NHK朝ドラ「スカーレット」も大阪編が始まり、ついに就職した喜美子(戸田恵梨香)。
しかし朝ドラ名物怖い、いけずのおばちゃんが登場!その名も大久保さんこと「大久保のぶ子(おおくぼのぶこ)」。
荒木荘の女中さんで、演じるのキャスト女優の三林京子(みつばやしきょうこ)さんです。
イケメンの溝端淳平さん演じる圭介が登場し、恋の予感♪と思っていたのですが、大久保さん登場で不穏な空気が…。
大久保さんですが、なんか怖いけど、良い人になる予感もします。
今回はそんな朝ドラ「スカーレット」の怖い?おばちゃん大久保のぶこの原作ネタバレをご紹介します。
果たして、今後きみちゃんと大久保さんの関係はどうなるのでしょうか?
スカーレットで大久保さん演じる三林京子とは?
まずは大久保さん演じる三林京子さんついてご紹介です。
三林 京子(みつばやし きょうこ)
本名 宮永 佳代子 (みやなが かよこ)
生年月日 1951/7/17
出身地 大阪府大阪市
引用元:公式サイト
現在68歳の三林さん。
お父様は文楽の人形遣いで人間国宝の二世桐竹勘十郎。
そして弟さんは弟はお父様と同じく人形遣いの三世桐竹勘十郎さん。なんと、上方の落語家「三代目 桂すずめ」と言う顔をお持ちの多才な方です。
22日(土)は
三林京子 桂すずめの2人会
第三回 雀林遊会が開催されます。
国立文楽劇場にて、15時より。今年も 三林京子、桐竹勘十郎の
姉弟共演が実現しました!
内容・詳細は前ツイートにて pic.twitter.com/ZeRaxmh8fw— 米朝事務所 (@beicho_jimusho) October 16, 2016
皆さーん❗️
10月16日(日)
第14回升の会 住吉寄席
桂二葉、桂佐ん吉、桂すずめ、
桂米團治。
是非お出かけくださいませ。
#落語#rakugo pic.twitter.com/hZnwUlcEVf— Hiro (@hiro_san718) September 6, 2016
三林さんは中学校の時に東宝所属の大物女優・山田五十鈴さんに師事し、高校卒業のタイミングで後の東宝演劇部と契約して女優デビューします。
1975年にはNHK大河ドラマ『元禄太平記』でテレビデビューした後、1978年にはフリーで活動を始めて新歌舞伎座、明治座、前進座などの舞台を中心に活動をしていました。
1970年代後編では、NHKの時代劇の主役にいくつも起用され、朝ドラにも多数出演しています。
昼ドラの「新キッズウォー2」でも河内奈々子さんがお母さん役の「河合家」のおばあちゃん役でレギュラー出演されていました。
そしてなんと『スカーレット』まで昭和、平成、令和の3時代にわたって8作品に出演していることが話題です。
以下、そのラインナップです。
いちばん太鼓 (1985年) 白石鶴子役
ぴあの (1994年) 水元富子役
ふたりっ子 (1996年) 米原桂子役
オードリー (2000年) 雀蓮役
ファイト(2005年) 高倉佳代役
だんだん(2008年) 田島初枝役
カーネーション(2012年) 清川澄子役
スカーレット(2019年) 大久保のぶ子役
録画予約 連続テレビ小説 カーネーション(130)「まどわせないで」#NHK 2018年10月10日(水) 16:35~16:50 15分
糸子(夏木マリ)は栄之助(茂山逸平)が大量に仕入れてしまった生地の件で泣きつかれるが、突き放す。客の清川(三林京子)が高齢の母に…— TVRecorder 地デジ(札幌)/BS/CS (@TVRecorder_) October 2, 2018
朝ドラ「だんだん」では、双子のまなちゃん、かなちゃんのおばあちゃん役でした。
【なつかしの番組】「連続テレビ小説 #だんだん 」(2008年~2009年)~鈴木砂羽特集~松江に住む田島めぐみ(三倉茉奈)は歌が大好きな高校三年生。ある時、縁結びの地・出雲大社で自分と瓜二つの顔の舞妓・一条のぞみ(三倉佳奈)と出会い、二人は双子とわかります。 https://t.co/oUXor68Knq
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) September 29, 2018
そんなNHKドラマの常連である三林京子さんが演じる大久保さんについて以降でネタバレをご紹介していきます。
スカーレットで大久保のぶ子のネタバレ原作は本当は良い人?
そんな大久保さんの原作のネタバレを紹介していきます。
大久保さんから実家に帰るように言われたけど・・・
中学校を卒業して父親が見つけてきた仕事に就くために大阪にやってきた喜美子。
大阪の下着会社である荒木商事に到着して、下着会社で働くのと勘違いし、実は宿屋の女中として働くことを少しがっかりした様子だった喜美子。
喜美子は荒木商事の社長が所有する宿屋の荒木荘で女中として働くことが決まっていました。
しかし、そこにいたのが大久保さんです!
そして荒木荘には
医学生の酒田 圭介 演:溝端淳平
新聞記者の庵堂ちや子 演:水野美紀
元公務員の田中雄太郎 演:木本武宏
がいました!
水野美紀さんの登場・・・インパクトすごかったですよね(笑)
喜美子の仕事はこの人達の掃除、洗濯、食事の支度などを住み込みで行うことでした。
これまでは長年、荒木家の女中として働いていた大久保のぶ子が切り回していました。
のぶ子は最初に喜美子を見て、その幼さにびっくり。もっと大人の女性だと思っていたようです。
そして「その若さでは役に立たないから実家に帰りなさい」と社長と共に言われてしまいます。
もちろん、喜美子は「一生懸命働きます!!私できます!!」と主張しますが・・・
そしてこのお皿のシーン。
https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1183882196286951425大久保さんの厳しい言葉に何もいえず、そしてこんな大失敗をしてしまったこともあり・・・
https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1183593878357774336 https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1183880936800145408泣く泣く実家に帰ることに。
しかし・・・夜かばんを開けると、母親からの手紙、父親の汗の臭いの手ぬぐいが入っていて、家族の思いやりが身にしみて、覚悟を決めた喜美子。
次の朝、さだと大久保に「ここで働きたい!」と頭をさげて「草間流柔道は相手を敬うことから始まります!」といきなり柔道の話を始めます。
そんな柔道の話をする喜美子に面喰いつつも、その熱意に内心は舌を巻いて喜美子の心意気を買ってそのまま荒木荘で働くことになりました。
社長のさだによると大久保は子育ても姑の介護も立派にやり遂げ、長年の経験を荒木荘で生かしてきたんです。
それを聞いて素晴らしいし、いつか大久保に認めてもらえるように頑張りたいと喜美子は決意するのでした。
大久保さんの厳しい指導の下奮闘する喜美子
大久保の厳しい指導の下、荒木荘で仕事を覚えていく喜美子。
喜美子は仕事を懸命に覚える合間に、電話機の横に置く周辺地図や下駄箱の名札などを自分なりに工夫して作ります。
それを見た医学生の圭介は「喜美子ちゃん、絵を描くの上手やなぁ」と褒めてくれます。しかし・・・大久保さんはもちろん違います(笑)
大久保さんは「こんなん作る暇あったら、ほかにすることあるで」と言い、大量のストッキングのやぶれているところを繕うようにいい、喜美子は何日も夜なべで繕う仕事をしました。
そして待ちに待った給料日!
父親との約束で初月給は全額信楽に送る約束だったのですが・・・
大卒の給料が6千円ほどの時代でした。では、私はいくら??と気になりますよね~。
喜美子はわくわくしながら、給料を受け取ります!金額は・・・千円札1枚でした。
「大久保さんがおる限り、喜美ちゃんは1人前じゃないでしょお?喜美ちゃんは見習いや」とさだの言葉に厳しい現実を知ります。
喜美子に引き抜き話しが!?
そんなある日、新聞記者のちや子(水野美紀)から、新聞社への引き抜きの転職の話が来ます。
たまたまちや子の務める新聞社に立ち寄った時、頼まれもしなかったけれど雑用をした喜美子。そんな喜美子を編集長の平田が見て、今の給料の5倍出す!!!と素敵な提案を!
給料が高いし、迷う喜美子でした。きっとお父ちゃんは、引き抜き話を受けた方が喜ぶでしょう(笑)
しかし、ちや子の仕事に真剣に向き合う姿を見て、自分も今の仕事を中途半端にせずに続けて、そして次の自分の夢に向かうことを決めました。
「大久保さんにまだ認めてもらってないのに、途中で仕事を放り出したくない!意地と誇りを持って、今の仕事をやりとげなあかん。うち、ここで頑張ります」と改めて決意。
引き抜き話がきっかけで、喜美子は進む道は一つではないと気付き、今後の励みになりました。
そう、喜美子は絵を描くことを仕事にしたいと考えていました。
父親の給料前借りでわかった大久保のやさしさ
スカーレットのモデルは神山清子で陶芸家?夫や息子の話が波乱万丈?
そんな中、事件が起きます。
信楽では父親の常治が雇った2人の若者が川原家のなけなしの金すべてと、ラジオを盗んで逃げる事件が起きます。
困った常治はなんと・・・喜美子の働いている大阪に来て、なんと喜美子の給料の前借りを頼みに来ます。
えーーー。困っているのはわかるけど、娘の職場に・・・なんて父親(>_<)
常治は喜美子に給料の前借りを頼むように言いますが、もちろん大久保を前に、喜美子は言い出せません。
常治がしかたなく給料について、言い出すと、大久保さんは
「頑張ってはりますよ。お給金もわずかやのに、一言も文句いわんと」
と言った大久保さんは、ストッキングの繕いは安い給金を補うための内職だったと初めて明かし、しかも預かってきた内職代をその場で渡してくれました。
大久保さん(>_<)それに比べて、常治~!!!!
安い給料で一生懸命働く娘にお金をたかりにくるなんて(>_<)
喜美子も健気で泣けます。
大久保さんは、喜美子の頑張りを認めてくれたんですね~。
やっぱり良い人であることがわかった前借り騒動でした。
大久保さんとの別れ
そんな大久保さんとも別れの時が。
そして、仕事にもなれた喜美子。
ついに大久保は引退して・・・奈良の娘のもとへ引っ越していきました。
そして喜美子が後を引き継ぐことになり、1人で荒木荘の仕事を切り盛りするようになります。
1人で切り盛りしていくのは大変だと思いますが、大久保さんの厳しくも温かい指導を経た喜美子は苦労せずにやっていけますね。
そんな大久保さんとの最後。原作では詳しく語られていないのですが、どのようなシーンがドラマで繰り広げられるのか?楽しみですね。
大久保さんは怖いけど良い人?ツイッターは早くも絶賛
そんな大久保さんのいけず?厳しさがなんとすごい評判なんです。
大久保さんの言葉がグサグサ刺さる。どんな思いだろうが磨かれたお皿は全部同じ。誰でもできる仕事と思われてるし、頑張っても誰にも褒めてもらえない。女中仕事の辛さを真っ向からぶつけて、それでも大久保さんのご飯はちゃんと美味しい。この物語への信頼感がどんどん増していくなあ。 #スカーレット
— ライ (@Mlagopus) October 15, 2019
https://twitter.com/hibiki190814/status/1183926299389071361きっと大久保さんはキミちゃんの強力な先生になって、心の指針になる人だと思うの。#スカーレット https://t.co/ynYnJIiTuN
— 寅次郎 (@totokichi0520) October 15, 2019
#スカーレット
大久保さんは、
女中をするならプロになれ!
または、
若いから女中以外の道も探れる!
と、ただ純朴だけの喜美子に、考えるチャンスをくれてるんだと思う— かんばさん (@mqzJC4Vfybg3J9L) October 15, 2019
大久保さんの三枚の皿の話、深いな。
皿磨きは、家族のためにやっても仕事だからと割り切ってやっても一生懸命やっても、結果は同じ。綺麗になる。
誰にでもできる、誰がやっても同じ、と思われている皿磨きの仕事。さぁ、あなたならどうする。#スカーレット— あっこ (@ewVl2hydY02TxH3) October 15, 2019
『スカーレット』「女中」にガッカリした喜美子に、大久保さんのプロ意識というカウンターパンチが決まる。お皿の話、しっかりした夕食、そのどれもがあまりにも正論で、喜美子に同情するより、これを糧にまた一つ成長して欲しいと願ってしまう。
— kawaraya (@kawaraya674) October 15, 2019
厳しい言葉にも説得力があり、そして心に刺さる!!と絶賛の声が多数でした。
そして絶対に「実は良い人」と言う声も。
原作を皆さん読んでないと思いますが、さすが三林さんの演技を見ただけでわかるなんてすごいですね!
厳しい中にも隠れた温かさを表現できる素晴らしい女優さんだということがわかりますね。
もちろん喜美子も一生懸命頑張り、それを認めてくれるですね。
そんな三林さん演じる大久保さんの今後に注目です。