ついにラストを迎える『砂の塔~知りすぎた隣人~』ですが、またしても新たな容疑者の考察をしていきたいと思います。
今回の『砂の塔』ハーメルン事件の容疑者は、橋口成美です。
和樹と同じ高校に通う女子高生の成美は果たしてハーメルン事件の犯人なのでしょうか?
可能性を予想していきたいと思います。
砂の塔の橋口成美とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/5388″]高野和樹のクラスメイトで、45階に住む橋口梨乃(堀内敬子)の長女。学校では比較的に優良生のように明るく友達も多いように感じます。
和樹のことを頻繁に気にかけ、話しかけたりハロウィンに誘ったりしているが、和樹には冷たくあしらわれてしまう。ある日、学校を無断欠席する和樹を見つけ後をつけた結果、母子の親子の写真を撮っている和樹を目撃し、強引にメモリーカードを奪い中身を見てしまう。
その写真を梨乃に見つかり、タワーマンションの掲示板に張り出されてしまう。このことがきっかけで、和樹は参考人として警察に連れて行かれてしまうのでした。
母親の梨乃は、タワーマンションに住む主婦たちの虚栄心から旦那と同じハーバード大学を卒業していると嘘をついていた。
成美はそんな母親から「失敗作」のレッテルを貼られ、見放されてしまっている。妹にも「お姉ちゃんみたいにならないように」という躾をしている母に対して軽蔑の念を抱いていて、学歴詐称が発覚した時には嬉しそうにしていた。
傍目から見ていて、多少なりとも闇を抱えている印象は拭えない部分が多いですね。
砂の塔の橋口成美が犯人の可能性は?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/5586″]上記の紹介したように、主に母親に対して劣等感や軽蔑の気持ちを持っていて、多少の闇があるのは間違いないでしょう。さらに警察の出した犯人像には、子供と仲良くなれる人物と未成年の可能性も上がっていましたね。主要な未成年で犯行に到れるのは和樹と成美の2人だけです。和樹は9話のラストで犯人らしき人物に襲われているので、未成年なら残るは成美だけになりますね。
階段で後ろから押されて落ちてしまった和樹ですが、実は2話で、同じようなシーンが有りました。引っ越してきて同じマンションに住んでいる事を知った成美が、和樹が階段を降りている途中に後ろから肩を叩き呼び止めたシーンですね。
その時は明るく「同じマンションだったんだね」と話しかけるのみでしたが…もしかして9話の伏線なんでしょうか?
成美がハーメルン事件の犯人だとすれば、立派な伏線になりえると思います。
さらに、読者の方から「精神科リストに橋口成美の名前があったので犯人ではないか?」というご意見を頂いたので、過去の放送やネットなどでいろいろな情報をあさってみた結果…精神科のリストというのはハーメルン事件の犯人が吹いていた口笛の曲を作った小峰教授が行っていた「音楽療法実験」の関係者リストのことではないかと思われます。
確かに、ちらっと見えたリストに「~口~~」という名前があり、停止してみた所「堀口太郎」と書いてありました。そもそもこのリストは、精神科というより認知症治療の為の音楽療法実験なので、女子高生がこの実験を受けることはないような気がします。
その他には、ネットにも精神科リストというのは無かったので、恐らく見間違いなのでは?と思われます。
砂の塔の犯人とは?
9話のラスト、10話の予告が流れました。その衝撃のラストは「もしかして犯人なの?」という亜紀の言葉に「もう全部終わったんだ!」という男性の声。
亜紀が、タメ口で話すとすれば夫の健一か、幼馴染で年下の元お隣さん・生方航平のどちらかでしょう。
ただ、犯人は男女の2人が共犯となっています。
だとすれば、怪しいのは・・・
航平×弓子
航平×成美
健一×弓子
健一×成美
になります。が、この組み合わせで一番しっくり来るのは航平と成美のペアのような気がします。
実は、成美は航平がやっていた体操教室の元生徒で、自分に対する母親の対応を相談していた。航平も家庭環境に問題を抱えていて、成美の思いが伝わり…子供をないがしろにする母親へのお仕置きをする目的でハーメルン事件を起こしたのかもしれませんね。
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/5887″]今回『砂の塔』で橋口成美がハーメルン事件の犯人の可能性についてまとめてみました。
結論から言うと…可能性はゼロではありませんね。むしろ、筋書きによってはかなり可能性が高いキャラクターのような気がします。
最終話の予告から、男性が犯人なのは確定のような気がしますが、共犯者がいるかどうかで、かなり結末が違ってくると思うので楽しみに見たいと思います。