介していきます。
らんまん万太郎の病弱・病気で発熱設定は実話!牧野富太郎の子供時代も同じだった
万太郎のモデルになったのは、実在の植物学者の牧野富太郎さんです。
まもなく、牧野富太郎をモデルにした「#らんまん」いよいよ始まりますね。ドラマの副読本に、コロナ・ブックス『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』、スタンダード・ブックス『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』、そして最新刊の別冊太陽『牧野富太郎 雑草という花はない』をぜひ!https://t.co/5PHihJguFs pic.twitter.com/IvbqxwZ18N
— 平凡社 (@heibonshatoday) April 2, 2023
牧野富太郎さんは、94歳で亡くなるまで1500種類に上る植物を発見、命名したすごい方です。
そして、およそ40万もの植物標本を収集されています。
牧野富太郎さんの図鑑・著書が多数出版されています。
そんな牧野富太郎さんの人生についてまとめた書籍は自伝、ライターの方の取材などで書かれたものなど、いくつも発売されています。
私も個人的に3冊読んだのですが、3冊ともに、幼いころに牧野富太郎さんが病弱だったことが書かれています。
自伝「草木とともに」では
「私の祖母は病弱の私の体を大層心配して、クサギの虫や赤蛙をせんじてかんのくすりだと言って私に飲ませた」などエピソードが書かれていました。
また「牧野富太郎 植物の神様と言われた男」では
「おさないころから体が弱く痩せていました」
「しょっちゅうケガをしたり熱をだしたりしました」
3冊ともに、病弱のエピソードが書かれていたので、個人的にも印象に残っていて、1話から描かれていても不自然に感じませんでした。
「花と恋して」には病弱だった牧野富太郎さんですが、寺子屋に通うようになってから、次第に健康になったと記載されていました。
ドラマ「らんまん」では、そのあたりがどのように描かれるのでしょうか?