いよいよ吹奏楽青春ドラマ『仰げば尊し』の最終回です。
美崎高校吹奏楽部は全国大会に出場できるのか?樋熊先生は死んでしまうのでしょうか?
今回は『仰げば尊し』最終回の感想をまとめていきます。
更に、気になるドラマDVD化はされるのかも検証してみましょう。
仰げば尊し最終回の感想とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/2049″]最終回開始後、すでに樋熊先生(寺尾聰)の手術と県大会が終了していたのには、ちょっと「えっ!」ってなってしまいましたね。まさか、発表とかの映像がないとは思いませんでした。が、その後を見ていると理由がわかりました。
大会は地区大会→県大会→関東大会→全国大会と4セクションに分かれていたんですね。ちょっと不思議に思ってしまったのですが、最初の地区大会とか喜んでいたけど…大したことでは無かったのでしょうか?全国目指している高校にしてみれば、県大会くらいまでは通過して当然なような気がします。
更に、このドラマを見ていて初めて知ったのですが、金賞と獲ったからといって先に進めるわけではないんですね。吹奏楽って、勝ち負けとは違って基準が分かりにくいな~なんて思ってしまいました。審査する人によって、大分結果が変わってくるのでは…と、当事者ならなんか納得いかないですよね。
樋熊先生の手術がすでに手遅れだったというのは、正直驚きでした。私の予想だと、手術後に一度、歓喜があってからの樋熊先生が亡くなるシーンを想像していたので、そうきたか~と思いました。
それにしても、奈津紀先生(多部未華子)の術後の態度は、ちょっと解りやすすぎでしたね。あの表情を見せられたら、普通は「何かあったんじゃ」と心配になりますよね。
樋熊先生の病状を知った不良5員組の海辺のシーンは本当に感動しました。
振り返ると、『仰げば尊し』に海辺は切り離せない存在でした。いろいろなことが海辺で起こっては、それぞれの絆を深めるきっかけになっている場所でした。
海に向かってっ叫ぶとか、あまりにもベタすぎて…て思っていましたが、ベタだからこそ逆に胸に刺さるものがありました。
私の大好きな金ちゃん(太賀)は、今回もすごく良かったです。要所で良い味を出していたし、最後の仰げば尊しの演奏の時の涙をこらえる表情とは最高でした。樋熊先生も連れて来てくれたし(笑)
最終回に、初回の大会のシーンに合点がいきました。初回の最初、主要メンバーが客席にいるシーンで渚(石井杏奈)の語りがあって違和感を感じていたのですが、「そう言うことね」と思いましたね。初回にエンディングのシーンを持ってくる演出が良かったです。
自分たちの次の代が、夢を叶えてくれたという青春の1ページもあるあるですよね。
「全国出場ならずで夢敗れる」「樋熊先生の死」「樋熊先生の心を受け継ぐ生徒たち」まさに、感動!感動!の最終回で涙が止まりませんでした。特に題名にもなっている「仰げば尊し」の演奏は心打たれましいたね。
そして、寺尾聰さんの演技の凄さ!最後の手をふるシーンとか本当に死にゆく人を見ているような錯覚を起こすほど、弱々しさと寂しさを感じることが出来ました。
『仰げば尊し』の感動は、生徒役の若手俳優はもちろんですが、寺尾さんの演技が大いに手伝った結果のような気がします。
仰げば尊し最終回の世間の反応とは?
「久しぶりにいいドラマに出会った 出会いに感謝するってこういうことなんだね いまを大切にしよう」
「思い出をありがとうございました! 感動しました! とても泣けました」
「みんなそれぞれの道へ歩いて行ってどんどんいなくなる感じがとても切ないね。お互いにお互いの夢を応援してる。それが仲間」
ホントに良い意見が多いですね。放送開始から夜12時までで、ツイート数が5000件を超えました。こんなにも人気なドラマだったんですね。
学園ドラマは、キャストも生徒役のイケメンやイケ女が多く出演しているので、それぞれのファンの方が書き込みので、コメントも多くなりますね。
特に真剣佑さん演じる金髪イケメン木藤良の人気がすごくて、最終回を迎える前から見れなくなることを寂しがる書き込みが急増していました。
真剣佑さんって見ているだけで、目の保養になるし、癒される美しさ。気持ちはわかりますね。
仰げば尊しのDVDってリリースされるの?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/2034″]最終回の放送後の発表では、『仰げば尊しミュージックガイドブック』の発売やプレゼント告知はあったもののDVD発売の告知は有りませんでした。
最近ではほとんどのドラマがDVD化されていますし、これだけ感動の人気ドラマがDVD化されないのは不思議ですね。
では、なぜ今のところ告知がないのか?を調べてみました。
原因は、女性への障害致傷の容疑で逮捕された高畑裕太さんの出演が大きく関係しているようですね。
高畑さんの役は、青島(村上虹郎)や他4人にちょっかいを出してくる卒業生の不良グループの主要メンバーで、ドラマの前半では大きな役割を果たしています。
チョイ役ならまだしも、変種でカットするにはかなり難しいほど重要な役なので、今のところは、映像の露出が出来ない状態でしょう。
先日、高畑さんは不起訴処分で釈放されてはいますが、コンプライアンスに厳しい現代では正直DVD化される可能性は極めて低いと思われます。
なので、ミュージックガイドブックのみの発売になったんですね。だた、唯一の救いはドラマが音楽系の内容だったことですね。DVDまでとはいかなくても、多少の回収は出来るでしょう。
それにしても、久しぶりに感動する面白い学園ドラマだっただけにDVD化されないのは非常に残念で仕方有りません。
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/863″]今までも、『ごくせん』『ルーキーズ』などなど、ヤンキーがメインキャストの学園ドラマはあり、どれも高視聴率を叩きだしています。
『仰げば尊し』もそれにもれず高評価で幕を降ろしました。
『仰げば尊し』の真剣佑さんや村上虹郎さんなど、メインキャスト陣の今後も非常に気になりますね。