綾野剛(あやのごう)さん主演ドラマ「コウノドリ」。
妊婦の死亡という悲しい出来事があり、松岡茉優(まつおかまゆ)さん演じる下屋カエに転機が訪れましたね。
産科を飛び出して救命に転科した下屋は、その後どうなったのでしょうか?
下屋のその後について、原作ネタバレをまとめていきます!
下屋が転科した理由
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/25011″]下屋が転科した理由をかんたんにまとめます。
とある産院のピンチヒッターとして当直に呼ばれた下屋は、神谷カエという妊婦に出会います。
神谷カエは切迫早産で入院中の妊婦でした。
下屋と神谷カエは名前や年齢が同じで、意気投合。
おまけにお腹の子の名前はサクラと名付ける予定だと聞き、下屋は親近感を抱きます。
話しているうちに下屋は、神谷が動悸があると言うのが気になり「甲状腺に疾患があるのでは?」と感じます。
院長にそのことを伝えたところ、この日は土曜日のため週明けに検査をしてみることになり、下屋も一安心します。
しかし3日後、神谷カエは心停止の状態でペルソナに搬送されてきます。
救命科の医師やサクラ、下屋が必死に治療に当たりますが、神谷カエは死亡。
お腹の赤ちゃんだけが助かりました。
原因は、やはり下屋が予想した通り甲状腺が原因でした。
下屋は自分がもっとちゃんと診ていれば・・・と、とても後悔します。
そして「救命のできる産科医」になり「他の医師に頼らなくても妊婦と赤ちゃんを助けられる医者になる」ため、救命への転科を決意したのでした。
下屋のその後は?原作ネタバレ
救命に行ってからの下屋は、どうなったのでしょうか?
救命に行ったばかりの頃
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/26696″]まず、女性ばかり、しかも妊婦だけを診ていたため、点滴の針を刺すのも上手く行きません。
妊婦は血流量が増えていて血管が浮き出ているので、針も刺しやすいのだとか。
なのに救命には続々と患者がやってきます。
脱臼した男性の治療に当たったときは、「男の人に触るの久々・・・」と緊張してしまいまいますし、
交通事故で重傷の子供が運ばれてきても、見ていることしかできませんでした。
でも、妊婦が搬送されてきたときは大活躍!
妊娠32週の妊婦が脳出血で運ばれてきたとき、緊急帝王切開をすることで血圧を下げることに成功し、事なきを得ました。
帝王切開前、まだ未熟な赤ちゃんを産ませてしまっていいのか?と不安がる夫にも、今までの経験から来る自信のある表情で
「大きな心配はありません」と言うことで、不安を取りのぞいてあげることが出来ていました。
「救命に必要な人間」と言われるように
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/26775″]下屋が救命に行って、おそらく2年ほど経ったと思われる頃。
飛び降り自殺をはかった31週の妊婦が搬送されてきます。
レントゲンを撮りに行きたいけれど、胎児への被ばくの影響は大丈夫なのか?と心配する先輩医師・加瀬に
「行って下さい!」と、産科医だからこそのGOサインを出します。
妊娠中はレントゲンは避けるに越したことはないけれど、31週ともなれば問題ないのだそう。
また、専門だった妊婦関係のことはもちろんですが、救命医としても活躍していました。
飛び降りた衝撃で、心臓と心臓の間に液体が溜まり、心臓が圧迫されていることにも自分で気づき、すぐに処置をすることが出来ました。
さらに、注意深くお腹のエコーをすることで、胎盤が剥がれかかっていることにもすぐ気づきます。
そのおかげで緊急帝王切開で無事に赤ちゃんを出産させることができました。
「あいつが産科に戻るって言い出したら、オレは引き止めるかもしれない」
「下屋はもう、救命に必要な存在になっている」
と救命の先輩である加瀬に言われるほどに、救命医としても成長していました!
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/26925″]医師が転科するということは
「今まで右手で持っていたメスを左手に持ち換えるようなもの」
「楽器でたとえると、プロのピアニストがプロのドラマーを目指すようなもの」
そのくらい、科を変えるというのは大変な選択なのだそうです。
そんな中で、先輩にここまで言われるほど成長した下屋先生すごいですね!
ドラマではどのように描かれるのかも楽しみです(^_^)