後妻業は実話でモデルがいる？ドラマ元ネタは実在の事件？

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1月22日（火）よる9時から、フジテレビ系「火曜21時枠」で新ドラマがスタートします！

木村佳乃（きむらよしの）さん主演の「後妻業」です。

きょう午後４時は『新・火９ドラマ『後妻業』第１話直前ナビ！』🌹
木村佳乃さん、高橋克典さん、木村多江さん、伊原剛志さんら個性派キャストで贈る痛快サスペンスの第１話の見どころをご紹介🙌ロケのメイキング映像やインタビューの様子も！✨#カンテレ pic.twitter.com/yb7r6Fo7h1

— カンテレ (@kantele) 2019年1月20日

ドラマの舞台は大阪、木村佳乃さん演じる武内小夜子は、柏木亨（高橋克典）が裏で経営している後妻業のエースです。　

「後妻業」とは、遺産相続を目当てに資産家の老人を狙った結婚詐欺のこと。

実際にこれに似たような事件、ニュースで見た記憶はありませんか

そう、このドラマにはモデルとされる事件があったのです！

そんなドラマ「後妻業」の元ネタについてまとめてみました。

後妻業ってナニ？

家政夫のミタゾノ4話の感想は加藤茶夫妻のパロディ？後妻業の女が怖い！

資産家の高齢男性が、妻に先立たれたりして独身となり、寂しさから結婚相談所に駆け込むこともあります。

ところがそこに待ち受けているのは、手練手管の「後妻業」の女性たち・・・。

巧みに男性を安心させ、まんまと多額の遺産を手に入れることを、一般的に「後妻業」と呼んでいるそうです。

でもそれなりに知識も経験もある高齢男性、なぜ騙されてしまうのかー？

まずは後妻業の多くが結婚相談所を利用しているところ。

突然知らない女性が近寄ってきたら、やっぱり警戒しますよね？　でも結婚相談所ならそんな警戒心はなくなります。

仲良くなると女性は男性のところに通うようになり、周囲にも自分の存在を知らせ、言葉巧みに男性に公正証遺言証を作らせて、自分に遺産が入るように仕向けるんです。

もし家族と仲が良ければ、関係を悪くするように仕向けたりします。

かなり頭の回転が早くないとできないですよね〜？　なんて感心している場合じゃないです(^_^;)

これ、犯罪すれすれのこともしているそうなんです。

なんといっても相手は高齢、食事で塩分を高くする、寒い朝にお風呂を勧める、暑い中での散歩・・・周りの人に気づかれない方法がたくさんあるようです(T . T)

そして今回のドラマは、この後妻業の悪〜い女を木村佳乃さんが演じます。

さて、どんなあらすじなんでしょうか？？？

ドラマ後妻業ってどんなあらすじ？

キャリア3話の感想は奥菜恵がかわいいけど後妻業の女？犯人役は誰？

場所は大阪、これまでにも小夜子（木村佳乃）はオトコを虜にし、後妻として数々の遺産を手に入れてきました。

ですが今回の相手には、私立探偵の力を借りた最強の娘がいたのです！

さて、遺産は誰の手にー？

引用元　https://www.youtube.com/watch?v=VCHvpgs3y_4

武内小夜子（木村佳乃）は、“後妻業”をなりわいとする女。

大阪の結婚相談所『ブライダル微祥』で社長を務める柏木亨（高橋克典）と組み、男をたぶらかす天性の才能で、富裕層の高齢男性の後妻となり、夫の死後に多額の遺産を手にする手法で荒稼ぎしていた。

ある日、柏木の計画のもと、元教師の中瀬耕造（泉谷しげる）と見合いをした小夜子は、まんまと後妻の座につき、遺言公正証書を書かせることに成功。

しかし、耕造にはほかにもまだ財産があることを知った小夜子は、隠し場所の金庫を何とか開けようと画策する。

その頃、東京では、内縁の夫と設計事務所をかまえる耕造の次女・中瀬朋美（木村多江）が、大阪で一人暮らす年老いた父の身を案じていた。

するとその矢先、姉の西木尚子（濱田マリ）から耕造が倒れたと知らせが。

慌てて病院に駆けつけると、そこで初めて、耕造が４度目の結婚をしていたことを知り、さらに、病院にふさわしくない派手な格好で現れ、耕造の妻だと名乗る同い年の小夜子に驚がく。
あからさまな敵意を向ける。

しかし小夜子は、そんな朋美の怒りはお構いなし。
夫婦関係を疑われると、幸せいっぱいの耕造と写った結婚写真を見せ、反対に、普段から連絡ひとつ寄こさない朋美たち娘を薄情だと言い放つ。

やがて、耕造の容体が安定したため朋美は東京へ戻るが、小夜子への怒りはおさまらない。

小夜子の身なりから、父が財産目当ての結婚詐欺に引っかかったのだと考えた朋美は、探偵事務所に調査を依頼することに。

すると、やってきたのは朋美の先輩で、元刑事の私立探偵・本多芳則（伊原剛志）だった。
朋美の話を聞いた本多は、小夜子が後妻業ではないかと疑いを抱き……。

引用元　https://www.ktv.jp/gosaigyo/story/01.html

柏木亨（高橋克典）は表向きは結婚相談所の経営者ですが、裏では後妻業を営んでいました。

その裏の家業のエースが武内小夜子（木村佳乃）。

小夜子の美貌と話術、それに度胸でこれまでに何人もの男性を虜にしてきました。

今回小夜子が狙った男性には娘がいて、その娘の中瀬朋美（木村多江）は、父親の遺産を守るため、知人である私立探偵・本多芳則（伊原剛志）の助けを借りて、小夜子の前に立ちはだかります。

見事に揃いましたね〜4人のクセ者。

木村佳乃さん、昨年末の連ドラ「あなたには渡さない」に引き続き主演を演じます。

かなりぶっ飛んだ演技が見れそうで、楽しみです。

そして後妻業のパートナーが高橋克典さん、この後妻業をする女性を何人も抱えているという黒幕。

金と女が大好き♪という、これまでにないくらいイヤな奴のようです。

そして後妻業をやる側でもおかしくない(^_^;)怪しい木村多江さんが、資産家の娘役です。

勝気で強気なキャリアウーマン、木村佳乃さんとの対決が見どころです。

そして木村多江さんが依頼する私立探偵に、こちらも一筋縄ではいかない俳優、伊原剛志さん。

どうやら後妻業についてふたりを追い込んでいくようですが、なんだか訳ありの人物のようです。

この豪華な4人のほか、とよた真帆さん、泉谷しげるさん、濱田マリさん、葉山奨之さんといった、これまた強烈な方々も出演します。

さてこの後妻業、元ネタとモデルは一体誰？？？

後妻業の元ネタとモデルは？

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このドラマのモデルとなっているのが筧千佐子被告。

✅【本日の注目ニュース】
夫や交際男性など4人が死亡し連続青酸化合物事件。
きょう京都地方裁判所は、筧千佐子被告に死刑を言い渡しました。
先月、関西テレビに筧被告から直筆の手紙が届き、さらに交際していたという男性の証言も。独自取材をもとに詳しくお伝えします。#報道ランナー pic.twitter.com/Bw0SBMZOA5

— 関西テレビ「報道ランナー」 (@kantele_runner) 2017年11月7日

筧千佐子被告は、2017年11月に死刑判決を受け、弁護側は即日控訴しています。

一体何をして死刑判決となったのかー？

これこそが、後妻業による殺人事件です。

少なくとも7人を殺害し、手にした遺産は全部で10億円越え！

そんな殺人鬼には見えませんよね。　その辺にいそうなおばさんにしか見えません。

#死刑求刑で判決…主文を後回し　#筧千佐子被告、夫・内縁男性ら４人への青酸化合物 – 産経ニュース https://t.co/fph9on6URb @SankeiNews_WESTさんから #後妻業 pic.twitter.com/weTPdJDn0D

— 産経ニュースＷＥＳＴ (@SankeiNews_WEST) 2017年11月7日

起訴状では、2007年から2013年にかけて青酸化合物を飲ませて男性3人を殺害、1人を殺人しようとしました。

これまでに殺害したと疑われている男性は、結婚後3ヶ月後に心筋梗塞によって死亡したり、結婚後半年後にバイク運転中に急死、または交際の翌年に死亡するなど、疑われても仕方がないような事案がたくさんあります。

要するに交際→死亡→別の男性と交際→死亡を繰り返していました。

また、夫だった男性が3人事故死しているという、誰が見ても「怪しいだろ！」と思える事件が起こっています。

最後の結婚が2013年の11月、筧勇夫さんがお相手で、その翌月に筧さんはお亡くなりに・・・(T . T)

これ、もっと早く筧被告の暴走を止めることができなかったのでしょうか？

また資産家なら、彼女の身辺捜査などしなかったのでしょうか？

結局筧さんが亡くなった1年後の2014年11月に筧被告（67歳）は逮捕、ですが本人は否定しています。

筧被告は大阪市内のいくつもの結婚相談所に登録し、資産家の男性を物色していたと思われます。

さらにそこから持病を持っている人を選び、親密になっていったそうです。

このニュースは大きく報道されたので、記憶にある方も多いのではないでしょうか。

この後妻業は、小説や映画にもなっていました。

後妻業は小説や映画化されていた？

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小説はなんと筧被告が逮捕される前から出ていました！

2014年の「破門」で直木賞を受賞している黒川博行さんによる作品で、この「破門」の次の作品が「後妻業」でした。

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別冊文藝春秋の2012年3月号からおよそ1年半に渡り連載され、2014年には単行本が発売されています。

なのでこの小説のモデルは筧被告とは別人かもしれませんね。

黒川博行さんもインタビューで知人が体験したことと、全国で起きている似たような事件を基にした、と語っていたようなので、もしかしたらニュースにならないだけで、後妻業とは身近にあるのかもしれません・・・。

人の心の隙間に入り込んで詐欺をする・・・。なんだかこんな事件、最近多いですよね。

海外にいる外国人の兵隊と称する人物から、メールのやり取りだけでお金を騙し取られてしまう・・・また最近では某有名大学の男子学生らが、地方から来ている女子大生などをだましてお金を巻き上げる、なんていう事件もありました。

どちらも人を騙すマニュアルみたいなものがあったと報道されていましたが、みなさん本当に気をつけましょうね！

それはさておき(^_^;)この黒川博行さんの小説は映画化されています。

大竹しのぶさん主演の映画で「後妻業の女」というタイトル、2016年8月に公開されました。

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そしてこの映画を記念して、2016年「ビックコミックオリジナル」で漫画が連載されました。

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タイトルは同じ「後妻業の女」ですが、ストーリーは違うそうです。

漫画は村上たかしさん。

またモデルとなったであろう筧千佐子被告に関する著書も出ているので、興味のある方はこちらからどうぞ♪

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今回のドラマは、公式サイトに「原作・黒川博行」とあります。

筧千佐子被告の事件全貌が見えてきたこともあり、このドラマで木村佳乃さんが演じる後妻業の女は、筧被告をモデルにしているとわたしは想像しています。

木村佳乃さん演じる悪女、突き抜けた演技に期待します！