絆走れ奇跡の子馬後編のネタバレと感想!ガッキーとリヤンの演技が刺さる?

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「絆走れ奇跡の子馬前編」に続き、「絆走れ奇跡の子馬後編」が放送されました!

後編では、感動のクライマックスを迎えます!

前編では、岡田将生さん・・・早々に亡くなられましたね(´;ω;`)

子馬リヤンがガッキーに向かってはじめて走ったシーンも、涙が止まらなかったひとが多かったのではないでしょうか?

役所広司さん、不器用な馬バカを見事に演じておられましたね。

ダメな親父だけどまるで子供のようにまっすぐにでかい夢を見られるひとのキャストです!

そんなダメ夫を支える田中裕子さんの深い演技には胸がしめつけられる思いがしました。

ガッキーと子馬は文句なく可愛いのですが、それでもあまりにもお似合いのツーショットに驚いたほどです。

そんなドラマ「絆走れ奇跡の子馬後編」のあらすじのネタバレと感想をご紹介します!

目次

絆走れ奇跡の子馬後編のあらすじとは?!

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後編のあらすじ

【総合】2017年3月24日(金)よる7時30分から8時43分

雅之と将子が必死に育てた甲斐あって、リヤンは立派に成長していく。二人は本気でリヤンを競走馬にしたいと考えるが、佳世子は反対する。震災から1年以上経っても町は復興しておらず松下家の生活も限界だったからだ。だが雅之は頑として譲らずリヤンを育成する牧場を探す。震災で被災したリヤンはどの牧場も受け入れてくれない。それでも雅之は諦めない。やがて、津波に襲われボロボロになった松下家の牧場を再生させるべく、荒れ果てた土地を一人耕し始める…。

引用元:http://www.nhk.or.jp/dsp/kizuna/html_kizuna_story.html

3月23日放送の前編のあらすじは以下にまとめてあります!

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昨夜放送された「絆走れ奇跡の子馬」のラストで、雅之(役所広司)は大きな決意を固めていましたよね!

子馬リヤンをG1馬(競走馬)に育てると!!!

そしてなんと夏雄(勝地涼)に「おめえがリヤンに乗れ!」と言っていましたね!

夏雄は昔ジョッキーだったのですが、馬事故でライバル騎手に大怪我をさせて引退したという重い過去を背負っています。

そんな夏雄が再び馬に乗れるのでしょうか?

また、後編ではいよいよ小林薫さんが北海道の牧場のオーナー役で登場します!

雅之の力になんとかなってほしいですが「昔のしこり」があるようで難しいようです。

そんななか予告編によると、なんと!とうとう佳代子が家出!しかも雅之が倒れてしまう模様です!

ガッキー!大丈夫なの(;゚Д゚)?!と心配になりますが・・・

新たなる出発

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2012年6月11日をむかえます。

伝統的な祭りの相馬野馬追から10か月、やっともとの家(松下家)に戻りました。

ぼろぼろの家だけど、避難所生活に比べたらましなのです。

「今日もあの馬のところ行くの?」と母の佳代子(田中裕子)が嫌な顔をします。

「すごいの!一度リヤン見に来て!」と将子(新垣由衣)は目を輝かせます!

「病院に行かないと」と話をそらす母の佳代子です。

お母さんはリヤンの名前すらまだ呼んでくれません。

拓馬に花を供えて将子は「牧場はもう使えない、二度ともとには戻らない、それでも前に進むと決めた。」と思います。

でもお母さんは・・・立ち止まったままだと将子は心配します・・・

ガッキーがリヤンを呼ぶと、リヤンが走ってきます!すっかり名コンビになっています。

「作業着姿が板について東京にいたころよりべっぴんになったんじゃないか!」

と根本のおじさんに言われてまんざらでもない将子です。

雅之(役所広司)が「リヤンをG1に出す!」と言います。

町のひとはG1~?!何言ってるんだか?という顔をしますが・・・雅之はリヤンをべた褒めしてまるでわが子のように誇らしげです。

「本気で考えるなら、そろそろ育成牧場に入れてトレーニングしなきゃ」、と夏雄(勝地涼)が言って

夏雄の知り合いのおおさこさんという一流調教師を訪ねることになります。

おおさこさんはリヤンの写真を見て「たしかにいい馬だよ。でも俺の見立てなんてあてにならない」といいます。

「新馬戦に出そうと思っています!」と雅之は意気込みます!

「おおさこさんのとこで紹介してもらえたら!」とさらに頭を下げます!

「北海道の加山育成牧場はどうだ?」とおおさこさんはいいます。

雅之は急に顔色を変えます。

そしておおさこさんがせっかく紹介すると言ってくれた加山牧場を断ると言います!

「他、あたるしかねえ!」と雅之が言います。

なんとも不自然な雅之ですね 加山牧場となにかあるのでしょうか?

北海道に育成牧場を探しに行くと2人(雅之と将子)が言うと、母佳代子は顔をしかめます。

「お金もかかるんだよ!」と。

「わたしの貯金や退職金で!」と将子は言います。

すごい!退職金まではたく!

「足らないよ!」と佳代子は怒ります。

「お母さん、もしリヤンが勝ったらうんと楽できるよ」と将子は説得しようとしますが・・・

もうその話はいい・・・もう本当に知らねえ・・・と佳代子は辛そうにつぶやくのです。

北海道に行く

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雅之と将子は北海道に到着して車で走ります。

将子は母のことを思い出して心配になります。

「ここで走れたらリヤン、気持ちいいだろうねえ」

「お母さん大丈夫かなあ?見送ってもくれなかった。」

「(お母さん)まえみたいに笑わなくなった気がする」

雅之は「息子なくしてるんだ・・・簡単なことじゃない」といいます。

雅之はリヤンを見るたびに拓馬を思い出して辛いと言っていた佳代子を思い出しています・・・

そして北海道のどこの牧場に行っても追い払われます。

理由を聞きたい将子だが、雅之が止めます。

なにかあったの?と将子は聞きます。

そう、雅之には重い過去があったのです

雅之の過去

場面は変わって福島です。

加山さん(小林薫)の育成牧場に昔お世話になっていたころのことを佳代子は夏雄に話します。

そう、雅之は昔加山さん(小林薫)のところで働いていたのです。

さらに佳代子は夏雄に話します。

雅之が、無理な調教して加山さんがあずかった馬を怪我させてしまったこと。

その馬が骨痛めて走れなくなったこと。

名馬の血統途絶えさせた~ってわるい噂がたって北海道にいられなくなったこと。

だから福島県南相馬市に引っ越したということ。

場面はかわって北海道。

加山(小林薫)さんの生産育成牧場です。

雅之は土下座して加山にたのみこみます!

「あのときは!!!申し訳なかったです!でも昔の俺のことでリヤンの才能つぶしたくないんです!」

昔のことを謝罪して、リヤンのことをお願いしています・・・すごい熱意です!!!

そして将子も土下座してたのみこみます!

「父と私の夢なんです!どうか・・・お力を貸してください!」

加山さんははなしは聞く、と言ってくれます。

そして、加山さんと将子と雅之の3人でリヤンのことを話します。

「大事な・・・馬なんです。もうここにたよるしか。」すがる思いで、いや、もうすがって雅之はたのみこむのです。

一晩考えさせてくれと加山さんは言います。

朝、加山さんはリヤンをあずかれないといいます!

「あの馬・・・被曝してねえって言い切れるのか?」

愕然とする将子たち。

「ああ・・・ばかばかしい偏見だよ。しかしそういう声にこたえなきゃいけないんだよ!」

「期待にこたえられなくて本当に申し訳ない」と頭を下げる加山だった。

被災馬は偏見で見られてしまうのですね・・・どこまでも大震災の苦悩がついてまわるんですね・・・

福島に戻る

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落胆して福島に戻った雅之だが、拓馬を思い出してさらに落胆しています。

「あきらめない!他を探す!日本中探す!」

そういってあきらめない将子をみて夏雄はおまえは強いな、と感心します。

将子はみつかるまで牧場を探すと言いますが、佳代子だけでなく雅之まで「無理だ」と反対してきます。

いきなり「あきらめねえよ!」と雅之は言います。

将子が牧場を探すのを無理と言うから、あきらめたのかと思いきや・・・

「相馬に育成牧場をつくればいいんだ!」

と言います。

そして「家を売ればいいんだ!」と言います。

佳代子は怒り狂います。「やっと帰ってこれたのにあの馬のために売るの?」

佳代子は「もう限界!」と出ていきます。

夏雄のところに行ってしまいました。

あとさきかまわず行動しない雅之に呆れる将子だけど「立ち止まるのはいや」と夏雄に言います。

夏雄に「母をお願いします」、と言います。

厳しい現実

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佐久間さんというひとのところへ行って、「土地を売ってください」と頼みます。

「汚染廃棄物の置き場にされてしまって売れなくなった」と佐久間さんは言います。

またしても大震災の爪痕が・・・!!!

もう、リヤンを育てる場所すらないと将子は落ち込んでしまいます。。。

「リヤン競走馬にしては知らせたらお兄ちゃん喜ぶ!まちのひとだって喜ぶ!!!

そう信じてやってきたけどもう町はもとに戻らない・・・牧場なんて夢のまた夢」と将子はへこんでしまいます。

「おめえのいううとおりもうもとにもどらねえかもしんねえ。

でもあきらめたら本当に終わる!」と雅之はいいます。

「土地はないならつくればいい!なんとかする!」と雅之は言います!

「俺は!あきらめねえ!」と言い切ります!

お父さん!ほんとうに鋼の心臓!ここまでくると本当に不退転って言葉が似合います!

でも土地作るって少々じゃなく無茶苦茶・・・

塩で使えない松下家の元牧場地を改良して作る!とやっきになる雅之に腹を立てる佳代子です。

将子は「お母さんがいないとだめ。家に帰ってきてほしい!」と佳代子にたのみますがフラれてしまいます。

将子は呆れながらも父雅之をさすがだな~と思います。

「わたしなんて心折れかけてたのにおとうさん、全然折れないの。」

夏雄は「おじさんさ、リヤンのデビュー戦、俺に乗れっていうんだよ」と佳代子に言います。

ひとの人生狂わせておいてまた馬に乗るっていうのは・・・後ろを向いてしまう夏雄。

夏雄は昔、落馬事故で相手に大怪我をさせてしまってそれから馬に乗っていないのです。

自分の弱さにへどがでる夏雄です。

佳代子は「あのひと(雅之)は強いから」と言います。

みんなほんとうは雅之がうらやましいのかもしれません。ただ前だけを強く見れる雅之のことが!

牧場を作る

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狂ったように牧場作りに精を出す雅之です。

佳代子は看護師の仕事に精を出しています。

患者の根本きぬ(佐々木すみ江)が佳代子に「(雅之に)がつんと言ってやんな!」と言います。

その夜ふらりと、雅之が佳代子に会いにきます。

救急箱の場所なんか聞きに来たのです。

男なんて家のものの場所もわからないのですよね なんだかおかしいですね でもただの口実かも?(笑)

「みんなあなたが勝手なことしてるって呆れています。それでも牧場やる意味ある?

あなたひとりで生きてるわけじゃないのよお!」と怒鳴ると

雅之は出ていきます。

怒られて出ていく・・・男なんて子供みたいですね

おめえにはまだリヤンまかせられねえ!と将子にキレる雅之

佳代子に帰ってきてもらえなくて八つ当たりでしょうか?

「なによ!なんでもひとりで!そんなんだからお母さんに出ていかれるのよ!」と将子も怒ります。

雅之は一か月で牧場を完成させるといいます。

そして夏雄にリヤンに乗れとまた言います。

夏雄は自分も佳代子もそんな強くはないと笑います。

将子は母を説得にいきます。

母は変わらず「あの馬」とよそよそしい言い方をします。

将子は「お兄ちゃんがつけた名前!リヤンってよんであげて!」と言います。

将子は、もうひとりでは父雅之を支えきれないのです。どうしても母佳代子もいないとだめだと痛感しているのです!

雅之倒れる

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なんと雅之は倒れて救急車で運ばれてしまいます!

町のひとが集まってきて、「もう無理だ」「もう元の暮らしは無理だ」と嘆くのを将子は背を向けてじっと聞いています。

まるで青い炎のように静かに聞いている将子はド迫力でした!

そして、町のひとの前で「わたしはここで一生暮らします!」と宣言する将子です。

「お父さんあんなひとだけど!もし牧場できてリヤン走ったらみんな喜んでくれるって・・・父は立ち止まらずに前に進むときめたんです!」

強い意思を見せつけます!すごい迫力です!!!

カッコイイ・・・ガッキーこんな演技もできるのですね・・・

雅之は過労でしたがそれでも牧場作りに出かけようとします!病院から帰ると暴れます!

「やるしかねえ・・・もとにもどさねえと・・・拓馬が夢見た場所だ。」

俺がやらねえと・・・

雅之はぼろぼろの体なのに止まることを知りません・・・

佳代子はそんな瀕死でも拓馬を思う雅之の姿にひとり考えます。

雅之が家に戻るとなんと!佳代子が土を耕していました!

「ここは・・拓馬が夢見た場所だね。

ごめんね、あなた強いから拓馬のことふっきれたかと思っていた。

これだけは覚えていて、お父さんはひとりじゃない。

わたしと、将子と、拓馬と・・・決めたんだわ!くじけないんだわ!」

ううう・・・お母さんがとうとう前を・・・どれだけの思いで前を向いたかと思うと・・・涙が止まりません!

ついに牧場が、完成しました!

夏雄も前に進む

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夏雄がリヤンに乗っています。

新馬戦に出るのです!

「あたたかい・・・リヤン、ここがあなたのうちよ、がんばって!

あなたを守ったひとは強くてやさしかった・・・」と佳代子がリヤンをなでるとリヤンも鳴いてこたえています。

リヤンも佳代子に認めてもらえてうれしいのでしょう。

観覧席でリヤンを見守る佳代子と雅之と将子です。

レースがはじまります!

ヘリコプターの音で、おおきく出遅れてしまうリヤン・・・やはり震災の記憶が!

雅之は「大丈夫だ・・・リヤンは走る!」と信じます!

「リヤーン!」「はしれ!」と佳代子と将子は力の限り、応援します!

リヤンは走り出します!!!!!!

雅之は嬉しそうに目を細めてほほえみます・・本当にうれしそうに・・・なんだか解き放たれたように・・・

2016年7月・・・

また、伝統の祭りの相馬野馬追が福島県相馬市でひらかれます。

まとめ

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おそらく役所広司さん演じる雅之はリヤンが走ったのを見て、初めて少し心が救われたのではないでしょうか?

最愛の息子を死なせてしまった責任は間違いなく自分だと・・・ずっと誰にも言えないけれど十字架を背負ってきたのではないでしょうか

だからあきらめなかった・・・いえ、あきらめるという選択肢すら選べなかったのです!拓馬の夢をかなえるまでは!

そんな雅之を支えたガッキー演じる将子と、最後には全てを受け入れた田中裕子さん演じる佳代子も素晴らしかったです。

制作の浅野淳也氏の「何が心のより所になるのかはわかりませんが、少しでも誰かの支えとなれる、そんなドラマになっていたらと心より願っています。」という願いは届いたでしょうか?

 同じく制作の土屋勝祐氏の「この特集ドラマが、被災した人々の思いを全国の視聴者へとつなぎ、新しい絆をつなぐきっかけとなれば幸いです。」という思いは伝わったのでしょうか?

 答えは私たち一人一人の心の中にあります。

全ての人がこのドラマをきっかけにして自己満足という病から脱出して、人と人の絆の大切さ、全ての命の尊さを再確認できればと願ってやみません。

ひとは一人ではない、絆でつながれているということの大切さをこのドラマで教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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