フリーター家を買う1話ネタバレあらすじ!イライラする若者が母親のうつ病で変わる?

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嵐の二宮和也さん主演のドラマ「フリーター、家を買う。(ふりーたーいえをかう) 」。

2010年にフジテレビの火曜ドラマ枠で放送された作品で同名小説が原作となっています。

共演は浅野温子さん、竹中直人さん、井川遥さん、大友康平さんなどなど豪華な面々。

母親のうつ病をきっかけに、自堕落なフリーター生活を送っていた主人公が成長していき、家族が再生していくストーリー。

あらゆる年代にも刺さる!と話題のドラマでした。

今回はそんなドラマ「フリーター家を買う」1話のネタバレあらすじと感想をご紹介していきます。タイトルは「 明るかった母さんが壊れた・・・!」です。

目次

ドラマ「フリーター、家を買う。 」とは?

有川浩さんの小説が原作となっています。

ドラマ化されたのは2010年で、嵐の人気俳優、二宮和也さんが主演であったことも話題になり、平均視聴率 17.1%という高い数字でした。

この平均視聴率は2010年の民放の連続ドラマの中で、シリーズ物を除いた作品としては最高で、最終回視聴率はトップでした。

確かに・・・面白いんですよね。

主人公の誠治の成長と奮闘が泣けるんです!!!!

最初は何をやってもうまくいかないことを周囲のせいにする主人公にイライラします。

しかし、ずっと自分のことを愛してくれた母親の病気に直面してどんどんかっこよくなっていく普通の平凡な若者を二宮和也さんが見事に演じていて、見入ってしまうドラマでした。

バラバラだった家族がお母さんの「うつ病」をきかっけに最終的にどうなるのか???気になる展開です。

そんなドラマ「フリーター、家を買う。 」の1話のあらすじをご紹介していきます。

ドラマ「フリーター、家を買う。 」1話ネタバレあらすじ①3か月で会社を辞めた主人公

三流私大を卒業した武誠治(二宮和也)は、部品会社に就職したが、社風になじめず、たった3カ月で辞めてしまう。中堅商社で経理畑ひと筋に働いてきた父・誠一(竹中直人)は、何故相談もなく勝手に辞めたのか、と誠治を怒鳴りつけた。専業主婦の母・寿美子(浅野温子)は、誠治が自分で決めたことだから、と言ってかばった。誠治は、その気になればすぐに就職できると軽く考えていた。しかし、就職活動は思うようにいかなかった。誠治は、とりあえずアルバイトを始めたものの、人間関係が上手くいかないとすぐに辞めてしまい、バイトを転々とする日々が続いた。誠治の姉で、開業医のもとに嫁いだ亜矢子(井川遥)は、自堕落な弟の行く末を案じていた。それでも寿美子だけは、誠治を信じて見守っていた。そんなある日、寿美子のようすがおかしくなる。寿美子は、食品が散乱したキッチンに座り込み、「ごめんなさい今日も死ねませんでした」と何度も繰り返していた。寿美子が重度のうつ病であることを知った亜矢子は、原因に心当たりはないのか、と誠治と誠一を問い詰める。すると誠一は、すべて誠治のせいだと言い出す。寿美子に心配をかけたことを悔やんだ誠治は、再就職することを決意し、その準備資金作りのために、大悦貞夫(大友康平)が経営する大悦土木でアルバイトを始める。そこで誠治は、大手ゼネコンの社員の千葉真奈美(香里奈)という女性と出会い…。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/ie-wo-kau/backnumber/310000009-1.html

誠治はそこそこの人生を送ってきたものの、入社した部品会社での新人研修ではお寺に行き電信柱になったり、亀になったりマイケルジャクソンになったり、訳のわからない社風がありました。
上司に意見をするにもうまく話を持ちかけられず、パワハラを受け会社に馴染ず3ヶ月後にはやめてしまいます。
家に帰り辞めたことを報告すると、父・誠一には「次の当てがなくてなんでやめた!お前はどんな会社でも続かないよ。社会人失格だよ」と怒鳴られますが、母・寿美子に「誠治が決めたことだから」とかばってもらいます。

ドラマ「フリーター、家を買う。 」1話ネタバレあらすじ②険悪な父親と息子

すぐに再就職できると思っていた誠治ですが、前の会社での扱いを話すと面接官には笑ってもらえますが、結果は・・・不採用。
寿美子の「晩御飯何がいい?」との気遣いにも「なんでもいいから」と適当に答え、その後受ける面接にも不採用が続きます。
ハローワークに行ってもいい返事をもらえず、家に帰れば誠一に文句を言われ続け、寿美子がかばってくれますが誠一は寿美子のせいにする言葉も言い始めます。
自分が一番偉いと言う態度をとる誠一に嫌気の差した誠治は自分の部屋で食事を取ろうとすると、「食費を2万いれろ」といわれ「3万入れる」と意気込みますが、貯金額は8万円で2万にしとけば良かったと後悔します。

誠治はバイトに出かけようとすると、隣の家の奥さん・西本 幸子に声をかけられ、会社を辞めたことを話すと「次が早く決まるといいわね」と声をかけてもらいます。
一年後・・・就職先が決まらず、バイト先を転々とする誠治、寿美子は誠治の姉・亜矢子と電話します。
寿美子は夜ご飯を誠治に運ぶと「たまには3人で食べようよ。お父さんもいろんなところに話を聞いてくれてるみたいだし」と伝えます。
誠治は誠一の元に行くと「親父の手は借りない」「お前は辞めてやったと思っていても、篩にかけられたんだよ」と喧嘩を始め、階段にいた寿美子の様子が呆然とした様子で、おかしくなります。
ハローワークに行くと担当の北山(児嶋一哉)に「条件を下げた方がいい」と言われますが断り、ようやく希望の職種の面接を受けられることになると、寿美子から電車代をもらい「いつからでも再スタートできる」と背中を押してもらいます。

ドラマ「フリーター、家を買う。 」1話ネタバレあらすじ③バイトすら続かないフリーター

面接会場に行った誠治は周りの人たちの凄さに圧倒され、無気力な状態になると前の会社の同僚に遊ぼう!と声をかけますが、仕事が忙しく相手にしてもらえません。
誠治は思わず元カノの元に行きますが、元カノもバイトをしていてしっかりと仕事をしていそうな彼氏がいたため、働いていない自分を情けなく感じます。
誠治はバイトをしていると、元の会社の同僚とたまたま会い、誠一の言葉を思い出してしまいます。
お客さんが篩を探していて、父親の言葉と重なり嫌な態度をとってしまい、そのことを注意されるとバイトを辞め、一人カラオケでストレスを発散します。

その後、2ヶ月バイトも就職活動もせず、誠一は寿美子に文句を言いますが、寿美子は呆然としたまま家事をこなし、誠一の言葉が聞こえていないようでした。
ある日誠治が起きると、寿美子は誠治と一緒に朝食を取るために待っていてくれて、「何食べたい?」夕飯の提案をされますが「俺忙しいから聞かないで!」と怒り、部屋に戻ってしまうと寿美子は体を前後に揺らし始めます。
部屋でひたすらゲームをする誠治でした。

ドラマ「フリーター、家を買う。 」1話ネタバレあらすじ④母親の異変

その頃亜矢子は義母に嫌味を言われてしまい落ち込んでいると、留守電が38件も入っていて慌てて家に電話をかけますが、誰も出ません。
誠治は電話の音には微かに気づきながらも、夜までゲームを続け夕飯が届かないため一階に電話をかけますが、誰も電話に出ません。
一階に降りると物が散乱としていて、暗い部屋にいたのは・・・「ごめんなさい。今日も死ねませんでした」と呟き前後に揺れる母の姿でした。

その頃亜矢子も留守電に残った同じ内容を心配し実家に向かい、誠一も帰ってきますが、声をかけても反応がなく二人でどうするべきか悩んでいると亜矢子が駆けつけます。

亜矢子が「そんなこと言わないで」と声をかけつつ、落ち着くように声をかけますが反応がなく、翌日精神科に行くと・・・重度の鬱である。と診断されるのでした。

入院を提案されますが、これまで明るく元気だった寿美子は暗い様子で「家のこともあるから」と断ると、誠治と亜矢子だけで医師から話を聞くことになります。
薬を処方し飲むことで改善はできる。症状が改善するまでは時間がかかるので、根気強く飲む必要があって、勝手にやめる患者もいるから。家族が管理をしてほしい」と医師から言われます。

ドラマ「フリーター、家を買う。 」1話ネタバレあらすじ⑤母親のうつ病で変わる?

誠治が薬の管理をすることになり、医師から「家事が負担になってなかったか?」と尋ねられ、しっかりやっていたことを伝えると「それならストレスではないだろうから、何か聞かれればはっきり答えてあげてほしい」と言われます。
誠治は自分が母親に判断を委ねてしまったことを後悔し、「何かしらのストレスがあるはずだから、取り除いてほしい」と医師に言われ、誠一と会うと「寿美子にはストレスはないはずだ」との一点張りでした。
「ストレスといえば、誠治の就職が決まらないくらいだ」と言い張り寿美子を気にかける様子もありません。

誠一に怒鳴られた誠治は走り出すと、慌てて本屋に駆け込むと土木の求人情報を見つけ「大悦土木」に面接に行きます。
面接に行くと特になんの質問もなく「いつから来れる?」とだけ聞かれ「早ければ早いほど」と伝えると、明日から出勤することになります。
一方、亜矢子は家に行くと食事を作り寿美子を気にかけると、「自分の家庭で大変でしょ?」と言われ「どんな立場になってもお母さんの味方だから」と話します。
母のストレスが何か気になる亜矢子は何度か尋ねますが、「何もない」と寿美子は言い張り、寿美子が亜矢子を見送ると坂口が出てきて寿美子の表情は一変してしまいます。
寿美子は暗く呆然とした様子で、亜矢子は坂口に「何かあったの?」と聞かれますが「何もない」と答え、寿美子の様子には気づかないまま帰ってしまい、寿美子はすぐに家に駆け込むと体を揺らし始めます。
その頃誠治は、ラジオ体操を適当にやり、いざ現場に出ると重い荷物を持てず、千葉真奈美に会い手助けしてもらいます。
休憩時間になり、「俺さ、、就職とか両親のこととかの都合で俺このバイトしてんだけど、女子も就職難しいんだね」と千葉に声をかけると「誰に言い訳してんの?私はこの仕事をしたくてしてるから」と言われてしまいます。

誠治は、バイトをしていることが後ろめたいと思ってしまっている最低な言動。それをバッサリと言われてしまったのでした。

激しい雨が降ってきましたが、濡れながら仕事を必死でする誠治。

誠治は仕事をしながら、真奈美にバッサリと言われてしまったことが頭から離れません。これまでのことを考えます。

「おれの人生・・・いつもそこそこだった」

父親に言われた、厳しい言葉。そしてうつ病になってしまった母親。

そして雨の中、土砂を運んでいると、転んでしまう誠治。そのまま泣きながら倒れこんでしまいます。

そして、幼いころから、いつでも母親が笑顔で見守ってくれていたことに初めて気づきます。「25年間生きてきて、初めて気づいた。いつだって母さんが、俺を笑顔で見守っていてくれたことに。」

子供のころ、受験の時、就職が決まった時、いつも笑顔で見守ってくれていた母親を思い出します。

そして母親の「いつからでも再スタートできる」との言葉を思い出し、立ち上がる誠治は懸命に雨の中、仕事を続けるのでした。

最初や正直嫌な奴だった、勘違い社会人の誠治。

しかしラストでやっと自分がいろいろ勘違いをしていて、気づいていなかったことを理解します。

そんな誠治が、どう変わっていくのか??楽しみなラストでした。

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