【デフヴォイス】原作ネタバレあらすじ結末!犯人が戦慄の過去の事件の真相

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草彅剛さん主演のNHK土曜ドラマ「デフヴォイス法廷の手話通訳士」はコーダーの主人公の荒井尚人が通訳の仕事で17年前の過去の事件と現在の事件に関わっていく物語。「デフヴォイス」の原作のあらすじネタバレを結末までご紹介!衝撃の犯人の正体は誰で過去とは?

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目次

【デフヴォイス】原作はコーダーが主人公の小説!脚本家は?

【デフヴォイス】ろう者キャスト!門奈幸子役の南雲麻衣や「星降る夜に」のおばあちゃん役など

「デフ・ヴォイス(でふ・ヴぉいす) 法廷の手話通訳士」が、2023年12月15日から始まります!

現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」で、羽鳥善一を好演している、草彅剛(くさなぎつよし)さんが主演のドラマ。

仕事も結婚も失敗した主人公は、唯一の技能、手話を武器に働き始めます。

この仕事をきっかけに、過去の事件と現在の事件が複雑に絡み合っていく・・・という社会派サスペンス!

今回はこの「デフヴォイス」の原作ネタバレ、あらすじ、キャスト、脚本家についてまとめました!

NHK総合で放送される「デフヴォイス」とは、こんなドラマです!

原作は同名小説!

「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」原作は、丸山正樹さんの小説です!

「デフヴォイス」は2011年7月に文芸春秋から出版され、2015年に『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』と改題され、文春文庫から発刊されました。

「デフヴォイス」はシリーズ化され、2018年に『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』、2019年に『慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス』、2021年に『わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス』と読み継がれている、人気シリーズ♪

2024年には韓国で映画化されるとのこと!こちらも楽しみですね。

作者の丸山正樹さんは1961年生まれ。東京都出身です。

早稲田大学出身で、広告代理店でアルバイトそしたのち、フリーのシナリオライターになります。

映画やドラマ、ドキュメンタリーなどのほか舞台などの脚本も手掛けてきました。

この「デフヴォイス」は、丸山正樹さんの小説家デビューとなった作品。タイトルの「デフ(Deaf)」は「聞こえない」という意味。

「デフヴォイス」は「ろう者の声」、すなわち手話のことをいいます。

ほかに「漂う子」「ワンダフル・ライフ」「ウェルカム・ホーム!」「キッズ・アー・オールライト」などの作品があります。

脚本家

「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」ドラマの脚本家は、小説家としても活動されている高橋美幸さん!

高橋美幸さんは1963年生まれで、静岡出身です。

静岡でコミュニティー誌のライターなどをしたのち、Vシネマの脚本や、ドラマ、映画などの脚本を手掛けるようになりました。

ドラマは「クロスロードシリーズ」や「火花」などを手掛けています。

コーダとは

コーダ(CODA, Children of Deaf Adults)とは、両親もしくは片親がろう者、難聴者から生まれた健聴者の子どものことをいいます。

この言葉は1980年代にアメリカで生まれました。

「デフヴォイス」」で草彅剛さんが演じる主人公、荒井尚人は、聞こえない両親を持つコーダです。

【デフヴォイス】原作ネタバレあらすじ結末!犯人が戦慄の過去の事件の真相

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以降で原作のネタバレを最後までご紹介します。知りたくない人は閲覧注意です。

主人公のコーダーとしての苦悩

「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」主人公は荒井尚人(草彅剛)。両親と兄もろう者で、ひとりだけ耳が聞こえるコーダ。

家族とは疎外感を感じて育ちました。

1人だけ聞こえると言うことで、小説ではコーダーとしての苦悩が詳しく描かれています。

両親は聞こえない兄をかわいがっていて、自分は可愛がられていなかった(本当はどうか不明ですが、そう感じていた)

またいつも通訳をやらされるのが当たり前で、自分の結婚式の時には、新郎なのに、結局、ずっと通訳をしていた。

手塚瑠美との出会い

生活のため、仕方なく手話通訳士の資格を取り、派遣会社に登録します。

尚人は、コーダーであり、聴者の手話通訳士よりも優秀な通訳として評判となり、多くの仕事を得ることに。

そんな中、どうしてもと頼まれて、嫌々ながらある窃盗事件の容疑者のろう者の法廷通訳を引き受けることになった尚人。

そこで容疑者の通訳を通して、警察がいい加減な取り調べをしていることを察した尚人。また容疑者の菅原は高齢者であることから、多くの人が使用している「日本手話」でも「日本語対応手話」でもなく、尚人にとっても通訳が困難であることから、本当に犯行を自供したのか?と疑う尚人。

しかしどうにか尚人のおかげで容疑者と意思疎通をとることができます。

そんな中、通常はあまりないと言う、専属の仕事を依頼したいと仲介の会社から言われた尚人。

依頼してきたのは、ろう者支援活動のボランティアをしている手塚瑠美(橋本愛)。

尚人は釈放された被告・菅原の専属通訳を任されます。裁判を見ていた手塚瑠美が今まで誰も菅原と意思疎通ができなかったのに、尚人がどうにかできたことで、尚人しかいないと思ったと言い、依頼されたのでした。

過去のある事件に関わったこともあり、気がすすまないものの、受けることになった尚人でした。

17年前の殺人事件の少女との出会い

そんな中、尚人を訪ねてきたのは刑事の何森稔(遠藤憲一)。17年前の事件と関係する事件が起きたことで訪ねてきた何森。

17年前、がろう児施設「海馬の家」の理事長の能美隆明刺が殺される事件がありました。

最近その男性の息子、能美和彦が「海馬の家」近くの公園で刺殺されます。

17年前に父親の隆明を殺害したのは、施設利用者でろう者の父親、門奈哲郎。哲郎もろう者です。

哲郎が凶器のナイフを持って自首してきたので、尚人が通訳をすることになりました。

供述調書はまったく訂正がなく、おそらくかなりいい加減な取り調べだったことがわかった尚人。自供したと言われる内容に疑問を感じますが、自分にはどうすることもできません。

せめてもと思い、本人が希望していた家族との面談の許可を取ってあげた尚人。門奈には娘がふたりいて、次女が尚人に強いまなざしで、手話でこう尋ねました。

「おじさんはわたしたちの味方?それとも敵?」

この時の少女のことが頭から離れない尚人。そして、当時、現在では存在しない「いん唖者の不処罰又は刑の軽減」を定めて刑法40条・・・いわゆる「ろう者」の刑を軽減すると言う法律があり、罪が軽くなり、すでに出所していることがわかります。

荒井尚人の離婚歴と警察を辞めた過去の事件とは?

尚人は警察官でしたが、4年前のある事件により、警察を辞めています。

結婚していたものの、4年前の事件がきかっけで離婚。現在の恋人の安斉みゆき(松本若菜)は、幼い娘がいるシングルマザーで、会える頻度はあまり多くありませんでした。

4年前、経理課だった尚人は、警察が組織ぐるみで少しずつ、裏金を作っていたことを告発したのです。ずっと言えずにいた尚人ですが、自分が裏金作りに加担させられたことで耐えられなくなったのでした。 

このことは大きく報じられ、幹部数人が辞職し、裏金を作ることを一切禁じられました。

警察内で恨みを買ってしまった尚人は、表向きは罰せられることはなかったものの、仕事を全く与えられなくなります。

妻は告発の件で、マスコミに騒がれたことで、実家に避難します。

そして辞職した尚人は、そのまま妻とも離婚するのでした。

消えた次女の行方とは?

何森から警察は重要参考人として、哲郎をマークしていると聞き、尚人は哲郎が現在どうしているのか?気になり調べ始めますが所在がつかめませんでした。

ある夜、ろう者の男性から電球を取り換えてほしいと頼まれた尚人は、アパートに向かいます。

踏み台が必要だったので、近所を訪ねると、女性と一緒に哲郎がいて驚く尚人。

哲郎を匿っていたのは、NPO法人フェロウシップの代表、手塚瑠美。

尚人はずっと心に引っかかっていた「味方?それとも敵?」と手話で聞いてきた、次女のことを聞きましたが、哲郎は娘は長女の幸子だけだと言います。

戸籍にも妹は存在しませんでした。しかし絶対に次女がいたはずだと思った尚人は気になり、妹の存在を探し始めます。

「海馬の海」を訪ねると、そこで理事長による子供への性的虐待の噂を耳にします。

尚人は17年前の事件の、第一発見者となる警備員に合わせてもらうよう、何森に交渉。

代わりに哲郎の居場所を教えることで話はまとまりました。

17年前の事件の衝撃の犯人と次女の正体

それに気づいた瑠美が哲郎を別の場所に移動させました。

尚人に「失望した」とにらみつける瑠美。

その目は以前尚人に「味方?それとも敵?」と聞いてきた妹の目でした。

瑠美は尚人と同じで、耳が聞こえるコーダだったのです。

尚人は警備員から、17年前に遺体を発見したとき、気配を感じ「誰だ!」と叫んだら、逃げていく人物がいたと証言。

つまり犯人は耳が聞こえたのです。哲郎は耳が聞こえません。

なんと・・・17年前に隆明を殺害したのは、妹の瑠美でした。

当時、次女の門奈輝子は10歳でまだろう児施設にいなかったが、姉の門奈幸子にいました。

門奈幸子は能美隆明から性的虐待を受けていましたが、手話で伝える技術を持っていなく、周囲や親にうまく伝えることができません。それを良いことに、虐待を続けていた能美。そのことを施設に遊びに行った輝子は見てしまったのか?知ってしまいます。

瑠美は職員に報告しますが、隠匿されてしまいます。

輝子は姉を守るために、能美隆明を刺殺。そのことを知った父親が娘を守るために、罪をかぶり、殺人を犯してしまった輝子を養子に出して戸籍から消したのでした。

現在の事件の真相

輝子は手塚瑠美として生きていましたが、ある日隆明の息子、和彦が現れます。

なんと17年前、幸子に性的虐待をしていたのは、父親の隆明だけでなく、何と息子の和彦も父親をまねて虐待をしていたのでした。

そして、父親の事件以降も、和彦は幸子と接触を続けていて、脅して性的虐待を継続していたのでした。

そんな中、戸籍を消したものの、幸子が手塚瑠美と密にあっていることに気づいた和彦は、手塚瑠美が輝子であることに気づいてしまいます。

そして、手塚瑠美が殺したのは思っていなかったものの、父親が殺人者であるとバラすと脅された手塚瑠美。

それを知った幸子が、今度は自分が助ける番だ、と和彦をナイフで刺して殺したのでした。

そのことに気づいた尚人は、瑠美と政治家の半谷(中島歩)の、結婚披露宴に出席。その前に、これらの事実を突きつける手紙を瑠美に渡していました。

すると瑠美は手話で自分が17年前に行った犯行と現在の事件の真相を話しますが・・・その事実を知って驚いたのは披露宴にいた、ろう者だけ。聴者(聞こえる人)は何もわかりませんでした。

披露宴のあと、尚人が何森に知らせていたので、幸子は何森に連行され、通訳は尚人がすることに。

瑠美については、当時10歳だったことと、17年前だということで罪は問われませんでした。

いずれ報道されるかもしれませんが、夫となる半谷は、彼女を守っていくと尚人に伝えます。

尚人は幸子の法廷通訳をして、彼女の心の声をみんなに届けることを心に誓うのでした。

ドラマ【デフヴォイス】あらすじネタバレ前編と後編

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前編

「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」は前編と後編で放送されます。

前編 12/16(土)夜10時~
後編 12/23(土)夜10時~

前編のあらすじがこちらです。

荒井尚人(草彅剛)は、コーダであることに複雑な感情を抱えながら生きていた。しかし、交際する安斉みゆき(松本若菜)との将来を考え、手話通訳士の道を選ぶ。そんな尚人のもとを刑事の何森稔(遠藤憲一)が訪れ、殺人事件について尋ねる。その事件は17年前に尚人が手話通訳を担当した、決して忘れることのできない事件と関係していた。再び法廷での手話通訳を決意した尚人は、手塚瑠美(橋本愛)からの仕事依頼をきっかけに…

引用元 NHK公式サイト

コーダーである荒井は、手話通訳士として仕事をすると信頼されて、何度も依頼されるようになります。

そんな尚人のもとを刑事の何森稔(遠藤憲一)が訪れ、殺人事件について尋ねてきます。

荒井は元警察職員でした。その事件は17年前に尚人が手話通訳を担当して、ろう者の容疑者・門奈哲郎についてきちんとした捜査がされていないことを知りましたが、自分には何もできず。しかし門奈哲郎の家族との面会をできるように取り計らった荒井。

その時に、門奈の娘・次女に手話で言われた「おじさんは私たちの味方?それとも敵?」という言葉が頭から離れないでいました。

そんな中、門奈哲郎が札がした海馬学園理事長の息子が殺害されたことを知らされた荒井でした。

荒井は手塚瑠美(橋本愛)が代表を務めるろう者支援活動のNPO団体「フェロウシップ」から窃盗事件の容疑者だった菅原吾朗の専属の手話通訳を依頼されます。

菅原吾朗の裁判での通訳を担当した荒井が、誰もできなかった菅原吾朗との意思疎通ができていたのを見て、荒井しかいないと依頼されたのでした。

そして菅原が滞在する、ろう者の人たちが滞在しているアパートの一室で、門奈哲郎の家族を発見し驚く荒井。

門奈哲郎の家族を見てしまったことを知り、荒井を訪ねてきたのは手塚。門奈哲郎は、再び起きた、17年前の事件の被害者の息子の事件の参考人かもしれなく、そんな門奈をかくまっているとなると、責任を問われると手塚に言いますが「覚悟している」と答える手塚。

そこで荒井が門奈に確認をすると、門奈は現在起きた事件と無関係だと言います。

そんな中、荒井は次女がいないことに気づいて、次女について尋ねますが、娘は1人だけだと言われ、驚く荒井。しかし絶対に娘が2人いました。

荒井は、次女について、そして当時の事件について調べ始めて、17年前の被害者が自分の施設に入っているろう者の少女に性的暴行をしているという噂があったと聞くのでした。

後編

後編「もうひとつの家族」
初回放送日: 2023年12月23日

荒井尚人(草彅剛)は、海馬学園理事長殺人事件の重要参考人とされる門奈哲郎と対面。17年前に尚人が手話通訳を担当した門奈には、娘が2人いたはずだったが、娘は1人だと伝えられる。不審に思った尚人は真相を知るため事件を追いかけることに。手塚瑠美(橋本愛)は罪に問われることを覚悟の上で門奈を守ろうとしていた。過去の事件と現在の事件の関わりを確信した尚人は、刑事の何森稔(遠藤憲一)に門奈の居場所を告げ…

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/D6P3JWP8J7/episode/te/Q2VRQ25NL1/

【デフヴォイス】キャスト登場人物は?

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荒井尚人(草彅剛)

ろう者の両親の間に生まれた聴こえる子供、コーダ(Children of Deaf Adults)であるが、ある事件をきっかけに、手話通訳することをためらうように。アルバイトを転々とする無為な日々を送っていたが、みゆき(松本若菜)たちとの生活を考え、手話通訳士を志す。

手塚瑠美 (橋本愛)

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ろう者支援活動のNPO団体「フェロウシップ」の代表。法廷で手話通訳を行っていた尚人を見て、手話通訳士の専属契約を依頼する。

安斉みゆき (松本若菜)

尚人が交際している女性。尚人の元同僚の警察職員で会計課につとめる。

何森稔 (遠藤憲一)

昔気質で一匹狼の刑事。管内で発生した殺人事件を追う中で、17年前の事件との関係に気が付く。

松山千恵美(前田亜季)

草彅剛さん演じる荒井尚人の元妻。

米原智之(和田正人)

松本若菜さん演じる安斉みゆきの元夫。

半谷雅人(中島歩)

橋本愛さん演じる手塚瑠美の婚約者。

安斉園子(根岸季衣)

※画像右から2番目

松本若菜さん演じる安斉みゆきの母。

手塚総一郎(浅野和之)

橋本愛さん演じる手塚瑠美の父。

キャスト引用元 NHK公式サイト

 

まとめ

【日本沈没】過去作のキャスト一覧!映画【草彅剛】やドラマ化など

「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」が、NHK総合にて2023年12月16日と12月23にちに、前編後編として放送されます!

耳が聞こえない両親を持った、耳が聞こえるコーダとして育った主人公の尚人。

仕事も結婚も失敗し、唯一の特技である手話の仕事を始めますが、それがきっかけで過去と現在の事件に対峙することになります。

主人公の荒井尚人を草彅剛さん。ほかに橋本愛さん、松本若菜さん、遠藤憲一さんなどがご出演されます!

原作は丸山正樹さんのデビュー作「デフヴォイス」。のちにドラマと同じ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」に改題されました。

このデフヴォイスはシリーズ化されている人気作。

脚本家は「クロスロードシリーズ」などを手掛けた高橋美幸さんです。

感動の社会派ミステリー『デフ・ヴォイス法廷の手話通訳士』!どうぞご期待ください!

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