古関裕而に召集令状が来た実話!史実は人違いだった?

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NHK朝ドラ「エール(えーる)」で窪田正孝(くぼたまさたか)さん演じる、主人公の古山裕一(こやまゆういち)に、とうとう召集令状(しょうしゅうれいじょう)・・・赤紙が届いてしまいましたね(>_<)

召集令状が届いて「おめでとう」と言われる異常な現実。朝からきちんと描かれています。

久々に登場した木枯の「利用されなきゃいいけど・・・」という言葉にドキっとしますね。

この召集令状が届くと、兵隊となり戦争に行かなければなりません。

これから、古山裕一がこれからどうなってしまうのか、戦争に行くのか?戦争に行ってどうなるのか?原作のネタバレをご紹介します。

そして古関裕而(こせきゆうじ)さんの実話についても調べてまとめてみました。

作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)さんは古山裕一のモデルになって人なので実際に召集令状【赤紙】が来るのか??そしてどうなったのか??気になりますよね。

朝ドラ「エール」では、古山裕一は特別扱いとなる?そして古関裕而さんの召集令状の史実、実話とは?「人違い!?」という驚きの真実があるので、ご紹介していきます。

最後に原作のネタバレをご紹介しているので、先のあらすじを知りたくない人は閲覧注意です。

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目次

古関裕而に召集令状が来たか気になる!エールでも次々と赤紙が

エール音楽挺身隊など古関金子の戦争の実話まとめ

エールに登場した召集令状【赤紙】とは?

召集令状(しょうしゅうれいじょう)は、軍隊に召集するための令状のことです。

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このように赤い紙だったので「赤紙」とも呼ばれていました。基本的には20歳を過ぎた健康な男性に届きます。

この召集令状がくると断ることはできず、戦争に行かなくてはなりません。

誰だって戦争なんて行きたくないですよね?

でも当時は戦争に行くのは名誉なこと、とされていたのです。

出征(戦争にいくこと)するときには盛大なお祝いをして、万歳三唱で見送られ、軍隊へと向かいます。

古関裕而をモデルとした古山裕一にも召集令状が

エールでも久志(山崎育三郎)が召集令状が来て、みんなにお祝いをしてもらいましたね。

藤堂先生(森山直太朗)も、みんなに見送られ旅立って行きました。

20歳を過ぎた男子は、全員徴兵検査を受け、身長体重や病気の有無などを調べます。

ただし志願者の場合は17歳から受けることができました。

戦況が厳しくなってからは、17歳以上の全員が受けたそうです。

この検査に合格すると召集令状が届きます。合格判定基準がこちらです。

◆甲種:健康
◆乙種:志願者

このふたつが現役に適し、常備兵役と言われていました。

ほかにはこんな基準もあります。

◆丙種:身体上きわめて欠陥が多い
◆丁種:障害などがあり兵役に適さない
◆戊種:治療中や病後

これらは兵役には適さないとされていますが、丙種は国民兵役には適する、とあります。

国民兵役とは、徴兵検査に合格したが入営しなかった人などの補充部員のことです。

国民兵役は40歳までだったので、30代後半の人にも召集令状は届いたそうです。

このように召集令状は、徴兵検査を受けた20歳から40歳までの男性に届いた令状。

このエールでは、召集令状によって、年齢問わず、みんな戦争に駆り出されました。

そうなると気になるのが、古山裕一のモデルになった古関裕而さんに召集令状が来たのか?ということですよね。以降で詳しくご紹介していきます。

 

 

古関裕而に召集令状がきた?実話は人違い?

伊藤久男は戦争で召集令状が来た?エールの痔は実話?

古関裕而さんに召集令状が来たのかと言うと・・・来ました。ドラマは史実通りに、赤紙が届いたことになります。

召集令状が届いたのは1945年。古関裕而さんが36歳のときでした。

古関裕而さんは徴兵検査で丙種だったのにも関わらず・・・。古関裕而さんはヘルニアを患っていたそうです。

おまけに36歳という年齢もあり、奥様の金子さんもとても驚いたそうです。

それに古関裕而さんは、お国のために軍歌を作曲している身であり、召集令状がくるとは思っていませんでした。

古関裕而さんが人事局に行くと・・・なんと本名が違っていたので、人違いの勘違いでの召集令状だったとのこと。

もし古関裕而さんだとわかっていたら、召集令状が来てなかったことになります。

なんだ!だったら、召集令状を取り消してもらえばいいですよね。。

しかし、一度出した召集令状は取り消せないと言われた古関裕而さん。

なんだか融通がきかなかったんですね。そのため、1週間で解除するという約束で入隊したとのこと。

ただ、最初の約束よりも、帰宅までに時間がかかったので、古関裕而さんは「もしかして戦地に行くことになるかもしれない」と覚悟したそうです。

そんな古関裕而さんが配属されたのは、芸術家などで構成された第百分隊。名簿整理などをやらされたそうです。国に作曲家として貢献していたこともあり、一般の人とは違って周囲は気を使っていたようです。

そして、そんなことは知らない妻の古関金子さんは、自宅で1週間で戻ってくると聞いていたのに、帰ってこない夫への絶望は相当だったとのこと。

最終的には一か月で自宅に戻ることができました。

その後、ほどなくして、ようやく終戦となりました。

とはいえ間違いとはいえ、36歳の男性に召集令状がくることは、当時の日本軍がかなり大変な状況だということがわかります。

結局古関裕而さんは1か月の軍隊生活をしたというのが古関裕而さんの召集令状にまつわる実話です。

さて、「エール」では、召集令状が来た後のストーリーは、どのように描かれるのでしょうか?

 

 

エール古山裕一は召集令状がきたけど特別扱い?ネタバレは?

若鷲の歌の古関裕而の予科練の実話!映画「決戦の大空へ」の主題歌

以下原作の、ネタバレです!

古山裕一に召集令状が来たネタバレ

古山裕一(窪田正孝)に召集令状が届きました。

軍歌をたくさん作曲した自分が召集されるとは、まったく考えていなかった裕一は複雑な気持ちに・・・。

ましてや徴兵検査では、現役には不適とされる丙種だったにもかかわらずです。

取り乱した音(二階堂ふみ)は、軍人の夫を持つ姉の吟(松井玲奈)を訪ねました。

何とかならないかと吟に泣きつきますが、吟は「名誉なこと」だと音をたしなめます。

そして古山裕一の入隊が近づいたある日。

裕一のもとに東都映画の三隅忠人(正名僕蔵)がやってきました。

今度海軍飛行予科練習部(予科練)の練習生をテーマにした映画「決戦の大空へ」の主題曲を作って欲しいというもの。

ですがもうすぐ入隊する裕一。お断りするほかありません。

そして数日後、また三隅がやってきます。

三隅は個人的なツテを頼って軍に確認。すると裕一は国に大きな貢献をしているので、入隊は即日免除されるとのこと!

喜ぶ音でしたが、裕一は複雑でした。

「僕だけ特別ってことですか?」

古山裕一に喜びはありませんでした・・・。

というのが召集令状に関するネタバレです!

実話と少し違いますが、かなり似てましたね。

徴兵検査では不適とされる丙種だったこと。

そして徴兵されるもすぐに解除されることなど。

裕一は自分だけ特別扱いされたことに、複雑な気持ちをもちました。

みんな命がけで戦争に行ってるのに、自分だけ特別扱いされていいのだろうか?

そんな思いだったのでしょうか。

佐藤久志に召集令状が来たのも実話?

裕一の前に佐藤久志(山崎育三郎)にも召集令状が来ましたよね。

でも検査で痔がひっかかり、免除されました。

これもほぼ実話です(^_^;)

久志のモデルは歌手の伊藤久男さん。

伊藤久男さんに召集令状が届いたとき、なんと痔で入院していたのです。

そのときの先生が伊藤久男さんのファンで、うまく計らってくれたといいます。

そして福島三羽ガラスのもうひとり、村野鉄男(中村蒼)のモデルは作詞家の野村俊夫さん。

野村俊夫さんは古関裕而さんより5歳上だったので、おそらく召集令状は来てなかったのでは?と思います。

伊藤久男さんは古関裕而さんより1歳下だったので、古関裕而さんより先に召集令状が届いたのかもしれません。

さて「エール」は裕一が特別扱いされ、入隊を免除されます。

鉄男も木枯正人(野田洋次郎)も、戦争に加担するような仕事をしたくないと、仕事から遠ざかっています。

ですが裕一は、軍の仕事を受けることでみんなの役に立ててるという思いが強い。

そんな裕一を正人は「利用されなきゃいいけど」と心配していました。

入隊は免除された裕一ですが、これからも戦争に翻弄されていきます。

戦争に行くことが名誉。そんな時代が二度と来ないことを願っています。

古関裕而に召集令状が来たが人違いで特別扱いだった実話のまとめ

古関裕而のビルマ慰問は実話なの?戦争で命がけで従軍?

古関裕而さんは「エール」主人公、古山裕一のモデルです。

「エール」では裕一に召集令状が届きますが、裕一は国のために貢献をしているということで、特別扱いで入隊を免除されます。

実話はどうたったのかというと?

とても似ています!

古関裕而さんはヘルニアで徴兵検査では一番徴兵される可能性の低い丙種でした。

これは裕一も同じです。ヘルニアかどうかはわかりませんが。

にも拘わらず古関裕而さんに召集令状が来たので、古関裕而さんは人事局に問い合わせてみました。

すると本名が違っていたため、人違いで、古関裕而さんだとわからず召集してしまったとのこと。

1週間程度の入隊という約束でしたが、結局1か月古関裕而さんは軍隊にいたそうです。おそらく裕一は入隊しないので、ここが違うところでしょう。

ということで召集令状に関することは、かなり実話に近いです。

戦争のことは家族にもほとんど語らなかったという古関裕而さん。

戦争は裕一にどんな暗い影を落とすのでしょうか。

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