大奥【医療編】ネタバレ原作結末!徳川家斉が治済に反撃し赤面疱瘡撲滅へ

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ドラマ「大奥(おおおく)シーズン2」が2023年10月より、NHK総合「ドラマ10」枠で始まります!

2023年1月期から放送されていた「大奥」の続編で、よしながふみさんの同名漫画が原作の男女逆転大奥ですが、放送される「大奥シーズン2」は「医療編」と「幕末編」が描かれます。

今回は「大奥シーズン2」で描かれる「医療編(いりょうへん)」に注目!

『赤面疱瘡』撲滅に挑む、老中・田沼意次、蘭方医・青沼などの結末とは?中村蒼さん演じる徳川家斉も、『赤面疱瘡(あかづらほうそう)』にかかわってくる??

そこで今回はNHKドラマ「大奥2」の「医療編」の原作漫画からどんな結末を迎えるのか?ネタバレをご紹介していきます。

「大奥2」の「医療編」原作のネタバレを結末までご紹介するので、知りたくない人は閲覧注意です。

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目次

大奥「医療編」とは?『赤面疱瘡』の撲滅に挑む人々!

【大奥】治済のサイコパスな悪行まとめ!子供たち殺害の動機に戦慄!

「大奥2」が2023年10月3日(火)より、NHK総合「ドラマ10」枠で始まります!

「大奥1」は2023年1月10日から3月14日まで放送され、今回放送される「大奥2」は「医療編」と「幕末編」になります。

「大奥」原作は、2004年から2020年にかけてメロディ(白泉社)で連載された、よしながふみさんの漫画です。

これまでに全19巻、79話描かれました。

3代将軍、家光の時代から、幕末の大政奉還までを、男女が逆転した江戸パラレルワールドを、壮大かつ豪華に描いたSF作品です。

累計発行部数は600万部の大ヒット。

そんなドラマ「大奥」で描かれる医療編のストーリー、あらすじネタバレを以降でご紹介です。

―この国から赤面を駆逐してほしい―

8代将軍・徳川吉宗の死よりおよそ20年後。彼女の遺志を引き継いだ若き医師たちは、理不尽な権力・悪にも抗いながら謎の疫病『赤面疱瘡』撲滅の道を地道に切り拓いていく。その結果、男子の数は増え始め、ついには150年ぶりに男将軍が誕生するまでの世へと紡がれていった。しかし、世の舵を男が取るようになってから、世は再び乱れ始め、女将軍が復活していく。そして―開国、攘夷、大政奉還、江戸城無血開城-と時代は大きく突き進んでいき、徳川という時代の幕引き、ついには“大奥”の終焉を迎えていくのであった。

引用元 NHK公式サイト

医療編11話あらすじネタバレ

大奥治済の最後の死因【よしながふみ】ネタバレは戦慄の大どんでん返し!

医療編 (11)
初回放送日: 2023年10月3日

8代・吉宗公の薨去(こうきょ)よりおよそ20年の年月が流れ―平賀源内(鈴木杏)は、長崎・出島で蘭学の習得者探しに奔走していた。それは亡き吉宗公より「赤面疱瘡」の撲滅を託された田沼意次(松下奈緒)からの内命であった。源内はそこで蘭方医・吾作(村雨辰剛)と出会い、赤面疱瘡の解明に挑むため大奥入りを誘う。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、黒木(玉置玲央)の補佐のもと蘭学の講義を始めていくが…

引用元:https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/X865WN3LJP/

「大奥入りを果たした青沼吾作は名を青沼と改め、黒木(玉置玲央)の補佐のもと蘭学の講義を始めていくが…」

黒木(玉置玲央)は青沼に医者も蘭学も嫌いだと言い放ちます。実は父親が医師をしていて、インチキまがいのやり方でお金を稼いていたのを見て、医師のことを尊敬できなくなったいたのでした。

ところが、大奥で病気になった男たちを献身的に看病する青沼を見て、蘭学と医者に対する見方が変わってきます。

最初は青沼が開いた講義に人が集まらなかったが、青沼の人柄が徐々に広まり、人が集まってくるようになるのでした。

医療編12話あらすじネタバレ

大奥【平賀源内】死因と最期のネタバレ原作!病気の病名とは?

医療編 (12)
初回放送日: 2023年10月10日

青沼(村雨辰剛)の蘭学講義は、伊兵衛(岡本圭人)や家治の御台・五十宮も加わり賑(にぎ)わいを見せる。ある日、意次(松下奈緒)が源内(鈴木杏)を連れ立って講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡の解明」と伝えられる。蘭学の習得にいっそう励む講義部屋の男たちであったが、ある偶然からその糸口を発見することに。その裏で、一橋治済(仲間由紀恵)は田安定信(安達祐実)に近づいていき…

引用元:https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/ZWYQKNLWQ4/

青沼が開いた講義に、男たちが集まり始め、にぎわっていた。

吉宗の孫で次期将軍の座を狙っていた松平定信( 安達祐実)は一橋治済(仲間由紀恵)の策略で白川に養子に出されてしまったことから、将軍になる道はなくなってしまい、その黒幕が田沼だと思い込み、田沼に恨みを抱くのでした。

一方、青沼たちは、赤面疱瘡の治療法「人痘接種」を発見。研究をすすめていました!

そんな中、平賀源内は、田安定信(安達祐実)から田沼意次が責められている場面に遭遇。すると平賀源内は田沼意次のために、田安定信を正論で論破します。

もちろん、田沼意次は止めたのですが止まらない平賀源内。

何も言い返せなくなった田安定信が怒りに震えて平賀源内を刺そうとするのを、必死に止める田沼。

その様子を見ていたのが、仲間由紀恵さん演じる徳川治済

徳川治済にとって大奥の中で力を持っていく田沼意次も邪魔な存在でした。

その後、平賀源内は謎の男たちに襲われて暴行されてしまいます。

その男たちを差し向けたのは・・・仲間由紀恵さん演じる徳川治済。

大奥では、しばらく平賀源内が姿を見せないと心配している男たち。すると久々に現れた平賀源内は元気そう。

しかし平賀源内は青沼だけを呼び出し、病気の兆候を見せます。絶句する青沼でした。

医療編13話あらすじネタバレ

【大奥】平賀源内の病気・病名は梅毒?最期の悲惨すぎるネタバレも

医療編 (13)
初回放送日: 2023年10月17日

源内(鈴木杏)は赤面疱瘡の治療法を「人痘接種」と名付け、青沼たちは大奥内で接種を望む者を募る。実績を増やし、徐々に大奥内での評判を広めようと試みるが、得体(えたい)の知れない治療への理解は思うように得られず…青沼(村雨辰剛)への反発も膨らむ一方であった。そして、意次(松下奈緒)も源内や青沼を引き入れた責任を擦(なす)り付けられ…懸命に歩んできた者たちを理不尽な暴力が襲う。

引用元:https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/YZ8MLVZ11J/

源内(鈴木杏)は体の発疹を見せて青沼(村雨辰剛)にどんな病気なのか?と聞くと「梅毒」だと答えます。でもどうして梅毒になったのか?と疑問に思い、暴行された後を見て、怒りに震える青沼。しかし源内は「そんなことはいいから、治るのか?」と聞くと、治らない、安静にしてれば何年間は・・・という答えを聞いて「それじゃ自分じゃないんだ。生きてるだけじゃダメなんだよ!元気に歩きまわれなければ意味がない。死にたくない」と青沼の胸で泣き崩れる源内でした。

赤面疱瘡の治療法を「人痘接種」を始めた青沼たち。当初は、周囲から反対された「人痘接種」でしたが強引に伊兵衛が接種をして、命が助かったことをきかっけに、接種のテストが広まり効果が出てきます。

その効果を聞きつけた大名たちが自分の息子などに接種を願い出るように。100名に3名は死亡する可能性があることを説明して、接種させ、次々と成功していき、評判に。

そんな中、松平定信( 安達祐実)が田沼に頭を下げて、親戚の子供に接種してほしいと言います。もちろん快く受けた田沼。

そして、治済(仲間由紀恵)は家斉に赤面疱瘡を摂取させて、無事に助かり「(田沼は)もう用なしじゃ」と笑みを浮かべるのでした。

或る日、田沼は将軍・家治に呼ばれます。体調がすぐれないことから、青沼を呼ぶように言われます。本来は決まった医師しか診れないことになっているのですが、どうにか連れてくるように強く命じられた田沼。

そして青沼がやってきて家治を見ると、ヒ素の中毒症状であると言います。おそらくお匙に飲まされていたと指摘する田沼。

治せるのか?と聞かれた青沼の答えで治せないことを知ると

「どうして自分がこんな目に合わなければいけなのだ」「お前を引き立てたから恨みを買ったのか?」と田沼に怒りをぶつけます。そして赤面疱瘡にかまけて自分のことに気づかなかった田沼を責めます。

そして青沼にもあれだけよくしれたのに、治すことができないなんてと厳しい言葉を浴びせるのでした。

その後、松平定信( 安達祐実)の親戚の子供が、「人痘接種」で死亡してしまったこと発端で、田沼は失脚。そして青沼は死罪となり、青沼と一緒に赤面の対策をしていた男たちは大奥追放となります。

青沼は死罪が自分だけでよかった、「人痘接種」を広めることができると安堵し、死罪を受け入れるのでした。

その後、大奥を出た黒木は源内の死を見届けてから、理不尽な顛末を思い、泣き崩れるのでした。

医療編14話あらすじネタバレ

医療編 (14)
初回放送日: 2023年10月24日

3代・家光以来の男将軍として就任した家斉(中村蒼)。しかし実権は母・治済(仲間由紀恵)に握られ、政治に口を出すことは許されなかった。が、秘密裏に赤面疱瘡の研究を再開させ、男子が活躍できる世を復活させようと考え始め、過去の人痘開発に尽力した者たちを探し始める。一方で、家斉の正室の御台(蓮佛美沙子)は大奥でうまく渡り歩くが、子供たちの不審死が立て続くようになり、周囲に不信感を募らせていくのであった。

引用元:https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/1Z4ZV98PV8/

徳川家斉(中村蒼)が自分がやってもらったように、赤面疱瘡の「人痘接種」をやってみてはどうか?と母・治済(仲間由紀恵)に話をすると、すごい形相になり怒りだし、男のくせに政治に口出しをして、赤面疱瘡がなくなり、男ばかりになったら、男なんて何もできないのにと、男が増えることを良しとしない、治済は家斉をヒドイ口調でいさめ、謝罪する家斉でした。

そんな中、大奥では、家斉(中村蒼)と正室の御台(蓮佛美沙子)と側室の間にたくさんの子供が生まれていて、御台と側室のお志賀との関係も良好でした。

また家斉と御台との関係もよかったのですが、子供が謎の死を遂げることが続いていました。

そんな中、御台は孫の1人を足で踏みつけている治済を見てしまい、驚きます。

その後、なんとその孫が謎の死を遂げてしまうのでした。

お志賀の子供が死んでしまったことで、ショックを受けたお志賀を思って、声をかけた御台を、なぜかにらみつけるお志賀。

少し前にお志賀が御台に嫉妬していると治済に言われたこともあり、何やら胸騒ぎが。

一方、家斉は自分にずっと尽くしてくれた武女が年老いたことから、隠居してはどうかと提案し、母親の治済に話します。

それを聞いた治済は、武女を呼び出して毒を飲むように言います。自分のために汚れ仕事をしてきた武女が辞めてしまうのは困ると口封じに殺そうとしたのでした。そして毒を飲んだ武女は死亡するのでした。

そんな中、今度は御台の息子・敦之助が死去。お志賀が送ってきたお菓子を食べたことから、お志賀の仕業では?とお志賀の元に言った御台でしたが、お志賀はお菓子を一度も送っていないと言います。

そこで治済が毒入りのお菓子を送ってきて子供たちが食べて死んでいたことに気づいた御台は、家斉にその事実を伝えますが、治済に何もできない家斉に泣き崩れる御台でした。

しかし家斉はどうして治済が子供たちを殺しているのか?疑問に思います。

ところが、自分の面倒を見てくれた武女に、家斉が幼いころ、ただ家斉が転んでしまったからという理由で、毒を飲ませていて、苦しんでいる武女を見て笑っていたことを思い出す家斉でした。

治済の恐ろしい言動を受けて、治済に勝つために、とうとう家斉が動きだします。黒木(玉置玲央)を訪ねて、再び人痘の開発に尽力して欲しいと頭を下げた家斉。男が力をつけなくてはと決意したのでした。

医療編15話あらすじネタバレ

医療編 (15)
初回放送日: 2023年10月31日

黒木(玉置玲央)は、再び人痘の開発に尽力して欲しいと訪ねてきた家斉(中村蒼)に納得がいかず、追い返してしまうも、伊兵衛や家族の説得により家斉と手を取り合う覚悟を持つ。不穏な動きを怪しむ治済(仲間由紀恵)の厳しい目を避けながら、家斉と黒木は翻訳局を新たに立ち上げる。再び青沼や源内、意次と夢見た「赤面疱瘡撲滅」に挑んでいくが、ついには治済の耳に入ってしまうのであった…

引用元:https://www.nhk.jp/p/oooku/ts/PKYJ66Q8JP/episode/te/6G53119331/

大奥【医療編】ネタバレ原作の前編!田沼・青沼・平賀源内の赤面疱瘡撲滅の衝撃顛末とは?

大奥の青沼役【吾作】キャストは村雨辰剛!ネタバレ原作の衝撃の顛末とは?

老中・田沼意次が蘭学医・青沼に赤面疱瘡の研究を命じる!?

「大奥」医療編では、若き医師たちをはじめ、同志たちが赤面疱瘡撲滅に奮闘する姿が描かれます。

老中の田沼役を松下奈緒さん、本草学者の平賀を鈴木杏さん、蘭方医講師の青沼を村雨辰剛さんが演じ、ほかにも仲間由紀恵さん、安達祐実さん、玉置玲央さん、岡本圭人さんなどが重要人物を演じます!

以降で原作漫画の「医療編」のネタバレをご紹介していきます。

第10代将軍・家治が将軍となり、家治は、亡き吉宗から赤面疱瘡の根絶を託された、田沼意次を老中に取立て赤面疱瘡の撲滅を委ねます。

田沼はオランダ人と丸山遊女の間に生まれた蘭学者の青沼や、平賀源内などを大奥に入れて、赤面疱瘡に対応するために、大奥で働く男たちに医学の講義をさせたり、赤面疱瘡についての研究をさせ、大奥内で赤面疱瘡の感染者が出た場合でも、感染拡大を防ぎ死人を最小限にとどめたりと大きな功績を残します。

田沼はその人柄と手腕で絶大な支持を得て、蘭学の奨励をして効果を出していきます。しかし田沼の斬新な改革、やり方が古いしきたりに縛られた大奥で、大きな反発を生むことに。

恐ろしい大奥の人間関係に巻き込まれていく赤面疱瘡の関係者たち

田沼の失脚を狙う人たちが平賀源内に暴行をして嫌がらせをしたり、田沼の罪なき娘の意知も理由なく恨みを買い(田沼が力を持ったことで)殺害されてしまいます。

また次期将軍の座を狙う徳川治済の陰謀によって、差し金の男たちに襲われてレイプされてしまった平賀源内は梅毒に侵されてしまいます。

梅毒にかかってしまったら死を待つのみ。平賀源内の後悔は赤面疱瘡を撲滅できなかったこと。青沼の赤面疱瘡への研究に協力するために、死を覚悟しながら、旅立つのでした。

赤面疱瘡に対抗するワクチン?人痘を発見した青沼!

一方、大奥で赤面疱瘡の解明に挑む青沼は、弱毒性の赤面疱瘡を故意に人に遷すことで強毒性の赤面疱瘡に罹患することを防ぐ「人痘(じんとう)」を成功させる。

この人痘によって今まで罹患すれば助かることのなかった赤面疱瘡で助かる男子が生まれ、大奥内で成果を上げます。

「人痘(じんとう)」は必ずしも成功率が100パーセントでないことは事前に説明しつつ、「人痘(じんとう)」に挑むように説明していた青沼。

しかし田沼の失脚を狙う松平定信の甥が人痘の副作用で死亡してしまったことで、田沼の策略で自分の甥が殺害されたのでは?と邪推した松平定信。

田沼の失脚と青沼の衝撃すぎる顛末

そんな中、浅間山の噴火、天明の大飢饉といった天災が起き、家治の世継ぎの家基が死去し、田沼意次の娘・意知の死が重なり、多くの人から松平定信の甥の人痘をはじめ、世間を混乱させた責任を擦り付けられた田沼は失脚し。

一方で将軍・家治も長らくお匙に飲まされていたヒ素の中毒症状で手遅れに。田沼の失脚と同時期に死亡してしまいます。田沼は家治が毒を盛られていたことに気づかなかったことを後悔するのでした。

大奥で青沼の講義を受けて蘭学を学び青沼に協力していた黒木たちは追放され、青沼は松平定信の甥の死の責任をとり死罪に。

青沼は死罪が自分だけだったこと、赤面疱瘡に対抗する「人痘」の医術を世に広めることができる黒木達、仲間が死罪にならなかったことに安心して死んでいくのでした。

また平賀源内も死の間際まで赤面疱瘡の撲滅に奔走しますが、病に勝てず死去するのでした。

大奥【医療編】ネタバレ原作の後編!徳川家斉が治済に反撃!赤面疱瘡を引き継ぐ

母親・治済に言いなりの男将軍の徳川家斉!

徳川治済は従姉妹の松平定信を老中にし、我が子・豊千代の名を家斉と改め、第11代将軍・徳川家斉が誕生する。

第3代将軍・徳川家光以来絶えていた男子の将軍の誕生でした。

家斉は十一代将軍に就いたが実権は母・治済が握っていました。

母親の治済は家斉を赤面疱瘡から救ったのは、自分だから、生きているのは自分のおかげなんだとずっと言い聞かせてきたのもあり、治済に逆らえない家斉。

政治に関して口を出そうとすると、男は政治に口を出さずに子供づくりをしていれば良いと言い、政治に口を出すことを許さなかったのでした。

家斉の子供が増えたものの、なぜか謎の死を遂げる子供たち・・・

治済は家斉に小づくりに励んでればよいと命じ、日々子供が増えるばかり。家臣たちは、将軍の子どもが増えると、お金がかかり、大奥の経済がひっ迫してしまうと嘆いていました。

そんな中、家斉の側室・お志賀の幼い子供が謎の死を遂げます。

同じように、小さい子供がいる家斉の正室・御台は、お志賀の悲しみを理解し、会いに行きますが、なぜかお志賀は、御台をにらみつけます。

実は・・・治済がお志賀のことを邪魔だと思っていると言う嘘を吹き込んだせいでした。

そんなことを知らず、御台の元に、お志賀から子供あてにお菓子の贈り物が。御台はお菓子を子供に食べさせましたが、なんと元気だった子供は亡くなってしまいます。

悲しみに暮れる御台はお志賀を訪ねてお菓子のことを聞きに行きますが、何も答えない志賀。

実はお志賀からだと思っていたお菓子は、治済から送ったもの。治済が子供を殺したことはわかったものの、夫の家斉に言っても家斉は母親の治済に何も言えず、泣き崩れる御台。一方で、御台のことを恨んでいるのか?おそらくお志賀の子供も治済によって殺されたのの、お志賀は治済のそばにつき、治済の味方になるのでした。

そんな異常な状況で子供を亡くした傷がいえない御台は精神的におかしくなり、家斉を見て、死んでしまった子供の名前を呼ぶのでした。

なぜ治済が自分の孫にあたる子供たちを殺していたのか??子供がたくさんできてしまったことで、気に入らない孫を間引くために、殺していたのでした。

家斉が逆襲!密かに赤面疱瘡撲滅に動く

子供の死、そして仲が良かった御台が精神的におかしくなったのに、何もできない状況に苦悩する家斉。そんな中、家斉は昔のことを調べ始めて、自分を赤面疱瘡から救ってくれた青沼が死罪になったことを知り、衝撃を受けます。

そして当時赤面疱瘡の撲滅のために奔走していた黒木たちの居場所を突き止めて、会いに行き、頭を下げて、再び、赤面疱瘡を撲滅するために働いてほしいと言います。

町医者となっていた黒木や伊兵衛は、大奥から追い出されていた後、ひそかに蘭学を学んでいたのでした。

黒木は最初は青沼を死罪にしたことから、断っていましたが、青沼の死に関係していた治済に逆らえない家斉の状況を聞き、協力するように。

そして周囲に協力をしてもらい、必死に治済に赤面疱瘡に取り組んでいることを隠していました。

そして、ようやく副作用の殆ど無い熊痘に辿り着きます。

そんな中、治済に家斉が赤面疱瘡に取り組んでいることがバレてしまいます。

治済は政治のことをやりだした家斉が邪魔だと思い、殺害し、何も文句の言わない、跡取りを男将軍にしようと思いました。

家斉を呼び出し毒を飲むように要求する治済!しかし・・・大どんでん返しが!

家斉は治済と気がふれてしまった御台を呼び出します。

子供たちを殺したお菓子と同じものを、2人の前に出して食べるように言います。

そこで毒であることがお互いにわかりますが、逆らえない家斉。

家斉が赤面疱瘡に取り組んでいることを知ったと言う治済は、死ぬように息子に要求((+_+))

しかしせめてもの母心として愛する御台と一緒に死なせてあげると言います。怖すぎる母親・家斉。

そして、お志賀が持ってきたお菓子を、食べた家斉と御台。家斉が覚悟したその時・・・なんと倒れたのは治済。

実は少し前に治済に毒を持っていたのは、お志賀。倒れた治済を助けようとしたやさしい家斉を止めたのは、なんと御台。

実は御台が精神的におかしくなっていたのは芝居でした。子供たちが死んだあと、御台とお志賀は2人で話をして、自分たちの子供が治済に殺されたことを知り、2人で協力して治済を殺そうと計画したのでした。

そしてお志賀が味方のふりをして治済に近づいて、その時を待っていたのでした。

結局、家斉が、すぐにお匙を呼んだことで治済は一命はとりとめたものの、会話もできない一生動かぬ体になり、そのまま十年ほど生きたあと死亡したのでした。

その後、黒木たちが発見した熊痘を徹底させ男子人口は急速に回復、家斉は家慶を十二代将軍に就け大御所として実権を握ることになります。

大奥2のキャスト登場人物【医療編】

【大奥】黒木役の俳優は玉置玲央!青沼と赤面疱瘡に挑む

平賀源内(鈴木杏)

黒木(玉置玲央) 

青沼(村雨辰剛) 

伊兵衛(岡本圭人)

徳川家斉(中村蒼) 

御台・茂姫(蓮佛美沙子)

松平定信(安達祐実)

田沼意次(松下奈緒)

一橋治済(仲間由紀恵)

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