ＴＢＳ系日曜劇場、「この世界の片隅に」は今週日曜日、７月１５日スタートです。
主演は松本穂香（まつもとほのか）さんと松坂桃李（まつざかとおり）さんです。この二人が戦時中の夫婦「北條すずと周作」を演じます。
物語の中で、すずと仲良くなる「白木リン」という女性。演じるのは二階堂ふみさんです。
実は「周作」と「リン」にんは浅からぬ関係が有ったようで・・・何が有ったのでしょうか？
今回は周作とリンの関係を原作漫画から、ネタバレしちゃいます。
※結末を見たくない方は閲覧注意してください。
▲今なら日曜劇場の実写版「この世界の片隅に」配信動画全話を見放題で視聴できます▲
また先日亡くなられた三浦春馬さん出演の「ブラッディマンデイ１、2」「おカネの切れ目が恋のはじまり」「恋空」「こんな夜更けにバナナかよ」「君に届け」「ツーリスト」なども視聴可能です。
paraviは見放題で配信動画が視聴可能です（一部レンタル対象作品あり）
周作とリンの関係は？
『この世界の片隅に』放送まであと3日。 pic.twitter.com/LFqPU0k3tV
— 松坂桃李 (@MToriofficial) 2018年7月12日
いきなり、ネタバレしちゃいます！
周作とリンはかつて、男女の仲だったんです。
原作漫画では、直接的には描かれていませんが、断片的なシーンを繋げてみると、その事実が浮き彫りになるんですねー(*´▽｀*)
遊女のリンに惚れた周作は、おそらく結婚したかったと思いますが、家族からは猛反対にあいます。
周作はリンを諦める代わりに、幼少のころに会った「浦野すず」という女性となら結婚する！という条件を家族に提示したと思われます。
家族は必死に、すずを探して無事周作とすずは結婚します。
こんな背景があった事はもちろんすずは知りません(笑)
しかし、北條家での生活を続けていく中で、すずは徐々に周作の過去をうっすらと知ることになり、リンにも偶然出会います。
以降で、その辺りを詳しく説明していきます！
すずが二人の関係に気づいたきっかけとは？
すずは、ぼんやりしている女性ですが、人の感情の機微を敏感に感じ取ってしまうんです。
そのために、夫の周作の過去の女が、リンで有ることに気づいてしまいます( ;∀;)
迷子になって偶然リンと知り合ったすず。リンは何故か、すずが住む町「長ノ木」への行き方を詳しく知っていました。
周作は二人でデートをしたときにこんなことを言います。「過ぎたこと、選ばんかった道、みな覚めて終わった夢と変わりやせんな・・・」
偶然見つけた、りんどう柄の茶碗。そこから親戚のおばちゃんが過去の周作の女について口を滑らす（笑）
そしてすずは、リンの着物にりんどうの柄が描かれていた事を思い出す。
決定的だったのが、リンが見せてくれて大学ノートの切れ端、それは周作のノートの破れ具合と一致していました。
女の勘は鋭いです！
すずはこれらのポイントから周作が過去に結婚しようとした女が「リン」であると確信するんですよねー(*‘∀‘)
すずと周作、リンの関係はどうなる？
その後、私は「リンさんの代用品？」と感じ、素直に周作に抱かれることが出来ないすず。
一方リンは、すずが周作の妻である事には気づいていますが、はっきりとは口に出しません。そんな中ですずとの友情を育んでいきます。
そして、桜が咲く時期、何と３人はニアミス（笑）
リンはすずに意味深なことを言います。
「人が死んだら秘密は無かったことになる。それは贅沢なことかもしれない」
それが、リンとすずの今生の別れでした。
戦火が厳しくなる中、精神を崩したすずは、周作に「自分の友達リンの消息を探して欲しい！」と懇願します。
リンの事を秘密にしておこうと思っていたのに周作に言ってしまいました・・・。
そして終戦後、周作の計らいで、リンが居た遊郭を見に行くと、空襲により無残な姿に代わっていました。おそらくリンは無事ではありません(/ω＼)
「ごめんなさい、リンさんの事秘密じゃなくしてしもうた、これはこれで贅沢な気がするよ・・・」
秘密とは「過去のリンと周作の仲」の事でしょう。
「死んで秘密は無くなってしまったけど、大好きなリンの記憶は残る！それは私にとっては贅沢な事・・・」とすずは思ったのではないでしょうか？
嫉妬の気持ちを抱いたことも有りましたが、戦争と言う時代の中で、すずとリンの間には確かな友情が有ったのだと思います！
あくまでも私なりの解釈ですが( ´∀｀ )
周作とリンの関係は映画版では描かれていない？
ツイッターで気になる書き込みを見つけました。
アニメではリンさんと周作さんの過去は割愛されてるんだよね
白木リン 二階堂ふみ
似てないが、これは何気によさそうな気もする。映画では省略されてるが周作の愛人だからね。
ドラマではどう描かれるか
映画の短い時間の中ではすずさんが救われないとの事も理由の一つで描かれなかったリンさんと周作の過去が入った長尺版楽しみ
原作でも直接的には描いてないから想像させる形になるのかな
『#この世界の片隅に』のアニメ版、不満なのは主に白木リンのくだりの大幅カットなので、長尺版ではそこを丁寧にやってもらえるとうれしいなと思う。ここがないとすずと周作の葛藤の深みが出ない。
原作があまりに良いので実写はちょっとなあ。アニメで端折ったリンさんとすずさんと周作さんの三角関係も生々しくなりそうでイヤだわ。
周作とリンが元恋人っていうことでのすずの嫉妬とか葛藤とかがアニメには描かれてなかったって読んで、その辺が知りたいんだよね〜。ドラマはそのへんあるのかな〜楽しみ！
何とアニメ映画版では、リンは出てきますが、周作との関係は描かれていないようです・・・
しかし、連続ドラマ版ではきっと割愛せずに描いてくれると思います。
何といっても二階堂ふみさんを配役していますしね(*^▽^*)
まとめ
今回はリンと周作の関係について紹介しました。
おそらく原作漫画同様に、ドラマの中でもこの三人の関係は描かれることと思います！
何といっても白木リンを演じる、二階堂ふみさんの演技が楽しみですよね！
「すずとリンの友情」、「リンと周作の過去の関係」がドラマになると、どう表現されるか俄然期待が高まってきました( *´艸｀)
また、このドラマの舞台は広島の呉市です。今回の豪雨で甚大な被害が有りました。
このドラマが復興の力になることを祈ります。
