TBSの日曜劇場「半沢直樹」が最終回に向けて盛り上がってきました！
前半は出向先の東京セントラル証券でＩＴ企業・スパイラルの買収劇をめぐり、電脳雑伎集団の粉飾を突き止めて見事、東京中央銀行復帰！しかし、中野渡頭取（北大路欣也）から直々に破綻寸前の帝国航空の再建を任される展開。
またしても半沢直樹を困難が襲います。
そんな帝国航空の再建に大きく立ちはだかるのが国土交通大臣の白井亜希子（江口のりこ）率いる、再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」。
なんと半沢直樹は今度は政府を敵に回し、政府と戦う驚愕の展開なんです。
そんな中、銀行内部に政府につながっている裏切り者がいることが発覚！？一体誰なのか？？気になりますよね。
半沢直樹が裏切り者を落いつめる展開になりそうです。
予告では、紀本（段田安則）か大和田（香川照之）なのか？？という雰囲気ですがこの2人のどちらかなのでしょうか？それとも・・・
今回はドラマ「半沢直樹」で政府に繋がっている裏切り者は誰なのか？原作小説からネタバレしていきます。
原作のネタバレをしているので、閲覧注意です。
原作とドラマの展開内容が違う場合がありますので、ご了承ください。
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半沢直樹で裏切り者は誰？紀本（段田安則）か大和田（香川照之）が怪しい？
まずは、裏切り者がいるのでは？と半沢直樹が気づく、第7話のあらすじ予告です。
帝国航空の立て直しを進める半沢（堺雅人）。しかし、余剰人員の受け入れ先として東京セントラル証券の森山（賀来賢人）と共に計画を進めていたスカイホープ航空の新規路線の認可が突然、却下されてしまう。
金融庁から業務改善命令が発出され、金融庁長官に頭を下げる中野渡頭取（北大路欣也）の姿が一斉に報道されたことにより、東京中央銀行に対する世間の風当たりは益々厳しいものとなっていた。これらの出来事を裏で動かしていたのは、国土交通大臣の白井亜希子（江口のりこ）だった。本気を出した政府の容赦ない圧力に追いつめられていく半沢。だが、それにしてはタイミングが良すぎる。政府に行内の情報を流している裏切り者は、紀本（段田安則）なのかそれとも大和田（香川照之）なのか…。
そして、債権放棄への回答期限である「タスクフォース合同報告会」の日が刻々と迫る中、半沢は、最後の望みをかけて、開発投資銀行の谷川（西田尚美）の元を訪れる。
果たして半沢は裏切り者を見つけ出し、倍返しへの糸口をつかむことが出来るのか！？
引用元：https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/story/ep7.html
自分たちの地位を確立するために、帝国航空を再建したい白井亜希子（江口のりこ）率いる再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」は、銀行に7割の債権放棄を要求！
東京中央銀行は、500億円もの債権を手放さなければならない、とんでもない要求です。
世論を武器に、強引に債権放棄を求めてくる政府。
借金をチャラにするって・・・確かにヒドイし半沢直樹の怒りは当然ですよね。
どうにかして、銀行の債権放棄を認めさせるために、白井亜希子たち政府の人間は、裏から手を回すのですが・・・どう考えても銀行の行動がわかっている？と思うタイミングで様々なことが起こります。
これは、どう考えても内通者がいるのでは？？という展開。
しかも公式のあらすじでも「裏切り者は、紀本（段田安則）なのかそれとも大和田（香川照之）なのか」と記載されている2択！？
もちろん、2人でない場合もあります。
今回は半沢直樹の原作小説のネタバレから銀行内部の政府と繋がっている裏切り者は誰なのか？ネタバレしていきます。
半沢直樹で裏切り者は誰？政府と繋がる人物のネタバレ原作【閲覧注意】
半沢直樹白井亜希子役は江口のりこ！女性議員役は小池百合子が元ネタ？
では、さっそくネタバレをしていきます・・・ズバリ正体は
この人です。
◆紀本平八（段田安則）
大和田だと見せかけてまさかの紀本です。
「半沢直樹」大和田、拗ねた？「表情かわいい」まさかの共闘から一転 半沢の宿敵“ガン無視”がネット話題https://t.co/OYVE9gDWVR#半沢直樹 #堺雅人 #香川照之 #tbs
— 半沢直樹【8/30(日)夜9時から第7話!!!】 (@Hanzawa_Naoki) August 17, 2020
なんと、東京中央銀行 債権管理担当常務！一体常務という立場でありながら、どうして、政府と繋がり、銀行を裏切っているのでしょうか？
そこには深い理由があったんです。
ちなみに、第6話で失脚した曽根崎が、金融庁に間違ったデータを提出していたのは、もちろん紀本平八（段田安則）の命令でした。
金融庁ヒアリング調査で、前回の監査時に提出された帝国航空再建案の数字にミスがあったことが発覚。
【スタッフメモ📝】
緊迫としたシーンですが、実は現場は終始和やかです！黒崎さんの部下の古谷さんが「はい！」と返事するたびに、周りのスタッフは「いい声や・・・」と感動しておりました。#半沢直樹 #宮野真守 #tbs pic.twitter.com/PlWDsbTy4A— 半沢直樹【8/30(日)夜9時から第7話!!!】 (@Hanzawa_Naoki) August 23, 2020
帝国航空のせいにしていたのですが、紀本がどうしても帝国航空再建案を認めてもらうために、やらせた改ざん。
でも、どうしてこんなことを常務の紀本がしたのでしょうか？
以降で、原作小説のネタバレを詳しくご紹介していきます。
半沢直樹で裏切り者が政府に情報を流した理由とは？ネタバレは恨みから？
箕部啓治【柄本明】のモデルは小沢一郎？ネタバレは空港絡みのスキャンダル
紀本が政府に情報を流した理由・・・そこにはこの人物が深くかかわっていました。
「半沢直樹」筒井道隆“好青年イメージ”一新の敵役にネット反響“顔芸”も披露！次回は机蹴りもhttps://t.co/Md0RiYQZth#半沢直樹 #筒井道隆 #tbs
— 半沢直樹【8/30(日)夜9時から第7話!!!】 (@Hanzawa_Naoki) August 17, 2020
それまでさわやかだったイメージから一転、悪役を演じている筒井道隆さん。
そう、「帝国航空再生タスクフォース」のリーダーである弁護士の乃原正太です。
一体乃原正太がどうして関係しているのでしょうか？
実は、乃原正太と紀本平八（段田安則）はなんと、小学校の同級生でした。
しかし、それだけで紀本が協力はしないですよね。
もともと、紀本は銀行員の息子でおぼっちゃまでした。
一方で、原の父親は工場を経営していました。しかし小学生の時に倒産してしまいます。
父親から乃原の父親の工場がつぶれたことを聞いた紀本少年は「お前んちつぶれただろう！」と学校でバカにしいじめます。
「お前の工場のせいで銀行が迷惑をこうむった」などと言ったりします。
これは・・・紀本、子どもながらに、ヒドイ奴ですね。こういう話を息子にする父親も最低だったと思いますが。
この小学校の時の出来事から、紀本に少なからず、恨みを抱いていた乃原でした。
そんな乃原は、弁護士として実力をつけのし上がってきます。そして政府関係者と交友を持つまでになります。
そして「帝国航空再生タスクフォース」リーダーにならないか？？と打診があり、ある理由がから、銀行との勝負に勝てる！と思い、リーダーの話を受けることにしました。
もともと、乃原に信念などなく、「帝国航空再生タスクフォース」を成功させて、自分の価値を高めることが目的。なので、勝てると判断しなければ、この話を受けるつもりはありませんでした。
では、どうしてリーダーの話を受けたのでしょうか？
半沢直樹で裏切り者が政府に情報を流した理由とは？ネタバレは不正発覚！？
乃原が帝国航空再建の話を受けるきっかけとなったのは、ある不正の事実を知ったからでした。
不正とは、15年前にさかのぼります。
旧東京第一銀行は、当時憲民党の政治家だった箕部（柄本明）から個人融資を持ち掛けられました。
その融資とは、自分が選挙で当選することを見込んで安い土地を関係会社に購入させた後、その土地を空港の建設予定地にして、土地の値段があがった後に転売してお金儲けをするための資金。
箕部のヒドイ不正ですが、東京中央銀行は、この事実を知っていたのに、20億円を箕部に融資していました。
そして5年間、無担保のまま不適切に資金供与、不正の片棒を担いでいたのでした。
そして、この不正な資金供与にかかわっていたのは紀本だったんです。
このことが明るみになると箕部と東京中央銀行はとんでもない状況に。
もちろん、紀本の立場もなくなります。
この事実を知った乃原は、紀本に「タスクフォース」が提示してきた債権放棄を東京中央銀行が受け入れるように、自分たちに協力するように求めます。
もし協力しなければ・・・この不正をバラすと。
そして紀本がこの協力を受け入れたら、「タスクフォース」のリーダーの仕事を受けようとしていた乃原。
もちろん紀本は最初は断ります。しかし、自分が行った不正がバレてしまうことを恐れ、乃原の要求をのみ、乃原と政府の協力者となり、東京中央銀行の裏切り者になってしまったのでした。
その後、裏から手を回しながら、帝国航空再建の担当になった半沢が債権放棄を受け入れるように働きかけます。
不正という大きな武器があることから、強気の態度だった乃原。だから、乃原は強い態度で、半沢直樹に債権放棄を受け入れるよう要求したんですね。
もちろん、半沢直樹は大きく抵抗。紀本はヒヤヒヤします(^^;相手が悪かったですね。紀本もまさか半沢直樹が銀行の帝国航空の担当になると思っていなかったと思います。
しかし、半沢が紀本が犯してしまった、不正に気付き、人脈を使って調査し、調べ上げるのでした。
半沢直樹で裏切り者発覚後の帝国航空再建のネタバレは？
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紀本が裏切り者であることはわかったのですが、では、そのことを突き止めた半沢直樹、その後どうなったのでしょうか？？
逆に、不正が発覚することを恐れた中野渡頭取は乃原に脅されて、いったんは、見送りにした債権放棄を受け入れようとします。
しかし、半沢直樹は周囲の人間とともに、中野渡頭取を説得。
最終的には、東京中央銀行は、批判を覚悟で自分たちの不正を公表し、反省し改善への道に進むことを決意します。
そして債権放棄を拒否し、箕部の不正も記者会見で、半沢直樹が暴露。大騒ぎとなり、箕部は失脚。もちろん、帝国航空の再建で上りつめることを狙っていた白井亜希子（江口のりこ）も辞職を迫られる事態に。
「タスクフォース」ももちろん失敗に終わります。
また、ラストは中野渡頭取が不正の責任を取る形で辞職する展開でした。
半沢直樹は最後まで理不尽な要求に屈することなく、自分の意志を貫くたまに、不正を徹底的に調べ上げ、最後の砦である中野渡頭取の決断を促すことに成功したのでした。
