「 絆~走れ奇跡の子馬~」の前編が3月23日(木)に放送されました。
雄大な自然と希望の子馬・・・そして素晴らしい音楽が流れてきます!
ガッキーこと新垣由衣さんの「逃げ恥」以降はじめてのドラマ出演や、日本映画界のスター・役所広司さんの久しぶりのドラマ主演、さらに「東日本大震災」がテーマとあってこれでもかと見どころ満載のドラマです!
岡田将生さん、田中裕子さん、そして子馬(!)とキャスト陣も豪華すぎます!
そんなドラマ「絆走れ奇跡の子馬」の前編のあらすじのネタバレと感想をご紹介します。
「絆走れ奇跡の子馬前編」のあらすじとは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/10842″]前編のあらすじ
【総合】2017年3月23日(木)よる7時30分から8時43分
伝統ある馬の祭典「相馬野馬追」を守り、人と馬が共生してきた福島県南相馬市で松下雅之は、祭りに背を向け、競走馬を作る夢を捨てられずにいた。そんな父に娘の将子は呆れていた。そんな松下家を東日本大震災が襲う。牧場は破壊され、長男の拓馬の命が奪われた。悲しみに暮れる母の佳世子ら家族に残されたのは、拓馬の命と引き換えに産まれた子馬リヤン。息子が命を懸けて救ったリヤンを守ろうとする雅之と将子だが、次々に厳しい現実が突き付けられ…。
引用元:http://www.nhk.or.jp/dsp/kizuna/
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/11060″]東日本大震災を思い出しますね・・・。
大切な家族の命が無残に奪われた哀しみは簡単に癒えるものではありません。
番宣を見ましたが・・・既に少し泣きそうになってしまいました(´;ω;`)💦
ってか、岡田将生さん、まさか早々に亡くなってしまう役です。
これだけで、悲しくなってきますね~。
役所広司さんをはじめとするキャスト陣の熱演が本当に楽しみです!
また、ドラマの中で「被災馬」という、聞き慣れないなんともかわいそうな言葉が出てきます!
みなさん「被災馬」という言葉はご存知でしょうか?
被災馬とは東日本大震災で被災して九死に一生を得た馬(言葉通りの意味ですね)のことらしいです。
被災者の方が疎開先で辛い目にあっている悲しいニュースが入ってきていますが、被災馬も同じように、辛い境遇を強いられたようです。ドラマでもそのような場面が描かれると思います。
こんな言葉知らなかったので、いろいろ勉強になるし、震災のことを忘れてしまっている私達にいろんなことを訴えかける内容になっているようです。
そういった意味でたくさんの人が見るべきドラマだな~と思いました。
大震災が起こる!
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/11085″]福島県の夏(7月)の心躍る「相馬野馬追」(そうまのまおい)のシーンからはじまります!
(相馬野馬追(そうまのまおい)とは福島県の伝統的な祭りで、馬の登場するお祭りです。国の重要無形文化財で、神事です。平将門が野生の馬を放ち、それを敵兵と見立て捕えるという軍事訓練をし、その生け捕りにした馬を神前に奉納したことが起源と言われています。)
すごい迫力です!馬が好きで歴史ファンならばたまらない祭りではないでしょうか?
相馬野馬追のメインイベントの神旗争奪戦で見事旗を勝ち取る拓馬(岡田将生)がかっこいいです!
(神旗争奪戦とは、空中に打ち上げられた花火から2本のご神旗が放たれると騎馬武者たちは一斉にそのご神旗に向かって
馬を駆けます!ド迫力です!)
さすが岡田将生さん、戦国武将の衣装もかっこいい~~~(#^.^#)
そして将子(新垣結衣)と佳代子(田中裕子)の応援する声が響きます!
出た!ガッキー!白いカットソーがまぶしいです!
特に母の佳代子は「ウチの男前」とか言って、本当にうれしそうな声援です。この後に震災が起こることを思うと・・・
場面は変わって松下家の食事のシーンです。
質素なおかずがならんでいます。節約しないやっていけない家計なのです!
経営難の生産牧場の家計を支えるのはなんと、看護師の佳代子と東京の将子の仕送りなのです!
しかも、牧場主の雅之(役所広司)は、町の大イベント・相馬野馬追の馬は「負け馬」といって顔も出さないのです。
こういうひとは結束を重んじる町のひとからは嫌われやすいですよね~
そんな父のかわりに「松下ファームは自分が守る!」という兄だが、現実味がなく、馬バカです。
ま~なにしろ赤字経営ですからねえ・・・夢だけはでかいですが・・・
「お兄ちゃん、このまま牧場つぐの?」と将子はあきれるが、
「俺とおやじのばかみたいな夢がこの街のみんなの夢になったら最高だべ!!!」と言う拓馬です。
「俺とオヤジの馬鹿みたいな夢」とは競走馬をこの福島の相馬市で育てることです!
素敵な笑顔ですが妹の将子はあきれ果てます。
そして東京に帰る車の中で口論になる将子と雅之。(ガッキー演じる将子は東京勤務でたまに福島に帰ってくるのです。)
将子「おかあさんにこれ以上苦労かけないでよ!」
将子「G1なんて無理!無謀!」
将子「もうそろそろいいかげん・・・」
雅之「・・・・・・・・・」
立て続けに責め立てる将子だが、そのとき!!!
大きな揺れが起きる!
電話で母の無事をまず確認します!
そして雅之が、拓馬に電話して無事を確かめて・・・
「馬、たのむ。」と雅之は言います。
この、「馬、たのむ。」と言ったことをあとで雅之は死ぬほど後悔することになります・・・
拓馬は言われたとおり馬を連れ出そうとしますが、
そのときハル(馬)が産気ずいてしまう!
津波が高いという報道が入る!
将子と雅之は拓馬に電話するがつながらない!
そのとき拓馬は危険な場所でハルのお産を手伝っていた!
子馬(リヤン)は無事に生まれるが警報が鳴り響き・・・!!!!!
拓馬の死
将子と雅之は変わり果てた家のなかから拓馬を探す!
おそろしい残骸となった家・・・面影もありません!
そして馬小屋の前で「拓馬!」と呼び続ける2人ですが、拓馬の帽子をみつけて茫然とします!
そして・・・挟まれた手を発見します!!!!
おそらく・・・間違いなくこれは兄拓馬であると確信し泣き崩れる将子と雅之です。
そしてその先に雅之は拓馬が命がけで守った子馬リヤンをみつけます!
夏雄(勝地涼)が駆けつけて「拓馬は?」と聞きますが、リヤンを連れた将子はうなだれます。
夏雄は将子の幼馴染で拓馬の親友でもあります。
そして・・・母である佳代子に最愛の息子の死が知らされたシーンは辛すぎます・・・
静かに・・・静かに・・・泣いています。
雅之も声をほとんど出さずに泣いています・・・
無残すぎます・・・
そして静かにお葬式が行われます。
そんな中、雅之は夏雄に会って
息子拓馬が命をかけて守った子馬のリヤンに会いにいきます!!!
希望の馬・リヤン
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/10842″]避難所にいる雅之と将子です。
こんな場所で寝れるはずもありませんよね~(´;ω;`)
本当に本当に震災は全てを奪ってしまうのですね・・・
雅之は、リヤン・ド・ノール(北の絆)と拓馬が子馬の名前をつけたことを思い出します。
G1馬に育てあげると目を輝かせていた拓馬を思い出すのです・・・!
将子「この子のためにおにいちゃん・・・」
雅之「俺のせいだ・・・すぐ逃げろって言ってたら助かっていたかもしれねえ。」
そんな夫の雅之を責めることをしないで妻の佳代子は自分に鞭打つように看護師として被災した人々の治療に精を出します。
なんとも痛々しいです。
それだけお母さんは大きなショックを受けてしまったのです。
簡単に叫んだり泣いたりもできないほどに!
一か月後、水や食料が支給されています。ボランティアもやってきています。
しかし!仮説住宅やがれきの削除について不明な点が多く、みんな不安な面持ちです。
「相馬野馬追」があと3か月なことにもみな不安です。
そりゃあそうですよ!住む場所も補償もはっきりしないなんて!
将子は心配で、東京に戻ることができません。
そして将子は雅之が他の人と馴染まないのを怒ります!母の佳代子が肩身が狭くなると言います!
しかし将子はふと思い出します。
「俺とオヤジの馬鹿みたいな夢がこの町のみんなの夢になったら最高だべ!オヤジの夢は俺の夢だ!」
と兄が言っていたことを!!!
そして父雅之に言います。
「わたしにやらせて!」(リヤンを競走馬として育てることを)
「お兄ちゃん言ってた。お父さんの夢は俺の夢だって」
その日から将子はリヤンの世話をするのです!
一大決心ですね・・・すごいと思います。
それにしてもガッキーと子馬のツーショット・・・可愛すぎるんですけど!!!く~~~っ!!!
将子は、母にリヤンを育てる決意を離しますが、母はいい顔をしません。
お母さんは辛いのです・・・リヤンの存在そのものが。
走らないリヤン
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/11153″]夏雄も手伝いにやってきます。
夏雄は元ジョッキーなのですが、ライバル騎手に大怪我をさせてから引退して今はトラックの運転手をしているのです。
なぜか、被災馬を次々ひろってくる雅之です。
持ち主がやってきますが、「一緒に暮らしたいけどもうここには住めない、ごめんなあ!」と泣きます。
馬は大震災によって大好きな持ち主と離れ離れに暮らすことを余儀なくされたんですね・・・
町のひとからは、「馬っこあつめてばっかりでなんだあいつは?」「こういうときはまず生活だろ?」「馬売る気か?」と非難される雅之です。
さすがに腹が立って将子は父をかばいます。
しかし「東京もんは気楽でいいな~」と馬鹿にされてしまいます。
夏雄になぐさめられるけれど、将子は言います!
「この子が走るまでここにいる!」
「それがお兄ちゃんに夢だから。」
夏雄はいいます。
「ただ、子馬どうし追いかけっこしたりしないと闘争心育たないから。」
将子は群れに入れようとしますが、
しかしリヤンは走ることを嫌がります。
「わたしじゃだめなの?」と悲しむ将子。
被災馬も人間と同じなのです!被災して見も心もズタズタなんです。
辛いのは馬も同じなのです・・・
でも将子も辛い
唯一の兄の形見ともいえる子馬ちゃんになついてもらえないのですから・・・
そして母佳代子は将子を心配して雅之に悲しそうに話すのです。
「もう馬のことは忘れて将子は将子のままでいてほしい。
あの馬みるたびに思い出すのです、拓馬はもういないって・・・。」
本当に悲しそうなお母さんです😢
雅之は
「東京に戻れ!リヤンを忘れろ!」
将子は辛そうです。
雅之は「こっちは大丈夫だ!なんとかなる!」と言います。
そして将子は東京に帰ることになり、夏雄のトラックに乗ります。
すると!!!
リヤンが!!!
リヤンがなんと将子を追いかけて走ったのです!
はじめてリヤンが必死で将子を追い求めて走ってきたのです~~~~~!
将子とリヤン、もうすっかり仲良しです!キラキラしています!
うう~~よかったよお~よかったよおお~!
相馬野馬追
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/10390″]「相馬野馬追をやろう!」といきなり言い出す雅之。
町のみんなは「いまさらなんだ!」と雅之を責めます。
そりゃそうですよね~いままで町のひとに反発ばかりの雅之でしたから・・・
しかし弱っちいリヤンが突然走ったことを話す雅之に、みんなは静かに聞き入ります。
「馬はみんなこのまちで走りたがっている!」
「あいつらを走らせてやりてえ!」
「いままで協力してこなかった俺がいうのもなんだけど・・・
ここで育った人間みんなよろこんで帰ってくるんじゃないか!!!」
雅之の熱意にみんなは賛同します、再び活気が戻るのです!
メインイベントの神旗争奪戦はできないけれど相馬野馬追が開催されます。
被災馬の持ち主が会いに来てくれます。
涙の再会です~~~!!!
佳代子は拓馬が生きていたころの相馬野馬追を思い出して辛く思います。
当然ですよね・・・
そんな中、雅之は決意を固めます!
「夏雄!おめえが(リヤンに)乗れ!」
「決めた!リヤンをG1馬にする!」
本日、後編に続きます!