いよいよスタートするNHK連続テレビ小説「スカーレット」。ヒロイン川原喜美子は戸田恵梨香(とだえりか)さんが演じます♪
ドラマの最初に目にするのはオープニング。主題歌はSuperflyさんの「フレア」ですが、どんなオープニング映像になるのか気になりませんか?わたしは早くもソワソワしています(笑)
残念ながらまだオープニングの詳細は公開されていないようなので、まずは映像制作者、川村真司さんについて調べてみました。
📣告知📣来週月曜から始まるNHKの新朝ドラ「スカーレット」のロゴやポスターやタイトルバック映像を作らせていただきました!是非是非次週から、テレビでご覧になってくださいませ🙏https://t.co/vIzUOk4ufO
— masakawa (@masakawa) September 25, 2019
「スカーレット」は緋色(ひいろ)のことで、炎の色、黄色味の入った鮮やかな赤色ですが、やはりこの色のイメージが使われそうな気がします。
オープニングに関わるようないくつかのヒントもご紹介させていただきます(^^)
それをイメージしつつ、ぜひみなさんもオープニング映像を予想してみてください!
スカーレットの映像制作者川村真司ってどんな人?プロフィールは?
名前 川村真司(かわむら まさし)
生年月日 1979年10月15日
出身地 東京
【第23回文化庁メディア芸術祭】
フェスティバル・プラットフォーム賞の作品募集を開始!第23回は、日本科学未来館の球体展示に関する作品を11月29日まで募集します。審査委員は、川村 真司氏、水口 哲也氏、水谷 仁美氏。
応募の詳細は、募集要項をご確認ください。https://t.co/RLF7S2MdYO pic.twitter.com/5ejy4zF7vt— 文化庁メディア芸術祭 (@JMediaArtsFes) September 17, 2019
川村真司さんは、PARTY クリエイティブ・ディレクター、ファウンダーといった肩書を持っているそうです。
東京で生まれましたが、育ったのはサンフランシスコ。
慶應義塾大学を卒業後、CMプランナーとして博報堂に入社。その後いくつかの広告代理店で活動していました。
2011年にニューヨークと東京を拠点としたクリエイティブ・ラボPARTYを設立。その年のアメリカのCreativity誌「世界のクリエーター50人」に選出されています。
そして2012年にはアメリカFast Company誌の「100 Most Creative People in Business」に選出。
ものすごいクリエーターですね!
現在はWhateverのチーフクリエイティブオフィサーや、WTFCのCCOも兼任されているそうです。
東北新社&@whtevr_coで新たな共同出資会社を作りました🎊その名もWTFC!最初のプロジェクトとして乃木坂に新しい活動拠点&シェアオフィス「Wherever」を作り共同運営していきます🏢僕はWTFCのCCOも兼務させていただく形で携わります!WTF! https://t.co/R48kPORClB
— masakawa (@masakawa) September 19, 2019
これまでの作品にはこのようなものがあります。
【ミュージックビデオ】
SOUR – 「半月」、「日々の音色」、「MIRROR」、「Life is Music」
androp – 「Bright Siren」、「Bell」、「Word.Words.Lights.」、「Boohoo」、「Voice」、「Shout」、「Hana」
Snoop Dogg Ft. The Dream – 「Gangsta Luv」
ユニコーン×宇宙兄弟 – 「Feel So Moon」
Mr.Chirdren – 「Marshmallow day」
湯川潮音 – 「かかとを鳴らそ」
【テレビ】
ピタゴラスイッチ
テクネ映像の教室
SONY MAKE TV
【INTERACTIVE】
TOYOTA-「Toy Toyota:Backseat Driver」
Intel-「Intel Ulteabook”Pop^up Theater”」
Space Shower TV-「Sperm Visualizer」
【WEB】
日本アニメ見本市「オチビサン」
ポップで可愛らしい映像ですね♪
このようなものから想像すると、アニメーションも加わりそうな気がします。
ではいくつかオープニング映像のヒントがありますので、ご紹介させていただきます。
スカーレットのロゴやポスターにオープニング映像のヒントが?
スカーレットのモデルは神山清子で陶芸家?夫や息子の話が波乱万丈?
朝ドラ「スカーレット」で川村真司さんが手がけたのは、ロゴとポスター、それにタイトルバックの企画・制作です。
まずはタイトルロゴ。
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手作り感や温もりが感じられる書体を使っています。フォントのままだとシャープすぎるので、イラストとのバランスも考えて手書き風に工夫されたそうです(^^)
そして色は緋色の赤に、差し色として緑も入っています。
このタイトルがポップに見えるのは、文字の中にある陶芸品♪
タイトルを見ただけで、陶芸の物語だとわかる仕掛けになっているんです。
次にポスター。
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ヒロイン川原喜美子役の戸田恵梨香さんが着ているのは、そのまま陶芸を作りそうなラフな赤い服。
限定した年齢に見えないように、喜美子の象徴として撮影されたそうです。
確かにちょっと年齢不詳ですよね(笑)子供にも見えるし大人にも見えちゃいます。
こんなこともできちゃうんですね~。すごいです(^^)
そして気になるのがこの男っぽいポーズ。これは喜美子の豪快さと明るさを表しているんだとか。
壺はあえて完成したものではなく、焼く前のものをロクロに載せています。この壺も、このために信楽の土で信楽焼の陶芸家に作ってもらったそうです。
いろんなこだわりがちりばめられたポスターです!
そしてもうひとつのポスター。
【ポスター制作秘話】#スカーレット のポスター制作の意図をお聞きしたブログが公開されました🙌
喜美子=主演女優、つぼ=助演女優というイメージの位置づけです。
と語っておられます。https://t.co/aYYNzIXUtA
— 朝ドラ「スカーレット」9/30放送開始 (@asadora_bk_nhk) September 20, 2019
いろんな陶芸作品のイラストがちりばめられた下地に、キャストの顔が並んでいます。
これもそれぞれのキャラクターとデザインのバランス、それにリズムなども考えて配置しているそうです。
あるんですね~画像にもリズムって♪
制作者の川村真司さんのコメントを要約してみました。
まず台本と資料を読んでドラマの世界観をつかみ、ロゴを考えた。
芯が強くて包容力のある喜美子のキャラクターをベースに、ハッピーでポジティブになれるような温かい感じにまとめた。
陶芸家の物語であることが一目でわかるように、陶器のイラストを書体に組み合わせて考え、メインのポスターは喜美子のキャラクターを表現。
壺は助演女優のイメージ。大きさやフォルムにもこだわって作ってもらった。
ということです!
まさにこだわりがびっしりと詰まったポスターとロゴとなりましたね。
さて、みなさんはこのロゴとポスターからどんなオープニングを想像しましたか?
スカーレットのオープニング映像の制作の舞台裏とは?どんな映像になる?
スカーレット結婚相手役は松下洸平?キャストをモデルから予想!
朝ドラ「スカーレット」のオープニング映像の企画と制作をした川村真司さんのコメントがありますので、それを見ながらオープニング映像を予想していきますね♪
川村真司さんのこだわりは、本編に向けてワクワク感が高まるようなものにすること。
器づくりと喜美子の人生を重ね合わせて映像を、クレイアニメーションで見せることにしました。
クレイアニメーションとは、主に粘土を使って作成されたもので、1コマごとに少しずつ動かして、アニメーションにしていくものです。
「ピングー」や「ガンビー」などがその代表作。
引用元 Pingu Visits Kindergarten- Pingu Official Channel
いつ見てもほっこりしますよね~(^^)
クレイアニメーションで使われる粘土は陶芸にもつながり、1コマずつ動かしていくアナログ感は温かさもある。
家族や友人といった人とのつながりを大事に生きる、喜美子の物語を表現するのにぴったりだと思ったそうです。
ここで大きなヒントがありました!
クレイアニメーションに登場するキャラクターは、喜美子を始めとする登場人物をモデルにしていますが、顔などは少し抽象的にしている
なんと!登場人物をデフォルメした粘土細工で作っているようですね!
これは大きなヒントです♪
あえて抽象的にしたのは、見ている人が自分の人生と重ね合わせて誰かを思い浮かべてもらえたら、という川村真司さんの思いがあるからなんだそうです。
そしてこの粘土細工には表情がないので、動きはキュートにデフォルメしているのですが、それが難しかったとか。ここでちょっと制作の舞台裏をご紹介♪
この90秒のクレイアニメーションのために、およそ10日間で1000コマ以上の撮影をしました。気が遠くなる作業ですよね。
しかも粘土の崩れを防ぐために冷房を強めにしたので、マフラーをまいているスタッフさんもいたそうです(笑)
人物は粘土製のものとシリコン製のものがありますが、シリコン製の人物の原型も粘土。映像を見たとき、手や足が動いているのがシリコン製なんだそうですよ。
そしてもうひとつ大きなヒントが!
どうやら冒頭では火の粉の舞う炎が出てくるそうです。といっても本当の火の粉ではありません。クレイアニメーションならではの仕掛けとなっています。
オープニング映像に関するヒントをまとめると、こんな感じになりました。
クレイアニメーションによる温かみのあるオープニングで、冒頭では炎と舞っている火の粉が出てきます。
そして登場人物をモチーフにした抽象的な粘土細工が登場。
ロクロの上には子供時代の喜美子がいて、出会いと別れを繰り返し大人になっていく。
いかがでしょうか。イメージはできたでしょうか。
きっと緋色が印象的なものになると想像しています。かわいらしいオープニングとなりそうで、とても楽しみですね!
まとめ
今回はNHK連続テレビ小説「スカーレット」の、オープニング映像についてヒントをたどりながら考察してみました。
どうやら「なつぞら」ではアニメーションでしたが、「スカーレット」では粘土で作ったものを少しずつ動かして撮影していくクレイアニメーションとなっているようです。
ドラマに出てくる登場人物を抽象化したクレイたちが、見ている人にワクワク感と温もりを届けてくれます(^^)
見るたびに新たな発見があるはず、というオープニング映像。
ドラマの内容だけではなく、みなさんご自身の人生と重ね合わせて、楽しんでいただきたい、という川村真司さんです。
みなさん、イメージは湧きましたか?Superflyの声に載せたオープニング映像、さてイメージどおりとなるのでしょうか?