空白を満たしなさい最終回ネタバレ！最後は消えたのか原作の結末も

空白を満たしなさい最終回ネタバレ結末！最後の終わり方は消えたの？

自分の死の真相を受け入れた徹生（柄本佑）。息子・璃久（斉藤拓弥）との溝も埋まり始め、妻・千佳（鈴木杏）と共に家族の絆を確かめ合う。復生者（生き返った者）の会で出会った木下（藤森慎吾）と新しいビジネスも始めることになり、ＮＰＯ法人の池端（滝藤賢一）の支援を受けながら前向きに生き直そうとした矢先（やさき）、世界中で復生者が次々に消えているというニュースが飛び込む。残された時間が少ないと悟った徹生は…。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/P89L596WL7/episode/te/MJ54N6VNQ1/

最終話は明日30(土)夜10時
土曜ドラマ【#空白を満たしなさい】

徹生(#柄本佑)は真相を受け入れ、妻・千佳(#鈴木杏)、木下(#藤森慎吾)、NPO法人の池端(#滝藤賢一)らと共に前向きにやり直そうとする。だがその矢先、世界中で復生者が次々に消えているという知らせが入る。

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— ＮＨＫドラマ (@nhk_dramas) July 29, 2022

千佳の過去のトラウマ

妻・千佳（鈴木杏）が突然倒れ、驚く徹生。
精神的なものらしく時々あるという千佳。
昔はよくあったけど、徹生と付き合ってからはなくなり、死んでしまってから、再び起こるようになった。
でも、大丈夫だという千佳。意識はあり、音が聞こえるけど、体が動かないという症状。
徹生は自分のせいのストレスだと気にしますが、千佳は、徹生のせいじゃない。楽しい1日だから、終わってしまうのでは？自分のせいでと思ったという千佳。

「私のせい」と誰かと電話で話していた千佳。
それは、千佳の母親。
千佳と母親はずっと会っていなかった。一生会わないつもりだと言う千佳。

子供のころから、母親からヒドイ目にあってきた千佳。

自分に暗いものがあると言う千佳に、そんなことがないと言う徹生。
千佳は笑顔で、徹生の前では、明るい人でいたいから大丈夫と言うのでした。

自殺した人の理由

ＮＰＯ法人の池端（滝藤賢一）に会いに行った徹生。
復生者の中でも死んでしまった理由がわからない自殺者がいると言います。

自殺の理由は単純でなく、死んでしまった時の想い。それは徹生の中の一部の感情でしかないと言います。

試しに、子供のことを思い出してほしいという池端。
笑顔になる徹生。
それがまさに、本当の徹生。私たちは、付き合う人の数だけ、違う人格を持っている。
「人が生きていくには、自分を肯定しなければ生きてはいけない。自分を丸ごと愛するのは、なかなかできない。まずは、好きな自分を見つけること」と言います。

その相手と一緒にいるときの自分を大事にすることだという池端。

日本では自殺は個人の問題だと言われていますが、本当は違う。自分を押し殺して生きていかないといけない社会に問題があると語る池端でした。

復生者が消える！？

徹生は、復生者（生き返った者）の会で出会った木下（藤森慎吾）に会いに行き、死んだあとに、自分がちの写真や生きた証がメディアに残るようにして、悲しみが癒されるものを作ろうと提案。
木下は、我々復生者にしか思いつかないものだと、乗り気で「やろう！」と言います。

すると、千佳から徹生に電話が入り、ラデックさん、他の復生者だちが行方不明になっていると言います。

ニュースを見ると、そのニュースが。千佳は徹生を心配して「てっちゃんいなくなっちゃうの？？」と会いに行きます。

徹生は「大丈夫。何か方法がないか考えている。ごめん、ずっと一緒にいるという約束、守れないかも・・・。やるべきことはやる。時間あまりなさそうだから・・・」と言うのでした。

りくは、不安定になっているのか夜早く寝るように言われ、母親の千佳を殴ります。
そんなりくを叱る、徹生。
「よく考えて、悪いともおもったら、お母さんに謝りなさい。お父さんはりくを信じている」と厳しく言うのでした。

息子のりくに伝えたいことを残す

しかし怒った後、泣き出す徹生でした。

その後、徹生は、自分がいなくなったら、りくにどう話すのか？と聞き、自殺であることを伏せておいた方がよい。ずっと自分も自殺するのでは？と悩むことになるからと千佳にいます。

すると、千佳は、事故だと言うから大丈夫と言います。

徹生は、いつか理解できる時が来たら、自分の言葉で伝えたい。自分は、千佳とりくを残して死ぬつもりではなかったと。
動画とか残せないかな？
「これで空白を満たしなさいって」と。

そして動画を撮影する徹生。
徹生は、りくに話しかけます。泣きながら、りくとお母さんを大事に思っていたことをわかってほしいと言います。
そして千佳との出会いのエピソードを語る徹生。
お土産屋さんで働いていた千佳に一目ぼれし、通うようになった徹生。

ある日、徹生は店員だった千佳をお茶に誘います。
千佳は、笑顔で応じるのでした。

そしてりくの出産エピソード。

その後、死んでしまった時の話も詳しく語るのでした。

翌朝、りくが起きてきて、千佳に「たたいてごめんなさい」と謝るのでした。

千佳と徹生はそんなりくを、思いっきり褒めてあげるのでした。

徹生が最後に絶対やりたいこと

また、徹生を心配して、会いに来てくれた権田。権田に別れのような言葉を残します。
権田は「てっちゃん、あんたが好きだよ。生き返ってから、ますます好きになった」と言います。

徹生は「１つお願いがある。缶詰を１つ作ってほしい」と言うのでした。

木下（藤森慎吾）の会社では、新しい仕事のアイデアを話していて、木下も徹生もいついなくなるかわからないから、支払いについての契約をかわそうと言います。

支払先を徹生の妻や息子の口座にするなど。
と話しているうちに、消えてしまう木下。

徹生は、職場にいる千佳の元に行き、千佳の実家にすぐ行こうと言います。
千佳は「もう時間はないの？？」というと頷く徹生。

千佳は、だったら、別のことをした方が良いと言いますが、徹生は必死に、できる限りのことはしたいと言うのでした。

そして、徹生と千佳はりくと一緒に、千佳の実家に行きます。

千佳は終始暗い表情。

千佳は「私は世界一心が汚い子です」と書かれたTシャツを来た、子どもの頃の自分を見ていました。

千佳の母親と挨拶をする徹生。

食事が作ってあり千佳が「ごはんはいいって言ったのに・・・」と言うと、母親は千佳を睨みつけます。
千佳は「ごめんなさい」と言うのでした。

そして一緒に食事をします。
母親は「肉は食べないんです。あれはお腹が汚れるから。」と言い、そんな母親をちらりと見る千佳。
徹生は、気を使い、美味しいと言います。

徹生は「ごちそうさまでした」と言い、トイレに行きます。

すると、しばらく戻ってこないので、消えたと思ってあせる千佳。しかしトイレから出てきた徹生。

そして徹生は母親と父親に、挨拶にずっといけなくてすみませんと謝ります。
復生後に気が動転してしまったと言います。
千佳と結婚したのに（自殺してしまい）あういうことになって申し訳ございません。千佳には辛い思いをさせてしまったと頭を下げます。

すると母親は「頭をあげてください。謝らなくていい。徹生が自殺した時もなんとも思わなかったから。やっぱりと思いましたよ。あなたが悪いんじゃないんです。この子が悪いんです」
と自殺したのは、千佳のせいだったと言います。他の人と結婚してたらもっと幸せになっていた。親として謝れないといけないのは、こっちかもしれないですね。ごめんなさいと言います。
衝撃を受け、泣きそうになる徹生。

涙を流し、徹生は笑顔で「違うんですよ。お母さん。それは全然違うんです。千佳のせいじゃないんです。全く。千佳は善人です。いい人間なんです。僕が人生で出会ってきた中で、一番いい人間でした。僕は彼女と結婚できたことが本当に良かった。今でもほれこんでるんです。本当に好きなんです。ただ、千佳に感謝しかないんです。お父さんとお母さんが千佳を生んで育ててくれたことを、僕は感謝しています。僕は、どうしてもこの気持ちを伝えたかった。千佳は本当に良い人間で、最高の母親で、最高の妻です。僕は彼女に会えたことが、人生の中で一番幸福なことだったと思います。僕は幸せでした。ありがとうございます」と言い頭を下げるのでした。

それを聞いて、号泣する千佳でした。

それを聞いて、泣き出す、千佳の父親でした。

千佳は実家を出て帰るとき、自分の幼いころの亡霊を見て、その少女が笑顔になっていました。

死にたくない

そして自宅に戻ってきた、千佳とりくと徹生。
笑顔で仲良く過ごすのでした。

夜中に、眠れない徹生に声をかける千佳。
「死にたくないよ。怖い。くそ、なんで自殺なんかしたんだろう。あの一瞬さえ、なかったことにできたら・・・」と泣きながら言う徹生。
「りく、俺と一緒にいて楽しそうだよね、でも、俺、またいなくなってうんだよ・・・。あんな動画までとって。俺のことなんか、忘れさせちゃった方がいいんじゃないのかな」と泣きながら言う、徹生を抱きしめる千佳でした。

佐伯に手紙を書いた徹生

そして、自宅には、今度は徹生の母親がやってきました。
徹生がいないタイミングで、徹生の母親は、千佳に謝るのでした。

そして母親・千佳・りく・徹生と一緒にピクニックに行き、最後の時間を過ごすのでした。
徹生は母親に感謝の気持ちを伝えるのでした。

徹生の手紙を読んでいる人物・・・なんと佐伯。

「世界中で復生者が消滅していて、僕もいついなくなるかわかりません。あなたと別れた後、いつも考えていました。実は最近、妻としゃべっていて、１つわかったことがあります。僕は死ぬ前は、妻の明るさが好きになったと思っていたけど、違っていた。たとえ心の奥底に暗いものを抱えていても、前向きに明るく生きようとしていた彼女に魅かれていた。僕たちはいつも明るかった。でも、一緒にいるべきだって感じたのは、2人とも孤独だったからだと思うんです。妻の心の奥にも、僕の中と同じように、何か暗いものを感じます。あなたも同じですよね。でも僕は、その暗いものを消そうとするのではなく、見守っていこうと思うんです。僕の命が許す限り。きっとそのことを知るために、僕は復生したんです。」

その手紙を読んでいた佐伯は笑っているようでした。

最後はりくを抱きしめた？それとも消えた？

そして公園で、母親・千佳・りく・徹生と一緒のピクニックシーン。

りくが遊んでいるところに、駆け寄る徹生。

徹生が「りく！！」と呼ぶと、りくが「お父さん！！」と言い、徹生に駆け寄っていきます。

りくを抱きしめようとした瞬間に・・・終了。

空白を満たしなさい最終回の感想反響・最後は消えた？どうなったの？？

そんな最終回の反響です。

もう１度全話じっくり見てみたい。
まだ自分が気づいてないこともあるかもしれない。
描かれてる色んな問題が自分と当てはまる部分があり
共感したり考えさせられたり意味のある時間だった。#空白を満たしなさい

— かよ (@kayo_izaza) July 30, 2022

空白を満たしなさい、凄く良かった…
全話見れなかったので途中はネタバレで埋めたのだけど、佐伯がただただ気持ち悪い人と思ったのが、復生した徹生にとって大事なことに気づくためにも必要な人であったり
途中しんどかった事に希望を見いだせて最後は涙涙だった
俳優さんも素晴らしかった
原作読もう

— さくちゃん (@39_chan_beibe) July 30, 2022

『空白を満たしなさい』を観て…

胸騒ぎの…
苦しさと悲しさが湧き

『黄泉がえり』を思い出した……

— NG🐗🍝 (@ttng0105) July 30, 2022

内容のセンシティブさに切り込んだ内容といい、役者さん達の超絶演技といい、凄いもん見てしまった

#空白を満たしなさい

— きび (@kibitakisnw) July 30, 2022

最終回はいろいろなことを考えさせられた、感想・涙した人の声が多数でした。千佳のお母さんに、怒るのではなく、笑顔でほめたたえた徹生がすごい！と思いました。

怒られるよりも、笑顔でまっすぐに言われた方が、母親にこたえたのかもしれません。

一方、最後の終わり方に関しても多くの声が。

最後のなにー！
りっくん抱きしめたよね？
抱きしめてくれ！
#空白を満たしなさい

— みるみる (@yyhs_191) July 30, 2022

最後、徹生は璃久を抱きしめられたんだろうか。抱きしめられてたらいいな。 #空白を満たしなさい

— 723 (@glitterstar0723) July 30, 2022

最後ちゃんとりくちゃん受け止めといてほしいなあ　#空白を満たしなさい　消えるならせめてりくちゃんの見てないところで

— ぶらっくま (@animalindex) July 30, 2022

空白を満たした人は消えちゃうのかな？#空白を満たしなさい

— tama (@tama000000001) July 30, 2022

ラストシーンで、息子のりくを抱きしめたのか？が気になっている人が多かったです。もしかしたら、りくを抱きしめる直前で消えてしまった！？という声も。

ドラマでは、その後は視聴者の想像に委ねた終わり方でした。

では、原作小説ではどうだったのでしょうか？？

空白を満たしなさい最終回最後は消えた？原作の結末は？

そんな「空白を満たしなさい」は同名小説が原作になっています。

原作とは多少違う展開がありましたが、最終回の結末はどうだったのでしょうか？？

#空白を満たしなさい
読書する時、勝手に配役して読む癖があるんだけど、数年前に読んだ当時に佐伯役を阿部サダヲにしてたから感慨深いものがある。
警備員の佐伯がエリートリーマンの主人公に畳み掛ける常軌を逸した名言の数々がパねぇ。
どうやって映像化するのか楽しみ https://t.co/XHeQwjkW32 pic.twitter.com/ozl7C9Lr56

— コンスタン (@constant_5) June 24, 2022

原作でも周囲の復生者がどんどん消えていき、徹生は消えていく覚悟をして、最後にやりたいことをしていき、同じように千佳の母親に会いに行きました。

そして、土屋は自分が消えた後のことを考え準備をします。周囲の人たちに、妻と息子を頼むとお願いしたり、
自分の死について語ったUSBを缶詰にして息子に残して知りたくなった時に見てもらうことに。

USBに残した内容には、自殺以外のこと、妻とのなれそめ、過去の想い出なども話しました。

そして小説のラストは、強い光の中、息子の手を掴もうとしているシーンで終了。

少し違いますが、ドラマと同様にはっきりと、消えた、死んだ、生きているという明言はなく、読者の想像にお任せするというものでした。

おそらく消えてしまった・・・と想像する人が多かったラストシーンだと思います。