立花萬平のモデルは安藤百福でインスタントラーメン開発!まんぷく【長谷川博己】

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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」もとうとう終わってしまいましたね(T . T)

寂しくなりますが、でもまたすぐに新ドラマ「まんぷく」がスタートします!

インスタントラーメンを発明した、日清食品の創業者である安藤百福さんと仁子さんご夫婦をモデルとしたドラマです。

 

 
 
 
 
 
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今回は安藤サクラさん演じるヒロイン福子ではなく、福子が信じてやまなかった長谷川博己さん演じる夫の立花萬平(たちばなまんぺい)のモデルになった安藤百福(あんどうももふく)さんについてまとめてみました。

創業者の百福さん、どうやら想像を超えるような波乱万丈な人生だったようですよ。

 

 

目次

まんぷくってどんなドラマ?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43849″]

舞台は昭和13年、大阪。
三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱいに受けておおらかに育ったヒロイン・今井福子(安藤サクラ)は、女学校卒業後、ホテルで電話交換手として働き始める。

父を早くに亡くし、家計を支えてきた長女・咲(内田有紀)の結婚が間近に迫ったある日、母の鈴(松坂慶子)が突然の腹痛を訴え、福子は鈴の病状に振り回されることに。
一方、福子は咲のために結婚式で特別な出し物を用意したいと考え、写真をスクリーンに映し出せる新型の幻灯機のうわさを耳にする。

幻灯機を開発している工房を訪れた福子は、立花萬平(長谷川博己)と出会う。
のちに福子の夫となり、20年後、世紀の大発明を共に成し遂げる運命の相手だった。

引用元 https://www.nhk.or.jp/mampuku/story/

 

 
 
 
 
 
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ヒロインの福子(安藤サクラ)が18歳という時代から物語はスタートします。

その頃夫となる萬平(長谷川博己)は食品とは全く関係のない事業をしていました。

その後萬平は何度も失敗してはどん底から立ち上がる”敗者復活戦”を繰り返し、やがて世紀の大発明、インスタントラーメンを開発します。

「まんぷく」は人生大逆転の成功物語。

さて、ふたりはどんな成功と失敗を繰り返してきたのでしょうかー?

 

まんぷくで長谷川博己演じる立花萬平とはどんな人物?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43912″]

立花萬平(たちばな まんぺい):長谷川博己(はせがわ ひろき)

 

 
 
 
 
 
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本作のヒロイン・福子と生涯を共にする青年。
両親を早くに亡くし、各地を転々としながら成長してきた。
幼い頃から発想力と行動力に富み、25歳の時に会社を設立して事業を興す。

そんな中、あるできごとをきっかけに、萬平は福子と運命的な出会いを果たし、二人は結婚することに。
戦災を乗り越え、製塩や栄養食品の開発、さらには金融業など、さまざまな事業を手がけていくが、そのたびにトラブルに見舞われ、頓挫を繰り返してしまう。
それでも決して諦めない萬平は、全財産を失った47歳の春、再び新たな事業を興そうと立ち上がる。

それは世界の食文化に革命を起こす大発明だった。

引用元 https://www.nhk.or.jp/mampuku/cast/#t_manpei

この人物紹介をみただけで、どれだけジェットコースター人生だったのかがおわかりかと思います。

こんな乱高下の激しい夫を信じ、サポートし続けた妻。

そんな夫婦の絆を描いた作品です。

この萬平役を演じる長谷川博己さんは、初めて脚本を担当した福田靖さんにお会いしたときこう言ったそうです。

やるからには覚悟を決めてやります!

なんとも頼もしいお言葉です。

これを聞いて福田靖さんも身が引き締まる思いで、その気迫にちゃんと応えられる仕事をしなきゃ、と思ったそうです。

ドラマの中での萬平は、純粋で興味のある”もの作り”にのみ突き進んでいく理系男子。

几帳面で家族を大切にする優しい男性なんだそうです。

この役が長谷川博己さんになったのって、ものすごく納得しませんか?

この萬平と妻の福子は、最初から最後まで変わらぬ愛情と信頼を持ち続ける、まさに理想の夫婦となり、安藤サクラさんと長谷川博己さんがこの夫婦を演じます(^ ^)

他にはこんな豪華やキャストたちがドラマを盛り上げます♪

では実際の安藤百福さんって、本当にそんなに波乱万丈だったのでしょうか?

 

まんぷく立花萬平のモデルの安藤百福ってどんな人?何を発明した?

 

 

最初に言いますが、本当にものすごい人生を送った方です!

百福さんが発明した数々のものと合わせてご紹介しましょう。

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43904″]

安藤百福さんは1910年、当時日本が統治していた台湾で生まれた台湾人です。

その頃の名前は呉百福といいます。

父親は資産家でしたが、小さい頃に両親がなくなり祖父母に育てられます。

百福さんは1928年、18歳の頃に台湾の女性と最初の結婚をしていて、お二人には男の子と養女の女の子がいます。

・メリヤス事業

学校を卒業後は祖父が経営していた繊維問屋を手伝い、1932年22歳で父が遺した遺産で繊維会社を設立。

当時日本では化学繊維が普及し、メリヤス(今でいうニット製品)を日本から仕入れて台湾で販売、これが大ヒットとなりました。

22歳にして新しい事業を始め、それが大成功。

もちろん資金があったこともありますが、先見の目と経営手腕は相当なものだったんだと想像できますね。

そして1933年に大阪にメリヤス問屋「日東商会」を設立、他に事業も展開していきます。

百福さんも拠点を日本へ移しますが、このとき妻子は台湾の置いていきます。

というのも百福さんには台湾人のお妾さんがいたんです(^^;;

え〜〜〜っ!百福さんってとんでもない人???

ではなく、当時台湾では妾というものが合法だったんです。(今はダメですよ)

俗にいう第二夫人っていうやつです。

このお妾さんを連れて日本に来た百福さん、二人の間には3人の子供がいましたが、結局この二人は破局、この第二夫人は子供を連れて台湾へと帰ってしまいました。

この頃から百福さんはいろいろな事業を展開しようとしていたそうで、そのひとつが蚕糸事業です。

・蚕糸事業

百福さんは蚕にヒマ(トウゴマ)の葉を与えることで、絹糸とヒマシ油の両方を取れることを思いつきます。

ヒマシ油は飛行機の潤滑油として売れるはずでしたが、戦争が激しくなり事業は中止となってしまいます。

そして1941年、日米が戦争を始めたことを知った百福さんは、なんと軍用機の部品に着手します。

ところがこの部品が誰かによって横流しされ、百福さんは逮捕されてしまいます(T . T)

拘置所で激しい拷問を受けた百福さん、45日で出所しますが、そのとき大阪は空襲で大打撃を受けていました。

大阪にはいられないため兵庫県に疎開し、そこで終戦を迎えます。

・炭事業

疎開先でも黙っていられない(笑)百福さん、そこで山を買い炭焼き事業を始めます。
戦争が終わるときまでに、ひと山すべて炭にしたといいます。

百福さんは終戦のとき大阪に事業所や工場があり、それらの保険金として今でいうと1,000億円という大金を手にします!

そのお金で安く売り出されていた大阪の土地を購入、食糧難に苦しんでいた庶民の姿を見て、食品事業を手がけることを誓います。

「まんぷく」のヒロインである安藤仁子さんとの結婚時期には諸説あるようですが、この頃に結婚されたようですね。

お二人の間には二人のお子様がいます。

・製塩事業

終戦の翌年、大阪で失業していた若者たちを集め、放置されていた鉄板を利用して製塩事業を始めました。

なんとなく、百福さんにとっては見るもの全てが事業のヒントに見えるんじゃないかと思えてきました(笑)

でもそれは自分の成功のためだけではなさそうです。

・バラック住宅

今でいうプレハブのような簡易的な住宅のことです。
戦後家を失った人たちのために、材料だけを運び現地で組み立てるという、バラック住宅が利用されたようです。

・学校

1948年、日本が不況の真っ只中のころ、若者が手に職をつけれるようにと、自動車修理屋鉄道建設などの技術を教える学校を創立しました。

百福さんのすごいところは、この学校で授業料を取らなかったことです。
自分だって明日はどうなるかわからない時代、常に世の中のことを考えていた人物だったんでしょうね。

そして同じく1948年に日清食品の前身となる「中交総社」を立ち上げます。

だんだん政界ともつながりができ、警察からマークされるようになってしまいます。

そしてその年に脱税容疑で百福さんは逮捕されてしまいます。

理由はある意味こじつけだったようで、のちにご本人は「見せしめだった」と語っています。

当時は納税に対して厳しく罰するという方針だったようで、その見せしめとして逮捕されてしまったようです(T . T)

釈放されたのは2年後。
その後も災難は続きますー。

大阪に新設された信用組合から何度も理事長を懇願され、しぶしぶ承知したもののその信用組合は破綻。

理事長としての責任を問われ、百福さんは全財産を失ってしまいます(T . T)

文字通り無一文になってしまった安藤一家。

普通ならここでがっかりして意気消沈してしまうのですが、やはりこのご夫婦は違いました。

・インスタントラーメン

百福さんはかねてからインスタントラーメンの構想を描いていたといいます。
自宅前に作った小屋で、試行錯誤しますがうまくゆかず・・・。

ある日奥様の仁子さんが天ぷらを揚げているのを見て閃きました。

それが「瞬間油熱乾燥法」、油で麺を揚げて乾燥させるという手法です。

この最初のインスタントラーメンができたのが、研究をはじめてから1年後の1958年でした。

百福さん、このとき48歳! 長かったですね〜。

いろいろな事業に着手しているので、てっきり飽きっぽい人物なのかと(ごめんなさいm(__)m)思いましたが、違ったんですね。

どうしても完成させたいという百福さんの熱い思いがあったのかもしれません。

安藤百福さんは2007年96歳でお亡くなりになりました。

奥様の仁子さんも長生きで、百福さんを看取ったあとの3年後、2010年93歳でお亡くなりになっています。

安藤百福さんに関する書籍はいろいろ出版されています。

わたしもドラマと一緒に楽しもうと思っています。

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安藤百福さんの波乱万丈のほんの一部をかいつまんでご紹介しましたが、いかがでしょうか。

はるかに想像を超えた人物で、わたしもびっくりしてしまいました。

成功と挫折の振り幅が大きすぎるのが百福さんの特徴です。

でもどんな困難にもこのご夫婦は負けません!

見ているこっちもハラハラドキドキしちゃいそうですが、幸せな気持ちになれるドラマになっているそうです(^ ^)

主演の安藤サクラさんと長谷川博己さんの演技にも期待したいですね♪

 

立花萬平のモデルについてのまとめ

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43862″]

10月1日からあたらしくスタートするNHK連続テレビ小説「まんぷく」は日清食品の創業者ご夫婦がモデルとなっています。

今回はご主人である安藤百福さんに注目してみました。

こんな壮絶な人生ってあるんですね〜。

でもこんなアイディア力と行動力があったからこそ、生まれたであろうインスタントラーメン。

このご夫婦の物語がいよいよ始まります♪

 

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