NHK連続テレビ小説朝ドラ「スカーレット」で戸田恵梨香(とだえりか)さん演じるヒロイン川原喜美子(かわはらきみこ)のモデルは、女性陶芸家の草分けとして有名な神山清子(こうやまきよこ)さんです。
清子さんには長男と長女がいますが、今回は息子の神山賢一(こうやまけんいち)さんについて調べてみました。
「スカーレット」ではヒロイン喜美子の息子、武志(たけし)のモデルとなると思うのですが、史実通りだと驚きの最期が待ち受けています。
「スカーレット」のモデルになった神山清子さんは現在84歳でご健在ですが、なんと息子の賢一さんはすでにお亡くなりに・・・(T_T)
一体武志のモデルになった息子の神山賢一さんに一体何があったのでしょうか?
その驚きの最期とは?今度の朝ドラ「スカーレット」の武志のネタバレ含む可能性があるので、閲覧注意です。
スカーレットで喜美子の息子武志のモデルは神山賢一?不幸が襲う?
スカーレットのモデルは神山清子で陶芸家?夫や息子の話が波乱万丈?
喜美子の結婚についてネタバレあります!
朝ドラ「スカーレット」でヒロイン喜美子(戸田恵梨香)は今が一番ラブラブ♪で幸せなときかもしれませんね。
ふたりの結婚の条件は、陶芸展で八郎が賞を取ること。その条件をクリアするため、ときには喧嘩をし、ときには涙を流しながら、ふたりで前に向かっています。
そんなふたりですが、八郎は見事賞を取りふたりは結婚することになります(≧∇≦)
喜美子が27歳になったとき、長男の武志は4歳になります。
喜美子のモデル神山清子さんは長崎で生まれましたが、小学5年生のときに信楽にやってきました。
~陶芸の森イベント情報~11月2日(土)【対談】神山清子×松井利夫(陶芸の森館長)会場:信楽産業展示館ホール(※参加無料)「信楽たぬきの日」期間中、信楽たぬきにちなんださまざまなイベントで皆さんをお出迎え!陶芸の森を会場に開催されるイベントはこちら!https://t.co/o8AYowcreN pic.twitter.com/n3qREFm2qV
— 滋賀県立陶芸の森 (@tougeinomori) November 1, 2019
清子さんは長女で、下に弟と妹がいたそうです。ずっと貧しい暮らしをしていたそうで、このあたりはドラマの川原家と同じですね。
そして中学を卒業した清子さん。絵が上手だったことから、先生が家に来て美術学校への進学を勧めてくれたそうですが、ドラマと同じで「女に学問はいらん!」と父が許してくれず諦めたそうです(^_^;)
中学を卒業した清子さんは、信楽で一番大きな陶器製造会社に絵付けとして就職。やっぱり絵を描きたかったそうです。
そのころ清子さんもドラマの喜美子と同じように「日本初の女性絵付師」として取材を受けました。もちろん喜美子のようなマスコットガールではなかったと思いますが(笑)
https://www.instagram.com/p/B5J4V_7Jjb-/そして21歳で同僚だった神山易久さんとご結婚♪ドラマでいうと八郎ですね。
22歳で長女の久美子さんを、そして3年後に長男、賢一さんが生まれ、清子さんは会社を辞めています。
ドラマでは長女ではなく長男が、喜美子23歳のころに生まれますが、喜美子の長男のモデルは賢一さんと考えられます。
賢一さんは小さいころから窯たきの手伝いをよくされていたそうで、常に陶芸が身近な環境で育ちました。
会社を辞めた清子さんは、こどもたちが泥遊びをしているのを見て、それまで狸の置物や火鉢が主流だった信楽焼で食器を作ることを思いつきます。ここはドラマでも描かれるみたいですよ(^^)
そして清子さんが30歳のころ、勧められて応募した朝日陶芸展で入選し、名前が広まりました。
清子さんが34歳で自宅に庭に穴窯を作ったころ、夫の易久さんも会社を辞め一緒に陶芸をするようになったそうです。
ですが陶芸展では入選するのは清子さん。このころから夫婦の溝はできていたのかもしれません。
というのも、易久さんは住み込みで働いていた清子さんのお弟子さんの女性と不倫関係になっていたからです。
だんだん暴力を振るうようになってきた易久さん。まだ小学生だった賢一さんが清子さんの前に立ち、暴力をやめさせようとしたこともあるとか。
精神的に辛くなり、自殺も考えたという清子さん。でも賢一さんの「お父さんがいなくてもいい」という言葉に救われ、離婚を決意したそうです。その後も賢一さんは清子さんの心の支えとなりました。
そうして易久さんはその女性と家を出ていきました。
子どもの親権や窯など、泥沼となった離婚でしたが、親権も窯も清子さんの手元に残ることになり、清子さんは陶芸に没頭していきます。
子育てをしながら、薬品を使わない自然釉の研究をしていましたが、いよいよ薪も買えなくなったころ。
12歳の賢一さんが自然色のビードロ釉の陶器の破片を拾ってきたそうです。
喜美子が大事にしているあの陶器の欠片のモデルでしょうか?
近所にあるその破片があった場所に行くと、土に埋もれた古代の穴窯があったそうです。
その窯でようやく清子さんが求める色が出て、清子さんの名前がテレビなどで世界にも知られるようになりました。
そんな背中を見て育った賢一さん。工業高校の窯業科で釉薬の研究をしたそうです。
高校を卒業後は清子さんと同じ陶芸家の道へ。
賢一さんは中国伝承の作品を制作していたそうですが、29歳のとき病に倒れてしまいます。
精密検査の結果告げられた病名は「慢性骨髄性白血病」。赤十字病院に入院することになりました。
救うには白血球の型が合う健康な人から骨髄液を移植するしかなく、他人だと数万人に1人しかいないといいます。
何でうちの子が。。。清子さんは震えが止まらなかったそうです。
先生は賢一さんにも「発病後は2年半でみんな亡くなってる」と告げます。
なんて悲しい運命でしょうか(T_T)
朝ドラ「スカーレット」で大きくなった賢一さんを演じるのは伊藤健太郎さんです。
スカーレットで喜美子の息子武志を演じるのは伊藤健太郎?
NHK連続テレビ小説「スカーレット」の公式サイトで、新キャストが発表されています。
そのひとりが喜美子の息子、川原武志役の伊藤健太郎さんです(≧∇≦)
「伊藤健太郎ANN0」で映画「惡の華」特集、押見修造や井口昇監督、玉城ティナが生出演https://t.co/igMdpLb7kA
#伊藤健太郎ANN0 #惡の華 pic.twitter.com/ob2JlLWqTb
— コミックナタリー (@comic_natalie) September 17, 2019
名前 伊藤健太郎(いとう けんたろう)
生年月日 1997年6月30日(22歳)
出身地 東京都
身長 179cm
特技 ドロップキック、バスケ
趣味 スノボ、革製品に油を塗りこむこと
引用元 公式サイト
伊藤健太郎さんは雑誌などのモデルとして活動していました。俳優デビューとなったのが「昼顔」。「あ~~~~~!!!」っていう方も多いかも?
「昼顔」では北野(斎藤工)の教え子で、スーパーの駐車場でトラブルを起こして補導された少年、木下啓太を演じました。
このころは「健太郎」という名義で活動していたようですね。
俳優以外にも「ZIP!」の中で「伊藤健太郎のZIP!シネマ」というコーナーを持っています。
またコカ・コーラのCMにも出演中♪
引用元 YouTube
テレビドラマでは「学校のカイダン」「アシガール」「今日から俺は!!」などに出演。
2019年では3月に放送された「必殺仕事人2019」に出演していました。
そんな伊藤健太郎さんが演じるのが川原武志です。
https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1192322846183317504川原武志(かわはら たけし):伊藤健太郎
喜美子の長男。母親の喜美子のことを心の中で尊敬している。
工房に出入りして育ち、常に陶芸が身近にあったが、将来進む道については迷っている。
明るく優しい性格。ひょうきんな一面も。
本人からのコメント
今回初めて〝朝ドラ〟に参加させていただける事になりとてもうれしいです。
〝朝ドラ〟は自分の中でも目標の一つとしてありましたし、自分の中でも大きな存在である『アシガール』のチームが作る作品という事で皆さんの期待を裏切らないようにしっかりと努めたいと思います。
引用元 公式サイト
朝ドラ初出演なんですね(^^)
制作統括の内田ゆきさんとは、「アシガール」でご一緒だったとか。複雑な一面を持つおもしろい役柄、とのことで、若いエネルギーでドラマを盛り上げてほしいですね(≧∇≦)
スカーレットで武志のモデル神山賢一の驚きの最期とは?
スカーレット八郎が浮気のネタバレは本当?史実はドロドロ展開?
朝ドラ「スカーレット」で喜美子の息子、武志のモデルとなる神山賢一さんは29歳のときに白血病と診断され、そこから清子さんのドナー探しが始まります。
なんとか息子を助けたい清子さんは、まずは白血病の本を読み漁り、骨髄バンクが日本にないことを知りました。
厚生省に知り合いがいて、応援してくれるとの返事をもらい、骨髄バンクの設立に向け動き出します。
滋賀県の医師会から全国の医師会へと広がり、支援者も増えていきました。ですが理不尽な嫌がらせや、暴言などを吐かれたこともあったそうです。
それでも負けない清子さん、作品で得たお金はすべて治療費と骨髄バンク設立の資金につぎ込みました。
入退院を繰り返す中、賢一さんは作陶を続け「滋賀県立陶芸の森」で開催された陶芸展に清子さんとともに出品しています。
賢一さんが倒れたのが1990年、翌年清子さんの妹の提供で賢一さんは骨髄移植手術をしました。
12月にようやく「骨髄移植推進財団」が立ち上がります。最初は「神山賢一君支援団体連絡協議会」というものでしたが、全国の白血病患者たちから白血球の型のデータが送られてきたことで、賢一さんだけではなく、みんなを救う骨髄バンクへと発展しました。
ですが1992年、清子さんの妹の骨髄を移植はしたものの完全な一致ではなかったため、賢一さんはまた白血病を再発(T_T)
賢一さんは清子さんから勧められ、遺体を医学の研究に使う「献体」になることに同意。
そんな話をしていたとき、清子さんは賢一さんが入院前に作った大壺を焼こうと思い、名古屋の病院と信楽を往復しながら2週間かけ焼き上げました。
翌日その壺を病院に持っていくと、目から出血していた賢一さんは赤い涙を流したそうです。
そしてその年の4月に賢一さんは31歳で永眠しました。
亡くなる前、賢一さんが制作していた「天目茶碗」の国宝級のものが徳川美術館にあるとのことで、看護の方とともに訪れますが、なんと休館日。名古屋城を見学して病院へと戻りますが、その翌日お亡くなりになったそうです。
きっと空の上から眺めていることでしょう。
壮絶な賢一さんの闘病と最期。清子さんの悲しみもどれほどのものだったでしょうか。
このような悲しい別れが、ドラマで描かれるのかどうかはわかりません。でもこれまである程度史実通りに描かれているので、もしかしたら喜美子の息子、武志は若くして亡くなってしまうかもしれませんね(T_T)
その前に、あの真面目で優しい八郎が、お弟子さんと不倫?暴力?ちょっと想像できません(^_^;)
さて、賢一さんをモデルとする喜美子の息子、武志。ドラマではどのような人生を歩むのでしょうか。
まとめ
NHK連続テレビ小説「スカーレット」でヒロイン喜美子(戸田恵梨香)にこれから息子が誕生します(^^)
名前は武志。大きくなった武志は「アシガール」などの伊藤健太郎さんが演じます。
武志のモデルである神山清子さんの息子、賢一さんは白血病で残念ながら若くして命を落としています。
清子さんは賢一さんのために、当時まだなかった日本の骨髄バンクの設立に奔走、設立後も尽力されてきました。
ドラマで描かれる喜美子の息子、武志が若くして亡くなるのかどうかはまだわかりません。史実どおりに描かれるのでしょうか。
ですがまだ武志は生まれてもいません(笑)まずは武志の誕生と成長、そして伊藤健太郎さんの登場を楽しみにしています。