「エール(えーる)」の第9週目のタイトルは「東京恋物語」。
誰の恋かというと、中村蒼(なかむらあおい)さん演じる村野鉄男(むらのてつお)の恋物語♪
お相手は入山法子(いりやまのりこ)さんが演じるカフェの店員の希穂子(きほこ)です(≧∇≦)
村野鉄男のモデルは、作詞家の野村俊夫(のむらとしお)さんですが、野村俊夫さんにもステキなラブストーリーがあったのでしょうか?
希穂子のモデルと、野村俊夫さんの実話について調べてみました。
さて、カフェ店員の希穂子には実在のモデルがいるのでしょうか?
原作のネタバレがあるので閲覧注意です。
エールで希穂子を演じる入山法子のプロフィールは?
ニッポンノワールセイラ役は入山法子!才門の恋人役の出演ドラマ一覧は?
名前 入山法子(いりやま のりこ)
生年月日 1985年8月1日
サイズ T=168cm B=81 W=62 H=88 SH=24
出身地 埼玉県
星 座 獅子座
血液型 A型
特 技 エレキベース、乗馬
資 格 アロマテラピー検定1級・2級、「着付け初級コース」受講完了
引用元 公式サイト
入山法子さんは埼玉出身で、現在34歳。浦和出身なんですね。高校生のときバンドを組んでいて、ベースを担当していたそうです。
芸能界の入ったのはスカウトがきっかけ。大学に入学と同時にモデルとしてデビューしました。
また学業とともに「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 」や「ハケンの品格」などのドラマにも出演。
2008年に大学を卒業、その後は本格的に女優として活動を始めます。映画もころのこから出演するようになりました。
初めてのドラマ主演は2011年の「霧に棲む悪魔」でした。
またCMでもダイハツ「タントカスタム」や資生堂「TSUBAKI」などで印象に残っています。
2014年にロックバンド「THE BACK HORN」のベーシストである岡峰光舟さんとご結婚♪入山法子さんもベースをやっていましたもんね。
2006年に知り合い交際をスタート。8年という長い交際期間を経てご結婚されました。
入山法子さんの、これまでのドラマ出演を少しご紹介しましょう。
2006年 マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
2007年 ハケンの品格
2009年 赤鼻のセンセイ
2010年 祝女〜shukujo〜シリーズ
2010年 ゲゲゲの女房
2011年 霧に棲む悪魔
2011年 謎解きはディナーのあとで
2014年 ペテロの葬列
2015年 世にも奇妙な物語「蟲たちの家」
2017年 視覚探偵・日暮旅人
2017年 きみはペット
2018年 未解決の女
2019年 ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演していたんですね(^^)今回は朝ドラ2度目の出演となります。
「ゲゲゲの女房」では劇団アガルタの女優、川西志穂を演じました。
初主演の「霧に棲む悪魔」は、東海テレビの昼ドラで、ミステリー作品。一人二役を演じています。
そしてもうひとつの主演ドラマが「きみはペット」。
ドラマ『#きみはペット』👫✨
最終話を見逃し無料配信開始!🆓第16話「雨の日の約束」
ソウルに到着したスミレを迎えに行こうとした蓮實は、福島さんが病院に搬送されたと知り…#FODプレミアム では全話配信中!#FOD #きみペ#入山法子 #志尊淳 #竹財輝之助— 【公式】FOD(雑誌も動画も見放題) (@fujitvplus) May 18, 2020
入山法子さん演じるスミレが、段ボールに捨てられていた青年、モモ(志尊淳)を拾いペットとして一色暮らす、というお話でした。
「ニッポンノワール」では才門(井浦新)の恋人で、薫(広末涼子)の親友だった深水星良役を。
そんな入山法子さんが演じる希穂子とは、どんな人物なのでしょうか?
エールの希穂子と村野鉄男の関係ネタバレは?カフェ店員役
希穂子(きほこ):入山法子
NHK 連続テレビ小説『エール』に出演させていただきます!✨📣🕊
わたくしの出演は、来週、5月25日〜の第9週となります!
ぜひ、ぜひ!観てください!!
よろしくお願いします😊😊😊(髪ピンついたままで失礼します〜💦)#朝ドラエール pic.twitter.com/PejHMQjRrv
— 入山法子 (@norikoiriyama) May 21, 2020
音が社会勉強のために働き始めるカフェーの女給。貧しい家に生まれ、病気の親を抱えて苦労している。
引用元 公式サイト
ちょっとここからネタバレします!
ここでいうカフェーとは、今でいうカフェでもなく喫茶店でもありません。こんな感じのお店です。
木枯に連れて来られたカフェーで、デレデレの裕一です…😅#朝ドラエール#窪田正孝#野田洋次郎#黒沢あすか#立花恵理#今野杏南 pic.twitter.com/5E7FJjwqyX
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 12, 2020
バーやクラブのようなお店のことですね。裕一(窪田正孝)はそこでワイシャツに口紅が付き、音(二階堂ふみ)と夫婦喧嘩になりました(^_^;)
で、このカフェーで音はなぜ社会勉強をすることになったかというと、それは男女の恋愛を知るため。
音はこれから椿姫の主役の座を千鶴子(小南満佑子)と争うことになりますが、椿姫の世界をわかってない、とダメ出しされてしまいます。
椿姫とは高級娼婦と青年との悲恋を描いた作品。男女の恋模様を知るために、音はカフェーでアルバイトをすることになります。
そこで働いていたのが希穂子(入山法子)。貧しいうれに両親が病気という、時代劇にありがちな女性(^_^;)
もっとネタバレしてもいいですか?しちゃいますね(笑)
希穂子は福島の料亭で女給として働いていました。
そこで新聞記者の村野鉄男(中村蒼)と知り合い、ふたりはつき合うようになります。
ところが鉄男に、新聞社の社長令嬢との縁談話が出て、希穂子は鉄男の前から姿を消してしまいました。
きほこの元に社長令嬢の父親の社長が訪ねてきて、鉄男と別れるように、お金を渡しました。
もしお金を受け取らなかったら、鉄男を解雇すると言った社長。
これはひどい・・・。
もちろん、きほこはお金が欲しかったわけではありません。
しかし鉄男のために、別れるふんぎりをつけるために、お金を受け取ったのでした。
希穂子は自ら身を引いたのです。
鉄男は希穂子を探していて、ようやく音がバイトをしているカフェーで再会します。
さて、ふたりの運命は???
ということで、希穂子は鉄男の元カノ。鉄男に良縁が舞い込んだことで身を引き東京へやってきたのでした。
さて、この希穂子にモデルは実在するのでしょうか?
エールの希穂子のモデルは実在?野村俊夫との実話とは?
「エール」にこれから登場する希穂子(入山法子)は村野鉄男(中村蒼)の福島のときの恋人。
モデルかな?と思えるのは野村俊夫さんの奥様、ハツさん。それともう一人、芸者のきん子さんです。
鉄男のモデルは、福島出身の野村俊夫さんで、野村俊夫さんも福島で新聞記者をしていました。
古山裕一(窪田正孝)のモデルは同じ福島出身の作曲家、古関裕而さん。野村俊夫さんは古関裕而さにょりも5歳年上ですが、近所だったので小さいころはよく一緒に遊んでいたそうです。
野村俊夫さんの実家は、「エール」の鉄男と同じく魚屋。鉄男が商業学校に通っていたころ、事業に失敗し野村俊夫さんは学校を中退。
その後富豪の家に奉公に出ています。
奉公先から実家に戻った野村俊夫さんは、その後福島民友新聞に就職しました。
そこで知り合ったハツという女性と交際。その後1931年に古関裕而さんに勧められ、作詞家になるため東京へ。このときハツさんは福島に残して行ったそうです。
1935年にハツさんを東京に呼びました。ご結婚がいつだったのかは、調べてもわかりませんが、東京に行ってからのようですね。
ではハツさんが希穂子のモデル?
実はモデルと思われる別の女性がいました(^_^;)それが芸者だったきん子さんです。
きん子さんは野村俊夫さんが記者をしていたとき、ひいきにしていた福島の芸者さん♪
野村俊夫さんにはハツさんという恋人が。。。きん子さんとは恋愛関係にあったのでしょうか?
残念ながら恋愛についてはわかりませんが、こんなエピソードがあります。
酒豪だった野村俊夫さんは、伊藤久男さんたちといつも飲み歩いていました。
ある日熱海で飲んでいて、気が付くと誰も財布をもっていない。。。(>_<)
このままでは東京に帰れません。そこで野村俊夫さんはきん子さんに連絡し、きん子さんが宝石などを売ってお金を用立ててくれた、というもの。
家族ではなく芸者さんに頼む???やっぱりそれなりの関係だったのかもしれませんね~。
きん子さんはハツさんという本命がいたのを知り、「エール」の希穂子と同じように身を引いた可能性もあります。
ゆくゆくは鉄男も結婚すると思うので、そのときわかるでしょう。
ということで、希穂子のモデルは妻のハツさんか、芸者のきん子さんのどちらか、だと思います。
さて、熱海でのエピソードは、のちに野村俊夫さんが詩にしています。どんな歌詞なのでしょうか?
エール希穂子のモデルはきん子?野村俊夫の思い出の曲が湯の町エレジー?
「エール」希穂子のモデルは妻のハツさんか、それとも芸者のきん子さんかー?
個人的にはきん子さんだと思いました。
熱海ではあやうく無銭飲食をしそうになった、野村俊夫さんらを助けるため、野村俊夫さんがひいきにしていた芸者、きん子さんが宝石などを売り、お金を工面してくれたというエピソード。
そのエピソードを元にして作ったのが「湯の町エレジー」。歌詞をご紹介しますので、みなさんも情景を思い浮かべてみてください(^^)
湯の町エレジー
作詞:野村俊夫 作曲:古賀政男
伊豆の山々 月淡く
灯りにむせぶ 湯の煙
ああ 初恋の
君を尋ねて 今宵また
ギターつまびく 旅の鳥
風の便りに 聞く君は
出湯の町の ひとの妻
ああ 相見ても
晴れて語れぬ この思い
せめて届けよ 流し歌
淡い湯の香も 路地裏も
君住むゆえに 懐かしや
ああ 忘られぬ
夢を慕いて 散る涙
今宵ギターも むせび泣く
どう見ても不倫の歌(^_^;)
これは1948年に発売された近江俊郎さんの歌で、現在の伊東温泉を歌ったものだとか。
作曲は古賀政男さん。「エール」の木枯正人(野田洋次郎)のモデルです。
古賀政男さんの楽曲は、哀愁のあるザ・昭和歌謡が特徴。この曲もそうです。
当時明るいテンポの曲が流行っていて、このメロディーはちょっと古臭い?なんて言われたそうですが、見事にヒットしました。
この曲をもとに、近江俊郎さんが制作、主演で映画「湯の町悲歌(エレジー)」も公開されています。
歌詞を見て、みなさんどう感じましたか?不倫の匂いがしませんか?(笑)
歌詞をそのままに受け取ると、こんな解釈ができます。
出湯の町の人妻となっている、初恋の君を尋ねるも、思いを告げれず。
それでも忘れることができない
不倫というより、ずっと初恋の女性のことを思っている、という内容ですね。ゲスな勘違いをして申し訳ございませんm(__)m
野村俊夫さんは、2番目の歌詞をトイレの中で思いついたと語っているそうです。なぜトイレ?(笑)
2番の歌詞には「ひとの妻」「この思い」といったワードがあり、より強い思いを感じますね~。
やっぱり希穂子のモデルは妻のハツではなく、芸者のきん子さんではないでしょうか。
お互いにそれぞれの家庭を持っていましたが、宝石を売ってまで野村俊夫さんを救ったところを見ると、お互いに未練があったのかもしれません。
さて、「エール」では鉄男と希穂子は結ばれるのでしょうか?
二人の恋愛、どうぞお楽しみください♪
エール希穂子のモデルは実在で野村俊夫の実話のまとめ
「エール」でこれから登場する希穂子は、村野鉄男の元カノです。
野村俊夫さんにも奥様のほかにごひいきの芸者、きん子さんがいたようで、個人的にはきん子さんが希穂子のモデルだと思います。
希穂子(きほこ)ときん子・・・名前も似てますしね。
でももし希穂子と鉄男が結婚したら、モデルは妻のハツさんかもしれません。
鉄男の恋の行方、しっかり見届けましょう(≧∇≦)