2016年10月8日からスタートする『THE LASTCOP-ラストコップ-』に主演する唐沢寿明さんですが、演技が下手なの?という疑問が浮かび上がっているようです。
今回は、唐沢寿明さんの過去の出演ドラマから演技力についてまとめていきたいと思います。
唐沢寿明のプロフィールとは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/3001″]名前:唐沢 寿明(からさわ としあき)
生年月日:1963年6月3日(53歳)
出身地:東京都
血液型:A型
趣味:映画鑑賞
所属事務所:研音
参照元 http://www.ken-on.co.jp/karasawa/
1980年から俳優として活動していて、当時は東映アクションクラブに所属していたのですがなかなか日の目を見ることもなく、特撮ヒーロー物のスーツアクターや、時には照明や衣装アシなどをして下積み時代を過ごしていました。
唐沢さんは、特撮ヒーロー物やブルース・リー好きで知られる俳優さんですが、昔取った杵柄ではないですが、アクションに異常な執着と好奇心を持っていて積極的にアクションシーンに取り組む姿勢を見せています。
女優の浅野ゆう子さんと旧知の仲で、現在の事務所「研音」に移籍したことや、ブレイクのきっかけを作ったのも浅野さんの力添えがあったのだそうです。
芸能界の交友関係が非常に広く、配偶者が女優の山口智子(やまぐちともこ)さんというのも周知のところでしょう。
唐沢寿明の過去の出演ドラマ一覧とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/2428″]唐沢さんは、スーツアクター時代を入れてしまうと相当数の出演がありますが、今回は代表作と呼べるドラマをかいつまんでご紹介したいと思います。
最近の唐沢さんしか知らない方には、「へぇ~こんな役もやってたんだ~」というドラマもありますよ(笑)
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/2343″]1987年:フジテレビ『アリエスの乙女たち』連ドラ初出演・宮崎守役
1988年:NHK連続ドラマ小説『純ちゃんの応援歌』林雄太役
1989年:NHK大河ドラマ『春日局』稲葉正勝役
1991年:TBS『渡る世間は鬼ばかり 第1シリーズ』竹原洋次役
1992年:フジテレビ『愛という名のもとに』高月健吾役
1992年:TBS『ホームワーク』連ドラ初主演・森田圭介役
1993年:日本テレビ『日曜はダメよ』佐伯政人役
1994年:日本テレビ『新・西遊記』主演・孫悟空役
1994年:フジテレビ『美味しんぼ』主演・山岡士郎役
1994年:フジテレビ『妹よ』高木雅史役
1995年:TBS『輝け隣太郎』主演・萌沢隣太郎役
1996年:フジテレビ『おいしい関係』織田圭二役
1997年:フジテレビ『イヴ』小泉三太役
2000年:フジテレビ『ラブコンプレックス』竜崎ゴウ役
2002年:NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』主演・前田利家役
2003年:フジテレビ『白い巨塔』主演・財前五郎役
2005年:NHK総合『ハチロー~母の詩、父の詩~』主演・サトウハチロー役
2006年:フジテレビ『小早川伸木の恋』主演・小早川伸木役
2006年:NHK大河ドラマ『功名が辻』前田利家役
2009年:フジテレビ『不毛地帯』主演・壹岐正役
2010年:関西テレビ『ギルティ 悪魔と契約した女』主演・堂島基一役
2013年:NHK『メイドインジャパン』主演・矢作篤志役
2013年:TBS『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか』主演・帆村正義役
2014年:TBS『ルーズヴェルト・ゲーム』主演・細川充役
2015年:日本テレビ『THE LASTCOP-ラストコップー』主演・京極浩介役
2015年:TBS『ナポレオンの村』主演・浅井栄治役
2016年:NHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』花山伊佐次役
以上のように、唐沢さんの主要のドラマを上げただけでもこれだけあります。そして、連ドラ全盛期時代の1990年~2000年初めまでで、その時期を牽引していたフジテレビの主演作が多いのも「さすが唐沢さん」といったところでしょうか。
唐沢さんを語る上でポイントとなるドラマが幾つかあります。
「唐沢寿明第1シーズン」のきっかけとなったのは『愛という名のもとに』です。
主演ではないにしろ、鈴木保奈美(すずきほなみ)さん演じる主人公の藤木貴子にプロポーズするほど想いを寄せていて、恋のライバル神谷時男(江口洋介)との掛け合いやボート部6人+1の友情を描いた感動作に重要なポジションで出演し、その後立て続けに主演ドラマが増えることになりました。
チョロ(中野英雄)の自殺したシーンは凄く印象的で今でも覚えています。
「唐沢寿明第2シーズン」は、間違いなく『白い巨塔』ですね。
閉鎖的で黒い影が渦巻く大学病院で繰り広げられる骨肉の争いを描いた超大作で、財前五郎がいかに出世して権力を握っていくのか?毎週固唾を呑んで見ていた記憶があります。
「財前教授の総回診です」財前派閥の医師を引き連れて病院内を闊歩する姿。特に教授になった時のシーンは鳥肌が立つほどでした。
そして今回の『ラストコップ』が唐沢寿明第3シーズン』となるわけですね。
今まで、青春爽やか系俳優→実力派俳優ときて、ようやく原点のアクション俳優に戻れた感じがありますね。デビュー当時、あまりにも男臭い雰囲気があって浅野ゆう子さんにダメ出しをされて、爽やか系俳優になった唐沢さんにとっては『ラストコップ』は「水を得た魚」のようにキラキラして見えます。
アクションが好きで、ブルース・リーが好きで入った芸能界で、ようやく自分がやりたいことを第一線で出来る喜びを感じられるドラマになっていますね。
唐沢寿明の演技力とは?
唐沢さんの演技力について下手なの?という疑問の声が上がっているのでしょうか?
検索ワード候補に「唐沢寿明 演技 下手」というのが上がってきました。ちょっと気になるので調べてみましょう。
調べてみた結果、「唐沢さんの演技が上手すぎて、共演した俳優が下手に思える」ということでした(笑)
そりゃそうですよね。唐沢さんの演技が下手だったら演技が上手い俳優って誰?ってなってしまいます。『白い巨塔』のときの財前五郎なんかは、ものすごく堂に入っていてシリアスな感情や怒りの感情を表情だけで演技していたり、『ラストコップ』ではジャッキー・チェンを彷彿とさせるような「わざとオーバーアクション」にしてみたりと唐沢さんの演技力の高さが伺えます。
『味ぽん』のCMとかもなんか良いですよね~(笑)
まとめ
今回、日本テレビの連ドラ『THE LASTCOP-ラストコップ-』に主演される唐沢寿明さんについてまとめてきたわけですが、調べれば調べるほど本当にすごい役者さんだな~と思ってしまいます。下積み時代の苦労から始まり、どんな時も一生懸命に手を抜かず今日まで走り続けてきた結果なんでしょうね。
『ラストコップ』もスペシャルドラマに始まり、動画配信サイトの連ドラで人気が出てからの民放で連ドラ化という名実を伴ったドラマなので非常に楽しみですね。