スカーレットのモデルは神山清子で陶芸家?夫や息子の話が波乱万丈?

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9月30日(月)からNHK連続テレビ小説は新ドラマがスタートします。

戸田恵梨香(とだえりか)さんがヒロインの「スカーレット」です(^^)

ポスターをご覧いただくとわかると思いますが、今度のヒロインは女性陶芸家です!

朝ドラのヒロインといえば、気になるのはモデルの存在ですよね~。

ということで、今回は朝ドラ「スカーレット」のモデルについて考察してみました。

さて、モデルは実在するのでしょうか?

目次

スカーレットにモデルは存在する?

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朝ドラ「スカーレット」の制作統括を担当している内田ゆきさんは、公式サイトでこのようにコメントしています。

描いていたヒロイン像は、自分で何かをする、やろうとする女性で、他人のために一生懸命になれる女性でした。

ふと手にしたのが、滋賀県で信楽の女性陶芸家をしている神山清子(こうやまきよこ)さんの短い手記。

そこにあったのは、プロの陶芸家としての情熱と、次世代を育てる神山さんの思いでした。

内田さんが実際に信楽に行って目にしたのは、自分の手で土と炎と格闘して生み出される陶芸の深い魅力。

そして神山さんの苦労話や笑い話を聞いているうちに、彼女を巡る人々のドラマを紡ぎ出したい、と思うようになったそうです。

ということで、モデルは実在する女性陶芸家の神山清子さんでした(^^)

ただし、女性陶芸家の草分けということ以外の、ドラマで描かれるストーリーや家族構成などについては、脚本の水橋文美江さんによるオリジナル♪

ですが神山さんはドラマに資料提供もされているので、いろんな部分で神山さんを参考にはしていると思います。

さて、それでは神山清子さんについてご紹介させていただきます!

スカーレットのモデルとされる神山清子のプロフィールは?

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名前 神山清子(こうやま きよこ)
生年月日 1936年8月2日(83歳)
出身地 長崎県佐世保市

神山さんは金場家の長女として佐世保市で生まれました。一家は父親の仕事の都合で転々としていたそうですが、滋賀県信楽町に住むようになったのは、清子さんが11歳の頃でした。

中学を卒業し、和洋裁学校へと進学。絵を描くことが好きだった神山さんは美大へ進みたかったそうですが、父親の反対もあり断念したそうです(T_T)

和洋裁学校を卒業した神山さんは、町に陶器があふれていたこともあり、陶器の絵付けの助手として働き始めました。

最初は女はダメだ!と言われたそうですが、根気よく粘りようやく認められたというので、まだまだ女性蔑視の時代でもあり、そういう世界だったみたいですね。

その後陶器会社で働くことになり、そこで運命の人と出会います♪それが夫となる神山易久さんです。

清子さんが21歳のときに結婚し、長女と長男が誕生しました(^^)

そして清子さんが27歳のときに自宅に工房を作って独立。誰にも真似ができないような作品を生み出していきます。

神山さんの作品です。

その後「寸越窯(ずんごえがま)」というレンガを重ねて土をかぶせた窯を作り、陶芸家としての地位を確立していきます。

1966年の滋賀県展を始め、多くの展覧会で入選するようになり、独自の「信楽自然釉」作品を生み出した清子さん。海外の展覧会にも出展するようになりました。

陶芸家としては成功していた清子さんですが、なんと夫がお弟子さんと恋仲に!(>_<)

清子さんは38歳のときに離婚を決意。息子の賢一さんは小さいころから信楽焼に親しみ、同じ道に進んでいました。

ところが!またここで清子さんを悲劇が襲います。

なんとその賢一さんが29歳で慢性骨髄性白血病で倒れてしまったのです(T_T)

このとき清子さんは54歳。ドナーから骨髄移植をするしか助かる道はなく、兄妹の久美子さんは適合しませんでした。

スカーレットのモデル神山清子は骨髄バンクと関係があるの?

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もともとは賢一さんの知り合いが「神山賢一くんを救う会」を作ったのが始まりでした。

ドナーの提供者と募金活動をスタート。同じ患者からもデータが送られてくるようになり、この「神山賢一くんを救う会」は他の全国の患者をも救う会へと発展しました。

賢一さんは骨髄移植をし、一時は快方に向かいますが2年後に悪化して亡くなってしまいます(T_T)

清子さんは陶芸をしながらドナー探しに奔放されていたのでしょう。

こうして清子さんは、他にも骨髄移植を必要としている人たちがたくさんいることを知り、骨髄バンク運動を広げていくことにしました。

現在でも清子さんは「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表をされています。

iPS細胞(人工多能性幹細胞)などを使った新しい医療方法に期待する一方、普及されるまではこれまでのような地道な活動でがんばるしかない、と今でも普及活動をされています。

2002年に神山清子さんの半生を描いた『母さん子守歌うたって–寸越窯・いのちの記録』が出版されました。

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2005年にはその本を題材にした映画「火火」も公開。神山清子という実名で作られ、演じたのは「なつぞら」で産婦人科医として登場した田中裕子さんです。

そして息子の賢一さんは窪塚俊介さんが演じました。

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そして9月25日に発売予定の本が「緋色のマドンナ」。神山清子さんの、笑いと涙の人生を描いたおはなしです。

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ドラマがスタートする少し前って。。。かなり狙ってませんかね(笑)でもタイトルが素晴らしい!!

ところで!神山清子さんの陶房、興味ありませんか?

実はあるんですね~。

場所は甲賀市信楽町勅旨2202 (陶芸の森入口20m右側)で不定休とのこと。電話は0748-83-0259です。

仕事場や作品展示場のほか販売室もあります。

また映画「火火」のロケ地でもあり、当時の作品などを見ることもできるそうです。

さらに!運が良ければ神山清子さんご本人が説明してくれるかもしれないとか!

ドラマが始まって混雑する前に、実際に作品を手に触れてみてははいかがでしょうか。

まとめ

大恋愛は実話?ドラマはフィクションでモデルはいる?【戸田恵梨香】

女性入るべからず、の陶芸の世界をこじ開け、多くの女性陶芸家に勇気を与えた神山清子さん。

そして最愛の息子を亡くし、同じ思いをしている人々を救うべく骨髄バンクの設立に奔走。

休むことなく走り続けてきた人生だったのではないでしょうか。

そんな神山清子さんは現在83歳ですが、いまだに「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表としてがんばっておられます。

制作側が意図している「応援したくなる女性」にまさにピッタリな女性ではないでしょうか。

そんな神山清子さんを戸田恵梨香さんが演じます♪

これからまさに芸術の秋!陶芸の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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