神山易久(こうやまやすひさ)さんは、現在放送中のNHK連続テレビ小説「スカーレット(すかーれっと)」でヒロインの夫である八郎(松下洸平)のモデルとされる陶芸家です。
ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)のモデルは、同じく陶芸家の神山清子(こうやまきよこ)さん。
ですがおふたりは離婚されています。
今回はこの神山易久さんの現在の活動や、再婚相手について調べてみました。
清子さんと離婚したその後、易久さんはユキさんという方と再婚されたようですが、さてどんな女性なのでしょうか。
そしてその後はどんな活動をされているのでしょうか?浮気をしたということで関連キーワードには「クズ」「ゲス」などとひどい言葉が並んでいますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
神山易久とは?神山清子との結婚生活とは?離婚の理由は?
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神山易久さんと清子さんは同じ1936年生まれで、今年で84歳になられます。
朝ドラ『スカーレット』の主人公の貴美子さんのモデル、神山清子さんのインタビュー。陶芸への熱意、息子さんの白血病と骨髄バンク設立のこと、お父さんの影響で滋賀9条の会の呼びかけ人になったこと。お父さんは、朝鮮から強制的に連れてこられた炭鉱夫をかばったり、憲兵に逆さづりにされたとのこと pic.twitter.com/wgjcjDAqQa
— 宮本徹 (@miyamototooru) December 19, 2019
神山易久さんは滋賀県信楽で生まれました。
そして信楽にある近江化学陶器に就職し、そこで清子さんと出会い、1957年にご結婚されました。
結婚後は清子さんの実家で同居生活をします。ここまでドラマと同じですね(^^)
お二人には久美子さんという長女と、賢一さんという長男がいるので、ドラマとはここが違います。
生活が苦しかったため、ふたりはずっと共働きをしていました。
そしてやはり火鉢の需要がなくなり、清子さんは近江化学陶器を辞め、1963年27歳で独立して作陶を始めます。
易久さんは会社に残りましたが、その後サラリーマンをやめ清子さんと一緒に、同じ工房で作陶をすることになります。
易久さんが工房で働くようになったときには、すでに清子さんを慕ってお弟子さんがいたそうです。
その後清子さんの父親が体調を崩し、持っていた山を処分したお金で1968年に寸越窯を建設。
おふたりは薬品を使わない自然釉での作陶を始めました。
夫婦で個展に出品するなど、オシドリ夫婦として知られていたそうですが、入賞するのはいつも清子さんの方で、だんだん易久さんは清子さんに嫉妬するようになったとか(^_^;)
ですが易久さんの作品にスポンサーがつき、1973年には三越などで個展を開くようになりました。
お金に不自由しなくなってから易久さんには女性の影が・・・。
なんとその女性はお弟子さんだったそうで、1974年におふたりは離婚。
易久さんが家を出ていき、子どもたちと窯は清子さんの手に残りました。
ということで、おふたりの離婚の原因は女性問題が大きな要因だったようです。
さて、そのお弟子さんとは?そしてその後易久さんは誰と再婚されたのでしょうか?
神山易久の再婚相手はユキでお弟子さんだった?
神山易久さんは不倫相手の女性と家を出ていきましたが、そのお弟子さんはユキさんというそうです。
工房で働くスタッフはみんな不倫のことを知っていましたが、清子さんだけ知らなかったとか・・・(T_T)
工房への出入りも禁止されるなど、清子さんは辛い思いをされたそうで、見かねた息子の賢一さんが離婚を後押しし、泥沼の末離婚となったそうです。
そのユキさんという方かどうかはわかりませんが、易久さんはその後再婚。
易久さんと一緒に奥様も作陶されている写真があったので、もしかしたらお弟子さんと再婚されたのかもしれませんね。
神山易久さんの再婚については詳しいことはわかりませんでした。
ですが離婚後も易久さんは、陶芸家として素晴らしい活動をされています。
神山易久のその後は?現在の活動とは?クズでゲスじゃない?
神山易久さんは、曽祖父が陶磁器に関係する仕事を、そして祖父が陶土に関する仕事をされていたそうで、小さいころから陶芸に囲まれた生活をしていたそうです。
さらにそれに才能もプラスしたんでしょうね。
離婚から2年後の1976年、第2半地下式穴窯をつくり、自然釉や須恵器(すえき)など古い信楽焼の研究をされていました。
東京国立博物館本館に展示中の、「子持高坏」(岐阜市鎌磨5号古墳出土)という非常に風変わりな須恵器。思わず「なんだこりゃ?」と目が釘付けになりました。
特別展「出雲と大和」にも独創的な須恵器が出ていますが、古墳時代の土器は縄文土器とはまた違う意味で個性的なので本当に目が離せません。 pic.twitter.com/YpUe36IcRO
— かるび(主夫アートライター) (@karub_imalive) January 18, 2020
この須恵器とは、古墳時代後半から日本でつくられた土器のことです。1000度以上の高い温度で焼かれたもので、青灰色で硬質。
易久さんは1979年ころから高島屋画廊などで個展を開くようになり、だんだんと名前が知れ渡るようになりました。
1992年ころからはオランダ、ドイツ、アメリカなどの美術館や画廊で個展やグループ展なども開催。世界的な陶芸家となります。
現在では欧米20か国ほどの美術館や博物館で作品が展示されているそうです。
また2011年のアメリカのアートフェア『SOFA』で賞を受賞されています。このころは海外でおもに活動されていたとか。
2012年にもドイツから「YASUHISA KOUHYSMA The Art of Cere」というコレクションブックが出版されました。
現在83歳の神山易久さん。今でも現役で信楽の工房で陶芸をしています。
ちなみに東京京橋にある「ギャラリー創炎」で易久さんの作品を購入することができます。高すぎてわたしには全く手が出ませんが(^_^;)
なんと!ぐい呑みで5万円でした。
ものすごい陶芸家となられた神山易久さんですが、やはりおばさんの私から見ると、不倫で家庭を投げ出した夫・・・という目で見てしまいます(^_^;)
ある取材を受けた清子さんも、神山さんからひどい仕打ちを受けたことを告白しています。
ではそんなに悪い人物だったのか?というと、そうではありませんでした。
神山易久さんと懇意にしているという、200年の歴史を持つ山村流地歌舞の山村若女さん。
上方舞体験会 IN 大阪くらしの今昔館 https://t.co/LvEPKkTw6y @mainokotobureさんから
— 山村 若女 (@mainokotobure) February 5, 2019
易久さんが中心となっている子年会のひとりで、易久さんは舞の会にときどき足を運ばれているそうです。
易久さんは信楽の小高い丘に自宅兼アトリエを構えているそうで、そこでたまにパーティが開かれているとか。
易久さんの人柄もあり、パーティはいつもたくさんの人で賑わうそうです。
同じ芸術家としても触発されるそうで、易久さんは前向きで温かい人柄、とブログに記載されていました。
そして神山易久さんの作品についても、大胆で力強く、そして繊細、と表現。
そこには神山易久さんの自然に感謝する一文も記載されていました。
現在も後輩の育成に携わるなど、全く悪い人には見えません。
もちろん、浮気したことは事実かもしれませんが、男女の関係で、家族の問題。
2人やそれぞれにしかわからない事情があったのかもしれません。
また、おそらく神山易久さんはメディアなどには、当時のことを語っていないとおもいますので、一方的な話ですので、そこだけを見て、批判されてしまうのは、お人柄や活動がよい印象なので、残念ですね。
もしドラマで八郎が浮気をして、喜美子を苦しめたりすることがあれば、八郎をどんな人物像として描くのでしょうね?
ぜひみなさんも注目してみてください!
まとめ
神山易久さんの現在の工房は信楽にありますが、そこから車で30分もかからな場所に清子さんの工房があるそうです。
同じ陶芸家で工房も近い・・・バッタリ出会うこともあると想像できますね。
でも離婚したのはもう45年以上も前。もうお互いにわだかまりはないのかもしれません。
ということで、神山易久さんの不倫相手はお弟子さんのユキさんという女性で、再婚相手はその方かどうかはわかりませんでした。
神山易久さんは清子さんと離婚後、独自に信楽焼の研究をし素晴らしい作品を作り上げ、世界的に有名な陶芸家となりました。
さて。「スカーレット」で喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)は史実通り離婚するのでしょうか?
お弟子さんと不倫、となるとドラマでは三津(黒島結菜)ということになりますね。
三津が台風の目となるのでしょうか?