望郷ドラマでみかんの花のネタバレを結末まで!広末涼子主演作のあらすじ

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 サスペンス小説の女王・湊かなえさんの短編集『望郷』が、2016928日にオムニバスドラマとして映像化されます。

今回は『望郷』の中からドラマ化される『みかんの花』についてまとめていこうと思います。あらすじや結末のネタバレ・キャストの紹介をしていきますよ~。

目次

望郷ドラマでみかんの花のあらすじとは?

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白綱島市は全国で唯一残る一島一市だったが、対岸の市に吸収合併されることに。島で暮らす主婦の富田美里(広末涼子)は市の閉幕式の会場で、演壇に上がっ た人物を食い入るように見つめていた。その人物は、小説家の桂木笙子(水野美紀)。20年前、島を捨て東京へ行ったきり一度も帰ってこなかった憎き姉だ。 作家として成功した笙子は都会的な服装に身を包み、望郷の思いを込めた文章をセンチメンタルに読み上げていた。式が終わり会場を出たところで、美里は笙子 の同級生だった宮下邦和(水橋研二)に呼び止められた。そこに笙子も現れ、美里は嫌悪感をあらわにする。だが笙子はまったく悪びれない。ともに邦和の車に 乗せてもらい、母と美里の夫、娘の待つ家に向かった。

美里は想いを馳せる――。20年前のあの夏、父を事故で亡くし家族三人で必死に生きてきた富田家に、都会から来た若い男・奥寺健一(田中圭)が爽やかな風 を運んできた。そして、美里は健一とある約束を交わした。しかしその約束は守られず、姉の笙子を憎むことになる。島を出た姉。島に残った妹。20年の月日 が経ち、母の安江(倍賞美津子)は認知症を患った。美里はある疑念を抱く。そして笙子は驚くべき事実を語り始めた…。

参照元 http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyou/story/story1.html

 

望郷ドラマでみかんの花のキャストとは?

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主演:富田美里

役白綱島在住。現在は結婚し、老いた母の世話で島に縛り付けられている。
20
年前、健一に好感を持っていたが、自分を置いて出て行った姉に恨みを抱き続けている。

演:広末涼子(ひろすえりょうこ) 山口まゆ(やまぐちまゆ)15歳時

主演を務める広末涼子さんは、1995年に『ハートにS』で女優としてドラマデビューを果たし、『将太の寿司』『ロングバケーション』を経て、1997年の『ビーチボーイズ』で大ブレイク。愛らしい笑顔で「国民の妹」的存在として人気を博しました。

その後もドラマや映画で活躍し、最近では2016年『ナオミとカナコ』では、内田有紀(うちだゆき)さんとW主演し、質の高いドラマとして高い評価を得ています。

自身も36歳になり、大人の色気や落ち着きを意識した演技をしている中、時折見せる少女時期の笑顔は視聴者に「やっぱりカワイイな」という印象を与えてくれています。

 

一方、美里の少女時期を演じる山口まゆさんはというと、小学4年生から子役を経験していて、中学生になって学業に専念するために一旦活動を停止していました。

再び、芸能に戻ってきたのが1年後の2014年。オーディション雑誌『De☆View』のオーディションを受け、今度は子役ではなく女優として再デビューは果たしました。

直ぐにドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』に出演すると、吉瀬美智子(きちせみちこ)さん演じる滝川利佳子の長女・真菜としてレギュラー出演し、ドラマや映画に女優として順調な滑り出しを見せています。

 

富田笙子役

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美里の姉。現在は人気小説家。
20年前に島を出たきり、一度も戻って来なかったが、白綱島の市の閉幕式に来賓として島に戻ってきた。

演:水野美紀(みずのみき)

見かけに似合わず(笑)アクション女優としても知られている水野美紀さんですが、なんと女優デビューは1990年の『地球戦隊ファイブマン』という戦隊モノの敵役・ミリア星人ソーラ役でした。

代表ドラマはやはり、1997年からスタートした『踊る大捜査線シリーズ』の柏木雪乃でしょう。初めのうちは、かなり清楚なお嬢様キャラでしたが、婚約者の真下正義(ユースケ・サンタマリア)が危機に陥ると、まさかの華麗な体術で犯人を確保したのに驚いたのは私だけでは無いはずです。

その後、2001年には内村光良(うちむらてるよし)さんとタッグを組んだアクションドラマ『恋人はスナイパー』では、自慢のアクションを遺憾なく発揮し「こんなことまで出来るんだ~」と感心してしまいました。

多くのドラマや映画に出演する中、最近では2016年の月9『ラヴソング』に福山雅治(ふくやままさはる)さん演じる神代広平の死んでしまった元恋人の妹で、密かに思いをよせている宍戸夏希を演じていました。残念ながらドラマの評判はいまいちでしたが、健在ぶりを見せてくれていましたね。

 

奥寺健一役

20年前、バッグパッカーとして村にやってきた青年。
ミカン狩りを手伝った後、富田家に居着くようになり、美里の初恋の対象となる

演:田中圭(たなかけい)

スカウトにより芸能界入りし、2000年に火サス『孤独な果実』で俳優デビュー。

2003年には話題作『WATER BOYS』に主演の山田孝之(やまだたかゆき)さん演じる進藤勘九郎の親友・安田孝役で出演すると、一気に認知度を上げることになりました。

その後、映画やドラマなど数々の作品に出演し、イケメンながらもニヒルな表情が好評で、主役に敵対する主要人物を演じる若手名脇役の地位を確立しています。

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宮下邦和役

笙子の同級生。
20年前、笙子と付き合っていた。

演:水橋研二(みずはしけんじ)

『火サス』や『土曜ワイド』等など多くのサスペンスドラマ出演している水橋研二さん。

今回もサスペンスドラマなので、期待しましょう。

 

宮田達也役

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美里の夫。

演:中村靖日(なかむらやすひ)

役付の脇役ながら非常に多くの作品に出演している中村靖日さんですが、妻役・広末涼子さんとも、『ナオミとカナコ』で共演した過去があります。今回は夫婦役ということで、どんな演技を見せてくれるでしょうか。

 

富田美香子役

美里と達也の娘。
東京に憧れを持っている。

演:田辺桃子(たなべももこ)

元子役として活動していて、現在は女優とファッションモデルの二足の草鞋で活動しています。

女優デビューは、2009NHK『コンカツ・リカツ』で、その後『天地人』の千姫の少女時期の役も演じています。2013年には香取慎吾(かとりしんご)さん主演の『幽かな彼女』に生徒役(田島萌)で準レギュラー出演しています。

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富田安江役

美里と笙子の母。
美里がまだ幼い時に不慮の交通事故で夫を失った。
以来、夫の残したみかん畑を栽培しながら娘たちを育ててきた。
現在は認知症を発症している。

演:倍賞美津子(ばいしょうみつこ)

倍賞美津子さんについては、日本を代表する女優さんですから、語るも野暮ですね。

今回は、認知症を患った母親役ということで、賠償さんがどんな演技を見せてくれるか期待しましょう。

 

望郷ドラマでみかんの花の結末のネタバレとは?

姉・笙子が話した衝撃の事実はこうです。

旅行者として島にやってきた健一は、みかん畑を手伝うふりをして富田家に入り込んだ。爽やかで、皆から慕われるタイプであった健一が、父親が亡くなっていた富田家で家族同然のようになるにはそれ程時間はかからなかった。

健一が富田家に近づいた理由は、みかん畑を売ったお金が目当てであり、お金を持って逃亡するつもりでした。

そのことに気づいた笙子は、「健一を包丁で刺殺して式典会場のオブジャの土台に中に埋めた」のだと告白します。

しかし真実は、もっと残酷で健一を刺殺したのは母・安江で笙子はその場にいたことで、全ての罪を自分でかぶったのです。

突然、健一が姿を消したとあっては殺害したことがバレてしまうので、笙子は健一と駆け落ちしたということにして島を出たのだということです。

実の姉・笙子と、想いを寄せていた健一が駆け落ちしたと思い込んでいた美里は、話を聞いて愕然とします。20年間もそのことで、姉のことを恨み続けていたのですから突然突きつけられた真実に整理がつかないながらも、「姉は私のことや母のことも全てを守るつもりで、誰にも話さずに罪を被った」のだと悟りました。

物語最後は、認知症を患っている安江の「さよなら、お姉ちゃん」という言葉で幕を降ろします。

20年間という長い間、家族を思って島から逃げていた姉と、唯一の家族なのに自分だけ何も知らされず姉を恨んでいた妹。なんだか凄く切ないストーリーですね。

白綱島という閉鎖された空間で、一家の大黒柱を失った家族を必死で守り続けていた母親。ソコに土足で上がり込み騙そうとした健一は当然の報いのような気もしますが、健一を殺してしまったことで、家族の歯車は狂い、罪を追わなくてもいい人が罪を被り、恨む必要のない人が恨み・恨まれ…

真相が明らかになるまで20年という、とても長い歳月がかかってしまいました。

まとめ

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この釈然としない、なんともねっとりとしたエンディングは、いかにも『湊かなえ』さんらしいと言えるでしょう。

この作品が、広末涼子さん主演でどのように描かれるのか?非常に楽しみです。

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