今村嗣人(いまむらつぐひと)は、「エール(えーる)」にもうすぐ登場する、パリ在住の若手画家。
演じるのは金子ノブアキ(かねこのぶあき)さんです(^^)
今村嗣人は柴咲コウ(しばさきこう)さん演じる、オペラ歌手の双浦環(ふたうらたまき)の恋人になる人物なんです。
今回は朝ドラ「エール」に登場する画家の今村嗣人のモデルについて考察してみました。
双浦環のモデルは、国際的オペラ歌手だった三浦環(みうらたまき)さん。
三浦環さんに、画家の恋人は実在したのでしょうか?画家の藤田嗣治さんという話もあるのですが本当なのでしょうか?
また朝ドラ「エール」た原作の双浦環と今村嗣人とのネタバレもご紹介していきます。
今村嗣人【画家】を演じる金子ノブアキのプロフィールは?
名前 金子ノブアキ(かねこ のぶあき)
生年月日 1981年6月5日(39歳)
父親がドラマーのジョニー吉長さん、母親が歌手の金子マリさん。そして弟がベーシストのKenKenさんという、ミュージシャンご一家。
金子ノブアキさんも俳優ではありますが、ミュージシャンでもあります。
1997年にロックバンドRIZE(らいず)を結成。このバンドのボーカル、JESSE (ジェシー)さんは、あのCharさんの息子です。
現在はお二人に金子ノブアキさんの弟、KenKenさんとサポートメンバーで活動されていますが、昨年JESSEさんが薬物で逮捕(>_<)
現在執行猶予中なので、活動は自粛されているでしょう。
さて、金子ノブアキさんは俳優としても多くの作品に出演されています。
映画「シャッフル」では主人公を演じました。
また同級生だという斎藤工さんが監督した映画『blank13』は金子ノブアキさんが音楽を担当♪
また昨年末に公開された、斎藤工さん主演の映画「MANRIKI」では音楽監督もされています。
テレビドラマはかなりたくさん出演。一部抜粋してご紹介します。
1997年 いちばん大切なひと
1998年 ガラスの仮面
1999年 富江
2003年 池袋ウエストゲートパーク
2009年 ブザー・ビート
2011年 おひさま
2012年 理想の息子
2013年 東京バンドワゴン
2014年 軍師官兵衛
2017年 CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
2019年 レ・ミゼラブル 終わりなき旅路
2019年 シャーロック
2020年 麒麟がくる
なんと!朝ドラでは2011年の「おひさま」に出演していたんですね~。
井上真央さんが演じたヒロイン陽子の初恋の人で、陽子の兄、春樹(田中圭)の友人、川原功一を演じました(^^)
そして大河ドラマが2作品!
「軍師官兵衛」では櫛橋左京進役を。「麒麟がくる」では佐久間信盛を演じています。
今回「エール」の出演について、本当に光栄、と金子ノブアキさんはコメントしています。
金子ノブアキさんによると、演じる今村嗣人は、光と影の間に揺れる青年とのこと。
さて、どんな人物なのでしょうか。
今村嗣人はモデルは実在?双浦環の恋人役?
今村嗣人の人物像
「エール」に登場する今村嗣人は、これから双浦環の恋人になる人物です(≧∇≦)
今村嗣人(いまむら つぐひと):金子ノブアキ
パリ在住の若手画家。
ホームパーティーで双浦環と出会い、恋人となる。
パリ在住の若手画家、というだけでカッコイイですよね~。しかもお二人とも絵になる美しさ!
そして出会いがホームパーティ♪かなりロマンチックなシーンを想像します(≧∇≦)
ということで今村嗣人は、パリ在住の画家で、ホームパーティで双浦環と恋に落ちる、光と影の間で揺れる青年です。
繊細な人物なのでしょうね。
さて、この今村嗣人にモデルは存在するのでしょうか。
今村嗣人のモデルは藤田嗣治?
双浦環のモデルはオペラ歌手の三浦環?エールの柴咲コウは実在?
今村嗣人のモデルは、たぶん画家の藤田嗣治(ふじたつぐはる)さんだと思われます。
「エール」ではモデルとキャストの名前が似ていることが多いのですが、ちょっと微妙かな?(^_^;)
藤田嗣治さんは1886年に生まれ、小さいころから絵を描いていたそうです。
東京美術学校の西洋画科に入学し、絵を学びました。
1912年、嗣治さんが26歳のころ美術教師の女性と結婚。
ですが1913年に妻を残してフランスへ。結局離婚となりました。
フランスでは芸術家などが多く暮らしていたモンパルナスに住んでいます。
日本人の大富豪から資金援助もあり、東洋の貴公子と呼ばれていたそうです。
1914年に第一次世界大戦が起こり、世界的な不況で藤田嗣治さんも苦しい生活を余儀なくされました。
戦争が落ち着き始めた1917年にフランス人モデルの女性と再婚。このころから藤田嗣治さんの絵が売れるようになります。
1918年に終戦となり、藤田嗣治さんは有名画家の仲間入りをするようになりました。
そしてまた離婚(^_^;)。1933年に帰国し、1935年に25歳年下の日本人女性と結婚しますが、このときは5度目の結婚だったそうです!
そして双浦環のモデル、三浦環さんは1884年生まれ。藤田嗣治さんより2歳年上になりますね。
三浦環さんは1900年に親の勧めで結婚しますが、1907年に離婚。1913年に再婚し夫とともに翌年ドイツに渡ります。
戦争がはじまりイギリスへ移住、1915年に蝶々さんを始めて演じ、人気が出ます。
その後ヨーロッパに渡り1918年にアメリカへ。帰国したのは1922年でした。
1924年にふたたび渡米し、1935年に帰国、海外生活にピリオドを打ちました。
ヨーロッパ各地をまわっているので、フランスにも滞在していたことはあると思います。
残念ながら三浦環さんと藤田嗣治さんとの接点は見つけられませんでしたが、当時ヨーロッパでも有名だったおふたり。きっと面識はあったと想像できます。
ということで、今村嗣人のモデルは画家の藤田嗣治さんだと思われますが、実際に三浦環さんと恋愛していたという事実は確認できませんでした。
ですが同じ時期にふたりはヨーロッパに滞在しています。お互いに結婚していましたが、公認の愛人も許された時代のようです。人によると思いますが。。。(^_^;)
もしかしたら実際にふたりは恋に落ちたかも?なんて想像しながら「エール」をお楽しみください♪
今村嗣人と双浦環の今後のネタバレは?
空から降る一億の星柴咲コウネタバレは犯人?結末と当時の年齢は?
ここからは原作のネタバレです!
双浦環(柴咲コウ)の恋が描かれるのは、環が夢を見てパリにやってきた若きころの1913年。
史実では三浦環さんが夫とともにドイツに留学した年で、藤田嗣治さんはフランスで東洋の貴公子ともてはやされていたころ。
ホームパーティで今村嗣人(金子ノブアキ)と知り合った環。ふたりは恋に落ち、一緒に住むようになりました。
今村嗣人は15歳で賞を取った天才といわれる画家。環もどんどんと知名度を上げていきます。
ふたりはそれぞれの夢に向かって進んでいました。
そしてついに環はオペラハウスで上演される「蝶々夫人」でヒロインを演じることに。
一方今村嗣人は、開いた個展が新聞で酷評されてしまいます(>_<)
ヒロインの座を獲得した環を、今村嗣人は祝福することができませんでした。
だんだん双浦環に嫉妬するようになる今村嗣人。
君という光の影でいるのは耐えられない。
歌をやめてくれ
今村嗣人はそう環に懇願します。
昔ですし、男の人でプライドが高いのだと思いますが、現代ですと、ちょっと信じられない言動ですね(^^;
輝いている女性を辞めさせようとするなんて・・・。
もちろん、気持ちはわかりますが、現在だったら、思っていても口には出さない気が(^^;
恋をしていたゆえに、悩んだ環でしたが、環は光でいることを決意しました。
歌を続けたんですね。もちろんですが、この時に、歌を辞めなかったから、現在のオペラ歌手の双浦環が存在するわけです。
短い恋のお話でしたね。双浦環らしい決断だったのではないでしょうか。
史実ではすでに柴田嗣治さんは有名でしたが、「エール」ではまだ売れる前の画家のようです。
ふたりの恋話、どうぞ楽しみにしていてください♪
今村嗣人のモデルは柴田嗣治で実在の画家のまとめ
金子ノブアキさん演じる今村嗣人は、第12週の6月18日(木)と19日(金)に登場します。
モデルと思われる藤田嗣治さんはフランスで活動していた画家です。
三浦環さんとの間に実際に恋話はありませんが、もしかしたらロマンチックな出会いがあったかもしれません。
天才画家と天才歌手の悲恋。おふたりの華やかで悲しい恋の話に、どうぞ酔いしれてください(≧∇≦)