伊藤久男の戦後の酒に溺れたり「栄冠は君に輝く」歌唱は実話?

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伊藤久男(いとうひさお)さんはNHK朝ドラ「エール(えーる)」で山崎育三郎(やまざきいくさぶろう)さんが演じている佐藤久志(さとうひさし)のモデルとなる歌手です。

「エール」ではこれから古山裕一(窪田正孝)が、夏の甲子園の歌「栄冠は君に輝く(えいかんはきみにかがやく)」を作曲しますが、その歌唱は佐藤久志。

さて、これは実話なのでしょうか?

また朝ドラ「エール」では、佐藤久志が戦後の傷が癒えず・・・不幸が重なり酒浸りの荒れた生活を送り、歌手の仕事もしていません。

また伊藤久男さんも戦後、お酒におぼれて、酒浸りとなってしまったのでしょうか?実話なのでしょうか??

そんな伊藤久男さんの戦後の史実と、佐藤久志の今後のネタバレをまとめました。

原作のネタバレもありますので、閲覧注意です。

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目次

伊藤久男の戦後の酒に溺れたり「栄冠は君に輝く」歌唱は実話なの?

エール佐藤ひさしの子役は山口太幹!山崎育三郎の幼少期

伊藤久男をモデルとした佐藤久志が酒浸りからの「栄光は君に輝く」の歌唱?

伊藤久男さんは、エールに登場する佐藤久志のモデルになった実在する歌手です。

そんな伊藤久さんをモデルとした佐藤久志ですが・・・なんと酒に溺れて廃人のようになってしまうんです。

もちろん歌手はしていません。

しかし・・・のちに甲子園の名曲「栄光は君に輝く」を歌うことで、元の生活に戻ることになります。

って・・・この酒浸りの生活って・・・実話なのでしょうか??モデルの伊藤久男さんも同じように酒に溺れてしまったのでしょうか??

伊藤久男は「栄光は君に輝く」を歌唱した実話とは?

「栄冠は君に輝く」は1949年の曲で、作曲は古関裕而さん、歌は伊藤久男さんです!

伊藤久男さんは、古関裕而さんより1歳年下の1910年生まれです。

本名は伊藤 四三男(いとう しさお)で、福島県本宮市に生まれました。

古関裕而さんと同じ福島生まれですが、市が違うため子どものころに面識はありません。

なので幼馴染ではなく、ここはドラマと違うところです。

「エール」と同じく県会議員の息子で裕福な家庭に育った伊藤久男さん。

当時は珍しかったピアノが、実際に家にあったそうです。

小学生のときからピアノを習い、歌も上手だったという伊藤久男さん。

中学生のころからピアニストを夢見ていました。

ですがピアニストになることを家族に反対され、東京農業大学に進学しますが、夢を諦めきれず大学を中退し、帝国音楽学校に入学しました。

そこで出会ったのが、古関裕而さんの奥様、金子さんです(^^)これもドラマと同じですね。

同郷であった古関裕而さんとも仲良くなり、懇意にしていたそうです。

ところが!勝手に学校をやめたことが家族にバレ、仕送りが止められてしまいます(>_<)

古関裕而さんの紹介で、コロムビアでアルバイトを始めました。 レコーディングのときの合いの手や囃子などをしていたそうです。

1932年、コロムビアのオーディションに合格し、プロデビューとなった伊藤久男さん。

オーディションも実際に受けていたんですね~。

このときから伊藤久男という芸名を使うようになりました。

伊藤久男さんの初めてのヒット曲は1938年の「湖上の尺八」でした。そして1940年の「暁に祈る」が大ヒットとなります。

この「暁に祈る」も「エール」と同じように福島三羽ガラスの作品。村野鉄男のモデルは野村俊夫さんです。

オペラ歌手を目指したかった伊藤久男さんですが、慰問で中国に行ったとき、自分の歌に涙を流す日本兵を見て、流行歌手としていこうと決めたそうです。

ドラマも似たようなシーンがありましたよね。

オペラ歌手を捨てきれない久志。あるとき居酒屋?で流しをして流行歌を歌ったとき、小さな子どもが感動してくれました。

そういう細かいところも「エール」では拾い上げているんですね~。

「暁に祈る」のあとヒットを連続、大スターの仲間入りとなります。

戦争が激しくなり、伊藤久男さんのところにも実際に召集令状が来ました。

ですがそのとき本当に痔を悪くして入院していて、担当医が伊藤久男さんのファンだったことから、入隊を免れるように工夫をしてくれたそうです。

ここも実話だったんですね(^_^;)

伊藤久男は戦後に酒に溺れた生活に・・・

そして終戦。 軍歌を歌った責任感から、疎開先で酒におぼれてしまいます(>_<)物資がなかったため、メチルアルコールまで飲んでいたとか・・・。

このときは声や人相までもすっかり変わってしまたそうです(>_<)

一時は再起不能説まで出ましたが、周りの助けもあり、1947年の映画「地獄の顔」の主題歌「夜更けの街」で見事カムバック!

その後も「イヨマンテの夜」「あざみの歌」「ひめゆりの塔」など次々とヒット曲を飛ばしました。

そして1949年。「栄冠は君に輝く」があり、その後も「イヨマンテの夜」や「君いとしき人よ」と、古関裕而さん作曲の歌がヒットとなります。

と言う訳で、戦後に酒に溺れてしまったこと、栄光は君に輝くを歌ったことは実話でした。

NHK紅白歌合戦には11回出場、1983年肺水腫により72歳でお亡くなりになりました。

人格者で「チャーさん」と呼ばれ、誰からも慕われたという伊藤久男さん。

お酒をこよなく愛し、晩年は糖尿病のインシュリンによる震えがありましたが、それでも歌い続けました。

伊藤久男さんも戦争で心を病んでしまったんです(>_<)

そんな伊藤久男さんをモデルにした佐藤久志。さて、今後のネタバレは?

 

 

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ここで、伊藤久男さんをモデルにした佐藤久志について、ネタバレをご紹介します。

佐藤久志(さとう ひさし):山崎育三郎

裕一の小学校の同級生で、県議会議員をつとめる裕福な家の息子。
のちに東京の音楽学校を卒業し、歌手となって裕一の曲を歌い人気を博す。

佐藤久志(山崎育三郎)は、裕一(窪田正孝)が小学生のときに転校してきた同級生。

いつもちょっとオシャレな服装で神出鬼没(笑)

さっきまで話していたかと思うと、もうそこにはいません。これは大人になってからも変わりませんでしたが(^_^;)

大人顔負けのトークにクールな佇まい。家にはピアノのある、お金持ちのお坊ちゃんです。

小学生のころは山口太幹(やまぐちたいき)くんが演じていました。

可愛かったですよね~♪

卒業後は裕一とは交流はありませんでしたが、意外なところで久志と裕一は再会します。

裕一の妻、音(二階堂ふみ)が通っていた音楽学校の学生で、プリンスと呼ばれる優等生だったのです!

音が裕一の妻とは知らず、喫茶バンブーで話す二人。親密に話す二人によからぬことを想像したバンブーのマスター、保(野間口徹)と恵(仲里依紗)(^_^;)

そこに裕一がやってきて、あわてる保と恵でしたが、裕一に気づいた久志は再会に大喜び!

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それからまた久志と裕一の交流が始まり、そこにまたまた小学生のときの同級生、村野鉄男(中村蒼)もやってきて福島三羽ガラスが誕生します。

こちらが子供時代。

そんな久志ですが、子供時代には辛いことを経験していました。

両親が離婚していたのです。

新しい母親、玲子(黒川芽以)はとても優しい女性でしたが、やっぱり久志はなつけません。

ある日とうとう我慢できずに、本当の母親に会いに行きます。

遠くから見た母親は、新しい家族がいて幸せそうにしていました。

雨が降る中、学校にたどり着いた久志。机に座っている久志に藤堂先生(森山直太朗)が気づきます。

藤堂先生は何があったのか無理に聞こうとせず、久志は歌が上手なことを教えます。

ふたりで大きな声で「ふるさと」を歌い、気持ちがスッキリした久志。

気持ちの整理がつき、家に帰ると玲子のことを初めて「お母さん」と呼びました。

また、子どものころの久志はバンブーのふたりとも深いつながりがありました。

なんと保と恵の恋のキューピッットだったのです(≧∇≦)

古本屋をやっていた保。外に出ようともせず、ずっとお店にいる保を心配していた常連客の木下一(井上順)。

その木下の甥っ子が久志でした。

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めったに来ない女性客のひとりが恵。保が恵を気にかけていることに久志は気づいています。

大人顔負けのアドバイスで、恵にアプローチするようにけしかける久志。

かなり強引に背中を押された保(笑)は、ようやく恵に告白できました。

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こうして保と恵は結ばれたのです(≧∇≦)

そんな子供時代を過ごしてきた久志。

音楽学校ではプリンスと呼ばれ、ウインクひとつで女性をメロメロにしてしまいます。

ところが学校を卒業しても歌手としてデビューできずにいます。

卒業して4年が過ぎてしまいました・・・。

そんなとき、裕一が専属契約しているコロンブスレコードで、新人歌手のオーディションが開催されることがわかります。

裕一や鉄男から勧められ、久志はオーディションに臨みます。

このとき御手洗ティーチャー(古川雄大)も久々に登場。ふたりで火花を散らしていましたね。

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ところが合格したのは、親の七光りで受かった寅田熊次郎(坪根悠仁)。

それでは弱いと思った廿日市(古田新太)は、久志を見習いとして契約しました。

そしてついに福島三羽ガラスが活躍します!

裕一の作曲で鉄男が詩を書いた「暁に祈る」。これを久志が歌い大ヒット♪

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久志は人気歌手になります(≧∇≦)

ですが戦争が始まり、久志のところに召集令状が届きます(>_<)

壮行会まで開いてもらいますが(自分から頼んだ?(笑))結局戦争にはいきませんでした。

検査で痔が悪いことでひっかかり、はじかれてしまったのです(笑)

戦争が激化してからは、高齢の父親を心配し福島と東京を行ったり来たりしています。

これが戦争までの久志のエピソードです。

さて、モデルの伊藤久男さんとは、どんな人物なのでしょうか?

 

 

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久志はやがてお酒に溺れてしまいます(>_<)

終戦から3年。裕一(窪田正孝)はどんどん仕事が舞い込み、忙しい日々を送っていました。

そんなある日、裕一と鉄男(中村蒼)のもとに藤丸(井上希美)がやってきます。

藤丸に連れられ、ふたりは古い小さな家にたどり着きました。

そこには汚れた服を着て、酒を飲んでる男が。

そう、それが久志(山崎育三郎)です(>_<)

久志の実家も戦後の農地改革で、土地や財産も取り上げられてしまい、父親が亡くなってからはすっかり荒れてしまいました。

お酒やギャンブルに明け暮れる日々となってしまったのです。

偶然闇市で会った藤丸が、これまで久志の面倒をみてきたと言います。

以来たびたび久志の元を訪れるようになった裕一と鉄男。

ですが久志はまともに会話さえできない状態です。

このあたりは史実を元にしていますね。

そんなとき、裕一は「栄冠は君に輝く」を完成させ、それを久志に歌ってもらおうと考えます。

裕一は久志に楽譜を渡しますが、同情なんていらない、と突き返されてしまう始末・・・。

ところが翌朝、藤丸があわてて裕一の家にやってきます。

なんと久志が血を吐いて倒れてしまい、姿が見えないというのです(>_<)

裕一は久志の父親の一周忌が近いと聞き、福島の久志の実家を訪れました。

そこにはひとり線香をあげる久志の姿が・・・。

実は久志の父親は、息子が戦時歌謡を歌っていたことから悪口を言われていたのです。

自分が選んだ道で、父親を苦しめてしまった・・・そんな自責の念で久志も苦しんでいたのです。

悩んだ裕一は、自分を音楽に連れ戻してくれた、池田(北村有起哉)に頼むことにしました。

池田は久志に会い、詩を書いて裕一に渡しました。

そして裕一はその詩に曲を載せ、久志の復帰策が決まりました。

タイトルは「夜更けの街」♪これもドラマと同じです(^^)

久志は緊張しながらも無事に歌い終えました。

ところが!

数日後久志を訪ねた裕一と鉄男は、またもや泥酔している久志を見ることに・・・。

久志が歌ったのは、ギャンブルの借金を返すためだったのです(>_<)

諦めない裕一。今度は大会歌を歌ってほしいと楽譜を置いていきます。

これが「栄冠は君に輝く」です!

ですが歌う気のない久志。楽譜を返しに古山家を訪れます。

そこで音(にかいどうふみ)からこんなことを言われました。

「裕一さんは久志さんのこと信頼していて、決して同情なんかじゃない。」

裕一は久志を甲子園球場に誘います。

グラウンドに立った裕一。

「栄冠は君に輝く」の詩は、足の怪我で甲子園の夢を絶たれ、絶望を経験したから書くことができた

詩は公募で選ばれましたが、その詩を書いた多田良介は、ケガで足を切断していたのです。

そして裕一は久志に謝ります。久志の絶望の原因は、戦時歌謡に誘った自分の責任だと。

君じゃなきゃだめなんだ

裕一にそう言われ、久志もマウンドに向かい、そこで「栄冠は君に輝く」を歌いました。

こうして「栄冠は君に輝く」が誕生しました。

久志に関する原作は、いまのところここまでです。

おそらくここからカムバックするものと思われます。

それにしても、いつまでたってもぬぐい切れない戦争の爪痕。

いろんな人の絶望が、希望へと変わっていくと良いですね(^^)

伊藤久男の戦後の酒に溺れたり「栄冠は君に輝く」歌唱は実話?

佐藤久志のモデルは伊藤久男で歌手!ネタバレも

伊藤久男さんは「エール」で山崎育三郎さん演じる佐藤久志のモデルです。

久志と同じように資産家の家に生まれ、ピアノを習う歌の上手な男の子でした。

ピアニストになりたかった伊藤久男さん。ですが歌手として大成功をおさめます。

戦後は軍歌なども多く歌ったことから自分を責め、お酒におぼれてしまいます。

ですが古関裕而さんら多くの友人たちの助けにより、見事復活され「栄光は君に輝く」を歌いました。

「エール」久志は、伊藤久男さんにかなり忠実に描かれてきました。

一時は久志も荒れ果ててしまいますが、カムバックしてまた大スターとして歌うようになるでしょう。

久志の歌う「栄冠は君に輝く」楽しみです♪

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